どうもこんにちは、石崎力也です。
オランダで生活する石崎の近況を毎週、5つの項目に分けて紹介する5-Bullet Fridayです。毎週お送りしていきます。
今週はオランダを離れて、ポルトガルに16日間のバケーションに来ています。
ポルトガルに着いて早速レンタカーを借りようとしましたが、EU運転免許証をオランダに忘れたのでタクシーで宿に向かいます。1時間の距離で75ユーロです。でも、良い波に一本乗れれば全てのマイナスを清算できるんです。普通に生きてて到達し得ないようなレベルの幸福を引き出す。僕はそんなアクティビティをいくつか人生に組み入れています。そのうちの一つかポルトガルでのサーフィンです。
宿について、もうお風呂の窓からゴーって波の音聞こえています。すごくワクワクする瞬間です。
今回の目的はサーフトリップです。普段オランダの波の無い海でサーフィンをしているので、ポルトガルの海は波がしっかりあるのでサーファーにとってまさに天国です。これだけ波が良いのに人が少ないというのがさらに嬉しいです。前回のポルトガル旅行で知り合ったスイス人、ドイツ人、スペイン人と合流予定です。
そのうち僕だけがフリーランサーですが、彼らは企業人でありながらしっかりと良い給料と十分な休暇時間をもらっています。典型的な欧州のアッパーミドルです。オランダで周りの人に聞いても2週間まるまる休暇を取る人はほぼ皆無でした。ヨーロッパ人全員がたっぷり長期休暇をとるわけではありません。つまりポルトガルの沿岸に旅行に来れているということはそれなりに良い仕事をしていないとダメなわけです。
先週痛めた肩は80%まで回復しました。パドルしたり波に揉まれるとまた悪化する状態なので、前半は手加減しながら波に乗ろうと思います。
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今回お届けするノウハウはこちら
ポルトガル日記1. 安い物価、波の美しさに感動

ポルトガルへの旅行はまるで魂の救済です。オランダのような曇りの多い場所にずっと住んでいるとメンタルがやられます。ポルトガルはコーヒー0.8ユーロ。波の美しさ1万ユーロ。
頭の中で損得勘定しながらどっちの場所に住もうか考えてもあまり意味はなく、その場所に行って土地が生み出す圧倒的なパワーを感じ、心に決めさせるのがたぶん正解だと思います。
ポルトガル日記2. ポルヴォ・アサーダス

ポルトガルのソウルフード「ポルヴォ・アサーダス」真ん中にあるのはタコです。タコとじゃがいもとオリーブというシンプルな料理。サーフィン後に昼食です。でも窓から見える波が良すぎて味に集中できません。
ポルトガル日記3. 海前でコーヒー1ユーロ

海前の場所でカフェインレスコーヒーが1ユーロ。衝撃の価格です。老若男女コーヒー飲んで長居しているので、海の目の前のこの場所はコミュニティみたいな感じに機能しています。イタリアもスペインも都心部ですらコーヒーの値段安いのは、きっとそういうカルチャーなんだと思います。みんなエスプレッソ一杯で幸せ十杯分の会話してますし。
読んだもの:パックンの過去

生活保護からハーバード大に行ったパックンの話です。風呂で読んで感動しました。自己啓発本100冊分のエッセンスを1/100の文章量にまとめてあります。ぜひ読んでみてください。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/daigakunyushi/20221019-OYT1T50218/
ポルトガル日記4. 波のパワーが強くて危ない

ポルトガル1ラウンド目。午後6時半スタートのサンセットセッションでした。
- 何度も肩外れそうになった(まだユルユル)
- 波がオランダの2倍のサイズで3回死ぬかもと思った
- ローカルの指示と反対方向にパドルすると岩に衝突して死ぬ
とんでもなく長い波に乗ったのは素晴らしい経験ですが、僕の自信過剰が死を近づけていることを何度も確認しました。2時間、ずっと恐怖心と戦ってました。
目の前でセットが3回割れて、呼吸止めて7秒ほど潜水して浮上してを3回繰り返したあとはもう息も苦しいし体力も残っていません。かといって目の前に岩があるので陸方向に泳ぐのも危険です。あのスポットで冷静でいられるローカルは本当に海のことをよく理解しています。
溺れて死ぬのと、岩に叩きつけられて死ぬのを天秤にかける瞬間が2時間で3回もありました。気をつけながらサーフィンを楽しんできます。
たぶん来週もポルトガルのサーフトリップの様子をお届けできると思います。お楽しみに。
石崎力也