今回は、あなたのエバーグリーン・ローンチにブログからお客さんを集める方法について解説します。ブログからファネルにお客さんを流すといっても、お客さんにとって魅力的なオファーでなければ興味を持ってもらえません。このレクチャーを見れば、ブログに訪れたお客さんに効果的にオファーを出し、ファネルに上手に誘導するための方法を理解することが出来ます。
ブログ記事からあなたのファネルに集客をするときに、いちいちブログ記事からリンクを貼るのは効率的なやり方ではありません。エバーグリーン・ローンチで販売を自動化できたのならば、他の自動化できる作業も徹底的に自動化してください。今回は、ブログ記事からファネルへお客さんを連れてくる際に必要となる仕組みを解説していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
仕組み#1:ブログ記事のテーマに合わせたオファーを出す
僕のブログを読んでくれたらわかると思いますが、 僕のブログ記事には その記事の内容に合ったオファーが出てくるようになっています。
オファーは、記事の右下や記事の末尾に出るようにしています。これはどうやってやってるかと言えば、ブログ記事のカテゴリーごとに、表示されるオファーを変えているんです。
この、記事ごとにそれぞれの内容にあったオファーを出す。というのがすごく重要です。この記事内容とオファーの関連性が強ければ強いほど、お客さんの誘導率が上がるからです。エバーグリーン・ローンチの記事にたどりついたお客さんに、会員制サイトのオファーを当てるのは正直微妙です。それよりもしっかりと、記事内容にあったエバーグリーン・ローンチのオファーを当てた方が、何倍もクリック率が上がるのは、説明の必要がないくらい明らかでしょう。
ブログ投稿の場合は、各ブログ記事から直接関係のあるファネルへお客さんを誘導します。会員制サイトに関する記事であれば、会員制サイトの作り方を扱ったOnline School Building 2.0という商品を用意します。そして、そのブログ記事からOnline School Building 2.0を売るためのファネルにリンクを貼ります。そのため、僕らがまずやるのは、扱う商品を決めるプロセスになります。
まずは商品ありきで、どんな集客コンテンツを出すかを決定します。その上で、それぞれの商品に対応するカテゴリーを、ブログ上で作ります。例えば、会員制サイトだったりエバーグリーン・ローンチ、そしてインターネットビジネスなどです。それぞれのカテゴリに記事を出していきます。会員制サイトのカテゴリーであれば、実際には「成功する会員制サイトを作る5つのステップ」のような記事を出していきます。
じゃあ実際に、ブログ記事からどのようにファネルに対してのリンクを貼っているのでしょうか?実は、僕らは記事の中の文章には、一切ファネルへのハイパーリンクを貼っていません。その代わり、このあと紹介する2つの仕組みを使って、ファネルへのリンクをスマートに出しています。1つずつ見ていきましょう。
仕組み#2:SUMOのスライドボックス
まずは、SUMOというツールを紹介します。これは、ブログ記事の右下にオファーのバナーを表示させることができるものです。このSUMOが優れているのは、色々な条件を設定し、条件に合致した場合にのみオファーを表示させることが出来る点です。
僕たちは、SUMOでブログのカテゴリーごとに出すオファーを変えています。SUMOでは、ブログ記事のURLによってどんなオファーを出すかを変える項目があるので、これを使います。あらかじめWordPressで、記事のパーマリンクにブログのカテゴリー名が入るように設定しておきます。その上で、SUMOでURLに応じて異なるオファーが出るように設定しておけば良いのです。
あなたが毎回の記事の中にリンクを埋め込む必要はありません。SUMOがカテゴリーに応じて、自動でバナーを表示してくれます。本当にラクです。ブログの半分くらいまで行くと、SUMOのバナーが右からスライドインして画面に現れます。このスライドイン自体が、すごく目を引く動作です。また、この部分は好きにデザインできます。Canvaで作った印象的なバナー画像を貼っても良いでしょう。
SUMOでは、A/Bテストをすることが出来ます。例えば2つのバナーがあった場合に、どっちのバナーの方が反応が良いかというのをテストすることが出来ます。異なる訴求点のオファーを試して、両者を比べてみても良いでしょう。
仕組み#3:ブログ末尾のAfter Entryウィジェット
次に紹介するのは、Genesis FrameworkというWordPressテーマに付属しているウィジェットです。Genesis Frameworkとは、SEOに強く世界中で人気の高いWordPressの親テーマのプラットフォームです。
僕らは、お客さんにオススメのWordPressテーマを聞かれると、決まってこのGenesis Frameworkを勧めています。理由は、やはりSEOに強いこと、そして何といっても開発母体がしっかりしていることです。
日本でも、オリジナルのWordPressテーマを販売している開発者がいます。僕はそういったテーマはあまり使いたいとは思いません。なぜなら、開発母体がすごく小さくて、いつ倒れてしまうか分からないからです。確かにデザインが日本人向けで綺麗かもしれないし、他にはない機能があるかもしれません。
でも、開発者が1人で開発しているテーマだったら、どうでしょう?開発者が倒れたり、儲からなくて開発を止めてしまったら?そしたらそのテーマのアップデートはそこで終わりです。WordPressのバージョンが上がっても、テーマはずっと古いままです。そうしたら、別のテーマに乗り換えて、また設定のやり直しです。そんなことやってちゃダメです。
「少しだけ綺麗だから」「少し便利な機能があるから」という理由で、安易に開発母体の脆弱なツールを選ばないでください。開発母体のしっかりしたツールを導入しましょう。そうすると必然的に英語圏のツールが多くなります。日本人だけからキャッシュを集めている企業よりも、英語を話す膨大な数の人からキャッシュを集めている企業では、当然開発力が高くなるからです。
話を戻しましょう。After Entryウィジェットとは、Genesis Frameworkに付属するウィジェットで、記事末尾にバナーを表示できるものです。SUMOと同様にブログカテゴリーごとに表示するものを変更することが出来ます。なので、このAfter Entryでも記事の内容に合わせたオファーを出すことが容易になります。
これも一度設定してしまえば、完全に自動で動き続けてくれる素晴らしい仕組みです。あなたは、新しいブログ記事を出す度に、その記事のカテゴリーをしっかりと設定する。それだけで済むのです。
まとめ:ツールを駆使して記事内容に沿ったオファーを出す
今回は、ブログ記事からあなたのエバーグリーン・ファネルにお客さんを集める方法を解説しました。まずは、あなたの売るべき商品を決めて、その商品に関連した記事の中にオファーを埋め込みましょう。記事内容とオファーの関連性が高いほど、見込客のクリック率は高くなります。最後に要点を3つにまとめました。
- ブログ上に表示するオファーをブログ記事の内容に合わせることでオプトイン率をアップさせることが可能である。
- SUMOのスライドボックスを使って、ブログのカテゴリーごとに表示するオファーを変えている。SUMOを使用すれば記事の中にオプトインページへのリンクを埋め込む必要もなくなる。
- WordPressのGenesis Frameworkには、After Entryウィジェットというものがある。After Entryウィジェットは記事末尾にバナーを表示してくるもので、記事のカテゴリーによって自動で内容を切り替えることが可能である。
今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。