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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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Watchtower of Catanduanes で使ったカメラとレンズと三脚

Last updated on 2016年10月11日 By 石崎 力也

http://rikiyaishizaki.com/2016/10/09/18251/

この記事で紹介した Watchtower of Catanduanes(・・・ってめっちゃWatchtower of Turkeyのパクリですね)の動画で使ったカメラはなんですか?と質問をいただいたのでお答えします。

Lumix GH4 と GoPro HERO 4 BLACK 2台です。合計で2TBのHDがパンパンになったので、ゴミフッテージを含めてかなりの量を撮りました。レンズはLumix GH4をキットで購入した時についてくる Lumix 12 – 35 f2.8, a cheap 14 – 140 zoom lens・・・と鬼才レオナルドさんが表現していたものです。三脚はマンフロットの055シリーズを持って行ったんですけど使う機会はほとんどありませんでした。出先であの重いのは持ち運べませんね。

まとめます。

  • Panasonic Lumix GH4 + 12-35 f2.8 14-140mレンズ
  • GoPro HERO 4 BLACK × 2
  • マンフロット055シリーズ

スクリーンショット 2016 10 11 23 44 35

スクリーンショット 2016 10 11 23 49 45

スクリーンショット 2016 10 11 23 51 03

 

24歳でセミリタイアして南の島で悟った

Last updated on 2016年8月28日 By 石崎 力也

IMG 1829

カタンドアネス島のポラアランリゾートから文章を綴っています。写真右横にハンモックかあるんですけど海蜂がいて怖くて使えません。

アンテナが立っていないので電話することもテキストすることもできません。よって前と同様、ネットに繋がった時にこの文章があなたに届くことになります。

リゾートとは名ばかりで1泊2000円ほどの簡易コテージを与えられているだけです。サーファーの聖地らしく、時折いい体した外国人(日本人でもフィリピン人でもない人)を見かけます。それ以外はみんな欧米のリタイア層です。

どこに遊びに行っても1番若いのはほぼ僕です。今のところぼく達よりも若い人たちをこーゆー場所で見かけたことはありません。比較的、歳を召していないバックパッカー達はさらに安い場所を求めてドミトリー(人間の住む場所ではない)に泊まるので、ここにいる人たちのようにコテージを丸借りするという発想がありません。

お金の多寡は余り関係ないようです。若くして成功したベンチャーの社長さんはたくさんいるけど彼らは仕事が忙しいのでリゾート気分を味わえるけども、本当にエンジョイする時間はなさそうです。ワイキューブの安田(元)社長は9.11が原因で飛行機が日本に飛ばなければ会社は潰れていたと著者の中で語っていました。たった数日会社を空っぽにするだけで倒産するかもしれない企業を経営するのはさぞシンドイことでしょう。それだけ規模が大きくなってしまったということですね。

コテージやリゾートで見かけるのは9割がたリタイア層のような気がします。金の多寡はそれほど関係なく、とにかく時間がたんまりあるような人たちしかこーゆー場所でゆっくりできないのかもしれませんね。

最初にどんなキャリアを選ぶかで、大学を卒業してからの余暇の時間は大きく左右されます。僕らは仕事がそれなりに好きなので別にリゾート生活が特別素晴らしいとは思わないけど、自由な時間をたんまりと確保したい人は、割と時給の高いビジネスモデルを選ぶといいと思います。

時給が高くかつ自由を創出するにはスキルが必要です。それなりに潰しの効くスキルを教えましょう。マーケティングと英語です。この二つがあれば、まあまあ楽しくやっていけます。

北欧のリタイア爺さんが残した哲学的な発言を君は理解できるか?

Last updated on 2016年8月28日 By 石崎 力也

IMG 1825

子供が寝たので一つ。木々の間から波打つ海の音を聞いています。夜の海ってすごい怖いですよね。力を抜いているとすーっと吸い込まれる感じがします。以前、夜に船を出して海釣りしたことあるんですけど、船上から海面を見て膝が折れました。近すぎると怖いのである程度距離を保って、こうやって集中して物を書けるくらいの位置まで下がります。どうやら人間の体には物理的な防衛線みたいなのがあるようです。ここまできたら安心、みたいな距離感。

あともう一週間ほどこのリゾートにいます。このpraran resorts 、三年前に来た時はローカルな人しかいなくて、外国人(僕も外国人なんですけどね)は皆無でしたが、今はリタイア層の白人や旅慣れしていない新婚カップルで埋め尽くされているので、前ほどの有り難みというか秘境感というかパワースポットな雰囲気は消えてしまい、てっきりツアーな場所になってしまったようです。本当はもう少し長くいてもいいような素敵な場所なんですけど、ローカル感が消えてその場所独特のカルチャーが荒れてしまい、味気ない場所になりつつあるので、居ても一週間ほどです。

バリ島にはローカル感があるけど、プーケットにはローカル感がありませんよね。もともとプーケットは観光収益を上げるために人工的に造られた地域なので、歴史も文化も何も存在しません。あるのは綺麗な海だけ。プーケットに行くと夜の10時になっても質の悪いスピーカーで汚い音楽を鳴らし安い酒で満足している30代のおっさんがいますけど、バリ島にはそんな民族は出没しません。いたらモンスターボールを投げてあげましょう。ローカルにはローカルのルールがあり、地元民はもちろん旅人もそれをリスペクトしているからです。プーケットにはそれがありません。ただのパーティーアイランドなので。

で、このプララン(地元民はそう発音しています)には、そんな変なヒッピー崩れみたいな旅人と、それに影響された地元民が独特のコミュニティを形成していて、かなり嘆かわしい状況を呈しています。嗚呼、悲しけれ。

前回カタンドアネスに来た時は、六本木と西麻布にあった事務所を売り払った直後でした。仕事漬けの毎日に疲れて、一転、こんな素敵な場所があるのかと驚いたのを今でも覚えています。それなりに若くセミリタイアしたので、こーゆー僻地でハンモックに揺られ、あらゆるシガラミから自由になり生きていくのも悪くないなと思っていましたが、今思うとまさに青二才。若気の至りでした。

そんな生活を新しく感じられるうちは、まだ旅の初級であり、幻覚を見せる花の匂いに惑わされたかのように、こんな日々が続くといいなと思うかもしれません。それは一種の病気。いつか治ります。残念ながら20代や30代の日本男児が毎日太陽浴びて海でピチャピチャやりながら、たまに現地で気に入った女の子に小銭渡して情交し、安い酒で道楽を感じているようでは、国旗が泣きます。隣のコテージにそんな日本人がいたら、一切口を聞かずにその場所を退去します。ああ、こんな民族と同じにカテゴライズされるのは嫌だなって。そんな厭世な生活をしてもいずれ飽きます。僕ら人間はそれなりに社会性を持つ動物なので、食べて寝てセックスをする生活では物足りなく感じます。社会とのインタラクションが必要になります。そうですね、仕事がしたくなるんです。

会議の時間に間に合うよう電車から飛び降りるサラリーマンと同じくらい、20代30代の働き盛りがリゾートで何も考えず窯焼きピザを食べて「こんな日がいつまでも続けばいいな」と思うのは馬鹿げているのです。

人気を失った女優がセミヌードを出してかつての脚光を取り戻したいという気持ちがあるように、これまでガツガツ働いていた人がリゾート地に来て抜け殻のように口を半開きにして思考停止状態で生きていても、また働きたい気持ちが湧いてくるものです。

僕の周りには、セミリタイアした同年代の友達がたくさんいますが、みんな結局、いささかの仕事は継続しています。全く働かないライフスタイルを追い求めて起業し経済的に成功したにも関わらず、やっぱりみんな仕事に戻っていきます。

定年後の生活を夢見て今頑張っている人は、勝ち取ったその生活の虚しさを65歳を過ぎてから知ることになります。この島にもそんな北米、北欧のリタイア層が幾分か散見されます。そして彼らはやっと手に入れたその生活を楽しもうと物凄い努力をしています。新しくタガログ語を覚えてみたり、地元のデブでブスな女の子を両腕に抱えてみたり、ボロ雑巾のようなオープンカーに乗りマフラーを吹かし地球温暖化に貢献してみたり。

彼らはたまに哲学的な発言をします。

「君たちが羨ましい。まだ働けるんだから」

セミリタイアして南の島にやって来た結果

Last updated on 2016年8月28日 By 石崎 力也

IMG 1804

子供をハンモックに入れてみました。寝るかと思ったら興奮してもっと揺らせと。はあ、僕の長い休日が始まりました。

12時間後。手洗いの洗濯を終えました。汗をダラダラと流しながらハンモックに揺られこの文章を書いています。15ペソ(30円くらい)のコーラを片手に。一昔前「ハンモックに揺られて時間を気にすることなく南の島で生活したくないですか?」みたいな情報商材がよく売れましたね。そんなクソな生活に憧れる人もネジが緩いけど、それを餌にして情報弱者から金を巻き上げる人もかなり趣味が悪いです。ハンモックに揺られ時間を気にすることなく南の島からこの文章を書いていますけど、この生活自体にバリューがあるなんて一切感じません。別になくても構いません。

生活リズムに緩急を出すために「無理矢理」南の島にやってきただけで、こんな生活が続くと思うとゾッとします。ハンモックに揺られたいなら東急ハンズで買ってきたヤツを家のどこかにぶら下げればいいだけの話です。南の島がいいならオキュラスリフトのヘッドマウントディスプレイを買って仮想現実の中でプーケットにでも行ってください。現地の海よりVRの方がよっぽど綺麗な海が見れます。え?現地の女の子と逢瀬をエンジョイしたい?大丈夫。ゴールドマンサックスの試算では2025年までにVR市場は9兆円にまで伸びるそうです。そのほとんどがエンタメからの収益なんですって。もちろん風俗産業も含まれます。VRで遠距離恋愛中の二人が発情し交わる時代がすぐそこまできています。南の島に住む小麦色の肌をした現地の女性と仮想セックスするビジネスが立ち上がるのは容易に想像できます。

ふと思ったんですけど、VR市場が仮に立ち上がったとしても外食産業にはほとんど影響がなさそうですね。外食産業というか「食全般」においてVRってほぼ無力ですね。そうか、旅行には南の島にきて美味しい料理を食べるという経験も込み込みなんですね。そしたら家でハンモック買ってVRでプーケットに行っても駄目なのか。現実に食感を刺激する体験がないから。

ま、いずれにせよ南の島なんてたいしたことありません。やってみればわかります。ようやく日本にもLLC文化が根付いてきたようです。マレーシアまでエアアジアで5000円で飛べる時代です。取り敢えず関空まで行ってしまえば南の島なんて一万円以下で行けます。シーズンオフ(2月と6月と11月)を狙えばもっと安く行けます。

行って、その体験のショボさに打ちのめされてみて下さい。「やる気のスイッチ」で有名な山崎拓巳さんにバリ島へ連れて行ってもらい、アマンダリやインターコンチネンタルを体験させてもらい、僕は打ちのめされました。ウブドの森に花火を打ち上げて、それを見て泣いている友人を見て、僕は心底情けない気持ちになりました。その時、友人は何を思ったのでしょうか。俺も年収3億円稼いで仲間たちとワイワイやりたい、とか?

シェアリングエコノミーの時代です。これまで高くて手を出せなかった車や家も1週間ほどなら簡単に借りられるようになりました。ウェストバンクーバーにあるお城みたいな家を丸借りしたことがあります。買うとしたら数百億の物件です。そこで何を思ったか。夜中怖すぎ。廊下の奥の部屋から電話が鳴りました。誰が出るんでしょうか。お城を内側からライトアップする要領で電気をパチパチと付けて、数分かけて未開の部屋へ到着。電気に出ると「あ、そうそうWi-Fiのパスワードは、、、」

そんなのメールでよこせ!

プールも1日で落ち葉だらけになりましたし、寝る前に全てのドアが施錠されているか確認するのに1時間かかりましたし、セキュリティが24時間ずっと1人や2人見回ってないと心配になるほど大きな家でした。なーんだ、豪邸ってこんなに面倒なんだ、と身に染みて理解しました。

何をやるにしても、体験程度でいいならその経済的コストはそれほど大きくありません。まずはお試しでいろいろやってみて下さい。やってみてそれを続けたければ本格的にお金を貯めて、所有するなり、継続するなりすればいいだけの話です。

僕らは家も車も(なんと免許も!)ありません。借金もローンもありません。

家族全員の荷物はたったの20キロです。資産価値のあるものは、お客さんからいただいた加賀友禅のハンカチと動画撮影用カメラのLUMIXくらいです。あとは明日にでも下取りに出さなきゃいけないようなユニクロのパンツや、息子が引っ張っりすぎてラッパーが着るようなダボダボなシャツしかありません。僕らにとって衣類は消耗品でしかないので、旅先で買って酷使して捨てる代物です。このリゾートにはパソコンすら持たずにやってきました。それでもなんとかやっていけるんです。どうせ買ってから後悔するものばかりなので、買うのがひどく億劫になりました。

まるでシンガポールのマーライオンを見るかのように、その体験のショボさにガッカリすることもたくさんあります。だから体験そのものに過剰な期待をするのもいつからかやめました。

本当に好きなことって、お金を貯めたりしてやるような代物ではないと思うんです。好きならもうやっている。

祖父に連れられて小学3年生の時に三国競艇場に行きました。競艇場で赤帽車のセタさんという人に出会いました。セタさんの所持金は300円。予想紙すら買えない軍資金です。300円でどんなギャンブルができるだろうから、子ども心に思いました。小学3年生の僕ですら2000円持っていました。今ならわかります。セタさんは競艇が好きなんです。

ハンモックが好きな人は、もう揺られています。現時点で揺られていない人は、たいしてハンモックが好きじゃないんです、きっと。

時間ができたら英語を勉強してみたい。お金があったら世界一周してみたい。自分にスキルがあれば起業してみたい。

うーん、好きならもうやっていると思うけどな。

カタンドアネス島の海辺でカレカレ食べました

Last updated on 2016年8月28日 By 石崎 力也

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僕らは音で危険を察知します。ハリウッド映画が観客を引きつけるために使う技法は三つしかないそうです。セックスと人の死と大きい音。原始の時代から人々は大きな音で身体の保全を図ってきたらしくマンモスが「がおー」とでも言おうものなら一目散に逃げる準備をしたのでしょう。

午前11時。干潮を見計らって7ヶ月の子供と浅瀬で水遊びをしていると、パラパラと六本木で何度も聞いたことのあるヘリコプターの音が聞こえました。まさか、と思いました。まさかドゥテルテ政権に反旗を翻しているNPA(新人民軍)が観光客を誘拐して大使館や政府に身代金を要求する、アレ、が起こるんじゃないかと勝手に妄想しました。奥さんは「貴方の危機管理能力にはいつも脱帽するわ。でも過激するの。起こりそうもないことまで想定してる」と繰り返し言います。ワーストケースを想定するからこその危機管理能力だろと弁明するも理解されず。実際このカタンドアネス島の森の中にはNPAが存在しているのですから。しかもこのプラランリゾートには外貨を持つアメリカやロシアの金持ちサーファーが群れているのですからNPAのターゲットになってもおかしくありません。

結局その大きな音の正体はマニラから15時間ほどバイクをかっ飛ばしてきたオフロードバイクの集団に過ぎなかったのですが。みんなマフラーを改造してて、千葉県に出没する暴走族顔負けの音量でした。バイクかっこいいね、写真撮っていい?と聞くと、キャプテンみたいな人が号令をかけフレームに収まるサイズに集合してくれました。写真撮られるのが好きなようです。

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ツーリング集団の野郎ども(紅一点か二点ほど)にサヨナラとサンキューを言うと、また改造したバイクで坂道を登ってゆきました。中国系フィリピン人のレストランオーナーは両手で耳を塞ぎ大きな声で何かを言っています。奥さんに彼女なんて言っているの、と通訳を頼むと「もう一生戻ってくるなー」と言っていたそうです。レストランでお金を落とさず騒音だけを撒き散らしていったから、が彼女の主張。なるほどそういう視点もあったのか。僕と息子はキャピキャピ喜んでいたんですけどね。

昼飯にカレカレというピーナッツベースの豚肉料理を食べ、夜飯にセネガンという酸っぱいスープとグリルされた魚を食べます。サンミゲルビールを飲みながらハンモックに揺られ「国境(上)」を読んでいました。バックグラウンドではデブのゲイカップルが遠くの方でエンドレスにカラオケ唄っています。経済ヤクザの桑原と堅気の建設コンサルタントである二宮が北朝鮮に飛んで詐欺師を捕まえるストーリーです。黒川さんの小説は片っ端から読みました。この国境でいよいよKindle上の作品全制覇となります。Amazonレビューにもありますが桑原と二宮の駆け引きは下手くそな漫才師より何倍も面白いです。黒川さんは笑いを取ろうと意識してないそうです。関西人ならこう言うだろうと想像しながら書くとそうなるらしいのです。そんなもんなのか。活字で見ると、わらけてくるメカニズムでもあるんでしょうか。

瞬間、ヒャアと声が響きます。停電です。カタンドアネス島に来てから2週間ほどですが、もう100回以上経験しました。一番うるさいヒャアはやはりゲイです。ゲイカップルは楽しそうにキャーキャー騒いでいます。もう午後9時なのにまだ歌うつもりなのかよ、と取り敢えずここで島民の気持ちを僕が代弁しておきます。特別なアクションを起こすわけではありませんが。

島の真っ暗は、本当に真っ暗。何も見えません。100メートルほど先でザァザァと一定のリズムで波音が聞こえます。ケンタッキー州には洞窟の中で無音と闇を楽しむツアーがあるそうですけど、そんな遠くに行かずとも闇はここにあります。

Kindleの明かりを使い部屋に戻りLUMIXを手にしました。ISOを6400まであげて暗闇に沈んだ木々にレンズを向けます。

くそっ。こんなに近い距離にこんなにたくさんの蛍がいたなんて。至近距離に星々が浮かび、閃光が闇を少しだけ薄くします。しかし遠くのゲイカップルがうるさい。誰か消火活動してくれ、あのデブたちを。なんでこんな夜中にも関わらずエネルギッシュに燃え盛るのか。

うちの周りには腐るほどWi-Fiが飛んでいますが、この島では蛍が飛んでいます。Wi-Fiか蛍かと問われれば蛍さんには悪いけどWi-Fiを取りますが、そんな二択を突きつけられない限りこの自然に満ちた場所で寝る間を惜しんで蛍を見続けていたいと思います。実際、カメラを空中に向け続けたせいで首の付け根を痛めてしまい、仕方ないからハンモックで休憩しながら文章を書いている顛末です。

今日はいろんなことがあったようななかったような。たくさんのことしたようで、実は何もしてないように。日中たくさんのことをしたほうが人生は充実するなんてゆめゆめ思いませんが、着実に大切な仕事が進んでいるような気がします。そんな日々が続くこの頃です。

あのゲイカップルは歌い疲れてシャワーを浴びたら、とびっきりのアナルセックスでもするのかなと、勝手に想像します。彼らも人生において大切な仕事を進めているところなのかもしれません。

僕もあんな風に音量を気にせず歌唱力を顧みず海に向かって大声で歌ってみたい。きっとすごい気持ちいいんだろうな。明日、まだ彼らがこの島にいるなら友達になろうと思います。アナル開発されないか些かの心配はありますが。

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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

Copyright © 2021 · Rikiya "Sales Funnel" Ishizaki