こんにちは、石崎力也です。
仕事とお金のメンタルブロックを取り除くという話をしていきます。
まず最初にやりたいのはリフレーム、リライトの作業です。フレームを新しく取り替えるという意味でリフレーム。あなたの思い込みを書き換えるという意味でリライト。実際に手を動かして書いてみてください。
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働いた量で収入は決まらない
手っ取り早いのは、仕事とお金のメンタルブロックを取り除くことです。
それぞれの売り上げと私の労働は連動していて、労働しない限り稼いではいけない。
このようなメンタルブロックを持っている方はエバーグリーンローンチができなくなるので、このメンタルブロックを取り除いてください。
僕は「収入は働いた時間ではなくて需要と供給で決まる」という話をしました。実際に「働いた時間で収入は決まる→働いた時間によらず、助けた量で収入は決まる」と書いてみてください。
あなたはどのくらいのお客さんを助けましたか?つまり、あなたはどのくらいのお客さんの結果に貢献しましたか?多くのお客さんを助けたのであれば、あなたの教えるスキルはとても希少性が高く、あなたからではないと得られないような代わりの利かないスキルです。あなたが多くのお客さんの結果に貢献した場合、たくさんのお金をもらうのは当然です。
Smarter not Harder
よりハードな方法ではなく、より賢い方法でやりましょう。ハードではなくスマートです。働かないと罪悪感を感じるのは「収入と僕たちの得るものが連動している」という発想から来るものです。この発想を取り除かない限り、本当に洗練されたエバーグリーンローンチ、エバーグリーンファネルを作ることはできません。まず「harder→smarter」へのシフトです。harder(よりハードに)の上にバツを書いてください。そしてよりスマートになる方法、スマートな働き方へシフトしましょう。
よりスマートに働くプロセスは2つです。
- 量を減らす
- 楽しいことだけをやる
1. 量を減らす
働く量と仕事内容を減らしてください。『「週4時間」だけ働く。』のティモシー・フェリスというオートメーションの専門家として有名な方がいます。彼の発想は、働く内容はなるべくシンプルにする、できるなら外注する、というものです。彼は「オートメーションの前に1つだけやるべきことがある」と言います。それは、エリミネーション(省くこと、減らすこと)です。
効果の低いことをオートメーションにしても意味がありません。まずは無駄なところを減らしていきましょう。例えば、Facebookやブログ、YouTubeなどの不要な作業で自分の才能をすり減らさないなどです。まずは働く量を減らしていきましょう。
2. 楽しいことだけをやる
楽しいことだけやるようにしましょう。それ以外を全てアウトソースするようにします。例えるならば「おいしいものを食べる」か「おいしく食べる」かの違いです。後者の「おいしく食べる」というのは、食べるものによらず、自分のメンタルで決められます。ただ僕は、まずいものはまずいと思っています。仕事も同じです。楽しくないことを無理に楽しいと思ってやるのは、しんどいです。
例えば、海外ではゲーミフィケーションという言葉があります。つまりゲーム化するということです。作業興奮。自分のやっていることを楽しむためにゲーム化する。ゲーム内でレベルアップしていく感覚を楽しむ。これは「楽しくやる」ですね。「仕事を楽しくやる」は楽しいと思おうとするということです。僕はゲーミフィケーションが苦手です。でも仕事内容で存在として楽しいものは、こちらが楽しもうと思わずとも楽しいです。楽しいことだけやるようにしたらいいのではないかと思います。
この2つを取り入れることで、よりスマートに働くことが可能になります。
ベトナムのイミグレで別室送り&罰金を払いました
次は、do more with lessという話です。より少ない量でより多くのことをやるという意味です。レバレッジ系の本をたくさん出している、本田直之さんという方がいます。彼の本で紹介されていた「より少ない量でより多くをやる」という言葉があります。
大抵の人はもっとお金を得ようと思ったときに、すぐに思いつくのは「もっと働く」です。つまり追加でストレスや、追加で時間を投入するということです。その対価としてお金を稼ごうという発想になります。もっと働いてお金を稼ごうという発想がある限り、エバーグリーンファネルはなかなか完成しません。こんな簡単にお金を稼いではいけないというメンタルブロックがブレーキとなってしまうからです。
僕はベトナムに1ヶ月間滞在できると思っていたのですが、結果的にビザの期限を14日間超えてオーバーステイしてしまいました。1ヶ月後にマレーシアの航空会社マリンド・エアのチケットカウンターでそれは発覚しました。「あなたのパスポートを見ると出国日が7月5日で、今日は7月20日です。つまり14日以上オーバーしています。一旦イミグレーションの人たちに相談してください。」と言われ、イミグレーションの別室送りになりました。別室送りは恐らく人生で2回目です。1回目はアメリカとカナダの国境で別室送りになったのですが、それは置いておきます。
結局、僕の奥さんは30日有効なe-Visaを発行していました。彼女はフィリピン国籍のパスポートで、元々14日間しかいられません。僕の奥さんのパスポートで行ける所は少ないので、彼女は毎回ビザには注意していました。僕の方は、「日本のビザだからどこでも30日だろう」と思っていました。ベトナムは、日本国籍のパスポートでも14日間というのを知りませんでした。他の多くの国と同じで30日か90日だろうと思っていました。結局、オーバーステイです。
罰金として600万ベトナム・ドンを請求されました。(約3万円)を請求されたので、手持ちの170万ドンを払いました。林修さんの背を少し低くして浅黒くした感じの担当者が「まだお金が足りない。他にどんなcurrencyを持っている?」と言いました。僕が「日本円なら持っています。」と言うと「じゃあ日本円で追加で3万円払え。」と言われました。
600万ドンよりも多いと思いながら、家族もいるし、飛行機に乗れないのが一番怖いし、ここで消耗していたらその日1日しんどくなるので、お金をどれだけでも払ってやろうという覚悟でいました。そうしたら「家族を呼んでこい」と言うので、僕の子ども2人を呼んできたら「子育て大変だよな、1万円返すわ」と、1万円返してくれました。結局トータル4万円くらい払ったことになります。
なぜこの話をしたのか。それは「ベトナム オーバーステイ 罰金」と調べている時に売上があったからです。罰金の有無、罰金の金額などの記事を読んでいるときに2通のメールが届きました。検索している間に、99,700円の商品が2本売れました。そのメールを見た瞬間に、僕は「もういいや、忘れてすぐ次に行こう」と思いました。
僕たちが何かをしている間、例えば、僕みたいにイミグレの別室送りになったとき。あるいはプールで泳いでいるとき。飛行機に乗っているとき。家族とご飯を食べているとき。寝ているとき。エバーグリーンローンチが勝手にお金を稼ぎ続けてくれます。自分が意図したタイミングとは全く別のタイミングで、働いていないときにお金が入ってきます。それがエバーグリーンローンチです。
「追加のストレスなしでより多くを得る準備ができている」と、受け入れるために自分のマインドを書き直してください。追加のストレスなしでより多くを得る準備ができていない人は、エバーグリーンローンチができなくなります。「99%まで完成したけど、ローンチできない」と言い出します。うそだと思うかもしれませんが、99%まで詰めてローンチしない人はたくさんいます。僕のクライアントでもいます。
成功するのに犠牲は不要
あなたは成功には犠牲が必要だと思っていませんか?僕もかつては、成功には犠牲が伴うと思っていました。僕は大学生のときに北海道の札幌市に住んでいました。そのときにロビン・シャーマの『3週間続ければ一生が変わる』という本を読みました。その本の中に名言の引用があり「自制の代償は常に後悔の痛みよりも小さい」と書いてありました。
つまり自分を制限して努力した方が、後悔するよりずっとマシだということです。確かにそうですね。でも当時の僕は「つまり自制でしょ。もっと努力しなきゃいけないんでしょ」と捉え、努力と成功は密接に関係していると思っていました。
でも結果的に、努力量とは関係なく僕の経済状況は変化していきました。ポイントは努力よりも、他の人がやっていないことをやることでした。需要と供給のバランスです。他の人のやっていないことをやったら、思ったよりもお金が入ってきたのです。
僕は「成功は簡単ではない。より多くを稼ぐには、追加の仕事をしなければいけない。追加のストレスがかかるものだ」と思っていました。今は「成功は僕の健康、幸せ、考えを一切損なわない」ということがわかりました。
何かを犠牲にして成功を得るという考えでは駄目です。成功すればするほど、ビジネスはもっと安定します。これは言わずもがなです。売り上げが上がれば上がるほど、ビジネスが安定します。ビジネスが成功すれば事業はどんどん安定していきます。成功というのは、自分の健康、幸せ、考えを損なうものではないということをご理解ください。
日本のマネーサプライは1000兆円
成功にツケは無いという話です。こんな簡単に犠牲なしにお金を稼いだら、いつか埋め合わせしないといけないと思ってしまうと思います。日本では「今、楽をするとあとでつらいよ」という言い方をしますよね。今、楽をすると将来つらくなるというのは果たして本当でしょうか?
エバーグリーンローンチを実装してからは、自分が裕福になればなるほど、お客さんに貢献できるようになりました。この裕福というのは、お金を持っているという意味も含まれていますが、それ以上に時間的な余裕があるということです。ひとつは、もっとクリエイティブなことに、もっとお客さんに貢献できます。
もうひとつは、自分の家族との時間が増えます。僕らの場合だと、明らかに食事の時間が増えました。朝・昼・晩それぞれ2時間ずつぐらい取ってゆっくりと食事をします。気持ちのいい場所でおいしいご飯を食べます。おいしいご飯を時間をかけてゆっくり食べることが、最も幸せに貢献するという調査結果もあります。実際に僕らはそれを試しているのですが、本当に食事の時間を長く取っておいしいものを食べると幸せな気分になります。結果的に僕はお客さんや僕の家族に、もっと貢献できるようになりました。
マネーサプライ、マネーストックという言葉があります。企業、個人、銀行などが持つお金の総量です。新幹線に乗っていたら、たくさんのお家があって、たくさんの会社が見えます。そして、たくさんの人たちが働いています。
例えば大阪に着いたとすると、駅にはとんでもないくらい人がいます。彼らが働いて、お金を使って、そういうお金のやりとり行われているわけです。ある人はアマゾンで高い時計を買って、ある人はトヨタのディーラーで今車を買おうかと検討している。これは日本だけでの話です。
僕はベトナムからマレーシアに移動してきたのですが、やはりベトナムでも、みなさん多くのお金を使っています。ある人はマーケットでパイナップルを買っているし、僕はマンゴーをたくさん買いました。マレーシアにもビルがたくさん建っています。そういったお金のやりとりが僕の起きている間も寝ている間も、当然いろいろな場所で行われています。
日本だけにスポットを当てても、日本というお金持ちの国には1000兆円がお金として出回っています。あなたが何か間違えて、その1%を手に入れたら10兆円です。まあ使えませんね。ビル・ゲイツでも使えないくらいの額です。0.1%が間違って手に入ってしまったら1兆円です。
英語学習のマーケットは8000億円と言われています。仮にあなたがビジネスを成功させて、その市場の1%のシェアを握ったとしましょう。80億円ですね。例えば小指をちょっとだけその市場に突っ込んでみて、その小指の先の爪あたりにかすれたお金があります。それを集めるだけで何十億円のお金が世の中に出回っているということです。
僕らのデジタルコンテンツや習い事系のマーケットをオポチュニティ・シーカー・マーケットと言います。大きいところではベネッセさん、その下のランクになるとヒューマンアカデミーがあります。ヒューマンアカデミーは、確か100億円を超えています。ダイレクト出版さんが60億円くらいです。もう少し低かったかもしれません。僕らのいるジャンルもものすごくニッチですが、そこでも何十億円、何百億円というお金が動いています。
世の中には、とんでもないくらいのお金が流通しています。それを欲しいと思っている人、それにお金を払いたいと思っている人がいます。だからこそ自分の月収が30万円、100万円、200万円とか規定するのがもったいないということです。考えてみてください。さっき言った英語市場の1%で80億円です。0.1%で8億円です。つまり、1000人の英語学習者がいて、1000人のうち1人があなたの持っているビジネスに興味を持ってくれたら、あなたはそれで8億円稼げてしまうということです。
このデジタルマーケティングの世界でもそうです。あなたに興味のある人が1〜2%でもいたら何十億円というお金になります。「クリックファネル」「セールスファネル」で検索すると、僕のサイトしか出てきません。だから供給量は1です。でもそれに対して需要がたくさんあります。自分で言うのもなんですが、市場の独占状態は僕の独占だけで、供給している人が少ないからお金が流れてきます。ライバルが少ないという理由もあります。
世の中には、とんでもないくらいのお金が流通しています。万が一自分がそのうちの1〜2%でも取ってしまったら、とんでもないくらいの大きなお金が入ってきます。流通してるお金の量を考えれば、ツケを払う全く必要は無いことを理解してください。
エバーグリーンローンチは才能である
まぐれは続かない、だからエバーグリーンでの成功は続かないと思っている人がいます。まず、エバーグリーンローンチはまぐれではありません。才能がある人とセンスがある人にしか作れないので、誰にでもできるというわけではありません。だから自分の才能とセンスを投下した結果得られたリターンなので、まぐれではないです。
エバーグリーンローンチはただのまぐれで、いつか終わると思っている方。あるいは少しでもそう思っているなら「仕組みを作るために十分なコストを払った。私にはセンスと才能がある。」と書いてください。コストとは、労働量です。自分の大切な生命時間というものを投下しました。労働量だけではなく、自分のセンスと才能を駆使してエバーグリーンローンチを完成させたわけです。
当然ながら、ビジネスで稼げる人と稼げない人はいます。それは明らかな事実です。自分の周りを見ていてもそうです。正直「この人はもう無理でしょ」みたいなクライアントは見たことあるはずです。ビジネスには生まれ持ったセンス、そして才能が必要なんです。
あなたがエバーグリーンローンチでお金を得ているということは、十分なコスト・時間・献身・努力をした上で、かつあなたにはセンスと才能があったということです。だから、あなたにはセンスと才能があるということを認めてあげてください。
アクションアイテム メンタルブロックを書き出す
アクションアイテムです。さあ、メンタルブロックを書き出してください。これまであなたが間違ったマインドセット、エバーグリーンローンチをするに当たってあなたの邪魔になる考え方をリライトして頂きました。
今回はメンタルブロックを書き出してください。
- もし、まだあなたがメンタルブロックを持っているのであれば、それは何か?
- 今日、この瞬間手放すメンタルブロックは何ですか?
書いてみてください。僕がこの記事の中で話したことでもいいし、それ以外のことでもいいです。
例えば、収入は労働時間で決まるというのは、今日限りでさようならするアイディアです。今日からあなたの新しい信念として「収入は需要と供給のバランスで決まる」という感じで書いていってください。これを書き出すのはものすごく重要です。