今回は、エバーグリーン・ローンチに関する話題を扱います。エバーグリーン・ローンチの中でもEメールファネルの実装に使うツールを紹介します。このレクチャーを見れば、1からツールについて調べる時間を節約することができます。Eメールファネル作りに最適なツールを、このレクチャーで覚えていってください。
エバーグリーン・ローンチの中でも、Eメールファネルは比較的作りやすいファネルです。ビデオなどの撮影に手間のかかるセールスマテリアルが必要なく、画像とテキストだけで作ることが出来るからです。Eメールファネルでは、メールシーケンスを軸にしてセールスを行います。ただその際に、メール配信プラットフォーム以外のツールも必要になってきます。今回は、Eメールファネルに必要な4つのツールと、それぞれがファネルの中で果たす役割について見ていきましょう。
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Eメールファネルを支えるツール
エバーグリーン・ローンチでは、見込客の需要に応じて、自動でセールスから納品をするために様々なツールが連携して動いています。このレクチャーでは、Eメールファネルを裏で支えているツールを紹介します。
ツール同士の連携がしっかり出来るように、すべてAPIの公開された英語圏のツールを使用しています。エバーグリーン・ローンチでは、ツール同士の連携が重要です。これによってどこまで自動化ができ、手放しで運用できるかが決まってきます。
この先、エバーグリーン・ローンチを実装する際は、ここでツールの種類と同様に、ツールの質に関しても注意を払っていってください。
ツール#1:MailChimp
1つ目は、 Eメールを配信するためのEメールプロバイダと言われるツールです。僕らはMailChimpをメインに使っています。他にもConvertKitやHubspot、ActiveCampaignなどのたくさんのツールがあります。
その中でも僕がMailChimpを気に入っているのは、彼らがマーケティングのことを深く理解しているからです。カスタマージャーニーのような機能をいち早く実装していることからも分かります。開発のスピードも早いことに加え、僕らのようなマーケターが欲しがる機能を的確に実装してくる信頼できる企業です。
Eメールファネルでは、ファネルに入ってきたお客さんに自動でメールシーケンスを送る役割を担います。
ツール#2:ClickFunnels
次は、ページビルダーツールのClickFunnelsです。ClickFunnelsを使って、Eメールファネルに必要なオプトインページやセールスページを作ります。
また、ClickFunnelsにはページを作るだけの機能だけでなく、強力な決済機能を持っています。単に商品の決済だけでなく、アップセル、ダウンセルなどの売上を一気に押し上げてくれるセールスギミックを実現してくれる素晴らしいツールです。
ツール#3:Stripe
次は、Stripeです。
これはPaypalに似ていて、インターネット上での決済を実行するツールです。クレジットカードなどの決済情報を受けて、実際にカード会社とやりとりをして、決済を実行してくれます。Eメールファネルでは、ClickFunnelsと連携して商品の決済を受けてくれます。
お客さんがClickFunnelsのフォームに入力してクレジットカード情報は、自動的な連携を通してStripeに渡ります。Stripeが実際にクレジットカード会社と通信を行い、カードの決済処理を行うのです。例えるならClickFunnelsが決済の窓口で、Stripeが実際の実行役です。また、サブスクや分割払いの処理なども請け負ってくれる優秀なツールです。
ツール#4:Deadline Funnel
次は、締切管理ツールのDeadline Funnelです。
Deadline Funnelはファネルに締切を設定するためのツールです。なぜ締切を設けるのかと言えば、お客さんの行動を促すためです。締切が明確である方が仕事が進むのと同じ用に、締切に間に合うようにお客さんの購買意欲が上がっていきます。
Eメールファネルの中で使う機能としては、締切後のページへのアクセス制限や、ページやメール上でのカウントダウンタイマーの設置などがあります。地味なように見えて、成約率の向上に大きく寄与している大事なツールです。
ツール#5:Zapier
最後のツールはZapierです。これは、ツール同士を組み合わせて、自動化を手助けしてくれるツールです。3,000以上のツールに対応していて、とても優秀なツールです。僕らもこのZapierで数え切れないほどのタスクを自動化しています。
Eメールファネルでは、主に見込客のMailChimp上でのタグ付け、そして購入した商品の納品作業の自動化に使います。ClickFunnelsで売上が上がったら、その情報をZapier経由でTeachableなどに飛ばしましょう。
もしTeachableにオンラインコースなどのデジタル商品を置いている場合は、Teachable上でお客さんにコースの視聴権限を付与します。この一連の流れをZapierが代わりにやってくれます。
ツール同士の連携で困ったら、とりあえずこのZapierを使えばなんとかなる。Zapierは、そんな頼りがいのある存在です。
まとめ:Eメールファネルは5つのツールで出来ている
今回は、エバーグリーン・ローンチの中でもEメールファネルに必要なツールを紹介しました。MailChimp、ClickFunnels、Stripe、Deadline Funnel、Zapier。この5つのツールを連携させて、あなたもEメールファネル作りに挑戦してください。最後に要点を2つにまとめました。
- エバーグリーンのEメールファネルはMailChimp、ClickFunnels、Stripe、Deadline Funnel、Zapierという5つのツールで構成されている。
- MailChimpで自動のメールシーケンスの配信を行う。ClickFunnelsでオプトインページ、セールスページ、アップセルページなどの各ページをホスティングする。Stripeでクレジットカード決済を受け付ける。Deadline Funnelを使ってファネルに締め切りを設定する。Zapierを使って納品などのバックグラウンド作業を自動化する。
今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。