今日はオンラインコースの作り方について説明します。僕はこれまでUdemyというオンラインコース販売のプラットフォームで14万人の受講生に自分のコースを販売してきました。2015年の2月にコースの作成をやめましたが今でも毎月3000ドルから7000ドルのコース収入があります。いずれのオンラインコースも4つのステップで作りました。「下書きの作成」「ビデオの撮影」「ビデオの編集」「ワークシートやそのほかボーナスコンテンツの作成」です。
さあ、もう少しでゴールです。初めてのコース作成と、ビジネスの立ち上げが間近まで迫っていますよ。もうすぐで数ヶ月間、一生懸命取り組んできた努力が報われます。本当におめでとう。真面目な話、ここまでのプロセスは本当に大変な作業で、その作業がもう少しで終わろうとしているのです。コースのアウトラインと魅力的なオファーを作り、“Unique Selling Proposition(USP)” を設定することで、コースを実際に作成していく準備が整います。
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オンラインコースを作る4つのステップ
オンラインコース作成の際には、より確実なプロセスを歩むために4つのステップで作業を進めていきます。そのステップについて、まずは大まかに説明しましょう。
- ステップ1は「下書きの作成」です。
- 次のステップ2では「ビデオの撮影」を行います。
- そして、ステップ3は「ビデオの編集」で、
- ステップ4は「ワークシートやそのほかボーナスコンテンツの作成」となります。
これらのステップに従い、コース作成を行うときに初めて、これまでのリサーチと努力が報われることになるでしょう。これまでに学んだ全てのことを活用して、短期間で素晴らしいコンテンツを作っていきましょう。
初心者はこのコース作成のタイミングでスピードを落とします。スピードを落とすだけでなく、辞めちゃう人もいます。仮にコースを作っても市場にそれを投下する時にビビってしまい断念する人もいます。
なんてもったいないことを。コンテンツ作成がオンラインコースビジネスの一番面白いパートです。僕たちのオリジナリティやパーソナリティが反映される唯一の場所です。楽しみながら、ノリノリで取り組んでください。
とはいえ、コース作成の具体的なプロセスを知っていた方が、もっとノリノリでコースを作れます。わからないことが多いと、中断が入り、流れが止まっちゃいます。ノリノリな気分も萎えちゃいます。そこで、僕が用意しました。ステップバイステップでコースを作る方法です。
今回のコース作成時には、特別なアプローチを使用していきます。あなたはこのアプローチを使用して、できるだけ素早くコースを作成しなければなりません。コースを作成する段階ではあまり時間をかけないようにしてください。時間をかけてコンテンツを作るよりも、早くコンテンツを作って、その後のフィードバックで改善することの方が大事です。なぜなら1発で完璧なコンテンツを作ることなんてできっこないからです。
コンテンツを作り終えたらフィードバックを得て、あなたのコンテンツをできる限りインパクトのあるようなものに改良していかなければなりません。1コースあたり10万円〜100万円単位のビジネスを構築するためには、かなり長期的なプロセスを要します。だからこそ、まずは早めにコンテンツを作り、その一歩を踏み出さなければならないのです。
これは僕たちがOnline Course Creationを立ち上げたときと全く同じプロセスだと言えます。
初めて撮影した僕たちのビデオを見てみてください。このビデオを見て、コンテンツ作成を間違えていたということを振り返るのは正直恥ずかしいことです。でも、ただ恥ずかしいだけで、別に他のリスクはないですよね。
僕たちのビデオがアパートで撮影されていたことも、あまり部屋がきれいではなかったということも、低予算で制作されたことも、特に問題ではありませんでした。なぜなら僕たちの見込み客はそんなこと気にしなかったからです。それはなぜでしょうか?コンテンツを通して、彼らへ価値を提供していたからです。僕たちのコンテンツは、見込み客と約束したメリットを彼らに与えました。だから、別にコンテンツが派手だったり、きれいだったりする必要はなかったのです。
きっとあなたは今から洗練されたカッコいいコンテンツを作ろうとしているのでしょう。しかし、コンテンツのデザインや演出を洗練させるのは、見込み客からのフィードバックを受けてからでもできることなのです。まずは、学習経験を積むためにも僕たちのコース作成アプローチに従って最低限のコンテンツを素早くリリースすることが大事です。それが今のあなたの目標です。
コンテンツを作ることに時間をかけたとしても、初めてのフィードバックを受けるまでは、そのコンテンツが本当に人の役に立つのか、本当に誰かが買ってくれるのかわかりませんよね。だからまずはコンテンツをリリースするということが大事なのです。
パソコンを使ってビデオレクチャーのスクリプトを作成する方法
それでは早速、コース作成の手順を話していきましょう。まずはビデオのスクリプトを作る必要があります。あなたがビデオの中で話すことを文章に起こしていきます。
このステップでは、以前にお話ししたハードル・ベース・アウトラインを作成し、箇条書きの項目を文章に書き換えていきます。アウトライン作成の段階ですでに箇条書きの項目を作ってしまっているので、ここであまり考えすぎる必要はありません。
Udemyに健康関連のオンラインコースを供給しているヤスオさんはこう言います。
いきなりスクリプトを書こうと思うと、頭がフリーズしてしまう。まるで小説を書くかのように頭の中で構成を考えると手が動かなくなってしまう。でも先に箇条書きを出してこら文章を書き加え台本にするプロセスは苦痛ではない
あなたもヤスオさんのように、先に話す内容のアウトラインを出してからスクリプトを書くようにしてみてください。きっとスラスラとセンテンスを作れるはずです。
下書きを書く方法は2つあります。まずはPCのブラウザでタブを2つ開き、どちらも見えるようにしましょう。1つのタブにはアウトラインを表示し、もう1つのタブには何も書かれていないGoogle Documentを用意しましょう。そして、全体のアウトラインをブラッシュアップしながら1つずつのポイントを検討し、自分の考えを書き出していきましょう。箇条書きを見ながら、Google Documentに文章を書いていくのです。
もう1つの方法は音声入力で書き出していく方法です。この方法なら、あまりタイピングしたくない日には、音声入力アプリを使って自分の考えを声に出して書き起こすことができます。声に出して考えることができるのがメリットですが、一方で後から下書きを整理しなければなりません。マネジメントの父、ドラッカーは口頭筆記で本を作っていました。喋って、それを書記が書き留め、自ら黙読しそれを破棄する。また喋り、それを書記が書き留め、読み直し破棄する。第三稿でようやくタイピングを開始する。これも一つのコンテンツ制作の方法です。
受講生を楽しませるようなスクリプトを作ろう
アウトラインの箇条書き部分を徹底的に全て考え抜いてください。タイピングするにしても、音声入力をするにしても、常に心がけておいてほしいことは「百科事典じゃなくてコンテンツを作っている」ということです。オンラインコースでは、見込み客の人生に変化や成果、生活の改善を売り込むことになります。そのため下書きを作成するときには、コンテンツをベストな形で構築してあげなければなりません。
コンテンツの内容が一緒であったとしても、構造が違えば見込み客が得る結果は変わります。だからコンテンツの順番や構成をできるだけより良いものにする必要があるのです。彼らは自分自身のためなら大変な課題でも躊躇せずに取り組むでしょう。しかし、目的が分からないコースで何時間も努力を棒に振りたくはないのです。そのため、コンテンツを作成する際にはできるだけはっきりと分かりやすい構成を意識しましょう。
できるだけシンプルに、そして最終的な目標を達成するために必要なものだけをコースに含めるのです。良いコンテンツの要素はこれだけです。実際、目標に関係のないコンテンツや過剰なサービスは、見込み客の成功を妨げてしまう可能性もあるくらいです。
オンラインコースの下書きを作成する際には、後ほど紹介する簡単な形式に従ってください。この形式に従うことで作成プロセスが合理化され、とても論理的な方法でビデオコンテンツを作り、すぐに配信することができます。いくつか箇条書きの部分を並び替えなければならないかもしれませんが、特に問題はありません。
スクリプトの具体的な構成
ビデオの下書きを作る際の形式は次のようになります。まずは簡単なイントロダクションから始めましょう。ビデオでシンプルにレッスンの内容を要約して、彼らが前回のレッスンで学んだことを話し、このレッスンを受けること自体に関心を持たせるようにするのです。
例えばこのビデオの冒頭で僕が話したイントロダクションは次のようなスクリプトです。
今日はオンラインコースの作り方について説明します。僕はこれまでUdemyというオンラインコース販売のプラットフォームで14万人の受講生に自分のコースを販売してきました。2015年の2月にコースの作成をやめましたが今でも毎月3000ドルから7000ドルのコース収入があります。いずれのオンラインコースも4つのステップで作りました。「下書きの作成」「ビデオの撮影」「ビデオの編集」「ワークシートやそのほかボーナスコンテンツの作成」です。
YouTubeでは視聴者維持率と平均視聴時間が重要であるとビジネス系YouTuberとして成功されている井上遥介さんに教えてもらいました。それらの指標を伸ばす具体的な施策として、結論をイントロ部分で言うというアドバイスを受けました。最初にぐっと視聴者を惹きつけることの重要性は、YouTubeであれビデオレクチャーであれ同じです。現代人は忙しいのです。最初の数秒で続きを見るかどうか決断します。
イントロの次にレッスンにおけるメインポイントを話します。これからレッスン内で話していくアイディアやコンセプトを各セクションに分割し、それぞれについて掘り下げて説明しましょう。いわばノウハウ部分です。メインとなるパーツ。ビーフシチューであれば、ビーフの部分です。ビーフストロガノフであれば、ビーフの部分てす。ビーフカレーであれば、やはりビーフの部分です。
ビーフの部分が終わると、次に彼らがビデオで学んだことを簡単にまとめていきましょう。覚えやすいように、ビデオに登場したコンセプトの名前と、主要なポイントを簡単な1文にまとめて話していきます。まとめですね。ビデオで話した情報が、なぜ見込み客にとって価値のあるものになるのか、どのように役立つのかについて話しましょう。
「見込み客を4つの観点からリサーチする方法」というビデオでは次のようにノウハウをまとめました。少し長いですが、引用します。
ここまでの内容をまとめましょう。オーディエンス・イマージョンは、リサーチ段階の最重要ステップです。あなたがターゲットに設定して、深く理解しようとしている人々のコミュニティに入り込みます。見込み客を深く理解する理由は、二つあります。一つ目は、彼らを本当の意味で助ける商品を作るため。そして二つ目は、見込み客を良く理解していれば、信じられないほどの利益を上げられるためです。
そして、コミュニティに入り込んだら、次の四つのことを探さなければいけません。一つ目は、予想外のインサイト。普通の人々が特に考慮しない一般的な情報の中に、何か目立って、予想外だと感じられるものがありませんか?
二つ目は、インサイダー・ランゲージ。これは、特定の人々の間だけで使われる単語や語句のことです。見込み客は皆、同じ見込み客同士で会話をするときの、特殊なコミュニケーション方法というのを持っています。あなたの見込み客は、お互いにどんな話し方をしていますか?
三つ目は苦痛要因、そして四つ目は強い欲求です。この二つは密接に関連していて、見込み客の感情に訴えかけるものです。苦痛要因は、マイナスの影響を及ぼします。彼らを悩ませるものや、緊張させるもの。何としても避けたいと思うもの。そのせいで、夜眠れなくなるようなもの。強い欲求が与えるものは、プラスの影響です。彼らが本当に望んでいるもの。彼らを興奮させたり、幸せにしたりするもの。彼らが憧れているもの。
これらの情報を集めたら、すべてドキュメントにまとめておくのをお忘れなく。ビジネスが存続する限りは、これを参照していくことになりますから。
そして、最後に次のレッスンの告知です。次にどんなことを学ぶのか、それにはどんなメリットがあるのかについて説明し、次のビデオもちゃんと見てもらえるようにしましょう。例えばこんな感じのシンプルな文章で結構です。
それでは次回のテーマで、影響を与えるための4つの方法を具体的に紹介していきます。この方法を使うことで商品をローンチしたときの成約率を改善できます。
これでスクリプトのフォーマットの全てです。結論→ノウハウ→まとめ→告知、です。
この形式がシンプルかつ効果的です。今、あなたが見ているビデオでも、このフォーマットが使われていることがわかるでしょう。
優れたスクリプトを作る戦略その1:モチベーションを上げてスタートさせる
また、ビデオの下書きを作る際には、これから説明する4つの戦略に従うことが大事です。この戦略に従えば、あなたのコンテンツは楽しく、より親しみやすく、そして価値のあるものに変わるでしょう。
1つ目の戦略は「モチベーションを上げてコースをスタートさせる」ということです。ビデオのイントロ部分でレッスンへのモチベーションを上げることと同じで、コースを購入した直後にも購入者を興奮させられるような工夫が必要です。モジュール1のレクチャー1で受講生の士気を高めましょう。
まるで小説家が第一文目にエネルギーを注ぐように、あなたもコースの第一文目、つまりイントロダクションの部分で受講生をモチベートしてください。
特に最初の最初のビデオはとても重要です。コースの中で最も大事だと言っても過言ではないでしょう。もし初めに見るビデオが期待外れだったり、退屈だったり、価値があるように思わせられなかったりすると、見込み客は返金を考えるかもしれません。 そのため、最初のビデオではできるだけ見込み客のモチベーションを上げることが必要なのです。
あなたのコンテンツを購入する気持ちにさせたときと同じように、もう一度、あなたのコースを売り込むのです。あなたのコースがどれだけ見込み客を手助けするものなのか、そしてあなたのコースによって彼らの人生はどれだけ変わるのかについて思い出させてあげましょう。
見込み客のモチベーションを上げると同時に、次回からのビデオで扱うコンテンツについて強調して伝えてあげましょう。コンテンツを魅力的に伝えることで、コース全体を受講する生徒の数が増えるはずです。受講生に行動を起こさせるのは、あなたの役割だということは忘れないでください。コンテンツについて魅力的に伝えることは、受講生の行動を刺激するのに役立ちます。
優れたスクリプトを作る戦略その2:ありのままの自分をさらけ出す
2つ目の戦略は「ありのままの自分をさらけ出す」ということです。忘れてほしくないのは、見込み客があなたのコンテンツを購入するのは、あなたのことを知っており、信頼できる人物だと見込んでいるからだということです。彼らはあなたが持っている情報を知りたいと同時に、あなたのことについても知りたがっているのです。だから、ありのままの自分をさらけ出してください。
もう繰り返し伝えていますが、僕は成人してからも何度かオネショしています。寝ている間だけではありません。起きている時も結構もらします。直近でもらしたのは、湯沢町にある岩原スキー場です。おしっこを我慢してスノボをして、賃貸していたパノラミック湯沢の一室に向かう途中でスキーウェアに漏らしました。僕は人より沢山の水を飲むので、トイレの頻度が非常に高いです。しかもコーヒーの利尿作用との相乗効果で余計におしっこが出やすい。
前髪がエム字に後退しているのも気になっているし、体重が84キロで安定しているのもそれなりに恥ずかしいことです。かつてのビジネスパートナーにビジネスモデルをパクられた上に、あなたには倫理観がないとEメールで指摘される始末。貸したお金は返ってこないし、借りてもないお金を返せと言われたこともあります。スノボをすればノーズから雪に刺さってこけスキー合宿に来ている高校生に笑われるし、人並み程度に父親との確執があり、世界史の先生からはお前は泉丘高校の恥だと言われました。小テストで全ての回答欄にマリ王国とだけ書いて4点だけ獲得したのはいい思い出です。先生はガチで切れていましたが。大学受験にも失敗したし、バイトをしても先輩からバカにされてばかり。それこそ社会人になってからは、学校という小さい枠を超えて、もっともっと多くの失敗をしました。今でも失敗を続けています。恥ずかしいことも沢山しています。
でも、、、
こんなクソみたいな過去を持っていても、僕は今すごいハッピーです。コーヒーは美味しい。夕日も綺麗。大切な家族もいる。子供と相撲をして負けそうになった。ヘルシオホットクックで自動調理した料理が美味しい。カラムスコットの音楽は美しい。今でも飛行機にのるとワクワクする。最高の仲間がいる。
笑われてしまうことや失敗してしまうことを恐れてはいけません。
そもそも、あなたの人間性を見込んで彼らはコンテンツを買っているのです。僕のお客さんは僕の失敗や欠点をまるっと含めた僕自身を買ってくれています。
だから、彼らが見込み客からカスタマーに変わったとしても、あなたの性格を変えてはいけません。なぜ、ほとんどの人が教科書を読むことを嫌うのでしょうか?なぜなら、教科書は退屈で無味乾燥だからです。個人的な恥ずかしい記録は排除され、出来事の羅列になっているから面白くないのです。
もしありのままの自分をさらけ出さなければ、あなたのコンテンツは退屈なものになってしまうでしょう。
何度でも言いますが、ありのままをさらけ出すことは、あなたのコンテンツを購入し、行動を起こさせるための役割を果たします。できる限りあなたのコンテンツを理解しやすくすることが、あなたの責任であるということを忘れないでください。だから、カメラの前にいても自分らしくいてくださいね。
優れたスクリプトを作る戦略その3:素晴らしい教師である
3つ目の戦略は「素晴らしい教師である」ということです。「情報を与える」ということと「情報を教える」ということは、同一のものではありません。与えるだけでは退屈なレッスンになってしまいます。教えるためには、コンセプトに関連性のあるたとえ話やストーリーを取り入れることが大切です。そうすれば、受講者たちが得られる情報の量が劇的に向上します。繰り返しますが、他のものとの共通点を挙げたり、たとえ話をしたり、ストーリーテリングを入れることは、教える際にとても有効です。
例えば、という言葉を定期的に挟んでみてください。可能な限り受講生の日常に根差した例えを引き出しましょう。不思議なもので、例えば、と切り出すことで脳は自然と頭の中に検索をかけてそれらしいストーリーを引っ張ってくるものです。
優れたスクリプトを作る戦略その4:理論よりも実際に起こっていることに焦点を当てる
4つ目の戦略は「理論よりも実際に起こっていることに焦点を当てる」ということです。受講者が関心を向けているのは理論ではありません。それよりも、今まさに起こっている問題を解決する方法について知りたがっているのです。そして、できるだけ早くその問題を解決したいと考えています。だから、理論じゃなくて、実際に起こっていることに着目したレッスンを行ってください。理論では実務ということです。
プロダクトローンチの理論を知りたい人はほぼ皆無で、みなさんあのセールスファネルを作る実務的な内容を知りたがっているのです。4つの動画を1つのURLで管理し、時間をベースにして再生できるビデオの数を増やす、あのやり方を知りたいのです。理論ではなく、実務です。前半のモジュールで僕たちが徹底的に見込み客を調べ尽くしたのは彼らの実際的な問題をあぶり出すためだす。ここで具体的な課題を見つけられなかった人、つまりリサーチをさぼった人は、結局、有料コンテンツで理論や概念の説明に逃げることとなります。誰も読んでいないつまらないブログを思い出してください。彼らはダイレクト出版の本をサブスクで購入して、書いてある内容をリライトしているだけです。試しにプロダクトローンチで検索してみてください。だれもビデオの撮影方法やランディングページの作り方を教えてくれません。もっぱらプロダクトローンチの概念だけを語るものだけです。
例えば、ビデオや目次のタイトル作成についてのレッスンをしたときのことを思い出してください。「興味深いタイトルを作成してください」と言ったら、それはあなたの役に立ちますか?それとも興味深いタイトルを作成するためのシンプルな2ステップのプロセスを提供した方が役立ちましたか?もちろん後者の方が、実際の状況で役立つ情報ですよね。
シンプルな2ステップのプロセスのような公式は受講者にとって実用的な情報であり、そのため彼らにとってとても価値があるものとなります。すぐに結果を出せるということが大事なのです。そのため、受講者に対して理論的な話や概要を与えるだけじゃなく、現状の解決に必要な情報を常に提供できるようにしましょう。
できるだけ、コンセプトを伝えてステップ・バイ・ステップの手順を示しましょう。手順はできる限りシンプルにして、目標達成のために必要な情報は全て教えてあげましょう。このようにして、オンラインコースの最適なスクリプト、下書きを作っていきます。
次のビデオではオンラインコースの撮影方法について解説します。どんなカメラを買えばいいのか?どんなレンズを買えばいいのか?照明はどうするのか?それらすべての答えが次のビデオには含まれています。