モジュール4:商品制作
今週は商品制作を行っていきます。商品を作る際のポイントは、「結果」です。大量のコンテンツを提供すれば、お客さんは喜んでくれるんだろうなという考えはやめましょう。
お客さんは、痛みやフラストレーションを抱えています。その痛みとフラストレーションを解決するのが、あなたの商品です。コンテンツ量を増やすのではなく、お客さんが行動して、「結果」が得られるように、シンプルなコンテンツを提供していきましょう。
これ、短いセンテンスだけど、すごい大事なことです。良い商品 = コンテンツ量の多い商品、のマインドセットを持っている人の働き方はとにかく非効率です。ゴミのようなコンテンツを、大事な生命時間を削りながらせっせと作るのですから、なんと無駄なことでしょう。
金沢駅の近くに食えやしないチャーハン屋がありました(もちろん過去形です、そんな店すぐに市場から淘汰されました)。間違ってそういう店に入ってしまったことがあります。チャーハンを頼んだら「それはちょっと・・・」とか口をもごもごさせている。どうやらそのオーダーを取ったオッさんはただのホール店員で、ただいまシェフがいないとのこと。
店のバックヤードに逃げ込んでどこかに電話をしている。聞き耳をたてるとチャーハンの作り方を誰か(たぶんシェフ)に聞いていました。数分後、チャーハンが出てきた。クッソまずかった。気分が超悪い。さらにオッさんは偉そうにこんなことを聞いてきた。泣きっ面にハチとはこのこと。
「おい、にいちゃん?うまいやろ?」
アホか。出直してこい。声を荒げて僕は店を出ました・・・ということは気の小さい僕にはできないけど、あの時は本当にムカついたわ。
普通、そんな不味い料理を客に出すなんてことはありえない。でもなぜかインターネットビジネス界隈ではそのような「食えやしない不味いブログ記事」をせっせと書いている人がいます。見た目も悪い、味も悪い、何より誰も読んでいない。
コンテンツ量を出せば良いんでしょ!と考えている人は、不味いチャーハンでもとりあえず白米をたくさん突っ込んでおけば客は満足するだろうと考えているオッさんと同じ思考方法です。いますぐ脱却せよ。
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石崎力也
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