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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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石崎力也(編集者)

モロッコへのサーフトリップ|5-Bullet Friday – 2024年02月09日

Last updated on 2024年2月11日 By 石崎力也(編集者)

​どうもこんにちは、石崎力也です。

オランダで生活する石崎の近況を毎週、5つの項目に分けて紹介する5-Bullet Fridayです。毎週お送りしていきます。

モロッコへサーフトリップに行ってきました。

モロッコでふと、絶対に待たないというアイディアが湧いてきました。今、ポルトガルの銀行口座開設をエージェンシーに頼んでそれを待っているんですけど、サーフィンしていたせいでそのことをすっかり忘れました。

もしオランダで首を長くして待っていたらとんでもなく長く感じるだろうし、ストレスも溜まります。まるでAmazonで高いものを買ってゆうパックの追跡番号を何度もチェックするかのように。

絶対に待たないという態度は時間に解決させることと同義であり、僕自身がそれを忘れるということでもあります。積極的に忘れて、時にいろんな問題を解決させられたらこんなに素晴らしいことはありません。

感動したこと:セキュリティの待ち時間が0分

見てください。まずセキュリティの待ち時間は0分。つまり列なしってことです。ここ小松空港じゃないです。ヨーロッパ玄関口の超国際空港スキポールです。

しかも、水筒、液体、パソコンはカバンの中に入れたままでいいって。時計もしたまま。世界一の空港です。

チェックイン0分、セキュリティ0分、パスポートコントロール0分。スキポールでよかった。フリーランスでよかった。

飛行機の中でやること:レターの下書き

Casablanca空港で2時間ほど繋ぎの時間があります。飛行機の中ではレターの下書きします。集中力切れたら、CAさんにビールもらってM-1で笑う。

笑った分だけ、お金が増える。たくさん笑う。無限にビールとワインをもらう。チケット代をアルコールで相殺する。。した

訪れた場所:モロッコの海

モロッコ初日。ついたぜ!サーフィンやりまくったぜ。オランダの四日分に相当する量をやったぜ。

今回はピンク色の日焼けを選択。午前10時から午後16時半までほぼずっと海の中にいました直射日光浴びすぎて頭がくらくらしたので、サーフ用のキャップが必要だと感じました。

考えたこと:ベビーシッターさんに感謝

このメッセージみて、本当にベビーシッターさんに助けられていると思うし、僕のこの安心感。こう見えて人並みに責任感強い性格なので、妻が心配で仕方ないです。でもベビーシッターさんのおかげで心置きなくサーフィンできます。

作ったもの:7 days eBookの広告

モロッコで撮影した 7 days eBook の広告が完成しました!広告プラットフォームに流していきます。

石崎力也

手順一覧!Facebookページと広告アカウントを開設してMetaピクセルを設定する方法

Last updated on 2024年7月25日 By 石崎力也(編集者)

あなたは新しく広告運用業を立ち上げようとしている個人事業主で、Facebook広告の始め方を調べていませんか?ここでは全くのゼロからFacebook広告のアカウントを作る方法を解説していきます。

Facebook広告を触ったことの無い人にとっては、広告を運用するまでの準備はとても複雑に思えます。何が必要になるのか。どんな手順でやれば良いのか。そもそもまずどこから始めたら良いのか。ここではFacebook広告の運用に必要なアカウントの登録やページの作成などをステップ・バイ・ステップでお伝えします。この手順に沿って作業をすれば、Facebook広告の運用を開始するための準備が整います。

ステップ1:Meta Business Suiteに登録する

まず初めにMeta Business Suiteへの登録を行いましょう。Meta Business Suiteとは、FacebookやInstagramでのビジネス活動を一括で管理できる場所です。これは元々ビジネスマネージャと呼ばれていたツールです。FacebookやInstagramへの投稿やスケジュール投稿の機能もあります。また投稿のパフォーマンスをチェックし、レポートやデータを確認することもできます。広告機能にもこのツールからアクセスが可能です。まずはこのMeta Business Suiteへの登録を済ませましょう。

登録にはFacebookやInstagramどちらかのアカウントが必要です。もしどちらのアカウントも持っていない場合は、Facebookの個人アカウントを作成してください。名前、メールアドレス、パスワードなどの基本的な項目をすべて埋めてください。アカウントの登録ボタンを押し、メールアドレスの認証コードの入力をします。それが終わると個人アカウントが作成されたことになります。

Meta Business Suite registration

https://www.facebook.com/business/tools/meta-business-suite

Googleで「Meta Business Suite」と検索すると登録用の画面が出てきます。そこから登録を行ってください。登録にはFacebookやInstagramどちらかのアカウントが必要です。先ほど作ったFacebookの個人アカウントでログインしましょう。あとは流れに沿ってMeta Business Suiteの作成まで完了させてください。

ステップ2:Facebookページを作成する

次にFacebookページを作りましょう。Facebook広告の場合、広告を配信する際に必ずFacebookページを作ることが条件になっています。このFacebookページが広告を出す上で、そのページが広告の基盤となるからです。そのためFacebookページを持っていない場合は、ページも作成しておきましょう。

Business suite settings

https://business.facebook.com/

Meta Business Suiteのトップ画面にアクセスしてください。そこで、左下の「設定」ボタンをクリックします。

スクリーンショット 2024 02 10 10 12 36

そうすると、上からユーザー、アカウント、データソースという大きな項目が出てきます。アカウントという中の「ページ」という項目をクリックします。そうするとページの管理画面に移動するので、そこで「ページを追加」ボタンをクリックします。

Facebook page new

ここで新しいFacebookページを作るのか、既存のページを取得するのかといった選択肢が出てきます。既存のページを使う場合は、その項目を選択してください。今回は新しくFacebookページを作成する項目を選択します。

Facebook page create

ページ名とカテゴリは必須項目です。自己紹介は任意ですが、できるだけページには多くの情報を入れておくことを推奨します。続いて連絡先情報も入力しましょう。ウェブサイトのURLやカスタマーサポートの電話番号、メールアドレスを入れましょう。特商法表記に使っている住所も入力しておくと良いかもしれません。

Facebook page images

プロフィール写真とカバー画像も設定しましょう。この2つはFacebookページを象徴する大事な視覚的要素になります。これらがあることであなたのページはしっかりしたものだと認識してもらうことができます。この2つが設定できたら、そのままページを登録完了まで持っていきましょう。

Facebook page done

Facebookページが作成されると、ページ上に様々なコンテンツや投稿を追加できるようになります。ページ上にはなるべく多くのコンテンツを入れておくと良いとされています。もしFacebookページのためだけに投稿を作成できない場合は自動化を使いましょう。Zapierを使いブログやYouTubeの投稿をFacebookページにも流します。これらのメディアが更新されるとFacebookページにも自動で投稿が流れるように設定しておきます。こうすることで、ページを常にアクティブに更新することが可能になります。

ステップ3:自社ドメインを登録する

Facebookページが作成できたら、次はドメインの登録作業を行っておきましょう。広告からあなたのサイトにお客さんを連れてくると思います。そのサイトのドメインをFacebook広告に登録しておきます。もしお使いのドメインが他社のサブドメインの場合、認証はできません。そういう場合はドメイン認証のプロセスをスキップして次に行ってください。もし設定する場合はMeta Business Suiteの設定画面に戻り、ブランドセーフティという項目を探してください。その中にドメインという項目があります。

Meta business suite domain

ドメインの画面まで行ったら、追加ボタンから新しいドメインの作成を選んでください。そうするとドメインを入力する画面が出てきます。そこにあなたのルートドメインを入力してください。ルートドメインなのでサブドメインやhttpなどはつけないでください。例えばhaamalu.co.jpのように単純なドメインだけを入力します。

Meta business suite domain2

ドメインを追加すると、次は認証作業です。認証作業にはいくつかの方法があります。例えばサイトのトップページにHTMLタグを埋め込む方法、サイトのルートディレクトリに認証用のファイルをアップロードする方法、DNSレコードに文字列を追加する方法といった具合です。僕の場合はDNSレコードの方法を選びましたら、やりやすい方法を選んでください。画面の指示に従って認証すれば、無事にドメイン認証は完了です。

ステップ4:広告アカウントを作成する

ドメインの設定ができたら、次は広告アカウントの作成をやっていきます。広告アカウントはMeta Business Suiteの中でも、特に広告を管理するための場所になります。やり方はまず、Meta Business Suiteのトップ画面に戻って再び左下の設定にアクセスしてください。

Facebook ads account new

アカウントから広告アカウントを選択すると、「広告アカウントの追加」ボタンが出てきます。そこから広告アカウントを作成します。ページの場合と同じく、既存の広告アカウントがある場合にはそちらを使うこともできます。今回は新しく広告アカウントを作成します。

Facebook ads account new2

ここでポップアップが出てくるので、広告アカウント名と必要事項を選んでください。時間帯はGMT+9時間からTokyoを探してください。通貨はJPYの日本円にします。そのまま進んで広告アカウントの作成を完了させてください。

ステップ5:支払い方法を登録する

広告アカウントが出来上がったところで支払い方法の登録に移りましょう。広告費を支払うための方法をあらかじめ登録しておくとスムーズです。またMeta Business Suiteに戻ってください。

今度は左のバーの中で、三本線アイコンの「すべてのツール」から「請求と支払い」というところをクリックしてください。請求と支払いというページに飛んだら、左上からビジネスアカウントを選択してください。

Facebook ads payment method

その上で左側にある「支払い方法」をクリックします。そうすると支払い方法を追加するボタンが現れます。場合によっては「編集するアクセス許可がありません」というエラーが表示される場合もあります。その場合は「アクセス許可を変更」というボタンを押してください。

Facebook ads payment method2

そうするとファイナンスエディターを自分に割り当てるという項目が出てくるので次へを押します。これで自分がビジネスアカウントの支払い方法などを変更できる権限を持つことができました。この状態になったら「追加」ボタンをクリックして支払い方法を登録できるようになります。画面の上にビジネスアカウント、下に広告アカウントの支払い方法をそれぞれ追加可能です。支払い方法にはデビットカード、クレジットカード、Paypalが使えます。

まずビジネスアカウントの方にカード情報などを登録し、その後で広告アカウントの方で登録をすると良いでしょう。こうすることで、広告アカウントの支払い情報を追加する際にビジネスアカウントに登録したものを使い回せます。広告アカウントの追加ページで「ビジネスの支払い」を選択すると、ビジネスアカウントに登録した支払い方法を選択できるようになります。

1つが失敗したときのために、複数のクレジットカードなどを登録しておくことをオススメします。また広告アカウントの方では、複数の支払い方法のうちどれをデフォルトにするか?という優先順位を設定することができます。さて支払い方法の登録が終わりました。この時点ではまだ課金はされません。ゆくゆく広告の設定までが完了して、広告を配信して、初めて課金が行われます。

ステップ6:ピクセルをサイトに設定する

最後にピクセルを設定しましょう。ピクセルとはサイトやページ上に訪問した人の行動を追跡できるコードのことです。サイトに短いコードを埋め込むだけで、広告からきたお客さんがどんな行動をしているのかを分析することができます。例えば、お客さんがページ上でボタンをクリックしたのか?支払い画面まで行ったのか?といったことが分かります。これを設定しましょう。

Facebook ads dataset

まずはデータセットというものを設定します。ビジネス設定からデータソース、そしてデータセットと進みます。そうするとデータセットを追加するボタンが出てきます。追加ボタンを押してデータセットの名前を入力して、データセットを作成してください。

Facebook ads dataset2

データセットが出来上がったら、イベントマネージャで開いてください。

Facebook ads metapixel

そうすると概要のところに「Metaピクセルの設定」というボタンが出てきます。このボタンを押すと、ピクセルを手動でサイトに追加するか、パートナー連携を使うかと聞かれます。あなたのランディングページがパートナーの中に含まれていればそちらが便利でしょう。多くの場合はパートナーに含まれていないので、その場合は手動でインストールする方を選んでください。

Facebook ads metapixel2

ピクセルのベースコードをコピーして、サイトに貼り付けます。貼り付け場所は画面上に指示が書いてありますので、それに従ってください。貼り付けたら次へに行きます。「自動詳細マッチング」をオンにするか聞かれると思います。これは特別な理由がない限りはオンにしてください。

Facebook ads metapixel3

次にイベントの追加画面になります。これはページ上で訪問者が様々な行動をしたときに、それがどんな行動なのかを定義しておくプロセスです。イベント設定ツールを開いて、ウェブサイトのURLを入力します。このとき、ピクセルを設定したサイトのページを一度は開いておくようにしてください。一度ページを開くことで、ピクセルからFacebook広告にシグナルが送られます。このシグナルがない状態だとイベントが設定できません。シグナルが正常に受信できると、「ウェブサイトを開く」というボタンが押せるようになります。

Facebook ads metapixel event

ここでボタンが押されるのをトラッキングするのか、URLへのアクセスをトラッキングするのか選択することができます。複数のイベントを作成できるので、両方を組みわせることもできます。それぞれに「これは購入ですよ」とか「これはこれはリードですよ」というイベントを設定可能です。だいたいはページを見たことを意味する「コンテンツビュー」、「購入」または「リード」を使うことが多いと思います。ここまで済んだらピクセルの設定は完了です。

注意:複数人で使うときはパスワードを共有せず招待を行う

ここまででFacebook広告の基本的な初期設定が完了しました。最後に注意事項を1つお伝えしておきます。それは1つのFacebookアカウントを複数人で共有しないことです。もう少し具体的に言うと、メールアドレスとパスワードのセットを複数人でシェアしないでください。これを行うとセキュリティ機能が働いて、アカウントが停止してしまいます。

アカウントが停止するので、それと一緒に広告も停止してしまうのです。これが起こると数日間、アカウントが動かなくなります。もし複数人で広告運用を行いたいときには、彼らをアカウントに招待する機能を使ってください。これを使えば別々の個人アカウントから、あなたのビジネスアカウントや広告アカウントにアクセスが可能になります。

Facebook business settings users

招待機能を使うにはビジネス設定のユーザーという大きな項目を探してください。そこにユーザー、パートナーという小さな項目があります。個人を招待するのであればユーザーを選択します。もし、ビジネスアカウントを招待するのであればパートナーを選んでください。またパートナー機能では、あなたのアカウントから他人のアカウントへのアクセス許可をリクエストすることも可能です。この機能を上手に使って、他者と上手にアカウントへのアクセスを共有してください。

まとめ:Facebook広告のアカウント開設を順番通りに行う

ここまでFacebookの広告アカウントの開設と、基本的な準備の手順を紹介してきました。最後に要点を7つにまとめました。

  • 最初にMeta Business Suiteに登録する。
  • 次に広告の土台となるFacebookページを作成し内容を充実させる。
  • 次にランディングページなどに使用している自社ドメインを登録する。
  • 次に広告アカウントを作成する。
  • 次にPaypalやクレジットカードなどの支払い方法を追加する。
  • 最後にMetaピクセルとイベントの設定を行う。
  • 複数人でアカウントをシェアする場合は、パスワードを共有せずに招待機能を使う。

審査落ち対策!Facebookの広告ポリシーとNGを徹底解説

Last updated on 2024年7月25日 By 石崎力也(編集者)

あなたはフリーランスでFacebook広告をやろうとしているかもしれません。ですが、広告の審査落ちが怖くて広告運用に慎重になってしまっていませんか?ここではFacebook広告の広告審査ポリシーを解説します。一度ポリシーを理解すれば、自信を持って広告を出せるようになります。

広告運用を始めた人は、みなさん一度は広告の審査落ちを経験します。最初から審査落ちする場合もあれば、広告が調子良く配信されている途中で審査落ちになる場合もあります。広告の審査が通らないと焦り、不安になります。そこで広告ポリシーに関する正しい知識を持ちましょう。正しい知識を持つことで審査落ちを回避しながら、スムーズに広告を運用できるようになります。

Facebook広告は消費者保護のために広告ポリシーを定義している

多くの広告プラットフォームでは広告に関する様々な制限を設けています。それらは広告ポリシーと呼ばれ、広告はポリシーに沿って審査されることになります。審査の結果、広告プラットフォームがポリシーに違反していると判断した広告は修正するまで配信ができなくなります。

Facebook広告も例外ではありません。Facebook広告も様々な項目にわたって広告ポリシーを設定しています。幸いなことにこれらのポリシーは公式情報としてオンライン上に公開されています。そのため、僕たちは事前にこれらの公式情報を確認しておくことでポリシー違反を回避することができます。

Facebook ads policy page

なぜこういった広告ポリシーが存在するのでしょうか?それは消費者を守るためです。Facebookはソーシャルメディアです。消費者が心地よく使える環境を提供することでユーザーを集めています。もしユーザーが不快な経験をしたり、騙されたりする経験をしてしまうとプラットフォームから離れてしまいます。

消費者の安心や安全を守ることで、彼らにプラットフォームを使い続けてもらえます。消費者がアクティブにプラットフォームを使ってくれるので、結果的に広告主にとってもプラスに働きます。このような消費者保護の観点を理解しておくと、広告ポリシーの理解もしやすくなります。

Facebookの広告ポリシーはアップデートされることもあるため、ここではすべてを解説することはできません。そこでいくつかの重要なポリシーを取り上げて解説します。特に重要だと思われるいくつかの項目についてピックアップしました。それは次の4つの項目です。

  • 個人の特性
  • 扇情的なコンテンツ
  • 個人の健康および容姿
  • 存在しない機能
  • 機能しないランディングページ

これからこの5つの項目について解説していきます。ただしここで注意です。これらの広告ポリシーは変更される場合もあり、新しい項目が追加される場合もあります。そのため実際に広告を配信する前には、必ずFacebook広告の公式ページで広告ポリシーを一読しておくことをオススメします。

参考:https://transparency.fb.com/policies/ad-standards/

ポリシー1:個人の特性を示唆したり聞いてはいけない

1つ目のポリシーは、個人の特性(Personal Attributes)と呼ばれるものです。広告で消費者の特性を知っていることを示唆したり、または彼らの特徴について質問することを禁止するものです。例えば「太っているあなたに朗報です」や「あなたは肥満ですか?」のようなことを言ってはいけないということです。

Personal Attributes

ここで問題とされる個人の特性には次のようなものがあります。個人の人種、民族、宗教、思想、年齢、性的指向または性生活、ジェンダーアイデンティティ、障がい、疾患を含む身体の健康やメンタルヘルス、不安定な経済状況、投票状況、労働組合への所属、犯罪歴、名前などです。

なぜこのポリシーがあるかというと、消費者に不快感を与えないためです。Facebookは消費者に関するある程度のデータを持っています。ですが、消費者に対して「あなたのことを知ってますよ」とあからさまに言ってしまうと問題になります。自分のことを知られていると感じて、気持ち悪いからです。

また消費者自身が自分の年齢、経済状況などについて気にしているかもしれません。高齢だったり、失業していたりということをあえて指摘されると嫌な気分になります。そのため、相手の特徴を示唆したり、その特徴を持っていることを質問する行為は禁止されています。

例を出しましょう。「うつ病と診断されたあなた、無料のセラピーを提供します」と広告があったとします。これはうつ病という健康状態に関する特徴を示唆しているのでNGとなります。これを改善するのでは自社のサービスの特徴としてうつ病のセラピーにも対応していると主張することが良いでしょう。

では「破産しましたか?ご安心ください、うちの法律事務所がお手伝いします」というものはどうでしょうか?これも相手の経済状況を尋ねてしまっているのでNGです。代わりにあなたの法律事務所が破産手続きをどのようにお手伝いできるのかを説明してください。

ポリシー2:扇情的なコンテンツの広告を出してはいけない

次に紹介するのは扇情的なコンテンツ(Sensational Content)と呼ばれるものです。これは相手にショックを与えたり、恐怖心を与えるようなものです。広告に興味を持たせるために、刺激の強いものや暴力的なものを見せてはいけないというポリシーです。これには身体の一部を切断するなどの刺激的なものや、動物が狩りに捕まって苦しんでいるようなものも含まれます。

Sensational Content

他にもニキビが潰れたりする様子など、衛生や身だしなみに関する生々しい描写も対象になります。医療行為であっても目に見える苦痛があるものはNGになります。いずれにしても衝撃的であったり、恐怖心や嫌悪感を与えるものはすべて禁止の対象になります。広告ではフックとして人々の興味を引く必要がありますが、そういった場合にこれらの扇情的な内容を使わないように気をつけてください。

ポリシー3:個人の健康および容姿

健康関連やダイエット、美容の分野で広告を出す際にも注意が必要です。健康や容姿いった項目にも制限がついています。これは個人の健康および容姿(Personal Health and Appearance)と呼ばれます。例えばよくあるのがダイエットでBefore、Afterを出すパターンです。これはFacebook広告ではNGとなっています。またキレイに割れた腹筋の画像を拡大して全面に出すのもNGです。

この「個人の健康および容姿」という項目では、単に健康や容姿に言及してはいけないというわけではありません。健康や容姿に関して、特定の理想を押し付けたり、不安を煽って行動を促すような内容が禁止されているのです。ネガティブなイメージを助長するものも禁止です。またある人物の健康状態をクローズアップして、画像として見せることすら禁止しています。

Personal Health and Appearance

先ほどのキレイに割れた腹筋の拡大画像は、それがあたかも理想的な姿だと主張しているように感じます。そのためこのポリシーに違反するものになります。また逆にネガティブなイメージを見せるものも禁止です。例えば女性のシワの画像を拡大することもポリシー違反になります。これはネガティブなイメージを助長して、シワを改善することを消費者に強要する可能性があるからです。

ポリシー4:存在しない機能を宣伝してはいけない

次に紹介するのは存在しない機能(Nonexistent Functionality)と呼ばれているものです。実際に存在しないボタンなどを、あたかも存在するように見せる行為です。例えば、ただの画像に再生ボタンのようなものを付けてクリックを誘導するようなイメージです。他にも画像の上に偽のいいねボタンなどをつけるような行為です。インタラクティブなコンテンツだと偽装させるような仕掛けはすべてNGになります。

Nonexistent Functionality

実際には機能しないボタンだけでなく、チェックボックスのようなものも対象です。または「タップして登録」と書いてあっても、実際には登録できず他のページに飛ばされたりするものもNGです。アンケートを偽装して、YES NOを選ばせるようなダミーの選択肢なども禁止になります。色々な手を使って広告をクリックさせたくなるとは思いますが、このような偽装コンテンツを作らないよう注意してください。

ポリシー5:機能しないランディングページも規制の対象になる

最後に紹介するのは機能しないランディングページ(Non-Functional Landing Page)と呼ばれるものです。簡単に言ってしまうと、広告から飛んだ先のランディングページに不備があるということです。例えば、ランディングページが工事中やエラーページだとNGです。セキュリティに関する警告が表示されていても駄目です。またランディングページが特定の地域のIPアドレスだけに表示される様になっている場合もNGです。

Non Functional Landing Page

ページ内のコンテンツにアクセスするために、何かのアプリやツールをダウンロードする必要があるものもNGです。ランディングページの内容がPDFだったり画像ファイルだけである場合もNGとされます。またこれは気をつけて欲しいのですが、ランディングページを離脱するときにそれを妨害するような無関係なポップアップを出す行為も禁止の対象となります。着地してすぐに別のページにリダイレクトされるものも禁止です。もちろん、広告の内容とランディングページが一致していないものも禁止になります。

1つのビジネスに1つの広告アカウントを使う

Facebook広告では、広告の内容とは別にアカウントの運用についてもポリシーを定めています。これは複数のビジネスをやっていたり、広告代理店を始める場合に必要な知識です。Facebook広告では、1つのビジネスにつき1つの広告アカウントを使うことが求められます。つまり1つの広告アカウント内に、複数のビジネスを混在させてはいけないということです。

そのため、あなたが複数のビジネスで広告を出そうとしている場合は、ビジネスごとにアカウントを分けてください。またあなたが広告代理店をやる場合や、他人のアカウントを運用する場合も注意が必要です。その場合もクライアントやビジネスごとに広告アカウントを分ける必要があります。また既にあるビジネスで使用していたアカウントを、別のビジネス用に変更する行為も禁止されています。これらのポリシーに気をつけてFacebook広告を運用するようにしてください。

まとめ:広告運用前に広告ポリシーを正しく理解しておく

ここまでFacebookの広告ポリシーについて解説してきました。最後に要点を7つにまとめました。

  • Facebook広告では消費者保護のために広告ポリシーと審査制度を設けている。
  • 広告では個人の特性を直接指摘したり質問したりしてはならない。
  • 広告では扇情的な内容で消費者にショックや恐怖心を与えてはならない。
  • 広告では個人の健康や容姿に関して、特定の理想を押し付けたり、不安を煽ってはならない。
  • 広告ではクリックを誘発するようなインタラクティブな機能を偽装してはならない。
  • 広告ではランディングページに不備があったり悪質性がないことが求められる。
  • 広告ポリシーはアップデートされる場合があるので、広告運用前に公式情報を確認する。

運用を始めたい個人事業主必見!Facebookで広告運用する4つのメリットを紹介します

Last updated on 2024年7月18日 By 石崎力也(編集者)

あなたは広告運用業を立ち上げたいと考えているフリーランスかもしれません。でも実際にどのプラットフォームで広告運用をやろうかと迷ってはいませんか?それならばFacebook広告を使ってください。ここではなぜFacebook広告をオススメするのかという理由を解説していきます。

集客の問題はほとんどのビジネスが抱えている根本的な問題だと言えます。そしてそれを解決してくれる1つのソリューションが広告です。広告運用が上手にできるようになると、他社の集客を代行し対価を得ることも可能になります。もちろん、あなた自身のビジネスにお金を払ってトラフィックを呼び込んでも良いでしょう。小規模ビジネスの視点から見たFacebook広告の運用メリットをご紹介します。

メリット1. 膨大な数のトラフィックにリーチできる

広告主が広告を打つ理由は何でしょうか?それは自社のサイトにトラフィックを集めるためです。そのためトラフィックの集まっていない場所で広告を展開しても仕方ありません。その点ではFacebookは最適なプラットフォームと言えます。

Ads platform statistics

引用:https://www.statista.com/statistics/272014/global-social-networks-ranked-by-number-of-users/

全世界の月間アクティブユーザー数で表すと、Facebookは約30億人のユーザーを抱える世界最大のSNSプラットフォームです。また同じ会社のブランドであるInstagramは約20億人以上のアクティブユーザーを持っています。また国内の月間のアクティブユーザーはFacebookが2019年時点で2600万人、Instagramが2023年時点で6600万人と言われています。 X(旧Twitter)は6650万人と言われています。

引用:https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users

実はFacebook広告で広告を出すと、同じグループのInstagramにも自動で広告を出すことができます。つまりFacebook広告を出すだけで、FacebookとInstagramを合わせた数のユーザーにリーチできるようになるのです。その他にもAudience Networkといって、ニュースアプリ内などへの広告配信も可能です。まずはこの母数が大きいというのがFacebook広告の大きなメリットです。

メリット2. 詳細なターゲティングで見込み客を絞り込める

Facebook広告で膨大な数のトラフィックにリーチできることがわかりました。ですが、広告の世界はシビアです。広告を出すだけでなく、しっかりと興味のある見込み客に広告を当てていく必要があります。広告が見込み客の興味関心にマッチしていないと、無視されてしまうからです。

あなたもInstagramを見ていてよく広告を目にすると思います。でも興味の無い広告って一瞬で通りすぎてしまいませんか?そうなんです。せっかく広告を出したのに、興味のないお客さんに広告を出しても利益には繋がりません。Facebook広告では、広告配信時に見込み客を細かく絞り込むことができます。そのため、ユーザーの興味や行動に合わせた広告を出すことができます。

なぜそんなことができるかというと、Facebookがユーザーの情報を把握しているからです。年齢、性別、結婚状況、職業などといったデモグラフィックデータもその1つです。そのため例えば50代の専業主婦向けにエイジングケアの美容商品を宣伝するといったことができます。20代独身男性には最新のデジタルガジェットを宣伝するといった具合に運用ができます。

Facebookは他にもユーザーに関する様々なデータを持っています。例えば国、都道府県、市町村レベルでの地理的な情報を持っています。そのため「沖縄県那覇市にお住まいのあなた!」みたいな広告が流れているのを目にしたこともあります。ユーザーの興味や関心なども把握しています。SNS内での行動を通じて、見込み客がどんなものに興味があるかというデータを蓄積しているのです。

Ads example

例えば僕の場合ならスノボとかサーフィンとか、ビデオグラフィーに興味があるのでそういう広告が流れてきます。他人のInstagramのアプリを見せてもらえば、自分のものとは全く違う広告が流れてきているのに気づくはずです。これはFacebookが興味関心などのデータによって、広告配信先のユーザーを細かくターゲティングしている結果です。

ユーザーの購買行動などもターゲティングの対象です。例えばウェブサイト上で特定の商品を見たとか、商品をカートに入れたといった行動も把握しています。広告をクリックした、広告経由でオプトインや購入に至ったデータも参考にします。またパソコンやスマホなどどのデバイスからアクセスしているかの情報もターゲティングに活用されています。

このようにFacebook広告ではユーザーの興味や行動を元に、広告配信する見込み客を細かく絞り込んでいます。そのため、効率よくお目当てのユーザーにリーチすることができるというメリットがあります。彼らはSNSというプラットフォームの特性を利用して、見込み客の情報を細かく把握しています。そのためこの細かなターゲティング機能は、Facebook広告の大きなメリットだと言えます。

メリット3. 柔軟な広告フォーマットを展開できる

Facebook広告のもう1つのメリットをお伝えします。それは様々な見栄えの広告を同時に配信できることにあります。広告というのはどのようなものが当たるか分かりません。正確には質の高い広告はなんとなく事前に上手くいくのが予想できたりします。ですが、結局は実際に配信してみないときちんと利益が出続けるかどうかは分からない事が多いのです。

だからこそ、色々な場所に違った形で広告を掲載してみる。試してみるというスタンスが大事です。実は広告といっても、実際には様々なフォーマットで違う見栄えを持って配信されています。Facebookで利用できる主なフォーマットは次のとおりです。

  • 画像広告
  • 動画広告
  • ストーリーズ広告
  • カルーセル広告
  • スライドショー広告
  • コレクション広告

また画像や動画や文章といった素材を用意しておくと、これらの素材を組み合わせて色々なフォーマットを自動で作ってくれます。この機能を自動配置と呼びます。自動配置を使うことで、1回の設定で複数のフォーマットを自動作成してくれます。FacebookやInstagramの中にある様々な場所で、その場所に合わせたフォーマットで配信してくれるのです。

Ads formats

実際に僕もFacebookやInstagramに広告を出しています。フィード上に画像や動画の広告が出るだけでなく、ストーリーズやリールといったところにまで広告が出ています。いずれも広告用の動画などの素材を広告管理画面に登録しただけです。システムが自動で各種フォーマットを作り出してくれています。このようにFacebook広告では、複数の広告フォーマットを作るのにも手間が掛からないというのがとても魅力的です。

メリット4. 少額で開始できてコスト効率が良い

広告というとテレビCMのように、何千万円もの広告費を用意する必要があると思っている人が多いです。ですが、Facebook広告のメリットの1つに少額で広告を出せるということがあります。これは予算に制限がある個人や自営業者にとって大きな魅力です。1日500円や1000円という本当に少額予算から運用ができます。

また2つ目のメリットでも紹介したように、Facebook広告には詳細なターゲティング機能があります。その広告に興味がありそうな見込み客だけに絞り込んで配信するものでしたね。これにより貴重な広告予算を、期待値の高い見込み客に向けて使うことができるようになります。早い話が予算の無駄遣いを減らせるということを意味しています。つまり、Facebook広告は小規模なビジネスでも少額から手軽に始めやすく、広告費も効率よく使ってくれるという特徴があるのです。

まとめ:Facebook広告は小規模ビジネスでも始めやすい

ここまでFacebook広告で広告運用を行うことのメリットをお伝えしてきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • Facebook広告は見込み客となるユーザーの数が圧倒的に多い。
  • Facebook広告では消費者の興味や行動情報を元に、興味の有りそうな見込み客に広告を狙い撃ちすることができる。
  • Facebook広告では様々な広告フォーマットに自動的に変換してくれる機能がある。
  • Facebook広告は1日500円〜1000円程度の少額で開始できる。またターゲティングとの組み合わせで広告費の無駄遣いも抑制できる。

広告運用したい個人は必見!Facebook広告の入札オークションの仕組みを徹底解説

Last updated on 2024年7月10日 By 石崎力也(編集者)

あなたはFacebookやInstagramでの広告運用を学び、それを仕事にしたいと考えている個人事業主かもしれません。ですが、広告運用を始める前に広告の入札の仕組みを知りたいと考えていませんか?ここではFacebookが実際に出す広告をどのように決めているのかを解説していきます。

広告を出そうと考えたとき、あなたは1日にどのくらいの予算が使えるのか?といった予算のことを具体的に考え始めます。そして、予算がなるべく効率よく使われるように工夫したいと考えるはずです。そのためにまずはFacebook広告の入札の仕組みを理解しておきましょう。

Facebookの掲げる2つの目標を理解しよう

Facebook広告の入札の仕組みを解説する前に、まずはFacebookが広告を通して実現しようとしているゴールについて理解しましょう。Facebookがどういう思想に立って広告ビジネスをやっているか?ということを知っておくと良いでしょう。

簡単に言ってしまうと、Facebookは広告を通して消費者であるユーザーと、広告主のどちらにも平等に価値を提供しようとしています。そのため、広告主だけを優遇したり、消費者ユーザーだけを優遇したりということはありません。どちらにも利便性や価値を提供できるよう、両者の利益の中間のところで広告ビジネスをしています。

Customer interest

具体的に消費者に対しては、消費者の興味に関連したコンテンツを出すように努力します。そして質が低く、消費者の興味と関連性のないコンテンツはできるだけ見せないようにしています。これがFacebookが考える、消費者に対する質の高いサービスです。

Advertiser goal

一方でFacebookのプラットフォームは無料で使えます。そしてその収益源は広告主が出す広告費で賄われています。そのためFacebookの顧客には消費者ユーザーだけでなく、広告主も含まれます。広告主に対しては、ターゲットユーザーへのリーチと価値の最大化を約束します。つまり広告が狙ったターゲット見込み客にしっかりと当たること。そしてそこから利益が上がることを重視します。

このようにFacebookは消費者と広告主の両方のニーズを満たすように調整をするわけです。Facebookには実際にたくさんの広告が登録されます。ですが実際にどの消費者にどの広告を見せるのかは、Facebookがうまくバランスを取って決めているのです。

Facebookの入札とオークションの仕組み

Facebookが適切な広告を適切なタイミングで適切な人にマッチングさせることを説明しました。では実際にはどのようなロジックで、この広告が動いているのでしょうか?ここではFacebookの入札の仕組みについて解説します。

Ads auction

Facebookの広告システムはオークションのような仕組みになっています。オークションというのは、複数の広告主が同じターゲットオーディエンスに対して広告を表示する機会を競うプロセスです。そしてそのオークションの成否は、単なる入札だけでは決まりません。Facebookは複数の項目を数値化してその合計点が高い広告を表示します。その合計点は次のような数式で表されると言われています。

合計点 = 入札価格 x 推定アクション率 + 広告品質

入札価格は、広告主が特定のアクションを得るために支払う意思のある金額のことです。つまり広告にいくらお金を払ってもよいか?という金額のことです。これは広告主が決定します。

次に推定アクション率です。これは消費者が広告に対してどの程度反応するか?そして広告経由でどの程度商品を購入したりオプトインなどをするか?という確率を予測したものです。

最後が広告品質です。これは広告自体が消費者に対してきちんとした価値をもったものなのか?というものです。実際に広告を見た人からの評価だけでなく、Facebookが考える品質基準も織り込まれています。例えば、刺激的な内容でクリックを釣ろうとするクリックベイトは典型的な低品質広告とみなされています。

また推定アクション率と広告品質の組み合わせから、その広告が見込み客の興味とどのくらい関連しているか?ということも測定されます。このようにFacebook広告では、いくつかの指標を組み合わせて広告の表示をコントロールされています。

Facebook広告では見込み客の反応率も重要な要素

例えばあなたの予算が大きくて、入札価格を高く設定できるとしましょう。その場合、入札価格以外の要素が他の広告と同じだとすると、入札価格の高いあなたの広告が優先的に表示されます。

Ads winner

もしあなたの広告が反応率の良い広告を作ったとします。広告の推定アクション率が高く、多くの見込み客が商品を買ってくれたりオプトインしてくれるとします。その場合、同じ入札金額、同じ広告品質の競合他社よりもあなたの広告が優先して表示されます。

つまりFacebook広告で高いパフォーマンスを得たければ、一定の品質基準をクリアした上で反応率の高い広告を作る必要があります。Facebookの成功の秘訣はただ単に入札価格を上げたり、ターゲットを変えたりする運用面だけではありません。広告自体の質というのも重要な要素だということを覚えておいてください。

まとめ:広告入札の仕組みを理解すると取り組み方が変わる

ここまで、Facebook広告における入札の仕組みを解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • Facebook広告は、消費者の利便性と広告主の利益のバランスを取るように運用されている。
  • Facebook広告はオークションのような仕組みになっており、複数の要素による合計点の高い広告が実際に表示される。
  • Facebook広告の表示アルゴリズムでは、入札価格だけでなく広告自体の推定アクション率や品質が考慮される。
  • Facebook広告のパフォーマンスを高めるには反応率の高い広告を作ることも重要となる。
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