このコースの最初の方で脚本を用意してくださいと言いました。脚本があれば淀みなく喋れるよと。脚本をブログにアップロードすればSEO経由でも集客できるよと。じゃあ石崎は2ヶ月で70コースを作ったらしいけど、そのすべてに脚本を用意したのか?と問われれば、ぶっちゃけ口をつぐまざるをえません。
え、あの、その・・・ってなるので聞かないでください。はい、脚本を作っていないコースもあります。工場のライン作業のように工程を単純にすることで効率化を図ったんです。やっぱり文章を書く作業は時間がかかりますし、何よりすでに自分の頭の中にあることを喋って吐き出すだけだから脚本なんかなくてもいくらでもコースを作れたんです。喋りにも自信がありましたし。でも、やっぱり脚本を作っておけばよかったなと思うことが最近になって増えてきたんです。
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ブランドの王様コカコーラが決心したこと
そうそう、コンテンツマーケティングですよ。コカコーラが「content 2020」を掲げて、自社サイトをコーポレートサイトからオウンドメディアに変えたのが2012年。あの頃からインバウンドマーケティングやらコンテンツマーケティングなどの言葉が流行りだし、ブログに面白い記事(unbeatable)を投稿し続けることでその分野での強いブランドを構築し権威を確立しようという動きが出てきました。私事になりますが、たかだか月間20万PVのブログが1つあったおかげで会社が1つ立ったんです。それなりにアクセス数のあるブログを持っていると、会社が立つんです。Content is King とか言われだしたのもこの頃ですよね。
6,000円の商品が毎日のように売れる、売れる
実際に1つのコースの脚本を全てブログに掲載し、それらブログの内容を1つのPDFにまとめ「無料eBook」として配布しながらリストを取りメールマーケティングを仕掛けてみました。どうでしょう。販売している商品は6,000円の安い商品ですが、毎日のようにバンバンと売れます。その後ろに用意してあるバックエンド商品(19,800円の商品と、60,9000円の商品)も購入者の一定数が追加で買ってくれました。ああこれがコンテンツマーケティングの力かぁ・・・と改めてその威力を再認識するに至ったので、このUdemy企画では脚本の用意を勧めています。そう、うちのTOEICの商品です。
売り込みは一切しません。PDFの中にTOEICの文字があれば、そこにリンクを貼るだけ。リンクを踏むとLPに飛び、欲しい人は勝手に商品を購入していきます。僕が寝ている間も、飛行機に乗っている間も、息子とお風呂に入っている間も。
脚本の長所・短所
Udemy企画の結論としては、仮にコースの完成が遅れたとしても脚本を作ることを勧めます。短期的な売上を考えるなら脚本は入りませんが、長期でソリッドなビジネスを構築したい場合は脚本の用意をお勧めします。脚本を用意してブログにアップロードして、無料eBookを作り、リストマーケティングを仕掛けると、びっくりするくらいのお金が入ってきます。あんまり使いたくありませんが、それこそ不労所得の世界です。いかに一覧を用意しましたので確認してください。短所はやはり時間がかかる。70コース全てに脚本を用意していたら、それこそ今この瞬間もUdemyを作っていたことでしょう。