ネットビジネスには、三つの主要な要素があります。まず一つは、皆さんが助ける人々、つまり見込み客。次に、その支援を提供するオンラインコース。最後に、人々とオンラインコースとをつなぐマーケティング。
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あなたのネットビジネスの方向性を3つの質問で決定する
実際の場においては、連続した問いかけにより、これらの各要素にアプローチできます。僕はこれを、「三つの質問フレームワーク」と呼んでいます。
まず最初の質問は、
「自分は誰を助けているのか?」
です。特定の問題を抱えた人々を見つけることが必要です。何が何でも体重を減らしたい人、人前で話すのを恐れる人、プロの写真家になるため情熱を注ぐ人、等です。
二つ目の質問は、
「そういった人々をどのように支援するか?」
です。これはすなわち、彼らの問題を解決する方法を計画することです。
最後の質問は、
「問題を抱えた人々を、どうすれば自分の商品に結びつけられるか?」
です。セールスファネルを構築し、彼らをターゲットにしてペルソナを設定します。
この三つの質問は、各要素がどのようにリンクしているかを良く示しています。このコースの後半では、皆さんがビジネスにおいてこの質問に取り組むのを助けるため、まる一章を割いています。現時点では、これらの要素に対して高度にアプローチする方法と、相互の関係を理解しておくことが目標です。
三つの要素にはそれぞれ、結果や目標設定に影響を与える変数があります。例えば、メーリングリストに100人のユーザーが登録されていて、彼らに1万円/月の商品を提供するとします。コンバージョン率は5%、つまり5人のユーザーが1万円を毎月支払い、1ヶ月で5万円の総収益が得られます。
さて、ここでより多くのお金を稼ごうとします。すると必要なことは、先ほど述べた三つの要素のいずれかの改善に集中するだけです。月額1万円の製品、コンバージョン率5%のままでも、メーリングリストの総数が200になったとします。そうすると、10人のユーザーが1万円を毎月支払い、1ヶ月で10万円の総収益が得られます。
さらに収益を上げたい場合は、後ほどご説明するスプリットテストなどを用いてセールスファネルを最適化することで、コンバージョン率をより高めることができます。メーリングリストは200人、商品価格は1万円のままでも、コンバージョン率を倍の10%にできるとしたらどうでしょうか。20人のユーザーが1万円を毎月支払い、1ヶ月で20万円の総収益が得られます。
ここから、さらにお金を稼ごうと思うなら、どうすれば良いでしょうか?メーリングリストの拡大やセールスファネルの改善に引き続き注力することもできますが、さらに多くの商品を作り出すこともできます。月間収益は2倍、3倍と増加します。すると、どうなるでしょう?ポイントは、これらの要素と収益規模のいずれかを、継続的に改善していくことです。そうすることで、1千万円の利益を生むビジネスが得られ、さらに大した努力もせずに1億円規模のビジネスへと変えることができます。
例えばJumpcut で有名なジェシーとコングがSimple Pickupというナンパ系の商品を販売したときに彼らが体験したことを紹介します。初めての商品を発売したとき、毎月500円を払ってくれる、およそ1,000人のユーザーがいました。そのおかげで、およそ50万円の月収が得られました。彼らは1年も経たないうちに、これを毎月2,000円を支払う5,000人のユーザーへと増やし、およそ1千万円の月収を得るようになりました。彼らがどうやってこれを実現したかは、このコースの後半で正確にお伝えしましょう。
長期的な成功のためにあなたを動かす動機をはっきりさせておく
ここで、最初の課題です。このコースの冒頭に提起した、「中心となる動機は何か?」という問いに立ち返りましょう。紙に書き出すか、Googleドキュメントを開くか、日記をつけるか、何でも好きな方法で構いません。このビデオを見た後に、次の質問に答えてください。
「私の中心となる動機は何か?」覚えておいてください。中心となる動機とは、あなたにインスピレーションを与えるものです。これは、あなたが困難な状況に陥ったとき、やる気を出させてくれるものです。あなたの人生を前進させるものです。そして、あなたがこのコースを購入した理由です。
僕の中心的な動機、僕が働く理由、お金を稼ぐ理由は、旅行です。家族全員でやる旅行です。それも年に1回だけヨーロッパ旅行するといったものではなく、1年のうち300日以上、地球を舞台にして様々な経験をする。スキーをしたければカナダのウィスラーにロッヂを借りて100日連続ウィンタースポーツを楽しむ。建築に興味を持てばロッテルダムに半年住んで歴史的な価値のある建物を巡る。週に2回ほど、Airbnb Experience で建築家と一緒にオランダを回るヒストリカルウォーキングに参加するのも趣深いです。奥さんが世界中の料理をしたいといえば、マレーシアでプール付きの物件を探し、大きな食糧雑貨店が一階にあるコンドミニアムに住んでみるのもいいかもしれません。もちろんシステムキッチンのある広々とした物件を選んであげてください。きっと喜ぶはずです。
僕はこんな生活を送りたいと大学生の頃からずっと思っていました。両親からは中学生の頃からずっと石川県から出てダメと言われていましたが。金沢の大学を出て、県庁の勤めるのが人生の成功だと思い込んでいたようです。祖母に長男だから金沢に残りなさいと言われた時、僕は生理的なレベルで体に拒否反応が出ました。だからこそ、僕は本気でオンラインコースビジネスを立ち上げました。この中心的な動機がなければ、きっと片田舎の実家にパラサイトしながら、アフィリエイトを更新し続ける平凡な人生を送っていたはずです。祖母から早く結婚しなさいと言われ、結婚すれば今度は母親から子供を作れとぶつぶつ言われるストレスフルな人生。パスポートを発行する機会もないだろうし、当然ながらスキポール空港やスワンナプーム国際空港のダイナミックな空間を経験することなかったでしょう。
いや、僕の話はどうでもいいのです。あなたの中心的な動機を教えてください。
- 奨学金を返済したいのか?
- くだらない仕事なんて辞めて、自分自身がボスとなりたいのか?
- 両親が早く退職できるようにしてあげたいと思うのか?
- 本当に情熱を傾けようと思うことに取り組みたいのか?
- 世界中のできる限り多くの人々を助けたいと思うのか?
続いての質問は、「もし究極の自由が得られたら、どうするか?」です。自動化されたオンラインコースビジネスの立ち上げが無事完了したら、残りの人生、たくさんの自由時間を過ごすことができます。
- そのとき、あなたは何をしたいですか?
- 全世界の国々で、それぞれ一週間の休暇を取ることを夢見るでしょうか?
- 同じ信念を持った非営利団体に参加しますか?
- お金がかかるので以前は考えもしなかった、新しい趣味を見つけますか?
人生では、「何をするか」というのと同じくらい、「なぜするか」が重要です。あなたが今していることの理由をきちんと理解しているなら、たとえ困難な状況に陥っても、進み続けることができるでしょう。困難に直面したとき、両手を挙げて「なんでこんな事しなければいけないんだ!」等と言うことにはなりません。理由がはっきりと分かっているからです。
15分以上の時間を取って、これらの質問への答えを書き出してください。ではまた15分後に。