今回はTeachableで受講生に一斉送信メールを送る方法を解説します。お客さんとして商品を購入してくれて受講者になってくれるStudentがいますよね。彼らがコースを購入した後に、例えば新しいレクチャーを追加しましたとか、いろんなお知らせをコースの受講者だけにとか、いろんな受講生にスクールの運営方法の変更などをメールを送信したいという場合があると思います。そのときにメールする方法を見ていきましょう。
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Step1. Teachableからメールを送信できる人
まずはメール送信できる人は以下のように権限で限られています。
- Primary Owner
- Owner
- Author:メールの送信権限がある場合
- カスタムユーザー:メールの送信権限がある場合
カスタムユーザーというのはTeachableのProプラスプランという高額なプラン以上に付与される、権限を細かくカスタマイズできる機能です。それ以下のプランであっても、Author、つまり講師のアカウントがメールを送信できるか否かを選ぶオプションがあります。その設定方法も見ていきましょう。
Step2. Teachableからメールを送る設定の確認
2-1. 返信先メールアドレスと送信者名
まずメールを送る前に設定を確認してほしい場所が2つあります。1つは、返信先のメールアドレスと、メールの送信者名です。どういうことかというと、設定のところからGeneral、一般のところに進むと、Email sender nameというのがあります。ここがメールの差出人の名前になります。Reply to emailというのが返信先のメールアドレスになります。これを設定しましょう。
2-2. Authorのメールの送信権限
そしてその後、Authorのメールの送信権限を見ていきましょう。SettingsからRolesに行くとAuthor permissionsというのがあります。Permission to email students、これ講師がStudentにEメールを送れる。それどこからかというと、Authorの管理画面から送れるっていうのが今オンになってます。デフォルトではオンになっていると思いますが、これをオフにするということもできます。
Step3. Teachableでメールを作成する
ここまで確認できたら、いよいよメールを作っていきます。メールの作成はこのEmailの入力画面で普通にHTMLメールを作ることができます。
3-1. 特定の条件の受講生にメールを送る
どういう人に送りたいかを選んでください。
- ユーザー別:ユーザーをEメールアドレスや名前で指定する場合
- コース別:コースごとに指定する場合
- 全員:スクールの登録者全員に送る場合
の3種類があります。Toのところの下の矢印を見てください。そうするとUsersを選ぶと、ユーザーの名前かEメールでサーチしてねというふうに書いてあります。あとはCourseであれば、コース名をサーチするとこのコースにenrollしてる人全員に送ることができます。あとAll Usersにすればスクールに登録してる全員に送ることができます。
3-2. メールの履歴を確認する
メールの送信履歴も確認することができますので見ていきましょう。メールのHistoryのところですね。何人に送ってどのぐらいの開封率だったかがわかります。開封率だけでなく、いつどんな内容を送ったかというメールの内容まで見ることもできます。今このGROUP BY RECIPIENTSというのがオンになっています。これはどういうことかというと、送信ごとに1つのグループとしてデータがカウントされているわけですね。グループではなく、例えば個々の人に対して特定の人が受信してくれて開いてくれたかどうかを見る場合はこのチェックを外して、その該当のメールアドレスとか、お客さんの名前を入れてください。そうするとフィルターされてその人が出てきます。こんな感じでメールを送る前の設定のところからメールを送る、そしてメールの履歴を見るというのをやってみてください。今回は以上です。