誰がお金を払うのか?というお話。
まず何にお金を払う必要があるのか?を知らなきゃいけません。
今回お届けするノウハウはこちら
Udemyを使う場合
Udemyだけを使ってジョイントベンチャーをやる場合は、システムをUdemyに決めている以上、追加のコストはほとんどかかりません。
凝った撮影をしたい場合に限り、カメラやレンズなどの撮影機材、そして撮影会場費、さらには宿泊費、移動費をどうするか決める必要があります。
僕が橋本さんと英語のコースを作った時は、橋本さんが大阪から来る新幹線の費用だけ持ってもらって、それ以外は僕が全部出しました。
具体的なコストとツールを羅列しましょう。
- カメラ(GH4)- 20万円
- レンズ(LAICA f1.2 Nocticron)- 10万円
- 三脚(Manfrotto 055シリーズ) – 4万円
- Airbnbでの宿泊費(撮影許可をもらいました) – 1泊1万円
- 食費 – 1日1人5000円
こんなもんでしょうか。あとはAdobe Premiere Proを使って編集をするだけです。最近はミラーレスカメラでも良い映像が撮れるようになってきたため、10分ほどの映像でも簡単にGBの容量を食ってしまいます。個人的にはPCのストレージは最大化することをオススメするんですけど、例えばMacBook Proであれば1TBから4TBに変更するだけでプラス25万円ほどの出費になります。何れにせよ動画での作業には十分な容量が必要ですから、仮にストレージの小さいパソコンを使っても必ず外付けのハードディスクを購入する必要があります。動画編集における外付けのデメリットは、外付けとPCが有線でデータのやり取りをしなきゃならないので、作業がもっさりしてしまう点です。僕はこのもっさり感が嫌いなので、思い切って80万円のMacBook Proを購入してしまいました。
Teachableを使う場合
Teachableというか、セルフホスティングサービスを使う場合ですね。この場合は、いろんなコストがかかります。
- Teachable(毎月$99)
- Stripe
- Squarespace(毎月$18)
- G-Suite(毎月600円)
- Zapier(毎月$20)
- Canva(毎月$20)
- Google Drive(毎月6000円)
- Deadline Funnel(毎月$67)
- ConvertKit(毎月$29)
これは根本さんとのmorefree.me における費用です。毎月の固定費が3万円ほどかかっています。この費用は誰が持つのか?あなたです。僕です。
でも、あなたが費用を持つからと言って「じゃあ、お前もっと働けよ」とパートナーに押し付けることはしちゃいけません。やっぱり公平感が重要ですね、ジョイントベンチャーは。どちらかが「俺がコンテンツ作りすぎだろ」とか「お前何もやってねーじゃねーか」みたいな小さいな不満を貯め始めたら、きっとそのビジネスモデルはうまくいきません。人間はセンシティブな生き物です。そのセンシティブな生き物が2人集まってやる何かを成し遂げるというのは、思っているよりも難しいことです。
相手が頑張っていたら、あなたも自分を鼓舞して「よし!パートナーのXXさんを儲けさせてあげるために、僕も頑張ろう」と思わなきゃいけないし、実際に具体的な行動に移す必要があります。
例えば、videocreation.cloudのビジネスは、パートナーの山田さんが本当に率先して仕事をしてくれて、完全にパワーバランスでは僕が下手に出なきゃいけないほどです。だから僕がこうやって挽回するために、頑張ってvideocreation.cloud のテキストコンテンツを作っているのです。笑
山田さんの場合は「ちょっと僕が作業多めにやります」というスタンスではなく、「とりあえず僕が全部やります」というスタンスでコンテンツを作ってくれました。チャットワークでコミュニケーションをしていると、とにかく「じゃあ僕がやります」という山田さんの表現がたくさん見られます。
ここまでワンサイドで山田さんが仕事をしてくれたら、こっちは気まずくなって、山田さんにももっと儲けてもらわなきゃと思ってしまいます。だから僕は今後、ブログ経由でのアクセスをどんどんとvideocreation.cloud に送り込み、たくさんのリードジェネレーションをすることで山田さんに儲けてもらおうと考えています。
費用の話から公平感の話につながり、石崎の怠惰な仕事術にまで話が広がりました。
さておき。
まとめ
もう一度復習をしますと、Udemyを使う場合は、Udemyがシステムを無料で使わせてくれるので手数料を払っている限り、追加のコストはほとんどありません。スクリーンキャスト形式で動画を作ったり、手持ちのカメラで撮影するのであれば、追加コスト0円で作ることも可能です。
一方、Teachableを使う場合は、全てを自前で調達しなきゃいけないので、それぞれのWebツールにお金を払う必要があります。その合計は大体月々3万円ほどです。できるのであれば、あなたが全てを負担し、そして利益配分も50:50に設定するのがベストです。