今回は、オンラインコースの大事なアイデアを見つける方法をお伝えしたいと思います。前回の内容を簡単に振り返ると、オンラインコースがいかにパーソナリティベースのビジネスであるか、ということをご説明しました。つまり、人々はあなたのソリューションに投資するのと同じくらいあなたに投資する、ということです。また、パーソナリティ・バイアスを用いて見込み客の共感を得る方法や、彼らとの深い有意義なつながりを築くコネクション・チェーンと、その三つの段階についてもご説明しました。
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熱意が大きいトピックほど成功率が高くなる
前回はちょうど、重要なポイントで終わりましたね。「オンラインコースとは、あなた自身を反映する、パーソナリティベースのビジネスです。」これがどういうことか、お分かりでしょうか?簡単に言うと、あなたは文字通り、オンラインコースのすべてです。コンテンツ制作者であり、マーケティング兼販売チームであり、経理担当者でもあります。これらすべてに加え、まだまだたくさんの機能を担う必要があるでしょう。ですので、さほど興味のないアイデアを追いかけている余裕はありません。
そのため、オンラインコースはパーソナリティベースのビジネスであるだけでなく、情熱的なプロジェクトでもあります。情熱的なプロジェクトとはつまり、あなたが教えようとしているトピックに個人的に興味を持ったり、興奮したりすることです。実際、教えるトピックに対するあなたの興味の度合いは、商品の成功と直接的な関係があります。要するに、自分の教えることに興味を持っていればいるほど、あなたの商品が成功する可能性は高くなるのです。
教えるトピックに対して本当に興味を持っている人が得られるものが、僕らが「熱意のアドバンテージ」と呼んでいるものです。熱意のアドバンテージとは、自身の興味に基づいて商品を作るときに得られる、隠れたビジネス上の強み、有意性です。教えるトピックに情熱を傾ければ、そうでない場合に比べてずっと多くのことができるようになります。そのうちの一つが、見込み客とのコミュニケーションです。市場に興味を持ち市場に入り込むことで、市場をよりよく理解することができます。彼らが欲しているものや、満足していないもの、そして彼らがつながりを持っているものが分かるでしょう。
二つ目は、業界に対する理解です。状勢がどのようなものか、どんな競合他社が存在するか、現在市場に欠けているものは、といったことを平均以上に理解できるようになるでしょう。
そして三つ目に、仕事をすることを厭わなくなります。教えるトピックに興味を持っていれば、余分な時間を割くことは格段に楽しいものになります。仕事というよりも、趣味のように感じられるでしょう。その上、困難な状況に陥った場合でも、それを貫き通せる可能性がはるかに高くなります。教えるトピックを大切に思っていれば、そう簡単に諦めることはありませんよね。
最後に四つ目ですが、はるかに魅力的な講師になれるでしょう。興味のあるトピックについて話すときには、あなたの信頼度、自信、そして興奮が、ごく自然に広がっていきます。サッカーに夢中になっている人を想像してみてください。彼は常に選手のスタッツ(統計データ)や試合のスコアをチェックしたり、予想記事を読んだりしています。彼は、観戦できる試合はすべて欠かさずチェックします。毎年秋になると、彼は友人たちと一緒になって、空想上のドラフト会議を開催します。
彼は常にサッカーと共に食べ、呼吸し、眠ります。空想上の強いドリームチームの作り方を教えることは、スポーツに全く関心のない人にとっては難しくても、彼にとってはずっと簡単なことではないでしょうか?
彼はすでに、ターゲットとなる見込み客の中に入り込んでいます。彼は見込み客とコミュニケーションを取る方法、彼らがどういった人間で、何を望んでいるかを心得ています。彼は、現在競争力のあるものと、それら商品の改善点について、とてもよく理解しているでしょう。コースのコンテンツ制作もまた、彼の楽しみです。つまり彼は、ナチュラルにサッカーに没頭しています。いつの日か、彼は魅力溢れる講師になることでしょう。
彼の興奮は、あなたにまで影響を与えるほどです。一般的に言って、教えるトピックに対する彼の情熱は、必然的にビジネス上の有意性をもたらします。これこそが、熱意のアドバンテージです。ですが、興味のあるトピックを教えることの大きな利点にも関わらず、未だにこのアドバイスを軽視する人々もいます。自分自身が興味のあるアイデアに従うよりも、純粋に経済学に基づいたもの、または自分が上手くいくと思うものを選んで、収益を最大化するのです。
こういった人々は基本的に、何にも増してお金を追いかけています。海外ではこれを、「ダラー・デセプション(お金のまやかし)」と呼んでいます。最もお金を稼げるだろうと思うアイデアは、ほとんどの場合そうではありません。それでも多くの人々は、この強力なお金の力に騙されてしまいます。特に若い、意欲的な起業家たち。彼らは、ビジネスのアイデアを思いついたとき、それを売るやいなや、一夜にして億万長者になれると考える間違いを犯します。結局、彼らの商品のほとんどは死に絶え、彼らは無一文になるか、さらに悪い場合深刻な借金苦に陥ります。
このアイデアが機能しないのは、意図が初めから間違っているからです。興味とは対照的にお金を追いかけているとき、出来上がるのは全くもって興味のない商品です。ユーザーと自然に対話したり、業界の様相を完全に把握したりすることはできません。速いスピードについていくには長時間仕事をしなければいけないのに、そもそもそのトピックに興味を感じたことがないので、時間を使うのは難しくなります。それに加えて、教えるトピックに興味を持っているときには必ずあるはずの興奮がありません。
さらに言うと、そのトピックに真の情熱を注ぐ人々は、偽っている人に対して非常に敏感に反応します。あなたに信頼度がないとき、それは見込み客にとっては疑いの余地がありません。ですから、ダラー・デセプションの犠牲にならないよう注意することです。教えるトピックに興味がないために、その商品でもがき続けていてはいけません。そうなってしまっては、もう失敗は免れません。ついには、自分がしていることに興味が持てず、簡単に諦めてしまうことになるでしょう。
オンラインコースで成功するためには、教えるトピックに対する情熱を持っていることが必須です。僕が今、「情熱」という言葉を使うたびに、皆さんのうちの何人かはこう考えているでしょう。「自分が情熱を注げるようなものが見つからない…」そう仰るのも、ごもっともです。情熱という言葉自体は、相当激しい印象を与えます。
何かに情熱を注ぐ人というのを考えるとき、何を想像するでしょうか?僕は、冬になると東京から3時間かけて毎週末苗場スキー上に向かう友人を思い出します。お金を節約するために土曜日は車中泊です。日曜日のナイターを滑って、夜遅くに東京の家に帰宅し、月曜日に出社する強者です。
または、文字通りまっすぐ家に帰り、毎晩のように新しい本を読むOL。仕事を愛するあまり、82歳になっても引退することを頑なに拒み続ける老人。確かに、これらの例はどれも、自分の仕事に真の情熱を注ぐ人を表したものです。
ですが、オンラインコースに関して言うと、ここまでのレベルの情熱は必要ないと思います。もちろん、教えるトピックに情熱や執着を持つことは素晴らしいことですが、必須ではありません。実際、熱意のアドバンテージを得るには、ただ教えるトピックに興味があるか、興奮を感じてさえいれば十分です。楽しんでやっていれば良いだけなので、これは簡単なことでしょう。
料理はお好きですか?好きなら、それがあなたの情熱です。週末はビデオゲームに熱中していますか?それもあなたの情熱です。映画を見に行くのが好きですか?それも十分、あなたの情熱です。繰り返しになりますが、情熱を注ぐとは言っても、24時間365日それをしている必要はない、というのがポイントです。
さて、教えるトピックに興味を持つことに加えて、スキルの観点から、潜在的な情熱について考えることもできます。僕らはこれを、「経験のアドバンテージ」と呼んでいます。熱意のアドバンテージと同様、経験のアドバンテージはあなたが持ち得る隠れたビジネス上の優位性ですが、こちらはスキルに関連しています。とは言っても、優位性の多くは同じものです。
例えば、何かのスキルを持っているということは、その業界についての深い理解があり、仕事を厭わず、自信を持った魅力的な講師である、ということです。スポーツのコーチや、楽器の先生を想像してみてください。こういった人々は、その業界や教えているトピックについて、深い理解を持っているとは思いませんか?そうですよね。では、仕事についてはどうでしょう?彼らはスキルを持っているので、仕事をするにも楽ではないでしょうか?間違いありませんね。その上彼らは、自信を持って他の人に教えることができます。
あなたが何をするにも、その方法を知っているなら、素人のようにしくじったり、後悔することもありません。お分かりでしょうか。たいていの場合、あなたのスキルと興味とは、実のところ同じものなのです。スキルがあることは通常、あなたがそのトピックに本当に興味を持っていることを示す、間違いのない指標です。ある程度楽しんでいなければ、大人として、例えば優れたギタリスト等にはなれないでしょう。「大人として」というのが、ここでのキーワードです。アジア人の親に見られるような、小さな子どもに強いて何かを学ばせるような例は除きます—僕は、アジア人ですので。
オンラインコースにおいては、多くの人が自分の興味とスキルの両方を融合させて考えます。これは素晴らしいことですが、ここでは、興味とスキルに別々にアプローチしていきたいと思います。後々、オンラインコースの優れたアイデアを思いつく可能性が2倍になるからです。興味とスキルに別々にアプローチすれば、一度に両方を見て上っ面をなでるのとは対照的に、それぞれについてより深いレベルで考えるようになります。
滞在的なスキルがもたらす三つの要素
それでは、潜在的な経験のアドバンテージとは何か、探っていきましょう。これは実のところ、厄介な問題です。なぜなら、最大の敵は自分自身であり、僕らは自分自身に対しては厳しいからです。僕らは、自分のスキルや可能性、そして自分が提供するものを過小評価しがちです。僕らが実際に得意なことを考えているときは、しばしば外部の声を取り入れることが必要です。これについては、もう少し後でブレインストーミングリストに触れるので、そこで詳しくご説明しましょう。
その前に、経験のアドバンテージをもたらす三つの要素があることを、まずは理解しておいてください。その一つとは、小さな成果です。自分自身にこう質問してください、「自分がこれまでに成し遂げたことで、他の人もそれを達成したいと思えるようなことはあるか?」例えばですが、JumpcutのKongはは昔、イェール大学に入学した人に話を聞いて、合格する方法を教えるコースを作りました。彼にとってはそれは簡単なことで、壮大な計画の中の、一つのごく小さな成果でした。ですが、同じことを成し遂げるために苦労し、その方法を教えてくれる商品に喜んでお金を払う人が、大勢いました。もちろんそのコースは大成功しました。
経験のアドバンテージをもたらす二つ目の要素は、アウトグループの苦労に注意を向けることです。アウトグループとは、ある人が属していない、性別、年齢、場所等により分けられる社会的グループ、と定義されます。あなたにとって簡単でも、アウトグループにとっては難しいもの、というのを考えてみてください。あなたがすでに出来ることを学ぼうとして苦労している人とは、一体どのような人でしょうか?
例えば、僕にはBさんという友人がいますが、彼は高齢者がUber等のアプリを使うのを支援する、ビジネスを構築しました。ミレニアル世代である彼にとって、スマートフォンアプリを使いこなすことは、呼吸するのと同じくらい単純なことでした。皆さんもおそらく同じでしょう。ですが、彼のアウトグループ—65歳以上の人々—にとっては、それは離散数学と同じくらい難しいことが分かりました。
経験のアドバンテージをもたらす三つ目の要素は、認識できていない強みについて考えることです。あなたが持っているスキルの中にも、まだ認識できていないものがあります。問題は、こういったことは通常、自分では判断しづらいことです。隠れたスキルを見つけ出す最も簡単な方法は、単にそれについて考えることではありません。自分が知らないことは明白です。代わりに、身近な誰かに「私が得意なことは何だと思う?」と尋ねてみましょう。
先日僕は、ある友人と話をしました。彼女は、自分が得意なことが何もないと言います。ですが、僕は彼女の友人として、彼女がどんな人とでもすぐに打ち解けられると、躊躇なく指摘することができました。彼女はすぐに思い当たったようで、「本当、その通りね!」と言いました。一人の部外者の意見がすべてでした。
ですから覚えておいてください、情熱と言っても、24時間365日、それに取りつかれている必要はありません。オンラインコースのアイデアを見つけるにあたっては、教えるトピックに興味を持っているか、または特定の人々に比べて豊富な経験を持ってさえいれば十分です。
さて、オンラインコースの良いアイデアを思い付くには、これらすべてをどのように適用すれば良いでしょうか?一番は、自分の興味、つまり情熱ベースのアイデアを思い付くことです。いわゆる、熱意のアドバンテージをもたらすものです。
ここでまず初めにして頂きたいことは、情熱ベースのブレインストーミングリストを作ることです。このワークシートは、今回の詳細欄に含まれています。情熱ベースのブレインストーミングリストは、自身の興味についてより深いレベルの考えを促すよう作られています。ここに記された12の質問は、あなたの習慣や意見を反映させ、あなたの情熱がどこにあるのかを理解するためのものです。このリストの目的は、本当に興味のあるものを探すのに苦労している方々を助けることですが、自分の情熱をすでに理解している方にとっても有用です。思いがけないことが見つかるかもしれません。
リストと一緒に、僕がこれから公開する次回以降のビデオの方も必ずチェックしてください。各質問についての個別の説明等が見られます。このリストのポイントは、どんな人でも何かしらの興味を持っているということを、理解することです。どんな人にとっても、楽しんだり、興奮させられたりするものが存在します。
もしリスト全部に目を通して、まだ情熱や興味が見つからないと言うなら、それはあなたが一日中ぼうっとして座り込み、何もせずただ毎日を過ごしている、と言っているのと同じです。ただ雲が通り過ぎるのを見つめて。そんなことはおそらく、あり得ないでしょう。実際、不可能な話です。一切の感情や感覚、興味をなくせる唯一つの方法は、前頭側頭葉(ぜんとうそくとうよう)や大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)といった脳の主要な部分が欠けている場合で、そんなはずはありません。もしくはあなたがロボットか、そのどちらかでしょう。
それでもまだ、情熱や興味を見つけ出すのに苦労しているか、またはリストから選んだものにそこまでは興奮しないと言うのなら、二番目のアプローチを取る、もう一つのブレインストーミングの質問リストがあります。それが、スキルベースのブレインストーミングリストです。こちらのワークシートも、今回の内容に含まれています。先に述べましたが、僕らはそれぞれを深く掘り下げるため、情熱とスキルとに別々にアプローチしていることを覚えておいてください。スキルベースのブレインストーミングリストは、後々オンラインコースのアイデアに変わるかもしれない、経験のアドバンテージを特定するのに役立ちます。
ここにある質問は、自分が得意なことを認識するよう促すためのものです。特に、自分自身で考えるのが難しい場合に有用です。事実、僕らは皆、自分自身に対しては非常に厳しくなり、自分の能力を過小評価しがちです。リストに目を通すと、自分の得意分野を知ることができます。正直に言うと、自尊心をちょっぴり高めることもできますが、とにかくこれがリストの一読をお勧めする理由です。繰り返しになりますが、各質問についての個別の説明等を聞きたければ、リストと一緒に対応するビデオを必ずチェックしてください。
両方のリストに目を通して出した答えからは、共通するテーマや傾向が明らかになってくるはずです。少なくとも三つから七つの興味やスキルが、際立っていることに気付くでしょう。それらしいものがない場合、どこかで間違えているかもしれません。でもご心配は無用です。実生活での例をいくつか用いて、これらの考え方と実習とについて、順を追ってご説明しましょう。
実生活において、これらがどのように役立つのでしょうか?例えば僕らがベンチマークしているJumpcutが最初のオンラインコース Project Go を作った時、それは内気で自信のない男性を対象とした、自助プログラムでした。Project Goは、より充実した人生を送るために社会に対する不安を克服し、自信をつける方法についてのレッスンを提供しました。これは、大成功を収めました。理由の一つには、KongとJessyがその背後にあるアイデアに非常な興味を持っていたからです。
彼らは若い頃、とても内向的でした。シャイで不安だった彼らは実際、社会に対する不安を抱える男性のためのフォーラムで出会ったのです。そのため、デートすらも苦手で、概して不幸な人生を送っていました。彼らは一緒になって、自己改善とデートに関して教えている商品を、できる限り試してみることにしました。女の子と出会うだけではなく、社会に対する不安を克服し、コミュニケーション上手になり、より良い人生を送ることを目的としていたので、この世界に没頭しました。
KongとJessyは、自己改善に多大な情熱を注いでいました。あらゆる本を読み、あらゆるコースを試し、可能なほぼすべてのブートキャンプに参加しました。彼らがようやく同じテーマで自分たちの商品を作るまでになったとき、これが大きな熱意のアドバンテージをもたらしてくれました。面白いことに、その時でもまだたくさんのことに不安を感じていたにも関わらず、自信をつけて初対面の人々と話をし、社会に対する不安を克服する方法についてアドバイスを始めた瞬間から、何と別人のようになったのです。
自信に満ち溢れた彼らの姿は、ユーザーにはどうやら輝いて見えたようです。KongとJessyは同じ変化を彼らにも経験してほしいと強く望んでいたので、自分たちの道のりを伝えることに興奮してもいました。そうして教えるトピックを大切にしていたため、Project Goは大成功を収めました。
一方、彼らの別の商品であるViral Academyは、Jumpcutの経験のアドバンテージにより深く根ざして作った商品です。ご存知かもしれませんが、Viral Academyとは、SNSを用いてビジネスを立ち上げる方法を教えるオンラインコースです。そのプログラムでは、収益性の高いビジネスを生み出すために英語圏の人が使っているコツやアドバイス、手順のすべてを、彼らのYouTubeチャンネル「Simple Pickup」上でシェアしています。
ここで伝えたいのは、彼らがこのトピックに興味がなかった訳ではありません。興味なら間違いなくありました。前にも述べたように、興味とスキルとはしばしば同じものです。ですがこの例に限っては、商品を作るよう彼らを導いたのは情熱ではなく、隠れたスキルを発見させてくれたユーザーでした。Project Goを購入してくれた同じユーザーにアンケートを送り、Jumpcut からどのようなトピックを学びたいかと尋ねました。これは、あなたが得意なことは何で、何を教えるべきだと思うかをあなたの身近な人に尋ねるのと、本質的には同じことです。この結果、大勢のユーザーが、Simple PickupのようなYouTubeチャンネルを中心にビジネスを立ち上げる方法を教えてほしいと望んでいることが分かりました。その方向に彼らを駆り立て、経験のアドバンテージに気づかせてくれたのは、ユーザーの方々でした。ユーザーの声に耳を傾けるようになり、その結果として出来上がったものがViral Academyです。そしてこれは大成功を収め、当初の予想より10倍も多く売れました。
さて、ここまで、オンラインコースが情熱的なプロジェクトである理由や、オンラインコースが持つアドバンテージの種類、そしてあなたが興味やスキルを持っていることを定義するより広義の用語として僕らが使っている、「情熱」という言葉についてお話ししてきました。
情熱ベース・スキルベースのブレインストーミングリストをご紹介し、JumpcutのProject GoとViral Academyを例に、リストのすべてがどのように適用されるかをお伝えしました。両方のリストすべてに目を通せば、興味のあるトピックや情熱を注いでいるトピック、またはスキルを持っているトピックがいくつか見つかったでしょう。なるべく多いに越したことはありません。
先に進む前に、もしブレインストーミングリスト(ワークシート)への記入がまだなら、終わらせておいてください。次回、それらをビジネスのアイデアとして評価する方法の手順を示すのに、必要になりますので。それではまた。