今回お届けするノウハウはこちら
トラフィックを集めるための6つのプラットフォーム
まずはトラフィックを集めるためのプラットフォームから確認していきましょう。僕は一般的なことは語れません。もしかしたらインターネットビジネスをやってる人達のメインストリームから外れるところもあると思います。自分が成果を出していることしか語れないので、ものすごく個別具体的なノウハウになります。お許しください。
逆に言うと、ブログやYouTubeを検索して集めた情報だけで何かそれらしいこと言ってるものとは別のノウハウになります。僕のノウハウは、ここでしか見れません。その点では僕のノウハウに幾分かのアドバンテージがあるかもしれません。
僕が使っているトラフィック、集客のプラットフォームを紹介します。
- Udemy
- WordPress
- YouTube
- 口コミ
- Facebook広告
- 紹介
僕が力を注いでいるのはUdemyとWordPressです。大体この2つでうちのトラフィックの80~90%を集めています。残りのYouTube、口コミ、Facebook広告、紹介などは僕のトラフィックの中では比重が小さいものになっていきます。簡単に説明してきます。
- Udemy:オンラインコースを作るプラットフォーム、オンラインコースを売るプラットフォームです。後ほど詳しく解説します。
- WordPress:SEO(検索エンジン最適化)です。検索エンジンからGoogleの検索経由でアクセスを集めているということです。実際にはSEOと言った方がいいかもしれませんが、プラットフォームとして僕はWordPressを使って、ランディングさせているのでWordPressと書きます。
- YouTube:UdemyもYouTubeもすごく似ています。動画をアップロードする点に関しては同じなんです。違いは、Udemyは有料で、YouTubeは無料です。
- 口コミ:「〇〇さんが紹介していたので来ました」とメールやチャットを頂くことがあります。誰かがインターネットや、オフラインの場で僕のことを紹介して間接的にお客さんが来る感じです。実際にどのくらいのトラフィックになっているのかは分からないです。
- Facebook広告:現時点ではFacebook広告からのトラフィックは微々たるものです。ただし英語圏ではトラフィックのメインとして使われているくらいなので、攻略する価値はあると思います。僕はUdemyとWordPressだけで、断らなくてはいけないくらいお客さんが殺到しています。Facebook広告を真剣に打ったらもっと儲かるだろうけど、サポートやマンパワーが足りなくなるから今は意図的にセーブしています。
- 紹介:口コミと似ています。僕は海外のAランクの人たちとの繋がりはありませんが、日本のAランクの人たちとの繋がりはあります。リストの数が10万超えていたり、習い事ビジネスやインターネットビジネスだけで年商5億円〜10億円いっている方々です。
そういう人たちが「石崎さん、一緒にジョイントベンチャーやりませんか?」と言います。一緒に商品を作った場合は「僕のハウスリストに投げたら、そのうちの50%ください」という感じで契約をしています。アフィリエイトって言ってもいいかもしれませんが、その人が持っているリストに投げるので紹介です。
紹介経由でお客さんを集めるのは、誰にでもできることではありません。ある程度、自分のレベルが上がってくると自動的に声がかかります。これは後で詳しく話します。紹介というのは簡単にできるものではありません。
集客プラットフォーム#1:Udemy(ユーデミー)
僕のメインの集客口になっているUdemyを紹介します。Udemyはオンライン講座を売るためのマーケットプレイスです。実際に「定量的にこのくらいの数のアクセスが集まっています」と言えればいいのですが、そういうトラッキングコードを埋め込んだりはしていないので「1000アクセス来てます」など言えません。でも、十分に生きていけるだけの商品がUdemyだけで売れています。そしてUdemyから来てくれたお客さんが僕の高い商品を購入してくれている感じです。
僕が一人で言ってるよりもお客さんの声を聞いてもらうのが良いので、実際にあった会話を引っ張ってきました。本人からまだ承諾取っていないのでイニシャルトークでいきます。上の画像は、つい最近チャットワークに上がってきたものです。
Nさん「月額課金のオンラインビジネスのうまいやり方を探し求めていましたが、DMM.comを使ってる人しか見つからず、でもこれは違うと直感的に感じていました。私も同じです。月額課金制に惹かれるものの、単にオンラインサロンを作ればいい的な風潮にそうじゃないと思いつつ目指すべきモデルが見つからず悶々としていました。
そして先々月でしたか、OSB1.0を購入しました。コースの途中で出るいしこんへのオファーはことごとくエラーになって申し込めないので、いしこんの参加を諦めました。私はコンプリートバンドルには触れておらず、ひたすらUdemyとブログで石崎さんを追いかけていました。
なんだか様子が変わってきたぞ?本気で石崎さんはこの業界を辞めてしまわれるのでは?という緊急性、限定性を感じて(私もちょろい?笑)今回飛び込んだ次第です。最後のレクチャーまで視聴して求めていたものがここにあったとゾクッとしています。」
Nさんという女性の方はこのように言ってくれています。「ひたすらUdemyとブログで石崎さんを追いかけてきました」というのが、僕の高い商品を買ってくれる大半のお客さんです。
Oさん「ありがとうございます。それではこれをもとにコアコンテンツのシナリオ的なものを作っていきます。余談ですが今月は会社の年度末なので、さっき税理士さんに渡す領収書や書類をまとめていたら、Udemyマスターコース、コンプリートバンドル、オンラインスクール構築プログラム、online school buildingを全て同日に購入していたことが発覚しましたよ。
我ながら苦笑いしておりました。この時期、月額課金のオンラインビジネスのうまいやり方を探し求めていましたが、DMM.comを使ってる人しか見つからず、でもこれは絶対に違うと直感的に感じていました。そんな時にたまたまUdemyで石崎さんを見つけて上記のような怒涛の流れとなりました。私自身も求めている人に探し当ててもらえるような仕組みを作っていきたいです。」
Udemyで僕のことを見つけてくれたとOさんが言ってくれています。
Kさん「石崎さん、いしこんの皆さま、初めましてKと申します。1か月前にUdemy経由で来たメール、そこから石崎さんの無料メルマガ登録、コンプリートバンドル申し込み、1週間前にOSB購入、先ほどプラチナ会員登録と至りました。OSB購入まではとにかく石崎さんのコンテンツの情報の量と質、両方の凄さに感動しながらコンプリートバンドルを受講させていただいておりました。
OSBを購入してからこちらのいしこんも一気にすべて拝読しましたが、ここでの石崎さんと皆さんのやり取りを読んでいるうちに、自分のやりたいものも色々想像できるようになりましたので、プラチナ会員登録させていただくことにしました。いしこん1か月間無料はすごい、と石崎さんの技術にますます感銘を受けております。」
いしこん1か月間無料はもうやっていませんが、こんな感じです。みんなではありませんが、Udemy経由で来たメールもこの中に入っています。Udemyがそのくらいお客さんを集めてくれているということです。
上の画像は、Amazonの売れ筋ランキングです。ビジネス書のベストセラー作家として、誰もが必ず知っているであろう人(1人ではなくて複数人の方)が僕の400万円を超える高額の商品を購入してくれました。本人から承諾得てないので言えませんが、僕は大学生の時にその方の本を何冊も読みました。
僕の400万円を超える高額の商品は業務委託の契約です。本人とこの前渋谷で会った時に「僕のことどこで知ったのですか?」と聞くと「Udemyです」と言ってました。僕はてっきりブログから来てるのかと思っていました。最上位の400万円の商品もスタートはUdemyです。
Udemyを見てきましょう。上の画像は僕のUdemyの収益レポートです。別に隠すものではないので全てお見せします。これまで累計1000万円ほど売ってます。これは手取りの部分で、パートナーと1/3ずつシェアしていました。だから本当はもっと売れていて、合計すると大体3000万円くらいです。
上の画像は月次の売り上げです。平均すると約3,000ドルで3、40万円です。いい時は6,700ドルくらいになります。2018年12月から2019年5月まで数字が落ちているのは、僕の収益の100%をサポートしてくれている方に渡してるからです。
2018年12月から2019年5月の細かい収入は、ジョイントベンチャーの先生とやったものが入ってきています。Udemyの収益だけでも生きていけるくらいお金は自動で入ってきますが、僕はUdemyの収益は必要ありません。魅力的な部分はやはりUdemyで僕のことを指名検索してくれることです。
動画の最初に毎回「どうもこんにちは石崎力也です」と僕は言っています。そこで僕のことを知ってくださった方が「石崎力也」と検索します。そして僕のブログに来て、オプトインして商品を買っていってくれる流れが魅力的なのです。僕のことをもっと紹介してくれるのであれば、Udemyにどれだけでもお金を献上します。
僕は、毎月4,000ドル分の商品を売るのに努力はゼロです。2015年の2月にコースを作ってからノータッチだからです。だけど毎月お金が入ってくるし、そのくらいの優良顧客が僕のところに来ています。お金を払ってくれたお客さんが集まってきているわけです。
上の画像はコースのダッシュボードです。レクチャーの中にもいくつか導線があって、導線の1つ目は「はじめにお読みください」で僕のブログに誘導します。ここでいきなりオプトインをオファーしては駄目なので、していません。僕がブログを持っているということを認知してもらうため、そして、そのブログの記事でお客さんが「良いコンテンツをもらったな」と感動してくれるような記事なのでブログを紹介しています。
最後にボーナスレクチャーです。ボーナスレクチャーは、各コースの1番最後に講師が自由に使っていいレクチャーというのをUdemyが用意しています。これはいずれ廃止になると僕は思っていたのですが、意外と長く続いています。ここで自由に自分の本売ったり、自分のセミナーへの集客したりする人がいます。
もっと良いやり方は、自分のブログや自分のLPへの誘導にはならなくても、質の高いレクチャーを出し続ける事です。そうすると、先ほど説明したKさんのように、とにかくコンテンツ情報の量と質の凄さに感動しながら僕のコンテンツをずっと見てくれます。
僕がちゃんとしたコンテンツをレクチャーの部分で出していると、すごいなと思って「石崎力也」の名前で検索してくれます。そこからオプトインするなりして僕の商品を買っていきます。
実際の画面でお見せしましょう。上の画像は、お客さん側のプレビュー画面です。お客さんが購入するとこのような画面に飛びます。イントロダクションで「どうもこんにちは石崎力也です」みたいな感じで喋ります。「はじめにお読みください」でブログ記事に飛びます。僕はここで全然オプトインさせていません。お客さんが有益だと思ってくれる記事を提供しているということです。
最後にエピローグのボーナスレクチャーでオプトインです。「低い収益性のビジネスモデルに辟易しているネット経営者のためのオンライントレーニングを用意しました→こちらから無料で登録できます」とあります。クリックするとオートウェビナーが始まります。このボーナスレクチャーで商品を買ってくれる人もいます。
だけど大事なのは、僕が商品を全然紹介しないような通常のレクチャー自体のコンテンツの質の高さです。普段からの情報発信で、役に立つと思ってくれるような情報を出す事が何倍も重要です。
質の高いコースを供給し続けると自然にお客さんは「石崎力也って誰だろう?」と名前で検索してくれるようになります。Udemyから無理やりアクセスを引っ張ってくると考えるのではなくて、Udemyに良いコースを供給し続けるという考えでいけば自然とアクセスは集まるようになります。
Udemyはデジタルマーケティングの最先端のノウハウを使って、ものすごいアクセスを集めます。僕たちがUdemyでコースをローンチするとたくさんのアクセスが来ます。そこで売れないコース、ベストセラーにならないコースがあります。そういうコースは自分で高い値付けをして売っても、勝手に売れていくことはありません。
ベストセラーになれないコースには色々な欠点があります。例えばコンテンツのクオリティが低い、切り口が間違っている、コンセプトがミスっているなどです。いずれにせよマーケットは「あなたの商品は売れません」と教えてくれます。
Udemyでベストセラーを作れない人は、今後インターネットビジネスでオンラインコースを作ったとしても、自然と売れていくようなものは作れません。作るとしても例えば120万円の値付けして、アフィリエイターを雇ってセミナーセールスで無理に買わせるパターンでしか売れないと思います。やり方としてはそういうパターンでも良いと思います。でも僕はそのやり方はしません。
僕たちはUdemyでベストセラーになるようなコースを作れるノウハウと、クオリティの高いものを作る技術があります。僕たちが同じように売ったとしても、インターネットで自然に売れていきます。Udemyでベストセラーを作れない人はインターネットビジネスで上手くいくことはありません。
集客プラットフォーム#2:WordPress(SEO 検索エンジン最適化)
僕の中でUdemyに並ぶぐらい大事な集客のチャンネルです。キーポイントをリストアップしました。
- アクセスのないキーワードで1位をとっても意味がない
- 商品に関連しないキーワードで1位を取っても意味がない
- 自分でブログ記事を作らない
- デザインをしっかりやる
- 今日のランチをアップしない
- ピラーページを作る
アクセスのないキーワードで1位をとっても意味がない
きちんとアクセスの集まるキーワードを狙ってください。もしあなたが誰も使ってないツールを紹介したところで、誰も紹介していないから簡単に1位になれます。でもそんなものはアクセスがないから意味ありません。
商品に関連しないキーワードで1位を取っても意味がない
僕の場合はもっぱら海外のデジタルマーケティングツールを紹介していく戦略を取っています。それは僕の商品が「デジタルマーケティングを使ってお金持ちになりましょう」というコンセプトだからです。例えば僕が「Premiere Proの使い方」「Photoshopの使い方」とやったところで僕の後続商品には繋がりません。
僕も「動画編集コツ」「動画編集テクニック」などで1位になっている記事があります。しかもアクセスがすごく集まっています。でもそんなところから成約はありません。だから自分が欲しいお客さんを集めるために、自分の商品に関連するキーワードは何かを把握しておく必要があります。
自分でブログ記事を作らない
みなさんここで抵抗をします。そこはもう降参してください。自分でブログ記事を書いている限りビジネスなんてできません。お金持ちの人で自分でブログ書いてる人はいますか?自分でブログ書いていたら、年収3000万円くらいがマックスだと思います。自分がやるべきところに集中するために、ブログなんか書いている暇はありません。僕は2015年の2月からブログ記事は一切書いてないです。
石崎の記事は毎週2本更新されてます。それは4人体制でやっているからです。僕は思いついたことを喋っていくだけです。それを書き取ってくれる人がいて文字に起こしてくれます。それをブログの体裁になるように編集してくれる編集者がいます。その編集してくれたものを記事チェックしてくれる人がいます。このような体制でやってるので、僕はひたすら土曜日の午前中に喋るだけでいいのです。
自分でブログ記事を書いている人からあまり学んだりしないほうがいいです。その人のビジネスはそこで頭打ちが来てるからです。やはりどんどん外注していったり、オートメーションを組んでいく必要があります。自分でYouTubeの動画撮って編集して、、、とやっている人はそれなりの収入で終わっているということです。そういう人から学ぶことは何もありません。
デザインをしっかりやる
変なデザインはやめましょう。アメブロを使うのはやめてください。WordPressでも変なデザインや無料のテーマよりも、僕はGenesisのテーマを使うことをお勧めします。
今日のランチをアップしない
アクセスのないキーワードで1位をとっても意味がない、商品に関連しないキーワードで1位を取っても意味がないと似ています。要はブログに情報やノウハウを集めていくということです。Twitter、Facebook、Instagramで言いたい気持ちもすごく分かります。僕もかつて2日間ぐらいSNSをやりました。
ただ僕はそういう承認欲求が一切なくて、Twitter、Facebook、Instagramのアカウントも持ってないし、もちろんiPhoneにそれらのアプリは入ってません。時間の無駄だと思っています。ブログで「今日子供と〇〇に行きました」みたいなのはアップしません。ブログの評価が下がってきます。
似たような感じで商品レビューもしない方が良いです。ちょっと卑猥な例になりますが、オランダに飾り窓という売春宿があります。検索していたら色々なブログ記事が上がってきました。そうしたら「この記事は売春宿の博物館にあるパンフレットを訳したものです」と書いてありました。
つまり誰でもできることをあなたがやらないで下さい。商品レビュー、〇〇への行き方、自分の感想述べるなど、誰でもできるようなことをやらないことです。商品レビューなんて誰でもできます。パンフレットを翻訳するのも誰でもできます。そこに行ったかどうかという違いは出るかもしれませんが、その記事は誰でも書けます。
この後「MailChimpの使い方」という記事を書くのですが、これはMailChimpを使ってない人は書けません。書いてもいいけども記事に信憑性が付与されないです。実際に使っていない人の記事は「この人はMailChimpを使っていないな」と一発で分かります。
それと同じで例えば「エバーグリーンウェビナーのやり方を教えます」と言ったとしても、その人の撮影したエバーグリーンの映像が汚かったりすると「この人エバーグリーンウェビナーをやったことない人だな」と分かるのです。僕はブログを見るだけで「あ、この人儲かってないな」とすぐに分かります。
自分でブログ書いている人は明らかに儲かっていません。ただし月々200万アクセスを集めるブロガーは、職業的に1日に何本もブログを書いてるので別です。そういうのではなく、集客のためにブログ書いてる人はどこかで収入の上限が来ます。
この人は自分でブログを書いているだろうな、ブログに凄い時間をかけているだろうな、つまりコンテンツを作る時間はないだろうなとなります。コンテンツを作る時間がなかったら、もちろんセールスファネルを作る時間はないし、コンサルティングをする時間もないです。コンサルティングをしていないなら、サポートする時間もないし、こういう人は収益は上がらないだろうと、なんとなく分かってくるのです。
それはさておき、自分しか言えないノウハウをWordPressにまとめていきましょう。僕で言うと「Deadline Funnelの使い方」「ClickFunnelsの使い方」などです。僕は現役でDeadline FunnelとClickFunnelsを使っていて、そこで結構なお金を稼いでいます。自分にしか出せない記事を書いていくのがすごく大事です。
自分にしか書けない記事「Deadline Funnelの使い方」です。「Deadline Funnel 使い方」で検索すると1番上に僕の記事が出てきます。下を見ていくと僕以外の人も書いたりしていますが、彼らは実際にDeadline Funnelを使ったことがない人です。仮に使っていたとしても儲かっていないです。儲かっていない人の文章を読んで、何の意味があるんでしょうか?
「MailChimpの使い方」も同じです。「MailChimp 使い方」で検索すると「石崎式!MailChimpの使い方」が上位に来ます。クリックすると僕のブログに飛んでいきます。でも、この記事は僕自身が書いたわけではありません。
下にスクロールしていくとCTAがあります。ここから僕のウェビナーが始まります。
「ClickFunnelsの使い方」も同じです。「ClickFunnels 使い方」で検索すると僕のキーワードでたくさん上がっています。山田さんのもありますね。ブログの記事を読むと、その人が本当に使っているかどうかは分かります。お客さんは目が肥えています。逆に「この人使ってないだろうな、なんか怪しいな」という記事はすぐにスキップされます。自分しか書けない記事を書いていくと良いと思います。
ピラーページを作る
上の画像を見てください。今までのブログは、ブログというサブドメインが切ってあって、その中にMarketing、Agency、Salesなどのカテゴリがあります。その下にブログ記事がぶら下がっています。結局は1つの構造の中に全部が入っていてゴチャゴチャになっています。それをテーマごとに分けましょう。
上の図の真ん中にあるのがピラーページです。その周りにあるのがクラスタページです、クラスタと言います。
WordPressで運用していく方法を説明します。まずは固定ページを使って、ピラーページを作ります。これはUdemyに関するピラーページです。
上の画像のようにクラスタが出ています。「コースが売れるかどうか事前に調べる方法」の記事に行くとクラスタページに飛んでいきます。この記事はWordPressの投稿ページで書かれています。中途半端なノウハウを書かないでください。しっかりとしたノウハウを書きましょう。この記事は多分山田さんが書いてくれました。
量を出せと言っているわけではありません。量を出して欲しいのではなく、きちんとした網羅的なノウハウを書いてください。デザインもある程度のデザインを意識してください。
例えば、上の画像のようにアクションリスト:ニッチスコアカードを用意します。お客さんが必要だと思うものをこのようにGoogle Docsにお客さんが使えるワークシート形式でまとめています。書いておしまいではなく、10年先も読まれるであろう記事をクラスタページで書いていきます。。
そして、そのクラスタページをUdemyという1つのテーマで作っていき、Udemyという1つのページにピラーページとして集めていきます。テーマごとにきちんとした記事を1つにまとめましょう。
この「Udemyで稼ぐ方法」は「ユーデミー 稼ぐ方法」で検索すると1位が取れています。ここで出すオファーも「Udemyで8桁の収入、欲しい?」とUdemyに関するオファーが来ています。これが僕のブログの戦略です。
集客プラットフォーム#3:YouTube
現時点では、僕はYouTubeに力を入れてないので軽い解説に留めます。YouTubeはあたると巨大なトラフィックです。後で紹介する井上遥介さんとYouTube参入しようかどうかを一緒に話してた時に「結果が出始めたら続ければいいけど、しばらくして結果が出なかったら撤退しましょう」と言っていたのです。
ビジネスジャンルでYouTubeやっている方で集客にもなってないのに、なぜかずっとやり続けてる人がいます。それは時間の無駄です。今から新しい集客媒体を作るという気持ちでいて、Udemyに挑戦したいと言うはっきりした方針があるなら良いです。なんとなくLINEやFacebookやYouTubeなどと、全てに手をだしている人がいますが、それやるとマンパワーが足りません。どこかに特化しなければダメなのです。
井上さんはYouTubeを続けています。クオリティの高いコンテンツを定期的に出し続けてたら、今は毎日100人のペースで登録者増えていると言っていました。井上さんは自分のコンテンツに自信があって、良いクオリティのものを出せるということです。
量で勝負すると大変なのでクオリティで勝負してください。そのためには、ちゃんとした動画撮影のカメラ、動画編集のスキルが必須になります。どのくらいの編集力が必要かは後でお見せします。そういうスキルがあり、定期的にモチベーションを保ってやっていけるのであれば参入するといいと思います。
井上さんは最初の半年間で登録者数100人というすごく低い目標を設定していました。今ではその目標を簡単に超えて、どんどん登録者が増えています。僕の場合はすでにUdemyとSEOで十分なアクセスがあるので、今からやる気もモチベーションありません。僕は働く元気もないですからおそらくアシストしてくれる人がいなければ、YouTubeに参入できないでしょう。
「NHKをぶっ壊す」と言う立花さんは「先月のYouTubeの収入が1200万円でした」と紹介してました。50万人の登録者数で月1,000万円だから、さらに当たると巨大な広告収入になってきます。僕はUdemy、WordPressで十分な収益があるし、十分なトラフィックが集まっています。今でも断らないといけないくらいお客さんが来ているからYouTubeはあくまでもサブ・トラフィックの位置付けです。
そして僕はUdemyである程度のポジションを確立しています。UdemyでもYouTubeでもどこでもそうですが、ある程度メディアが育ってくるとその後はすごく楽なのです。僕で言うと今Udemyの受講生が13万人います。そこまで持っていくのは大変だけど、いったん持っていたらその後そこでビジネスするのはすごく簡単です。
僕は追加の作業なしで毎月3,000〜6,000ドル入ってきているのは、既にそこで自分のポジション、地位、メディアとして確立したものがあるからです。だから今からUdemyでやった大変なことを、YouTubeでやるのかと思うと僕はちょっと辟易とするという感じです。
YouTubeはクオリティで勝負しましょう。量で勝負しないでください。クオリティで勝負するためにはちゃんとしたカメラの機材、そしてレンズが必要になります。そして編集力です。これらをアウトソースする事まで念頭においてYouTubeに参入することをお勧めします。
「商品をローンチする-UdemyとブログSEOで集客する方法」
これは僕の動画でで2カメ使って撮影しました。この帽子は確か台湾で300円で買ったものです。僕の着いてる服のクオリティはすごく低いですが、映像自体はまあまあなレベルだと思います。これを継続すれば多分またUdemyみたいに育っていくかもしれませんが、継続するモチベーションがないです。「いかに少ない時間でお金を稼げるか」しか考えていません。いつやめようかと考えてばかりいるので、僕はYouTubeに真剣に参入することはおそらくないと思います。
Udemyと同じで、YouTubeもいったん育ってくれば概要欄でURLを貼らなくても「石崎力也」という名前で皆さん検索してくれます。だからここに何を貼るかなどあんまり考えず、YouTubeのチャンネル自体を大きくしていけばいいのではないでしょうか。ちなみに僕は登録者数がが1,000人で、英語のチャンネル方が4,000〜5,000人くらいだと思います。もうずっと放ったらかしにしています。
井上さんの動画のクオリティを見てください。井上さんは僕と同じく、LUMIXのカメラを使っています。井上さんの概要欄にはオンラインスクールと、ブログのURLが貼ってあります。「無料レポートが当たります」みたいな集客の方法のリンクは張っていません。アフィリエイトをせずに自分の商品を売っているということです。
動画を定期的に上げていますね。動画を公開するとすぐにコメントが付いています。井上さんは元々役者さんです。人前で演技するわけではありませんが、カメラに向かって喋るのがすごく上手なのです。いずれこのレベルに皆さんも持っていく必要があります。この映像クオリティで、このくらいカメラに向かってビシッと目線を合わせて、自信を持って喋れる人は今から参入してもいいと思います。
集客プラットフォーム#4:Facebook広告
海外では、やるべきだと言われているメインのトラフィックです。Facebook広告を攻略する価値はあります。日本にも、もっと広告主が出てきてもいいと思います。まだまだ少ないです。僕は毎回言うように、これ以上アクセスいらないから本気では参入していません。そんなことを言うと横柄ですね。これ以上お客さん来たらハンドルできないくらいのお客さんの量なので今はやっていません。あくまでもサブ的なトラフィックにしか過ぎないということです。
1オプトインあたり700円から900円ほどです。丸投げしている割にはいい数字が出ていると思うんです。業界では1オプトインあたり1500円から3000円ほど支払うのが通常ですから。
消化金額の20%を広告代理店の方に運用手数料としてお渡しして、ほぼノータッチでFacebook広告を回しています。
ClickFunnelsではClickFunnelsだけで1億円稼いだ人をtwo comma clubにリストアップしています。ここに居る皆さんの中にはFacebook広告をやっている人もいます。Facebookの広告ライブラリに行くと見られます。
例えばリズ・ベニーです。ClickFunnels創始者のラッセル・ブランソンとリズ・ベニーはすごく仲が良いです。リズ・ベニーはラッセル・ブランソンのDream100という高いコンサルティングに申し込んで成功された方です。
彼女はアクティブな広告をたくさん出しています。見てみると、動画があります。「Click Here to Enroll Now」をクリックするとKAPOWというフラッグシップ商品のフォームに飛びます。997ドルです。これはClickFunnelsで運用されています。
あとはダン・ヘンリーです。ダン・ヘンリーもClickFunnelsを使っています。彼は喋るのがのすごく上手です。クリックするとHow to Start and Glow a Profitable Online Course Businessに飛びます。彼もオンラインコースの人です。典型的なClickFunnelsで作られたコースです。「YES! Watch The Training Now!」をクリックしてオプトインするとウェビナーが始まります。
当然ながらClickFunnelsもたくさんの広告を運用しています。Facebookの広告ライブラリに見てみてください。誰がどんな広告を出しているか見えてくるので、色々検索してみるといいです。ベンチマークする人を見つけましょう。彼らがどんな文言でリード文を書いているか、どんなビデオを作っているかをしっかり見て、あなたもFacebook広告を出すようにしてみてください。
集客プラットフォーム#5:口コミ・紹介
口コミと紹介は似たようなものなので一緒に説明します。口コミは自分から仕掛けるものではありません。口コミマーケティングみたいな本はありますが、口コミを起こそうとする仕組みを自分から作ったとしても、例えば石崎のコースのマテリアルが悪かったら口コミは起こりようがないです。僕が商品を何も持っていなかったら、何の口コミを起こすのですか?という話です。
だから、口コミは自然発生的に起こるものだと思ってください。それは紹介も同じです。僕の知らないところで紹介があっても、僕はその人に「僕のことを紹介してください」と言ったわけではないということです。キャリアを続けていたら自然に起こるものです。
もちろん、失敗したキャリアの人には紹介は起こりません。成功したキャリアを持っている人は紹介が自然に起こるというのは経験された方なら分かると思います。ある程度自分の専門性を高めましょう。ジョブホッパーみたいに色々と仕事を変えてはいけません。
僕はこのオンラインコースの販売を10年やっています。10年の間で自然と業界での地位がなんとなく確立されてくるのです。キャリアを続けて自分の専門性をずっと高めていくと「石崎はデジタルコンテンツやオンラインコースを売る人ですね」と認知されます。紹介はいずれ勝手に起こるものです。
口コミは「石崎さん、すごくいいよ」と誰かが言ってくれることです。でも例えば「あなたの商品を紹介させてください」「一緒にジョイントベンチャーしませんか」という紹介は基本的にはお金のやり取りで起こります。
例えば、僕らは高額商品のマスターマインドの120万円や400万円のコンサルティングプランに入って距離を縮めます。フェラーリに乗ってお金持ちを装っていても、その人の高額商品を買う人の数は限られてきます。それと同じで、僕の400万円の商品を買ってくれる人は僕の名前を認識しています。絶対にみんなと会ったことがあるし、何度も一緒にご飯を食べに行ってやり取りしています。それが普通です。
だから、距離を縮めたかったら先行投資して、お金をガツンと払って距離を縮めます。そうすると一気にその人に近づけます。あるいは、僕が高い商品を買って、その人との距離を縮めて一緒にビジネスを作っていくというパターンもあります。ある程度自分の知名度が上がってきて、相手が自然と商品を買ってくれたりするパターンもあります。
高いコンサルプランに申し込んでくれた人には会わないといけないので、会ったときに「〇〇さん、買ってくれたんですね。昔、僕はあなたの本の大ファンだったんですよ」というやり取りが最近僕はすごく多いんです。相手が高額商品を買ってくれることによって僕との距離が縮まります。
これは言っていいのか分かりませんが、この前山田どうそんさんと、新宿か渋谷でインドカレーを食べました。そこで「石崎さんのおかげで今はこんなにお金持ちになりました。今日は好きなだけインドカレーを食べてください」と言ってくれました。その日は僕が東京に着いた日で、僕の家族もいました。山田さんはそのインド料理屋を貸し切りにして、僕の子どもがはしゃいでいる中、僕の家族と山田さんでインド料理を食べました。
「好きなだけ食べてください」と言っても、ミールスセットでも2000円とかなのでそんなに高い金額にはなりませんが、そういう心意気が僕はすごく嬉しかったです。その時、山田さんはセミナーをたくさんされていて、懇親会とかで「どうやったら石崎さんとつながれるんですか?」と山田さんに聞いてくる人がいるそうです。山田さんは「最低でも今の僕と同じぐらいのお金を稼げるようになる実績は必要だと思います」とアドバイスしているそうです。
距離を縮めたかったらまずは実績を作ります。そして相手の高い商品を買います。あるいは相手に商品を買ってもらえるくらい有名になりましょう。
ランディングページを作るための5つのプラットフォーム
ランディングページを作るためのプラットフォームについて解説します。ページ制作だと思ってください。オプトインページ、セールスページ、ウェビナーページといったページを作るプラットフォームを説明していきます。
5つ紹介します。
- ClickFunnels
- Squarespace
- MailChimp
- LeadPages
- WordPress Plugin
日本ではWordPress Pluginを使われている方が多いです。あとはペライチなど日本人が作ったものや、個人が開発しているプラットフォームのサービスを使っている人もいます。あとはWordPressの固定ページなどです。
僕がお薦めするのはClickFunnelsです。かっこいいものを作りたかったらSquarespaceをお薦めします。僕が使っているもので、使って良かったものです。MailChimpもLPを作るときに楽なので説明していきます。LeadPagesとWordPress Pluginは一応候補としては挙げておきますが、今回は説明しません。
高額商品を売るために必要なページの種類
ページの種類を確認していきましょう。当然ながらオプトインページは必要です。あとは商品を売るセールスページ、決済ページも必要です。セールスページの中に決済ページを含めることができます。あとはサンキューページです。「オプトインしてくれてありがとうございました」というサンキューページでも「商品を購入してくれてありがとうございました」というサンキューページでも「あなたが購入してくれた商品はこちらです」みたいな感じで商品名をリストアップするサンキューページでもいいです。
あとはアップセルページ、ダウンセルページまで作れるといいです。ウェビナーページとミッシングページもあります。プロダクトローンチで売りたい人はプロダクトローンチのページが必要になってきます。
これらを作れるプラットフォームを探してください。僕はClickFunnelsとSquarespaceをお薦めしています。
ClickFunnelsで運用している実際のページ(事例)
ClickFunnelsで作ったページの例を見ていきましょう。僕はClickFunnelsでほとんどの高額商品を売っています。
上の画像がオプトインページです。割とデザインの良いページが作れていると思います。この「無料で登録する」のボタンをクリックするとポップアップで出てきて、姓名とメールアドレスの入力欄があります。
「今すぐあなたの席を確保する」という文言になっているのはウェビナーページに飛ばすからです。
「オンライントレーニングの登録完了!ただいまウェビナーの準備中です・・・」というのをカウントダウンページと言います。カウントダウンページもClickFunnelsで簡単に作ることができます。「ウェビナーのページに行きたいです」というボタンをクリックするとウェビナーのページに飛ばされます。
後ろでDeadline Funnelが働いていて、僕のCookieやIPアドレスを覚えているから「このキャンペーンは終了しました」というページに遷移します。こちらはミッシングページです。
上の画像はOTO(One Time Offer)です。アップセルページだと思ってください。アップセルページもClickFunnelsで簡単に作ることができます。きれいなレターになっていると思うのですが、どうですか?右上にある「ワンクリックで購入する」というボタンをクリックすると本当に決済が完了します。つまり、クレジットカード情報を新たに追加することなく購入することができます。
これは竹岡さんと作ったプロダクトローンチのページです。動画の映像は我ながらすごく良いクオリティだと思います。動画が1~4番まであって、これらが全て見られるようなプロダクトローンチのページもClickFunnelsで作れます。色々なパターンのオプトインページもClickFunnelsで作ることができます。今お見せしたものは全てClickFunnelsで作ったものです。
ClickFunnelsは決済周りが強いからオススメ
ClickFunnelsが優れている理由を紹介します。これは「決済が強い」という一言に尽きます。決済周りがすごく強いです。一言で言えば「僕らはもっとお金をもらえる」ということです。別のプラットフォームを使っていたら入ってこなかったお金が、ClickFunnelsを使うことによって入ってくる感じです。
Teachableだったらワンクリックアップセルは1回までです。でも、ClickFunnelsは2個、3個と用意することができます。例えば、8分以内に僕の10万円や20万円の商品を3個、4個と買っていく人がいるのです。そのおかげで、お客さん1人当たりの単価(LTV)が上がっていきます。
お客さんの情報をClickFunnelsで保存しておいて、次回購入するときにクレジットカード情報を入れずにワンクリックで購入できます。アップセルのタイミングだけではなく、時間をおいてからまた何かを売ったときにもワンクリックで購入できるのがSticky One-Click Upsellです。その機能もClickFunnelsにはあります。
ダウンセルをやるときも、アップセルにNoと言った人にだけダウンセルを見せるということができます。もしWordPressのランディングページ・プラグインなどを使っていたら、アップセルにNoと言った人だけにダウンセルページを見せるような分岐はできません。
上の画像を見てください。「↑」上矢印のマークがアップセルです。アップセル→アップセル→ダウンセル→アップセル→ダウンセルの順に合計5つの商品が並んでいます。もっと言うとウェビナーの「Broadcast」で商品を売って、その後にカートに飛ばして、そこから続くので、合計4つのアップセルをしています。そのくらいClickFunnelsは決済が強いのです。
実際に僕もたくさんお金を積んで、お客さんが「石崎さん、ClickFunnelsを実装してください」「オンラインシフトを手伝ってください」と言われたときに、楽をしようと思えばThinkificやTeachableで決済を受けることもできます。でも、僕が本当にお客さんの結果にコミットするのであれば、やはりClickFunnelsを使います。実際に僕に400万円くらいのお金を払ってくれたお客さんには、ClickFunnelsで実装してあげています。
ClickFunnelsを使えば結果が出ます。そのくらいClickFunnelsはお薦めだし、決済に強いということを強調しておきます。
Squarespace VS ClickFunnels(どっちが良いデザイン?比較)
上の画像は実際に僕が運用しているSquarespaceのモデルです。Morefree.meという1つのドメインだけで月々50~60万円のモデルです。画面いっぱいに広がるレスポンシブなサイトが作れるという点はSquarespaceがすごく強いです。
上の画像もSquarespaceで作られたページです。写真を使ったきれいなページが作れます。
上の画像はClickFunnelsで作られたページです。設定すればClickFunnelsでもページの横幅いっぱい使うという指定ができます。比較すると、フォントやマージンはSquarespaceで作った方がきれいになります。もちろん、自分たちでマージンを決めてClickFunnelsでやっていけばいいですが、よりデザインを意識して簡単にかっこいいものを作りたいとなるとSquarespaceがいいです。僕らはSquarespaceでオプトインしています。
Squarespaceの方にはデジタルコンテンツを売るための決済ボタンを入れられません。決済の強さでいうと、その点でClickFunnelsが優れています。アップセル、ダウンセルはSquarespaceではできません。Squarespaceはあくまでもランディングページやブログ、ホームページを作るためのプラットフォームに過ぎません。一方でClickFunnelsは決済のプラットフォームでもあります。
かっこいい写真で手軽にかっこいいサイトを作りたければSquarespaceをお薦めします。ですが、結局僕らはオプトインしてもらって、そこからClickFunnelsのセールスページに飛ばします。オプトインはSquarespaceでしてもいいかもしれませんが、セールスの部分ではやはり最後にClickFunnelsのページに飛ばしていったりします。
売上を上げるという観点ではClickFunnelsはお薦めです。見た目がかっこいいものを作りたければSquarespaceがお薦めです。
MailChimpのランディングページ機能について
MailChimpでも簡単にランディングページを作れます。メール配信のプラットフォームとしてMailChimpを使っている場合は、当然ながらMailChimpでランディングページを作れば簡単にメルマガ配信ができます。ClickFunnelsでLP、オプトインページを作って、それをMailChimpに繋げるという面倒くさい作業は無くなります。その点は若干シームレスという感じです。
作るのは簡単です。「Create→Landing page」をクリックして、名前は「test」などと入れて作り始められます。YouTubeで僕の「MailChimpでランディングページを作る方法」を見ていただければ、ランディングページの作り方が分かります。この動画みたいに簡単にかっこいいものが作れます。ただ、決済は受けられないです。
どのみちClickFunnelsのページに飛ばすことになるので、オプトインページを作るにはMailChimpがいいかもしれません。決済ページの段階でClickFunnelsに飛ばすのであれば、オプトインの段階からClickFunnelsを使えばいいと思います。ClickFunnelsを使いたくない人は、オプトインページはMailChimpでもいいという感じです。
LeadPagesとWordPress Pluginはオススメしません
Russell Brunsonさんは「LeadPagesがClickFunnelsのライバルだと見られるのはすごく嫌だ」と言っています。LeadPagesはランディングページでおしまいです。決済周りは強くありません。ただ、簡単に直観的にきれいなページを作れるという点においては、LeadPagesはものすごく優れています。LeadPagesは投資家からものすごい資金的な援助を受けていて、ディベロッパーの母体もすごく強力です。
簡単にかっこいいランディングページが作れるようになります。LeadPagesも一つのオプションだと思います。Zapier、MailChimp、Salesforce、Calendly、Facebookとのコネクトもできると書いてあります。Stripeの決済ツールとしても使えると書いてありますが、アップセル、ダウンセルの強さを考えるとやはりClickFunnelsの方が強いと僕は思います。
日本ではLeadPagesを使っている人はなかなかいません。日本語の情報ソースが足りていないので、その点では苦労するかもしれないです。
ClickFunnelsでも似たようなページを作れるんですが、海外ではMariah CozさんがLeadPagesでページを作っています。LeadPagesで決済を受けているわけではありません。Mariah Cozさんは決済にSamCartを使っています。この点が少し違ってきます。
決済ページとLPを一つでできるのがClickFunnelsです。やはり僕はClickFunnelsの方がシームレスだし便利だと思います。あと、僕も前からお願いしているのですが、SamCartは日本円決済をなかなか導入してくれません。その点でもStripeの日本円決済を使えるClickFunnelsは便利だと思います。
LeadPagesもClickFunnelsも使いたくない場合は「wordpress landing page plugin」で検索してみてください。そうするとまとめサイトがたくさん出てきます。そこから気に入ったものを選べばいいですが、たぶん苦労します。
まず、プラグインにはセールスファネルという概念がありません。日本語の情報ソースが足りていないから自分で一つずつ検索しながら勉強していく必要があります。でも、ClickFunnelsなら僕のページが日本語でたくさん出てきます。だからClickFunnelsを使うことをお勧めします。
決済を受けるための5つのプラットフォーム
決済を受けるためのプラットフォームについて話します。
- Stripe
- ClickFunnels
- Teachable
- PayPal
- 銀行振込
5つ挙げましたが、全て使います。Stripeがメインになってきますが。
これの面白いところは、実際にStripeは後ろで動いているんですが、お客さんが「Stripeで決済しているな」と感じることがありません。具体的には、ClickFunnelsでもTeachableでも決済を受けますが、その後ろで動いているのはStripeなのです。だからStripeのアカウントを持つことはマストなのですが、その上でお客さんが見える部分ではClickFunnelsやTeachableを使っていくことになります。
PayPalはバックアップの決済手段として使います。例えば、何らかの原因でStripeで決済を受けられなかったり、キャンペーンが終わった後に個別で「追加で入れてもらえませんか?」という案内が来たときに「では1人余りがあるので入っていいですよ」という風にお応えするときに使います。PayPalでURLを発行して、その人専用の決済フォームを作って決済を受けるわけです
ある程度値段が大きくなってくると銀行振込になります。僕の400万円の商品も銀行振込で受け取っています。120万円の商品を10万円の分割であれば、Stripeで受けることができます。一括で100万円となるとなかなかオンラインでは受けたくないですよね?それについても後でお話しします。まずは、この5つのプラットフォームを覚えておいてください。
Stripeで高額商品(月額課金)の決済を受ける
まずはStripeから説明します。上の画像で5,400円や1,980円と同じような数字が並んでいるのは、サブスクリプションです。サブスクリプションからの収益が毎時のように入ってきています。全ての月額課金をこのStripeで受けているわけではありません。Teachable Paymentsなどで受けたりもしているので、収益は実際には散らばっていますが、このようにStripe上の収益は一覧で見ることができます。
Stripeのアカウントを作って、ClickFunnelsやTeachableの設定をしていくと「Stripeとコネクトしてください」とお願いが来ます。そうしないと決済を受けられません。厳密に言うとTeachableはStripeのゲートウェイとTeachable PaymentsというTeachableのゲートウェイが2つあります。それはここではお話ししませんが、とりあえずStripeのアカウントを持っておくといいです。ClickFunnelsで商品を売る人はStripeが必須になってきます。
銀行振込は振り込みの設定を変えることができます。前にお話ししたお客さんはBtoBの仕事をされている方で、トリートメントを売っている方なんですけれども、彼は「月一で振り込まれるようにしている」と言っていました。僕の場合は自分で設定したのかは覚えていませんが、毎週金曜日になったらネットバンクに振り込まれています。振込のペースとかも変えられるので、その点は便利だと思います。
石崎力也はClickFunnelsで1日にこれだけ儲けています
ClickFunnelsで高額商品の決済を受ける場合は、高額商品の値段が大体10~20万円くらいの商品であればClickFunnelsでポンポン売れていきます。
上の画像を見てください。3時間の間に5,700円、89,800円、99,700円、の商品が売れました。その9時間前に一気にアップセルで買っていかれた方もいます。このように10万円くらいの商品はClickFunnelsを使えばポンポンと売れていきます。
この「ポンポン」という表現は全然メタファーではありません。OTO(One Time Offer)が使えるので、お客さんがワンクリックするだけで商品を買えるので、皆さん喜んでどんどん商品を買ってくれます。
10~20万円くらいのデジタルコンテンツであれば、ClickFunnelsでどんどん売っていくことをお勧めします。これが本当の実績です。「僕がClickFunnelsでこれだけ売っていますよ」という証拠のスクショです。
ClickFunnelsで決済を受けるためにStripeとインタグレーションする
先ほどお伝えしたClickFunnelsですが、Stripeとコネクトしておくといいです。ClickFunnelsの画面から「Payment Gateways」をクリックするといくつか候補が出ます。
ClickBankというのは日本のインフォトップのようなものです。InfusionSoftもあります。Easy Pay Directは海外では有名です。サブスクリプションがすごく強いです。皆さんが知っているPayPalもあります。でもStripeがすごく分かりやすいです。
実際にClickFunnelsの公式サポートページにStripeに関する情報がたくさんあるので、僕はStripeをコネクトしておくことをお勧めします。「Stripe」を選択して連携しましょう。
TeachableとClickFunnelsの使い分け
Teachableも決済を受けるプラットフォームとしてものすごく優れています。今から説明することを理解するのは難しいと思います。なぜ電気が点くのか、仕組みを分かっていなかったとしても、僕らは日常生活で電気を使いますよね?それと同じようにTeachable Payments、Teachableの後ろで動いている決済の仕組みについて、詳しく理解しなくてもTeachableで決済を受けることができます。
僕はジョイントベンチャーパートナーとの決済はTeachableで受けています。それはBackOfficeという機能を使いたいからです。BackOfficeを使うことによって追加の手数料が取られますが、自動でパートナーへの収益分配の支払いしてくれます。これがものすごく便利です。
仮に僕とジョイントベンチャーパートナーがコピーライティングの教材を一緒に作って、レベニューシェアを収益折半にしたとします。そうすると、売上があったら50%ずつ自動的にお互いのアカウントに入れてくれます。その振込までTeachableがやってくれます。これができるのは、今はUdemyとTeachableぐらいです。PayPal、Thinkific、Kajabiもできません。これがあるからTeachableで受けます。
自分一人でやっているビジネスの場合はClickFunnelsで受ければいいと思います。Teachableには3つのプランがあって、Teachable Payments、Monthly Payment Gateway、Custom Gatewayがあります。訳が分からないですよね。
僕らはTeachable Paymentsは使えません。Eligibilityに「States or Canada」と書いてあります。アメリカとカナダしか使えないのです。Teachable Paymentsは僕らは対象外になります。
では何を使うかというと、Monthly Payment Gatewayになります。Teachable Paymentsは個々人のスクールオーナーのStripeで決済を受けることになります。Monthly Payment Gatewayは僕らがStripeの情報を渡さずに、TeachableのStripeアカウントに一時的にお金がプールされます。Eligibilityに「Non-US or Canada Schools」とあります。英語圏で使われているスクール以外なので僕らのことです。
Custom Gatewayは自分のStripeアカウントで受けるというものです。これを使うと、例えば返金のとき、まずはStripeで自分でアカウントに入ってそこで返金して、Teachableに入ってその人の受講を取り消す作業をしなければいけません。あるいは◯月◯日に受講が切れる設定を自分でしなければいけません。
Monthly Payment Gatewayをやっておくとワンクリックで返金できます。返金ボタンをクリックすると自動的にその人はアカウントのアクセスができなくなります。ただし、売上が計上されるタイミングと支払いのタイミングがずれます。Teachableは30日間プールした上で僕らに支払いをしてくれます。例えば9月27日に10万円の売り上げがあったとしたら、そこから30日間プールして、その翌月の1日になります。実際には11月1日にその10万円が入ることになります。欠点は資金繰りが悪くなる点です。
Monthly Payment Gatewayを使うとBackOfficeが選べます。BackOfficeはPayPalでの決済を受けられるようになります。ただ、PayPalの決済も確かアメリカとカナダだけだったと思います。BackOfficeは、先ほど言ったように、自動的に収益配分と収益の払い込みがされます。日本ではどのような商慣習があるかは分かりませんが、大抵の人は経理の人を雇ったり、自分で毎月計算して、その人の銀行に振り込むという面倒くさい作業があります。それが全て自動化されます。
例えば、商品が売れなくなって月々の売上が400ドルになったとします。折半だから200ドルずつです。そのひと月が終わった段階で200ドルを振り込むためだけに「〇〇さん、さっき200ドル振り込みましたよ」と、それが延々と続いていくのは悲劇ですよね?
BackOfficeの機能を使えば、どれだけ小さい金額でも自動的にTeachableが振り込んでくれます。僕は主にClickFunnelsとTeachableを使っていますが、そういう使い分けがあります。自分一人で収益を受けるような商品はClickFunnelsでバンバン売っていきます。一方で収益折半しなければいけないようなJV商品とかはTeachableで決済を受けるようにしています。
Stripeでカゴ落ちしたものをPayPalで受ける
僕はPayPalをメインで使っている人を知っています。ただ、TeachableやThinkificなどのランディングページを作ったりオンラインコースを作ったりする他のプラットフォームとの連携が悪いです。使い方としては基本的にはStripeを接続したTeachableかClickFunnelsで決済を受けて、そこで漏れたものをPayPalで手動でハンドルしていくのがいいと思います。僕はそうしています。
お客さんから「Online School Building決済が完了しない件について」というメールが来ました。OSBを買いたいそうですが「決済確認ページへ進むことができません」と言っています。理由は分かりませんが、このような問い合わせを何度か受けます。こういう人に対しては個別にPayPalの決済リンクを発行します。そのURLを出すパターンもあれば、その人のEメールアドレス宛に請求書を発行することもできます。
請求書を発行したら自動的にその人にメールが届きます。その請求書はPayPalのアプリでも作成できます。僕はチームアカウントを渡している外注さんにやってもらっています。僕が「PayPalで請求書を作ってください」とお願いします。そうすると彼女が請求書を作成し、そのメールアドレスに請求書を届けてくれます。
このようにPayPalはメインで使うのではなく、Stripeで決済を受けられなかったときの手段として使うといいです。PayPalは簡単に決済リンクが作れます。支払いの多様性もあって「アメックスは駄目です」とかはありません。デビットカードでもクレジットカードでもいいです。マスターカード、JCB、アメックス、ダイナースなど色々なクレジットカードに対応しています。
ただしこの場合は、手動でお客さんをコースに追加する必要があります。Zapierを組むなら話は別です。コースの視聴管理はしないで、お金の受け渡しだけの機能になります。それとコースの視聴管理を接続するのはこちら側の仕事になります。手動でThinkificやTeachableに入って、購入した人に買ってくれたコースへのアクセス権を与えるという作業が必要になります。それが少し面倒くさいです。
エグいマーケティングをしたらPayPalの支払い審査に引っかかった(実話)
エグいマーケティングをしたらPayPalの支払い審査に引っかかった話をします。僕はかつてTOEICに関する商品を売っていました。そこでの成功を下敷きにして、今の僕の成功があります。TOEICの商品を売ってる時からアップセルを使いまくっていました。
そうすると、ものすごく短い間にお客さんがポンポンと商品を買っていくのです。短い間に同じ人から5件の成約がありました。一つ一つの商品は安くはありません。10万円くらいの商品がポンポンと売れるから、PayPalが支払い審査に引っかけたのです。こういうのが何度もあったせいで「件名:取引3TJ***のPayPal支払い審査状況について」というメールが来ました。
「Haamalu合同会社様。〇〇さまからお客さま宛にPayPalからの支払いがありました。お客様の安全保護のため、PayPalはこの支払いを審査中です」という内容でした。要は僕がものすごくエグいことをしたせいで「この人は騙されて、たくさんお金を払ったのでは」とPayPalで自動的にフラグが立ったのだ思います。
「支払い審査には、最長24時間かかることがあります」とありました。その間に「これは本当にあなたが買った商品ですか?」と本人に聞いたのです。そして「当たり前だ。欲しいから買ったんだ」と答えると、
PayPalから「件名:支払い審査の結果、問題が解決されました。支払い状況を確認後、商品を発送してください」と、その人の情報が渡されて「支払い審査が完了して決済がしました」という感じで終わりました。
僕はアップセルをやっただけです。この時はワンクリックアップセルではなく、いちいちクレジットカード情報を入れないといけないアップセルをやっていました。短い間にポンポンと買われると、PayPalからこのような支払い審査が何度も入りました。
そのくらい皆さんがアップセルを購入していくし、アップセルが強力です。でもPayPalはこのような点があります。Stripeもたまに審査請求が入りますが、PayPalほど頻度は高くありません。多分Stripeの方が精度が高いのだと思います。その点だけお伝えしておきます。
120万円を超える商品は銀行振込で受け取る
銀行振込にする前に、クレジットでどこまで受けるかという話です。上限をどこに設けて、いくら以上の売上、いくら以上の値段のものを銀行振込で受けるかといった線引きが必要です。先日クレジットカードで受け取った金額が更新されて、それが183万円でした。1人の人が購入してくれました。商品を用意しておくと買う人が出てくるし、用意していなかったら当然ながら一生買われません。
嬉しくてスクショを撮りました。上の画像はStripeの画面です。1人の支払いで1,837,504円です。この1人の人のおかげで1週間の売上が214万円になりました。これが無ければ、この週は40万円くらいの売上しか計上されなかったです。こういうのは珍しいケースで、基本的には120万円を超える商品は銀行振込で受けた方がいいと思います。
神田昌典さんがかつてやっていたセミナーは1日で60万円取っていました。行ったことがある人は分かると思いますが、色々なマテリアルを貰えます。コンサルティングの契約書などのテンプレートがたくさん貰えます。すぐにコンサルタントとして開業できるくらい、価値があるものです。それも60万円の銀行振込でした。
セミナーの最初に神田昌典さんは「今日ここに集まってくれた人、こんな日曜日に皆さん暇ですね。払ってくれた60万円は私の銀行口座にありますから、これは一生返しません」みたいなことを言って笑いを取っていました。
なぜ銀行振込をするか?クレジットカードを使っている限り、PayPalやStripeなどの場合であればチャージバックの可能性があります。チャージバックの詐欺の被害に遭った人が日本でどれくらいいるかは分かりませんが、eBayとかで転売している人は経験あるかもしれません。僕はeBayで転売していたわけではありませんが、チャージバックの詐欺には遭ったことがあります。1回ではなく何十回と遭いました。
それが原因で1つ英語圏のビジネスを潰したこともあるぐらいです。すごくうまくいっていたモデルでしたが、チャージバック詐欺が見破れませんでした。確か1決済当たり13%とか取られる保険まで入っていました。ものすごい薄利多売のビジネスをしていて「これは駄目だ、やめよう」と思ってやめました。
チャージバック詐欺の仕組みはこうです。例えば詐欺師が誰かのカード情報をスキミングで抜いて、それで僕たちの商品を買うのです。そうすると後でオーナーが「こんなのを買った覚えがないよ」みたいな感じでチャージバックをしてくるという感じです。
僕らみたいにデジタルコンテンツを売っている場合は、チャージバック詐欺に遭うことはなかなかないです。正直、詐欺側はデジタルコンテンツをもらっても嬉しくないからです。誰かのクレジットカードを盗んで、例えばカメラとかQUOカードとかを買ったりしたら換金性があります。こういうのを流動性が高いと言います。詐欺師はすぐにお金になるようなものを買うのです。
僕のオンラインコースを買ってそのノウハウで稼ぐなら分かりますが、そのノウハウ自体を誰かに売ったりすることはできません。なかなかチャージバック詐欺は起こりづらいです。物販でカメラの転売だったらチャージバック詐欺に遭う可能性があるかもしれません。
最悪のケースは、自分が契約書などを出さずに商品を業務委託とかで売ったとして、それをクレジットカードやPayPal経由で受けたとします。全部の業務が終わった後に、その人がチャージバックを起こすこともありえます。しかもチャージバックの期間はものすごく長いです。半年後とかもできます。全部の業務を終わらせたのに、その記録が残っていなかったという場合は、PayPalは買い手保護でチャージバックを起こした方を有利にします。
PayPalの売り手保護は弱いです。僕は保護されなかったケースがほとんどです。しかも、すぐに返金すればいいのですが、返金せずに「この審査は腹が立つから、もっとちゃんと審議してください」のように上にアピールすると、今度はさらに1決済当たり1,500円の手数料がかかります。
僕は以前、100円の商品でその審査を起こされたことがあります。100円返金すればいいものを、明らかに相手が悪くて腹が立ったからPayPalにクレームしました。そうすると、PayPalに1,500円を取られ、その100円も返されず、めちゃくちゃになりました。そういうことがあったから僕の商品はどんどん高額化していきました。安い商品を売っていると、悪いお客さんばかり来ます。
それはさておき、PayPalの売り手保護は弱いです。あとはカード事故の可能性もあります。例えば月10万円の12回払いにしておくと、3回目に払えないというようなパターンがあります。デビットカードとかで登録しておいて、わざと銀行口座を空っぽにしておくなどです。
分割決済や月額課金を入れて大体10~20%の人は事故を起こします。10人に1人は払わなかったりします。わざとやっているのか、それとも本当にクレジットカードの上限に達しているのかは分かりませんが、定期的にそういう事故は起こります。
あなたの労働時間を提供するような人的なサービスは特にそうです。デジタルコンテンツの原価なんてサーバー代くらいなのでまだいいのですが、僕たちの大事な命という生命時間を投下していろんなサービスをしてあげて、その後で「このサービスはなかったことにしてください」「この契約はなかったことにしてください」など言われると嫌ですよね?クレジットカードは可能性としてそういうことがあり得ます。
だから銀行振込にしておきます。一旦銀行に振り込まれたら、向こうのコントロールで勝手に引き出したりできません。だから、120万円を超えるような高い商品は、基本的に銀行振込で受けた方がいいと思います。
セミナー会場のプラットフォーム
セミナーや個別指導などに使用する会議室の使い分けについて解説していきます。
会議室について
貸し会議室は決して一様ではなく、その種類はピンからキリまで多種多様です。私たちが利用する会議室を決めるときは、その目的を明確にしてから、会議室選びに入ります。
会議室選びで気をつけるべきこと
#1. 部屋の形状
オンラインでの案内だけで会議室を決めると失敗することがあります。それは、掲載されている写真の多くが、広角レンズで撮影されていることから、部屋が実際よりも広く感じられてしまうからです。また、必要な収容人数、閉米数だけでは、実際に異なることがあります。
例えば、演壇がなく、ホワイトボードのすぐ近くまで机が並べられている場合、最前列の1列から2列は、講師のためのエリア確保のためにデッドになることがあります。実質的な収容人数が減るということになりますね。また、現状復帰が必須とされる貸し会議室では、この余分な机や椅子を片付けてセミナーを実施し、さらに撤収時に元へ戻すという余計な手間がかかるということでもあります。ですので、可能であれば、前後に余裕のある配置がされている会議室を選んだ方が、金額以上のメリットがあると言えるかもしれません。
また、格安会議室の中には、部屋が長方形ではなく、L字型になっている会議室もあります。この場合、L字の部分は、講師やホワイトボードが見にくかったりするため実質使えないスペースになる可能性があることを知っておくべきです。また、大部屋では部屋の真ん中に立っている柱が邪魔になりやすいことも知っておいてください。
#2. トイレ
トイレの数は、ある程度以上の人数のセミナーになると、会場選びのとても重要な要素になります。例えば、300人規模のセミナーをするのに、トイレが一桁しかなかったとしたら、休憩時間には間違いなくトイレ待ちの行列が出来ます。特に、女性の参加が多く見込まれる場合には、トイレの個室の数を確認して、もしも少ないようなら、休憩時間をそれなりに長めに取るようにする必要があります。また、ビルの複数のフロアが貸し会議室になっている場合、上下のフロアのトイレへの誘導もあり得るのですが、上下で行われているセミナーと同時に休憩時間に入ったりすると、お互いに良い思いはしません。ですので、同時に行われるセミナーの主催者に、休憩時間が重ならないよう調整をお願いする等の対策が必要となる場合もあります。
少人数セミナーの場合は、そんなには問題にならないことも多いのですが、男女が同じトイレを使用する場合には、多少の配慮が必要です。また、会議室の構造上、会場の前方からトイレに出入りするような会場では、女性がトイレに行きづらいという感想をいただくこともありますので、会場を決める際には配慮した方が良いでしょう。
#3. 入り口のわかりやすさ
会場の案内に、GoogleMapでピンポイント地点を案内することが可能になり、道に迷われる方は少なくはなりましたが、雑居ビルの場合、入り口がわかりにくい場所にあったり、会議室の看板が掲げられていなかったりする場合もあるので、可能であれば、事前に下見をした上で、会議室までの道順を、自分で撮影した写真等で案内することもあります。これは、参加者側から見るとホスピタリティが高いという評価を受けることが多く好評です。ただ、それでも迷ってしまう場合もあるので、入り口がわかりにくい会議室は、できるだけ避けた方が良いでしょう。
#4. 懇親会会場
セミナーの後に懇親会を開催する場合は、懇親会場を事前に下見しておくことをオススメします。特に、セミナー会場から懇親会場までの道のりが長いと、せっかく開催した懇親会の参加者が激減してしまうこともありますし、事前予約を取っていても、当日キャンセルが多くなる傾向にあります。また、数人ならともかく、当日、2桁を超える人数の懇親会場を探すのは無謀以外の何者でもありません。セミナー会場を下見するのと同時に、懇親会場もある程度、下見をしておくことが望ましいし、会場と懇親会をセットで、自分のセミナーのテリトリーのようにしてしまうのも、一種のブランディングとして成功している例があります。
#5. 周辺環境
周りに工事中の建物はないか、必ずチェックしてください。マンションの一室が貸し会議室になっている場合、隣の部屋から赤ちゃんの泣き声を聞こえてきて、ありゃ、困ったなぁ、と思ったことがありますが、これは仕方ないかもしれませんね。
【ケース別】会場の選び方
小規模セミナー、個別面談(〜20人)
目的にもよりますが、高級感を重要視する場合は、ホテルの会議室やラウンジなどを使用したりします。2時間で数万円をチャージするような個人コンサルなどは、少し高級で非日常的な雰囲気作りも重要です。
定期的なセッションや、少人数のセミナーや打合せ、ゼミナール形式などの場合には、格安の貸し会議室を借りることもあります。ワンルームマンションの一室が貸し会議室になっているパターンも都心にはよくあり、オートロックでセキュリティ的にも安心感を与えてくれます。
オンラインで探すのであれば、下記のサイトを参考にされると良いでしょう。
- スペースマーケットhttps://www.spacemarket.com/
- スペーシー https://www.spacee.jp/
- インスタベースhttps://www.instabase.jp/
中規模セミナー(20〜50人)
20人以上50人程度までのセミナーになると、会場の選択は大幅に広くなります。予算で決めてもいいし、開催するセミナーの対象者によって、どのレベルの会議室を選ぶのかを決めていきます。ただ、良い場所は早めに押さえる必要があるのと、ごくたまにではありますが、貸し会議室側でダブルブッキングを起こすことがあります。すぐ近くに同規模の代替できる会議室があれば、ほんの少しの移動で済みますが、規模の小さい業者で手配をしていると代替がきかないこともあります。その場合でも、会議室の賃貸料が返金になるだけで、主催者の信用がどれほど落ちても保障されないことが多いので、ブッキングには必ず前日、前々日の確認を行うようにしてください。
- 会議室コンシェルジュ https://www.natuluck.com/
- TKP https://www.kashikaigishitsu.net/
- AP https://www.tc-forum.co.jp/
- フクラシア https://www.fukuracia.jp/
大規模セミナー(50人〜)
数百人規模の大規模セミナーになると、会場は比較的限られてきます。場合によってはホテルの宴会場を借りるというのも一つの手です。
合宿セミナー(50人程度)
合宿セミナーをする場合、研修に特化した宿泊施設を借りると良いでしょう。
ちょっと郊外のホテルなども狙い目です。
- レクトーレ https://www.tkp-resort.net/lectore/yugawara/
- マホロバマインズ三浦 https://www.maholova-minds.com/biz/index.php
- フォレストイン昭和館 https://www.showakan.co.jp/
自社会議室(20人程度)
平日も定期的に多数のセミナー開催を予定しているのであれば、自社会議室を借りてしまうと言うのも一つの案です。固定費にはなりますが、都度、貸し会議室を借りるよりもコストが下がったりしますし、何よりも、セミナー主催者としての信用は上がります。
以前、タワーマンションの一室を借りて、16名程度入る自社会議室として使用していたことがありますが、タワーマンションの高級感もあって評判はとても良いものがありました。ただ、賃貸契約や利用規約等に抵触しないよう事前に確認を取っておく必要はあります。