こんにちは、石崎力也です。
LTO(Limited Time Offer)の具体的な作り方を見ていきましょう。
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Limited Time Offerを作るのは簡単
LTOの作り方の目安は付いていると思います。既に皆さんの頭の中にはアイデアがあるはずです。最初に言っておきます。LTOの作り方は簡単です。既存のセールスページをLTOページに修正するだけです。
「Limited Time Offerとは?」という記事でも書きましたが、通常のセールスレターとLTOのレターを比べました。もう一度、見てみましょう。
通常のセールスレター
LTOのレター
- プログレスバー
- 「ちょっと待って!」
- 時間制限
- 節約額
- 通常価格に打ち消し線
LTOのレターには、上に挙げた要素があります。通常のセールスレターには、それがありません。ただし、他は、ほぼ同じです。細かい部分で違うところがあります。
LTOのレターでは、月額課金ではなく、99,700円のライフタイムアクセスという商品をオファーしています。通常のセールスレターでは、月額課金の5,400円の商品をオファーしています。ただ、基本的にはほぼ同じです。大きな違いは、やはりヘッドの部分です。
ステップ1 通常のセールスレターを複製する
ステップ1。まずは、セールスページを複製します。このセールスページは、通常のセールスページです。僕はClickFunnelsを使っているのでClickFunnelsで複製します。ご自身の使っているプラットフォームによってやり方は違いますが、複製はできると思います。1から作り直す必要はありません。
通常のセールスレターとLTOのレターには違いがあります。
- セールスページのトップにLTO特定のセクションを設置する
- オファーの内容を明確にする(節約額、有効期限、あと何分でオファーは終わるのか、通常価格がいくらで、LTO価格がいくらなのか)
- プライスをEarly Bird Priceにアップデートする
3は特に、ボディページの部分です。クロージングページのところで、値段を変えていく必要があります。
ClickFunnelsで複製する場合は「Clone Funnel Step」です。そして「EDIT PAGE」をクリックして修正していきます。
上の画像は、僕の通常のセールスレターです。
- 「ちょっと待ってください。これは一回限りのオファーです」
- Deadline Funnelでカウントダウンタイマー
- LTOに限り〇〇円安くなる(通常価格は〇〇円)
など、LTOのレターに変えていく作業をします。
ステップ2 LTOのセクションをトップに追加する
ステップ2。複製した通常のセールスページにLTO専用のセクションを追加してください。あるいは、修正を加えてください。まず、ヘッドラインの言葉を洗練します。そして、プログレスバーを設置し、価格に関する情報を伝えます。
「Limited Time Offerとは?」という記事でLTOを詳しく説明したので読んでみてください。
ClickFunnelsでプログレスバーを設置する方法を説明をします。プログレスバーを設置したいところで「ADD NEW ELEMENT→PROGRESS BAR」をクリックします。
文字が「Almost Complete…」と英語になっているので「あと少しで完了します…」に変更します。バックグラウンドの色は「BG COLOR」から選べます。
「THEMES」でプログレスバーを動いているものに変更できます。「ADVANCED→STYLES→PERCENT WIDTH」で、どのくらい終わっているのかを選べます。50%や90%など。お好みで選んでください。これで、プログレスバーの設置は完了です。忘れずに、SAVEボタンを押してください。
ステップ3 必要に応じてセールスページを修正する
ステップ3。必要に応じて、セールスページを修正します。ライブローンチの場合「◯月◯日に販売停止します」と、日付があると思います。LTOはエバーグリーンで運用します。日付や、季節感のある文言は削除しましょう。
最後に、第三者に消費者目線で一読してもらいます。マーケティングについて全く分からない人に読んでもらうのではなく、僕たちの商品に興味のある人に読んでもらいます。第三者に違和感を検知してもらう、このプロセスは重要です。どこを直すべきか見ていきましょう。
日付や、価格に関する部分は直します。「このページから申し込むとずっと月額5,400円(税込)で見放題!」これも直します。「今すぐキャンペーン価格で始める」をクリックすると、
このようなフォームが出ます。このフォームも、月額5,400円を受けるためのフォームになっているので直します。「コンプリートバンドルを購読する。この特別オファーは1回限りのワンタイムオファーです。」は、あっても良いです。
このように一通り読んでみてください。そして、違うところは修正します。
ステップ4 価格を変更する
ステップ4。価格を変更します。ステップ3で価格を変更することは何度も言いました。もう一度、確認しておきます。
通常価格との比較を忘れずに、LTOの価格を表示します。「これ、安いですよ」と言っても、元値が分からなければ意味がないです。さらに、通常価格に打ち消し線を引いて、節約額を表示します。800ドルの商品を売る場合「通常価格が1,000ドルで、200ドル節約できます」と表示します。顧客に割引額を計算させてはいけません。「◯%オフ」もダメです。
いくら安いのかを明確にして表示してください。そして、通常価格には打ち消し線を利用します。
LTOを魅力的に見せる要素
復習です。LTOを魅力的に見せるために必ず表示すべき要素がありました。
いくら節約できるかを表示します。繰り返しですが、絶対にお客さんに割引額を計算させないでください。10万円の商品を8万円で売るならば、2万円安くなることを表示します。毎回、価格に関して言及するときには必ず「2万円お安くなります」と書いてください。
例えば「2万円節約してください!60分以内に購入すると通常価格5万円の商品が3万円で購入できます」このように、価格のところで必ず節約額を言及します。そして、通常価格とLTO価格を表示します。
ステップ5 LTOを公開する
ステップ5。最後は、LTOページを公開します。皆さんメンタルブロックがあり、LTOページを作ったのに非公開にする方がいます。必ず公開してください。それほど良くない出来栄えでも公開してください。完璧でなくても大丈夫です。完璧かどうかはお客さんが教えてくれます。
お客さんが考えていることと、僕たちの頭の中にあることは必ず一致しません。だからこそ、まずは公開して市場に晒します。お客さんの反応を確認しながら直していきます。反応というのは開封率だけではありません。実際にお客さんがメールをくれます。「これはどういう意味ですか?」「いくら安くなっているんですか?」など、色々なことを指摘されます。そして、指摘されたところを直します。
例えば「通常価格の商品と何が違うのですか?」という質問が来たとします。そうしたら、LTOページに「商品は通常価格と全く同じです」と入れると良いです。
Deadline FunnelをオプトインページとLTOページに設置してください。オプトインページで「残り◯分」とは出しません。ただし、オプトインページを起算点としてカウントダウンをスタートさせます。だから必ずオプトインページのURLをDeadline Funnelにセーブします。そして引っ張ってきたコードをLTOページに設置する作業が必要です。