今回はTeachableで売上の履歴、トランザクションレポートの見方についてやっていきます。
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Step1. 合計データの見方
SALESからTransactionに行ってください。そうするとこのように売上の履歴が見えるようになります。一番上にこの期間の合計値が出てきていますね。1番左のTOTAL SALESがトータルの売り上げです。

Step2. Earnings(取り分)の考え方
一番上のこの期間の合計値、次はMY EARNINGSです。earningsは聞き慣れない言葉かもしれませんが、稼ぎということです。アフィリエイターや共同講師などに何パーセントか支払いますよね。支払ったあとの残りの分、自分の取り分のことをmy earningsと呼びます。自分の稼ぎですね。
- AFFILIATE EARNINGS:自分がアフィリエイトした分の稼ぎです。
- REFUNDS:返金の合計ですね。
- CHARGEBACKS:お客さんが不満からクレジットカード会社にこれは使っていませんと補償を求めるような制度があり、その件数ですね。
Step3. 一覧表の見方
では個々の売上に対する見方ですね。1番左はDATEです。これはUTCという世界協定時ですね。世界協定時で出ているので日本時間とは少し違ってきます。UTCに+9時間してあげれば日本時間になります。これはサマータイムなど関係なしに、常にUTC+9時間が日本時間だと思ってください。例えば、UTCで朝の5時なら、+9で日本は14時ということになります。
- STUDENT:スチューデントの名前が出てきますね。
- PRODUCT:売れたプロダクトの名前です。
- OFFER TYPE:アップセルか、アフィリエイトか、それとも通常の売り上げなのかということですね。
- COUPON:クーポンは割引クーポンなど、どのクーポンが適用されたかというクーポンの名前が出てきます。
- AFFILIATE:アフィリエイターのことで、アフィリエイトしてくれた人の名前が載っています。
- SALE PRICE:セールスプライスの合計の売上額ですね。
- EARNINGS:売上額から諸々を差し引いた自分の取り分です。
Step4. 個別データの見方
これは一つ一つ見ていくこともできるんですよね。試しにクリックしてみましょう。Buyer Nameにはお客さんの名前が入ります。Delivery Addressはお客さんの住所、そしてPricingはどの価格プランで買ってくれたかということですね。

右側に行くとBuyer Emailはお客さんのEメール、Transaction Dateは決済が起こった日ですね。Transaction Dateは購入日とは少し違います。分割払いやサブスクの場合は毎月決済があったりしますよね。例えば購入日が1月1日だとしましょう。そして分割払いで6回払いだとしたら、2月1日、3月1日と1ヶ月ごとにトランザクションがあると思うのですが、分割払いやサブスクの定額の課金によるそれぞれの月の支払い日がTransaction Dateの日付になります。
Payment GatewayはStripeとなっています。ペイメントゲートウェイのレクチャーでも解説しているのですが、僕たちはCustom Payment Gatewaysで、Stripeを直接連携して使っています。「Resend Receipt」ボタンは、お客さんからレシートをもう1回送ってくださいと言われたときに押すと、お客さんの登録されたEメールにレシートが再送されます。
次はRefundに行きましょう。Refundはお客さんに返金をするところですね。「Refund Transaction」という返金ボタンがあります。
Step5. 個別データの内訳
下に行ってみましょう。下に行くとPayment Breakdownとあります。このお客さんの購入金額の内訳がどうなっているかということですね。「Listed Price on Online Course Creation」は商品名です。まずPayment Planは5回払い×39,700円のものでした。一回ごとに支払う金額は39,700円です。Couponはどのくらい割引になったか表示されます。今回はクーポンを使っていないのでゼロですね。
Amount Refundedは返金の金額ですね。パーシャルリファンドという、全額返金ではなく半額だけ、1万円だけ返品返金しますよということができるのですが、その返金の金額ですね。それも見ることができます。
Amount Charged via Stripeは、Stripeでチャージされましたよということです。ここを見てください。ドル表示になっています。Teachableの場合はドルで換算して表示するのが一般的になっていますが、Stripeでコネクトしている場合、実際には円でそのまま39,700円が入ってきます。ただ、Monthly Payment GatewayなどでPayPalと繋がっている場合はドルでの払い出しになるので、ここの1円=0.80 USDというレートが使われます。1ドル=いくらというほうが馴染みがあると思いますが、こういう換算でやっています。
Affiliate Feeはアフィリエイトの手数料です。Credit Card Feeはクレジットカードの手数料です。TeachableBackOfficeは、TeachableのBackOfficeを使っている場合ですね。TeachableにはBackOfficeという便利な機能があるのですが、それを使っている場合、通常は2%が課金されます。
次はAuthor Revenue Shareですね。Authorは共同講師のことで、共同講師に対する支払いがいくらですということが表示されます。最後はEstimated School Earningsです。スクールとしての稼ぎはいくらですよということが出てくる部分になります。

Step6. 一覧データのエクスポート(CSV)
このトランザクションのレポートは、「Export CSV」をクリックしてCSVでエクスポートすることもできます。フィルターを使って、例えば必要な期間を区切ったり、この商品だけ、このアフィリエイターのものだけと絞り込んで出すことができます。その絞り込んだ値をエクスポートして、あとでじっくりとExcelや、MacならNumbers、ほかにはGoogle スプレッドシートなどにインポートして見ることもできます。このように売上のレポートを詳しく見ていくことができます。今回は以上です。やってみてください。

