いくらコンテンツキングの時代と言えど、40日に一個だけ個別ページを更新していてはインデックス数が少なくGoogleの検索エンジンからアクセスの流入が見込めない。だからと言ってガムシャラにページをどんどんと増やしていっても、そのページが「インデックス」していなければ、ページを更新する行為は全くといって無意味と言える。
大事なのは「徐々にあなたのサイトのコンテンツが増えているかどうか?」ということ。もちろん増えているか増えていないかを図るのはGoogleであって、サイト運営者であるあなたではない。
つまりもっと正確に言うと「徐々にあなたのサイトのコンテンツがGoogleにインデックスされているかどうか?」ということが重要になってくる、ということ。
調べ方は簡単。
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Googleインデックス→インデックスステータス
この順番で見て行くと、グラフが見える。右肩上がりのグラフが一番キレイでSEO的にも素敵なグラフなんだけど、そんなに思うようにいかない。たとえば更新が滞っていた時期は水平移動しているし、なんらかのスパム行為をした場合はガクンとインデックス数が落ちてしまう。多くのウェブサイトが水平なグラフを保っている中で、あなたのサイトがどんどんとコンテンツを増やす、右肩上がりのサイトだと考えたら、どれだけSEOで有利に立てるか想像がつくだろうか?
ロングテールを狙う場合もやはり
ロングテールでスモールキーワドを狙ってアクセスを呼び込むためにもページは増やし続けなきゃいけない。ちなみにその他大勢のように水平なグラフ(コンテンツが増えていないサイト)の場合は、ニッチなキーワードでのアクセス流入は確保できるけど、ミドルワード以上のキーワードになってくると確実に順位を落としてしまうので、サイト全体のアクセス数だけじゃなく、現在あなたのサイトの中でキラーページとして活躍している個別ページ(SEOで上位表示されているページ)のアクセス数を確保するためにも是非、定期的にページを増やしていくのが賢明だ。
コンテンツ増減による影響
インデックスされるコンテンツが増えるとどんないい影響があるのか?また、インデックスされるコンテンツが減るとどんな影響があるのか?をみてゆく。
- リンク構造の変化によるサイト全体の評価向上
- アクセス数の向上
- スパム行為の可能性(減少)
1.リンク構造の変化によるサイト全体の評価向上
ページを一個増やせば、たとえばそのサイト全体のページ数が400なら、400ページと内部リンクが張り巡らされリンク構造がガラッと変わっていく。短絡的にページを一個増やせば内部リンクが一個増えると考えるのは間違いで、たった一ページを増やすだけでもサイト内でのリンク構造が大きく変わる。なぜかページ数の多い「あのサイト」に勝てないのは、そのサイトにはある時点から内部リンク同士の組み合わせ爆発が起こり、どうあがいてもその他サイトが追いつけないような強力のSEOが施されているためである。
2.アクセス数の向上
もちろんインデックスされるコンテンツ量が増えればアクセス数は増える。上記(1.リンク構造の変化によるサイト全体の評価向上)にもあるように、1ページが増えれば、内部リンクが爆発的に増えるため、たとえ一つのニッチキーワードでアクセスを拾って来たとしても、ランディングしたページから別のページを辿ってページビュー数が増える。その逆も然りである。
3.スパム行為の可能性
インデックス数がガクンと減る場合がある。その時は何らかのペナルティを受けていると考える必要がありそうだ。大切な事は、そのペナルティの原因を突き止めて改善すること。
これは弊社のあるマーケティングツールを販売するサイトで、途中で一気にインデックス数が伸びている。この急激なインデックスの原因には「ある裏技」があるので、それは後日紹介するとして、おおむね順調に右肩上がりを描いていると言えよう。途中数回のペナルティを受けていることもあるが・・・。