今回はTeachableでレクチャーを追加していきます。レクチャーの中に入れられるものをここにざっとまとめてみました。ビデオ、画像、オーディオ、PDFと大きく分けて4つですね。このほかにもテキストも勿論入れられます。
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Step1. Teachableのレクチャーでサポートされるコンテンツタイプ
まずはビデオですね。ビデオは対応している形式がmp4、mov、avi、解像度は4K、1080pが推奨されています。フレームレートは24~30fps、ファイルサイズは結構ネックになってくるときがあり、あまりに長いファイルや重いファイルにしてしまうと、結構簡単に超えてしまいます。特に4Kですね。どうしても2GBを超えるものは入らないので、そこだけ注意してください。あとはコーディックですね。コーディックはH.264、オーディオはAACです。この辺りのことは難しくて分からなければとりあえずアップロードしてみて、Teachableがうまく変換して見ることができるようになれば問題ないのでやってみてください。
画像は対応している形式がpng、jpeg ですね。推奨の画像の解像度は幅が1,000px以上となっています。大事なのはバナーですよね。コースに表示するバナーですが、1500×800pxまたは1800×600pxが推奨サイズとなっています。なるべく大きい方がいいと思います。あとはテキスト付き画像などを入れるときに推奨するサイズが横向き、縦向きと両方あるんですよね。横向きは横が1200、縦が800pxと横長、縦向きは横が1200で縦が1600pxと縦長となっています。
オーディオは音声ファイルで、対応している形式がmp3、コーディックはAACオーディオとなっています。PDFはもちろんpdfの形式なのですが、テキストエリアを PDFに入れている場合でもTeachable上での入力作業はできません。もちろんダウンロードしてAdobe Acrobatなどでテキスト入力することはできるのですが、埋め込んでいるPDFにはTeachable上でのテキスト入力はできないということだけ覚えておいてください。
いろいろと条件があるのですが、レクチャーの中に見えるような形で埋め込みができないというだけで、サポートされてないファイルでもダウンロード可能なファイルとして表示されます。そのため、規格に合わなかった場合でも一応アップロードが可能です。
ではコースの中に入ってCurriculumに行きます。実際にレクチャーを追加していきましょう。Add new lectureをクリックすると、しばらく読み込みがあってNew Lectureができるのでクリックして入りましょう。

Step2. Add File(ファイルを追加する)
まずはAdd Fileのところですね。File uploaderでビデオ、オーディオ、 PDFなどのファイルを選んでくださいと言われています。

クリックすると、どこからアップロードするのか聞かれます。パソコンからアップロードしてもいいですし、ウェブ検索でアップロードすることもできます。あとはこの辺りのクラウドサービスも使うことができ、僕たちはGoogle Driveをお勧めしています。あとは画像や動画のリンクはあるものの、アップロードし直すのは大変という場合はここから入れることができます。

My Deviceから何かを持っていきましょう。今回は軽めに画像を入れてみました。png形式ですね。アップロードしましょう。Uploadをクリックするとアップロードが開始されます。Google Driveに入っている画像であればもっと早くアップロードされるので、オススメかなと思います。ではプレビューしてみましょう。PublishにしてPreviewをクリックします。そうするとこのように画像を見ることができます。これが画像ですね。


Step3. Add Text(テキストを追加する)
次はAdd Textです。テキストエリアがあってここに書いていくのですが、まずはどんな機能があるのか見ていきます。
- Heading、見出し機能
- 左揃え・中央揃え
- 太字、斜体(イタリック)、アンダーラインやリンク
- 引用符
- 箇条書きのリストや番号付きの箇条書きリスト
- 文字の色の変更、水平線を引く
- 画像をテキストエリアに挿入
また、Clear Formattingといって太字にしたり、いろいろな装飾をつけたものの、なしにしたいというときはここをクリックすると装飾がすべてなくなります。

あとは画像の挿入ですね。先ほどと同じです。画像を挿入するとこのようになります。 テキストエリアの中にテキストと一緒に画像を埋め込むことができます。問題なければAdd textをクリックします。プレビューすると、このように画像と一緒に文字が出ていますね。


Step4. Quiz(クイズを設定する)
Quizは小テストのようなもので、ここに質問を書いてここにアンサーの候補を出します。ここを見てください。This quiz will be gradedとあり、この小テストを採点してきちんと点数をつけて管理者側にも自分にも見えるようにするかというモードがあります。「students will have one chance to take it」と書いているとおり、テストは一回しか受けることができず、例えば80点であれば80点とったという記録が残ります。Graded Quizというのですが、これを使う場合はビジネスプラン以上が必要です。そのためベーシックプランなどでは使えません。

ではやっていきましょう。Type question hereでこれを選びます。「オンラインコースに必要なものは?」ですね。Aは「パソコン」です。Bは何にしましょうか。「醤油」にしましょうか。Cは「砂糖」にします。どれが正解かというと「パソコン」なので、Correct Answerにチェックを入れておいてください。もしほかの「醤油」などにチェックがついていたらパソコンのところにチェックを入れておいてください。どんな見え方をするのかPreviewから確認するとこうなっています。ここでパソコンを選択すると、合っていますと出ますね。このような小テストを作ることができます。


Step5. Code example(コードを挿入する)
Code exampleはプログラミングのコードですね。こういうのを見てパッとわかる方はプログラミングに詳しい方だと思います。テキストのところに入れてもいいのですが、テキストのところだとコードがやはりごちゃごちゃしてしまいます。ここでコードを入れるとハイライトしてくれるんですよね。例になるものを持ってきましょう。サンプルを持ってきたのですが、このようにHTMLであればタグのところだけハイライトしてくれるという機能があります。

Step6. Upsell(レクチャー内にアップセルを入れる)
Upsellは比較的新しいものです。 レクチャーの中にアップセル、つまり次の商品を買いませんか?という提案を追加することができます。例えばEvergreen Secretsという商品があって、いろいろな価格があるのですが今回は通常価格にしましょうか。通常価格の22,800円で買いましょうということで、Heading Textに「今見ているコンテンツをアップグレードしませんか?」、Button CTAに「今だけ購入可能です」と入れてSave Upsellをクリックします。ではどのように表示されるのかプレビューしましょう。クイズのあとコードがあって、ここにアップセルが表示されます。このように大きく表示してくれて、細かい文章もここに書くことができますし、このようにCTAのボタンをカスタマイズすることもできます。最近実装されたばかりなのですが、レクチャーの中からアップセルを出すことができるすごい機能なのでやってみてください。

Step7. Comments(コメントの許可)
Commentsは、このレクチャーに関して、質問や不具合といったコメントを許可したい場合はボタンをオンにしてください。そうするとコメントができるようになります。見てみましょうか。このようになります。

Step8. 動画に字幕をつける方法
次はVideoですね。今動画をアップロードしたのですが、Upload Captionsからsrtファイルという字幕のファイルを使って字幕をつけることができます。仕様が決まっているので詳しい方だけやっていただきたいのですが、Japaneseでsrtファイルを作っていただいて、アップロードすると字幕をつけることができます。もちろん一度アップロードした字幕を削除することもできます。


Step9. コンテンツの順序を並び替える方法
最後はコンテンツの順序です。コンテンツはアップロードした順序で並ぶのですが、入れ替えることもできます。ここの6つの丸のところを持ってもらって、このようにドラッグ&ドロップすると簡単に入れ替えることができるのでやってみてください。今回は以上です。
