あなたはオンラインコースを販売していて、セールスファネルを構築したいと思っているけれど、どのページが必要なのか明確に理解できていませんか?概念的な話ではなく、今すぐ売上を上げるための実践的な構成要素を知りたいと思っているはずです。ここではセールスファネルの基本的な構成要素を、売上に直結する視点から解説します。
セールスファネルの本質はアップセルだとお伝えしました。ですが、アップセルだけがあれば良いわけではありません。アップセルの前後にも重要なページがあります。これらの構成要素を正しく理解することで、売上を最大化するファネルを構築できるようになります。
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セールスファネルの起点は注文フォーム
セールスファネルの本質はアップセルにあります。しかし、アップセルだけをいきなり設置することはできません。なぜなら、アップセルは、ワンクリックで追加購入ができる仕組みですが、そのためには事前にお客様のクレジットカード情報や住所などの決済情報を取得する必要があるからです。つまり、まず始めに必ず「注文フォーム」が必要となります。

注文フォームがファネルの起点となり、ここでお客様に必要な情報を入力してもらうことで、初めてアップセルページへの遷移が可能になります。注文フォームなしでは、アップセルのワンクリック決済が成立しません。決済情報がすでに登録されているからこそ、アップセルページで追加商品を提案し、YESボタンを押すだけで購入が完了します。
これこそがアップセルの大きな強みであり、事前に注文フォームが不可欠な理由です。また、多くの場合、注文フォームの前には「セールスページ」または「ウェビナーページ」が置かれます。これらのページで商品の魅力や価値を伝え、興味を持ったお客様に注文フォームへ進んでもらう構成です。この一連の流れを作るために、次の章で必要な各ページについてさらに詳しく解説していきます。
オプトインページ、セールスページ、ウェビナーページの役割
多くの場合、最初から注文フォームに誘導することはありません。一般的には、まずオプトインページで見込み客の連絡先(主にメールアドレス)を取得し、その後、ステップメールなどで商品やサービスの価値を伝えたり、教育したりします。そして、十分に興味を高めた上で、セールスページもしくはウェビナーページに案内する流れになります。オプトインページを設置してリストを集めるパターン、または直接セールスページから始めてオプトインを取らないパターンのいずれかが基本的です。
ただ、いきなりウェビナー本編のページから始めることはありません。なぜなら、ウェビナーページの前には必ずウェビナー登録やレジストレーションを行うページがあり、ここで登録してもらう必要があるためです。実質的にこのページもオプトインページと同じ役割を担っています。
つまり、ウェビナー登録ページやオプトインページでまず連絡先を獲得し、その後で教育・案内を行い、セールスページやウェビナーページに進んでもらい、「この商品が欲しい」と思った人が注文フォームにアクセスするというのが典型的な流れです。
オプトインページの目的はリード(見込み客リスト)を獲得することにあり、メールアドレスを入手できればステップメールでの継続的なフォローや商品提案が可能になります。セールスページやウェビナーページの役割は、なぜその商品が必要なのか、どのような悩みや課題を解決できるのかなど、商品の価値をしっかり伝えることにあります。
アップセルページは複数用意するのが基本
注文フォームでお客様の決済情報を取得した後は、通常アップセルページが続きます。ダウンセルページを設置することも可能ですが、基本的にはアップセルページのみを用意すれば十分です。その理由は、ダウンセルページは直前のオファーでNOと答えた場合のみ表示される特殊なページであるのに対し、アップセルページは前のオファーでYESと答えても、NOと答えても必ず次に進むように設定できるためです。つまり、アップセルページを連続して設置すれば、お客様の購入意欲に関わらずすべてのオファーを見てもらうことができるのです。

例えば、最初のアップセルの後に2つ目、3つ目のアップセルを用意する場合、前のアップセルの購入有無に関わらず自動的に次のアップセルを提示できます。しかしダウンセルページの場合は、直前のアップセルでNOと答えた場合のみ表示されるため、すべてのお客様に見てもらうことができません。そういった理由からも、特に見せたい商品が複数ある場合はアップセルページのみでファネルを組み立てるのが効果的です。
複数のアップセルを設置することで、1人あたりの売上を最大化することが可能になります。1つ目のアップセルでは購入しなかったお客様でも、2つ目・3つ目のアップセルで購入する場合もありますし、もちろん連続してすべて購入してもらえるケースもあります。
注文完了ページは必須、オファーウォールとして活用
アップセルページで終わらせるのではなく、必ず「注文完了ページ」を用意しましょう。なぜなら、購入者は自分が何をいくつ購入したのか、合計金額はいくらなのかを知る必要がありますし、ファネルに明確な「終わり」を感じられることで安心感を得られるからです。注文完了ページは、それら全てを分かりやすく伝える役割を果たします。
実際、ClickFunnelsのラッセル・ブランソンはこの注文完了ページを「オファーウォール」と呼び、最後にもオファーを提示することを推奨しています。例えば、次回使える割引クーポン、関連商品の案内、コミュニティへの招待など、注文完了ページでも新たな提案を盛り込むことができます。取引完了の案内とともに顧客へのさらなる価値提供につなげることで、売上最大化につながる発想です。
ページ間の連携と自動化がSysteme.ioの強み
セールスファネルで最も大切なのは、ページ同士が自動で連携し、流れがスムーズに進むことです。Systeme.ioを利用すると、各ステップは設定した順番通りに自動で遷移します。たとえば、1つのファネルステップが終わったあと、手動で特定のページに飛ばすといった複雑な設定は不要で、設計した順番に従って自動で次のステップへ移動します。この仕組みによって、手作業による設定ミスや手間が大幅に減ります。

たとえば、お客様が注文フォームで決済を完了すると、次は自動でアップセルページへと案内されます。アップセルでYESと答えてもNOと答えても、次のアップセルページ、そして最終的には注文完了ページへとスムーズに進んでいきます。
すべてが自動化されているため、運営側がその都度対応する必要がありません。一度ファネルを構築すれば、あとは自動的にお客様が理想的な流れでページを進めてくれます。これがSysteme.ioによるセールスファネルの最大の強みと言えます。手動では絶対に追いつかないスピードと規模で売上の拡大が期待できます。
移行の本質はセールスファネルとしてビジネスを再構築すること
Systeme.ioへの移行の本質について考えてみましょう。Teachable、Kit、Leadpagesなど、これまで利用していた他のプラットフォームからSysteme.ioに移る場合、最大の特徴は「セールスファネル」という考え方そのものをビジネスの軸に据えられることです。従来のプラットフォームはこのセールスファネルの概念が弱いため、ただコストダウンできるだけではなく、売上最大化の仕組みを根本から設計し直す絶好のタイミングとなります。
Systeme.ioの導入は、単なるツールの切り替えではありません。自分のビジネス全体を見渡して、どのような導線や仕組みが売上に直結するのかを再検討し、セールスファネルとして戦略的に再構築できるチャンスです。たとえば、これまでできなかった複数のアップセルの設置や、ファネル全体の見える化、自動化による効率化なども実現可能です。
この移行をきっかけに、しっかりとしたセールスファネルを構築してみてください。具体的には、オプトインページやセールスページで見込み客の興味を獲得し、その後、注文フォームで決済情報を取得する。さらに複数のアップセルを組み込むことで一人あたりの顧客単価を引き上げ、最後は注文完了ページで安心して取引を終える。この流れを意識して設計し、着実に実装することが売上アップにつながります。
まとめ:セールスファネルの構成要素を理解して売上を最大化する
ここまでセールスファネルの基本的な構成要素を解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。
- セールスファネルの起点は注文フォームであり、その後に複数のアップセルページを配置することで1顧客あたりの売上を最大化できる。
- ダウンセルよりもアップセルを複数用意する方が効果的であり、注文完了ページも必須の構成要素である。
- Systeme.ioへの移行は単なるツールの切り替えではなく、セールスファネルとしてビジネス全体を再構築する絶好の機会である。