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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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石崎力也(編集者)

高いROASを実現する!Facebook広告でコンバージョンや購入を増やす方法

Last updated on 2024年7月18日 By 石崎力也(編集者)

あなたは副業でネットビジネスをしている会社員で、広告運用を仕事にしたいと考えていませんか?ですが、具体的に広告を赤字にせずに運用する方法をイメージできていないかもしれません。そこで広告費を節約しながら効率的に最大限のリターンを得るための戦略をご紹介します。

広告はお金を使って手軽にトラフィックを呼び込んでくるための方法です。ですが、小規模で広告運用をする場合には注意が必要です。無駄なやり方をするとすぐに広告運用が赤字に転落してしまいます。それを防ぐためにいくつかの戦略をお伝えします。広告を打つ前に効果的な広告戦略を理解しておくことで、あなたの広告のパフォーマンスは遥かに高いものになるはずです。

広告を打つ前に2つのマーケティング手法を理解する

広告に関するマーケティング手法は大きく分けて2つあります。まずはそれらを理解してください。大企業が使っているマーケティング広告戦略と個人や小規模ビジネスが使うべき広告戦略は異なります。この事実を理解せずに広告運用を開始してしまうとうまくいきません。他社と同じようなことをやっているのになぜかうまく行かない、という事態に陥りやすくなります。

手法1:ブランドマーケティング

1つ目の手法はブランドマーケティングです。これは主に企業やブランドの認知度やイメージを向上させることを目的としています。例えばサッカー日本代表の試合で、携帯キャリアのauが携帯と全然関係のないイメージ広告を打っていたりします。またはゼネコンが海外に巨大な施設を作りましたみたいなイメージ広告が流れてくることもありました。これらはまさにブランドマーケティングという手法による広告です。

Brand marketing

ブランドマーケティングの特徴は短期的な特定の行動を要求しないことです。つまり「今すぐコンビニでコカ・コーラを買ってください」みたいなことを言わないということです。長期的な視点に立って、観た人の心に残るような広告を作ります。そして将来的にその企業やブランドのことを思い出して、商品を買ってくれれば良いという戦略です。

事前に種まきをして見込み客の中にある企業やブランドへのイメージを向上させておきます。そして時間をかけてその果実を収穫するといった発想です。この手法は長期的な戦いになるので、資金の余裕のある大企業がよく使う手法です。小規模なビジネスでも使えないことはありませんが、すぐに結果が出ないことにイライラするかもしれません。

手法2:ダイレクトマーケティング

2つ目の方法はダイレクトマーケティングと言われるものです。これは先ほどのブランドマーケティングとはちょうど反対の考え方を持つ手法です。ダイレクトマーケティングでは、広告を通じて見込み客に何らかの行動を要求します。見込み客に直接的な行動を取ってもらうという意味で、直接つまりダイレクトという言葉が使われています。

Direct marketing

このアプローチでは、見込み客にすぐ行動を起こしてもらうことで短期的に収益を上げることをゴールとしています。そのため広告費を投下してから回収するまでのサイクルが短くなります。個人や小規模ビジネスにピッタリの方法です。この手法ではすぐに購入、オプトイン、ダウンロード、サインアップなどの行動を取ってもらいます。

なるべく効率よく広告を回すためターゲットを絞ります。ターゲットを絞り込み、なるべく自社のサービスや商品に興味のある人だけに広告を出していきます。その方が行動してもらえる確率が高くなるからです。これによって興味のない人にまで広告を見せるようなムダ打ち行為を避けることができ、広告費を抑えることができるようになります。

ブランドマーケティングはどちらかと言えば広く薄くという手法です。逆にダイレクトマーケティングは狭く深くというアプローチを取っています。このようなマーケティング手法の違いはこれまで意識したことがなかったはずです。マーケティング手法の違いを理解し、目的によって自分にあった方法を使うことが必要になります。

2つの手法をどう使い分けるのか?

大企業は両方の方法を使いますが、大きな予算をブランドマーケティングに投入できます。それは広告費回収までのサイクルがたとえ長くても、耐えられるからです。そのため広告を打ってから半年などの長いサイクルで広告費を回収するというブランドマーケティングの手法を取ることができます。

しかし、個人の場合は異なります。大企業よりも短いサイクルで広告費を回収し、利益を出さなければならないからです。数週間以内またはその月のうちに収支をプラスにしなければなりません。そのため、もし個人や小規模ビジネスが広告を行うのであれば、ダイレクトマーケティングを推奨します。

ただし、個人や小規模ビジネスであっても使い方を限定する形でブランドマーケティングを使うアイデアもあります。例えば、ブランドマーケティングで広告を打ち、その広告に反応した人だけにダイレクトマーケティングを打つという方法も存在します。これはリターゲティングと呼ばれる方法です。

そういった例外はあるものの、小規模ビジネスの場合はダイレクトマーケティングが圧倒的にやりやすいです。広告費を効率的に使えるように年齢や属性からターゲットを細かく設定します。そして、見込み客にすぐに行動を起こすように促して、短期的な売上につなげていきます。

セールスファネルで効率的に見込み客を教育する

では実際に広告を打ち、あなたの商品を全く知らない人に商品を買ってもらうにはどうしたら良いのでしょうか?実はそれを効率よく行ってくれる仕組みがあります。それがセールスファネルです。単純にファネルと略されることがあります。これはあなたの商品に全く興味のない見込み客を、商品がほしいという状態まで持っていくための方法です。

ファネルというのは英語で「じょうご」のことを指します。マーケティングの世界では日本にもゆっくりと浸透してきている考え方なので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。ファネルの上から下にトラフィック、つまり見込み客が流れていきます。そして下に行くほどあなたの商品に関心が高い状態になっていきます。

僕も実際にセールスファネルをいくつか用意して商品を販売しています。よくセールスファネルというと綺麗なじょうごの画像で説明がされます。お客さんが上から下にだんだん落ちていって、最後に商品を買ってくれるというものです。でも実際のお客さんはそんな綺麗な形で動いてはくれません。現実世界ではファネルの周辺を行ったり来たりしながらあなたのことを知っていきます。ここでその説明をしてしまうと混乱してしまうのでそれについては割愛します。ですが、実際はもう少し複雑な動きをするというのを理解しておいてください。

Sales funnel

ファネルには様々な種類があります。ですがここでは便宜的にファネルの中を3つのフェーズに分けてみましょう。その3つのフェーズとは認知、検討、購入です。まず認知の段階があります。見込み客が全くあなたのブランドや商品のことを知らない状態からスタートします。いわゆる反応の薄い段階コールドトラフィック(Cold Traffic)の状態です。広告を見ることであなたのブランドや商品のことを認知します。僕であれば「自分で電子書籍を出版しませんか?」とか「オンライン講座を売りませんか?」ということを広告で伝えます。

このように見込み客があなたのことを知ってくれた時点で、次の段階に進みます。ファネルの2つの段階は検討です。ここは見込み客が商品を買うかどうかを検討するフェーズです。見込み客は実際に広告をクリックしてページに飛びます。またはオプトインフォームにメールアドレスを入力してステップメールを読んでくれるかもしれません。見込み客はセールスページやステップメールを通して、あなたの商品が必要かどうかを考えていきます。

コールドだった見込み客は徐々に商品に興味を持っていきます。これを温度に例えて、暖かいという意味でウォームトラフィック(Warm Traffic)と表現します。温度が上がっていくにつれて、だんだんと商品を買いたいという気持ちが高まっていきます。もちろん、単にセールスページやステップメールがあれば良いというわけではありません。これらが見込み客の悩みやニーズをとらえている必要があります。

最後の段階が購入です。検討を通して見込み客の商品への期待が高まるとこのフェーズに入ります。ここでは最初にコールドだった見込み客の心の温度が上がっています。ウォームよりも温度の高いホットトラフィック(Hot Traffic)の状態です。ここまでくればあとは、商品を購入してくれるようになっています。

Sales funnel example

例えば、無料のeBookを配りますという広告を出す。そこで興味を持ってくれた人がオプトインしてeBookをダウンロードする。これで見込み客は販売者や商品を全く知らない状態のColdからWarmになります。そしてその後流れてくるステップメールでWarmからHotになります。何通もメールを送り、見込み客が興味を持つような価値のある内容を提供する。そうすることで「この人からなら商品を買っても良いかな」という状態に持っていくことができるのです。この一連の流れをセールスファネルと呼んでいます。

リードマグネットを使って見込み客をファネルに引き込む

どんなに良いファネルを持っていても、そのファネルに人を連れてこれなくては意味がありません。そこで使われるのがリードマグネットです。リードマグネットというのは、先ほどの無料eBookのように見込み客に最初の価値提供をするためのツールです。リードマグネットを渡す代わりに、彼らのメールアドレスやマーケティングに使う個人情報をもらうのです。

7days eBook presale optinpage

いきなり商品を売るのではなく、彼らのメールアドレスや情報をもらいます。そしてメールなどでコミュニケーションを取りながら、見込み客が商品を買う心の準備ができるまでフォローアップしていきます。あなたもこれまで、それがリードマグネットであることを知らない状態で、多くのリードマグネットに触れてきたはずです。

それはメールアドレスの入力が必要な性格診断テストだったかもしれません。またはメールアドレスを登録するとすぐにもらえる割引クーポンという形もあったかもしれません。そしてそれらの企業からキャンペーンやセールのお知らせを受け取ったという経験があるはずです。リードマグネットは至るところで使われている効果的な戦略なのです。

リードマグネットが良いのは、見込み客のメールアドレスや電話番号というコミュニケーション手段をゲットできるからです。見込み客のメールアドレスを得るプロセスには広告費が掛かります。ですが、一度メールアドレスを取得してしまえば、あとは彼らにメールを送るといったことはとても低コストでできます。

良いリードマグネットの条件

僕はお客さんに質の良いリードマグネットを作ってくださいと言っています。なぜならショボいリードマグネットをもらっても、見込み客の温度は上がらないからです。リードマグネットがショボいんだから、有料商品だって当然ショボいよねと思われてしまうからです。では質の良いリードマグネットとは何でしょうか?ここでは質の良いリードマグネットの条件を次の4つに分けて考えてみます。

  • 条件1:ターゲットのニーズにマッチしている
  • 条件2:実用的な価値がある
  • 条件3:具体的で分かりやすい
  • 条件4:すぐに役に立ち満足感がある

条件の1つ目は「ターゲットのニーズにマッチしている」です。あなたがターゲットとしている見込み客がいますよね。こういうお客さんに商品を買ってほしいというペルソナです。まずは彼らが興味をもつような内容にしてください。このリードマグネットのテーマの設定によって集まるお客さんが変わってくるからです。

2つ目の条件は「実用的な価値がある」です。価値には色々な種類があります。例えば実際に金銭的な割引クーポンを配るのは明らかに価値がありますよね。その他にも専門知識なども価値に当たります。例えば自社のサービスの無料体験にオプトインさせて、それと引き換えにそのサービスの使い方をまとめたPDFがあったとします。そのPDFも立派な価値です。ただ単なる知識ではなく、実際に使える知識であれば価値が高いと言えます。

3つ目の条件は「具体的で分かりやすい」です。これはあなたが何を提供しているのか?というのを明確にするというものです。例えばあなたがウェビナーのやり方を教えているとしましょう。「ウェビナーのヒント」よりも「ウェビナーを作って商品を販売するための5つの手順」の方が具体的です。見込み客は具体性のあるものを魅力的だと感じます。そのため、なるべく抽象的なものを避け、具体的な内容にしてください。

最後の条件は「すぐに役に立ち満足感がある」です。もらってすぐに使えて、役に立つというリードマグネットは強いです。例えばすぐにショッピングに使える初回限定クーポンは魅力的ですよね。またはパソコンのキーボードショートカットをまとめたPDFもすぐに使えて魅力的です。チェックリストも人気があります。分厚い教科書を読むよりも、瞬時に内容がわかって使える方が好まれます。

このように質の高いリードマグネットにはいくつかの条件があります。最終的にこれらの条件を満たすリードマグネットを提供することで見込み客の信頼を獲得し、商品を買ってくれる顧客へスライドさせることが可能になります。重要なのは見込み客のニーズに真摯に応え、彼らが実際に価値を感じられるコンテンツを提供することです。実用的で、具体的で、すぐに役立つリードマグネットは、見込み客をファネルに連れてくるきっかけとなる重要なポイントです。

まとめ:小規模ビジネスは独自の戦い方で広告マーケティングを行う

ここまで個人や小規模ビジネスが広告運用を行うときの戦略について解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • 広告マーケティングの手法は2つあり、小規模ビジネスには短期的な視点に立ったダイレクトマーケティングを推奨する。
  • ダイレクトマーケティングは、絞り込んだターゲットに対してすぐに商品の購入やオプトインを促す広告手法である。
  • 広告で見込み客を効率的に商品を販売するにはセールスファネルの考え方を導入する。
  • セールスファネルの開始点としてリードマグネットが重要な役割を果たす。
  • 質の高いリードマグネットの条件は、ターゲットのニーズにマッチしており、実用的で、内容具体的、さらにすぐに役立つものである。

個人で広告やりたい人向け!Facebook広告運用に必要な用語を解説します

Last updated on 2024年7月10日 By 石崎力也(編集者)

あなたはネットで商品を販売する個人事業主で、Facebook広告を使って自分の商品を売りたいと考えていませんか?広告をやってみたいけれど、広告用語が難しくて何から手を付ければいいのか、頭を抱えていることでしょう。ここではそんなあなたの悩みを解決し、Facebook広告の世界をわかりやすく解説します。

オーガニックによる無料集客は、比較的費用が低くてできる集客方法です。その代わり時間がかかります。もしあなたが集客のスピードを早めたいのであれば、広告を使ってください。ここではFacebook広告を運用する上で必要となる基礎知識について解説します。Facebook広告の全体像を理解することで、広告に挑戦したいという気持ちはさらに高まっていくはずです。

Meta Business Suiteがすべての土台になる

Facebook広告を始めるにあたり、まず覚えておきたいのがMeta Business Suiteです。これは、以前ビジネスマネージャーと呼ばれていたもので、FacebookやInstagram上でのあなたのビジネス活動を一元管理するためのもの。広告キャンペーンの作成から、ページの更新、インサイトの分析まで、すべてここから行うことができます。

Meta Business Suite

またこのMeta Business Suiteは複数人で共有して使うことができます。Facebook広告では複数人で共同で作業する場合、管理画面からメンバーとなる人を招待します。ビジネスパートナーやチームメンバーを簡単に招待して、広告アカウントの管理を共有できるようになっています。

また追加したチームメンバーに対して権限を細かく管理できるようになっています。どの広告アカウントやFacebookページを共有するのか?閲覧権限だけを付けるのか?管理権限まで付けるのか?これらの設定はすべてこのMeta Business Suite上から行えるようになっています。Meta Business Suiteにはたくさんの機能がありますが、広告運用をする場合は主に広告マネージャーという機能を使うことになります。

広告マネージャーとは?

広告マネージャーについても理解しておきましょう。広告マネージャーは実際に広告運用をするときに一番時間を過ごすページです。これはMeta Business Suiteの中に含まれているツールで、実際の広告の出稿や管理をする場所です。

Ads manager

このツールを使って広告の作成や変更ができます。またどのくらいの予算で広告を出すのか?どんな人に広告を表示するのか?といった細かな設定もすべてここで行います。またそれ以外にも広告パフォーマンスを数値で確認することもできます。広告を走らせている間は、この広告マネージャー上でリアルタイムに運用データが更新されていきます。日常的な運用状況の確認もこの広告マネージャーで行います。

広告キャンペーンの構造はどうなっているの?

Facebook広告を運用するときによくある質問を紹介します。それはキャンペーン、広告セット、広告という3つの違いについてです。広告マネージャーにログインすると、キャンペーン、広告セット、広告というタブが見えます。これらは広告を出稿する際に必要なものであり、それぞれが入れ子構造になっています。

Campaign adsgroup ads

まず一番大きな単位としてキャンペーンがあります。キャンペーンは例えるならばデスクの引き出しです。そしてその引き出しの中にあるファイルが広告セットです。さらにそのファイルの中にある1枚ずつの各書類が広告です。まずはこの3層構造を理解してください。

キャンペーンとは広告全体の方針を決めるような箱だと思ってください。おおまかな広告の目的を設定したりします。例えば広告を通して認知度を上げたいのか?見込み客を獲得したいのか?または直接商品を売って売上を計上したいのか?このようなことをキャンペーン上で決定します。またどんなブランド名で広告を出すのか?というブランド情報もこのキャンペーン上で設定します。

キャンペーンで大枠の目標とブランド情報を設定した後、次に細かい調整を行うのが「広告セット」です。広告セットはキャンペーンの方針に沿って、より具体的な戦略を決定する部分です。ここではどのターゲットオーディエンスにアプローチするか、どのような予算を割り当てるか、広告の配信スケジュールはどうするかなど、細かい設定を行います。例えば若い世代にファッション商品をアピールしたい場合、広告セットで年齢層や興味・関心などを指定して予算と配信期間を設定します。

広告セットでターゲットと予算が決定されたら、実際にユーザーに表示される「広告」を作成します。これは、キャンペーンと広告セットの設定を踏まえた上で、具体的なクリエイティブをデザインする作業です。キャンペーンが広告活動の「方針を決める箱」であるなら、広告セットはその方針に基づいた「戦略を練る場」、そして広告は「実際の実行部隊」というイメージだと考えてください。

Facebookの広告の構造は?

クリエイティブという話が出てきたので実際に配信する広告の構造について解説します。画像や動画などの広告のビジュアル要素をクリエイティブと呼びます。キャッチコピーを含むテキスト、ボタンなどの要素によって広告が構成されます。それらの文字や画像や動画を組み合わせて、実際の広告面に配信する広告が形づくられています。

広告の構造は、その効果を最大化するために、いくつかの重要な要素から成り立っています。これらの要素がうまく組み合わさることで、視聴者の注意を引き、メッセージを伝え、最終的には行動を促すことができます。実際には次の4つの要素が組み合わさって出来上がっています。

Facebook ads structure

  • クリエイティブ
  • メインテキスト
  • CTA
  • 見出し

まず基礎となるのが、画像や動画などのクリエイティブです。これは広告の「顔」とも言える部分で、ターゲットオーディエンスの最初の注意を引く役割を持ちます。魅力的で関連性の高いビジュアルは、広告のメッセージを強化し、視聴者の関心を喚起する力があります。

次にメインテキストがあります。これは広告のメッセージや提案を伝えるための本文であるテキスト部分です。画像や動画の内容を補足することを目的に、文章でメッセージを伝えるための場所です。製品やサービスの利点や特徴などを書いても良いです。

CTA(Call To Action)は視聴者に具体的な行動を促すボタンやリンクです。「今すぐ購入」や「もっと詳しく」などの形で短い形で書かれます。ボタンにはリンクを設定しておき、オプトインページやランディングページへ誘導します。CTAは広告の目的を達成するための最終ステップです。広告に興味を持ってくれたお客さんに対して、具体的なアクションを取ってもらうための要素です。

最後は見出しです。これもまた広告に不可欠な要素です。これはCTAの横に付ける短い文章で、CTAの概要を伝えるものです。例えば僕の場合は、CTAに「詳しくはこちら」のような文言を設定し商品ページのリンクを貼っています。CTAの横の見出しには商品の概要を表した「わずか7日間Kindle書籍を作り出版する方法」といった文言を設定しています。

すべての広告はFacebookページに関連付けられている

Facebookで広告を出稿する際、一つ重要なルールがあります。それは、すべての広告が何らかのFacebookページに関連付けられている必要があるということです。実際に、Facebookページがなければ広告を出稿することができません。これは、広告が単に商品やサービスを宣伝するだけでなく、その背後にあるブランドや企業のアイデンティティを表現するためのものであるとFacebookが考えているからです。

Facebook page

Facebookページはあなたのビジネスの顔となり、広告を通じてユーザーが訪れる場所です。そのため、広告を出稿する前には、ビジネスに適したFacebookページを作成し、そこに適切な情報を充実させることが重要です。このページを通じて、ユーザーはあなたのビジネスについてもっと知ることができ、信頼を築くことが可能になります。

Metaピクセルとは?

Facebook広告を運用する上で重要なツールを紹介します。それがピクセルです。ピクセルとは広告経由で訪れたお客さんの行動を追跡してくれる仕組みのことです。Facebook広告では見込み客の行動を追跡することで、広告のパフォーマンスを最大化させるように自動で調整が行われます。ピクセルは特殊なトラッキングコードとして、ランディングページなどに埋め込まれます。

Meta pixel tracking

そして訪問者がサイト上でどのような行動を取ったかを詳細に記録します。例えば、特定のページの閲覧、商品の購入、問い合わせフォームの送信など、重要なコンバージョンポイントを追跡できます。このピクセルを複数のページにまたがって設置することで、訪問者がサイト上でどのような行動を取ったのかをページを横断して追跡することもできます。

このピクセルから集めた情報を元に広告をどんどん最適化することができます。例えば広告から自社のページに来てくれた人にだけ、特定の広告を見せることもできます。また自社サイトで商品を買ってくれたお客さんに対して、別の商品をオファーする広告を見せることもできます。

オーディエンスとは?

オーディエンスという言葉も初心者が疑問に思う用語の1つです。Facebook広告において、オーディエンスはあなたの広告を見せたい人々、つまりターゲットのことです。このオーディエンスをうまく定義し設定することが、広告キャンペーンの成功に直結します。Facebookでは、非常に細かくターゲットを設定できます。

Facebook広告には大きく分けて3つのオーディエンスがあります。コアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスです。コアオーディエンスでは地域、年齢、性別、興味や行動などの基本的なデモグラフィック情報を元にターゲットを設定します。カスタムオーディエンスは、過去にビジネスと関わりがあった人々や、あなたのウェブサイトを訪れた人々など、特定の行動を取ったユーザーをターゲットにします。類似オーディエンスは、自社の顧客に似た新しい人々をターゲットにするような設定が可能です。

実際にアカウントを開設して準備をする

実際に少しだけ広告アカウントの開設方法をお伝えしておきましょう。Facebook広告を始めるにあたっていくつか必要なものがあります。まずはFacebookページを作成しましょう。先ほどFacebook広告はFacebookページに紐付けられているとお伝えしました。

ページが準備できたら、次に進んでMeta Business Suiteアカウントを作成します。これはFacebook上での広告活動すべてを管理してくれるアカウントでしたね。アカウントの作成はシンプルです。作成画面に従って作成できるはずですので、やってみてください。

アカウントができたら、次は支払い手段を登録してください。クレジットカードやデビットカード、PayPalなど、複数の支払いオプションから選ぶことができます。支払い手段を登録してもすぐに課金されないので安心してください。広告をスタートして初めてあなたのクレジットカードに費用が請求されます。このプロセスを通じてFacebook広告の運用を始める準備が整います。

まとめ:Facebook広告の全体像を理解して広告運用の準備をする

ここまで、Facebook広告の運用に必要な知識や用語について解説しました。最後に要点を7つにまとめました。

  • Meta Business Suiteの中に含まれる広告マネージャーを使って、広告の設定や変更、パフォーマンスの確認を行う。
  • 実際の広告は大きい順にキャンペーン、広告セット、広告という入れ子構造になっている。
  • Facebook広告は画像、動画、文字などの素材の組み合わせでできている。
  • Facebook広告を出す際にはブランドを象徴する場所となるFacebookページが必要になる。
  • ピクセルとは広告効果を最大化するために見込み客を追跡する仕組みのことである。
  • オーディエンスとは広告を配信するターゲットのことであり、Facebook広告では3種類のオーディエンスタイプが存在する。
  • 実際にFacebook広告を運用するためには、Facebookページの作成、Meta Business Suiteアカウントの作成、支払い手段の登録といった準備が必要である。

広告代理店を起業したい人向け!広告運用をマスターするための6つのマインドセット

Last updated on 2024年7月8日 By 石崎力也(編集者)

あなたは広告運用をマスターし広告代理店で起業したいと考えていませんか?ですが果たして自分にも広告代理業ができるのかと不安になっているかもしれません。でも大丈夫です。まずは広告運用をマスターする上で重要な心構えを6つ解説します。これらを理解すれば自分の力でスキルアップをし、広告代理業を始めることができるようになります。

近年繰り返される検索エンジンの定期的なアップデートなどによって、集客の難しさは年々高まっています。そこで集客のために広告を打つという選択肢に多くの人が興味を持っています。広告運用のスキルを高めていけば、他人の広告運用から対価を得ることも可能になります。ここではそんな広告のスキルを学ぶ上で重要となるマインドセットを紹介します。

マインドセット1:広告運用のスキルを長期的な資産として捉える

広告運用のスキルを磨くことは、現代のデジタル化されたマーケティングを攻略するようなものです。なぜなら多くのビジネスがトラフィックをどう集めるか?つまり集客の問題に頭を悩ませているからです。素敵な商品やサービスがあっても、それを求める人々に届けられなければ、その価値は半減してしまいます。

広告運用を磨くと、それらの問題を自分の力で解決できるようになります。それがどのくらいの価値を持っているか、想像してください。そのため広告運用のスキルを育むことはただ短期的な成果を追いかけるのではなく、長期的に見て大切な財産になります。まずはそのことをよくよく意識に刻み込んでおいて欲しいのです。

広告運用の技術は将来的にあなたを助ける道具として必ず役立ってくれるはずです。じっくりと時間をかけて築き上げた広告運用のスキルは、ビジネスに安定したトラフィックをもたらしてくれます。さらにこの競争力のあるスキルを他社に提供して対価を受け取ることも可能になります。だからこそ、広告運用のスキルアップ単なる仕事の能力を超えて、自分のキャリアに対する長期的な投資だと考えて頂きたいのです。

マインドセット2:結果が出るまでに時間が掛かることを意識する

さきほど、広告運用スキルの習得は長期で取り組む必要があるとお伝えしました。それに関してもう1つ意識して欲しいことがあります。それは広告で成果が出たり、広告運用のスキルを習得できるまでにはタイムラグがあるということです。他の多くのスキルと同様に広告運用のスキルも習得に時間がかかります。だからこそ、結果がすぐについてこなくても焦らないで欲しいのです。

あなたは広告運用についてこれからたくさんの努力や行動をします。ですが、その結果はなかなか現れません。イメージとしてはコップに水が注がれるところをイメージでしてください。コップに水が注がれているうちは何も起こりません。ですが、コップが一杯になると水が溢れ出します。知識やスキルもこれに似た特徴があります。

Skill up

スキルというのはある一定量の努力や作業量を超えたところから一気に伸びます。そして具体的な成果が現れ始めます。でもその性質を理解していないと、すぐに結果が出ないことに対して不安になります。ですが行動と結果の間にタイムラグがあることを知っていれば、途中で不安になることも少なくなります。

マインドセット3:行動の積み重ねが結果を作る

行動から結果までにタイムラグがある。それはつまり、ある程度結果に関わらず努力できたり作業量を出せる人というのが有利になるということを意味します。成功が行動の積み重ねであるという言葉はちょっと説教臭くてあまり好きではありません。たぶん他の人からアドバイスされたら、ちょっとイラッとすると思います。

ですが僕も10年以上オンラインでビジネスをやってきて、積み重ねが大事であることを実感しています。努力を積み重ねるとか毎日コツコツやるというのは、日本人がすごく好きな思考でもあります。努力とかコツコツというと、ちょっと意識が高すぎる感じでしんどいと感じます。

それならばこう考えるのはどうでしょうか?何かの行動を習慣とかルーティンに取り込んでしまうのです。僕はこの考え方が好きです。実際に仕事もプライベートも時間割を作って、その通りに行動しています。例えば、撮影の仕事は月曜の午後1時から3時、そして土曜日の午前中はコンサルと決めています。執筆の仕事は毎月旅行に行く際の飛行機の中でやります。

いつどの仕事をやるか?というのをあらかじめ決めているんです。他にも木曜の午前中はサーフィンに行く、午後は子供の送迎の合間に筋トレをするといった具合です。こうするとただスケジュール通りにこなしていくだけで、仕事も趣味も前に進んでいきます。行動を習慣に取り込み、なるべく平坦に長く続ける。そうすることで振り返ったときに、たくさんの行動ができていたという状態を作ることができます。

マインドセット4:フィードバックサイクルを早く回す

行動の積み重ねが大事とわかっていてもモチベーションが続かなくなるときもあるでしょう。その場合はどうしたら良いでしょうか?そこで有効なのが細かい目標を設定してそれを一つずつ達成していくことです。この方法は脳のドーパミンを「ハックする」ようなやり方です。ドーパミンは報酬や満足感に関連する神経伝達物質で、小さな成功を経験することで分泌が促されます。

Frequent feedback

広告スキルをマスターするという大きな目標を達成するには、それを細かな目標に分けて実践していきます。ここでオススメなのがフィードバックサイクルを早く回すという考え方です。具体的には、毎週測定可能な小さな目標を立て、週末にはその目標達成度を数値で評価するのです。例えば、週に特定の数の広告キャンペーンを立ち上げる、特定の広告セットのクリックスルーレートを向上させるなど、明確な基準を持つことが重要です。

もしその週の目標が達成できたら、それは自分自身に対する良いご褒美になります。この習慣を続けることで、小さな成功の積み重ねが大きなモチベーションへとつながります。また数値化することで、自分の進捗を明確に把握できます。そのため方向性を見失わずに次の目標に向けて効率よく行動を続けることができます。このようにフィードバックサイクルを短くすることで、長期的な目標達成に向けたモチベーションの維持と成果の最大化が期待できます。

マインドセット5:ピンチはチャンスである

次の紹介するマインドセットはピンチはチャンスというものです。多くの人は、何かを学ぶ過程で犯す間違いとして失敗や困難を避けようとします。これはとても人間らしい反応です。ですが失敗や困難は避けようがないもの、むしろ成長の機会だと捉えて欲しいのです。

失敗や困難に直面した時、僕たちは心が折れそうになります。でもそこで踏ん張って解決策を考えることで、スキルが向上するのです。またそのようなマインドセットを持っていることで行動も変わります。例えば広告アカウントがいきなり停止されてしまったとします。ですがピンチがチャンスだと考える人は、そこで対応策を冷静に考えることができます。

もしそういったマインドセットを持っていなければ、頭が真っ白になり次の対応策も考えられなくなります。いわばピンチは自分の成長にとって欠かせない要素なのだと考えるようにしてください。実際はそう思っていてもピンチの時に慌てるはずです。しかしこのマインドセットを持っているだけであなた自身が消極的にならずに、挑戦しているようになります。

マインドセット6:全部を1人でやろうとしない

広告運用をしようというときには、全部を1人でやろうとするのは辞めてください。これは何についても言えることですが、広告運用は特に孤独な作業です。毎日毎日、管理画面上に表示されるデータと向き合うような日々が続きます。1人でずっとパソコンに向かっているというのは案外しんどいものです。

また自分の頭の中だけでしか物事を考えられないので新しいアイデアも湧きにくくなります。解決策を相談したり一緒に新しいアイデアについて話し合えるような仲間を見つけてください。もし可能であればスキルアップやビジネスを一緒にやるためのパートナーを見つけてください。このような相談できる相手の存在は必ずあなたを助けてくれるはずです。

個人的な強い動機を持つ

ここまで紹介したマインドセットの他にも、広告運用を本格的に学ぶためにやって欲しいことがあります。1つは広告運用を学ぶための強い動機を持つことです。目的や理由と言い換えても良いでしょう。1つの事業を立ち上げるのは大変な作業であり、広告運用も例外ではありません。成功には多くの時間や作業量が必要です。そのため強力な動機がなければ、途中で挫折してしまう可能性が高まります。

だからこそ広告運用を学ぶ際にはなぜそれを学びたいのか、どのような目標を達成したいのか、自分自身に問いかけてみてください。実は早く学び始めたいがために、こういったWhy?の部分をおろそかにする人が多いのです。

僕は大学生の頃からインターネットでビジネスをしています。最初にビジネスを始めたきっかけは恐らく、閉鎖的だった地元の石川県から外に出たいというものだったと思います。僕はずっとばあちゃんに「お前は長男だから金沢から出てはダメだ。石川県庁に勤めて日本人と結婚をし、石崎の名前を金沢に残すことが大事だ」と教えられて育ちました。

金沢にいる人達はまるでそこが世界のすべてかのような振る舞いをしていました。みんな金沢から出ないし、どこに行っても知り合いばかりです。本当に息苦しかったのを覚えています。だからこそ大学には金沢から遠く離れた札幌を選びました。そこからシドニーとネブラスカにも留学をしました。そして金沢に帰らずに生きていけるように自分のビジネスを始めたんです。

ビジネスがそこそこ上手くいったので、今度は世界中を旅したいと思うようになりました。インド、タイ、シンガポール、ベトナム、台湾、韓国、インドネシア、バンクーバー、ニューヨーク。それこそ、3ヶ月に1回住む場所を変えながら生活をしていました。そうすると徐々に目標を変わっていきます。「旅をずっと続けるライフスタイルがやりたい」というのがモチベーションになっていきました。

おっと少し自分のことを語りすぎたかもしれません。でも僕はこういう動機があったからこそ頑張れた。それこそ1日16時間パソコンに向かうみたいな時でも、心が折れることはなかったんだと思います。ぜひあなたも一度立ち止まって自分の心に聞いてみて欲しいのです。あなたは何のために広告運用をマスターしたいのでしょうか?

自分の成長を可視化するために毎日ログを取る

最後にもう1つやって欲しいことがあります。それは自分の行動や作業、仕事を毎日トラッキングすることです。つまり記録をつけて管理するということです。「今日はこれをやった」というログを自分の頭の中ではなく、外側に記録して欲しいのです。そして自分の行っているすべての行動を目標に対する達成度で評価してください。

これをやる理由は2つある。1つは自分自身に責任をもたせるためです。あなたは広告スキルをマスターするために取り組んでいます。その1つ1つの行動が確実に目標につながっていることを毎日確認してほしいのです。これを行うことで、目標からズレた行動を取ることを減らすことができます。

もう1つはログを取らないと、あなたの行動を正確に捉えられないからです。人間は事実を都合の良いように解釈します。これは人間の脳の性質上しかたのないことです。そのため自分がこれだけやったと思っていても、実際に記録してみると全然できていなかったりするのです。ちょうど人間が数字をおぼろげに覚えたりして間違うのと同じです。

自分がなんとなく感じている仕事の量や質と、実際のそれは異なるのです。そこで自分の外側に記録として書き留めることで、物事を正確に評価することができるようになります。まずは広告運用のスキルを高めるために、目標に対する自分の行動や結果を週次ベースでトラッキングするようにしてください。

またログを取ることの効果は他にもあります。それは不安や恐怖などのマイナスの要素を書くことで、それらを小さく抑える事ができるからです。これは日記を書くと気持ちが収まるのと同じ原理です。不安や恐怖といった感情を一旦書き出し、自分の頭から切り離します。そうすることで改めて物事を客観的に捉えられるようになります。

また記録するのは自分の行動だけではありません。今後あなたが広告運用をしてあげる見込み客や顧客もリストとして記録して管理しましょう。誰にいつ連絡をしたか?いつフォローアップをしなきゃいけないのか?誰に何回営業メールを送ったのか?そういったことをメモに残しておきます。そうすることで事実に対する正確な認識もできるようになります。広告代理店業は顧客対応も重要なので、これらの習慣があなたの助けになる。

さて最後に提案です。まずあなたが広告代理店や広告運用業をやりたい動機を探しましょう。メモ帳とペンを持って、自分のお気に入りのカフェに行きましょう。そこであなたの個人的な動機を探す作業を半日ほどやってみてください。

まとめ:広告代理店を起業するにはマインドセットが重要

ここまで広告代理店を起業したい人が理解しておくべきマインドセットを解説しました。最後に要点を7つにまとめました。

  • 広告運用スキルは非常に価値があるため長期的な資産として捉えて習得する。
  • 長期的な視点でスキル習得に取り組む場合、行動と結果の間にあるタイムラグの存在を理解する必要がある。
  • 広告運用スキルは長期的な取り組みにより向上するため、継続的な行動の積み重ねが重要である。
  • モチベーションの維持のためには自分の動機を明らかにし、週次ベースのフィードバックサイクルを回す。
  • ピンチはチャンスという考え方を取り入れると、困難を乗り越えてスキルを向上させるための力が備わる。
  • スキル習得において、相談できる仲間や一緒に取り組めるパートナーを見つけることを推奨する。
  • 自分の行動を正確に分析するために毎日の仕事や学習のログを取ることを推奨する。

こんなに人生が前に進んだ3年は未だかつてない|5-Bullet Friday – 2024年02月02日

Last updated on 2024年2月3日 By 石崎力也(編集者)

どうもこんにちは、石崎力也です。

オランダで生活する石崎の近況を毎週、5つの項目に分けて紹介する5-Bullet Fridayです。毎週お送りしていきます。

2025年にオランダを去ることを考えると急に寂しくなってきました。

僕はオランダでサーフィン、筋肉、スノボ、格闘技、ビジネス、資産、家族関係、言語、スケボーを前に進めたからです。こんなに人生が前に進んだ3年は未だかつてなかったです。

でもこれって、去るからこそ感謝できるわけです。さよならオランダ。まだスポンサーが見つかりません。査証が発給されればどこへでも行きます。

訪れた場所:フィジオセラピー

トルコ旅行して筋トレもサーフィンもスノボもMMAもキックボクシングもストップしたら肩の痛み軽減されたんですよね。

フィジオセラピー(整形外科)も一旦は今日で最後。また痛めた時に来るわ。

今考えていること:超キツいトレーニングをやる

もう超キツいトレーニングをやる。旅行明けの1セット目やからって重量下げる必要なし。幸せと怒りを力に変えて。1セット目おえていきなり心拍数180マーク。インターバル挟んでも心拍数130台まで落ちないので、少し休憩延長。

3セットで終了。息が上がり過ぎた。いつもは4セットやりますが、呼吸整えている間に子供たちのキックボクシング迎えの時間がきました。

買ったもの:ハンドクリーム

アカギレで痛む手にハンドクリーム塗って筋トレいくのが21世紀型父さんやろ。

早くサウナ行きたいけど16セット目の28キロスクワット✖️20回がキツ過ぎて息を整えるだけで精一杯。最後の腹筋1セットでタンクを空にしてサウナに入る。これでまた自分に誇れる1日を積み重ねます。

気になること:大きな物件

三月一日から少し大きな物件空くけど賃貸したいかって?2年縛りとのこと。

うーん、ポルトガルD8ビザの結果は今年出るしなぁ。要件にポルトガルの物件契約が必要だからなぁ。

食べたもの:ターキッシュブレックファスト

毎週金曜日はgroovy jazz café の音楽かけながら自宅でターキッシュブレックファストやります。もちろん先日一人旅をしたトルコで買ったターキッシュコーヒーで。

ターキッシュブレックファストの肝要な点は小皿に盛ることです。ジャムもオリーブもはちみつも容器から出すことで見た目もよくなり、なにより視覚で料理を味わえます。

いやートルコ行ってよかったわー。

石崎力也

集客コンテンツの作り方:自分の仕事の舞台裏をブログ記事やメルマガにする

Last updated on 2024年7月3日 By 石崎力也(編集者)

あなたはネットで集客し、有料コンテンツを販売している小さな個人事業の経営者かもしれません。次の商品のプロモーションをしたいけど、どんなことをネタにメルマガやブログ記事を書こうかと悩んでいませんか?ここではビジネスの裏側を公開することで見込み客とのエンゲージメントを高める方法をお伝えします。

コンテンツマーケティングはネタ切れとの戦いです。見込み客の興味を引き、彼らとの信頼関係を作るにはいくつものコンテンツを作る必要があるからです。でも毎回新しいコンテンツのアイデアを出し、見込み客の注目を引き続けることは本当に大変です。だからこそ、ビジネスの裏側を見せるというちょっと違ったアプローチを取り入れましょう。それでは詳しく見ていきましょう。

今自分がやっていることをコンテンツにする

ブログやメルマガに書くネタに困ったら、自分がその日に何をやっているか?自分の仕事を振り返ってみましょう。あなたは特定の分野で詳しい知識を持っています。人よりも上手に筋トレを教えられるかもしれないし、格安の航空券を探すことが上手かもしれません。

そういった知識やスキルを持った人が成功してインタビューなどで注目を浴びることはあります。ですが、彼らが日常的にどんな仕事をしているのか?というのは中々明らかになりません。だからこそ、彼らが普段どんな風に仕事をしているのか?どんな方法やツールを使っているのか?というのは人々の興味を引きます。

Behind the scenes

これは英語圏ではBehind the scenes(ビハインド・ザ・シーン)と言われるコンテンツです。映画制作の舞台裏やメイキングなどを指した言葉です。映画だけでなくCMのメイキング動画なんかもYouTube上でとても人気がありますよね。あなたもそういうコンテンツを一度はクリックして見たことがあるんじゃないかと思います。

僕は学生の頃からMr.Childrenが好きでよく聴いていました。大人になって世界を旅するようになってからミスチルの曲を定期的に聴いています。YouTubeにはミスチルの桜井さんが曲を書いてるときの動画なんかがあったりします。あなたも自分の好きなミュージシャンがどうやって曲を作っているのか?そんなメイキング動画にすごく興味を持ちますよね?

英語の制作会社もメイキング動画が人気だと分かった上で、DVDの特典に採用したりもしています。また話題になるからというのを知っていて、メイキング動画をわざわざYouTubeに公開しているのです。それによって結果的に、メイキングを通して本編への注目も集まるからです。

苦労や失敗も含めた舞台裏を正直に描く

舞台裏は正直に描けば描くほど、相手にウケます。相手が期待しているのは舞台裏にあるリアリティだからです。つまり製品が綺麗なパッケージに包まれる前の、ゴツゴツした状態を見たいのです。そのため舞台裏をなるべく正直に、リアルな形で見せてください。

それはつまり、自分を常に大きく見せようとする必要がないということです。SNS投稿のほとんどが、人生の一番良いところだけを切り取って行われています。ですが舞台裏を描くときには完璧な姿ばかりを見せる必要はありません。

実際には、苦労していることや失敗していることが最高のネタになります。自分自身の活動をオープンに発信することで、人々は製作過程などの裏側のリアリティを体験できます。そしてそれに伴う感情に共感し、より深い繋がりを感じるようになります。

Failure reality

メイキングやドキュメンタリーでさえ、作者が苦労している時の方が内容が面白いと思いませんか?例えばジブリの宮崎駿さんがうんうん悩みながらアイデアを練っているシーンがあったら、確実に視聴率が上がりますよね。その瞬間は宮崎さんの悩みや苦悩に、視聴者が共感しているんです。ああ彼も同じ人間なんだなって。

綺麗なだけじゃないリアリティのある内容の方が、視聴者にとって価値があると感じられます。彼らは単に完成された作品を楽しむだけでなく、その作品がどのようにして生み出されたのか、その背景にある情熱や苦悩にも関心を持ちます。

だからこそ、あなたのビジネスの舞台裏を紹介するときには良いところも、悪いところも含めてください。その透明性が見込み客との信頼関係の強化にもつながります。苦労している部分を見せることで、あなたの努力と成功の過程に見込み客が共感するかもしれません。そして応援したいとすら感じてくれるかもしれません。成功だけでなく、挑戦や失敗も共に分かち合うことで、あなたのストーリーはよりリアルで魅力的なものになります。

商品の制作過程は最高の販促キャンペーン

ここまで紹介してきた話をあなたのコンテンツで応用してみましょう。具体的にはどうしたら良いでしょうか?あなたの商品の制作過程をコンテンツとして書いてみましょう。商品の制作過程を公開することはただの販促活動を超えて、見込み客との深いエンゲージメントを作ってくれる素晴らしい方法です。

Live coverage of the production process

例えば、新しい商品の制作風景を実況中継してみましょう。今どんな商品のアイデアをねっているのか?実際にどこまで制作が進んでいるのか?商品にどんな内容を盛り込もうとしているのか?こういった進捗の共有は、見込み客にとっても一緒に商品制作を体験しているような感覚になります。もちろん、どんな所で苦労しているのかをシェアするのも大事な要素でしたね。

どんなツールや道具を使って仕事をしているのかを紹介しても面白いと思います。実際に映像や音楽がどんなツールや方法を使って作られているのか?どんなソフトで加工しているのか?みたいなことってすごく興味ありますよね。

商品のうち、今日作った部分を紹介しても良いです。僕のように他人に何かを教える商品であれば、今日作ったレクチャーを紹介したりもします。そしてそのレクチャーが商品の中でどんな意味を持っているのかを話すこともできます。そうやって商品制作の裏側を知ることで、見込み客は商品への期待を高めてくれます。徐々にあなたの発信に巻き込まれていくのです。

あなたは何らかの意図をもって商品を作っています。その意図もすべて話してしまっても大丈夫です。なぜこの商品を作っているのか?この商品は購入者のどんな問題を解決するのか?この商品は顧客にどんなベネフィットをもたらしてくれるのか?商品の制作過程をシェアするとなると、そういった商品にまつわる話も自然にできる。嫌らしくない形で宣伝できるんです。

Newsletter example

実際に僕もCashLabやSubscribers!という商品を作っているときに同じことをしました。商品の制作状況を毎週、ニュースレターとしてリストに流していったんです。そうしたら本当に反響がすごかった。読者の方が毎回熱心にメールを読んでくれるんです。メールの開封率やクリックを見てもそれは明らかでした。

今週はこういうレクチャーを撮影しましたとか。共同講師との対談レクチャーを撮らせてもらいましたとか。なぜこのレクチャーを撮ったのか?とかそういう話をたくさん入れました。完成したら販売する予定だったので、今何パーセントくらいまで完成しているのか?ということもちょこちょこ報告していました。

これが週1のニュースレターという感じですごくウケたようです。商品制作も3ヶ月ほど続いたので、毎週のようにメールを送りました。商品の制作プロセスを見てるうちに見込み客も、徐々に商品自体への興味を高めてくれたようです。販売時にはたくさんの購入がありました。商品をプロモーションしたければ、ぜひこのように制作プロセスから見せていくことをオススメします。

まとめ:舞台裏を見せるコンテンツは見込み客と深いつながりを作ってくれる

ここまで自分のビジネスの舞台裏をコンテンツにする方法について解説しました。最後に要点を4つにまとめました。

  • ビジネスの舞台裏を公開するコンテンツは見込み客の興味を引く良質なコンテンツである。
  • 映画やCMのメイキングは多くの人が好む人気のコンテンツである。
  • 舞台裏を公開するときには、苦労や失敗なども含めたリアリティのある内容にすると共感を得られやすい。
  • 商品の制作過程を明かすコンテンツは、商品の販売を促進するコンテンツとして最適である。
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