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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Online Course

9-1 【これで迷わない】オンラインコースの価格設定術|安売りせずに価値で売るための完全ガイド

Last updated on 2025年7月9日 By 石崎 力也

あなたはオンラインコースの作成やコンテンツビジネスに取り組む起業家で、価格設定に頭を悩ませていませんか?価格を高くすれば誰も買ってくれない、安くすれば十分な利益が出ない。そうした不安に足を取られて、コンテンツを作っても価格を決める段階で手が止まっているかもしれません。そんな価格設定の悩みを解決するために、価格設定の全体像と実践的なノウハウを詳しく解説していきます。

価格設定でつまずくのは、自分の知識や経験に値段をつけることへの心理的なハードルや、価格を決めるための明確な指標が見つからないことが原因です。ここでは、単なる値付けのコツだけではなく、受講者に「この価格ならむしろお得だ」と思ってもらうための戦略的な視点と、実践的なアプローチをお伝えします。

大前提:あなたのコースはなぜ本一冊の値段ではいけないのか?

オンラインコースの価格設定で多くの人が陥る罠があります。「自分の知識なんて大したことない」と思い込んでしまい、価格を安く設定してしまうことです。僕も初めてTOEICのオンラインコースを作ったとき、「この値段で本当に売れるのか?」と不安でいっぱいでした。でも、それは大きな誤解です。

価格とは単なる情報の値段ではなく、「変化」そのものへの対価です。例えば「英語が話せるようになる」「副業で収入を得られるようになる」といった具体的な成果や、そこに到達するまでの時間を短縮できる価値です。つまり、僕たちが提供しているのは情報ではなく、受講者の人生を変える「結果」なのです。

同じ知識やノウハウでも、書籍であれば価格はせいぜい3000円程度が一般的です。しかし、オンラインコースの場合は5万円、10万円といった高価格が成立します。この差は、受講者の未来の変化にコミットし、その達成までの最短ルートを提供する対価だからです。この考え方をしっかり自分の中に落とし込んでください。

3つの価格決定モデルで戦略的にアプローチする

価格設定には3つの異なる視点からのアプローチが存在します。1つずつ理解し、最終的にこれらを組み合わせることで最適な価格を導き出すことができます。

モデル1:コストベース・アプローチ

コストベース・アプローチとは、制作コストと利益を考慮して最低販売価格を算出する方法です。制作にかかった費用と、あなたの労働時間に時給を掛けた金額を合計し、想定販売数で割ります。そこに目標とする利益を加えることで、最低販売価格が算出されます。

機材費、外注費、プラットフォーム手数料など、すべての費用を洗い出してください。この方法は計算が単純明快で、ビジネスとしての最低ラインを把握できます。ただし注意点があります。これだけで価格を決めると、あなたのコースが持つ真の価値を無視することになり、安売りにつながります。あくまでスタート地点の参考値として活用してください。

モデル2:競合ベース・アプローチ

競合ベース・アプローチは、市場の相場観を把握するための重要なリサーチ手法です。Udemy、Teachable、note、競合するオンラインコース販売者など、多角的なリサーチ先でコンテンツ量、サポート体制、特典内容、講師の実績まで包括的に比較分析しましょう。

この方法の最大のメリットは、市場から逸脱した価格設定を回避し、顧客にとって自然に受け入れられる価格帯を特定できることです。デメリットは、競合に価格の主導権を握られてしまい、単なる消耗戦の価格競争に陥るリスクがあります。さらに、あなたのコースが持つ独自の価値が価格に適切に反映されない可能性があります。そこで最後のアプローチが重要になります。

モデル3:バリューベース・アプローチ

バリューベース・アプローチは、価格競争の泥沼から抜け出し、あなたのビジネス収益を最大化するための核となる戦略です。この方法の本質は、受講者がコース受講後に得られる具体的な価値や成果を基準に価格を設定することにあります。つまり、受講者があなたのコースに投資することで、どれだけの価値を得られるかを明確に定義します。

価値を価格に変換する計算式は3つあります。まずROI(投資収益率)です。「この5万円のコースで、毎月2万円の副収入を1年間継続できれば、24万円のリターンが得られます。投資収益率は480%です」というように具体的な数字で価値を提示する方法です。

次にTransformation Value(変身価値)です。「英語が話せないというコンプレックスから解放され、海外で自信を持って仕事ができる未来に、あなたはいくら投資できますか?」というように金銭では測れない感情的な価値に値段をつける方法です。

最後にTime Saving Value(時間節約価値)です。「独学なら1年かかることを3か月で達成できます。節約できた9か月分の時間で、あなたは何ができますか?」というように時間の価値を問いかける方法です。

価値を2倍に見せる価格の見せ方3つのテクニック

価格設定の基本を押さえたところで、次は実践的なテクニックに移りましょう。同じ価格でも、見せ方一つで顧客が感じる価値は劇的に変わります。ここでは、すぐに使える3つの心理学テクニックを紹介します。

アンカリング効果

アンカリング効果とは、最初に提示された数字がその後の判断に大きな影響を与える心理現象です。例えば、通常価格99,800円という基準値を最初に提示することで、その後の特別価格49,800円がお得に感じられるようになります。

セールスページでは打ち消し線を使って表現するのが王道で、人間の脳は最初に見た数字を基準にして判断するため、このテクニックはとても効果的です。

松竹梅の法則

松竹梅の法則とは、セルフ学習プラン19,800円、グループサポート付きプラン49,800円、個別コンサル付きプラン99,800円のように3つの選択肢を用意する戦略です。人間の心理として、多くの人は真ん中の選択肢を選ぶ傾向があります。

これをゴルディロックス効果と呼び、単一価格で販売するよりも顧客単価が自然と上昇する効果があります。さらに、高額プランが存在することで、真ん中のプランが相対的に割安に見えるという副次的な効果も期待できます。

分割払いの導入

分割払いの導入は、顧客の購入心理を大きく変える強力な手法です。一括で49,800円を支払うのは心理的なハードルが高くなりますが、月々8,300円の6回払いであれば、「これなら手が出せる」と感じませんか?

分割払いを導入することで、高額商品でも購入の心理的ハードルを下げることができます。現在、Teachableをはじめとする多くのプラットフォームが標準で分割払い機能を提供しているため、導入のハードルも低くなっています。積極的に活用して、顧客の購入意欲を高めてください。

5つの手順であなたのコース価格を決定する

ここまで学んだ価格設定の理論とテクニックを実践に移す時が来ました。次の5つのステップを順番に実行することで、あなたのコースに最適な価格を決定していきましょう。

Step1:提供価値の言語化

まず、あなたのコースが受講者にもたらす具体的な変化や成果を徹底的に洗い出しましょう。例えば「独学では1年かかる内容を3か月で習得できる」「副業で月2万円の収入アップが見込める」など、受講者の未来がどのように変わるのかを、できるだけ具体的な言葉でリストアップします。

さらに、金銭的なリターンや時間の節約だけでなく、「学ぶことで得られる安心感」「新しいスキルを身につけたことによる自己肯定感」「同じ目標を持つ仲間とのつながり」など、数値化しにくい感情的・社会的な価値も洗い出します。

Step2:コスト最低ラインの把握

モデル1(コストベース・アプローチ)を用いて、赤字を回避するための最低販売価格を算出します。制作にかかった費用や外注費、機材費などの直接コストに加え、あなた自身の労働時間に時給を掛けた金額も正確に計上しましょう。さらに、想定販売数を現実的に見積もることが重要です。これらの数値をもとに「(制作費用+労働時間×時給)÷想定販売数+利益」という式で最低ラインを導き出します。

このステップでは、すべてのコストを漏れなく洗い出すことがポイントです。例えば、プラットフォーム手数料やマーケティング費用、サポート対応にかかる時間なども忘れずに含めてください。

Step3:市場相場感の調査

ここではモデル2(競合ベース・アプローチ)を活用します。複数のプラットフォームを横断し、価格だけでなく、コースのボリューム、サポート体制、特典、講師の実績なども細かく比較しましょう。

この調査を通じて、自分のコースが市場の中でどの位置にあるのかを客観的に把握できます。競合よりも優れている点や独自性があれば、それを価格にどう反映させるかも検討しましょう。逆に、競合に劣る部分があれば、価格を調整したり、付加価値を追加することで差別化を図ることが重要です。

Step4:バリューベース価格案の作成

ここではモデル3(バリューベース・アプローチ)を活用し、受講者がコースを通じて得られる具体的な成果や変化をもとに価格を設計します。たとえば「副業で年間24万円の収入アップ」「英語力向上によるキャリアの飛躍」「独学よりも9か月早く目標達成」など、金銭的・時間的・感情的な価値を洗い出し、それぞれに見合った価格帯を考えます。

さらに、松竹梅の法則を応用し、3段階で価格案を作成しましょう。各プランごとに提供価値やサポート内容を明確に差別化し、受講者が自分に最適な選択肢を選べるように設計します。

Step5:最終オファーの設計

ここでは、Step4で作成した複数の価格案に対して、アンカリング効果や分割払い、松竹梅の法則などの心理学テクニックを組み合わせて、最終的なセールスページ用の価格表を設計します。

この5つのステップを実行することで、自信を持って価格を提示でき、受講者にとっても魅力的なオファーを作り上げることができます。

まとめ:価格設定は恐怖ではなくコミュニケーション

ここまでオンラインコースの価格設定術について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • 価格設定は恐怖ではなく、顧客とのコミュニケーションであり、あなたが提供する価値への覚悟の現れである。
  • コストと競合はあくまで参考で、最終的には受講者の未来をどれだけ良くできるかという価値に基づいて価格を決定する。
  • アンカリング効果、松竹梅の法則、分割払いの導入などの心理学テクニックを使うことで、同じ価格でも顧客が感じる価値を劇的に向上させることができる。
  • 価格は一度決めたら終わりではなく、プリセルでのテスト、販売後のフィードバックを元に、あなたのビジネスと共に成長させていく動的な要素である。

8-2 【レクチャーの形式を決定】もう迷わない!あなたのオンラインコースに最適な動画スタイルを選ぶ4つの判断軸

Last updated on 2025年6月19日 By 石崎 力也

あなたはオンラインコース制作に取り組む起業家として、様々なレクチャー動画の作り方の中から「結局、自分はどれを選べばいいんだ?」と新たな迷いが生じていませんか?ここでは、オンラインコースの動画形式を決める方法をお伝えします。あなたが一時のモチベーションではなく継続的にコンテンツを作り続けられるために、実践的なフレームワークを使っていきましょう。

多くの人が犯す間違いは、憧れや流行りで動画形式を選んでしまうことです。ラッセル・ブランソンのように大型スクリーンを使いたくても、あなたの部屋にスペースがなければ挫折は目に見えています。ここでは4つの判断軸を紹介します。これらに沿って考えれば、あなたはもう二度と迷うことなく、自分だけの最適なスタイルを自信を持って選べるようになるはずです。

最重要原則:「完璧な一発」より「継続できる仕組み」を選ぶ

まず最初に、オンラインコース作りは100m走ではなく、フルマラソンのようなものだということを理解してください。最初の1本を100%のフルスイングで作れても、コース全体である数十本のレクチャーを完成させなければビジネスとして成立しません。短距離走のではなく、マラソンを走り切るためのペース配分が何よりも重要なのです。

つまり継続的に撮影ができて、撮影がしやすく、すぐに撮影に入って本数をこなせる仕組みこそが大切です。僕自身の経験をお話しすると、子供が寝て静かになった、台本も完璧に準備して「よっしゃ、撮影するぞ」と意気込んだとき、カメラのバッテリーがゼロという絶望を何度味わったことか。そういう時に限って隣人が芝刈りを始めてノイズが発生したりします。夜だから静1かで大丈夫だろうと思ったら救急車がサイレンを鳴らして通ったり、冗談のような話ですがこれらは本当に「オンラインコース制作のあるある」です。

Continue video

準備が複雑であればあるほど、こうした不確定要素によってモチベーションが根こそぎ奪われる現実があります。あなたが選ぶべきは「最もカッコいい形式」ではなく「思い立ってから5分で撮影開始できる形式」なのです。この視点がなければ、99%の人はコースを完成させることができません。

4つの判断軸であなただけの最適解を導き出す

ここから紹介する4つの質問を、自分自身に問いかけてみてください。すべての答えが、あなただけの正解を指し示してくれるはずです。それぞれの判断軸について、詳しく解説していきます。

判断軸1:コンテンツ(何を教えるか?)

あなたのコースは「WHY(なぜ)」や「WHAT(何か)」を教えるのか、それとも「HOW(どうやるか)」を教えるのかという視点です。中身が形式を決めるという考え方になります。WHYやWHATといった抽象概念やマインドセット系の内容なら、講師の熱意や人柄が重要になるため「トーキングヘッド」が強力な選択肢です。ストーリーテリングで受講者の心を動かすことができます。

What to teach

一方でHOWという具体的な手順や操作系の内容なら、正確に情報を伝えることが最優先です。受講者が真似して実践できることが目的なので、この場合は「スクリーンキャスト」「タブレットでの実演」「大きな紙にペンで書く」というスタイルが最適になります。僕の場合で言うと、コピーライティングのマインドセットを教えるなら顔出し、実際にコピーライティングの書き方を教えるならスクリーンキャストというように、教える内容によって形式を変えています。

判断軸2:ターゲット(誰に教えるか?)

あなたの理想の受講が講師にエンタメ性や繋がりを求めるか、それとも効率性や情報を求めるかという視点です。相手が求めるものを提供することが重要になります。エンタメや繋がり重視層は、初心者や学習継続に不安がある層です。講師の顔が見える「トーキングヘッド」や「ホワイトボード」で親近感を醸成し、モチベーションを維持させることが有効です。

効率や情報重視層は、ある程度リテラシーが高い専門家やビジネスパーソンです。早く結論を知りたいと考えているため、無駄のない「スクリーンキャスト」や要点がまとまった「ナレーション+スライド」を好む傾向があります。

Udemy course

実際にUdemyではプログラミングなどが人気ですが、スクリーンキャストやスライド+ナレーションで構成されているものがほとんどです。ターゲットの学習スタイルや求めるものを理解することで、最適な動画形式が見えてきます。

判断軸3:あなた自身の強み・弱みを考える

次の判断軸はあなたは「話す」のが得意か、それとも「書く・実物を見せる」のが得意かという視点です。無理をしないのが継続のコツになります。話すのが得意な前者のセミナー講師タイプなら、人前で話すことに抵抗がなく情熱をライブで伝えるのが得意です。そのため「トーキングヘッド」や「ホワイトボード」で輝くことができます。

もしあなたが後者の書く・実物を見せるが得意な職人タイプなら、話すのは苦手でも構成を練り、分かりやすい文章を書いたり実際の手順を見せるのが得意でしょう。そのためその場合は「スクリーンキャスト」や「ナレーション+スライド」が最適です。

完璧なスクリプトつまり台本があれば、話すのが苦手でも高品質なコンテンツは作れます。僕自身も「人前で話すのは緊張する」という弱みを「だからこそ事前に台本を完璧に準備して、編集で最高品質に仕上げる」という強みに転換しました。自分の弱点を認め、それを回避できる形式を選ぶことが重要なのです。

判断軸4:自分が持っているリソースを考える(使えるモノ・時間・金)

次の判断軸はあなた自身が持っているものに着目するものです。「部屋の広さ」「使える機材」「かけられる予算と時間」はどれくらいかという視点です。背伸びしすぎたり、現実から目をそらさないことが大切です。場所や機材について、広い部屋と高価な機材があるなら大きなテレビを使った「大型スクリーン」形式も可能です。なければ「スクリーンキャスト」や「タブレット」での実演から始めるのが賢明です。

予算や時間については、最小限の投資と時間で始めたいならPCとマイクだけで済む「スクリーンキャスト」が最速です。じっくり作り込む覚悟があるなら、カメラや照明を揃えて「トーキングヘッド」に挑戦することもできます。リソースは有限なので、背伸びせず今の自分が確実に完了させられる現実的な選択をすることが、結果的に成功への最短ルートとなります。

僕からの最終推奨:迷ったらここから始めよう

これら4つの判断軸を総合的に考え、あなたの答えを出してください。正解は一つではありません。あなたの状況にとって最も合理的で、何より「これなら続けられる」と思えるものが、あなたの正解です。また一つの形式で始めてみて徐々にもっと高品質なやり方にシフトしていくことも可能です。

ここまで考えてもまだ迷うのであれば、僕の推奨を1つ紹介しましょう。多くの人にとっての最適解は「スクリーンキャスト」または「ハイブリッド」です。ハイブリッドとは主要部分はスクリーンキャスト、イントロやまとめはトーキングヘッドという組み合わせのことです。

Hybrid video

つまりイントロとまとめ部分では全画面で顔出しを行い それ以外の主要な部分、実践を見せるような部分はスクリーンキャストで行うという形式です。サンドイッチのような構造になります。この2つは制作効率と品質のバランスが最も良く、多くのテーマに対応できるため、最初の選択として失敗が少ないことを覚えておいてください。

まとめ:4つの判断軸で最適な動画形式を選んで継続的にコース制作を進める

ここまでオンラインコースの動画形式を決める方法をお伝えしてきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • オンラインコース制作は100m走ではなくフルマラソンのようなものなので、「完璧な一発」より「継続できる仕組み」を選ぶことが重要である。
  • 動画形式を決める際は、コンテンツ(何を教えるか)、ターゲット(誰に教えるか)、自分の強み・弱み、リソース(使えるモノ・時間・金)という4つの判断軸で総合的に考える。
  • 迷った場合は「スクリーンキャスト」または「ハイブリッド」から始めることで、効率と品質のバランスを保ちながらコース制作を進められる。
  • 一つの形式で始めてみて徐々に高品質なやり方にシフトしていくことも可能で、何より「これなら続けられる」と思える形式を選ぶことが成功への最短ルートである。

8-1 【完全版】オンラインコース動画撮影形式 全9スタイル徹底解剖!あなたのコースに最適なのはどれ?

Last updated on 2025年6月17日 By 石崎 力也

あなたはオンラインコースを作ろうとしている個人事業主や専門家で、「どんな風に撮影すればいいのか?」という最初の、そして最大の壁にぶつかっていませんか?「顔出ししないと売れないのでは?」「自分には高価な機材がないから無理だ」そんな思い込みが、あなたの素晴らしい知識が世に出るのを妨げているかもしれません。ここでは、成功しているオンラインコースの動画形式を全9スタイルに分けて徹底解剖します。

実は、成功しているオンラインコースの動画形式は一つではありません。高級なカメラで撮ることだけが正解ではないのです。成功の鍵は、あなたの教える内容とあなた自身に最も合った形式を選ぶことにあります。海外のプロが実践する主要な動画形式から、僕たちが数々のコース制作で辿り着いた実用的な形式まで、これを読めばあなたのコース作りの可能性が無限に広がり、迷わず最初の一歩を踏み出せるようになるはずです。

なぜ最初に「動画形式」を知るべきなのか?

動画レクチャーの形式の選択は単なる「見た目」の問題ではありません。後の「機材投資」「制作時間」「講師としてのブランドイメージ」という3つの重要な要素を決定づける、コース制作の最上流工程なのです。形式決定がなぜこれほど重要なのか、僕の実体験を交えながら解説していきます。

撮影準備のハードルがいかにモチベーションを削ぐか、具体例をお話しします。子供がようやく寝て、光も最高、スクリプトも完璧に準備して「よっしゃ、撮影するぞ!」と意気込んだとき、カメラのバッテリーがゼロだった絶望を何度味わったことか。形式選びは「いかに撮影までの手間を減らせるか」という視点が極めて重要なのです。

「顔出ししないと信頼されない」という不安も払拭しておきましょう。実際にUdemyで顔出しなしでもトップセラーになっている中野さんの事例や、海外の著名マーケター、マリア・コズ氏の例があります。スペイン人で英語が母国語でないGRUMOメディアの彼が、顔出しなしのスライド形式でUdemy初の年収1000万円超えを達成したのを見て僕は勇気をもらいました。重要なのは「何」を「どう」教えるか。顔出しはそのための数ある手段の一つに過ぎないのです。

あなたの選択肢はこの9つ!スタイル別完全解説

ここから紹介する9つのスタイルは、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分のコースに当てはめながら「これならできそう」「これは自分のテーマに合うな」という視点で読み進めてください。

スタイル1:Talking Head(トーキングヘッド)

一言でいうと、カメラに向かって講師が語りかける「王道」スタイルです。フロントエンドのYouTube動画などで、プロフェッショナルな印象と権威性を示すのに非常に効果的です。ただし、編集が大変で、ダラダラ喋ると視聴者はすぐ離脱するため、基本的にはスクリプト(台本)が必須になります。

YouTube captions

僕たちは意識的にYouTubeなど無料の集客コンテンツでこの形式を多用しています。一方で、有料のコースでは情報伝達効率を優先し、この形式は少ないです。目的によって使い分ける戦略が重要になります。権威性を示したい場面では強力ですが、制作コストとのバランスを考慮する必要があります。

スタイル2:Whiteboard(ホワイトボード)

一言でいうと、学校の授業を再現する「ライブ感」あふれるスタイルです。動きがあり受講者を惹きつけますが、素人が手を出すと火傷する最難関スタイルです。ホワイトボードの光の反射を抑えるには、高価な照明(Aputureなど)とそれを拡散させる広い部屋が必要不可欠です。

正直に言うと、日本で上手にやっている人をほとんど見たことがありません。大抵、ライトが反射して文字が見えないか、講師のおでこの汗まで見えてしまっています。見た目のインパクトは大きいですが、安易な選択は避けることをオススメします。

スタイル3:Paper Demonstration(紙の実演)

一言でいうと、手元の紙とペンで解説する、アナログ感と温かみのあるスタイルです。ホワイトボードと違い光を反射せず、照明が楽になります。付箋を貼り替えたり、紙をめくったりする「動き」で惹きつけることができます。

マーケティング界の巨匠ジェイ・エイブラハムの来日セミナーで印象的だったエピソードがあります。巨大スクリーンがあるのに結局フリップチャートだけで帰っていきました。このアナログ手法の普遍的な強力さを物語っています。温かみと分かりやすさを両立できる優秀な選択肢です。

スタイル4:Flat Screen(大型スクリーン)

一言でいうと、巨大モニターを背負ってプレゼンする「先進的」スタイルです。ClickFunnelsのラッセル・ブランソンが多用する、非常にクールな見せ方です。プレゼン資料と講師の存在感を両立できます。ただし、最低でも65インチ以上のモニターと広い部屋、高額な機材コストが必要になります。

Flatscreen

見た目のインパクトは抜群ですが、投資額と制作の手間を考えると、よほど高額なコースでないと採算が合わない可能性があります。ブランディング重視で予算に余裕がある場合の選択肢と考えた方が良いかもしれません。

スタイル5:VO & Slides(ナレーション+スライド)

一言でいうと、パワポやKeynoteに声を乗せる「紙芝居」スタイルです。VOとはボイスオーバー(Voice Over)の略で、映像に後からナレーションを被せることです。この形式は制作が非常に楽で、顔出し不要なのが最大のメリットです。ただし、デザイン性の低いスライドや単調な話し方だと、受講者は即離脱します。

Vsl slides

FXのチャート解説のように「ノウハウ自体に強烈な強度がある」か、GRUMOメディアのように「アニメーションなどで視覚的に飽きさせない工夫がある」か、どちらかの突き抜けた要素がないとサーバーの肥やしになってしまいます。

スタイル6:タブレット

一言でいうと、iPadで手書き解説する「デジタル版ホワイトボード」スタイルです。オンライン教育の草分け的存在であるカーン・アカデミーがこのスタイルを確立しました。顔出しなし・省スペースで、ホワイトボードのような「動き」と「ライブ感」を再現できる、非常にバランスの取れた形式です。

実際にOSB(Online School Building)で実践した際のTipsを紹介します。iPadをPCに繋ぎ、ScreenFlowで収録し、マイクは別録りすることで高音質を実現できます。手軽さと効果のバランスが優秀で、多くの分野で応用可能な万能選手と言えます。

スタイル7:Webcam + Slides(ワイプ+スライド)

一言でいうと、スライドの隅に自分の顔を映す「テレビ番組風」スタイルです。スライドの分かりやすさと、講師の表情による安心感を両立できます。最も手軽に実現できるハイブリッド形式と言えるでしょう。ScreenFlowなどのソフトを使えばオン・オフも自在です。

Screencast slide 30days

制作の手軽さと効果のバランスが非常に優秀です。特別な機材も不要で、Webカメラと画面収録ソフトがあれば今すぐ始められます。迷ったらまずはこの形式から始めることをオススメします。

スタイル8:Screencast(画面収録)

スクリーンキャストは一言でいうと、PC画面の操作をそのまま見せる「手順解説の決定版」スタイルです。僕たちが最も多用する、極めて実用的な形式です。ソフトウェア操作、プログラミング、デザインなど「見て真似る」が学習の最短ルートであるテーマでは、これ以上の形式はありません。

ClickFunnels screencast

なぜこれがメインになり得るかを力説したいと思います。「ボーナス」ではなく、メインストリームとして扱うべき重要性があります。受講者の「できた!」という成果に直結しやすく、満足度が非常に高いからです。実用的なスキルを教える場合は、この形式を第一候補に考えてください。

スタイル9:Zoom Recording(Zoom対談)

一言でいうと、専門家との対談やコンサル風景を録画する「覗き見」スタイルです。教科書的な知識ではなく、リアルな質疑応答から生まれる「生きた知恵」を提供します。コンテンツとしての価値が非常に高い形式です。

「メガファネルエンジン」購入者から「先輩の肩越しに覗き見している感覚が良かった」という生の声をいただきました。作り込まれたコンテンツではなく、リアルな課題解決プロセスそのものが高価値な商品になるという近年のブレイクスルーを表しています。30万円の商品が生まれた背景には、このリアルさがあったのです。

まとめ:「あなたにとっての最適解」となるレクチャー形式を見つける

ここまでオンラインコースのレクチャーの9つの撮影スタイルを詳しく見てきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • オンラインコースの動画形式は9つの主要なスタイルがあり、それぞれに明確なメリット・デメリットが存在する。
  • 「顔出し必須」「高額機材必須」という思い込みは不要で、コンテンツと自分に合った形式を選ぶことが成功の鍵である。
  • 一つのコースで一つの形式に固執せず、ハイブリッド戦略で組み合わせることでコースの価値を最大化できる。
  • 制作の手軽さと効果のバランスを考慮し、まずは取り組みやすい形式から始めることが継続のコツである。

7-3 【オンライン講座の作り方】アクションステップの細分化:受講生が離脱せずに確実に行動できるカリキュラムの設計方法

Last updated on 2025年6月12日 By 石崎 力也

あなたはオンライン講座を作りたいと思っている講師や専門家として、オンライン講座を作ったものの「受講生が途中で挫折してしまう」という課題に悩んでいませんか?多くの講座が情報提供で終わってしまい、受講生の行動変化に繋がらないのが現実です。つまり「ただ見るだけ」で終わっているのです。ここでは受講生が確実に行動できる「サクセスパス」の設計法と、知識を実行可能な指示に変換する「アクションステップ」の作り方を紹介します。

Udemyなどのeラーニング・オンラインコースの市場が急速に拡大する中、多くの専門家が自分の知識を講座として提供するようになりました。しかし、実際に受講生の成果に繋がる講座を作るのは想像以上に困難です。知識を持っていることと、それを効果的に教えることは全く別のスキルだからです。成功する講座と失敗する講座の違いは、情報の質ではなくカリキュラム設計にあります。ここからは受講生が「知っている」から「できる」状態になるための具体的な設計手法を解説していきます。

なぜ多くのオンライン講座が情報提供で終わってしまうのか?

多くの講師が陥りがちな罠があります。それは自分の知識をすべて詰め込もうとする完璧主義の発想です。「この情報も大切、あの知識も必要」と考えているうちに、受講生にとって消化不良を起こすほどの大きなボリュームになってしまいます。

さらに深刻な問題は、行動設計の欠如です。多くの講座では「何をすればいいか分からない」状態で受講生を放置してしまっています。情報は提供したものの、それをどう実践すればいいかの具体的な指示がないのです。あなたも動画教材を見たけれど、全く実践に繋がらなかったという経験が一度はあるんじゃないかと思います。

成功するオンライン講座の特徴は明確です。講座の目標を「情報提供」ではなく「行動変化」にするのです。そして講座のカリキュラムも知識詰め込み型ではなく少しずつ段階的に実践する形に切り替えていきます。受講生の進捗は、理解度ではなく実行度合いでチェックしてください。受講生が実際に行動を起こし、結果を出せるかどうかが最も重要な判断基準になってきます。

サクセスパスで現在地から理想まで必要な全てを洗い出す

それを達成するためにサクセスパスという概念を紹介します。サクセスパスとは、受講生の現在地から理想の姿までの最短ルートを描いたロードマップです。

Stumclaren

これは英語圏のオンラインコース界隈の大御所Stu McClarenが提唱した概念で、大きな目標を行動できる小さな単位のステップに分解する考え方です。

サクセスパス作成の基本手順は4つです。まずゴール設定で受講生の理想の姿を明確化します。次に現状把握で受講生の現在地である知識やスキルレベルを特定します。そしてハードル洗い出しで現在地から理想まで乗り越えるべき障害を全て書き出します。最後にステップ分解で各ハードルを小さなアクションに細分化していきます。

たとえば体重管理講座の場合、現在地は「ダイエットしたいが何をすればいいか分からない」状態です。理想は「3ヶ月で5kg減量し、習慣を維持できている」状態になります。その間のハードルは目標設定、食事改善、運動習慣、継続方法といった具合に整理できます。

アクションステップの細分化で知識を具体的行動に変換する

アクションステップが重要な理由は3つあります。まず具体性です。何をやればいいかが1秒で理解できるレベルまで明確にします。次に実行可能性で、今すぐ行動開始できるレベルまで細分化します。そして成果の可視化で、「できた」「できていない」を自己判定可能にします。

Convert to qs

知識を行動に変換する手法として、まず「どうやって?」分解法があります。ある知識を教えたい場合、いきなり教えようとするのではなく「○○はできますか?」という質問形式に変換してください。そして受講生ができない場合を想定し、「どうやったらできるか?」をハウツー形式で細かなステップに分解します。

たとえば「プレゼン資料が作れるか?」というマイルストーンであれば、次のように分解できます。まずパワーポイントテンプレートをダウンロードする、次に3つのキーメッセージを付箋に書き出す、最後にスライド10枚以内で構成を組む、といった具合です。

2つ目の手法は「何が妨げているか?」逆算法です。受講生が次のステップに進めない要因を特定し、障害を取り除く具体的なアクションを設計します。よくある質問や過去の受講生のつまずきポイントが情報源になります。

たとえば「SNS投稿が続かない」問題であれば、投稿ネタを30個ストックしてネタ切れを解消する、投稿時間を毎日10時に固定して習慣化する、5パターンのテンプレート文章を作って作成時間を短縮する、といった対策が考えられます。

3つ目は「自分の経験」を活用する方法です。講師自身の学習過程を振り返り、当時のハードルを洗い出して作業指示に変換します。「あの時○○を知っていれば」という視点でリアルな体験談として受講生の共感を得やすくなります。

アクションステップ作成には3つの原則があります。ベイビーステップ化で赤ちゃんでもできるくらい小さく分解すること、具体的な名詞を使用してSNSではなくインスタグラムやツイッターと明記すること、時間制限を設定して5分以内で完了など作業時間を明示することです。

設計したカリキュラムを実践的なレクチャーに活用する方法

多くの講師が「何を話そう?」と悩む理由は、カリキュラム設計が曖昧だからです。サクセスパスとアクションステップを先に設計することで、話すべき内容が明確になり、受講生の視点でコンテンツ作成ができ、情報提供ではなく行動指導になります。

Membership success path actionstep

レクチャー作成の具体的手順は4つのステップです。まずアクションステップ1つをレクチャー1本として設計します。次に必要な理由を説明し、なぜこのアクションが重要なのかを冒頭で伝えます。そして具体的な手順をデモし、画面共有や実演でやり方を見せます。最後に完了基準を明示し、これができれば次に進んでOKということを明確化します。

実践的なレクチャーにするための工夫として、ビフォー・アフターでアクション実行前後の変化を具体的に示すことが効果的です。よくある間違いを事前に指摘して対策を提示し、チェックリストでアクション完了の確認項目を提供し、次回への接続で今回のアクションが次のステップにどう繋がるかを説明します。

たとえば「インスタグラム投稿時間を固定する」レクチャーの場合、なぜ投稿時間固定が重要かを習慣化の科学的根拠で説明し、スマホアプリで投稿予約する具体的操作方法をデモし、最適な投稿時間の調べ方を教え、1週間続けられたら次のステップであるコンテンツ企画への案内をします。

まとめ:アクションステップ細分化で行動できる講座を作る

ここまでアクションステップの細分化による講座設計について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • サクセスパス設計により、受講生の現在地から理想まで必要な全てを体系的に洗い出すことができる。
  • アクションステップ細分化により、どんな専門知識も今すぐ実行可能な指示に変換することができる。
  • 3つの分解手法を使うことで、受講生のつまずきポイントを事前に解消できる設計が可能になる。
  • 設計済みカリキュラムを活用することで、実践的なレクチャーを効率的に作成できるようになる。

7-2 【オンライン講座の設計方法】サクセスパスにマイルストーンを設定し、コース受講生の迷子をゼロにする方法

Last updated on 2025年6月9日 By 石崎 力也

あなたはオンライン講座を作成する講師や個人事業主として、受講生が途中で挫折してしまう問題に悩んでいませんか?せっかく素晴らしいコンテンツを用意しても、受講生がゴールまで辿り着けずに諦めてしまうケースが多発しているかもしれません。ここでは、受講生の迷子状態を防ぐための「マイルストーン」設定方法をご紹介します。

オンライン講座の運営において「受講生が講座の最後までたどり着けるか?」というのは講師にとって重要な指標の一つです。どれだけ価値のあるコンテンツを提供しても、受講生が最後まで学習を継続できなければ成果は出ません。特に高額で情報量の多い大きめのコースでは、受講生が現在地を見失いやすく、モチベーション維持が困難になります。ここでは受講者の離脱を防いでくれる「マイルストーン」の具体的な設定方法を詳しく解説していきます。

サクセスパスとマイルストーンの基本概念を理解する

マイルストーンの設定方法を解説する前に、まずサクセスパス全体の概念を整理しておきましょう。

サクセスパスとは、受講生が現在の状態から理想の状態に到達するための道筋を示すロードマップです。一本の横線を想像してください。左端が「今の状態」、右端が「理想の状態」だとすると、この線上には受講生が乗り越えるべき様々な課題や学習ポイントが存在します。

Three layers

このサクセスパスは三層構造で構成されています。最上位が「ステージ」で、これは大枠のフェーズを表します。例えばブログ講座なら「WordPressの設定」「記事の執筆」「収益化」といった段階がそれに当たります。中間層が「マイルストーン」で、各ステージ内での具体的な到達点を指します。最下位が「アクションステップ」で、マイルストーンを達成するための具体的な行動や課題を表します。

マイルストーンは受講生にとっての「小さな成功体験」の役割を果たします。最終ゴールが遠すぎて見えない時でも、次に達成すべき小さな目標があることで、受講生は学習を継続しやすくなるのです。重要なのは、マイルストーンをYES/NOで答えられる質問形式で設定することです。「できているか、できていないか」が明確に判断できるため、受講生は自分の進捗状況を正確に把握できます。

実体験から学んだマイルストーンの重要性

僕自身、GoProを使った動画制作の経験から、マイルストーンの重要性を実感しています。

Peter mckinnon

元々僕はビデオグラフィーが好きで、YouTubeを見ながらPeter McKinnonの撮影技術なんかに興味を持っていました。そのため以前は、スノーボードの動画を撮影・編集する際、最初は「完璧な動画を作る」という大きな目標だけを掲げていました。しかし、その目標は遠すぎて、途中で挫折しそうになったことがあります。

そこで、目標を小さなマイルストーンに分解してみました:

  • GoProの基本的な操作ができるか?
  • スノーボード中に安定して撮影できるか?
  • 基本的な編集ソフトの使い方がわかるか?
  • 3分程度の短い動画を完成させられるか?

このように、YES/NOで答えられる小さな目標を設定することで、着実にスキルを向上させることができました。この経験は、オンライン講座の設計にも大きな影響を与えています。

サクセスパスにマイルストーンを入れるべき理由

オンライン講座で受講生が挫折する最大の要因は「ゴールが遠すぎて見えない」ことにあります。例えば「ブログで月10万円稼ぐ」という最終ゴールだけを示されても、初心者には途方もない道のりに感じられるのです。そこで重要になるのが、小さな成功体験を階段状に配置するマイルストーンです。

Success path subscribers

マイルストーンを適切に設定することで、受講生は「次の小さな目標」に集中できるようになります。ブログの例であれば「サーバーの契約」「初記事の公開」「10記事達成」といった具合に、達成可能な小目標を順番に提示するのです。これにより受講生は迷子にならず、着実に前進している実感を得られます。

特に高額でレクチャー数の多い講座に有効なので、巨大コースを作る際にはぜひ積極的に取り入れてみてください。受講生のモチベーション維持と完走率向上に直結するため、講座設計の初期段階で必ず組み込むべき要素なのです。

あなたの経験から「乗り越えるハードル」を書き出そう

マイルストーン作りの第一ステップは、受講生が乗り越えるべきハードルを洗い出すことです。あなた自身の学習経験や、過去の受講生がつまずいた瞬間を思い出してください。最初に立ちはだかる壁を具体的にリストアップしていきましょう。

例えばWordPress講座なら「サーバー選びで迷って前に進めなくなった」「管理画面にログインできずパニックになった」といった具体的なつまずきポイントがあるはずです。英会話講座であれば「最初の自己紹介で言葉が出てこなかった」「発音が恥ずかしくて声に出せなかった」などが挙げられるでしょう。

ハードルを書き出す際は、付箋やスプレッドシートを使って一気に洗い出すことをオススメします。この段階では質より量を重視し、思いつく限りのつまずきポイントを記録してください。後で整理・統合するので、重複や些細なことでも構いません。

抽出したハードルを「簡単→難しい」順に並べ替える

ハードルを洗い出したら、次は難易度順に並べ替える作業です。早期に「サクッと達成できる壁」を配置することで、受講生に自信をつけてもらうのが狙いです。最初の成功体験が、その後の学習継続に大きく影響するからです。つまり講座の前半で勢いに乗ってもらい、モチベーションを高めてもらうのです。

難易度の判断基準として「時間・コスト・技術」の3つの視点を使いましょう。時間がかからず、費用も安く、技術的に簡単なものから順番に配置していきます。ブログ講座の例では「サーバー契約」→「WordPress設置」→「記事10本投稿」→「月5万円達成」といった流れになります。

この並べ替え作業では、あなたの講座の特性に合わせた調整が必要です。技術系の講座なら環境構築を最初に、ビジネス系なら市場調査やターゲット設定を初期に配置するなど、ジャンルに応じた最適な順序を見つけてください。

ハードルをYES/NOクエスチョンへ変換する

マイルストーンを実用的にするためには、明確な達成基準が必要です。そこで、洗い出したハードルを「YES/NOで答えられる質問」の形に変換していきましょう。曖昧な表現では受講生が自分の進捗を正確に把握できないからです。

質問の基本フォーマットは「XXできるか?」です。例えば「自分のWordPressの管理画面にアクセスできますか?」「英語で30秒間の自己紹介ができますか?」「月間1万PVを達成できていますか?」といった具合に、明確な基準を設けます。

そして質問に対する答えがNOの人には、該当のレクチャーを見て勉強してもらうというイメージでレクチャーを作ります。逆にYESと答えられるのであれば、そのレクチャーは見る必要がありません。必要なノウハウや知識は既に持っているからです。

Milestones to questions

もしYES/NOで答えづらい質問になってしまう場合は、それは良いマイルストーンとは言えません。その場合は、さらに質問の粒度を細かくして分割してください。「良い記事が書けるか?」のような主観的な質問ではなく「記事内に見出しを3つ以上入れられるか?」「1記事1500文字以上書けるか?」のように客観的な基準に落とし込むのです。

このようにYES/NOで答えられる質問に変換することで、講座を作るこちら側も何を教えたらいいのかを明確にすることができます。これこそが僕がマイルストーンをYES/NOで設定するように勧めている理由です。

まとめ:マイルストーンで受講生の迷子状態を解消する

ここまでオンライン講座の受講生が途中で挫折しないためのマイルストーン設定方法についてお伝えしてきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • マイルストーンは受講生にとっての「小さな成功体験」として機能し、大きな目標達成までの道のりを明確にする。
  • サクセスパスは「ステージ」「マイルストーン」「アクションステップ」の三層構造で設計すると効果的である。
  • マイルストーンはYES/NOで答えられる質問形式で設定することで、受講生の進捗状況が明確になる。
  • マイルストーン設定の第一歩は、受講生が乗り越えるべきハードルを洗い出し、難易度順に並べ替えること。
  • 良いマイルストーンは「時間・コスト・技術」の観点から難易度を判断し、簡単なものから配置することで受講生の自信を育む。
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