大学生中は才能と可能性だけが売りでもうまくやっていけたのだろうけど、あくまでもそれは親からお金を出してもらいながら学校にいけていたから。そして恐ろしく視野が狭く、自分の見える世界が全てだと思っていたから。
大学生と社会人の違いは『才能と可能性を語ってもいいかだめか』の違いだけなんだってさ。もちろん社会人も才能と可能性を語ってもいい。だけど「才能と可能性が重要なのは分かりました。でもなんであなたはそんなにパンピーなんですか?」と聞かれて答えられるように準備しておかなきゃならない。悲しいな、そんなことが自分の身に降り掛かるなんて思ってもいなかっただろうに。
どうやら若いうちは才能と可能性を頼りにして生きていくことができるようになっているのかもしれない。だけど社会に出たら才能も可能性も全く頼りにならないことがわかる。iPhoneと財布を持っているだけじゃ非常に頼りないんだよね。寂しい。
いろんなことをうまくいかせるためには訓練と時間が必要なんだってことが異常なリアリティを持って僕たちを襲ってくる。僕たちができることは訓練と時間をかけることだけだ。訓練しよう、時間をかけよう。おし!やるぞ。
20代の間にもう一度「才能と可能性」を語れるように頑張るよ。30歳になる前に大人がもう一度「才能と可能性」の話をしよう。ボンダイビーチの前の小さなプライベートパーティ施設を借りて、30歳が「才能と可能性」について話をするんだよね。うわ、クール!