今回は全く逆で日本が悲観論一色になっていて、一方アメリカでは日本こそが世界を救うという「救世主論」が主流といっても過言ではありません。クルーグマン先生が、「アメリカの経済学者は日本に謝るべきだ」といったのはその通りなのです。(ワシントンポスト紙で「アメリカの経済学者は天皇陛下に謝るべきだ」と発言)。
なんでこんなにも「日本はダメ」的な雰囲気が漂っているのだろう。いや、雰囲気というより正確には財務省のプロパガンダが大成功しているだけの話。日本が財政的にヤバいと嘆くと日本人はお人好しなので「じゃあ消費税あげられても仕方ないか」と消費税をあげたくて仕方ない財務省のウズウズに乗っかってしまう。
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サムスンはSonyを捉えたか?
でも本当に日本はダメなのか?経済は終わっているのか?
僕が実地で経験した数少ないデータから判断して申し訳ないけど、少なくとも日本は経済がかなりうまく回っている。海外に行けば最強の「日本ブランド」を意識しない日はないし、実際にどこにいってもまず「日本=最強に金持ち、だよね?これで合っている?」と質問される。たしかに留学先で見かけた韓国人は威張っている。「とうとうサムスンはSonyを捉えたぞ」と。アメリカの大学なのに、食堂にあるのはLGやサムスンの大型テレビだし、彼らが使っている携帯はサムスンのものだ。
世界中のベストセラーの根幹
でも分かっている。iPodの40%の部品は日本製だし、ボーイング787の部品の45%が日本製だということ。もちろん売れまくっているサムスンのコアパーツは誰が作っている・・・そう、日本だってこと。もうこういった日本では誰も知らない非常識的なことが、アメリカや中国や韓国では常識となっている。だからこそ「なんでそんな最強のくせに、悲観的なんだよ!」という嫉妬を無差別に受けている日本人(いろんな形で)。
そうなんですよね。世界中のベストセラー商品を支えている日本企業が危ないとか考えている人(エコノミストとか)は相当心が弱っている部類の人で、海外の人は誰も日本が経済的にヤバいなんてのは思ってないわけ。
アンカーは日本だろ、たぶん
リーマンショックで吹き飛びそうになったアメリカ、ギリシャの粉飾事件を契機とする欧州危機でフラフラのヨーロッパ、おぼつかない足でかなり無理なスピードで階段を登っている中国。こうなった時代のアンカーは果たして誰なのだろうね。たぶん海外の人は「日本」っていうはず。
日本が経済的に最強ってことは、わが身の生活を振り返ってみればすぐに理解できるはず。トイレ綺麗!デパ地下の商品は食い放題!100年に1度の大不況をもろに受けてもコナミスポーツジムに通い続けられるオバさんたち!しかもそのあとはハーゲンダッツでお茶をしてる!もう最強としか言いようがない。
文責:石崎力也
参考文献:
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