アンチエイジングを語る人はおばさんばかり
アンチエイジングは若返りという言葉と一緒に使われることが多い。そんなに若返る必要がある?ってまだ若い僕が言っても何の意味も無いのだろうけど。「とうとう全裸になった!?」で世間を騒がせたばかりのジェニファーロペスは世間のセックスシンボルであり、セクシーすぎる女性の世界ランクNo.1だけど、彼女は2013年現在、43歳だ。ジェニファーの容姿にアンチエイジングを唱える人はいないでしょう。なんならもっとその大人のセクシーさで僕を虜にしてと意見する男性は少なくないはず。
真っ赤な頭をしてピアスをぶち抜いているオジさんをみた
去年、新宿ベルサールで行われたSNSセミナーなるものに参加したときに真っ赤な頭をしたオジさんを見つけた。会場で自己紹介を促された時、恥ずかしそうに「どうも宮城から来た新人賞、Uです」と。その恥ずかしさは自分の容姿?その発言?どちらからくるものかは僕には分からなかったけど、恥ずかしいなら最初からやらなきゃいいのにって心底から思ったよ。もう齢、50過ぎでしょう。新人賞はないわ。(笑)
懇親会で真っ赤がさらに弾けた
Uさんはセミナー後の懇親会で弾けだした。真っ赤な頭は変わらず、さきほどの恥ずかしさはなくなり、100%真っ赤オジさんになった(一緒に行った友達とのその日限りの共通リテラシー)。どんな思いでその真っ赤がこの世に表象されているか知りたくて、飲めない赤ワインを片手に声をかけてみた。「あのー、どうして髪赤色なんですか?」
別に心も若くなくていいと思う
100%真っ赤オジさんは答えた。「いつまでも若い心でいたいんだ。ほら最近若いヤツらがネットではばをきかせているだろ?あれが気に食わないんだ。でも気に食わないだけならただの負け犬。俺はいつまでもあーゆーヤツらにしがみついて、いつかは追い越そうと思っている。その若さがオレをこうしたんだ」
・・・・うーん。別に心も若くなくていいと思うけど。もちろん外見もかっこいいオジさんでいいと思う。その人は本当にイケメンだった。だからこそ二重にもったいないって感じた。精神も容姿も年相応のものを携えていて何がダメなんだろう?アンチエイジングは「綺麗であろうとすること」だけを指すならいいけど、精神的にも幼いままでいようというキャンペーンなら、ちょ、やばくない?
別に心も若くなくていいと思う。仕事や経験にも齢を重ねた人の話を聞きたいよ、今の若者は。たぶん。