あなたは個人事業主やフリーランスとして、オンラインコースの販売に苦戦していませんか?「今さらメール?」「SNSで十分じゃないの?」そう思ったあなたは、オンラインコース販売で最も確実で、最も利益率の高い販売チャネルを自ら手放そうとしています。ここでは、「なぜ今もなおEメールが最強の販売ツールなのか」という理由から、ローンチを成功に導く「9通の鉄板メールシナリオ」まで、テンプレート付きで徹底解説します。
多くの人が商品をローンチする際に「新商品を発売しました!」と一斉送信するだけで終わりがちです。ですが、それでは熱意も伝わらず、メールは埋もれてしまいます。ローンチ成功の鍵は、見込み客の心を動かし、期待を高めて自然に購入へ導くシナリオ型メールです。これを使えば、何を書けばいいか迷うことなく、信頼関係を築きながらコースを魅力的に伝えられます。
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なぜ「Eメール」はオンラインコース販売のキングなのか?
Eメールマーケティングは、決して時代遅れのツールではありません。むしろ、デジタルマーケティングの世界では、今もなお最も強力で効果的な販売手法の一つとして認識されています。多くの起業家がSNSマーケティングに注力する中、Eメールの真の力を理解し活用している人は意外に少ないのが現実です。
SNSでは、突然のアルゴリズム変更やアカウント凍結で、今まで築き上げたフォロワーとの繋がりが一瞬で消えるリスクがあります。タイムライン上では次々と新しい投稿が流れ込み、重要な情報もあっという間に埋もれてしまいます。
一方、Eメールは、誰にも奪われることのないあなた自身の顧客データベースです。プラットフォームの意向に左右されない、安定したビジネス基盤となります。僕のクライアントの中には、過去にMailChimpをBANされた人もいました。ですが顧客リストであるメールアドレスを取っていたので、メールアドレスをエクスポートしてまた他のメールプラットフォームでメルマガを再開できました。
そして何より、Eメールマーケティングは驚異的なROI(投資収益率)を実現します。多くの調査結果からも、他のデジタルマーケティング手法と比べて、投資に対するリターンが非常に高いことが証明されています。つまり、コストを抑えつつ最大限の成果を得られる、最強の販売チャネルだと僕は考えています。
鉄板シナリオ:ライブローンチを成功させる9通のEメール
ここからは、ライブローンチをプリローンチ期、ローンチ期、カートクローズ期の3つのフェーズに分け、それぞれで送るべきメール内容を簡単に解説します。
まずプリローンチ期では、販売開始の5〜7日前から見込み客の期待を高め、課題に気づいてもらうことが大切です。最初から売り込みをせず、ワクワクする未来や新しい視点を提示しましょう。
メール1:The Opportunity(機会の提示)
このメールの目的は、見込み客がまだ気づいていない大きな機会や新しい可能性を示唆し、興味を引くことです。「あなたが〇〇で悩んでいるのは、実は〇〇という大きな変化に気づいていないからです」と、業界のトレンドや新しい常識を提示します。まだ商品は売りません。見込み客の視点を変えるための、重要な種まきの段階と考えてください。
メール2:The Problem(問題の定義)
このメールの目的は、見込み客が抱える真の問題を明確に言語化し、「そうそう、それが僕の悩みだ」と強く共感させることです。PASTORフレームワークの「P(問題)」と「A(増幅)」を使います。見込み客の痛みやフラストレーションを具体的に描写し、放置した場合の暗い未来を少し見せます。感情に訴えかけることで、解決策への欲求を高めるのが狙いです。
メール3:The Solution(解決策の存在)
ここでは、問題には解決策があることを示し、前向きな展望を提示しましょう。「しかし、この問題を解決する新しい方法があります。それが『〇〇メソッド』です」と、あなたの解決策にユニークな名前をつけて紹介します。明るい未来への道筋を示すことで、見込み客の期待感を高めていきます。
次にローンチ期へと進みます。この段階では、オファーの詳細をしっかりと伝え、見込み客が実際に購入へ踏み出せるよう後押しすることが主な目的です。オファーを提示するタイミングや、特典の伝え方にひと工夫を加えるのがポイントです。
メール4:The Offer(カートオープン)
このメールは、販売開始をアナウンスし、コースの全体像とオファーの詳細をしっかり伝える役割を持っています。ここで伝えるべきポイントは、コースの価格、内容、特典、申込期限など、購入を検討する上で欠かせない具体的な情報です。これまでのメールで高めてきた期待感を受けて、「ついに〇〇メソッドを体系的に学べるコースが完成しました」と自然な流れで紹介しましょう。さらに、セールスページへのリンクを目立つ形で案内し、見込み客がすぐに詳細を確認したり、申込手続きに進めるようにします。
メール5:Social Proof(社会的証明)
このメールでは、「本当に効果があるの?」という疑念を第三者の声で払拭します。受講生や過去のクライアントのお客様の声をストーリー仕立てで紹介します。他人の成功体験を知ることで、「自分にもできそうだ」と思えるようになります。証拠を示すことで、購入への心理的ハードルを下げる効果があります。
メール6:FAQ(よくある質問)
購入を迷っている人が抱える「最後の疑問」を先回りして解消します。「こんな質問をいただきました」という形で、価格、支払い方法、サポート内容、返金保証など、見込み客が不安に思うであろう点に答えます。
最後のフェーズであるカートクローズ期では、販売終了日とその前日にかけて、見込み客が最終的な決断をしやすいようにしっかりとサポートすることが重要です。
メール7:Urgency(緊急性のリマインド)
このメールの役割は、販売終了が間近であることを明確に伝え、見込み客に「今すぐ行動しないと損をする」という意識を持ってもらうことです。件名には「【残り24時間】〇〇の受付は明日まで」と締め切りまでの時間をはっきり記載します。本文では、「今回限りの特典や割引は、明日で終了します」と、今このタイミングで決断しなければ、手に入るはずだったメリットやチャンスを逃してしまうことを明確に伝えてください。
メール8:Final Call(最後の呼びかけ)
販売終了当日の朝に、最後のチャンスであることを伝えます。「迷っているあなたへ」といった形で、見込み客の感情に寄り添いましょう。コースが解決する問題と、手に入る理想の未来をもう一度力強く語ります。感情に訴えかけることで、理性的な判断を促し、後悔のない選択をしてもらいます。
メール9:Cart Close(締め切り直前)
最後に、販売終了の1〜3時間前に締め切り直前であることを通知します。長い文章は不要で「【あと3時間】まもなく募集を締め切ります」と、シンプルに事実を伝えるだけで効果があります。購入を迷っている見込み客に対して、最後まで丁寧に寄り添う姿勢を持つことが重要です。
【応用編】エバーグリーンローンチへのシナリオ活用
エバーグリーンローンチを実践する際は、見込み客が登録した日を起点に、9通のメールシナリオを自動で順番に届ける仕組みを構築します。基本的な流れはライブローンチと同じですが、より一人一人に合わせた個別対応が重要になります。
たとえば、ConvertKitやMailchimpなどのメール配信ツールのオートメーションやシーケンス機能を使えば、誰でも簡単に設定できます。
エバーグリーンローンチを成功させるコツは、「〇〇様、登録から5日目ですね」といったように、見込み客一人一人に語りかけるような表現をメールに盛り込むことです。こうした個別感のあるアプローチによって、見込み客との信頼関係がより深まります。
また、各見込み客ごとに専用の締め切り日を設定することも非常に効果的です。DeadlineFunnelなどのツールを使えば、個別のカウントダウンタイマーを簡単に導入できます。
一度仕組みを構築してしまえば、寝ている間も、旅先にいるときも、365日24時間、自動で販売メールを届けてくれます。まさに、これが本当の意味で不労所得を実現するシステムだと僕は考えています。
あなたのローンチメールシナリオを設計する3つのステップ
ここまで学んだことを総動員し、実際にあなたのローンチメールの骨子を作成していきましょう。理論だけでなく、実践することで初めて成果が生まれます。
Step1:9つのメールの「目的」を理解する
9通のメールそれぞれに、期待感を高める、悩みに共感する、信頼を築く、行動を促すといった役割が割り当てられています。メールの流れとしては、まず興味を引き、次に共感を示し、さらに解決策や証拠、FAQで疑問や不安を払拭し、最後に緊急性や限定性を伝えて決断を後押しします。
Step2:各メールの「件名」を書き出す
各メールそれぞれの目的を意識しながら、開封したくなる件名を考えてみましょう。件名は開封率を大きく左右するため、「自分ごと」と感じてもらえる表現が重要です。たとえば「あなたが知らない〇〇の新常識」や「たった1つの間違いで損していませんか?」など、見込み客の悩みや願望に寄り添ったタイトルを意識して、9通分リストアップしてみてください。
Step3:メール4(カートオープン)の本文を書いてみる
セールスメールは、問題提起、解決策、ベネフィット、特典、価格、行動喚起という流れで組み立てます。なぜ今このコースが必要なのか、受講後にどんな未来が待っているのか、そして今だけの特典があることなどを端的かつ感情を込めて伝えてください。まずはポイントを箇条書きでも良いので書き出し、後から文章を整えます。シンプルにまとめることを意識しましょう。
まとめ:メールマーケティングで安定した売上を作る
ここまで、オンラインコースを売り切るためのEメールマーケティング戦略と、9通のローンチシナリオの作り方を解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。
- Eメールマーケティングは、あなたがコントロールできる唯一の「資産」であり、最もコストパフォーマンスに優れた販売手法である。
- 9通のメールシナリオは、見込み客の心理に寄り添い、段階的に信頼と期待感を高めていく設計図となる。
- それぞれのメールには、期待感を高める、悩みに共感する、信頼を築く、行動を促すなど明確な役割がある。目的を意識して書くことで成約率が上がる。
- 初心者は、まずはテンプレートやシナリオを参考にしながら、たった一人の見込み客に語りかけるつもりでメールを書いてみることが大切。
