僕が大学生の頃。ウォーレンバフェットの名言に啓発された。
コカ・コーラが10年後、どれほどの業績をあげるかは多少の幅で予想がわかれるかもしれません。しかし、長期にわたって投資を続けたときに、世界中の企業をリードできると確信しました。そして所有していなければならないと考えました。コカ・コーラは20年後には経営者が変わっていることでしょう。しかし、それでもコカ・コーラの優位性は揺るぎないと思うから、投資をするのです。
バフェットの深い洞察に裏打ちされた長期的展望、それを分かり易く伝える技術で僕は3秒で魔法にかかる。僕は使い切ってしまったゴムをAmazonで買うかシメノドラックで買うか考えていたのに、バフェットは経営者が変わったコカコーラとブランドの優位性が変わらないコカコーラの未来を考えていた。悔しかった。涙が出た。だから留学に行くって決めた。
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留学に行きたかった。
僕は言った。「先生、留学に行きたいです」
先生は言った。「うちの大学からは前例がありません」
だから僕は前例になった。書類を通したら簡単に通った。ただ単位が互換されないから1年多く通う必要があるだけ。ただそれだけ。
僕は言った。「先生、どうやら僕はアメリカに行けるようです」
先生は言った。「あなたが前例になると思っていたわ」
(好き勝手言いやがって・・・)
バフェットの学んだ風土を感じたかった。
僕は言った。「先生、ネブラスカ州に行こうと思います」
先生は言った。「うちの学部と提携しているネブラスカの大学はありません」
だから僕はネブラスカ州立大学を斡旋してくれるよう交渉した。そうしたらこちらも前例がなくて、僕が前例なった。なかったら最初にやるだけ。
先生は言った。「大事なものはいつも足下にあるっていうものね」
(好き勝手言いやがって・・・)
好きな本を好きなだけ買いたかった。だから奨学金が欲しかった。
僕は言った。「先生、フルスカラシップ(全額奨学金)で海外に行きたいです」
先生は言った。「英文科の学生に英語力では勝てないんだから」
だから僕は3ヶ月でTOEFLの必要スコアを獲得し、ついでにTOEIC900も取った。英語面接も日本語面接も留学試験も英文科の学生をブッチぎりで抜いて1位通過した。なんならJASSOからも奨学金をもらうことができた。
先生は言った。「あなたはやると思っていたわ」
(好き勝手言いやがって・・・)
僕は人工知能のクラスに参加したかった。
アメリカに到着。最初に参加したComputer Scienceのクラスで韓国人のJayという子に出会う(兵役を経ているので僕よりも4つ年上)。Jayは言う。「( software engineeringがメジャーの) 僕でさえCSIS441は難しいよ。PHP知ってるの?MySQL知っているの?力也は教科書のコードの一行も理解できないと思うよ。無理に参加するのはやめな。」
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(実際の教科書)
僕は言った。「PHPとMySQLは冬休み中に勉強するから大丈夫だよ。そもそもDean(学部長)が僕を推薦してくれたからね」
Jayは怒って帰った。
3ヶ月後、ネブラスカ州ではじめてのMidwest Instruction and Computing Symposium (MICS)の入賞者に僕はなった。Jayは予選を通過できなかった。
Jayは言った。「どうして、CSIS441についていけるの?」
僕は自分のこめかみを右手の人差し指でトントンとやった。
Jayは言った。「やっぱりRikiyaは違うね」
(好き勝手言いやがって・・・)
僕は六本木に住みたかった
僕は言った。「六本木に住みたいです」
仲介業者さんは言った。「敷金・礼金・仲介手数料を一括で払えるの?」
僕は言った。「たぶん」
僕はこのブログをテレ朝よりも遥かにまぶしい朝日を見ながら書いている。(Macbook Airのバッテリー残り3%)
Welcome to Nobody (7 billion) cares about you.(ようこそ”(70億人)誰も気にしていない”へ)
どーせ誰も気にしていない。外野は好き勝手言う。周りなんて気にするな。他人の意見は聞くな。ただただ自分の声で唄え。もう24歳の大人なんだから。そしたら一人くらい振り向いてくれるかもしれない。自分の声で唄え。自分の声を忘れてしまう前に。
石崎力也
追伸:デザイナーが僕に言う「おいその顔の肉どうにかならんが?」(好き勝手言いやがって・・・)