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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Joint Venture

ジョイントベンチャーの仕事の進め方

Last updated on 2018年12月1日 By 石崎 力也

ジョイントベンチャーの働き方の基本はリモートです。

お互いに離れた場所で仕事をすることになります。もちろん都内に住む人同士で組むのであれば比較的会うのは簡単でしょう。でも僕の場合は、石川県どころか日本にすら滞在していないし、海外でも一ヶ月おきに住む場所を変えていますから、もう会って作業するなんてのは不可能です。

家族で世界中を飛び回っています!(エアアジアのホットシート!)

IMG 0049

確かに会って作業をすると効率が上がります。特に何かの決断をするときはお互いに同じ空間を共有していた方がいいでしょう。あと、写真撮影であったり、対談動画の作成もやはり会った方がいいですね。それ以外の時間は、むしろ会わない方が効率がいいとすら僕は思っています。

アポイントメントというのは非常にエネルギーを消費する作業です。まず予定を覚えておかなきゃいけない。次に移動をしなきゃいけない。今度、パートナーの山田さんと根本さんがわざわざ金沢市に来てくれるんだけど、それはもうはるばるやってくるわけです。遠い遠いところから。きっと早起きしなきゃいけないし、チケットの予約もしなきゃいけない。駅のプラットフォームで電車を待っていなきゃいけない。人と会うというのは大きなコストを投下する活動だから、しっかりとリターンを明確化しなきゃいけない。そうじゃないと、ただのコミュニケーション中毒のおじさんたちになってしまう。

しっかりといい絵を撮るためにも下見が必要な場合だってあります。行ってみてダメだったというのはあっちゃいけないことですから。単純な話、今回ミーティングする3人の延べ時給が3万円だとしたら、3日間で3万円 X 72時間 = 216万円の時給が発生することになります。果たしてミーティングがそれだけのリターンを生み出せるかを見極めなきゃいけない。こういった時間あたりの成果を高める意識がダイレクトに生産性に繋がっていきます。

僕は今までこういうインターネットビジネスを長くやってきて、生産性について思うのは、まだまだ新しい概念なので改善の余地がたくさんあるということでした。ドラッカーは「組織というのものが最近の発明であるために人はまだそれらのことに優れるに至っていない。」と言います。会社っていう存在がまだまだ新しいものでしょ。だからみんな何もわかっていない、ということです。

生産性についても同じことが言えます。伊賀泰代さんが「生産性」というその名の通りの本を出しましたが、丸々一冊本にされてようやく僕たちはその重要性に気づくわけです。

伊賀さんは本の中で日本の工場での仕事は極めて生産性が高いと言います。1分以内にどれだけのものを作り上げられるかをストップウォッチで計測するわけだから、それは生産性が上がっていきます。日本の車生産におけるリードタイムが短いことは世界でも有名なことです。一方、日本のホワイトカラーの人たちは生産性の意識がなさすぎると言います。それが原因で世界とは戦えられないとまで言います。

ホワイトカラーの人は成果が定性的で、どのインプットとどのアウトプットがどのようにして連動しているか見えにくい点もあります。だからこそ、可能であれば成果物を定量的に計測できるものに変えて、短い時間でどれだけの成果をあげられるかを計測しながら仕事をする必要があります。

このインフォ業界の人たちは「どの方法なら儲かるか?」ということばかり考えて、新しくLINEをやってみたり、インスタグラムをやってみたり、SNSで無意味に人と繋がったりしています。ブラックなSEOを試してみたり、メルカリで不用品を販売してみたり、ブログにApple製品の記事を書いてみたり。コンサルタントやマーケターを名乗る人たちが、今日行ったレストランの写真をアップしてブログを書いているのを見て「果たしてこの人の本業はうまくいっているのだろうか?」と訝しげに思ってしまうのも仕方のないことです。彼らには圧倒的に「生産性」という概念が抜けているのです。

インターネットビジネス、特にフリーランスをやる人たちに「生産性」というコンセプトはまだまだ浸透していません。

ジョイントベンチャーにだって生産性の概念は必要です。リモートに仕事をするわけだから、結局はこれまでの自営業と同じく、1人で自宅かスタバで作業をするだけです。ある時は、動画を撮影してみたり、ある時は、ブログを書いてみたり、ある時は、適当にスカイプをしてみたり。果たしてどれだけの人が「生産性」を意識してジョイントベンチャーの仕事を進めているでしょうか。

ここにいくつか、生産性を高める秘密を紹介します。これはダイレクトに生産性に繋がる内容なのでよくよく聞いてください。

利益を出す

利益は成果です。それ以外の成果はありません、ジョイントベンチャーにおいて。お互いのスキルアップとか、お互いの親睦とかそんなのはどうでもいいです。利益が出ればスキルアップもできるし、親睦も深まります。利益(あるいは売上)以外の成果はありません。ジョイントベンチャーやビジネスの生産性は、次の2つで決まります。

生産性 = アウトプット(利益) / インプット(投下した時間)

どれだけ短い時間でどれだけ大きな利益を上げられるか、全てはこれに集約されるわけです。となると、生産性を上げたければ、無条件に利益を出さなきゃいけない。利益の出ないビジネスで生産性を計測することは不可能ですから。利益が出るビジネスモデルにおいてようやく、じゃあどのくらいの時間を投下してそれを達成すればいいか?という視点が出てくるわけです。この点を忘れちゃいけません。

ジャンル選びで失敗しない

ビジネスに絶対はないとか、あるいはビジネスで確実に成功する方法はないとか、とりあえずはそういった雛形表現は忘れてください。規模感にもよりますが、僕らみたいに2人や3人が寄り添って、デジタルコンテンツで月々100万円前後の売上を出す仕組みを作ることはそれほど難しいことではありません。月々1000万円レベルのビジネスを作れるのであれば、もしかしたら何らかのリスクを背負って、不確定な要素がある中で決断した結果、失敗してしまったということはあるかもしれませんが、僕らくらいの規模感でビジネスをやる分にはかなりの精度で成功確率を高められます。

もうセンスのない人はどこまでもセンスがないんだけど、ジャンル選定においてとにかく失敗している。

確かにそのジャンルが儲かるかどうかを検証する(バリデーション)方法はあります。だけど、そんなのは感覚値で分からなきゃいけない、ぶっちゃけ。センスというか、普通にその業界にいて周りを見渡しながら「ああ、なるほどこういうのが儲かるんだな」というのが感覚的に分からなきゃいけません。そういう自分の感覚を信じきれないから「1日で2000万円儲かるブラックハットSEOを知りたいですか?」的なオファーに騙されるわけです。

ジャンル選びの基本は2つです。

  1. 大きなマーケットの一部を取りにくく
  2. 海外でうまくいっているモデルを模倣する

この方法で大体の場合はうまくいきます。さて、このvideocreation.cloudですが、これはどちらでしょうか。これは大きなマーケットの一部を取りにいっています。Udemyでお金を儲ける方法をまだ誰も教えていないから、僕たちがそれを作ることにしました。海外で実際にUdemy Course Creation Masterclassというコースがそれなりの成功を収めているのを知っているので、検証済みのジャンルです。

早めにローンチする

マーケティングの世界にはプロダクトアウトとマーケットインの発想がありますけど、僕はプロダクトアウトが好きです。先に商品を作ってしまい、後からお客さんを説得し購入してもらう。でも最初からうまくいっているモデルを模倣していることが多いし、すでにお金が大量に流通している分野に参入するので、お客さんがいないなんてことはありません。初めてマクドナルドが世の中にバーガーを売った時は、それはそれは大変だったと思います。バーガーの存在を認知させる努力が必要でした。でも今は、みんなバーガーの存在を知っています。だから二番手、三番手に参入したバーガーキングとかモスバーガーとかはそれほど苦労なく成功できたと思うんです。それと同じ。僕たちもすでにフラグシップが開拓してくれたジャンルに後発組として参加するからこそ、簡単に成功できるんだと思うんです。

しかも今は商品のローンチまでのスピードが異常なくらい早くなりました。だからいちいちマーケットを調べるよりも、すぐにローンチして商品して直接マーケットに聞けばいいと僕は考えています。で、もし想像通りの反応が返ってきたらスケールをすればいい。

みんな市場調査という古い言葉に固執しすぎです。そんなことに時間をかけるくらいならすぐにコンテンツをローンチすればいい。その方が成果につながります。

僕の好きな言葉を紹介します。

フリーマン・ダイソン(宇宙物理学者、プリンストン高等研究所教授)の言葉です。

実際にやってみることです。(模擬でなく)実際の問題を解決するために努力することです。その過程で、一体何を学んだらいいかがわかります。非常にたくさんの人たちが、何年も大学や大学院で時間を使っています。サイエンスのビギナーになるために、まずすべてを学ばなければならないと思うからですが、それは間違いです。実際の問題に挑戦すべきです。そうすれば、学ばなければならないことはそれほど多くないと気づくはずです。

そうそう、みんなマーケットインしすぎ。とりあえずプロダクトアウトしてしまえば、やらなきゃいけないことってそれほど多くないってことがわかると思います。

小さく始める

早めにローンチするとほぼ同義です。早めにローンチして反応が悪ければサンクコストが小さいので、ダメージは小さいです。撤退したとしても投下したコストはそれほど大きくなりません。同様に小さく始めることで、もし失敗した時のダメージを抑えられます。覚えていますか?生産性は、アウトプット/インプットで計算されます。投下したコストあたりの成果(利益)が生産性です。当然ですが、小さく始めれば、インプット量は減ります。生産性を上げたければ、ただ単に利益を出すだけではなく、もう一つの視点、少ないインプットで成果を出すようにすればいいのです。

そのためにも、やはり早くにローンチすることで、小さく始めることができます。1万時間投下してようやくローンチできる・・・みたいな商品やセールスファネルはリスクが高すぎます。それで成果が出なかった場合、生産性は著しく低いと言えましょう。

無駄に何度も会わない

インターネットビジネスのいいところは、リモートに働けるがゆえに生産性がとんでもなく上がることです。成果につながらない移動時間や生産性の低い飲み会をしなくてもいいので、具体的な利益が出た時の生産性は非常に高い。

確かにジョイントベンチャーパートナーの先生と親睦を深めるのは重要です。できることであれば1回や2回ほど会って、同じ釜の飯を食うのもいいでしょう。でもそれが継続的に行われるのは良くないと思うんです。少なくとも生産性の観点からは。

morefree.me のビジネスモデルを完成させるために僕と根本さんがリアルで会ったのは一回だけです。LPの写真に挿入する撮影を行うために石川県に来てもらいました。

あとはGoogleのHangoutを使ってやり取りをしながら有料コンテンツを作成し、リリース。このジョイントベンチャーの案件を持ちかけたのは2018年の1月だったと思います。僕は沖縄県の本部町に住んでいました。そこにあるロッジから根本さんに連絡をして、よしじゃあやってみようと。結局ローンチしたのは7月でしたから半年くらいかけてゆっくりと作った印象です。これは6ヶ月間集中的にやったというよりも、あくまでもサイドビジネスを育てるようなイメージでお互いの空き時間を使いながら、作ったモデルです。

それでもローンチ後はすぐに売上が計上され、なんだこんなに簡単に儲かるならもっと早くローンチすればよかったと僕は思ったほどです。

ちなみに山田さんとのvideocreation.cloudは、もっとスパンが短いです。これは山田さんが率先してコンテンツを作ってくれたおかげで驚くほど早くにローンチすることができました。ジョイントベンチャーすると決まったのは9月の頭から半ばくらいでした。僕は確かタイにいたはずです。「じゃあ一緒にやった方がいいんじゃないですか?」という軽い感じで、2人がパートナーシップに合意をしました。ローンチが12月の頭なので、こちらは3ヶ月ほどでローンチまで漕ぎ着けました。4つの商品をこんなに早くローンチしたのははじめてです。

とはいえ僕たちにはこれまで何年もかけて蓄積してきたノウハウがあったし、これまで出してきたコンテンツという下敷きがあったからこそ、それなりにボリュームのある商品を、クオリティを保ちつつ作れました。僕たちは何かを追加で調べたわけでもなければ、追加で学習したわけでもありません。僕たちの経験と知識と実績をベースにしてコンテンツを作ったからこそスムーズにコンテンツを作ることができたんです。

この山田さんとのジョイントベンチャーも、morefree.me 同様に1度しか会っていません。ローンチ前のすり合わせと、撮影、LPの作成のために会いました。

第三者の目を入れる

早めに商品をローンチするのは第三者の目を入れるためでもあります。第三者の目。つまり当事者である僕たちの利益とは関係ない人たちです。具体的にはマーケットやお客さんが第三者にあたります。ジョイントベンチャーパートナー同士であれば、仮に厳しくお互いのコンテンツを監視していたとしてもどこかに甘えが入ったりあるいは遠慮して言えなかったりと、ビジネスモデルの欠陥を見つけるのに時間がかかってしまいます。

一方のマーケットは正直です。ビジネスモデルがしょぼかったら「売れない」という現象を目の前に突きつけてくれます。これがマーケットの反応です。たまに「お客さんからの反応がありません」という人がいますけど、マーケットが興味を示していないという十分すぎる反応があるではありませんか!大学の講義室で、最近の学生は眠ってばかりで反応がないと教授がごねたとします。でもそれは学生からの反応を見過ごしているにすぎません。学生たちは「あなたの授業はクッソつまらない」という反応を寝るという行為で示しているだけなのですから。

とにかく自分たちのやっていることが正しいかどうかを見極めるために早めにローンチして、できるのであればローンチ前から既存客にデザインや商品のラフ案などを見せて、評価をしてもらいましょう。

僕は初めてUdemyに参入する人にいつも同じことを言いつづけています。まずはミニコースを無料でリリースしてみてくださいと。あるいはUdemyのテスト審査に出してみてくださいと。そうやって本番あるいは疑似本番の状況を体験することで、第三者の目線を入れることができ、たくさんのリアルな課題を浮き彫りにすることができるからです。

ジョイントベンチャーの仕事の割り当て

Last updated on 2018年12月1日 By 石崎 力也

実際の収益配分を見ながら、僕がこれまでジョイントベンチャーとどのようにして仕事を進めてきたかを確認しましょう。

fastlaunch.info の例

スクリーンショット 2018 12 01 2 53

高額商品を売る天才、竹岡さんと一緒に作ったコース。プロダクトローンチのやり方を教えるものです。みんなジェフウォーカーみたいにかっこいいプロダクトローンチを作りたいと思っているけど、そのやり方を知らない。だから僕がジェフウォーカーとまるっきり同じビジネスモデルの作り方を教えてあげるよ!というコンセプトで作ったコースです。このセールスファネルには4つの商品があります。いずれも9万8000円の商品です。

使っているツールは次の通りです。

  • ClickFunnels
  • Teachable 
  • Deadline Funnel 
  • SendGrid(メール配信)
  • Stripe
  • G-Suite
  • カメラ2台
  • レンズ2個
  • Premiere Pro

編集作業はアウトソースしています。編集の量にもよりますが、だいたい1時間で5万円ほどです。だから10時間を超える講義であれば50万円ほどの外注費を用意しておく必要があります。

コミュニケーションにはチャットワークを使いました。

最初、支払いはClickFunnels で受けていたんですけど、収益の払い込みが大変で、Teachable で受けるようにしました。若干、成約率は落ちるだろうと予測はしていますが、毎月自分たちで振込作業や精算作業をするよりかははるかにマシです。

竹岡さんと石崎力也の役割分担

システムは僕が全部組みました。ClickFunnelsの設定とか、独自ドメインの取得や、DNSの設定などです。またシステムの費用も僕が全部負担しています。おおよそ月々3万円ほどの出費です。

また最初の商品、Fast Launchは基本的に僕が全てを作りました。さらに2本目の商品を販売するシードローンチに使う4本の動画も僕が全て編集をしました。さらに撮影会場の費用も僕が持つという約束です。

じゃあ竹岡さんは何をやったか?シンプルに竹岡さんにはコンテンツメーキングに専念してもらいました。4つの商品のほとんどを竹岡さんに作ってもらう予定だったので、諸経費は僕が持つことにしました。

一方、竹岡さんは食費を持ってくれています。いすみ市にあるプライベートキッチンで僕たちはアメリカ人シェフの作る料理に舌鼓を打ちまくっていました。きっとイタリア人にならこういうでしょう。デリシャシーの!(たぶん)

移動費だけはお互いが自分たちの分を負担するします。僕は金沢からいすみ市までの往復の新幹線の代金含めて3万円くらいでした。これは竹岡さんが東京から金沢に来られる場合も同じで、竹岡さんが自己負担で新幹線を使って(あるいは飛行機を使って)くる必要があります。

morefree.me の例

うちの事業のバックヤードや著名な起業家のプロモーションを担っている根本さんとのジョイントベンチャーコースです。こちらも商品ではなくセールスファネル単位でジョイントベンチャーしていますから、複数の商品を一緒に作りました。合計で6つほど(無料コースを含めて)を作りました。

あるお客さんは「動画のほとんどは根本さんが喋っていますよね」と言っていました。「ほんとんど」って言い過ぎなんじゃないかと思うんです。だって僕もそれなりにコンテンツを作り込んだから。でもやっぱり、コンテンツメイキングの大部分は根本さんが担当してくれました。少なくとも半分以上のコンテンツは根本さんが作りました。

ちなみにmorefree.me で話している内容は、両者が共有している知識で、僕と根本さんの両方が同じやり方で成果を出したやり方なので、ぶっちゃけどっちが喋っても同じになるんです。でも僕の方がシステム部分に強かったから、今回は僕がシステム設計に回りました。

使ったツールは次の通り。

  • Squreaspace 
  • Deadline Funnel 
  • Teachable 
  • ConvertKit
  • Zapier

ツール代は僕が全て持っています。こちらもやはり月々3万円ほどでしょうか。

videocleation.cloud の例

このインフォ業界ではみんな知っている大物プレーヤーの片腕となりビジネスの拡大に努めてきた山田さんとの共同コースです。Udemyに関するセールスファネルを一緒に作りましょうか!ということでジョイントベンチャーに至りました。こちらもやはり僕がツール代を全て負担しています。撮影会場(2泊3日5万円)や食費も僕が負担しました。往復の移動費だけは山田さんに負担してもらいました。実は、このシステム設計は根本さんがやってくれています。僕の仕事はかっこよくいうと、ブランドマネジャーで、サイト全体のクオリティの維持と、モックアップやコースサムネイルなどのデザインなどを担当しました。さらにこう言ったテキストコンテンツも僕が作っています。

山田さんはセールスレターを書いたり、有料商品のコンテンツを作ったりしてくれました。

僕はうちのサイトやUdemyのコースを使ってプロモーションをしました。

使ったツールはmorefree.me と同じです。

TOEICコースの例

こちらはジョイントベンチャーコースではなく経営コンサルティング契約を結びました。例えば武田さんと一緒に作ったこのコースは僕が60%の収益を得て、武田さんが40%の収益を得ています。これとは別にもう1つのコースを作りました。こちらの収益配分は武田さんが60%で僕が40%です。なぜそうしたんだろう。あんまり覚えていません。コースの100%を武田さんが作りました。その代わり、僕はUdemyのノウハウを提供し、僕のブログやYouTubeチャンネルを通して商品のプロモーションをしました。

他にも嶋田さんや橋本さんとも英語のコースを作りました。3年ほどで10万円前後のコース収入になっています。

その他のUdemyコースの例

逆に僕がコンテンツを100%作り、編集を手伝ってもらったコースもあります。こういうコースの収益配分は、僕の取り分は50%〜70%ほどです。編集作業だけではなく、例えば僕のオンラインスクール(www.haamalu.co.jp)に動画をアップロードしてくれたり、Udemyのセールスレターを書いてくれたりする場合は、相手方の取り分の比率は大きくなります。

ジョイントベンチャーはどのビジネスモデルを選ぶと儲かるのか?

Last updated on 2018年12月1日 By 石崎 力也

僕が知っているのは、僕がやっていることだけです。

僕がこれまでにやってきたジョイントベンチャーのビジネスモデルは2つに分かれます。

Teachable or udemy

  • Udemyを使うモデル
  • Teachable を使うモデル

ジョイントベンチャーのビジネスモデルの選択でも説明しましたが、Udemyを使うモデルはマーケットプレイスを利用するモデルであり、Teachableを使うモデルはセルフホスティングを利用するモデルです。

さらに色々と比較してみると:

  • Udemy モデルは、コース単価が小さいので売上が小さい
  • Teachable モデルは、コース単価が大きいので売上が大きい
  • Udemy モデルは、継続的な収入になる
  • Teachable モデルは、期間設けて販売すれば単発の収入にしかならない
  • Udemy モデルは、顧客リストを取れない
  • Teachable モデルは、顧客リストを取れる
  • Udemy モデルは、ステップメールを送れない
  • Teachable モデルは、ステップメールを送れる
  • Udemy モデルは、アップセルができない
  • Teachable モデルは、アップセルができる
  • Udemy モデルは、価格の上限が2万4000円(だけど誰も2万4000円では買わずセールス中の1200円で購入する)
  • Teachable モデルは、価格の上限がない
  • Udemy モデルは、月額課金のオファーができない
  • Teachable モデルは、月額課金のオファーができる
  • Udemy モデルは、システムの利用が無料
  • Teachable モデルは、システムのランニングコストが月々3万円ほどかかる
  • Udemy モデルは、楽
  • Teachable モデルは、面倒臭い
  • Udemy モデルは、マーケティングツールを使わない
  • Teachable モデルは、マーケティングツールの理解と運用力が必要
  • Udemy モデルは、集客が不要
  • Teachable モデルは、集客が必要
  • Udemy モデルは、1コースの販売が基本
  • Teachable モデルは、1つのセールスファネルを作り複数の商品を売るのが基本

という感じかな。速攻で羅列したのできっと漏れありダブりあり何ですけど、お許しを。もっとシンプルにまとめると「Udemyは小さく安定的に稼げる。Teachable は失敗する確率も高いけど当たるとデカイ」といったところ。

もしあなたが「テキストコンテンツやビデオコンテンツを作るのでいっぱいいっぱいです」という状態で、パートナーも「僕、何もできません」というのであれば、Udemyを選んだ方がいいでしょう。(というか、僕、何もできません、という人と組んじゃダメ!)

あるいは「マーケティングツールの使い方はわからないけど、コンテンツメイクのスキルならそこそこある」という人たちがお互いの知識やスキルを持ち寄って作るのにもUdemyは向いています。あとは安定的に継続的な収入が欲しい人や、集客をしなくてもお客さんが集まっている点に魅力を感じている人などもUdemyを使うといいです。さらにさらに、初心者ね。

初心者とはいえ、Udemyには百戦錬磨のオンライン講師がたくさんいますから、適当にコースをアップしておけば売れるだろうと思っている人はまず失敗します。じゃあ中級者と言い直しましょうか。これまで何もうまくいっていない!みたいな人がUdemyに参入しても失敗するだけです。例えば、喋りが上手だとか、教える技術に長けているとか、顔が美人とかイケメンとか、需要と供給のバランスを感覚的に理解できるとか、それなりのアドバンテージを持っている人たちがUdemyでは成功しています。

根暗な人が2人寄り添ってボソボソと話しているだけのコースが売れるほどUdemyは甘くありません。

とはいえ、Teachableを使ってセルフホスティングするモデルに比べれば、やはり相対的にその難易度はぐっと下がります。Udemyでうまくいかない人たちが、Teachable でうまくいくとは思えません。これから、ゼロスタートの方。特にマーケティングツールを何も知らない方(ConvertKitって何?)は、いったんはTeachable のモデルを忘れてUdemyのモデルからはじめめてみましょう。Teachable のモデルは作るのにムッチャ時間がかかります。きっと実力のない人たちが2人寄り添っても、その作業量の多さに途中で気づき、圧倒され挫折することでしょう。だから「まずはUdemy から」というスタンスで全く問題はないと思います。

それでもTeachable のモデルを選びたいというあなた。

Udemyを選んでもリッチになれませんが(多い時でも月収入が70万円ほどです)、Teachable なら”うまくいけば”リッチになれます。リッチになるための世界へようこそ!(…って僕が迎えるような立場でもないんだけど)

セルフホスティングはやることたくさんあって、途中で投げ出したくなることもあるでしょう。それでもセールスファネルを、ある程度のクオリティを保ちつつ完成させられれば、それこそUdemyでは稼げないような額を稼ぐことができます。

セルフホスティングでうまくやるためには、集客力も必要です。今からブログを一からスタートするなんてことはオススメしませんし、最初の収益が出るまで時間がかかり過ぎてしまいます。もうすでに10万PVほどのブログを持っていたり、あるいはYouTubeでインフルエンサーやったり、はたまたリストをたくさん持っていたりと、現時点である程度のスペックがないとうまくいきません。

なぜセルフホスティングは当たると大きく稼げるかというと、まず顧客単価が大きい点が挙げられます。Udemyでは1コースの作成が基本になりますが、商品数のカウントは1。でもセルフホスティングの場合は1セールスファネルを作るので、商品数のカウントは2にも3にも4にもなります。1つ目の商品の後ろに用意するものをバックエンド商品なんて言ったりするんですけど、購入者のうち20%の人は次の商品を買うというデータがあります。

つまり、1000人の購入者がいたらそのうちの200人が次の商品を買い、さらにそのうちの40人が次の商品を買うことになります。さらにさらにそのうちに8人が4つの商品を買い・・・と。

仮に100円→1000円→1万円→10万円で商品を並べたとすると、10万円→20万円→40万円→80万円という売上になります。Udemyっていのは、この最初の100円のコースをどれだけ多くトランザクション出して売っていくかというビジネスモデルです。だから大量に売れないと「儲かった」というベルにはなりません。一方、セルフホスティングの場合は、後ろの高額商品を用意することで、仮に少ない人数しか買ってくれなかったとしてもそれで十分すぎる売上になるということです。先の例で言えば、バックエンドを用意すると、2つ目以降の商品売上・・・20万円、40万円、80万円という売上が入ってくるということになります。

セールスファネルという概念を知らない人は10万円の売上しか手元に残らない。

セールスファネルという概念を知っている人は10万+20万円+40万円+80万円で、合計150万円の売上。

もちろんセールスファネルという概念を知っているだけでは稼げなくて、それを実装できるスキルが必要です。そのスキルをすでに持っている人、あるいは半分持っている人、あるいはゼロからスタートしても身につけられると思っている人は、このセルフホスティングのモデルに挑戦してみるといいと思います。

ジョイントベンチャーでどのウェブサービスを使うか?

Last updated on 2018年12月1日 By 石崎 力也

Udemyだけを使う場合は、システムを自分で組む必要はありませんから、特別に調達しなきゃいけないウェブサービスはありません。

一方、Teachable を使う場合は、セルフホスティングになりますから色々と自分たちでウェブツールをかき集めてそれらを組み合わせる必要があります。

今回はmorefree.me を参考にして考えてみましょう。

2018 12 01 1 16

まずランディングページ全般を作るためにSqureaspaceが必要です。

僕は毎月$18を払って上位プランの方を利用しています。上位プランを選択するとAnnouncement Barなどマーケティングツールが使えるようになります。

Teachable を使ってオプトインページからセールスページまでを作る方法もあります。でもTeachable はあくまでもオンラインスクールなので、それほど綺麗なページは作れません。一方、Squreaspaceは、世界のクリエイティブな仕事に就く人たちが好んで使うほど(例えば Peter Mckinnon)、優れたデザイン性を持つウェブツールです。確かにmorefree.me はまだまだ改善する箇所がたくさんありますし、ステップメールなどもそれほど力を入れずに作りました。それでも放ったらかしで売上があるのは、きっとデザイン力です。デザインがお客さんを教育しているんだと思います。

ある人は「デザインなんかで教育はされない」というでしょう。そうひとは往々にコピーライティングの力を過信しすぎています。仮にデザイン力がなくてもコピーライティングの力さえあれば商品は売れるだろうと。でも僕はデザイン力のないビジネスを信用しません。まるで僕がApple商品を好んで購入するかのように、Apple信者と言われる人たちは、ただのガジェットをディスプレイするだけなのに並並ならぬ労力をつぎ込みアップルストアのディテールを惚れ込みました。アップルはこれまでみたことのないそのデザインで(初めてヨドバシカメラでMacBook Airを触った時に、思わず欲しいと思ってしまったあの感覚)人々を魅了してきました。もちろんウィンドウズに比べてユーザーエクスペリエンスもはるかに高いです。細部に神が宿っているのです。その細部に宿る神々を大切に扱ってきたのがアップルではないでしょうか。

僕と根本さんが「LPはSqureaspaceでやろう」と決めた日から、今日のmorefree.me の成功が保証されていたのではないかと思うほどです。

じゃあSqureaspaceを使えばそれでいいかというと、もちろんそれだけではダメです。

僕たちは石川県の奥地にある白山市という場所で撮影をしました。もちろん最高級のカメラを持参して。僕たちの頭の中にはこういう絵を撮影したい!という強力なビッグピクチャーがあり、おそらくうちの商品を買ってくれる人はこんな感じの写真が好きだ!ということを想像して、その絵にあった写真を撮影してきました。

僕たちが使ったのは、GH4というパナソニックのミラーレスカメラ(20万円)と、Nocticronという効果なレンズ(15万円)です。f値を下げて、光を十分に取り込み背景をほどよくぼかして撮影しました。木造りのロッジは、見るものを魅了します。さらにロッジから少しでると大きなバルコニーがあります。後ろには新緑の白山が広がり、下には一級河川の手取川が流れています。もう撮影会場としては最高の場所でした。このロッジはAirbnbで発見しました。一泊1万5000円の宿泊施設でした。ここを2泊3日でお借りして、撮影をしました。

僕たちもアップルに倣ってディテールにこだわってみたんです。その結果、ローンチ直後からリードが集まり、早速売上も出るようになりました。

Squreaspaceで作るのは、オプトインページとセールスページです。ワンタイムオファーのページも作ります。

Squreaspaceでランディングページを作ったら、今度は動画のホスティング先を探す必要があります。

morefree.me はオンラインコースをホスティングするためにTeachable を使っています。月額$99のProfessional プランです。

Teachable で無料コースや有料コースをホスティングし、かつ決済もTeachable で受けます。StripeやPayPalを通して独自のゲートウェイで決済を受ければTeachable へ支払う手数料は小さくなるんですけど、僕たちは手数料を払ってでもTeachable Paymentのゲートウェイを使っています。なぜならTeachable のゲートウェイを使うことで自動で収益の分配と払い込みがなされるからです。

またTeachable ではユーザーの管理も行えます。Udemyでは個人情報を取得することは禁止されていますので、Udemyでビジネスをしている限りずっと商売の心臓部を握られ続けるんですけど、Teachable でお客さんを管理すれば自分たちの顧客リストを蓄積することができます。有名な話ですが、江戸時代の商人は山ノ内紙という防水機能のある特別な紙に顧客リストを書き込み、火事があるとその顧客台帳を井戸の中に放り込みました。仮に在庫が火で焼けてしまっても、顧客台帳さえあれば、いつでもビジネスは復活することを知っていたからです。そのくらいお客さんの情報、特に購入者の情報って大事なんです。Teachable ではその購入者情報を記録することができます。記録するだけではなく、メールを送ったり、次の商品の案内を出したりすることができます。

ちなみにSqureaspaceのオプトインページで集めた顧客にはConvertKitを使ってEメールシーケンスを流していきます。ステップメールと呼ばれるやつですね。コールドなお客さんをホットなお客さんに変えるのがステップメールです。どんな見込み客も最初は販売者のことを疑っています。この人は怪しい!と。先ほども言いましたが、デザイン力がないとその警戒心はさらに強まり「この人は超怪しい!」と思われてしまいます。そういったコールドなお客さんたちにステップメールを送ることで、ゆっくりと信頼関係を築いていきます。ある程度信頼してもらい、この人からなら商品を買ってもいいかな・・・と思ってもらえた頃に商品をオファーします。

オプトインを起算日にして、オプトインをトリガーとしたトラッキングコードを埋め込んでおくことでお客さんに対して締め切りを設けることができます。ビジネスには3つの壁があります。

  • Not read
  • Not believe
  • Not act

あなたの書いた文章を読まない、それを信じない、信じたとしても行動しない。この3つの壁を乗り越えてようやく商品は売れます。

Not act、特に意識的に対策する必要がります。みんなお客さんを説得することにリソースを注ぎすぎです。仮に信じてもらえたとしても十中八九お客さんは「また今度でいいや」といって購入の機会を先延ばしにします。だからデッドラインを設けて必ず期間内に行動してもらえるようにしましょう。それを実現するのが、その名の通りDeadline Funnelです。CEOのジャックさんはこう言います。「締め切りのないセールスファネルは存在しない」と。つまり締め切りを設けていないセールスファネルはビジネスに値しないということです。僕たちはDeadline Funnel の$69プランに申し込んで、強力な締め切りを設けています。

CanvaとEnvato Elementsはあなたのデザインスピードを加速させます。より早く、より綺麗なデザインを作るためにも、テンプレートの利用が必須です。Canvaにはたくさんのテンプレートがありますから、写真をアップロードして埋め込むだけで素敵なデザインが完成します。Envato Elementsにも盛りだくさんのテンプレートがあります。テンプレートだけでなく素材やモックアップもありますから、商品を魅力的に見せたいときにはCanvaとEnvato Elements、あるいはEnvato Elements とPhotoshopの組み合わせを使うといいですね。

Canvaは月額$10ほど。Envato Elements は月額$30ほどです。いずれも頻繁に値段を上げております。

あとはG-Suiteがあると独自ドメインでメールを配信できるようになります。morefree.me もG-Suiteを使って独自ドメインからメールの送受信を行なっています。

さらにGoogle Driveを使うとファイルの共有が楽になります。僕のようなコンテンツメーカーは、ゴリゴリと高画質な動画(高品質な動画であることを願いたい)を作っていますから、簡単にテラバイト超えます。これを書いている時点で、うちのGoogle Driveには5TBを超えるデータが蓄積されています。そのほとんどが有料の動画コンテンツになります。もちろん根本さんとのmorefree.me で作ったコンテンツもGoogle Driveの中に保存してあります。

ジョイントベンチャーの費用の負担

Last updated on 2018年12月1日 By 石崎 力也

誰がお金を払うのか?というお話。

まず何にお金を払う必要があるのか?を知らなきゃいけません。

Udemyを使う場合

Udemyだけを使ってジョイントベンチャーをやる場合は、システムをUdemyに決めている以上、追加のコストはほとんどかかりません。

凝った撮影をしたい場合に限り、カメラやレンズなどの撮影機材、そして撮影会場費、さらには宿泊費、移動費をどうするか決める必要があります。

僕が橋本さんと英語のコースを作った時は、橋本さんが大阪から来る新幹線の費用だけ持ってもらって、それ以外は僕が全部出しました。

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具体的なコストとツールを羅列しましょう。

  • カメラ(GH4)- 20万円
  • レンズ(LAICA f1.2 Nocticron)- 10万円
  • 三脚(Manfrotto 055シリーズ) – 4万円
  • Airbnbでの宿泊費(撮影許可をもらいました) – 1泊1万円
  • 食費 – 1日1人5000円

こんなもんでしょうか。あとはAdobe Premiere Proを使って編集をするだけです。最近はミラーレスカメラでも良い映像が撮れるようになってきたため、10分ほどの映像でも簡単にGBの容量を食ってしまいます。個人的にはPCのストレージは最大化することをオススメするんですけど、例えばMacBook Proであれば1TBから4TBに変更するだけでプラス25万円ほどの出費になります。何れにせよ動画での作業には十分な容量が必要ですから、仮にストレージの小さいパソコンを使っても必ず外付けのハードディスクを購入する必要があります。動画編集における外付けのデメリットは、外付けとPCが有線でデータのやり取りをしなきゃならないので、作業がもっさりしてしまう点です。僕はこのもっさり感が嫌いなので、思い切って80万円のMacBook Proを購入してしまいました。

Teachableを使う場合

Teachableというか、セルフホスティングサービスを使う場合ですね。この場合は、いろんなコストがかかります。

  • Teachable(毎月$99)
  • Stripe
  • Squarespace(毎月$18)
  • G-Suite(毎月600円)
  • Zapier(毎月$20)
  • Canva(毎月$20)
  • Google Drive(毎月6000円)
  • Deadline Funnel(毎月$67)
  • ConvertKit(毎月$29)

これは根本さんとのmorefree.me における費用です。毎月の固定費が3万円ほどかかっています。この費用は誰が持つのか?あなたです。僕です。

でも、あなたが費用を持つからと言って「じゃあ、お前もっと働けよ」とパートナーに押し付けることはしちゃいけません。やっぱり公平感が重要ですね、ジョイントベンチャーは。どちらかが「俺がコンテンツ作りすぎだろ」とか「お前何もやってねーじゃねーか」みたいな小さいな不満を貯め始めたら、きっとそのビジネスモデルはうまくいきません。人間はセンシティブな生き物です。そのセンシティブな生き物が2人集まってやる何かを成し遂げるというのは、思っているよりも難しいことです。

相手が頑張っていたら、あなたも自分を鼓舞して「よし!パートナーのXXさんを儲けさせてあげるために、僕も頑張ろう」と思わなきゃいけないし、実際に具体的な行動に移す必要があります。

例えば、videocreation.cloudのビジネスは、パートナーの山田さんが本当に率先して仕事をしてくれて、完全にパワーバランスでは僕が下手に出なきゃいけないほどです。だから僕がこうやって挽回するために、頑張ってvideocreation.cloud のテキストコンテンツを作っているのです。笑

山田さんの場合は「ちょっと僕が作業多めにやります」というスタンスではなく、「とりあえず僕が全部やります」というスタンスでコンテンツを作ってくれました。チャットワークでコミュニケーションをしていると、とにかく「じゃあ僕がやります」という山田さんの表現がたくさん見られます。

ここまでワンサイドで山田さんが仕事をしてくれたら、こっちは気まずくなって、山田さんにももっと儲けてもらわなきゃと思ってしまいます。だから僕は今後、ブログ経由でのアクセスをどんどんとvideocreation.cloud に送り込み、たくさんのリードジェネレーションをすることで山田さんに儲けてもらおうと考えています。

費用の話から公平感の話につながり、石崎の怠惰な仕事術にまで話が広がりました。

さておき。

まとめ

もう一度復習をしますと、Udemyを使う場合は、Udemyがシステムを無料で使わせてくれるので手数料を払っている限り、追加のコストはほとんどありません。スクリーンキャスト形式で動画を作ったり、手持ちのカメラで撮影するのであれば、追加コスト0円で作ることも可能です。

一方、Teachableを使う場合は、全てを自前で調達しなきゃいけないので、それぞれのWebツールにお金を払う必要があります。その合計は大体月々3万円ほどです。できるのであれば、あなたが全てを負担し、そして利益配分も50:50に設定するのがベストです。

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