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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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現在の場所:ホーム / アーカイブOnline School Building

Online School Building

OSBの進め方について

Last updated on 2018年3月25日 By 石崎 力也

OSBの使い方について説明します。OSBは、Online School Buildingの略です。あなたのオンラインスクールを完成させることがOSBの目的です。できることであれば、オンラインスクールを完成させるだけでなく、「売れる」オンラインスクールを作っていただきたいと思います。

ネットビジネスのリテラシーを鍛える

売れるオンラインスクールを作るためには、ビジネスの知識が必要です。ものがなぜ売れるのか?のカラクリを知っておく必要があります。このカラクリを知っていただくためにも、旧コンテンツをOSBの中に含めました。OM企画、DRM企画、Udemy企画です。

かつて僕が月額課金のサービスとして運用していたビジネスモデルです。当時、うちの会社の利益を支える柱はこの三本でした。オウンドメディアからの集客に成功しているから、売上があった。ダイレクトレスポンスマーケティングの仕組みがあったから、売上があった。Udemyでの知名度があったから、売上があった。逆に言うと、僕の知っていることはこの3つだけでした。この3つは、ものがなぜ売れるか?のカラクリだけでなく、インターネットビジネスを構築する上で重要な情報が含まれています。旧コンテンツではありますが、あなたのネットビジネスリテラシーを大幅にアップデートしてくれるはずです。

講義内では「宿題を提出してください」と言っていますが、OSB購入者のあなたは宿題を提出する必要はありません。すでに停止しているサービスです。知識をアップデートするためのコンテンツとして利用してください。

今は、OM企画とDRM企画とUdemy企画を統合したノウハウを提供しています。それがOnline School Buildingそのものです。ThinkificやTeachableなどのプラットフォームを利用して、顧客管理とコンテンツ管理を行います。

具体的にどう進化したか?マーケティングオートメーションの概念が追加されました。もともとDRMをエバーグリーンで運用していた人にとっては、ほぼ自動で仕組みが回っていたはずなので、それほど大きな違いがみられないかもしれません。僕もステップメールを使って教育からフロントエンドの販売、アップセルやバックエンドの販売を自動化していたので、表面的には同じことをやっているように感じます。

ただ、ここ最近のマーケティングツールの進化のおかげで、今まで以上にメンテナンスが小さくなり、しかもコンバージョンをあげることに成功しています。

さらにプラットフォームとしてのUdemyが、さらに市場を拡大していますので、集客の概念やリードジェネレーションの概念の刷新を迫られました。まさか集客をアウトソースできるなんて誰が想像できたでしょうか?

僕らは作るだけでいい

一旦仕組みを作ってしまえば、いよいよ僕らはコンテンツメーカーとして「作るだけ」でよくなります。自らをコンテンツメーカーと認識している人でも、これまでは顧客管理が必要だったり、市場調査が必要だったり、ブログの更新が必要だったりしたはずです。極論をいうと、そういった一切のことをやらなくてよくなったんです。その理由をこれからゆっくりとお話ししてゆきます。
まずは、僕が運用しているビジネスモデルについてお話しさせてください。OSBのコンセプトは石崎やクライアントの、既存ビジネスモデルや作っている最中のビジネスモデルを解説付きで見ることができる!でしたよね。

例えば「ビジネスモデルの作り方」では、thisisenglish.jpのビジネスモデルを再構築する過程を説明させていただきました。僕はThinkificを使っているけど、英語系のビジネスモデルはTeachableを使っている。さらに、他のビジネスではCMSにWordPressを採用しているけど、あるビジネスはSquarespaceを使っている。この違いは何だろうか?

はっきりいって、全てのビジネスをたった1つのフォーマットで説明できればこんなに簡単なことはありませんし、僕も作るコンテンツの量を抑えられるのでラクできます。でも現実はそれほどシンプルではない。だからこそ「いしこん」を用意しました。あなたの参入するジャンルや、提供するサービスに応じて、ビジネスの機微なるものが存在する。石崎はいつも何も考えていないような顔していますが、意外とよく考えていて、あなたとメールでやりとりしながらあなたの性格や特性を見抜こうと努力しています。そういった諸々の事情を勘案して、あなたにベストなツールとベストなビジネスモデルを提案するようにしています。ちゃんとしたコンサルっぽいことをしているでしょ?答えは一律ではありません。だからこそ、できるのであれば「いしこん」に入っていただきたい。(以上宣伝でした)

とはいえ、バラバラなビジネスモデルをランダムに並べたところで、あなたは「果たして自分に適しているビジネスモデルはどれか?」と頭を抱えてしまうことでしょう。そこで、1つの代表的なモデルをここに提示させていただきます。それは、まさにうちの会社が運用しているモデルです。

その前に4点、大事なことを先に伝えておきます。

  1. Udemyの利用は任意
  2. ブログの利用はもっと任意
  3. エネルギーを一点投下する
  4. Udemyは別のファネルで考える

1. Udemyの利用は任意

ScreenFlowやCamtasiaを使ってスクリーンキャストの動画を作れる人はUdemyを利用するといいです。一眼レフのカメラを使って撮影しPremiere Pro/Final Cut Proで編集できる人もUdemyを利用するといいです。でも喋るのが苦手だったり、不要に時間がかかってしまったりする場合は、やらなくてもいいです。

これはここ最近の僕の反省です。自分ができることを人にもできると勘違いして、とにかくUdemyはやらなきゃいけないというメッセージを強調しすぎたせいで、ビジネスモデルの完成が遅れてしまった受講生が続出しました。

直近に購入した教材をのお話をします。ゲストブログ に関する教材でした。ゲストブログ はアメリカでは結構よく使われている手法なんですけど、日本ではそれほどです。HubSpotもゲストブログ に書いていたので、僕もやってみようということでアメリカ人の教材を購入しました。$79の9回払いだったので、$700くらいの教材です。彼はSamcartを使って決済を受け取り、Teachableでコースを管理していました。コースを開いてみてびっくり。テキストベースの情報商材でした。文字ばっかり。動画もあるはあるけど、テロップを入れた音無し動画でした。

もっとびっくりしたことは、その教材が超売れているということです。1つの教材で月々1000万円ほどの売上があるということでした。彼の名前はTeachableの公式ページにも、他のブロガーのコンテンツにも登場します。(誰かは聞かないでください、秘密です)

もっともっとびっくりしたことは、僕がその教材に満足していることでした。以前、僕のことを勝手に師匠と呼んでいる北海道出身、20代の男性との会話です。仮にAとしておきます。

A:「力也さんのおかげで、先月は30万円の教材が6本も売れました」

僕:「何を売ったんですか?」

A:「PDFです」

僕:「それ、詐欺でしょ。笑」

A:「力也さんは動画が良いっていうけど、俺は力也さんがかつて販売していたテキスト教材を何度も読み返して、これだけ稼げるようになったんです。俺だけじゃなくて、力也さんのテキスト教材を何度も何度も読み直して、時間をかけて理解しようとしている人ってたくさんいると思いますよ」

彼が正しくて、僕が間違っていた。僕は、動画がテキストよりも優れていると思っていた。それはただの思い込みでした。お客さんは、動画を求めているわけでも、文字を求めているわけでもありません。お客さんは「優れたノウハウ」を求めているのです。ノウハウが突き抜けている限り、提供する形式は動画でも文字でもなんでもいいのです。

それでも僕はUdemyを使い続けます。喋るのがラクだからです。僕自身が映像制作に興味があるからです。さらに、Udemyを使うことで集客のある程度をアウトソースできるからです。

ただ、喋るのが苦手であったり、動画を作るのがしんどかったりすれば、無理にやる必要はないと今は結論しています。まあやった方はいいんだけどね。

2. ブログの利用はもっと任意

Udemy同様、ブログもマストだと考えている人が多いようです。マストじゃないです。Udemyのトップクリエイターのブログを見てください。全く更新されていないか、そもそもブログ自体を持っていません。仮に更新されていたとしても、明らかに集客できていないだろうなというのがわかります。

考えてみてください。クラウドワークスには、1記事400円で受注している超暇な下請けライターがゴロゴロいるんです。彼らの記事を編纂して長文に仕立てあげ、医者や弁護士、その他専門家のお墨付きをつけて公開しているキュレーションメディアがたくさんある。そういったメディアにいまはアクセスが集まっているんです。

あなたがすでに月間10万PVほど集めることに成功しているのであれば、ブログの利用は考えてもいいかもしれません。あるいは文章を書くのが好きで、ブログを有名にしたいという気概がある場合も、僕は止めません。

そうでないケースでは、もうやる理由なんてないんじゃないかと思うわけです。日本人のブログ愛は異常だし、ビジネスをやる人はブログをしなきゃいけないと勘違いしている人がいかに多いことか。もはや病。

ブログやる時間があるなら、マーケティングをやってください。今から新規ドメインをとってゴミみたいな薄い記事を毎日書き続けたところで、Googleは見向きもしませんし、見込み客も集まってきません。エネルギーの無駄遣いです。

お客さんには「無料のものほど高いものはない。もっともっとお金を再投資しよう」とか言うくせに、あなた自身はまだブログみたいな非効率な集客媒体を「無料でできるから」という理由で続けるのですか?

特に収益発生のタイミングを早めたい方や、今からデジタルコンテンツの販売を始める人は、ブログには手を出さない方がいいです。途方もない時間と才能が浪費されます。

78歳になってから教養コンプレックスを克服するために一から英語の勉強をやり直そうとしているおじいちゃんに「それはやめなはれ」と制止する心境です。察してください。

今からやっても遅いです。

thisisenglish.jpは100万PVを集める大きな媒体です。いまは少しアクセスは減っているんですけど。このサイトの企画、記事の投稿、管理をほぼ一人でやってきました。20代前半の大事な時期をたかだかブログやビジネスのために犠牲にしたけど、それに見合ったリターンを得ているのかは自分でもわかりません。割りにあっているかどうかは、いまだに疑問です。タイムマシンで戻れるなら、ブログなんてやっていなかったかもしれません。

まあやった方がいいんだけどね、時間のある方や、長期的な視点でビジネスを運用される方は。

3. エネルギーを一点投下する

みんないろんなことを一気にやろうとしすぎです。うちの家訓というか家族憲法をお裾分けします。それは Simple means only one です。文法的に正しいかどうかは関係ありません。マイナス20度のシカゴを駆け抜けるバスの中で思いついた言葉です。奥さんと「これいいね!」って盛り上がっていたのを昨日のように思い出します。

シンプルっていうのは1を意味するんです。シンプルに生きたいという切実に願う人ほど、複雑怪奇な人生を送っています。一時にやることは1つだけ。複数のことを同時にやろうとしない。あなたが1日にどれだけの時間を趣味に費やせるのかは僕は知らないけど、仮に3時間だとしましょう。もしあなたが20個の趣味をやろうとしたら(そのうちの15個は新しく始めた趣味)、何も楽しめないまま、何も上達しないまま、時間は過ぎていくはずです。

ジョンレノンが言っていましたよ。Life is very short. There is no time for fussing and fighting, my friend. って。

どうでもいいことにやきもきしたり、だれかと喧嘩している時間すらないのに、いくつもの効果がありそうな集客方法を試している時間なんてあるわけないのです。それはfussingです。(*fussing:文句を言う、やきもきする、心配する)

Udemyでベストセラー講師になると決めたなら、全リソースをUdemyに投下してください。ブログを書く暇なんてありません。ましてや他の講師の「プログラミングコース」とか「After Effectsのコース」とか受講して、お、楽しいなこれとか言っている場合ではないのです。

ブログを育てると決めたなら、それにエネルギーを一点投下する。YouTuberになると決めたなら、それにエネルギーを一点投下する。商品制作に時間を割くなら、それにエネルギーを一点投下する。これは、あなたと僕のお約束です。

4. Udemyは別のファネルで考える

これもすごい大事なことです。オウンドメディアのファネルとUdemyのファネルを分けて考えてください。絶対にやっちゃいけないのは、1つのセールスファネルで両方を管理すること。いっしょくたに考えないでください。もしUdemyを利用する場合は、別のセールスファネルを1つ作ってください。

商品を共通させることは問題ありません。ただし分けて考えるようにしてください。

石崎のオウンドメディアのセールスファネル

  1. リードマグネット:eBookや無料コース
  2. フロントエンド:コンプリートバンドル(¥1980/月)
  3. バックエンド1:Online School Building(¥99800)
  4. バックエンド2:いしこん(¥19800/月)

石崎のUdemyのセールスファネル

  1. リードマグネット:なし(Udemyで個人情報の取得は禁止されている)
  2. フロントエンド:有料のコースすべて
  3. バックエンド1:Online School Building(¥99800)
  4. バックエンド2:いしこん(¥19800/月)

以前、僕のビジネスモデルを見よう見まねで真似しようとしている女性がいたんですけど、彼女はオウンドメディアのブログからUdemyコースへのリンクを貼っていました。この時点で、マーケティングを何も理解していない、ということがわかります。メルマガでUdemyコースを告知するのももってのほかです。独学でなんでもやろうとするから、あるいは僕の無料教材だけを頼りにビジネスを作ろうとするから、いつまでも底辺フリーランサーのままなんです。いますぐ上位商品を爆買いしなさい!と喝を入れてあげたいです。

使うツール

さてここから運用面のお話を。繰り返しますが、あくまでも一例として取り上げているだけです。まず使うツールやプラットフォームをリストアップします。

  • MacBook Pro
  • Blue Snowball
  • MailChimp
  • Teachable
  • Udemy
  • ScreenFlow
  • Keynote
  • Zapier
  • Deadline Funnel

OSBが推奨する手順

オウンドメディアのセールスファネル

  1. 参入するジャンルを決める
  2. WordPessで作ったブログを更新する
  3. リードマグネットを作る
  4. コンテンツアップグレードでリストを集める
  5. フロントエンド商品を作る
  6. Teachableでフロントエンド商品を公開する
  7. リストにフロントエンド商品をオファーする
  8. バックエンド商品を作る
  9. フロントエンド商品の購入者にバックエンド商品を販売する
  10. Teachableでフロントエンド商品の販売直後にバックエンド商品をアップセルする
  11. HubSpotのLeadinでカテゴリー別のポップアップを作る
  12. カテゴリー別のコンテンツアップグレードを作る
  13. MailChimpでカテゴリー別のグループを作る
  14. Zapierでグループの更新を自動化する
  15. フロントエンド商品を販売するためのステップメールを作る
  16. MailChimpでステップメールを運用する
  17. フロントエンドの購入者メルマガを作成する
  18. Deadline Funnelでエバーグリーンにする

Udemyのセールスファネル

  1. 参入するジャンルを決める
  2. Keynoteで資料を作る
  3. Blue SnowballとScreenFlowを使ってオンラインコースを作成する
  4. Udemyでコースを公開する
  5. 2〜4を、10コース公開するまで、あるいは$500/mの売上を達成するまで繰り返す
  6. バックエンド商品を作る
  7. Teachableでバックエンド商品を公開する
  8. Udemyのボーナスレクチャーでバックエンド商品を紹介する

見ての通り、オウンドメディアのセールスファネルを完成させるには、それなりの労力が必要です。だから動画を使える人は、Udemyのセールスファネルから作ることをお勧めします。なぜ10コースほどリリースしなきゃいけないか?なんでだと思います?ちょうど10コースほど完成したあたり、はじめてバックエンド商品が売れたからです。コースを常に改善しながら「次はもっといいものを作ろう」という気持ちでリリースを続けると、1つくらいはベストセラーコースになるはずです。そうすると、$500/mくらいの収入になります。

「ビジネスモデルの作り方」ではオウンドメディアのセールスファネルの作り方を実演しています。

このページは状況に合わせて随時更新します。 

あなたの知識や技術をインターネットで販売する方法

Last updated on 2017年10月9日 By 石崎 力也

僕が教えられることはたった1つです。「オンラインスクールを作り、あなたの知識や技術をインターネットで販売する方法」を教えられます。月々100万円を売り上げる仕組みを一緒に作ったら僕の役目は終了です。かっこよく横文字を使ってオンラインスクールビルディングなんて言っていますが、シンプルに言えば「スキルをマネタイズしよう」・・・それだけ。スキルをコンテンツ化して、販売しましょう。コンテンツビジネスはいいですよ。追加生産の費用は0円です。消費者が新しく商品を購入してくれても、追加の原価はかかりません。デジタルコピーをするだけでいい。サーバーにファイルをアップロードしておけば、みんなが勝手にダウンロードしてくれる。それで僕たちはお金をもらえるんだから、こんなハッピーなことはありません。オンラインスクールを完全自動化して運営するには、次の5つのスキルが必要になります。上級者には第6のスキル、JVの習得をお勧めしています。

  1. オウンドメディア(OM)
  2. マーケットプレイス(MP)
  3. コピーライティング(CW)
  4. ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)
  5. マーケティングオートメーション(MA)
  6. ジョイントベンチャー(JV)

ステップ1. オウンドメディアを構築する

オウンドメディアは2つに分類されます。ブログとYouTubeです。目標は2つのメディアで1ヶ月100リストを取れるようになることです。無料プレゼントは動画コンテンツでOKです。だいたい3〜12ヶ月かかります。ただし、いずれのステップにおいても言えることですが、目標を達成しなければ次のステップには進めないという縛りはありません。もし1ヶ月で100リストを取るまでステップ2に進めないのであれば、このプロジェクトに参加するf99%はステップ1で挫折することになるでしょう。また参入するジャンルによっては、いきなりステップ2から始める人もいます。例えば、開発系・プログラミング系・ Adobe系のジャンルでオンラインスクールビルディングに取り組む場合、需要過多なのでステップ2から始めた方がいいのです。

オンラインスクールビルディングでは常に基準を「リスト」に定めます。1ヶ月で100リスト・・・のように。本来であればYouTubeの再生回数や、ブログのページビューは関係ありません。でもオンラインスクールビルディングに参加された直後は、MailChimpとの契約も済ませてなければ、当然ステップメールも持っていません。きっとWordPressにフォームを設置していないだろうし、オプトインページもないでしょう。だからそれらリスト取りの体制が整うまでは、リストではなく再生回数及びページビューを基準にした方がわかりやすいですね。

さて、このステップ1であなたのやるべきことをリストアップしましょう。

  • コンテンツマーケティングを理解する
  • オウンドメディアで成功した事例を確認する
  • YouTubeのチャンネルを作る
  • Keynoteで資料を作る
  • ScreenFlow / Camtasia で動画を作る
  • YouTubeに動画をアップロードする
  • エックスサーバーでX10を契約する
  • バリュードメインでドメインを取得する
  • WordPressをインストールする
  • WordPressのプラグインをインストールする
  • MarsEditの初期設定をする
  • MarsEditでブログを書く
  • 1ソース3ユースの書き方を理解する
  • Udemyで無料コースを公開する

オウンドメディアを構築する方法の詳細はこちら >> 

ステップ2. マーケットプレイスで集客する

日本ではマーケットプレイスと言えばUdemyしかありませんが、海外ではSkillShareやSkillSuccessなどたくさんあります。英語圏でビジネスをする人はマーケットプレイス全体から集客できるようになってください。日本語でビジネスをする場合は、Udemyを攻略してください。目標はUdemyだけで月々30万円の収入を得られるようになることです。だいたい3〜12ヶ月かかります。

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これは僕のUdemyの収入です。手数料やらアフィリエイト報酬を引かれた後の金額です。2016年の2月に参入して、初月で$25を稼ぎました。そこから4ヶ月で$1000に達し、5ヶ月目で$2000、1年と3ヶ月で$3000に達しました。Udemyだけで月々30万円を稼げるようになっtなおは、2016年の11月($2698.71)です。当時の為替レートでだいたい30万円です。Udemyに参入して11ヶ月目で目標を達成しました。ちなみに、金額は徐々に増えていますが、僕の努力量は増えていません。僕が頑張ったのは最初の2ヶ月(2016年の2月と3月)だけです。あとはUdemyの努力なんです。最初の2ヶ月で「マーケティング」カテゴリーに集中的にコースを仕込み(だいたい20コースほど?)あとは放ったらかしです。Udemyに参入した直後は、収入を見て「ま、こんなもんか」と思っていたんだけど、$1000を超え、$2000を超えたあたりから、「このマーケットプレイスはすごい」と思うようになりました。ちなみに$3000を超えたあたりから、収益折半のJV(ジョイントベンチャー)業務とUdemyのコンサルティング業務を始めたので、そこからの収入も入るようになりました。僕がUdemy単独で月々30万円の収入を得るまでにやったことを全てリストアップします。

  • 無料コースを公開する
  • 有料コースを公開する
  • Udemyでクーポンを発行する
  • オファーを理解する
  • 無料コースのボーナスレクチャーで有料コースをプロモーションする
  • Educational Announcementを月に4回送信する
  • Promotional Announcementを月に2回送信する
  • 一眼レフカメラで撮影する
  • Premiere Proで編集する
  • Udemyスタッフと仲良くなる
  • Udemy講師と仲良くなる

さて、ここで無料コースと有料コースについて。僕がコンサルティングしているクライアントさんにUdemyのスタッフからこんなメールが届きました。「あなたの無料コースは質と量ともに素晴らしいです。今後、有料で販売されるご予定はありますか?」というもの。Udemy側としては、有料コースを販売することで手数料を稼いでいるわけだから、有料コースが増えるのはいいことです。でも僕らからすると、一旦コースを有料にしてしまうと、YouTubeで公開することができなくなります。これ、わかりますよね?Udemyで有料コースとして販売されているものが、YouTubeで無料で見れたら、そりゃお客さんは怒ります。しかもこれはUdemyの規約違反に該当するので、タブー行為なんです。

僕らが無料コースを公開する理由は2つあります。1つはボーナスレクチャーで有料コースを販売するため。もう1つはYouTubeを育てるため。STEP1のオウンドメディア構築のスピードをアップさせるためにも、YouTubeに動画をアップし続けるのは非常に重要なことです。米国のトップクリエイターはリスクヘッジとして、UdemyだけでなくYouTubeやブログにもアクセスを集めて、安定的に収入を確保しています。つまりオウンドメディアをしっかりと構築しています。一方、日本のクリエイターは、Udemyだけで成功しているパターンが多く、YouTubeやブログが全く育っていません。物騒なことを言うと、仮にUdemyが潰れたら、一緒に野垂れ死んでしまうということです。オンラインスクールの運営を副業でやるならそれでもいいですが、ビジネスや事業としてちゃんとやるなら(家族や社員を支えるつもりであれば)、オウンドメディアを構築するのは必須事項です。僕はクライアントさんに野垂れ死んで欲しくないので、マーケットプレイスで集客すると同時にオウンドメディアの構築を勧めています。

ただし開発系、プログラミング系、Adobe系などUdemyと親和性の高いジャンルに参入する場合は、先にSTEP2から始めた方がいいかもしれません。Udemyを一つのメディアと捉えるわけです。この場合、顧客リストを取れるわけではないし、縛りも厳しいので、Owned(所有している)メディアと呼ぶには程遠いです。それでもジャンルが良いので、比較的、楽に受講生を集めることができます。一旦Udemyで1万人くらい受講生を集めてしまえば、一定数の受講生は必ず講師の名前を検索し、ブログやYouTubeを見つけてくれます。そういうパターンもあるんだな、という程度にご理解ください。

ステップ3. コピーライティングでもっと商品を販売する

コピーライティングを勉強するのは上手な文章を書くためではありません。オファーを学ぶためです。目標は月々100万円を安定的に稼げるようになることです。だいたい3ヶ月かかります。コピーライティングってのは、技術というより嗜好品です。コーヒーとかタバコと同じですね。例えばコーヒーに栄養価は一切ありません。致死量(80杯)のカフェインを取らない限り、ある程度は飲んでも大丈夫な飲み物です。飲めばシャキッとするあの感じ、コーヒーを淹れる楽しみと、その香り。嗜好品はギャンブルと同じく中毒性があります。コピーライティングも同じようなものです。栄養価はほとんどないけど、中毒性のあるもの、それがコピーライティングの勉強です。みんなコピーライティングを勉強するのはセールスレターの成約率を上げるためだと勘違いしていますが、成約率を上げることなど難しいことではありません。往々にして高いコンバージョンを持つLPというのは、スワイプファイルのパクリだからです。パクリ(コピペ)でいいなら、人間がやらなくてもいいのではと思いますよね。実際にPersadoという会社が3000万ドル(30億円)を調達し、コピーライティングのAIを開発しました。

Persadoはマーケッターがコピーで使用する100万の単語とフレーズを蓄積し、それぞれにユーザーに与える印象の分析、そしてメッセージ形式、文章の構造、詳細、感情的な言葉、コールトゥアクションに基づくマーケティングの訴求の構造に基いてスコアを付けている。ソフトウェアはメッセージを作成、最適化し、そのメッセージを23言語に翻訳することができるとBaciuは言う。(Techcrunchより)

あまり知られていないことですが、僕らが普段目にしている広告の文章のほとんどは、過去に使われた訴求文章の使い回しか、あるいはAIによって自動生成されたものなんです。人間よりもロボットの方が成約率の高いヘッドラインを選ぶことなど朝飯前なのです。そのくらいコピーライティングは非クリエイティブな作業であり、僕も普段から「書きたくない」「腰が痛い」「首が痛い」と現代版3Kの愚痴をこぼしながらレターを書いているほどです。じゃあ僕たちはなぜコピーライティングを学ぶのか。1つは、スワイプファイルの使い方を学ぶためです。いずれはロボットに取って代わられる作業であることは間違いないですが、先ほどのPersadoの共同ファウンダーはこうも言っています。「機械が記事を執筆するには、あと20年かかる」と。この20年間のギャップを暫定的に人間が埋めるのです。もう1つは、オファーを学ぶためです。次の2つの文章を比べてみてください。

  1. 閉店セール、大安売りです!
  2. 10月8日〜13日まで閉店半額セール

成約率が高いのは2番の訴求文です。日付を挿入することで現実味が高まり、限定性も高まります。また「大安売り」は相対的なディスカウントでイメージしづらいですが、「半額セール」は絶対的なのでイメージが容易です。僕なら普段から購入しているドラッグストアのパイの実(通常120円)が、半額セールで60円になることを想像します。人はこれを「コピーライティング」と呼びます。違います。僕たちはこれを「オファー」と呼ぶのです。コピーライティングを学ぶのは、コピーライティングを学ぶためではないんです。コピーライティングを学ぶのは、オファーを学ぶためなんです。オファーというのは、割引率、商品の数量、商品の提供方法、ディスカウントの方法、ディスカウントの理由、ディスカウントの期間、特典の内容、特典の数量、特典の見せ方、返金保証の内容、返金保証の理由、返金保証の期間、価格、価格の理由、課金方法、の組み合わせのことです。1番の文章がダメなのはコピーライティングがダメだからで、2番の文章が良いのはコピーライティング良いからだ・・・ってそれらしいことを言っているだけです。コピーライティングの良し悪しではなく、オファーの良し悪しが成約率を握るのです。もう一度、オファーという観点から2つの訴求文章を比べてみます。

  1. ディスカウントの理由:閉店、割引率:大安売り、ディスカウントの期間:なし
  2. ディスカウントの理由:閉店、割引率:50%、ディスカウントの期間:10月8日〜10月13日

こうやってオファーという観点から訴求文章を比べると、分析的にセールスレターを解読することができるようになります。だから僕たちはオファーを学ぶためにコピーライティングの勉強をするのです。繰り返します。文章が上手く書けるようになるから成約率が上がるのではなく、良いオファーを選べるようになるから成約率が上がるのです。さてあなたがコピーライティングのステップで学ぶことをリストアップします。

  • PASONAを理解する
  • AIDAを理解する
  • QUESTフォーミュラを理解する
  • ジムコブズ99通りのオファーを理解する
  • スワイプファイルの使い方を学ぶ
  • 良いオファーの条件を学ぶ
  • オファーから商品の着想を得る

ステップ4. ダイレクトレスポンスマーケティングで顧客単価をあげる

セールスファネル、フロントエンドとバックエンド、アップセル、を理解します。このタイミングでThinkificかTeachableでオンラインスクールを構築します。目標はバックエンド商品を販売することです。毎月50万円の高額商品を販売するか、継続課金で月々50万円の収入を得られるようになることです。だいたい3ヶ月かかります。手作業も多いステップですが、概念的なことを理解するステップでもあります。ビジネスなんてのは、結局その人の頭の中にある概念を具現化させたもの過ぎないので「ネットで毎月10万円稼ぐのは難しい」という概念を持つ人はそれ相応のリターンしか得られません。ステップ4では「ああなるほど。このくらいちゃんとしたビジネスモデルを作れば、確かに月々100万円稼ぐことはできるよね」という概念をあなたの頭の中に刷り込みます。刷り込むと言っても、理解して納得するのはあなた自身です。テクニカルな話も多いので、ある程度の素養がないとついてこれないかもしれません。例えばビジネス経験が浅い人や、大学を卒業していない人、普段から読書をする習慣のない人にとっては、難しく感じられるでしょう。

まあ、そもそもオンラインスクールの運営で成功するような人は、もともと本業で成功している人であったり、学歴・職歴の高い人であったり、自分のことを平均以上の人間であると勘違いしている人であったりします。自分をバカだと思っている人は、ビジネスをしないだろうし、大学にも行かないだろうし、きっと普段から読書をすることなんてないでしょう。自分は普通以上のことをできる人間だと信じているからこそ、それに見合った努力をしようとするんだと思います。どうなんだろう、違うのかな。だから僕は口が裂けても「誰でも月収100万円を達成できる」なんてことは言えません。誰でもオンラインスクールを完成させられるなら、マーケットサイズに限界がある以上、確実にパイの取り合いになり、僕らの食い扶持が減ります。でも実際にそうなっていないのは、僕が「誰でも月収100万円を達成できるわけでない」スキルを教えているからです。普段から活字を読む習慣のない人には「誰でも達成できる」という表現に語義矛盾があることすら気付けないのです。誰でもできることを「達成する」なんて言いませんよね。呼吸を達成した。瞬きを達成した。帽子を被ることを達成した。水を飲むことを達成した。なんか変ですよね。そういうことです(もちろん病気などで身体的な障害がある場合は除きます)。

ステップ4は概念的なことをたくさん学びますが、決して座学だけで理解できるものではありません。ステップ4に到達する頃にはすでにビジネスモデルが回り始めているでしょうから、実践を通して概念を理解していくことになります。このステップ4の面白い点は、ビジネスモデルがうまく回っていればいるほど、概念を理解しやすくなります。概念を理解すればするほど、ビジネスモデルに適用できる部分が多くなるので、さらに収益構造が改善されます。僕は西麻布に住んでいるときにこの経験を体感しました。その年の4月に法人を設立し、同じ年の11月にその瞬間がやってきました。ビジネスモデルにセールスファネルの概念を適用し、バックエンド商品とワンタイム(one time)のアップセルオファーを組み込んだら、面白いように売上が上がりました。今となっては「どうして当時、このことに気づけなかったんだろう?」と思うんだけど、人生なんてそんなもんです。サラリーマンだったら気づいたところで収入的に大きなインパクトはありませんが、フリーランサーであれば天と地ほどのインパクトがあります。嫌らしい話かもしれませんが、その年の11月に「もう働かなくてもいい」と確信できたので、西麻布にある給与支払い事務所を閉鎖し、創業時のメンバー4人に別れを告げ、僕は今の奥さんと無期限の世界旅行に出ました(3年で帰国しました)。さて、あなたがステップ4で学ぶことをリストアップします。

  • セールスファネルを理解する
  • フロントエンドとバックエンドを理解する
  • アップセルを理解する
  • セールスファネルを描く
  • バックエンド商品を作る
  • Teachable / Thinkific と契約する
  • Teachable / Thinkific でオンラインコースを公開する
  • Teachable でアップセルオファーを仕掛ける

ステップ5. マーケティングオートメーションで全てを自動化する

MailChimpでステップメールを作り販売と決済を自動化します。Zapierでお客さんのステータスを自動で変更し、適切なタイミングで適切な商品をオファーする仕組みを作ります。目標は月々100万円を”自動的に”安定的に稼げるようになることです。だいたい1ヶ月かかります。早い人は1週間もあれば、全てのスキームを自動化することができます。日本のメルマガ配信システムを使っていると、リストとステップメールが分離される感覚はなかなか理解できません。海外では個人プレーヤーでもMAを導入するのが当たり前になっているので、リストとステップメール(MailChimpではAutomated campaignという)を分離しておかないとダメなのです。例えば日本のメルマガ配信システムの場合、見込み客専用のステップメールと購入者専用のステップメールを作り、2つのステップメールに重複するメールアドレスがあれば読者数のカウントは2になります。でも、MailChimpの場合は同じリストに入っている限りカウントは1のままです。その代わり、グループの管理が必要になります。数学Aで勉強した集合の内容を習熟していない人は、グループを理解するのは難しいかもしれません。さてあなたがステップ5で学ぶことをリストアップしてみましょう。

  • MailChimpのリストを理解する
  • MailChimpのグループを理解する
  • MailChimpの自動返信でアップセルオファーをする
  • MailChimpでステップメールを組む
  • ZapierでMailChimpのリストを自動更新するZapを作る
  • 無料eBookを作る
  • WordPressにカテゴリー別のオファーを用意する

ステップ6. ジョイントベンチャーで他のジャンルにも参入する

JVをする目的は10倍のお金を稼ぐためではありません。もちろんお互いのリソースを持ち寄ってビジネスをするので、運よく”掛け算”が発生すれば収益はどんどん伸びていきます。でもステップ5ですでに月収100万円を不労所得としてゲットしているのだから、それ以上働いて収益を伸ばすよりも、今のビジネスモデルをより効率的にする方が良いと思いませんか?JVをしてビジネスモデルを効率的にすると何が起こるでしょうか。ビジネスの基本はニーズを埋めることです。もっとわかりやすく言うと、ビジネスの基本はお客さんの悩みを解決することです。あなたは世の中にある全ての悩みを解決できるでしょうか?きっと自分の専門分野においては、誰かの悩みを解決できるでしょう。でも別の専門外の分野では、そもそもお客さんがどんな悩みを持っているか想像すらできないはずです。だからJVをして、その道の専門家と組み、他のジャンルにいる潜在的な顧客の悩みをどんどん解決するのです。ステップ5に到達して時点で、あなたの名刺にはもう一つの肩書き:マーケターが加わっているはずです。世の中には素晴らしい知識や技術がたくさんあります。その知識や技術を市場に届けるのがマーケティングの役割です。言うまでもありませんが、JVをすることであなたは複数のジャンルに参入することができるようになります。それゆえ、労働時間が減り、収益構造が安定するのです。あなたがジョイントベンチャーで学ぶことは次の通りです。

  • JVパートナーの見つけ方
  • JVパートナーと契約を結ぶ
  • JVパートナーとの収益配分について
  • 収益配分を確実にする方法
  • JVパートナーと良好な関係を築く方法
  • 撮影機材を揃える
  • 撮影場所を借りる
  • JVパートナーと仕事を分担する

まとめ

ニューヨーク。12月23日。まだ雪は積もっていませんでした。僕はマンハッタン島を渡ってすぐのブッシュウィックという場所に住んでいました。周りには粋なビートを刻むプエトリコの移民がたくさん住んでいました。部屋でコーヒーを飲みながら作業をしていると、奥さんが僕に声をかけてきます。

「今日って、BESTBUYでドローンを買うんじゃなかったっけ?」

僕は、今日は忙しいから今度にする、と振り向かずに答えました。あっそと言って、部屋を出て行きました。また数時間してから、部屋に入ってきた奥さんがこう言いました。

「ダイカーハイツのイルミネーションを観に行かない?バスで一本だよ」

だから忙しいって言ってるじゃん、仕事中なの!と少しキレ気味に言ったあと、ふと我に返って自分の作業内容を確認しました。「これって、僕のやることじゃない」と気づくわけです。僕たちは長期のハネムーンに出ている。マンハッタン島はクリスマスツリーとその電光で地球上で最も明るい存在でした。仮にハネムーンでなくとも、その時、僕が取り組んでいる仕事は人間のやるべきことではありません。少なくとも僕のやることではありませんでした。ニューヨークにいるなら、ニューヨークを楽しめ。クリスマスなら、クリスマスを楽しめ。ロボットができる仕事をお前がやるな。外注に任せられるなら外注に任せてしまえ。これ、別に神の啓示ではありません。普段から薄々感じていたことを、ニューヨークという舞台で再認識したにすぎません。

「BESTBUYでドローンも買うよ。その後ダイカーハイツも行くよ」

奥さんは七面鳥をさばいていた手を止めました。二人はThe Japan Technology = ヒートテック(ユニクロ)を着て、さらにColombiaのアウターを着込み、マイナス8度の雪空に息を白くしながら、24時間営業の地下鉄に飛び乗りました。僕のやるべきではないこと。これって、僕のやることじゃない・・・そう思ったから、オンラインスクールを構築し、ステップメールを組み、自動で商品を販売する仕組みを作りました。僕のやるべきこと、それはブログを書くことでもないし、YouTubeに動画をアップロードすることでもないし、コピーを書くことでもないです。僕のやるべきことは、愛する家族と世界中を旅することでした。

オンラインスクール運営に関するお役立ちサイト

Last updated on 2017年8月31日 By 石崎 力也

まず、オンラインスクールは2つに分かれます。マーケットプレイスとセルフホスティング。マーケットプレイスとセルフホスティングの違いは、集客をするかしないかです。

  • マーケットプレイス:集客をする、手数料をとる
  • セルフホスティング:集客をしない、手数料をとらない

Amazonも楽天もマーケットプレイスです。人の集まる場所にストアを出したいと思う人は、例え安くないコミッションを払ってでもAmazonや楽天を使います。一方、自分たちで集客できると思う人は自前でECサイトを作り(EC-Cubeとか)商品を販売します。

マーケットプレイス

集客力のない人や、これからビジネスを始める人はマーケットプレイスの参入をお勧めします。やっぱりビジネスで一番難しいのは人を集めることです。脱サラして起業を考えている人が一番恐れるのは「人が集まるか?」ということです。逆にいうと人さえ集まれば(集客に成功すれば)ビジネスの成功は確定したようなものです。仮に商品を持っていなければ、あなたはリテイラーやアフィリエイターになって他人の作った商品を紹介すればいい。商品を持っていれば、あなたはセラーです。販売者としてどんどんお客さんに商品を売りましょう。

オンラインコースを販売できるマーケットプレイス

  • Udemy
  • Skillshare
  • Ofcourse
  • Amazing
  • SkillSuccess
  • stacksocial
  • digitalchalk

UdemyとSkillShareが抜けています。特にUdemyは大成功しています。それ以外のマーケットプレイスは、大して集客力がありません。例えばUdemyで月収200万円を稼ぐ講師が、同じコースを別のマーケットプレイスに置いたとしたら、だいたいこんな感じになります。

  • Udemy:200万円
  • SkillShare:50万円
  • Ofcourse:10万円
  • Amazing:10万円
  • SkillSuccess:10万円
  • stacksocial:10万円
  • digitalchalk:10万円

実際こういうインカムリポートを見たことがあります。常にウォッチしているUdemyのトップ講師も同じような収益構造を持っています。他にもこんなプラットフォームがあります。

#29 先生が稼げる時代!Udemy以外のプラットフォーム10選

Udemyでベンチマークすべき米国講師

  • ロブさん:https://www.udemy.com/user/robpercival/
  • ベンさん:https://www.udemy.com/user/bentristem/
  • フィルさん:https://www.udemy.com/user/philipebiner2/

挙げればきりがないし、僕の好みもあるので、とりあえずこの3人を上げておきます。いずれも100万円以上を稼ぐ講師です。

Kickstarterを使ったプロモーション

先ほど挙げたベンさん。ベンさんはKickstarterを使ったプロモーションを仕掛けます。先にKickstarterで500万円〜1000万円を資金調達をした上で、十分なファンドとパブリシティを獲得したあとに、60時間を超える巨大コースを作りUdemyで一斉に売り出します。これまでベンさんが仕掛けたKickstarterのプロモーションは以下のとおり。

  • https://www.kickstarter.com/projects/bentristem/your-ideal-rpg-make-a-complete-role-playing-game-i?ref=discovery
  • https://www.kickstarter.com/projects/bentristem/complete-unity-3d-developer-course?ref=discovery
  • https://www.kickstarter.com/projects/bentristem/learn-to-make-video-games-unreal-developer-course?ref=discovery
  • https://www.kickstarter.com/projects/bentristem/how-to-create-3d-assets-using-blender-online-cours?ref=discovery

これまで4回プロモーションしているんですけど、4回とも目標資金を達成しています。そのいずれもがUdemyでベストセラーになっています。

マーケットプレイスで売れる商品を調べる方法

ここにまとめてあります。

#11 Udemyで売れるコース・ジャンルを見つける方法

2017年に追加された(いつまで公開されるかわからない)Udemy Insightがすごい便利です。ここに英単語でキーワードを突っ込んだら、売れ筋がわかります。

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例えば”WordPress”と突っ込んで見ました。中央値は$26。稼げていないコースは月に3000円も稼げていないけど、収益トップのコースは1ヶ月に100万円近くを売り上げています。たった1つのコースで年収1200万円なんて、すげえな。夢のある世界です。

Udemyに関するノウハウはこちら

正直、僕は米国トップ講師に比べたら二流、三流です。日本国内での位置付けはわかりません。とりあえず受講生の数だけなら、たぶん5本の指に入るのかな。売上も月々$3000(30万円強)ほどです。きっと戯言に聞こえるでしょう。でもまだ本気を出していません。本業があるので、Udemyに割く時間はほとんどないのです。それでも片手間で、1年で1万人の受講生を集め月々30万円を稼ぐビジネスモデルを作りました。ここにはボーナスレクチャーから流れてくるコンサルティングの収益や、セルフホスティングで販売している上位商品の売上はもちろん含まれていません。月々30万円を稼ぐノウハウでいいなら、ここに全部詰め込みました。

http://rikiyaishizaki.com/udemy/how-to-earn-as-udemy-instructor

セルフホスティング

セルフホスティングで有名なのは次の3つです。

  1. Teachable
  2. Thinkific
  3. Kajabi

一応、僕自身もちょうど3つのビジネスモデルを持っていたので、それぞれのビジネスにつき別々のシステムをあてています。何より、お客さんに「このオンラインスクールいいですよ」と教える立場なので、3つともウォッチしている次第でもあります。TeachableやThinkificは似たり寄ったり。Teachableはニューヨーク・ベースの企業。Thinkificはバンクーバー・ベースの企業。最近TeachableがThank you pageでのワンクリック・アップセル・オファーを導入したので、その分だけ少しリードしているかなって感じ。

ロビー活動の勧め(欲しい機能があれば言ってみよう)

これまで東洋の1ユーザーとして、果敢なロビー活動を繰り返し、いろんな機能を追加してもらいました。例えば「Zapierとの連携をしてはいかがですか?ライバルのTeachableはもうすでに導入していますよ」と、うざい言い方をしたら数時間後、ThinkificのCEOから直接連絡が来ました。

SS 16

CEOのGregに対して1000くらいは欲しいとレスポンスしたところ、その5日後のことです。Thinkificから全ユーザーに機能追加のメールが流れました。なんと僕がお願いしてたZapierとの連携についてでした。ぶっちゃけ話、Teachableの方が使いやすいし売上に貢献する機能も多い。だけどこの一件だけでなく、なんどもThinkificは僕の要望を聞いてくれたので、もう今は応援者みたいな立場になっている。だからやめられないんだな。

ThinkificとTeachableに必須のMailChimp

  • MailChimp

ThinkificやTeachableには、カゴ落ちしたユーザーを拾う機能もないしバックエンド商品を売るためのフォローもありません。だから自分たちで顧客リストを構築してメールアドレスで通知する必要があります。 通知というか「買ってくれ」とお願いをします。まあマーケティングの世界では「セールスっぽくないセールスが最高のセールス」と言われているので敢えて無関心を装うのが常ですけど。「別に君が買わなくても、僕はリッチだし、どうでもいいことなんだよ」と言うんだけど、内心は(買ってくれー)と祈っているわけです。

マーケティング・オートメーションを実装したければZapier

  • Zapier

MAを実装するなら、顧客属性を細かく分ける必要があります。ベストなお客さんにベストなタイミングでベストなオファーをする。それがMAの基本であるなら、何が「ベスト」かを自分で定義してしまって、あとは全て自動化する必要があります。ちなみにマーケティング・オートメーションには必須のアイディアであるマーケティング・ファネルの管理を楽にするためにDripを使うのがオススメです。

異色のオンラインスクール:Kajabi

どう異色か。Kajabi = MailChimp + Thinkific/Teachable みたいなイメージ。メール配信機能もセットになっているんです。みなさんご存知のジェフウォーカーやフランクカーンがこのKajabiを使ってプロモーションを仕掛けていません。そう、日本でも一時期流行ったプロダクトローンチ。流行ったと言う過去形で話すのはもったいないくらい成果の出るプロモーションなんだけど、自我の弱い日本人からすると「心理誘導された」という気分になるそうです。なんじゃそりゃ・・・。僕はいまだにKajabiでも、その他のサービスでもプロダクトローンチをガンガン仕掛けているし、お客さんのプロダクトローンチも手伝っています。ThinkificやTeachableに比べて基本料金が高いけど、まあMailChimpの機能が備わっていることやプロダクトローンチの実装の簡単さを考えれば、相応の値段だと思います。

オンラインコースをこの手順で販売してください

Last updated on 2017年7月28日 By 石崎 力也

石崎チェゲバラ

こんにちは、チェゲバラです。

嘘です。石崎です。チェゲバラは武器で革命を起こそうとしました。

僕らみたいなマーケターは市場を利用して革命を起こそうとしています。

オンライン講師として成功するための6ステップ

さておき。僕らには売りたいスキルがあります。僕だったらMA(マーケティングオートメーション)やDRMに関するスキルを売りたいです。で、実際にそれらをオンラインコースにして販売をしています。Bit換算可能なデジタルコンテンツは、もともと頭の中にある情報なので原価はかかりません。勝手な妄想ですが、たぶんほとんどの人は売りたいスキルをオンラインコースにできます。僕がはじめて販売した商品はTOEICの勉強法に関するものでした。アメリカ留学する前なので、2012年頃の話でしょうか。Udemyに参入したのは2016年。コツコツとブログを書いて、コツコツとYouTubeにアップロードして、コツコツとリストを構築してきました。登録してもらったメールアドレスの数は3万人になり、Udemyの受講生だけでも1万3000人。友達に自慢すると「やるじゃん」とのこと。そう、僕は「やるじゃん」なのです。だからあなたにオンラインコースの作り方を教えられると思うのです。以下があなたにオススメするオンラインコースの販売ステップです。これは僕自身が辿ってきた道でもありますので、きっとあなたがつまづいたとしてもどうにかこうにか助けられると思うのです。語調を変えましょう。僕は少なくない数の人のオンラインコースの販売を手伝っています。きっとこれらコースも同様にあなたを手助けすることでしょう。

どれも最安価の¥1200でオファーしています。プロモーションコードは JULY31 です。有効期限は7月31日となっています。それぞれ10枚ずつ発行しました。

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STEP1 >>> まずは10万PVのブログを構築する。

免許皆伝:ブログを¥1200で受講する。

このコースでは集客メディアとして機能するブログに関してのノウハウです。ブログ運営に必要な知識は全てこの講座に詰め込みました。書籍に換算すると20冊分くらいです。体系的な知識の習得を目的としながらも、成果に関係のないマニアックな情報はバッサリと捨てました。寄り道することなく、最短でパワーブログを作ります。

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STEP2 >>> ダイレクトレスポンスマーケティングを習得する。

免許皆伝:ダイレクトレスポンスマーケティングを¥1200で受講する。

この講座でダイレクトレスポンスマーケティングを学んでください。実践ワークを通しながらDRMのモデルを一つ作り上げます。講座を修了する頃には商品が完成しており、それを流通させるための販路も確保できているでしょう。もしブログが育っている人はここからスタートしてもOKです。

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STEP3 >>> アフィリエイターとマーケットプレイスを活用する。

[NEW COURSE] 実況中継!マーケティングオートメーション導入のWebコンサルティング・フローを¥1200で受講する。

Teachableでセールスレターを作りinfotopの審査に通す方法、WordPressのナビゲーションメニューを最適化する方法、アフィリエイターに販売してもらう方法、MailChimpとZapierを連動させる使い方をお伝えします。Udemyという黒船の到来は、多くのインフォ業者を震撼させると同時に、フリーランサーの助け船となりました。集客力のないフリーランサーでも独立・起業できる時代が到来したということです。

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STEP4 >>> 個人でマーケティングオートメーションを実装する。

[NEW COURSE] WordPressとMailChimpでマーケティングオートメーションを実装する方法

MailChimp(メールチンプ)を使ってWordPressのブログ更新情報を自動で通知する方法とZapierを使いListのGroupを更新して適切な顧客管理及びメール配信する方法を解説します。リードジェネレーションとリードナーチャリング(教育)を丁寧に解説しています。リードスコアリングは仕組みを簡素化するために敢えて説明を省いてあります。僕自身もスコアリングは導入していませんが、断らなきゃいけないほど契約が取れています。

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STEP5 >>> オンラインスクールを構築する。

[NEW COURSE] オンラインスクール運営 中級:ThinkificとMailChimpとZapierでMAを自社で実装する

オンラインスクール運営の基礎の上位版です。マーケットプレイスに依存しない手法なので自社で集客をする必要があります。ZapierとMailChimpとThinkificでMA(マーケティングオートメーション)を実装します。まずはインフォトップやUdemyなどのマーケットプレイスで講師の認知度をあげ、次に独自ドメイン-セルフホスティングのオンラインスクールを構築しましょう。

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STEP6 >>> ジョイントベンチャーをする。

[販売予告] ジョイントベンチャーで共同講師とオンラインコースを作る方法

オンライン講師として競争力を高めるために他の講師とスキルを持ち寄ってジョイントベンチャー・コースを制作します。パートナー選定、条件交渉、契約締結の流れはもちろん、インタビュー動画の撮影方法、プロモーションビデオの作り方、撮影場所としての貸し会議室の確保など実務に必要なノウハウを網羅的にカバーしました。

成功しているUdemy講師はウルトラボヘミアン

ご存知と思いますが、ここ最近はずっと石崎は単独のコースを作っておりません。政治家、NPO法人理事、アニメーター、社会保険労務士、英会話講師、翻訳家、編集者など、各業界をリードする有能な人物と組んで共同講師としてコースに参画しています。ノウハウがまとまったので、2017年の8月を目処にコースをリリースすることにしました。お楽しみに!

子供と川遊びをした後に自宅でバナナジュースを飲むのが日課になっています。これだけ暑いといよいよ働く気が失せて、僕の中のハイパーボヘミアンがうずいています。(週4時間だけ働く、のティモシーフェリスによるとハイパーボヘミアンとは週4時間の労力で年収500万円稼ぐ仕組みを作り遊んで暮らすこと、らしいです。ぶっちゃけ、かなり現実的な数字だし成功しているUdemy講師のほとんどはハイパーボヘミアンやっていますよね)

このプロモーションアナウンスメントを作るために32分費やしたので、今週はあと3時間と28分だけ働くことにします。

石崎力也

PS:白状すると、今週はもう40時間ほど働いているので帳尻を合わせるために次の9週間は一切働いてはダメな計算になります。ボヘミアンなら過労死のラインです。

PSS:またジェイソン・ステイサムが素晴らしい演技をした。昨日、The MechanicをAmazon Videoで見ました。

新コース!マーケティングオートメーション 上級:Teachableで月額課金のオンラインコースを作る方法

Last updated on 2017年7月6日 By 石崎 力也

コースタイトル:マーケティングオートメーション 上級:Teachableで月額課金のオンラインコースを作る方法

価格:24,000円

コースの説明:このコースでは、簡単にオンラインスクールを構築できるTeachableを使用します。講師はTeachableのProfessional Plan($99/m)を使っています。上位のプランになるとPayment methodに月額課金が加わり、毎月一定額をチャージするビジネスモデルを作れるようになります。

なぜ僕たちは月額課金のビジネスモデルを作る必要があるのでしょうか?世の中にはフロービジネスとストックビジネスがあります。フロービジネスは字義通り決済が流れて(flow)ゆきますので、積み重なるものがありません。一括決済だけなので、1人のお客さんから得られる収益は最小化されてしまいます。一方のストックビジネスは、一旦顧客に契約をしてもらえれば、こちらから新たなアクションを起こさずとも毎月決まった日に決まった額を自動課金できるので、ビジネスが安定します。顧客一人当たりの単価も上昇します。ソフトウェアのライセンスやウェブサービス利用を月額課金で提供すれば、ほぼメンテナンスなしで毎月一定額の収入を見込めます。

もちろんいいことばかりではありません。例えば会員制ビジネスを作れば、毎月のようにコンテンツを制作する必要があるかもしれません。あるいは顧問契約を販売するのであれば、毎月の役務の提供が必要になるでしょう。しかしこういった「面倒臭さ」を考えても、やはり月額課金のビジネスモデルは次の点で魅力的です。

  • 来月の収益が見込めるので事業が安定する
  • 顧客が増えれば増えるほど収益が増大する
  • 顧客数が一定数を超えると集客をしなくてもよくなる

レクチャーから抽象的な内容を排除するために、デモンストレーション・ベースで撮影を行いました。石崎が新しく事業を作るなら、こういうプロセスで、この値付けで、こういった商品を毎月提供するといったことを詳しく説明しています。今回は事業の題材として「英会話」を選びました。情報商材のように「この教材を買えば英語がペラペラになります」と約束するのではなく、あくまでも月額課金の契約で「毎月、英作文を丸暗記したらいずれ英語が話せるようになります。英作文はネイティブが添削をいたします」というサービスを販売します。あなたが英語の先生だとして、英会話のサブスクリプション・モデルを導入する場合、どのようなサービスを提供するでしょうか?「私ならこうする!」と思考実験をしながら、レクチャーを視聴していただければと思います。

さて、もう一度このコースで使うツールを確認しましょう。

  1. Teachable
  2. MailChimp
  3. Zapier
  4. WordPress
  5. Conditional Widget
  6. Photoshop
  7. Envato Element

このコースはTeachableの使い方に関してのコースなので、MailChimpとZapierの説明は必要最低限にとどめます。マーケティングオートメーションを勉強している方ならピンとくると思います。まずはセールスファネルを描いて、無料プレゼントからフロントエンド商品販売の流れを自動化します。MailChimpのリストで作ったグループ(属性)を、Zapierで自動更新しながら顧客との関係をアップデートしてゆきます。WordPressでブログを更新したとしましょう。あなたは「英会話の勉強法」に関する記事を書きました。その記事は「英会話」というカテゴリーに属しています。プラグインのConditional Widgetを使えば「英会話カテゴリーに属する記事の直下で指定のバナーを表示する」という条件を作ることができます。

Envato Elementで有料ダウンロードしたバナーをPhotoshopで加工すれば、ものの数分で綺麗なバナー広告が完成します。このバナー広告をWordPressの記事直下に表示します。英会話の記事の下に、例えば「あなたの英会話が上達する魔法の11ステップ(無料eBook)」というオファーを表示したとします。そのオファーに応じる人はきっと英会話に興味のある人でしょう。だからZapierを使って、自動でMailChimpのGroupを「英会話」に更新するわけです。ListのGroupが「英会話」に更新された瞬間、MailChimpのAutomationが発火します。英会話の月額課金ビジネスを販売するための一連のメールが流れます。日本ではステップメールと呼ばれるものですね。

実は上の2パラグラフは、このコースの中で実演されている内容そのものです。もしあなたが上の説明を聞いて「ああ、それなら自分で実装できる」というのであればこのコースを受講する必要はないかもしれません。また「うーん、ややこしいなあ」と思った人にも不向きなコースです。正直にいって、コースの中で話されている内容はかなりテクニカルです。若干の数学的な知識(数1、数Aの集合)も必要です。このように受講する人をひどく限定するコースです。言うまでもなく、現時点ではそれほど知識がなくても「マーケティングオートメーションをマスターしたい!」という意気込みがあれば誰でもMAを習得できるように講義を構成しましたので、ご自身で手を動かしながらレクチャーを視聴していただければと思います。

Teachableでマーケティングオートメーションを実装する7ステップ

ここにオススメの学習方法があります。以下の7ステップに従って講義を受講するとスムーズに月額課金のビジネスモデルができるようになっています。

  1. 事業のコンセプトを構想する…どのような顧客にどのような商品・サービスをいくらで(プライシング)提供するか決定します。
  2. コンテンツを制作する…顧問契約のように役務の提供であればコンテンツは不要ですが、そうでない場合は数ヶ月先のコンテンツを作っておくと良いでしょう。
  3. Teachableでセールスページを完成させる…Teachableでセールスレターを作れば簡単に1カラムの綺麗なLPが完成します。決済リンクも自動で挿入されます。
  4. 無料プレゼントを用意する…オススメはPDFで作るeBook(電子書籍)です。無料レポートの中に先ほど作ったLPのリンクを挿入します。この無料コースはTeachableで提供します。
  5. WordPressにConditional Widgetを設置する…指定カテゴリーの記事直下に指定のバナー広告を表示するよう設定します。
  6. MailChimpでAutomationを作成する…ステップメールを作ります。リード(見込み客)との信頼を構築するために素晴らしいコンテンツを継続的に提供します。
  7. ZapierでMailChimpのGroupを更新する…Zapを作ります。TriggerはTeachableのNew Sale/New Enrollmentで、ActionはMailChimpのUpdate Subscriberです。

特典

  • ダウンロード可能なビジネステンプレート
  • 講師に直接質問できるプレミアムサポート
  • あなたのサイトやビジネスの無料診断

前提条件

  • Teachable
  • MailChimp
  • Zapier
  • WordPress(講師はGenesis Frameworkを利用)
  • Conditional Widget
  • Photoshop(別ソフトでも代替可能)
  • Envato Element(購入は任意)

このコースで学べること

  • Teachableの使い方
  • マーケティングオートメーション
  • Photoshopでバナー広告を作る方法
  • Conditional Widgetの使い方
  • MailChimpのオートメーション(ステップメール)
  • Zapierで顧客属性を自動アップデートする方法

このコースの対象

  • オンラインスクールの運営者
  • オンラインサロンの運営者
  • デジタルコンテンツの販売者
  • 情報商材の販売者
  • メルマガ発行者

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最近バックパッカーをよく見かける金沢より心を込めて…

石崎力也

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