あなたはポルトガルD8ビザの申請を考えているフリーランスや起業家として、どのエージェントを選べば良いか迷っていませんか?ネット上の評判だけを頼りにエージェントを選んで、後悔することになるかもしれません。ここでは僕が最初のエージェント選びで失敗し、銀行口座すら開設できずに挫折した実体験を紹介します。
D8ビザの申請では、エージェント選びがビザ取得の成否を左右すると言っても過言ではありません。僕自身も最初のエージェントでは銀行口座開設の段階で完全に行き詰まり、150ユーロを無駄にした上にビザ申請そのものを諦めました。でも2社目のエージェントでは驚くほどスムーズに進み、無事にビザを取得できました。ここからは、失敗した1社目と成功した2社目の具体的な違い、そしてエージェント選びで絶対に確認すべきポイントを詳しく解説していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
最初のエージェントで失敗した経験が今に活きている
最初に頼んだエージェントはimmigrante.ptという会社でした。ネットで調べた評判は悪くなさそうだったので選んだのですが、契約してしばらく経つと担当者との連絡が徐々に疎かになっていきました。料金はきちんと支払っているのに、返事が遅れたり、最終的には全く連絡が取れなくなってしまいました。ポルトガルに住んでみて分かったのですが、こうした対応は現地ではよくあることのようです。
しかし日本の感覚からすると到底納得できるものではなく、不信感が募るばかりでした。結果的に、このエージェントとのやり取りだけでなく、ポルトガル移住そのものを諦めそうになった瞬間もあります。このエージェントをどうやって知ったのかも今では曖昧ですが、「ポルトガル ビザ エージェント」などで検索して、上位に表示された会社を選んだのがきっかけだったと思います。
ですが、これが大きな落とし穴でした。検索結果のトップに出てくるエージェントが必ずしも優秀とは限りません。単にSEO対策が上手なだけの場合もあり、実際の顧客対応力はまったく別です。この失敗を通じ、エージェント選びでは検索順位だけで判断せず、より具体的な基準で選ぶ必要があることを痛感しました。
銀行口座開設の壁で完全に行き詰まった
銀行口座の開設は想像以上に難航しました。最初のエージェントは、ポルトガルの銀行を紹介してくれただけで、その後の実務的なサポートはほとんどありませんでした。今となっては「これが現地流なのか」と思えますが、最初は非常に不親切に感じました。銀行の担当者も対応がドライで、やりとりが途中で途切れてしまいました。


たとえば「仕事をしている証明書類を出してください」と言われたので、オランダ商工会議所発行の登記簿を提出したのですが、「要件を満たしていない」と突き返されました。理由を聞くと、「オランダ語が読めない」「ドキュメントの発行日が6ヶ月以上前」といった指摘。しかし、登記簿ってそもそも頻繁に更新されるものではないですし、最新のものを出しても発行日のみで登録日は変わらないものです。こうしたズレがなかなか埋まりませんでした。
さらに「給与明細を提出してください」と言われても、そもそもフリーランスだから給与明細がありません。英語で翻訳をつけたりできるかぎり対応しましたが、銀行の担当者からはついに返信が途絶えました。エージェントにも状況を相談して催促もしてもらったのですが、その担当者からも連絡がこなくなってしまい、心が折れる思いでした。
結局そのまま銀行からも音沙汰がなくなり、銀行口座開設のステップで完全に行き詰まってしまいました。その結果、最初のビザ申請は断念せざるをえませんでした。しかも、単に時間がかかるだけでなく、金銭面での損失まで発生したのです。
パスポートのコピー1枚に150ユーロもかかった
銀行口座を開設するために、想像以上の公証費用がかかったことには本当に驚きました。パスポートのコピー1枚を公証してもらう必要があり、そのために150ユーロも支払うことになったのです。「パスポートのコピーでこんなに費用がかかるの?」と本当に唖然としました。
しかも、公証してくれる弁護士を見つけるのも一苦労で、小さな仕事だからといくつも断られ、ようやく見つけた弁護士に高額な報酬を払い、公証してもらいました。ただコピーしてサインをもらうだけなのに150ユーロ…と、非常に無駄に感じました。1社目のエージェントの料金には公証費用が含まれていなかったため、このような出費を自分で負担しなければならなかったのです。
また、銀行へ提出した商工会議所の登記簿など、他の書類にも同じように公証が必要になると実感しました。今振り返れば、こうした公証作業をすべて自分で手配するのはとても大変で、非効率です。この経験から、エージェント選びの際は翻訳費用や公証費用がパッケージに含まれているかどうかを必ずチェックすることの重要性を痛感しました。これは後で余計な出費や手間を防ぐためにも、絶対に確認すべきポイントです。
2社目のエージェントでは銀行口座がすぐに開設できた
2社目ではAnchorless.ioというエージェントを利用しましたが、銀行口座の開設が本当に驚くほどスムーズで、1社目で経験した苦労が嘘のようでした。最初のエージェントで何度も行き詰まったため、銀行口座開設はそもそも非常に難易度が高いものだと思い込んでいました。ですが、Anchorless.ioの場合は300ユーロを支払い、オンラインフォームに必要事項を入力するだけ。数日後には自宅に書類が届き、サインして返送すれば、それだけであっという間に口座が開設できたのです。
ビザ申請を途中で断念してしまう最大の理由は、どこかの手続きで行き詰まることだと思います。僕も最初は銀行口座が開けずに前に進めませんでしたが、2社目のエージェントはその壁を感じさせませんでした。特にありがたかったのは、公証費用が最初から料金に含まれていた点です。1社目では別途150ユーロを支払わなければならなかった公証費用も、2社目では追加料金なし。トータルで見ると、費用面でも大きな差が出ました。
エージェント選びで確認すべき5つのポイント
これまでの体験を踏まえ、エージェント選びの重要なポイントをまとめたいと思います。僕がビザ申請に成功できたのは、2社目のエージェントをしっかりと選び直したことが大きかったです。最初の失敗があったからこそ、どんなエージェントを選ぶべきかがよく分かりました。今ならはっきり言えますが、「良いエージェント」を選ぶ際に重視すべき条件は5つあります。
1つ目は、連絡が途絶えないこと。言うまでもないことのようですが、ポルトガルではメールや電話がなかなか返ってこないことが頻繁にあります。やりとりがスムーズに続くかどうかはとても大事です。2つ目は、レスポンスの速さ。こちらが問い合わせてから長期間返事がないようでは手続きがどんどん遅れます。理想的には24時間以内、遅くとも2日以内には返事が来るエージェントを選びましょう。
3つ目は実績の豊富さ。何件ものビザ申請を扱った経験があるか、成功率が高いかどうかを事前に確認しておくこと。経験豊富なエージェントは当局とのやり取りにも慣れているため、進行がスムーズです。4つ目は、公証・翻訳費用が最初から含まれているかどうか。後から別途請求されると大きな出費になってしまうので、すべて込みの料金体系かどうかを必ずチェックしてください。
5つ目は、銀行口座開設まできちんとサポートしてくれること。ただ銀行を紹介するだけでなく、開設が完了するまでしっかりサポートしてくれるかどうかも確認しましょう。この5つの条件を満たしているかどうかを基準にエージェントを選べば、ビザ申請の過程で大きくつまずくリスクを減らすことができます。
移民弁護士と移民エージェントのどちらを選ぶべきか
僕は2社目のエージェント以外にも、さまざまな選択肢をリサーチしました。中には移民エージェントに弁護士が関わっているケースや、まったく弁護士が関与しないパターンもありました。また、移民弁護士自身が運営しているサービスも存在します。実際、「移民弁護士がD8ビザ申請をサポートします」と謳っているサービスも見かけたのですが、サイトが古かったり、実績が不明確だったりする印象を受けました。料金も非常に高額なので、「ここまで高ければ申し込む人も少なく、実績も少ないのでは?」と感じることもありました。
もし不安な場合は、まず30分〜1時間ほどのコンサルティングを受けて、直接話を聞いてみるのも一つの手です。ただ、「探したり話したりするのが面倒」「なるべくスムーズに進めたい」という方には、僕が実際に使った2社目のエージェントであるAnchorlessをおすすめします。Anchorlessは移民サポートの専門エージェントで、実績も豊富です。サイトも分かりやすく、料金体系も明確で安心感があります。何より、やり取りが途絶えなかったことが非常に心強かったポイントです。僕のように最初のエージェント選びで失敗して無駄な時間やお金を費やしたくない方は、最初から信頼できる実績あるエージェントを選ぶべきだと強く感じます。
まとめ:エージェント選びがビザ取得の成否を分ける
ここまで失敗から学んだエージェント選びの重要性について解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。
- 1社目のエージェント(immigrante.pt)では銀行口座開設の段階で完全に行き詰まり、ビザ申請を諦めることになった。
- パスポートのコピー1枚の公証に150ユーロもかかり、公証費用が含まれていないエージェントは後で高額な出費になる。
- 2社目のエージェント(Anchorless.io)では銀行口座開設が300ユーロで驚くほどスムーズに完了し、公証費用も含まれていた。
- 良いエージェントの条件は、コミュニケーションが途絶えない、レスポンスが速い、実績が豊富、公証・翻訳費用込み、銀行口座開設サポートありの5つである。
- エージェント選びがビザ取得の成否を左右するため、料金だけでなく総合的なサービス内容を比較して慎重に選ぶべきである。
