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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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News

#13 十を聞いて十を知ればいい

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

どうも石崎力也です。

またバイクの上からです。

4分漕いだところ。

親戚の自閉症の子

こんな短時間の運動でぶわぁと汗が出ます。子供の頃からずっとそうでした。なんでだろう。汗っかきって体質なんでしょうか。誤ってバームを飲んでしまったら、それこそ滝のように汗が噴き出します。

*バームは脂肪燃焼を促すスポーツドリンクです。

今日フィットネスジムに来る間オーディオブックを聴いていました。いつも何らかのオーディオブックを聴いていますね。好きなオーディオブックは書籍も購入して、二回聞きます(読みます)。今聴いているのは、バンクーバーにいるときに購入したものです。聴くのはこれで3回目です。東田直樹さんの飛び跳ねる思考という本。

僕の親戚に言葉を話せない自閉症の子供がいます。うちの奥さんはいつもその子を気にしていて、チャンスがあれば一緒に遊ぶようにしています。この前はプレゼントとして、車のロゴがプリントされたリュックサックを購入しました。彼の家のゲートを開けると走って僕らの元へやってきてすぐにプレゼントを奪取。すごい喜んでいました。よかった、よかった。

伝わらなくてもいい、でも理解したい

その子は7歳で全く言葉が出ないので自閉症の子はてっきり言葉を理解できないと思っていましたが、どうやらそんなことはないよう。現実に東田直樹さんが言葉を操っている。僕の綴るセンテンスよりも何倍も何十倍も上手に、言葉を紡いでいます。彼の言葉を聞くと、マニラにあるアヤラモールを思い出します。奥さんと新婚ほやほやだった当時、アヤラモールにある露天スタバで抹茶ラテを飲んでた思い出です。なんでだろう。僕も分かりません。少しだけピュアな気分になれるのです。

本(オーディオブック)の中でこんな一文がありました。

「想いを伝えられないよりも、相手の想いを理解できない方が辛い」

ニューヨークではじめての海外講演を終えた東田さんにインタビュアーが質問する場面です。緊張しましたか。心配でしたか。長距離の飛行機はどうでしたか。一連の質問に答える中で東田さんがポロっとこぼした言葉に僕は強く共感したのです。

例えば海外に行った時そこにあるコンテンツを理解できないと、ひどく落ち込みます。言語が違うから当たり前と言えば当たり前なんだけど、それでも悔しい思いをします。仮に言語が同じでも理解できないと少し悲しい気持ちになります。

一旦、英語圏に留学が決まると、すぐに英会話を始める人が多いですよね。僕は違和感を覚えるんです。苦労するのは喋りではなく、聞き取りでしょうと。そもそも日本にいてそんなに伝える機会なんてなくないですか。いわんや、海外をや。

言葉の消費に時間が費やされる

僕のように言葉で食っている人間ですら日常のほとんどは言葉の消費に費やされています。自分から発信する内容なんてのは、消費した内容の100分の1にも見たいなでしょう。映画を見て、音楽を聴いて、本を読んで、奥さんの愚痴を聞く。海外にいる時も目をキョロキョロと動かしながら眼前に散らばるコンテンツの消費に生命時間を賭すわけです。だから目の前に飛び込んでくる情報が理解できないと悲しい。つまんない。

なんで石崎さんは英語を勉強したんですかと問われれば、リスニングのためですと答えます。リーディングのためでもあります。実際に話したり書いたりするための訓練よりも、聞いたり読んだりする訓練を10倍近く積んできました。感覚値ですけど。

英語技能のうちリスニングやリーディングを「受動的な能力」と呼ぶ人がいますけど、トンデモナイ。こんなにアクティブな活動はあるかよ、というくらい僕は積極的に読んで聞いています。前のめりになって目の前の会話を処理しています。

Airbnbを通じて知り合ったホストとの会話は、基本的に相手(ホスト)が話します。酒を飲んで腹を割ったとしても僕は相手の話を前のめりで聞いている。自分の話なんてどーでもいい。僕の英会話スキルが低いという欠点を割り引いても、やはり聞くことに意識を注いでいる。意識的な活動ではなく、自然とそうなるんです。ちなみにホストは常に英語ペラペラであるとは限りません。マレーシア人、フランス人、英語を母国語としないカナダ人と、英語でベラベラとやるわけです。

英語で聞かれることなんていつも一緒

考えたらわかることですが、どこの国に行ってもこちらが話すことなんていつも一緒です。一定の質問に対して一定の答えを返すだけ。「職業は?」「旅行を終えたら何をするつもり?」「なぜ世界一周しているの?」「子供は何語を話すの?」

モンゴル出身のお相撲さんが来日数週間で日本語を堪能に操るのはインタビュアーの質問がいつも同じだからです。「精一杯頑張ります」「ごっつぁんです」「嬉しいです」「練習して強くなります」・・・

どの本に書いてあったか忘れましたが朝青龍があれだけ叩かれたのは日本語が上手過ぎるからだそうです。テキトーにあしらっておけばよかったものの、あまりにも日本語の能力が高いために彼は意図を理解し反論し大衆を不用意に刺激してしまったと。真相は分かりませんけど。

一を聞いて十を知る、は冷静に考えて不可能です。おそらく話者は十を喋っているんです。しかし僕らの不注意で一しか聞こえていない。だから十を聞いて十を知る人のことを「頭が良い」と形容するのではないでしょうか。

想いを伝えることより、相手の想いを知ることの方が何倍も大切だと僕は考えます。東田さんに強く共感したのはこうした考えがあるからです。伝えることよりも、理解することの方が何倍も大事だと感じるわけです。職業柄・・・ってのものありますが。

最近になってようやくコンテンツを楽しめるようになってきました。かつてできなかったことが、今になってできるようになったのです。

歌詞カードを開いてミスチルを聞いてみます。

耳を澄まして風の種類を聞き分けてみます。

外に目をやり花鳥風月を意識します。

目の前にいる人の話を文脈ごと理解しようとします。

なるほど風の速さに応じて異なる種類の風音があるように、これまで僕が一括りに処理していた情報にも固有の意図があったのではないかと、考えます。まずは十を聞いて十を知る境地を目指して。

石崎力也

#11 勉強すらできないダメな子供

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

どうも石崎です。またバイク漕ぎながら書いています。このジムに来るまでに「何が彼女をそうさせたのか」というオーディオブックを聴いていました。人妻ホテヘルのドキュメンタリーみたいな感じ。もちろん人妻にもスペクトルがあって、下は20代の若い女性から上はお婆ちゃんまで。作中に登場した最年長は73歳でしたが、正直辛かった。50代や60代の性行為描写で十分シンドイのになぜか老人なのか、僕にはちっとも理解できませんでした。

男性はお婆ちゃんと叫んで吐精するそうです。僕の知っている性癖の定義がかなりアップデートされました。2.0から4.0みたいに。超大型のメジャーアップデートです。興味ある人は読んでみてください(聞いてみてください)。本橋信宏が著者さんです。

ちなみに作中のお婆ちゃんと叫んでいっちゃう男性は10代だそうです。ここは未成年の遊ぶところじゃないよと注意しても「22歳だ」と言い張るそうです。お婆ちゃんじゃないとオーガズムに達しない背景があるんです。詳しくは作品をお読みください。

僕が10代の頃。例えば高校生の時は何をしていたでしょうか。バイトとボクシングとギャンブルですね。高校3年間は学校への反発から1分も勉強しませんでした。バイトは頑張りましたよ。高校時代に様々なバイトを経験したため、大学生になってからやりたいと思うバイトがなくなるほど。(だから仕方なく起業したんです)

ベットメイク、焼肉屋、キッチン、ライブの会場設営、引越、解体、印刷、電話の販売などなど。

人生で最初のバイトはテレアポでした。

「お忙しいところ申し訳ございません、金沢大学教育学部の石崎と申します。お母様はおられますか」

というマニュアル台詞を何度唱えたことでしょう。家庭教師の無料体験を勧めるいわゆるテレアポのバイトでしあ。基本給は1000円で、成約件数に応じて時給が伸びていきます。高校生の頃から虚言癖のあった僕は、妄想と紙一重のストーリーを繰り出しながら、バンバンと成約しました。研修期間でいきなり時給1700円を勝ち取ったのは僕が初めてだそうです。これは虚言ではありません。

コツは?って他のバイトさん(先輩のおばちゃんとか、大学生)から聴かれてもなんて答えればいいかわからない。いや、それは嘘です。商売道具なので教えたくなかっただけです。本当は必勝法があるんです。これ、コピーライティングを勉強してようやく自分のやっていたことが理解できたんです。その時は感覚的に処理をしていただけ。

何をやったか?

簡単です。成約の取れる地域に絞って電話をかける。ただそれだけ。

商圏は北陸三県でした。百均に売ってそうな紙閉じに「石川県 金沢市」とか「福井県 鯖江市」と書いてある名簿が机にバーって並んでいるんです。先に結論を言うと、人口の多い場所は成約が取りにくい。金沢市は北陸三県で、大都会なんです。大都会にはビジネスがたくさん集まる。もちろん同じようなテレアポの業者もたくさんあります。大都会のお母さんたちは「叩かれて」強いんです(これ業界用語なんですか?)。

「こんにちは。家庭教師の石ざきで」

「結構です!」ガチャ

って感じ。電話を切るのが早い。

一方、富山県の過疎地域は成約が楽なんです。「あぁこんなにお話を聞いてもらって申し訳ないねぇ。あれ、あなた何で電話してきたんでしたっけ?」「家庭教師の無料体験です」「そうでしたね。じゃあ今度の土曜日とかどうですか」みたいな流れで簡単に成約します。

力也くんまた富山県なのかい、と社員さんにも言われるくらい富山県を集中的に狙い撃ちしていました。あとは福井県の過疎地域と、石川県の能登地方も、僕の縄張りでした。

ここで一つテレアポの思い出を。

奇声あげるお母さんから、長話が好きなお母さんまで、人それぞれです。自分の知っているお母さんなんて、自分のオカンと友達の母親くらいですから、いい意味でテレアポのバイトは「世の中にはいろんなお母さんがいる」ことを思い知らされました。

一方で、人の考え方は一律であることにも気付きました。誰がそのセリフを吹き込んだの?と聞き返したくなるほど、お母さんのレスポンスは一律です。特に多い断り方が「勉強だけできる子になんてなって欲しくないので」というもの。

その通り。だけど勉強すらできない子もダメじゃないですか?と何度聞き返そうと思ったか。自論を展開しても成約に繋がるわけではないので、わざわざ言いませんでしたが。

人生はお金だけじゃない、も同じですよね。その通り。だけど、そのお金すら稼げないなんてすげぇダサいですよね。1日に8時間も働いておきながら、人生は仕事だけじゃないなんてのもおかしな話です。

こういった主張の裏に隠れる強烈なコンプレックスを見抜くのがダイレクトレスポンスマーケティングの基本です。発言の文脈を理解するんです。なぜ相手はそれを言わずにはいられないのかを瞬時に見抜く。この技術に長けてしまうと、正直儲かります。

そして日本人と会話するのが辛くなります。その理由はここでは言いません。わかる人はわかるはずです。

勉強だけできる子を育てちゃダメです。

人生はお金だけではありません。

仕事だけでもありません。

その通り。

その通りだからこそ、僕は辛くなるんです。そして海外に逃亡する。Yahoo!のコメント欄を見て、ビジネスチャンスと発言者の文脈を見つけてアンビバレントな思いをするのが、もう懲り懲りなんです。

嗚呼、暗い雰囲気になってしまった。悲しけれ。

こんな話をするくらいなら、10代と70代の情交を尺いっぱいに延ばして書けばよかったかも。いや、それはそれで萎える。ほんと、すいません。

石崎力也拝

#12 身体性優位

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

バイクを漕ぎながら書いています。

今日は身体性優位のお話をします。

僕の友人のにアルファベットを読めない人がいます。正確には、指を折らないとアルファベットを読めない人です。カラオケに行っても英単語を読めません。

例えばRIKIYAの日本語読みがわからないのです。指を6本折りながら「リキヤ」と発音します。カラオケでは致命的ですよね。指を折っている間にメロディーが先行しちゃいます。

何故指を折るのか、どんなシステムで発音がわかるのか、僕には理解しかねます。

まるで子供が数を数える時に「いーち、にー、さーん」と声に出しながら指を折る。いや指を折るからこそ、数え方がわかるのかもしれません。

漢字テストでも、思い出せそうな漢字は手の平に書くことで記憶を呼び出そうします。

小学生の時に読んだ忍者の本を思い出しました。忍者は大事なことを記憶するために、小刀で指を切るそうです。いてて、という身体的な感覚と共に重要なことを記憶するそうです。

僕も5歳の時に風呂場のガラスを蹴り破り24針を縫う大怪我をしました。その時の記憶は鮮明に覚えています。

それ以外の5歳の記憶は前田先生のオッパイを触ったことくらいです。あ、ごめんなさい。

ちなみになんでガラスを蹴ったかと言いますと、婆ちゃんが先に風呂に入ったからです。一緒のタイミングで風呂に入る約束をしたのに、先に入った。それにキレてガラスを蹴ったら右脚に24針です。

笑って下さい。

無茶苦茶痛かったんですから。

だいぶ脱線しましたね。

今日は身体性優位の話をしたいんです。

言葉を考えてみましょう。

例えば「あの人やる気があるね」といった時、僕たちはあの人の精神状態を見ているわけではない。テキパキと動いているその身体性を見て判断していますよね。

ちなみに先に登場した前田先生は美人で有名でした。うちの親父は前田先生にカッコつけるためだけに400CCのバイクを買ったほどです。前田先生が担任を外れてからは、迎えに来なくなりました。野郎め。

この美人って感覚も身体性に由来しますよね。美人だから僕らが目をやるわけではない。僕たちの目が先に動く。ついつい目を動かして追ってしまう女性を美人とラベリングするわけです。

そう考えると、言葉と身体性って切り離せないことかわかります。語弊を恐れずに言えば、心と身体は切り離せない。

「泣くから悲しいのか」「悲しいから泣くのか」・・・たぶん、涙を流すから悲しくなるんですよね。先に身体の状態があって、それを心(脳)が適切な言葉で解釈する。なんで泣いているんだろう、あぁ悲しいからだって。

目標とか夢も同じたぐいなのかなと。

車に乗ったこともない人が「プリウスに乗りてー」というのは何か変ですね。明らかにテレビCMの見過ぎですよね。乗ったこともない車を買うためにガムシャラに働くのも、やはり何かがおかしい。

だって完全に心ありきな考え方ですよね。心が先行し過ぎている。

海外旅行をしたこともないのに、世界一周の旅費を工面するのも何かが変ですね。

たぶん途中でモチベーションを保てなくなる。

身体性を優先して、まずは試してみる。それで楽しかったら、継続するための条件を整えるのが筋だと思うのです。お金だったり、働き方だったり、時間だったりを整える。

僕らも家族で世界一周をしてみて楽しかったから、それを続けるために色々頑張りました。世界一周本を読んで一時的にモチベーションを上げるよりも、インドで超絶うまいカレーを一回食った経験の方が強力な動機になるはずです。

はじめに言葉ありき、は嘘です。

40億年前に生物ができて脳ができたのは5億年前のこと。長い生物の歴史において8割くらいは身体だけで生きていたんです。脳以前の時代が圧倒的に長かった。

言葉なんてつい最近の発明品ですよね。言葉で思考するよりも、身体で思考する方が得意なんです。少なくとも僕はそうです。

ビートを刻みながら仕事をしています。この記事だってバイクを漕ぎながら書いている。

赤ちゃんはその傾向が顕著です。バギーカーが狭い。不自由を感じる。ムカつく。泣く。こんな感じ。

彼ら決して止まらない。

赤ちゃんに習い身体性を軽率に扱うことなく、常に動き続けていたいものです。

身体を動かしながら精神活動をやる。

個人的にはそのくらいが丁度いいと感じています。少なくとも車の運転免許証を持たない僕が、プリウスやクラウンを欲しがることはありません。

#10 同級生の金山君が北谷君に言ったそう

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

どうも石崎力也です。

バイクを漕ぎながら書いています。

The Frayを適度な音量で聴きながら。僕らがマニラにいた時、The Frayのチケット取ったのにコンサートが中止になったんですよね。彼ら全然アルバム出さないから猛烈なファンは名曲をそれはもうレコードが擦り切れるくらい聞き続けるしかないんです。曲について良い悪い判断するでもなく、もう体の一部になっている音楽って誰にでもあると思います。

僕にとってのそれはミスチルであり、Snow Patrolであり、The Frayであり、Ed Sheeranだったりするわけです。Skyler grayやNorah Jonesも。身体の一部となった曲を頭の中で鳴らすと、その時のマインドセットが瞬時に戻ってくる。

例えばギャラガー兄弟のオアシスを聴くと、西麻布て寝食忘れて働いていたあの時が返ってくる。リラックスしたい時にWonderwallなんてきいて御覧なさい。きっとメールをチェックして、今日の売上通知を確認するでしょう。或いは商談の結果を確認する。そして落胆し、歓喜し、激怒する。大変だったなー、あの頃は。

メルマガ読んでいて「オアシス聴いています」と書いていれば、お金に困ってガリガリと働いているんだなと内心理解してあげてください。そんな日が戻ってくると困りますけど。

そうそう、西麻布での面白い話を一つ紹介します。小学校と中学校の同級生に金山君と北谷君という人物がいます。どちらも実名ですが、たぶん読んでいないから大丈夫。金山君は北谷君に言ったそうです。

「なんか知らんけど、リキが六本木でむっちゃ稼いどるらしいよ。会ってみたら」

小中の同級生にはリキって呼ばれていたんですね。高校からはリキヤですね。普通呼び名って変わらないですよね。何故、小中と高校で呼び名が変わったかと言えば、人脈がガラッと変わったからです。間違って進学校に行ったものだから古い友達が一気に疎遠になった。いやこんな言い方すると嫌らしいのかな。悪意は一つもないです。ただ純粋に断絶ができたんです。(ちなみにこういう人脈の大幅なアップデートはその後にも3、4回は経験しました)

さて北谷君はなんて返事したでしょうか。

「知っとるよ。でも怪しいことしとるらしいし、会わんでもいいわ」

悲しけれ。確かに怪しい人間ですか、怪しいことはしていないつもりです。後でこのやり取りを金山君本人から聞いて、笑い話になりました。リキって本当に怪しいことしとるん、と。

全米でトップクラス・コピーライターのジョンカールトンは実のアニキに「でもお前のやっていることって、つまりは詐欺だろ」って言われたそうです。

確かにビローンって長いセールスレターを書いて、原価が15円にも満たないようなデジタルコンテンツを売りつけ、家族で世界一周していますなんてブログに書くと、そりゃ怪しく見えますね。そうです、北谷君は正しいのです。常識人であれば、働かずにお金を稼いでいるなんてカテゴリ的には「怪しい」が一番適していると思います。

何故か若かりし僕はそうは思わなかったんですね。寝てても稼げるというフレコミを間に受けた。それを実行した。それが実現した。目の前で起こっている現実が、まるでご近所さんに挨拶するのがごく自然な行為であるように、ナチュラルに受け止められたんです。

なんででしょうね。両親は共働きで、働かざる者食うべからずを地で行くような人たちですから、彼らから金銭教育を受ければサラリーマンになるのがセオリーなんですけどね。自分でもわかりませんが、なぜか働かなくてもお金は入ってくることを知っていたんです。

もしかしたら祖父の影響かもしれません。祖父は石崎写真製版を冠する工場を持っていました。プロミスから借金してギャンブルに勤しむほど、大して稼ぎのある人間ではなかったけど、いつもそこにはお金と時間がありました。

よっしゃ三国に行くか、その掛け声一つで巨大な印刷機を止めて車に乗り込み、競艇場に行くのが、とても自然な行為でした。自由はないけれど家族を養うお金がかろうじてある人生と、借金と自由が共存できる人生のどちらが幸せか、僕の中で答えは出ていました。僕の方が祖父よりも運が良かったので、たまたま借金はゼロですが、自営業なんて借金まみれの人生と紙一重です。

北谷君に教えてあげたいことが一つあります。

自分の知らないことを怪しいとカテゴライズするのはやめたほうがいいかもしれません。お化けが怖いという心理プロセスと似ていますよね。見えないからこそ、怖い。リッチな人に対して嫉妬したり、Facebook上の幸福を妬むのも同じ原理かもしれません。

知らないことを、怖いとかムカつくとか怪しいと括っていると、視野が狭くなります。Snow Patrolの音楽を聴いたことのない人間に、彼らの音楽を評価してもらっては困りますよね。それと同じことです。

ということです、きたたにくん。

#09 ぼっけえ、きょうてぇ

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

どうも石崎です。

ある競艇場の優勝戦を見ようと思いました。現代人はやりたいことがあればキーボードを叩きます。御多分に洩れず、僕もググりました。

カタカタカタカタ。

きょうてえ

Enterをタンっと勢いよく叩きます。

Boat Race Webが検索結果の第一位に。おお、いつから日本モーターボート協会は競艇をボートレースと片仮名に変えたんだろうか。若年層を取り込もうったって無駄さ。僕は小学生の頃から三国競艇場に通いつめていたんだから。ファンファーレもモダンなものに変えなさって。僕は気落ちしているだからね。1レースから3レースまでが2連複だけだった時代を懐かしむこの頃です。あら、マニアック。

検索結果の第二位は「ぼっけえ、きょうてえ」という書籍タイトルのAmazonページが。あ、「きょうてえ」って検索してた。興味本心でクリック。いきなり怖そうな絵。ずっと夢の中でも追いかけてきそうな女性の絵でした。間髪入れずに購入。内心ドキドキ。500円の商品を買ってこんなにドキドキしたのは初めてです。

溜まっていた税金関係の仕事を放り投げて、カウチの上で読書を開始。集中したいので、Ed Sheeranの音楽を消します。窓を開ける。冷たい風が入る。急に足裏の冷たい温度を認知しました。くっつけられた。良い本に出会うと、こーゆープロセスがよく起こるんです。

結局「きょうてえ」と検索した時点で僕はハメられていたんです。一気に読破。ちなみに、ぼっけえは岡山地方の言葉で「すごい」という意味。程度の大きさを表す「すごい」です。きょうてえは「恐てえ」。そう、むっちゃ怖いって意味。

これ、寝る前に読むとトイレ行けなくなります。僕は怖かったので、隣にいる赤ちゃんを起こして一緒にトイレについてきてもらいました。そんくらい怖かった。

僕ら割とホラーが好きで、Netflixのサスペンス・ホラー系は見尽くしてしまいました。嗚呼なんて暇な大人たちなんだろう、アラサーの夜。はっきり言って、海外のホラーは怖くない。最近怖かったのはinsidiousの1と2。3は怖くなかった。いずれも日本のホラーには勝てません。なんたって、日本人は呪いますからね、相手を。(僕も何人のビジネス競合&元同僚を呪ったことか。ふふふ)

村上春樹さんや、桜木紫乃さん、山田詠美さんの小説を呼んだことのある人は、僕の文章が彼らから多大な影響を受けているのを感じたかもしれません。自分では意識していないんだけど、やっぱり文体は感染します。僕もハルキスト(春樹ファン)から指摘されてはじめて気付いたのです。

例えば情景描写。東野圭吾さんは一文一文が短く、行間を読ませないほど丁寧に情景を記述します。村上春樹さんの場合は行間すらありません。文章を追っているうちに、確実に「これ私のために用意された一文だ」と勘違いしてしまう。どこができっと経験したであろうことを、上手に記憶から引っ張り出される。今も世界のどこかで、そうそう!という相槌を打つ人がハルキストになっていくんだと思います。

今回読んだ「ぼっけえ、きょうてえ」。僕の頭のどこに、これほどの怖い記憶が蓄積されていたんだろうと疑うほど、おどろおどろしい映像を再生してしまいました。引っ張り出されたのは、5歳の記憶。家中の電気をつけて一人でトイレに行き、手を洗わずに猛ダッシュで寝室へ戻る。「ほんとあんた怖がりやねぇ」と言いながら母親が電気を消していた、あの記憶です。

きっとこの本を読まなければ、死ぬまで再生されることのなかった記憶です。

文字を飯の種にしている人間が、ここにきてもう一度、文字の威力に圧倒されました。ノルウェイの森を読めば次の二週間は寝込んでしまうほど、文字に影響されてしまう。自分で文字を書いて免疫を作ってきたはずなのに、ここにきてまた文字に打ちのめされている自分がいるんです。

アメリカ留学をしていた時に仲良くなったジョリーという同い年の女性がいます。彼女はコロンビア人で、僕なんかよりも数倍英語が上手です。もちろんスパニッシュも喋る。なんと日本語も喋る。日本語は若干僕の方がうまい。

そんなジョリーの夢はホラー作家になること。ジョリーのお父さんはいつも家族に暴力を振るったそうです。母親が家を飛び出す時に、銃口を向けた父の顔を今でも思い出すらしい。話し終えるといつもこう言います。だからホラー作家になりたいの。

これ、当時は意味がわかりませんでした。村上龍さんの「すべての男は消耗品である」の中にも、義理の父からレイプされた子供は小説家になるかレズビアンになるしか救われる方法はないとありました。これもやはり意味がわからなかった。

でも今なら、なんとなくわかります。

あなたは分かりますか。

ヒントをあげましょう。

書いたら大人になるんです。

石崎力也拝

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