あなたはオンラインコースビジネスを運営する事業者として、KitやMailchimpからSysteme.ioへの移行を検討しているけれど、既存のメールシーケンスをどうやって移行すれば良いか分からず困っていませんか?何十通ものステップメールを手作業で移行するのは大変だと感じているかもしれません。ここではメールシーケンスと自動化ルールをSysteme.ioに移行する具体的な方法を解説します。
メールシーケンスの移行は確かに手間がかかる作業です。でも実際にやってみると、それほど難しくはありません。僕自身もメールシーケンスの移行は自分たちでやりました。そんなに大変な作業ではないので、この機会に不要なメールを削除して、本当に必要なシーケンスだけを移行することをおすすめします。
Kitのシーケンスを確認して必要なものを選別する
まずはKitで作ったシーケンスを確認します。中身をひと通り見て、今も必要なもの・使えるものだけをSysteme.ioに移行しましょう。もしメールテンプレートがあれば、それも一緒に用意しておくとスムーズです。
KitのメールをSysteme.ioに直接自動で移せる機能はないので、移行チームがいれば作業をお願いすればいいですし、いなければ自分でコピペして移していきます。僕も実際に移行チームを頼ったことはありますが、メールの内容を自分で見直したかったので、最終的には自分たちで移し替え作業を進めました。
このタイミングで古いメールを見返して、本当に今も通用するものだけを選び直すのがおすすめです。5年前のメールが、今でも使えるとは限りませんからね。
Systeme.ioのキャンペーン機能でステップメールを作成
まず、移行したいメールを開き、内容をコピーしてSysteme.ioに貼り付けるだけです。Systeme.ioでは「キャンペーン」という機能があり、これがステップメール(シーケンス)に該当します。「作成」ボタンから新しいキャンペーンを始めます。このとき、送信者のメールアドレスがまだ設定されていない場合は、先に設定しましょう。設定済みであれば一覧から選択可能です。もし設定が不安な人は、Systeme.ioのサポートに頼むこともできます(無料の場合もあるので試してみても良いでしょう)。ちなみに自分で簡単にできます。

作成を進めると最初はメールが空の状態です。「メール作成」ボタンを押して、件名(たとえば「雪の量が足りません」など)を入力し、本文欄にコピーした内容を貼り付けます。ビジュアルエディターとクラシックエディターがありますが、僕はクラシックエディターを主に利用しています。

次に、必要であれば本文やタイトルを編集したり、画像を挿入する場合は、エディター上の画像挿入機能(三点リーダーなどのボタン)を使って、アップロードまたは登録済みの画像を選択できます。こうした手順でメールを1通ずつSysteme.ioへ追加していきます。
メールの公開と配信タイミングの設定
メールをSysteme.ioに追加したら、まずはドラフトとして保存されます。しかし、この状態だけでは実際にメールが配信されません。ここで「公開」ボタンをクリックしてメールを有効化する必要があります。最初のうちは、この「公開」という手順がやや分かりづらいと感じるかもしれません。特に1通目(0通目)は、初期設定だとメールがまだ登録されていないので注意しましょう。

また、配信遅延の設定を「0日」にすると、Mailchimpでいう「すぐに配信」と同じく、登録やタグ付けが完了した瞬間にメールが自動送信されます。必ず有効化の操作を忘れずに行ってください。無事に設定できれば、元の画面に1通目のメールが追加されているはずです。

続いて2通目の設定です。例えば件名を「年末年始は19泊」としてクラシックエディターで作成し、便宜上「2通目」とタイトルに加えておきました。本文や画像もコピペで追加できます。メールをドラフトとして保存したら、1通目と同じように「公開」して「有効化」してください。

公開時には、「このメールは『雪の量が足りません』(1通目)の後に送る」などのように、どのメールの次に配信するのかを指定できます。そして、1通目からどれだけ遅延させるか(日・時間・分単位で指定可能)を選択します。通常は1日後や3日後など「日単位」で設定するケースが多いでしょう。最後に有効化すれば、2通目のメールが順番通りにスケジュールされます。
これで1通目のメールが配信された翌日に2通目が自動で送られる設定になります。シーケンスの登録作業は、基本的にこの流れを繰り返す形が主になるでしょう。外部に依頼しても良いですが、自分で進める場合は上記手順を地道に続けていくだけです。
特に配信間隔の調整は大切です。1通目のあとすぐ2通目が送信されてしまうと読者が混乱しやすくなります。読者がメール内容をしっかり受け取って理解できるよう、1〜3日の適度な間隔を設けるのがおすすめです。メール数が多い場合は繰り返しの単純作業にはなりますが、難易度は高くありません。Netflixなどを見ながらでも進められるほど簡単です。
自動化ルールの再構築は簡単
次は自動化ルールの再設定について説明します。これも非常にシンプルです。Kitでも、例えば「商品が購入されたらステップメールを開始する」といった自動化を設定していたと思いますが、Systeme.ioでも同じ仕組みで実現できます。Systeme.ioの「自動化」メニューから、「特定の商品が購入されたとき」などのトリガーを選び、それに対して「指定したステップメールを配信する」といったアクションを組み合わせていくだけです。
難しい操作はほとんどなく、感覚的に設定できます。面倒なのはシーケンス本文をコピペする作業くらいで、自動化ルール自体の構築はKitと同様に「トリガー(きっかけ)」と「アクション(実行内容)」をセットで追加するだけです。たとえば「コースAを購入したらステップメールBを配信開始」という設定も簡単です。Systeme.ioの自動化機能は分かりやすく設計されているので、すぐに操作に慣れると思います。
移行は自分でやって不要なシーケンスを整理する
移行作業を外注して移植チームに依頼する方法もありますが、僕はメールシーケンスの移行は自分自身で行うことをおすすめします。外注だと、不要なメールまで全て移行されがちですが、自分で一通一通確認しながら進めることで、今のビジネスに合ったものを取捨選択できます。
移行作業では、不要なシーケンスが意外と多いことに気づくはずです。僕としては、このタイミングで思い切って整理・削除してしまうことをおすすめします。そうすればSysteme.io上での運用もグッとシンプルになります。
また、古いステップメールには既に販売していない商品のお知らせや、今では通用しない情報・アドバイスが含まれていることも多いです。そういったコンテンツは迷わず削除しましょう。メール数が少なければより運営が楽になりますし、効果の高いメールだけに集中できます。
この作業そのものがビジネスの棚卸しになり、結果的に整理された状態で再スタートが切れます。数日の労力で、その後何年も使える最適なメールシーケンスが手に入るので、ぜひ自分で取り組んでみてほしいです。実際に僕自身も移行時に使っていないシーケンスを大量に削除したことで、管理がとても楽になりました。
まとめ:メールシーケンスの移行は地道だが難しくない
ここまでメールシーケンスと自動化ルールの移行方法を解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。
- メールシーケンスの移行は手動でのコピペ作業になるが、難しくはない。
- Systeme.ioのキャンペーン機能を使えばステップメールを簡単に設定でき、配信タイミングは日単位で指定するのが基本である。
- 移行時は不要なシーケンスを削除してビジネスをシンプルにする絶好のチャンスである。












