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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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【起業家のための2つの勉強法】常に学び続けるメンタリティを持つ【ダイレクトラーニングのやり方】

Last updated on 2024年11月20日 By 石崎 力也

今日は「お勉強」についてレクチャーします。ビジネスをスケールするためのお勉強は2種類あります。1つはダイレクト・ラーニング。もう1つはインダイレクト・ラーニング。世界中の起業家はこの2つの学習スタイルを、まるで馬車の両輪のように右左同時に回し続けています。

僕はスタートアップの世界に7年ほどいます。特に駆け出しの頃は、大成功を収めた起業家たちにたくさん出会ってきました。今のオンラインコースビジネスと関係があるにしろ、ないにしろ、さまざまなビジネスに関わってきました。幸運にも多くの素晴らしいメンターから学ぶことができましたし、その中でネットワークを構築し、イベントに参加し、多くの業界のオピニオンリーダーと交流をしてきたのです。そのためだけに、起業直後は西麻布に事務所を置いていたと言っても過言ではないのです。

マイルストーンを超えても学習を続ける

僕が起業した当時、西麻布3丁目に住んでいましたから、六本木ヒルズは歩いて3分の距離でした。月会費1万円ほどでアカデミーヒルズが使えます。アカデミーヒルズには有志のグループが勉強会を開き、様々なゲストを呼び、毎週のようにミートアップを開催していましたから、まさに起業家が行き交う交差点のような場所でした。またアカデミーヒルズ主催のイベントもたくさんありました。竹中平蔵さん、津田大介さん、MITメディアラボの石井裕さんなど、名だたるオピニオンリーダーが毎週のように登壇するのです。特に僕はライフネット生命保険創業者の出口治明(はるあき)さんの講演には足繁く(あししげく)通っていました。

この経験を通して、大きく成功した起業家たちには、ある共通点があることがわかりました。それはどんなことかと言うと、常に学び続けているということです。常に学び続けるとは具体的にどういうことでしょうか。つまり新しい洞察を得たり、より優れたビジネスリーダーになるために本を読んだり、ということを常におこなっているのです。

もっと具体的に言うと、学術研究や産業・業界に関する記事を精読したり、新しいスキルを学ぶためにPodcastを聴いたり、オンラインコースを受講してスキルを身につけたり、メンターや業界のインフルエンサーとネットワークを構築して彼らの経験から知識を得たり。基本的に成功する起業家たちの多くは、勉強すればするほど成功するということを知っているのです。

本当に成功している起業家たちは、基本的に学び続けるというスタンスを持っています。一方で、成功しない起業家は学び続けることができません。これには多くの理由がありますが、1つは「勉強は学校のような環境でだけおこなうもの」という価値観に慣れてしまっているということが挙げられます。多くの人々は、1つの重要なマイルストーンに到達するためだけに勉強をしているのです。たとえば卒業証書を手に入れることや、就職することが主要なマイルストーンです。

少し考えてみてください。一般的な学習パスとはどんなものでしょうか。僕たちは18年〜20年ほどかけて、小学校・中学校・高校・大学・就職といったプロセスを辿ります。何が言いたいかというと、多くの人は人生のはじめの20年間学び続け、学位を取得し、そして卒業。これで学びが終わってしまうということです。就職すると学びが終わると考えている人がどれだけ多いことか。

英語、スキー、スノボ、デジタルマーケティング(例えばA/Bテスト、セールスファネル、オートメーション)、さらにはDSLR、ビデオの編集、Adobe(例えば、Premiere Pro、After Effects、Audition)。これらすべて、僕が大学を卒業してから学び始めたものです。ここにあげたいくつかのスキルだけで、僕は市場からお金をもらっています。たぶん、もらいすぎています。

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ビデオグラフィなんかはちっとも金になりませんが、僕はますますのめり込んでしまっています。Vimeoで才能あふれるクリエイターの映像を見て「このトランジションは一体どうやってやっているんだろう」と思いながら、わずかなボキャブラリーを総動員して日本語英語問わず検索をしまくります。この前は、Sam Kolderがよく使うLuma Fadeの2パターンのトランジションについて検索していました。なるほど「これってルミナンスキーを使っているのね」と2時間かけてようやく理解したのでした。この2時間、僕は勉強をしているというよりかは好奇心に従ってひたすらキーボードを叩いている感じでした。

好奇心に従って活動するのが勉強なら、きっとあなたも「じゃあ俺もやっているよ」と言えることがあるでしょう。素晴らしいです。それを継続してください。そのうちのいくつかはお金になるかもしれないし、ならないかもしれない。まあでもいいじゃないですか、お金を稼げようが稼げまいが、あなたは好奇心を満たすことができているのですから。好奇心が失われた時、起業家は死にます。

そもそも勉強とは決まった時間に決まった量だけおこなわれる活動なのでしょうか。始まりと終わりのあるものなのでしょうか。そして、最終結果を達成したら、それで終わるものなのでしょうか。このような条件付けは非常に危険です。このオンラインコースも同様で、コースを修了すればオンラインコースの学習がすべて終了すると思わないでほしいのです。このように一定のラインに達することで、学びが終わりだと考えてしまう人は多いでしょう。

まるでアジア人が大好きな「資格」とやらの性質に似ています。僕もかつて勉強したからわかるのですが、TOEICや英検なんかが一定のラインに達すること自体が目的化している資格の典型ですね。「資格があれば就職に有利に働く」といったくだらないモチベーションで勉強することの虚しさ。そういう発想でしか何かに取り組めないのは非常に悲しいことです。そもそもTOEIC900点をとったところで、いくらあなたの労働市場における価値が上がるのでしょうか。結局は、そういった資格やそれを努力も、最終的には経済的な対価へと変換するのが目的でしょう。ゆくゆくはそれが幸せに繋がると信じている。果たして、彼らの年収は今いくらでしょうか。どのくらい幸せなのでしょうか。断言しますが「就職に有利に働く」といったメンタリティが、もうその人の一生を不幸なものにしていると言えるでしょう。そういったマインドを修正するには長い年月を要するし、もしかしたら修正する前に先に寿命が来ちゃう方も多いでしょう。

あなたのスノボも、あなたの英語力も、あなたの趣味も、一定のラインに達したら終わりではないんです。

ビジネスでも同様の現象が起こります。一度、ビジネスで年間1億円を生み出せば、新しいマーケティングやセールス戦略を学ぶ必要がないと考える起業家が多いのです。しかし、それは明らかに間違えています。実際、学習は生涯を通じて継続的におこなわれるべきプロセスです。目標やマイルストーンを達成する必要があるときだけにやるべきことではありません。どんなことがあろうと、いつも勉強しなければなりません。

ダイレクト・ラーニングで業界に直接関連するトレンドを勉強する

勉強の方法には2つのタイプがあります。1つはダイレクト・ラーニングと呼ばれるものです。これはあなたの専門分野に関するトピックや業界に直接関連するトレンド、ニュース、イベントなどについて勉強することを意味します。自分の専門分野に精通するということには、明らかにメリットがありますよね?あなたの業界のニュースを扱った記事を毎日1つ読むことを想像してみてください。専門家と話をしたり、ブログ記事を書いたり、マーケティング戦略を立てたりするとき、どれだけ多くの知識を呼び出すことができるでしょうか。

僕の場合であれば、ベンチマークしているNeil PatelのブログやHubSpotのブログを読んだり、彼らが紹介する商材を購入してセールスファネルを研究したりするのがそれにあたります。なるほどオプトインではリバーススクイズを使い、ローチケットのフロントエンド商品を$57で売るのか。アップセルの値段は$397の6分割払いか。ローチケットとハイチケットの価格差が大きいけどこれでも売れるんだなとか。

まだその業界への造詣が深くないのであれば、Udemyからスタートするのもいいでしょう。Udemyには比較的初心者向けのオンラインコースがたくさん陳列されており、あなたの知識やスキルが初歩的なものであれば、ぴったりのプラットフォームと言えるでしょう。

Quoraで1日たった1つの記事を読むことで、大きな差を生むことができるはずです。ようやく日本にもQuoraが上陸しましたが、早速良質なコンテンツが蓄積され始めています。例えばコロナウィルスのパンデミックが起こっていた時、こんな投稿がありました。

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コロナショックは投資チャンスというのは本当ですか?

なぜファーストクラスに乗るのですか?という面白い質問にも、教養ある人たちから様々で回答がついています。

到着時間はエコノミークラスと同じなのに、ファーストクラスに馬鹿高い料金を払う人がいるのは何故ですか?

もちろん僕が参入しているデジタルマーケティングのカテゴリーにも素晴らしいテキストコンテンツが散りばめられています。

起業する前に知っておくべきことは? といったマインドセット的な内容だけでなく、コンバージョンの高いサイトカラーの色について深い洞察を得られる投稿もあります。

自分の業界に関していくら勉強しても、情報の量には限りがありません。またどんなことであっても、絶えず変化をし続けているのです。栄枯盛衰(えいこせいすい)、変化を止めることは誰にもできません。現在、ニッチな市場でビジネスをすることに現実味を感じられないかもしれませんが、数年後にはビジネスのメインストリームとなっている可能性もあるのです。最新のトレンドやニュース、イベントを知ることは、潜在的な脅威を特定して、必要に応じてビジネスを適応させ、予期しないトラブルを回避するのにも役立ちます。

考えてみてください。音楽業界はこの20年間でどのように変化したでしょうか。カセットテープやCDといったように物理的な媒体を購入していたところから、NapsterやKazaa(カザー)あるいはWinnyのようにMP3ファイルで自由に共有したり、デバイスからデバイスへ音楽ファイルのダウンロードやストリーミングができるようになりました。そして、今ではiTunesやSpotifyのようにプラットフォームを使ったサブスクリプションがメインストリームとなっているのです。これで音楽業界の変化は終わりでしょうか?いいえ、違います。将来的には音楽を聴くために、今は想像できないような新しい方法が採用されているでしょう。

もしあなたが音楽ビジネスの起業家であったとすれば、このようなトレンドを常に把握しておくことが非常に重要だと言えます。もしトレンドをまったく理解していなかったとしたら、音楽をオンラインでストリーミングする現代で、時代遅れのCDを販売することになるでしょう。そうすればあなたのスタートアップはすぐに倒産するでしょう。

スティーブ・ジョブズがこの世から去ってから出版された伝記には、ジョブズが自ら大手レーベルオーナーと交渉し、iTunesで音楽を配信するよう説得するシーンが描かれています。ウォルターアイザックソンの書いたこの電気は、初版が2011年。ジョブズはそれよりも前から音楽業界のトレンドを察知して、大手レーベルのオーナーですら気付いていいなかったマーケットの存在をありありと見ていたのです。そういう意味では、卓越したセンスだけではなく、彼は熱心な勉強家であったとも言えるでしょう。

この話は音楽業界でも、IT業界でも、教育業界でもまったく関係ありません。どんな産業も、どんな分野も、どんなテーマも、決して変化から逃れることはできない、ビジネスにとって安全地帯はないということです。この事象をマネジメントの父ドラッカーは非常にシンプルな言葉でまとめています。

すべてものは陳腐化する

この瞬間にも多くの事柄が古くなっているのです。これは原則であり法則であります。僕たちがあらがうことができません。

優れた起業家は、将来にわたってビジネスを成長させ続けるための最善の方法は、常に業界についてダイレクト・ラーニングをし続けることだと知っているのです。

インダイレクト・ラーニングで業界とは直接関係のないトピックを学習する

しかし、本当に優れたビジネスリーダーはそこで終わることはありません。もっとも成功した起業家たちは、徹底的な自己啓発にこだわります。彼らはダイレクト・ラーニングで自分たちの業界について学びますが、それ以外のことも学びます。僕たちはこれをインダイレクト・ラーニングと呼んでいます。あなたのビジネスや業界と直接関係がない(インダイレクト)ということから、こう呼んでいます。

rikiyaishizaki.com で成功を収めた頃の僕たちは、自分のビジネスとまったく関係がないトピックについてのビデオや本、記事、ブログなどを検索していました。ほかにもプログラミングを学んだり、テクノロジーに関するニュースを読んだり、専門家たちと人間関係を構築するためのスキルを身につけたり。このような学習を続けていると、少しずつインダイレクト・ラーニングが身につき始めました。特にビデオグラフィは、ビジネスとは全く関係のないトピックでしたが、5年の時を経て、それが今僕たちのビジネスの「強み」になっているのです。

そこで僕はもっと大きなことができるような新しい会社を作りたいと思い始めたのです。具体的には何百万人、何億人もの人々の生活に影響を与えることができるIT企業です。僕はその頃もまだダイレクト・ラーニング、インダイレクト・ラーニングに関わらず、学び続けていました。アイディアが頭の中で形成されていき、少しずつ理想的な世界がどのようなものであるべきかイメージし始めました。その結果、オンラインコース・ビジネスを支援する会社を立ち上げることになったのです。

rikiyaishizaki.com を始めなければもっとお金を稼ぐこともできたかもしれません。それに、すでに十分な金額を稼いでいましたから、すぐにセミリタイアをすることもできました。その時作った不労所得のインカムストリームがいまだに続いています。でも、rikiyaishizaki.comを始めるべきだと感じたのです。なぜなら日本と世界の高等教育システムが崩壊しつつあるのを見たからです。多くの人がお金をたくさん払って、決して使わない科目を学ぶために、多くの時間を費やして無駄にしていました。

僕がrikiyaishizaki.comを始めたのは、この問題を解決したかったからです。大学を改革し、教育を受けることの意味を再定義したい。現在、rikiyaishizaki.comには3つのプレミアムコースがあり、何千人もの人を教えていますが、これはまだ序章に過ぎません。

ここまでの構想を作ることができたのは、僕がインダイレクト・マーケティングによって、自分の業界だけではなく、世界や人生について学ぶのを続けてきたからです。そして、たしかにこれが僕をよりスマートな人間にし、rikiyaishizaki.comで成功するチャンスを増やすことにつなげてくれたのです。でも、もっと重要なことがあります。それは、目的を見つけるのに役立ったということです。常に学び続けることは、自分が情熱を持っているものを見つけるのに役立つのです。学び続けたことで僕は行動を起こし、世界を変えようとしました。もし僕が勉強を続けていなければ、今ビデオを見ている人はいないでしょう。ビデオすらも存在しなかったでしょう。

まとめ:結果が出ることを期待せずにリラックスして学習する

絶えず学び続ける力が必要です。学習は怖いものではありません。中学校や高校のように、歴史を勉強したり、元素周期表を暗記したりする必要はないのです。あなたはもう大人です。自分の心が望むことはなんでも学ぶことができます。完全にあなた次第です。あなたが魅力的だと感じることはなんでも学んでください。反対に興味がなければ学ぶのはやめてもいいのです。これの一番良いことは、成績がつけられないことです。

インターネットのおかげで、簡単に情報にアクセスできるようになりました。あなたが必要な情報はすぐにでも利用することができます。そしてもっともありがたいことに、ほとんどの情報が無料です。メーリングリストに登録したり、ブログを読んだり、ビデオを見たり、可能性は無限大で、費用はほとんどかかりません。だから、学ぶことはとても簡単です。

一番大変なのは、きちんと学習に向き合うということです。学習にきちんと向き合うとは、生涯学習の習慣を作るということです。前回のレッスンで説明した通り、モチベーションではなく、規律を作りましょう。まず自分に約束をするのです。そして、カレンダーにイベントを設定し、スケジュールを作成しましょう。

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以前にも紹介しましたがProductiveというアプリがおすすめです。ほかにもいろいろなアプリがあるので、自分で探してみてください。これらの時間を使って1つの記事を読んだり、本を一章読み進めたり、ビデオレッスンを受けたりしましょう。そして、イベントのお知らせが毎日届いていることを確認してください。もしアカウンタビリティシステムが必要なら、それも設定してください。もっとも重要なのは、少なくとも2〜3ヶ月はその約束を守るようにするということです。そうすれば時間をかけて自分を磨く習慣を身に付けることができます。

習慣に慣れてきたら少しずつ毎日の時間を増やしていきましょう。20分から30分にしたり、1時間を目標にしたり。より良い人間になるために、そして最終的にはより良い成功した未来を築くために、少し時間を割いて多くのことを学ぶことが大切です。生涯学習に励めば、おそらくあなたは想像以上により良い未来を築くことができるでしょう。

そうは言っても、これは長期的な投資であるということを覚えておいてください。学んでいる間、すぐに結果が出ることを期待してはいけません。学びのために学び、向上することを愛して、学びを好きになるのです。

最後にスティーブジョブズの言葉を紹介します。彼はこう言いました。「将来を見据えて点と点をつなぐことはできません。過去を振り返ったときに、はじめて点と点をつなげることができるのです。だからみなさんは、とにかく点と点が将来的につながることを信じて生きる必要があります。あなた自身の運命や人生、カルマなど、それがどんなことであっても信じなくてはなりません。将来的に点と点が結びつき、あなたの道を切り開くことができると信じることで、自分の心に従う自信を持つことができるからです。たとえそのせいで、多くの人たちが通る道から外れたとしても、それこそが大きな違いをもたらしてくれるのです。」

【必要日数は66日】新しい習慣を身につける3つのステップ【7つの習慣・原則中心】

Last updated on 2024年11月20日 By 石崎 力也

今日はネットビジネスの起業家としてハッピーな人生を送るための「規律」についてレクチャーします。規律は習慣で身につけられます。規律は、京セラ稲盛和夫さんのいう「フィロソフィ」であり、7つの習慣コビー博士のいう「原則中心」です。モチベーションなんて不要です。やる気のあるなしで仕事をしていては納期に間に合わないし、間に合ったとしても納期の後は仕事ができなくなってしまいます。動機はあくまでも最初の動きを出すためのものです。重い石を転がす最初の力ですね。12歳の頃ジャスティンビーバーだって「歌いたい!」という強い動機があって、最初のビデオをYouTubeに投稿したのです。しかし一旦石が転がってしまえば、あとは規律で行き先を調整するだけで良いのです。さあ、僕たちはどのようにして新しい習慣、新しい規律を身につければいいのでしょうか?

「成功するために必要な考え方ってどんなことですか?」「魔法のようなライフハックはありますか?」「最初から最後までモチベーションを保つためにはどんなことをすればいいでしょうか?」これは、どのオンラインコースをリリースしても聞かれることです。そしてお金持ちになりましょう系の教材では、第1章「マインドセット編」で語られることです。しかし、どうしても僕はこのような考え方を好きになれません。このような質問をしてくる人たちは、みんな同じことを求めているのです。いろいろな言葉で質問をしてきますが、本質的に「どうすればモチベーションを保てるのか」という一点にのみ、彼らは関心を持っています。

モチベーションで仕事をしてはいけない理由

ほとんどの人は、この「モチベーション」という言葉に固執してしまっているのです。モチベーションは魔法のようなもので、求めるもののすべてを、最短時間で手に入れることができると考えてしまっています。さらにモチベーションを保つことが、何かを達成するための唯一の方法だと考えている人も多いですね。

Online School Building 2.0 の視聴回数を管理画面から確認してみます。このコースの最初のレッスンは、3,700回以上、再生されました。しかし、最後のビデオの再生回数はわずか700回ほどだったのです。大きな違いがありますよね。なぜでしょうか?それは、多くの人が何かを最初から最後までやり遂げるためにモチベーションが必要だと考えているからです。人体が活動を続けるために酸素が必要なことと同じように、仕事を続けるためにはモチベーションが必要。そう考えていませんか?

モチベーションを失ったから、コースをすべて受講することができなかった。これは間違ったアプローチです。モチベーションの定義を少し考え直してみましょう。モチベーションとは「特定の方法で行動する理由を与えること」として定義されています。たとえば、あなたには「新車を買いたい」という気持ちがあったとしましょう。これは、あなたがさらに節約をがんばって貯金をするためのモチベーションになりますよね。行動は「お金を節約すること」であり、「新車を買う」というのは節約するための動機や理由となります。

もしかしたら、近々ハワイ旅行をするかもしれません。ハワイ旅行と行ったらビーチですが、水着を着た自分自身を誰かに見られるかもしれません。あなたはハワイで恥ずかしいボディを見せたくないということを理由にして、ジムへ行き、完璧な肉体美を手に入れようとします。行動は「ジムに行く」ということであり、「ハワイ旅行」というのはジムへ行くための動機や理由となります。

ほかにもいろいろな例があります。あなたの会社には年末ボーナス制度があるとしましょう。そこで、仕事をがんばりベストを尽くそうとしているかもしれません。ここでいう行動は「いつもよりも熱心に働く」ということで、「年末ボーナス制度」は仕事をがんばるための動機です。

モチベーションは悪い習慣や行動を変えて、良い行動を取るための明確な理由や動機を与えてくれるため、非常に強い力を持っています。理由があれば、実際に難しいことをやり始めるのはとても簡単なのです。まったくトレーニングをしていなかった人が急に毎日ジムへ通い始めるというのにはハードルがありますよね。しかし、モチベーションがあればジムに通うためのハードルが一気に下がります。

しかし、多くの人が理解していない問題があります。それは「モチベーションが一時的なものでしかない」ということです。モチベーションがあれば、普段とは異なる行動や振る舞いをすることは簡単になります。ただし、それはとても短い期間に限られるのです。しばらくするとやる気がなくなり、モチベーションを維持するだけのエネルギーも減少していきます。モチベーションだけを頼りに行動をしていると、後に以下のような結果となるでしょう。新車を手に入れたら節約をやめるでしょう。ハワイ旅行が終わればジムに通わなくなるでしょう。ボーナスをもらったら仕事をサボるサイクルに戻るでしょう。基本的に結果が出たら元どおりの習慣や行動に戻ってしまうのです。

これはなぜでしょうか。なぜなら、モチベーションとは外部の何かに依存しているものだからです。モチベーションの有無は、行動の変化に関わる明確な理由があるかどうかにかかっています。だから、その理由がなくなってしまったとき、元の行動に戻るのを防ぐ要素は何もありません。行動が元どおりになりそうなとき、人々は新しいモチベーションを見つけようとします。しかし、これは好ましくないことです。何かに取り組むときにモチベーションを保つための理由を探そうとするのは、麻薬中毒者が禁断症状を抑えるために麻薬を探すのとほぼ同じです。

「7つの習慣」コビー博士が教える原則中心の生活

だから、あなたの考え方自体を変えなければなりません。モチベーションにこだわり続けていると、長期的に何かを続けることができなくなります。長期的に物事を継続しておこなうためには、モチベーションなんて必要ないのです。長期的な継続に役立つのは「規律」です。規律とは、新たな行動規範を身につけるために自分自身を鍛え上げることです。新車を買うとか、ハワイ旅行に行くとか、ボーナスをもらうとか、一時的な外的理由は必要ありません。

7つの習慣のコビー博士は「原則中心」という言葉を使います。「家族中心」の人は家族の状況に心の安定が左右されます。「仕事中心」の人は仕事の都合や会社からの要求で人生が左右されます。「お金中心」の人は自尊心も自分の価値も全てを資産額で測ろうとします。「友達中心」「宗教中心」「遊び中心」も同様に、安定的な人生を望めません。そこで「原則」を人生の中心に置きなさいとコビー博士は言います。素晴らしいアイディアだと思います。子供が寝静まってから、妻とこの「原則中心」の生き方について話し合うことがあります。妻も概ね、このコンセプトに賛同しているようです。

僕たちは国籍も宗教も違うカップルなので、両親が別々の行動指針を持っていると子供は迷っちゃいます。父親が「先生の言うことなんて聞かなくて良い」と言い母親が「先生の言うことを聞きなさい」といえばそりゃ子供はどうすれば良いか分からなくなる。だから家族の中に「原則」を1つ1つ作っていきます。例えば「先生の言うことは聞きなさい。でも先生と親の言うことが異なったら、親の方を信じなさい」とか。

また原則なしでは意思決定のプロセスが遅くなります。うちの父親は日曜日の朝になると「今日はパチンコに行こうかな、どうしようかな」と迷っている。僕はそれを見て、そう言うプロセスを30年以上も毎週日曜日の朝繰り返してきたんだなと思い、ゾッとしました。とんでもないくらい時間の無駄遣いです。1日の中で意思決定は、3万5000回あると言われています。「コーヒーにするか、紅茶にするか」や「何時まで仕事をするか」といった簡単なことから「子供のためにオランダに教育留学させるか」といった入り組んだことまで。行動指針を持っていないと、それら3万5000回全ての意思決定に遅延が生じます。毎度、どうしようか迷うからです。恐ろしい事実ですが、うちの父親のように原則を持たずに生きている人たちは意思決定をするだけで1日が終わっているのです。1日中机の前に座っていたのに、仕事が全く進まないと言う経験はないでしょうか?頭の中がぼーっとして、思考が行ったり来たりしている。それで1日がすぎた。

きっと考えたら良い答えが出ると勘違いしているのです。あるいは「迷った方が良い回答に辿り着ける」とも。

そもそも行動指針や原則は、状況に応じての最適解を導き出すツールではないのです。極論すれば、仮にベストな選択肢でないとしても「セカンドベストでもいい。それよりも意思決定のスピードを早めて、行動を促したい」のです。だから本音を言えば意思決定があまりにも介在するようなタスクは好ましくありません。そう言う仕事は、行動指針を決めてから取り掛かるか、あるいはそもそもその仕事自体を捨ててしまう。僕と小川さんならきっと「やらない」選択肢を取ります。

重力の法則が例外なく万人に働くように、人生の原則もまるで法則のように僕たちに働きます。原則は、僕らを裏切ることもないし、途中で変更されることもないし、現れたり消滅したりする類のものではありません。ずっとそこにあるイメージです。

7つの習慣には素晴らしいストーリーが紹介されています。

向こうから光が見えました。どうやらあなたの戦艦に向かって船がやってきたようです。衝突の危険性を感じた艦長は相手の船に「20度向きを変えるように」と命令しました。そうすると向こうの船からは「あなたの船が20度向きを変えるように」と信号が返ってきました。怒り心頭の艦長は「こちらは戦艦だぞ。お前の方が20度方向を変えろ」ともう一度命令しました。相手から返ってきた答えは「こちらは灯台である」でした。艦長はすぐに進路を変えました。

灯台は動きません。人生の原則も同じであるとコビー博士は言います。「お金」「家族」「友達」「遊び」「仕事」などの不確かなものを中心に置くのは、人生を不安定にします。まるで動き続ける偽の灯台を頼りに航海をするようなものです。

常に何かをおこなうときの理由を、あなたの内側に求めてください。それこそが動かない灯台になります。

新車を買った後、給料の一部を貯金し続けることができます。お金を貯めるのは一生の習慣にもできるからです。あるいは、ハワイに行ってからもジムに通い続けることができます。体を動かし続けることは、健康的な一生の習慣となるからです。ボーナスをもらったあとも、ビジネスで常に成果を出そうと努力と続けましょう。仕事に対して強い倫理観を持つことは、生涯にわたってあなたにポジティブな影響を与え続けてくれるでしょう。

この場合の規律は「継続的に貯金する」「継続的にジムにいく」「継続的に仕事を頑張る」となります。コビー博士のいう原則にあたるものとなります。

何かをしようとするとき、その理由は表面的なモチベーションよりもはるかに深い理由を求めましょう。たとえば水着を着て美しく見える肉体美を手に入れることや、月末に1,000円でも多く稼ぐなど。行動を変化させようとするのは何か1つの目的のためではなく、一生継続させたいと思うからですよね?このような行動を習慣化することによって、ビジネスだけではなく、人生として成功することができます。

モチベーション・ゼロで仕事を遂行する方法

僕と小川さんは、モチベーションとは無関係に仕事をしています。仕事内容を非常にシンプルにしてあります。やることは1つだけ。ビデオを撮影する。僕たちはこれまでUdemyにたくさんのビデオを供給してきました。今はYouTubeにそのビデオを割り当てています。いずれにせよ、僕らがストレスなく効率的にお金を稼げるのは、全てビデオを起点としたビジネスだけと判断しています。だからシンプルにビデオだけを作る。

ビデオを作ると決めたら、それをどのように効率よく制作するか決めなければいけません。まず小川さんが外部のスクリプトライターさんと打ち合わせをして各モジュールの台本を完成させます。スクリプトはGoogle Driveでシェアされます。僕は土曜日の午前中だけ働くと決めています。土曜日の朝になると、好きとか嫌いとか、やりたいとかやりたくないとか、そんな一切の感情は発生しません。家族も、土曜日だけは僕がスムーズに撮影できるように環境を整えてくれます。Lumix S1のカメラと三脚、照明とマイクが固定されたスタジオに入って、4時間ばかり撮影をします。4時間ばかり撮影と言えど、4時間話し続けることはできませんから、編集した後の完成尺にすると60分ほどでしょうか。

Google driveのスクリプトをプロンプターに読み込んでカメラの前でそれを読み上げるだけです。可能な限り撮影の障壁を小さくするためにあらゆる手間を省いてあります。例えば、カメラをずっとつけっぱなしにしてあります。毎度、スイッチを入れるのが面倒だからです。ACアダプターをカメラのバッテリーの位置に突っ込み、コンセントから直接電源供給をしています。充電やバッテリーの入れ替えという作業自体が面倒だからですQuickTimeを使って8テラバイトの容量があるMacBookプロに直接撮影を直接撮影データをダイレクトに鋳込みます。SDカードを抜き差ししてデータの移行をしなくて良いので非常に楽です。

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部屋には10台近くLACIEがストックされます。LACIEは衝撃に強いポータブルストレージとして有名です。海外で有名なYouTuberの Casey Neistat が使っていることでも有名です。僕が敬愛するイタリア人のビデオクリエイターレオナルドダレサンドリもLACIEを常に持ち運んでいると、インタビューで答えていました。なぜ衝撃に強いものが必要かと言えば、データを編集者に郵送するからです。日本にいるときはレターパックを使ってポータブルストレージを編集者に郵送します。海外にいる時はEMSを使ってやはり日本にいる編集者に郵送します。移動中の揺れにも耐えられるのがLACIEです。

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データのサイズを見ていたらいただいたらわかりますが1つのフッテージが100 GBを超えています。編集前のデータはいつもこんな感じです。Wi-Fiでデータのやり取りができる容量超えています。もしかしたら今後Wi-Fiの速度が向上し世界の通信速度が爆速になり、インターネット経由でも100 GB程度、実際には合計2テラバイト位のデータを一気に送るのですが、そういった大きいデータのやりとりができるになるのが理想です。

配送済みのデータは配送済みフォルダに格納してあります。僕はこういったデータの保存はしないので、編集されたビデオが出来上がるとすぐに配送済みの中のデータを削除します。これも僕なりの原則なのです。

後はクラウドワーカーさんが編集されたビデオをYouTubeやUdemyにアップロードしておしまいです。月曜日から金曜日そして日曜日は仕事はしません。どうせそんな毎日働いたとしても必要以上のお金が入ってくるだけだしそもそもそんなにたくさん働く元気が僕にはありません。別に好きで仕事をやっているわけではないので必要最低限の収入さえ稼げれば僕は満足するのでそれ以上働きません。僕は2015年の2月からこういった働き方を始めました。

2015年2月僕は沖縄県の本部町にあるパパラギ王国にいました。Airbnbで発見した秘密基地です。それぞれのコテージにプライベートビーチが割り当てられており、自由にバーベキューができました。

妻が僕に声をかけます。バーベキューやろうよと。目の前に大きな海が広がっているにもかかわらず「仕事が終わってから」との自分の発言が非常に興ざめだったのを覚えています。

だから働く時間を制限することにしました。土曜日の午前中だけ働く。それが僕の規律であり原則です。面白いことに働く時間を制限してもちっとも収益は下がりませんでした。下がらないどころかむしろ生産性は上がり収入もどんどんと伸びてきました。そもそも働く時間が少ないのでモチベーションを不要とした働き方なのです。

ただモチベーションのすべてを否定するわけではありません。モチベーションと規律を組み合わせることで、かなり強力な行動倫理になるからです。こう考えてください。現在の行動を変えたいとき、最初にやる気の炎を燃え上がらせるためにモチベーションを利用するのです。僕はよく初動を出すと言います。モチベーションはあなたが正しい方向へ進むための一歩となるでしょう。モチベーションがなければ、いつもの行動や習慣を変えるのは難しいです。人間とは習慣によって生きる動物であり、これまで続けてきたことをこれからも継続させようとする癖を持っています。

だから、僕たちが典型的な行動パターンを根本的に変えるためには、何らかの外的な刺激が必要です。モチベーションは正しい方向への第一歩なのです。ただし、あくまでもモチベーションは一時的なものであるということも忘れないでください。そして、モチベーションが消えていくことは避けられないことです。そのときこそ、あなたには規律が必要となります。規律は、モチベーションがあるかどうかに関わりなく、その行動を繰り返すことに専念するということです。モチベーションによって始めた行動が習慣になり、一生継続できるほどのものに仕上がるまで、何度も何度も訓練を続けるのです。

ただし、ライフワークにしたいと思えるほど、行動を根本から変えたいと思えるほどの経験がなければ、規律で縛るのは難しいでしょう。

ネブラスカ州立大学で燃え尽きた石崎力也の話

このように考えてください。あなたは毎日仕事で疲れ切っています。そして、その疲労感やストレスが仕事の質に影響を与えてしまっているとしましょう。タスクを終わらせるために仕事をしようとする気持ちすら起きません。こんな状態では、モチベーションが何であろうと、コーヒーを1杯飲むくらいの効果しかありません。コーヒーを一杯飲んでリフレッシュしたところでがんばれるのは1時間程度。それでは1日中コーヒーを飲み続けますか?それを一生続けることはできませんよね。しかも、そんな習慣は健康にも悪すぎますし、最終的にカフェインに体が慣れてしまって、コーヒーすらも機能しなくなってしまうでしょう。

このような人はみなさんの中にもいるんじゃないでしょうか?なぜ知っているかって、僕もドリンク中毒者の一人だったからです。1日3〜4杯、ビッグサイズのモンスターエナジードリンクを飲んでいました。その頃の僕は肉体的、精神的に健康上の問題を抱えていたことは言うまでもありません。こんな習慣を一生続けるわけにはいきませんでした。

この悪しき習慣はネブラスカ州立大学で必死に勉強している時に身についてしまったものです。幸か不幸か、留学中、僕は学問的な成果を出せていたんです。コンピューターサイエンスの学部長・シェリーからも大学院においでと言われて、僕は舞い上がっていました。

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実際に秋のセメスターから441 Artificial Intelligence の大学院の授業に入れてもらい、泣きながら勉強していたのを覚えています。毎回出る課題の量も半端ないし、そもそも僕にはこのクラスの受講要件であるSQLの知識が皆無でした。春セメスターが終わり、急いでデータベースの勉強をスタートしました。この時、Udemyに出会ったのです。生徒として。

レッドブルもモンスターもガブガブ飲んでいました。Amazon.comで箱買いしていたので、同じ寮に住んでいる友達が僕の部屋にレッドブルをとりに来るほど在庫?がたくさんありました。ロボットを作って大会に出れば、ネブラスカ州立大学から初の入賞者が出たので、学部中の教授からチヤホヤされました。それらチヤホヤが僕にたくさんのエナジードリンクを飲ませる結果となったのです。もっと勉強しよう、もっと長く勉強しよう、もっとたくさんのコードを書こう、と間違ったマインドセットを当時持っていたのです。

このような状況を変えるためにはどうすればいいのでしょうか。今の僕ならどうするか?たとえばコーヒーを飲んで仕事をがんばるのではなく、もっと長期的に見ることが大事です。健康的な生活習慣を意識して生活を送り、早寝早起き、瞑想、運動、ヘルシーな食生活などを続けるということです。このような長期的な作戦を立てることで、仕事の疲れはかなり軽減されますし、長い目で見れば、コーヒーよりもあなたの人生を良くしてくれるでしょう。結局、僕は、1年で燃え尽きてしまいました。体調を崩してしまったのです。あの時、もっと長期的な視点を持って物事に取り組んでいれば・・・と悔やむばかりです。まあその後悔があるからこそ、このような健全な思考になったともいえます。

ただここだけの話、僕は毎日3杯はコーヒーを飲んでいます。コーヒーが好きすぎで、Amazon.comからエスプレッソマシーンを輸入したくらいです。これはあくまでも個人的な嗜好であって、コーヒーでモチベーションを保っているわけではありません。外的な刺激に依存してはいけないのです。そうではなく、自分の人生に規律を取り入れ、何か持続させられるものを築き上げましょう。

新しい習慣を作る身につける3つのステップ

規律を取り入れるというと難しそうに聞こえますよね。でも、安心してください。規律を取り入れることは想像している以上にとても簡単なことなのです。たとえば2ヶ月間、定期的なトレーニングをしたり、新しい行動を繰り返したりするというだけです。これについてさらに詳しく説明をしましょう。

「European Journal of Social Psychology」に掲載された研究によると、新しい習慣を身につけるまでにかかる時間の平均は66日間です。ただし取り入れようとしている習慣の難易度によって平均時間が増減します。つまり、新しい行動を習慣化するまでには2ヶ月と少しだけ繰り返す必要があるということです。

たとえば、ミートアップやイベントに参加して、人間関係のネットワークを広げたいと感じたとします。そこで週に5日間、20分かけて業界のビジネスリーダーにコンタクトを取ることにしました。最初の1〜2週間、この行動を続けるだけのモチベーションがあれば、一気にこの習慣を続ける難易度は下がっていきます。しかし、しばらくするとモチベーションが保てなくなっていきます。では、どうすれば習慣を続けられるでしょうか。

ステップ#1. 自分で計画を立てる

ステップ1は自分で計画を立てるということです。先ほどの「European Journal of Social Psychology」に掲載された研究には続きがあり、新しい行動をするための時間を計画に組み込むだけで実際に行動を起こす確率が高まるのだそうです。タスクのイベントを作成し、同じパラメータ(1回20分、週に5回など)を設定し、通知が来るようにしておきます。このイベントが少なくとも2ヶ月間繰り返されるようにしましょう。本当に習慣化したいのであれば、さらに長い期間設定してもいいでしょう。3ヶ月でも4ヶ月でも通知を受け続けてください。

ステップ1をおこなうとき、僕の経験則からアドバイスをするとすれば、スモールステップで始めるということです。数ヶ月前、定期的にジムに通う習慣を身につけようと思ったのを覚えています。しかし、あまりにやる気が満ち溢れすぎて、最初の方はやりすぎてしまいました。毎日アパートから遠いジムに行き、1時間を週に5回もトレーニングを続けていたのです。その結果、生活の中の負担が大きくなりすぎ、諦めてしまいました。

そこで僕はジム通いの習慣をスモールステップにしました。週に3回20分をアパート内にある小さなジムで続けました。最初の習慣よりも目に見える効果は小さくなりましたが、結果としてはどうなったと思いますか?そう、この習慣を取り入れてから僕は現在に至るまでジムに通い続けることができています。それも週5日に増やした上で、です。

僕は運動の習慣を1つ作りました。でもこれはたまたまかもしれません。だから、同様のステップで今度はランニングを習慣化しようと考えました。

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どうですか?なかなかうまくいっていると思いませんか?

重要なのは、実際に実行できる規律かどうかなのです。スケジュールを立てるときには、このことを心に留めておいた上でプラニングをしてください。最初は厳しい規律にしないこと。それよりも継続できるレベルのスモールステップを設け、後から徐々にレベルを上げていくという方が現実的なのです。

ステップ#2. 鎖を切らない

ステップ2は、鎖を切らないことです。少々、抽象的な言い方ですね。これは映画俳優でありスタンダップコメディアンのJerry Seinfeld(ジェリーサインフェルド)が実際に使っているモチベーションのテクニックです。良い習慣を身につけるための方法として、彼はカレンダーを壁にかけることを推奨しています。Jerryはある日、毎日コメディを書く練習をすると自分に誓いました。そこでカレンダーを壁にかけて、実行した日に大きな赤い×印をつけていきました。カレンダーを見ることで毎日コメディを書く必要があることを思い出せるだけでなく、×印が続けば続くほど「鎖」を切ってはいけないという思いを強める効果があったのです。

この「鎖を切らない」習慣を強くおすすめします。Jerryのように大きなカレンダーを使ってもいいですし、Productiveのようなアプリを使ってもいいでしょう。

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このアプリは習慣をスケジュール化したり、リマインダーを設定したり、進捗状況の管理をしたりするために便利なツールです。インターフェースがかなりシンプルで、僕が特に気に入っているのは、自分の進歩を見るだけで「習慣化しようとしている行動をさらに続けなければ」と思えることです。このアプリは年間使用料が2,000円ほどかかってしまうので、もし負担がキツいようであれば、ほかにも類似した無料アプリがいくつもありますので、そちらを使ってみてもいいでしょう。自分にあったツールを調べてみてください。

ステップ#3. 報告義務を導入する

最後にステップ3を紹介しましょう。ステップ3は、アカウンタビリティシステムを作ることです。アカウンタビリティは、海外の情報商材の特典によく付属するものです。報告義務という訳が当てられていますね。

これは、もしあなたが必要であれば導入することをおすすめします。ここまでカレンダーや通知システム、進捗状況の管理ツールなどを紹介しましたが、これらを使っても習慣付けができないという人ももちろんいます。もし、あなたもステップ2までやってみて、習慣付けができないようであれば、アカウンタビリティシステムを導入しましょう。

アカウンタビリティシステムというのは、自分の行動を誰かにチェックしてもらい、目標を達成できなかったり、約束が果たせなかった際に、罰を与えてもらうという仕組みです。たとえば、ジム通いの習慣を身につけようとしたとき、僕は友人にアカウンタビリティシステムの役割をお願いしました。そこで彼と約束したのは「もし僕がジムに行かなかったら1回あたり10,000円をあげる」というものでした。当時僕は西麻布3丁目にあるボロアパートで仕事をしていました。僕は自分のドアの前に10,000円を掛けておいて、彼にこう言ったのです。「もし僕が午前7:00までに起きずにジムに行けなかったら、この10,000円を持って君一人だけでジムに行ってくれ」と。

空手の世界では「腹しめ」という言葉があります。その名の通り、腹を締めて、無防備な状態でパンチを受けることです。僕は高校生だったのでタバコは吸っていませんでしたが、大人の道場生は普段はサラリーマンのスモーカーでした。大人同士で禁煙しようと決めたそうです。守れなかったら、黒帯の人たちから一発ずつ腹締めです。僕らの新神田道場は、一回の稽古で50人ほど集まっていました。子供から大人まで。指導員含めて、黒帯は10人くらいでしょうか。稽古が終わってから、大人が一人一人白状します。「今週も吸ってしまいました」と。帰り支度をしている黒帯の人を周り「腹締めお願いします」とやるわけです。これがアカウンタビリティです。忖度なしのボディブローです。思い切り腹を殴られ、苦痛に顔を歪めて「今週で絶対にやめる」って言うのに、また来週も同じように殴られるんだから、タバコの中毒は本当に怖いです。

本当は嘘をついてタバコを吸った事実を隠してもいいと思うのですが、ちゃんと白状するのが、道場生の偉いところです。まあタバコを吸わないのが一番なんですけど。

さてさて。その報告義務を、時を経て、僕も自分自身に課したわけです。友人にアカウンタビリティシステムをお願いしたことによって、ジムへ行くモチベーションが一気に高まりました。自分がやろうとしていることを誰かに伝えるということだけでも、そこに責任が発生するので、心理的に義務感が生じるトリックとなります。僕はティップネス六本木に向かいます。本当は行きたくないけど、行くのです。一汗かいた後に、ユニクロの服を着て、六本木ヒルズの49階にあるライブラリーに向かいます。六本木ヒルズの26階から30階にはGoogleが入っています。Googleの天才エンジニアに並んで僕はエレベーターに乗ります。僕もエリートサラリーマンになった気分です。ライブラリーの受付で一言。「サンダルでは入館できません」・・・はあ。このやりとりを何度繰り返したことか。

ジムに行く習慣を身につける前に、サンダルを履かない習慣を身につけるべきでした。まあこんな横着な僕でも報告義務のおかげでジムに行く習慣を身につけたわけです。約束を守らないということだけでも罪悪感がありますし、しかもジムに行かないたびに10,000円を友達に支払うというペナルティがあれば、新しい習慣を身につけることはかなり楽になります。もしステップ2までで、新しい習慣を身につけることができなかったのであれば、ぜひアカウンタビリティシステムを導入してみてください。

まとめ:それでも習慣を身につけれないあなたへアドバイス

最後に一言。習慣を身につけるために、うまく習慣を身につけられないこともあるかもしれません。しかし、それは問題ではないのです。うまくいかなかったとしても諦めないでください。もし友達に10,000円支払うペナルティを設定してうまくいかなかったとしたら、もっと強いペナルティを設定してみましょう。そうですね…。たとえば通勤ラッシュ時に下着だけで街の中を走るというのはどうでしょうか。これはジョークですけどね。

あるいは、タスクをもっと簡単なものに変えてみてもいいでしょう。たとえば、ジムに毎日行くのではなく週3回にしてみるとか。ペナルティもお金のようなものではない方が効果的だということが経験則として言えます。たとえば先ほど挙げた例のように恥ずかしいものにすれば、お金を出すよりもかなり効果があります。いずれにせよ、もしアカウンタビリティシステムを作ってうまくいかなかったとしても、落ち込む必要がありません。あなたにとって役立つものを見つけるまで、新しいシステムを構築し続けましょう。

最後のステップはとても簡単です。少なくとも研究結果の平均時間66日間は、新しい習慣を繰り返すというだけです。何度も言いますが、ここで重要なのは2ヶ月間がとにかく勝負だということ。この期間を始める前に、66日間は必ず続けるということを自分自身に誓ってください。規律をとにかく自分の生活に馴染ませることです。2〜3ヶ月トレーニングを続けることで、モチベーションなんかに頼らなくても長く続けられる習慣が生まれるはずです。念のために2ヶ月だけでなく、3〜4ヶ月以上のスケジュールを組んでもいいでしょう。一定期間を過ぎると行動は習慣になっていきます。

モチベーションがなくても、自ら主体的に行動するようになりますよ。僕の同僚も同じようにランニングをするようになりました。彼女は2011年以来、ハイキングとランニングを継続しているのです。でも、始める前の彼女は、ランニングが習慣化できるかどうかかなり不安がっていました。それが今では、ランニングに行けない日にイライラしてしまうほど。

あなたが身につけたい習慣がどんなものであったとしても、必ず身につけることはできます。モチベーションがなくとも、その行動をするだけで楽しくなってくるはずです。そのレベルにまで到達するために、あなたに必要なのはモチベーションではなく、規律なのです。

【あなたのiPhoneアプリも】パレートの法則(80:20の法則)で仕事をする【例たっぷり】

Last updated on 2024年11月20日 By 石崎 力也

今日はパレートの法則についてレクチャーします。別名、80:20の法則。80%のアウトプットを生み出す20%のインプットは何かを見極め、あなたのネットビジネスをさらにスケールしましょう。逆に、20%のアウトプットしか生んでいない80%のゴミのような仕事は今すぐ捨ててしまいましょう。ゴミのような仕事とはシンプルに言って、辞めたところで何も起こらないような仕事です。かつての僕にとってそれは、ブログを更新することであり、Twitter、Facebook、Instagramをやることであり、日刊のメルマガを書くことでした。全部ゴミみたいな仕事だったので、2015年の2月に全て捨てました。

大抵の場合、これまで継続してきた仕事を辞めようとすると心理的な抵抗があなたの中に生じます。「いや、もうTwitterを5年も運用してきて、フォロワーが1万人もいるから今更やめるなんて無理だよ」と。もちろんその1万人のフォロワーを顧客にコンバートできているなら継続していただいて構いませんが、普通に考えてツイッターが顧客を生み出すことなんてありません。140字程度で見込み客に影響を与えるなんて不可能だからです。

パレートの法則とは?

1896年、イタリアの経済学者であるヴィルフレド・パレートが、はじめて80:20の法則について論文で発表をしました。彼が最初に研究対象にしたのは、土地所有についてでした。研究の結果パレートはイタリアの土地の80%が人口のわずか20%の人々によって所有されているということを発見したのです。パレートはさらに一歩踏み込んで、ほかのヨーロッパ諸国を調査しました。そうすると、同様に土地の80%が人口の20%の人々によって所有されているという結果になったのです。驚くべき結果を得たパレートは、80:20の法則に取り憑かれるかのように研究を続けていきました。

研究を進めるとさらに興味深いことが発見されました。それは、80%の富が人口の20%に分配されているというような規模の大きいこともあれば、エンドウ豆の80%が20%のサヤから収穫されたという、少しふざけたようなことにまで、80:20の法則が適用されているということです。

これは少々バカげたことのように聞こえるかもしれません。しかし、今日では多くの経済学者によって80:20の法則が指摘されているのです。これは現代において、もっとも一般的に認められている分配ルールの1つです。この80:20の法則を「パレートの法則」と言います。パレートの法則は、あらゆる業界・話題・概念に適用することができます。

分かりやすい例を出しましょう。おそらく多くの人々はスマートフォンを使う時間の80%で、ダウンロードしているアプリのうちの20%しか使用していません。あなたがダウンロードしているアプリのほとんどは、きっと手付かずか、ほとんど使っていないものばかりではないでしょうか。

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僕の場合であれば、iPhoneに入っている次のアプリをよく使います。

  • Safari
  • YouTube Music
  • Chatwork
  • Gmail
  • Google Maps
  • 写真
  • カメラ
  • カレンダー
  • アクティビティ(最近、毎日7km走っています)
  • LINE(スノーボードのレッスン予約のためにアカウント作りました)

次のアプリはiPhoneに入っているだけでほとんどというか、全く使いません。

  • 株価
  • Audible
  • Twist
  • Lumix Sync
  • ヘルスケア
  • Quora
  • コンパス
  • TV
  • 計測
  • 探すTeachable
  • WordPress
  • PayPal
  • Stripe
  • Canva
  • Google Home
  • Udemy
  • Instapaper
  • Suica
  • 多くのその他

なるほど、80:20の法則は、僕自身のiPhoneアプリにも適用できそうです。

パレートの法則の例(社会生活、交友関係、衣服、仕事)

社会生活についても考えてみましょう。遊びに行く予定の80%は、あなたの友人のうちの20%としか交友していないのではないでしょうか。ほかにも、あなたがクローゼットに閉まっている洋服のうち、20%の服ばかりを着てはいませんか?この割合が正確に80:20にならない可能性もあります。たとえば70:30や90:10くらいのパーセンテージになることもあるでしょう。しかしほとんどの場合、パレートの法則が適用されているはずです。

つまり何が言いたいかというと、現在及んでいる影響の大部分は少数の原因によって生じているということです。80:20の法則は、さまざまな方向から僕たちの生活のあらゆる部分に適用されています。特にビジネスの運営に関しては、特に80:20の法則が適用されていると考えても良いでしょう。以下にぴったりの例を紹介しましょう。

過去、YouTubeチャンネルを立ち上げた時、ビデオコンテンツについているコメントの80%が20%の購読者からだということに気付きました。新しいビデオコンテンツをリリースするたびに、2割のユーザーアカウントからコメントをもらっていたのです。

僕の会社のOnline School Building 2.0や、Online Course Creation など、いくつかのオンラインコースを作成した際もそうでした。顧客のごく一部がリピーターとして購入してくれていたのです。売上の80%近くは、少数の顧客層による購入によって、成り立っていました。残念ながら今お見せできる証拠はないのですが、これは本当のことです。

Chatworkのグループを見てみると「私はEvergreen Factory の最初の購入者です」とか「僕はコンプリートバンドルの100円キャンペーンの頃から参加していたメンバーです」といったように、今までずっと僕たちを支え続けてくれてきた人々がいます。ほかにも80:20の法則についてはたくさん事例がありますので、Googleでちょっとだけ時間を使って検索してみてください。他の企業からも80:20の法則に関する報告がなされています。

コンサルタントのやることは80%の仕事を廃棄してもらうこと

僕は超高額のコンサルティングをオファーしています。これに申し込めるのは、その分野でも特に成功している人だけです。例えば、ビジネス書の作家さんでも1冊や2冊を出している程度の知名度では参加できません。1冊出せば10万部を超えるような作家さんや、シリーズ100万部を超えているような人だけです。シリーズ100万部を超えているような作家さんであれば、テレビのコメンテーターとしても呼ばれる、1回の講演料が500万円を超えることもあります。そんな、抜けた結果を出している方に対して、コンサルティングをオファーします。そのくらいの人じゃないと支払えないような金額設定になっています。

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すでに成功している人たちに何をアドバイスすべきかは、いつも迷うところです。でも彼らがビジネスモデルを詳しく説明してくれると、僕の悩みも無用であることに気づきます。なぜなら、そういった成功したビジネスを運用している人でも、ビジネスモデルはガタガタだからです。要は、20%の売上にしかつながっていない80%の仕事があまりにも多すぎる。ネットビジネスの場合、部門別の物理的な壁があるわけでもないので、どこか良くてどこがダメかはほぼ一瞥すれば見えるのでアドバイスが楽です。

あなたがメーカーの工場長で、完成品の歩留まりを改善せよと言われたら、その原因究明は困難を極めます。そうですね、じゃあ仮にiPhoneを製造するとしましょう。100個のiPhoneができるだけの原材料を入れても100個の完成品が出てくるわけではありません。いくつかは、出荷できないレベルの欠品です。不良品の発生率が低ければ歩留まりが低いと言います。ここら辺は、工業簿記の2級あたりを勉強した人ならよく理解できると思います。

原材料にそもそも欠品があったのか、それとも組み立ての段階で形が崩れてしまうのか、あるいは検品係がサボっていたのか。それぞれの部門別に監督する人を置いてしばらくチェックしないと原因はわかりませんね。

でもネットビジネスなら全て数字で出るので簡単です。リストの数がそもそも少なければオーガニックアクセスを集めるためにリソースをさきましょうとなる。アクセスはあるのにリストが集まっていなければ、オプトイン率が悪いからスクイズページを改善しましょうとなる。メルマガの開封率が低ければMailChimpのA/Bテスト機能を使って件名を洗練する必要があるでしょう。同様にランディングページのオプトイン率や成約率はClickFunnels のA/Bテスト機能を使えば簡単に改善できますね。開封率が高いのにクリック率が低ければボタンの数を増やし、ウェビナーの試聴時間が短ければスライドの枚数を出したり喋りのテンポを上げたりすれば良い。まあこんな風に、製造業でいうところのサプライチェーンが全て可視化されるので、原因の究明がものすごく簡単なのです。

アップセルで分割決済を導入していない。成約につながらないSNSを更新し続けている。そんな強張った顔でYouTubeに動画を上げるのはネガティブマーケティングになるだけ。フロントエンド商品の料金を安く設定しているあまり対象外の顧客を引きつけサポートが疲弊しており無駄な人件費を垂れ流しているのはよくある例です。だからうちのコンサルに入ると、無理やり商品の値段上げさせられたりするのはよくあることです。大抵の場合、値段を上げるのは、80%の結果につながる20%の施策になるからです。

Twitterを使えば集客につながるとか、YouTubeに動画を投稿すれば知名度が上がるとかをどこかから聞いてきてそれをやるようでは、すぐにマンパワーに限界が出て、事業収益に頭打ちがきます。こんな活動、言うまでもなく成果につながらない80%のゴミ仕事です。少し考えればわかることです。みんなと同じテレビを見て、みんなが追っているホリエモンのTwitterを見て、みんなと同じベストセラー書(例えば「嫌われる勇気」とか)を読んでいて、人と異なるコンテンツなんて出せるわけがないのです。他の人と同じネタ元で情報発信を続けるのだから、ビジネスアカウントで運用しているTwitterもYouTubeもみんな似たり寄ったりするのは避けられない。その似たり寄ったりのコンテンツをFacebookに出そうが、Instagramに出そうが、ブログにしよう、たいして差なんて出ないのです。

じゃあどうすれば良いか?コンテンツの出し方、リソースの配分方法、仕事のやり方、つまりオペレーションでしか差が出ないのです。

これが80%の成果に繋がる20%の仕事です。YouTubeに似たり寄ったりの動画をアップロードするのは20%の売り上げにしかつながらない80%のゴミ仕事ですが、YouTubeに動画をアップロードするプロダクションやオペレーションの部分を改善することは、確実に80%の売り上げに繋がる20%の仕事なんです。どうでしょう、理解できるでしょか。

特にオンラインビジネスではその傾向が顕著です。Amazonのような優良企業ですら、常にリソースは足りていないのです。2015年にアマゾンCEO入魂の、Fire Phoneが発表されました。そしてこけました。しばらくはスマートフォンの開発を続けるのかと思いきやすぐにその年にプロジェクトの廃止に踏み切りました。ダメな事業に資源を割り当てるくらいなら、もう過去のことだと割り切って、サンクコストも忘れて、次その事業を閉じ新しい事業にリソースを割り当てる。

仕事を廃棄するのは「勇気」である

アマゾンでもリソースが足りていないのです。僕らのような個人プレイヤーが常にリソース不足に悩まされているの当たり前のことなのです。だからこそオペレーションに意識を向けて、どこに何をどのレベルで突っ込むかということをしっかりと考えなければいけないのです。

例えばうちのコンサルではこんな問いが発せられます。リソースは10あるとしましょう。YouTubeを集客メディアに利用すると意思決定したとします。

  • クオリティ1の動画を、9の頻度でアップロードする
  • クオリティ5の動画を、5の頻度でアップロードする
  • クオリティ9の動画を、1の頻度でアップロードする

どうですか、これを決定するのが、僕たちマーケターの仕事だと思いませんか?例えば、あなたの参入しようとしているジャンルにすでに似たようなネタで動画を出している人がたくさんいるなら、あなたはクオリティで勝負しようと考えるかもしれません。そうであれば、あえて頻度を下げてクオリティ9の動画をアップロードしてみようと言う経営判断になる。逆に、僕らが出している「ClickFunnels」のようなネタはライバルがいないのでクオリティ1の動画を、9の頻度でアップロードするようにしています。サムネイルの設定などは後回しにして、とりあえずコアな情報や、操作方法を、画面共有をキャプチャしながら撮影しています。

それをシンプルにパレートさんは「80%の売り上げにつながる20%の活動に資源を投入しよう」と言うわけです。

僕がコンサルティングでやることも同じです。80%の売り上げにつながっている20%の仕事に意識を向けてもらい、今よりも多く20%の仕事にリソースを割り当ててもらう。そのリソースはどこから持ってくるかと言うと先ほども指摘した通り成果につながっていない80%の仕事をやめてもらうことです。マネジメントの父ドラッカーはこう言います。

意思決定には勇気が必要である。

僕らビジネスをやっている人にとって「意思決定は何をやるかよりも何を止めるか」を意味します。僕がクライアントさんに〇〇を止めてくださいと言うと最初は抵抗されます。それはこれまで投下したリソースを気にしたりサンクコストを忘れなかったりするからです。でも一旦冷静になって考えてみればそれほど売り上げにつながっていない80%の活動はやめるべきなのです。最終的に辞めるかどうかの判断は、様々な要素を総合的に勘案するわけではなく、ただ単に勇気を出すかどうかだけなのです。

例えばあなたはアクセスが集まっていないブログを運営している。このブログはこれまで3年続けてきたメディア。でもブログのページビューは月間50,000も超えない。リストも1日に1つ取れるかどうか。ここで「ブログから毎日リストが1つでも落ちているのだから今さら捨てるのはもったいない」と考える人もいれば「リストが1つしか落ちないのだったら自分の労力を投下するに値しない」と判断して辞めると決断できる人もいるわけです。

その人の判断を迷わせるのは中途半端に成果が出ているからなのです。時給計算すればコンビニバイトよりもはるかに低い時給で仕事をしているにもかかわらず、例えば「月収入5万円」と言う少ない額を得ているからそれを止められない。その5万円を受け取る代わりに、メンテナンスするために多大なリソースを投下している。お金なんかよりも遥かに重要な生命時間というものが溶けているのに気づかずに。TwitterやFacebookからもリストがちょこちょこと落ちている。Udemyも2年ほど続けてみたけど、コース売上も$500はいかない程度のちょこちょこしたものが入ってきている。この「ちょこちょことした利益」がものすごく厄介なのです。僕たちの判断を狂わせる。

このように80:20の法則に関して多くの事例があるということは何を意味するのか考えてみてください。それだけ、このコンセプトが重要であるということです。80:20の法則は、起業家としての時間の使い方に直接適用されるはずです。ビジネスに関するすべての作業・タスク・プロジェクトを要約すると次のようになります。

「あなたが達成しようとしている結果のおよそ80%は、あなたがおこなっていることの20%によってもたらされる」

あなたのほとんどの時間を、ビジネスにとってもっとも重要なタスクに費やすべきです。80:20の法則をあなたの時間に適用するということはどういうことでしょうか。それは、途方もなく長いToDoリストを見て、どのタスクがもっとも重要な結果につながるのかを見極め、それをほかのどんなタスクよりも優先するということです。

ネット起業家にとって「意味のある仕事」と「意味のない仕事」

しかし、ここに問題があります。それは、80:20の法則を自分自身のこととして捉えることが非常に難しいということです。時間であれ、努力であれ、エネルギーであれ、仕事であれ、インプットした分だけアウトプットを得られる、つまりかけた時間や努力の量だけ、結果を得られると考えてしまうのです。あなたも1時間働けば1時間分の価値の仕事になると考える傾向にありませんか?しかし、それは完全に間違っています。実際には1時間働いたとしても同じ結果にはなり得ません。

次の例を通して考えてみてください。1時間の資源があるとして、あなたには3つの使い道があるとします。3つの選択肢。選択肢Aは、優れた販売ページをリサーチして、それらの中からもっとも優れた要素を抽出し、自分の販売ページに適用するというものです。選択肢Bは、デザインの良いメールテンプレートを作るというものです。そして選択肢Cは、あなたの会社の目立つロゴを作成するというものです。3つの選択肢の中で、ビジネスにとってもっとも重要なものはどれだと思いますか?

もしあなたが選択肢Aを選んだのであれば正解です。それはなぜでしょうか。なぜなら、優れた販売ページを作ることによって販売を促進し、最終的に多くの利益を得ることができるようになるからです。最終的には、収益こそがビジネスにとってもっとも重要な意味を持つことになります。

このほかに僕が考える80%の売り上げに繋がる20%の仕事を紹介します。

  • 商品の値段を上げる
  • サポートを外注する
  • 商品の数を増やす
  • アップセルを導入する
  • アップセルに分割決済を導入する
  • LTO(Limited Time Offer)を導入する
  • 英語圏のデジタルマーケティングツールに乗り換える
  • コンサルティングなどの人的サービスを減らしコンテンツ販売の割合を増やす
  • あるいはコンサルティングの値段を爆上げする
  • ビデオ制作のノウハウを社内に内製化する
  • 集客メディアの運用を全てアウトソースする
  • ライブのローンチを止めてすべてエバーグリーンで運用する
  • 統計的に有意な値を出せる範囲でのA/Bテストの導入

逆に、ほとんどの人にとって意味を成していない80%の活動も紹介します。これは「いしこん」に入ると止めればと僕にアドバイスされるものの典型です。

  • YouTubeへの動画投稿
  • ブログの更新
  • アメブロとワードプレスの併用
  • アメブロのプロフィールに自意識がこじれた感じの長い肩書とその説明を書くこと
  • 何屋さんかわからないWebサイトの運用(自らが何屋さんかわかっていない人は自らをマーケターと呼称するか、コーチと呼称します。そんなゴミみたいな肩書は捨てた方がいいです)
  • Twitter、Facebook、Instagram
  • 請求書の発行
  • スタッフによる入金確認(請求書の発行も入金確認も、トランザクションの数が増えると負担になります。クレジットカード決済 only にしましょう)
  • ユーザアカウントの作成
  • コース権限の付与を人為的にやること
  • 生産性の低い人材の雇用
  • 外部のコンサルティングを2社以上を入れること
  • お金持ちアピール
  • 日刊メルマガの配信
  • 説明会での高額商品のセールス
  • リアルタイムのローンチ
  • 時間あたりスポットコンサル

僕たちの事業を例に考えてみましょう。僕の会社では、選択肢Aの販売ページを改善することでコンバージョン率を20%近くアップさせることに成功しました。つまり、そのページを100人が見たとすれば、20人の顧客を増やす結果となったということです。20人というと少なく感じるかもしれませんが、全体的な収益から考えると非常に大きな変化です。

ほかの選択肢を選んだ場合についても考えてみましょう。選択肢B。きちんとデザインされたメールテンプレートがあるというのは良いことですが、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。文章の内容が同じであれば、どんなにきれいなデザインであったとしても、コンバージョン率を変えることはほとんどできません。たしかに簡素なメールテンプレートと比べると、読者にとって少しは楽しいものになるかもしれません。しかし僕の経験から言うと、メールテンプレートをどれだけ凝ったとしても、せいぜい売上の1%くらいしか上げることはできないのです。

これはロゴも同様です。選択肢Cです。オンラインコースを扱うビジネスにとって、ロゴの変化は大きな成果につなげるものではありません。たしかに、もしあなたの会社がCoca-ColaやMcDonaldのような大企業であれば、ロゴは重要だと言えるでしょう。しかし、あなたは駆け出しの起業家です。世界を股にかけるような大企業のオーナーではありません。それに、世界レベル・1兆円規模の食品フランチャイズや飲料会社を作ろうとしているわけでもないはずです。人々が車を運転しているとき、もしくはスーパーマーケットで買い物をしているときに、目に入ってくるようなロゴを作る必要はありません。みなさんのようにパーソナリティベースのビジネスでは、ロゴのデザインをそこまで凝ったものにする必要はないのです。

ここまでで、タスクの割合を同じにすべきではないという意味がわかりましたよね?選択肢A・B・Cはすべてビジネスに関連するタスクですが、所要時間が同じだったとして、もっとも利益を生んでくれるのは選択肢Aです。これは20%のタスクの1つであり、あなたが望む80%の結果をもたらしてくれるものです。

販売ページを改善することは、見栄えの良いロゴやきれいにデザインされたメールテンプレートを用意することよりもはるかに重要です。しかし、残念なことですが僕はこれまで多くの人々が80:20の法則とは真逆の方向に向かってしまうことを見てきました。彼らは、あまり大きな違いをもたらさない小さなことに多くの時間を費やそうとしています。

デザインやロゴは典型的な80%のゴミ仕事

たとえばYouTubeのチャンネルにおいてよくあるのは、彼らがロゴやチャンネルバナーをがんばって時間をかけて作ろうとすることがあります。今からYouTubeに参入する人たちは素敵なロゴとチャンネルバナーがあれば、登録者が増え、収益も上がるという考えに固執してしまっているのです。しかし、そうではありません。考えてみてください。ほかのYouTubeチャンネルにアクセスしたときに「チャンネルバナーが素敵だから登録しよう」と考えたことはあるでしょうか。おそらく一度もありませんよね。残念なことに、こういったバナーを制作コストを抑えるためにフォトショップで自作するから、余計にダサいんです。それがネガティブマーケティングとして機能してしまっていることに気づけないのも残念なのです。

YouTubeチャンネルのコンテンツを友達にシェアするとき、そのチャンネルのロゴをチェックしたことはありますか?そんなことはしませんよね。これが、ロゴやチャンネルバナーが重要ではない証拠です。

数年前にプロジェクトとして僕が作った2つのコースロゴを見てみましょう。Online School Building 2.0 とEvergreen Factory です。正直なことを言うと、それぞれのロゴを作るのに15分もかかりませんでした。ちょっと確認してみてください。コース名を単色の背景に配置しているだけです。でも、どちらのオンラインコースもいまだにたくさん売れています。結局、ロゴもチャンネルバナーもそこまで重要ではないのです。

YouTubeチャンネルにきれいなチャンネルバナーが設置されていたり、素敵なロゴが表示されていたりしても、それが視聴回数につながるわけではないということを僕は知っていました。秀逸なロゴやチャンネルバナーがあったとしても、結果の80%に影響をおよぼす20%の重要なタスクにはかないません。

ここではっきりさせておきたいのですが、ロゴやチャンネルバナーなどといった重要度の低いタスクを完全に無視しろと言っているわけではありません。ロゴやチャンネルバナーは、一定の「オフィシャル感」を出すためには必要なものであると認めています。ただ僕が言いたいのは、僕たちがこれまでチャンネルバナーやロゴのようなタスクにほとんど時間をかけておらず、その結果、本当に重要なことに専念できる時間が増加したということなのです。バイラルな動画を作ったり、プロモーションをおこなったりすることの方がビジネスにとって重要でしょう?

ほとんどの人は「凝ったデザインのウェブサイトが必要」「完璧なロゴを作らないと」「この美しいコースの商品価値はかなり高いはず」などと、ささいなことにとらわれすぎています。ほかにも「コンバージョン率を上げるためには、オプトインボタンが緑の方がいいか、赤の方がいいか」といったように少々、滑稽なことにこだわりすぎる人もいます。少し残酷な言い方かもしれませんが、ボタンの色やウェブサイトのデザインなど、ビジネスで生まれる収益にほとんど影響を与えることはできません。

むしろ僕は、画一的なオプトインページのボタンを見ると「この人はデジタルマーケティングを全く理解していないのでは」と思うのです。情報商材を販売する人たちのオプトインページで使われているボタンの色はいつも緑色です。しかもアニメーションがついていて、カーソルをホバーしなくても気持ち悪く動いてる。日本の情報商材のキングみたいな人たちのオプトインページを。パクリしようとするからこんなふうに画一的な発想になり画一的な1オプトインページのデザインとボタンの空が同じになってしまうんです。

たしかにデザインなどによって小さな変化が生まれるかもしれません。すでにあなたのビジネスが何兆円もの利益を生んでいるのであれば、細部にまでこだわるメリットもあるでしょう。しかしまだみなさんは駆け出しです。最初のうちは、ボタンが緑か赤かなんてどうでもいいのです。ボタンの色でオプトイン率を0.1%上げたとしても、利益には何ら影響を与えないからです。オプトイン率などをほんの数パーセント上げるために時間を費やすのは効率的ではありません。

パレートの法則をネットビジネスに適用する方法

80:20の法則にしたがって時間を使い、ポジティブな結果の80%を生み出すタスクに集中する必要があります。これを続けていけば、ビジネスを軌道に乗せることもできるでしょう。これが80:20の法則です。80:20の法則を生活の中に適用させるための非常にシンプルなプロセスがあります。まず週の初めにToDoリストをすべて書き出しましょう。次に以下の基準にしたがって、リストの中のタスクを分類していきます。

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  • カテゴリ1は、労力が多くて、高い報酬が得られるものです。
  • カテゴリ2は、労力が少なくて、高い報酬が得られるものです。このカテゴリがもっとも優先すべきものです。
  • カテゴリ3は、労力が多く、報酬が少ないものです。これが一番最悪のタスクですね。
  • そしてカテゴリ4は、労力も報酬も少ないものです。

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コビー博士の7つの習慣のうち第三の習慣は「緊急度ではなく重要度を優先する」ことを教えてくれます。2X2のマトリクスを作り、重要だが緊急ではない第二領域に時間を裂こうというのがコビー博士の提言です。

http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-17.html

僕たちの仕事も同じ考え方で遂行できます。カテゴリ2の労力が少なくて高い報酬が得られるものに時間を割くべきです。コビー博士のマトリクスで考えると「第二領域」になります。

ここでいう労力とは、タスクを完了するために必要な時間またはエネルギーの量を意味しています。報酬とは、ビジネスにもたらす定量化可能な影響、または重要性です。一般的には収益によって測定することができます。もし定量化するのが難しければ、次の問いを自分自身に尋ねてみてください。「そのタスクやった場合とやらない場合を比べてビジネスに対してどの程度の影響があるだろうか」と。影響の程度が大きいほど報酬が大きいと考えられます。

たとえば、メールテンプレートのデザインを定量化するとしましょう。本当に美しいメールテンプレートを使用した際と、シンプルなプレーンテキストでメールを送った際、どれくらいの違いがあるでしょうか。考えてみてください。メールテンプレートが、あなたのビジネスや収益にどれくらいの影響があると思いますか?おそらくほとんど影響はないはずです。僕たちがこれまで送ってきたメールを考えてみてください。基本的にはかなりシンプルなものだったはずです。書式なしで11ポイントの文字サイズかつArialフォントで作成されています。

なぜ、ここまでシンプルにメールを作成するのか。それは、見た目よりもメールの内容の方がはるかに重要であるということを知っているからです。ビジネスの中にある多数のタスクの中から根本的な価値を見つけ出すために、先ほどのカテゴリ分けをするなどの方法をおすすめします。最初は間違ってしまうかもしれません。それでも80:20の法則を意識することでビジネスは改善されていくはずです。

ToDoリストにあるすべてのタスクを分類したら、その分類分けに基づいて1週間の働く時間に優先順位をつけましょう。最初にカテゴリ2のタスクを処理し、次にカテゴリ1に取り掛かりましょう。つまりリターンの大きいものに焦点を当てるということです。場合によってはカテゴリ3、4のタスクを先に処理する必要もあるかもしれません。その場合には、できるだけ時間をかけないようにすることを意識しましょう。優先順位の低いタスクを終えるために、貴重な時間を奪われることほど、もったいないことはありません。タスクに優先順位をつけることで、その週に何をしなければならないのかが明確になります。

仕事の成果を評価する3つの質問

あなたにとっての最初のステップは、まず先に説明したような流れで1週間を送ってみることです。そこから生活を徐々に改善していきましょう。ここで記録しておくべきことがあります。各タスクに費やした時間をメモしておきましょう。正確に分刻みで書かなくても、概算で構いません。また、週の終わりにそれぞれのタスクの状況を完了・未完了で整理しておきましょう。また、週初めに作成したToDoリストに含まれていなかった雑務についても、メモを残しておきます。ここで重要なことは、雑務についても週の終わりに4つのカテゴリで分類分けしておくということです。これによって、さらにタスクの優先順位を正確に設定することが可能です。

ここら辺の、タイムマネジメントやタスクマネジメントについては、佐藤等さんの実践するドラッカー【行動編】が非常にわかりやすいです。時間の記録方法なども細かく書かれており、その後ろに流れるコンセプトもわかりやすく説明されています。Kindle版もあるので、是非一読なさってください。

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1週間が終わった後、次の質問に答えながら、その週を振り返って評価をする必要があります。

質問#1:私は1週間のほとんどの時間をカテゴリ1・カテゴリ2のタスクに費やすことができたか

1つ目の質問は「私は1週間のほとんどの時間をカテゴリ1・カテゴリ2のタスクに費やすことができたか」というものです。うまくビジネス運用できている場合には、毎週「はい」と答えられるでしょう。でも、最初の方は「いいえ」になっても気にすることはありません。「いいえ」になった原因を考えながら、今後数週間でカテゴリ1・カテゴリ2のタスクに集中できるようにスケジュール調整をしていきましょう。

質問#2:タスクのカテゴリ分けが正しかったか

2つ目の質問は「タスクのカテゴリ分けが正しかったか」というものです。たとえば、カテゴリ1に分類したタスクは、実際に労力が少なく報酬が多かったでしょうか。それとも当初考えていたよりも多くの時間がかかったのでしょうか。報酬についてはどうだったでしょうか。期待通りの成果を得ることができましたか?実際にタスクを完了させた上で得られた結果を想定のものと比較し、反省すべき点があるとすれば、そこから学ぶことができるはずです。タスクを誤って見積もってしまうことは多々あることです。もし最初の想定と異なっていたとしても、最初のうちは問題はありません。何度か繰り返すうちにタスクを正確にカテゴリ分けできるようになるでしょう。最終的にうまく時間を管理できるようになれば、成功です。

質問#3:リストにない雑務がなかっただろうか

3つ目の質問は「リストにない雑務がなかっただろうか」というものです。4つのカテゴリーの中にそれぞれどれくらいのタスクがあったでしょうか。1週間を通して、何かしら突発的な出来事が発生するのは普通のことですが、ランダムなタスクが毎週あまりにも多く発生しているのだとすれば、計画が破綻している可能性があります。もし突発的なタスクがたくさん発生しているのであれば、より正確な計画を立てることができるように、週初めにToDoリストを作る時間を増やしてください。

零細企業の意思決定は「何をやるか」ではなく「今週は何をやめるか」

もう1つの誤りは、カテゴリ3やカテゴリ4のタスクが1週間のうちに何度も出てきて、気が散ってしまうということです。これは、僕自身も経験があることです。たとえば、先週うちのスタッフがチャットワークでこう言うのです。「こんにちは。先ほど、イギリスの会社から連絡がありました。一眼レフに関するブログの投稿を2万円の記事広告として利用できないかという提案です。どうしますか」と。

どうせそのブログ記事からはリストも落ちていないしなんの広告も貼り付けていないので、ほかの人に記事広告として売り出すのはとても良いアイディアだと思いました。上手くいけば副業として収益を上げることもできます。

僕はスタッフに「いいよ」と伝えました。それから自分のデスクに戻り、このタスクをカテゴリー化するフレームワークを頭の中でイメージし、カテゴリー4のプロジェクトとして分類しました。労力と報酬が低いカテゴリーです。なぜなら、ブログをただレンタルすること自体に労力はほとんど要らないのですが、同時に報酬も低いからです。最大で稼げたとしても月に20万円程度ですが、今年のブログ経由の収益が3000万円くらいになるという事実を考慮すると、ほとんど何の足しにもなりません。

僕は先ほどのスタッフのところに行き、こう言いました。「やっぱり記事広告の件はやめとこう。だってカテゴリー1や2のタスクじゃないから」と。僕にとって新たなタスクが現れるたびにカテゴリー分けをすることは、今や自然なことなのです。しかし駆け出し起業家のあなたにとって、カテゴリー分けはそこまで簡単なことではないでしょう。それはカテゴリー分けを始めてした僕と同じです。だからこそ、あなたの1週間を振り返ってみることが重要なのです。

記事コラボレーションのご依頼 rikiya haamalu co jp Haamalu合同会社 メール

ぶっちゃけ話を言うと、僕はかつて同じ会社から記事広告を受けたことがあるんです。その時、1つの記事からリンクを数本出す作業ですら割りに合わないと思ったのです。件名は「記事コラボレーションのご依頼」でした。2万円をPayPal経由で受け取った時の虚しさは今でも鮮明に覚えています。カテゴリー3の労力が多い割りに報酬の低い仕事をやるのは問題外ですが、カテゴリー4の労力が少ないが報酬が少ない仕事も問題がありまくります。こういった報酬の少ない仕事に慣れてしまうと、いよいよ安月給の社長になってしまい、いつまで経っても収入を上げられなくなってしまいます。

このプロセス全体を毎週一貫して続けていけば、どんなタスクが重要なのかを正確かつ迅速に評価できるようになるでしょう。あなたのビジネスにとってもっとも重要な20%の事柄に、どのようなタスクが含まれているかを把握できるようになります。ちなみに、うちのビジネスを一律に管理してくれている天才ビジネスパートナーの小川さんは優先順位付けのプロです。僕と小川さんがChatworkで話すことも、意思決定のほとんども、何をやるかよりも「今週は何をやめるか」ばかりです。そうやって、ブログをやめて、日刊のメルマガをやめて、サポートや電話対応をアウトソースし、どんどん優先順位の低いカテゴリー3や4の仕事を廃棄してきました。

偉大な起業家は、自分の時間が有限であることを理解しています。彼らは、もっとも重要なタスクに多くの時間を費やすために、犠牲を払ってほかのタスクを切り捨てることの重要性と、それによってビジネスに良い意味の大きな影響を与えることができるということを知っています。

【Twitchの創業者】ジャスティンカンに学ぶ起業家のマインドセット【ハッカーメンタリティ】

Last updated on 2024年11月20日 By 石崎 力也

今日はスタートアップを成功に導くハッカーメンタリティについてレクチャーします。このレクチャーの中心は、Amazonに1兆円で買収されたTwitchの創業者ジャスティンカンのマインドセットです。もしあなたが、毎日のようにブログを更新し、ランチの写真をインスタグラムに投稿し、本からパクった名言をあたかも自分の言葉のようにしてツイートすることをネットビジネスと呼ぶのであれば、残念なことにハードメンタリティの持ち主です。逆に、ティモシーフェリスのように「週4時間だけ働く」を実現するにはどうしたら良いだろうと真剣に考え、そのためにオンラインコースをエバーグリーンファネルで販売しようと自由に発想できるのであれば、幸運なことにハッカーメンタリティの持ち主と言えるでしょう。

【オンラインコースビジネスの作り方】に関するレクチャーをこれまで提供してきました。最終モジュールにようこそ。ここまで非常に長い道のりを経てきましたが、オンラインコースの作成やマーケティング、セールス方法など多くのことを学んできましたね。最終モジュールに至り、ここでギアチェンジする必要があります。このモジュールの内容は、これまで学んできたものとはかなり違います。

Justing Kan(ジャスティンカン)はライブストリーミング界のマークザッカーバーグ

本モジュールでは、成功するために必要な6つのマインドセットについてお話をしていきます。僕は何年にもわたってビジネスについて学んできました。この学びのエッセンスを凝縮させた、最も価値のある起業家的アドバイスをお教えしていきます。まさに「僕が駆け出し起業家の頃に知りたかった」という事柄をまとめました。

今日、ここに至るまで僕は成功するために必要な6つのマインドセットにしたがって行動をしています。これからのレッスンは、起業家として成長するための強力な考え方を身に付けるためのものです。ビジネス全般に関連する物事であるかどうかに関わらず、あなたの人生に役立つものとなるでしょう。最初は理解するのに苦労するかもしれませんが、レッスンを進めるにつれ、僕が言っていることの意味がわかってくるはずです。

1つ目のマインドセットは「ハッカーメンタリティ」です。ここではJustin Kan(ジャスティンカン)のストーリーを紹介します。まずは彼がどのような人物かについて紹介していきます。

あなたがthe startup sceneのメンバーならば、Justin Kanの名前を聞いたことがあるかもしれません。彼の功績の1つは、Twitchを共同設立したことでしょう。そう、あのTwitchです。ゲーム業界における巨大なライブストリーミングプラットフォームですね。彼はライブストリーミング界のマークザッカーバーグと言っても過言ではありません。Twitchは、Amazonに1兆円で買収されており、その点からも彼がビジネスのスケーリングとローンチについて熟達していることは明らかです。彼の経験からたくさんのことを学ぶことができます。僕はこのレッスンをみなさんにシェアできることを心待ちにしていました。

あなたがこれから学ぶのは、将来的に活用することができるであろう最も強力なフレームワークです。このアイディアを活用できれば、競合他社の何倍もの速さでビジネスを成長させることができるでしょう。

ティナシーリグに学ぶ起業家精神の作り方(The $5 Challenge)

たとえば現在が2007年だとしましょう。あなたはスタンフォードの大学生で、起業家精神を学ぶための悪名高いブートキャンプクラスを受講しています。教授のTina Seelig(ティナシーリグ)。日本では「20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」というTinaの本が有名になりましたし、彼女のTEDトークも日本国内でバズりました。彼女がみなさんの前に立って、「The $5 Challenge」という課題を与えました。この課題の目的は単純明快です。みなさん1人1人に500円と2時間が与えられ、できる限り多くのお金を稼ぐというもの。500円が入った封筒を開けた瞬間から2時間のカウントダウンが始まり、制限時間終了後に、自分の戦略と結果について3分間のプレゼンテーションで発表することになります。

さて、あなたはどのように500円と2時間を使いますか?僕ならイオンでうまい棒を50本買って、駅前で売り捌くかもしれません。もしくは一か八かの賭けをするために住之江競艇場に向かい三連単の一点張りに使うかもしれません。渋谷の人混みに行って、演奏したり物乞いをしたり。こんなことをしたとしても、おそらく2時間後に紙幣が1枚くらいしか入っていないでしょう。

ほかにもっとうまく儲けられる方法を考えてみても思い付きません。カジノで運試しをするのもいいかもしれませんね。幸運が来るのを祈りながら500円を使ってスロットやブラックジャック、ポーカーを2時間プレイするのはアリでしょうか?もしくは500円で買えるような安い粉末レモネードと使い捨てのカップを買って、レモネードの屋台でも始めましょうか。大学の一角(いっかく)に立って2時間ジュースを売り続ければ、たくさん売れるかもしれません。タオルやバケツを持ってきて、安い石鹸を買い、洗車のアルバイトをしてもいいでしょう。

しかし、これらのようなアイディアはすでにほかの人が実践しているでしょう。このように多くの人が思いつくアイディアのことをハード・メンタリティと呼びます。群衆心理についしたがってしまう人は、ハードメンタリティを持ちがちです。このような人々は、何かを成し遂げようとする際に標準的な方法を採用しようとします。しかし、大勢の人に従うマインドセットでは、批判的かつ創造的な考え方をすることができなくなってしまいます。

例えば、僕がTOEICのオンラインコースを販売しているのを「俺もやってみよう」と思いTOEICの文法コースをUdemyに出す。僕がUdemyのアフィリエイトサイトを作ったら儲かりそうとメルマガで告知すると、それを信じてUdemyのクーポンサイトをWordPressで立ち上げる。僕がデジタルマーケティングはこれから来るとブログで書けば、やはりそれを信じてWebマーケティングのウェブサイトを立ち上げる。典型的なハードメンタリティの人間です。僕がプロンプターが必要だと言えば、全く同じ型番のプロンプターを買って動画の撮影を開始し、僕がピラーページを書けばSEOで上位表示されると言えば「ピラーページの書き方」というブログ記事を作る。信じられないかもしれませんが、本当に世の中にはこういう人がいるのです。

ハードメンタリティでは、先入観で凝り固まったアイディアしか思い浮かべることができません。そうなってしまうと心の中で勝手にハードルを作ってしまい、オーソドックスな解決策しか考え出せなくなるのです。

「ネットビジネスで月収30万円稼ぎたい」は典型的なハードメンタリティ

僕は以前、茨城県に住む大学生の男の子から「大学卒業後は実家に戻ろうと考えています。インターネットで月々30万円稼ぐ方法を教えてください」というメールをもらったことがあります。僕が「どうして30万円なんですか?」と質問をすると「平均的な月収が30万円だからです」と返事がきました。この30万円という数字が、まさしく先入観そのものです。実家に帰るなら30万円も要らなくない?というのが僕の本音ですが、彼は30万円という数字しか見えてない模様。逆に、家族を持って年末年始をキロロスキー場で過ごし、年に1回は北欧のクルーズに行きたければ月収30万円では無理でしょう。

月収は、僕たちの理想のライフスタイルに規定されるべきです。でも理想のライフスタイルにかかるコストなんて、実際にそれをやってみないとわからないから、それを実現する前に試算すること自体意味がないのです。そう考えると、毎月いくら欲しいと考えること自体間違っていると理解できます。理想のライフスタイルを今すぐはじめて、それにかかる実費を計算した上で、それに合う収入を稼ぐべきです。僕はそうやって、月収を少しずつ上げてきました。

子供が生まれる前に、奥さんと北米を6ヶ月旅行しました。アメリカとカナダを3ヶ月ずつ。グレイハウンドのバスを使いシカゴからデトロイトを通りカナダに入国するタイミングで、僕ら夫婦だけが足止めをくらいバスの中にいるお客さんを待たせてしまいました。入国審査官に「本当だったら4日間拘留だよ」と言われて解放されました。荷物もパソコンも全部チェックされました。また機会があればこの話をします。

僕たちはAirbnbとBooking.comだけを使い、180日、北米を旅しました。沖縄の宜野湾でテニスをしている時に、うちの奥さんが急に「ニューヨークでクリスマスを迎えたい」と言うのです。いやいやあなた、ESTAも持っていないから、アメリカに入国するにはB-1/B-2ビザを取らなきゃいけないじゃない、と突っ込みました。その発言から急遽北米旅行が決まったのです。書類を全て集めて浦添市にあるアメリカ大使館で面接。「なぜフランスじゃなくてアメリカなんだ?」との質問にうちの奥さんは「だってアメリカだもん」と意味のわからない回答をして見事B-1/B-2ビザを取得しました。

かつてアメリカ留学した時、成田からLAXで乗り換えそこから20人乗りくらいの小さな飛行機でネブラスカに移動しました。片道フライト20万円くらいでした。それから3年たち、もう一度Skyscannerでチケットを確認すると、思っているより安い。確か一人10万円くらいでした。韓国の仁川を経由するとすごい安いことがわかった。その後、旅慣れをした僕は、仁川の他にシンガポールや台湾を経由するとチケットが安くなることを学びました。僕が想定していたよりもフライトチケットが安くなっている。

ニューヨークで1ヶ月を過ごし、その次はサウスカロライナのポーリーズアイランドに行きました。1日中テニスができる環境をAirbnbで探したところ、サウスカロライナに素敵な物件を見つけたのです。空港からタクシーで現地に向かうと、巨大なゴルフ場を隣接した、これまた巨大なロッジにつきました。池には「クロコダイルが出るから気をつけろ!」のサインが。僕と妻、二人なのに、部屋が6つもある。バスルームが3つ。巨大なキッチンと、屋外BBQセット、さらに夕日を眺めながら入ることのできるジェットバスがついていました。さて、おいくらだと思います?1ヶ月間借りて、長期割引が適用されてたったの9万円。電気代、ガス代、全て込みです。

ああ、もう最高。近くのスーパーで日本よりもはるかに安い牛肉をキロ単位で購入し、沈みゆく夕日を眺めながらバーベーキューをする。朝は大きなキッチンでホットケーキを焼き、小鳥のさえずりが聞こえるバルコニーで外の寒い空気を感じながらユニクロのヒートテックを着て、煎れたてのコーヒーと共に朝食を済ます。朝食が終われば、マートルビーチでジョギングをして、道ゆく人からかけられる Good Morningの挨拶に答えながら、7kgを走りきる。シャワーを浴びてから、着替えてテニスコートに向かう。誰もいない。3面のコートすべてが空いている。僕らは気が済むまでラリーを繰り返しました。

こんな夢みたいな生活を続けられたらいいなとずっと思っていました。でも、トロント、バンクーバー、モントリオール、シカゴ、ニューヨーク、サウスカロライナを1ヶ月ずつ渡り歩き、こんな夢みたいな生活は続けられると言う確信に変わりました。そういった夢のような生活の原体験が、今の僕のポジションを作ったのは言うまでもありません。

実際に夢のような生活を若いうちに経験しておいたおかげで、それが決して夢ではないことに気づけたのです。そこから逆算して、どのようなビジネスモデルが必要か、そのモデルから幾らの月収入が必要かを算出しました。想像していたよりもはるかに低い金額でした。これならイケそう!と23歳の時に僕は確信しました。それを確信したのはバンクーバー。スポーツバーで、マニーパッキャオVSメイウェザーの試合を見ている時に、ふと我にかえり、そう思ったのです。これならイケるわって。

スタンフォード大学で最も優秀なグループの回答は…

僕たちは、多数決で自分の人生を決めるわけでもないし、手垢のついた言葉で言えば他人の敷いたレールを歩むわけでもありません。自分で必要な月収を決める。「実家で30万円くらい稼げればいいです」といった彼のようにつまらない人間にならないでください。群衆心理の影響を受けている場合ではないのです。

群衆心理についてもう少し具体的に想像してもらうために、ここでは9 Dots Challengeを紹介しましょう。9 Dots Challengeとは9つの点を完璧な正方形に並べたもので、ペンを紙から離すことなく一文字書きで、しかも4本以下の直線だけを使って、すべての点をつなげるというものです。もし手元に紙とペンがあるのであれば、少しだけレッスンを中断して9 Dots Challengeを試してみてください。

ほとんどの人は9 Dots Challengeをクリアすることができないでしょう。おそらく5本の線を用いればクリアできるのですが、4本以下となると話は別。かなり難易度が高くなるのです。なぜ4本以下の答えを導き出せないのか。それは、多くの人がハードメンタリティを持っているからです。自分の心の中に勝手にルールを作ってしまっているからこそ、答えを見つけられないのです。

9 Dots Challengeの答えを見つけられなかった方は、もしかすると「正方形の外に線がはみ出してはいけない」と考えていないでしょうか。しかし、このチャレンジにはそのようなルールはありませんでした。

9 Dots Challengeの答えを見つけるためには、勝手に心の中に作ってしまうルールを打破して、文字通り「ルールの外側」に出なければなりません。既成概念に囚われず物事を考えましょう。そうすれば自ずと解決策を思いつくことができるはずです。群衆心理にしたがってしまう人は、四角を見るとその中だけで動かなければならない、解決しなければならないと考えがちです。そのため、この答えを思いつくことができません。

さて、先ほどのスタンフォードの$5 Challengeに話を戻しましょう。ほとんどのチームは「500円を使わなければならない」と考えてしまいます。しかし、9 Dots Challengeの例に従って考えるならば、それらは彼らが勝手に心の中に作ったルールでしかありません。それに500円の入った封筒を開けなければ2時間のカウントダウンも始まらないのです。封筒を開けてしまうことで時間的制約が生まれるのであれば、封筒なんて開けなければいいのです。

一部の優秀なグループはすぐにこれを理解し、封筒を開けず、500円も使いませんでした。あるグループは、人気のレストランに電話をして、その週の土曜日にいくつかの予約を取りました。土曜日になると彼らは行列に並んでいる客に予約を販売し、30,000円ものお金を稼いだのです。このチームは封筒を開けなかったので、時間制限もありませんでした。このグループはクラスの前でどのように稼いだのか誇らしげに語ったと言います。

しかし、彼らよりもさらに優秀なグループがいました。もちろん彼らは500円を使うこともありませんでしたし、驚いたことに3分間のプレゼンテーションすらしませんでした。彼らは500円にも、2時間にも価値がないということに気付いていたのです。ではこのグループはどんなことをしたと思いますか?そう、彼らは「3分間のプレゼンテーション時間」を企業に販売したのです。優秀なスタンフォードの大学生の前でプレゼンテーションをする機会などなかなかありません。そのため、企業側はこのグループに対して70,000円もの報酬を支払い、Facetimeでプレゼンテーションをおこなったのでした。このように優秀なグループは心の中にハードルを設けず、前提条件のすべてを見直すことで、最小限の労力で最大限の利益を得ることができたのです。これが「ネットビジネスで月に30万円くらい稼げればいい」と考えていた茨城県の大学生とスタンフォードの大学生の違いです。

問題をさくっと解決するハッカーメンタリティの育て方

このような効率的問題解決のアプローチには名前があります。これを「ハッカーメンタリティ」と呼びます。ハッカーという言葉には悪い意味もありますが、それに惑わされないでください。別にクレジットカードの番号を盗もうとしたり、メールアカウントに不正ログインをしたりしようとしているわけではありません。僕が大学生の時に小山龍介さんという人が、STUDY HACKSやらIDEA HACKSなどの本を出してベストセラーになっていました。ここでのハックも「物事を思いもよらない方法でサクッと解決する」というポジティブな意味です。というか、もともとそういう肯定的な意味なんです。ハックって。

ハッカーメンタリティは、ハードメンタリティとは大きく異なります。ハッカーは常に現状に疑問を持ち、何かしらの問題解決をするために、既成概念に従いません。彼らはこう自問します。「10%の作業で90%の利益を得るためにはどうすればよいのか」と。このような視点は「ハック」とも呼ばれる、ショートカットのためのマインドです。ハックという考え方は、独自性と優位性を与えてくれる抜け穴のようなものです。

多くのスタートアップは、自分たちの心の中に勝手なルールを設けて、行動範囲を狭めてしまっています。意図せずに群衆心理に従ってしまっているのです。彼らはビジネスに対してこう考えます。「スケーリングするためには、既存のフレームワークに従って運営しなければならない」と。

僕は驚くのです。アメブロに似たような自称女性起業家がたくさんいることに。この歳になると、若い女の子がみんな同じに見えるんですけど、まさか若くない女性まで一緒に見えるとは思いませんでした。彼女は決まって「お一人様起業」を連呼しました。そして新宿のカフェで集まり井戸端会議をします。大抵の人は、新興宗教の布教のために二人組でピンポンしにくる女性と似たような私服。そうです長髪のロングスカート。ホワイトボードには「インスタグラムマーケティング」という意味不明な文字列。その日のアメブロのタイトルは「今日のアジェンダ・インスタグラムマーケティング」。絵文字たっぷり、改行たっぷりの、ブログ記事を書きます。そもそもアメブロはデザインが統一されているんですけど、さらにお一人様起業の女子会に参加している人たちはインフォトップの情報商材屋が販売しているテンプレートをそのままコピペしてあるだけ。ホワイトバランスの設定をミスしたような明るく真っ白なポートレートもどきをトップ画像に設置し、その下にナビゲーションの悪い太い醜いメニューバー。僕が大学生の時からこんなアメブロを運営しているおばさんは結構いましたが、まさか今でも絶滅せずに生き残っていることに驚きです。絶滅危惧種に指定されるどころか、むしろ増殖している。地獄絵図とはまさにこのことです。

お互いにビジネスモデルを真似をし合ったら、髪型も、服装も、考え方も似通ってしまう。群衆心理は、あなたをコモディティ化します。性能も外見もまるっきり一緒な鉛筆や消しゴムのように、どれを買っても一緒な状態。自分が文房具屋に陳列されていたら、まず真っ先にあなたが選ばれる自信はありますか?それともその他コモディティと同じく、手前から順番に取られるのを待つだけですか?群衆心理に従っていいことなんてないのです。

だからこそ、ハッカーメンタリティを持つことはとても重要なのです。時間を無駄にせずスマートに作業をすること、そして努力よりも効率性を重視して作業を繰り返すこと。これがハッカーメンタリティです。

Twitchの創業者・ジャスティンカンのハッカーメンタリティ

ハッカーメンタリティをJustin Kan(ジャスティンカン)から学んでください。

彼がGIF messengerのアプリを作成した時、バークレーに行って、宣伝のために人々の顔をGIF化してこう言いました。「このアプリを使ったら自分のGIFを作れるよ。」「アプリをダウンロードして使ってみて」と。これは、アプリをダウンロードしてもらうためのちょっとしたテクニックです。普段なら面倒くさがってアプリなんてダウンロードしてくれない人でも、実際の動きを見たら「どうやってGIFを作るの?」「自分の顔をGIFで作れるなんてすごい」と言って気軽にダウンロードしてくれるのです。これがハッカーメンタリティの良い例ですね。

ほとんどのスタートアップは、急成長してユーザーを惹きつけるために多額の資金が必要だと考えてしまいますが、これは彼らが勝手に心の中で作ったルールに過ぎません。「ユーザーベースを急速に拡大する必要がある」と言われると、すぐに彼らは「有料広告を出しましょう」「PR会社を雇いましょう」「営業チームを作りましょう」「マーケティングコンサルタントを呼びましょう」となるのです。しかし、このような解決策はすべて既成概念に囚われたものでしかなく、本当の解決策となるかどうかは分かりません。しかし、群衆心理に従う人であれば必ず従ってしまうアイディアでもあります。

まさに500円を与えられてレモネードを販売する人々と同じです。しかし、スタートアップは大学の講義ではありません。既成概念の解決策で業績が悪化することで経営破綻に陥ることだってあり得るのです。起業家のTristan Zier(トリスタンツィエール)はスタートアップのZen99を創設してフリーランサー向けの福利厚生を提供しました。健康保険や税金補助、記録保管など、これまではフルタイムの雇用主しか利用できなかったような事業支援を始めたのです。TristanはZen99のために既存の成長モデルをいろいろと試しましたが、どれもうまくいきませんでした。結果として、彼のスタートアップは倒産に追い込まれてしまったのです。Tristan Zierのスタートアップは、従来のマーケティング、広告戦略、雇用など、既存の成長モデルに従おうとしたからこそ失敗してしまいました。

だからこそ、ハッカーメンタリティを取り入れることで、競合他社の何倍もの速度で会社を成長させることができるのです。あなたのスタートアップの寿命は、文字通りハッカーメンタリティの有無にかかっています。

初めて広告主を獲得するために、Justin Kan(ジャスティンカン)はどんなことでも試みました。たとえばゲーム会社のホームページにアクセスして「やあ、みなさん」というタイトルのメールを送り、そのメールにJustin Kan(ジャスティンカン)がブレイクダンスのウィンドミルをしている動画を添付したのです。本文には「ビデオを送ったんだけど、よければ電話をくれないか。それが厳しければストリートファイターも一緒にやるので、僕が勝ったら電話してほしい」と書きました。

すると10分後、本当にゲーム会社の社長からメールが返ってきたのです。「ジャスティン、あなたのメールはこれまでもらったものの中で一番ふざけたメールだったよ。電話してもいいよ」と。これが初めての広告主を獲得した瞬間でした。

トレンドのキーワードを検索して、すべてのトレンドが交差する要素を探すビジネススクールの演習のように、完璧なビジネスを始めるのには一種の魅力があります。だから多くの人がモバイルを駆使したり、ソーシャルメディアを使ったり、バイラルに展開したりと、さまざまなものを駆使してトレンドの交差点を探り、完璧なビジネスを始めようとします。

しかし、もしあなたが今、まさにスタートアップの会社を作っている過程にあるのだとすれば、ベンチャーキャピタルから投資を受けられるかどうかが明日を決める唯一の要素であるということです。だからこそお金をできるだけ使うことなく、会社のために金銭的価値を創造できなければなりません。

100円を入れて200円が出てくる仕組みを発明する

Justin Kan(ジャスティンカン)はスタートアップの創業者として、あなたは「どうすれば100円を10,000円にできるだろうか」と考えられるメンタリティを持たなければないと言います。僕がいつもセールスファネルを説明する時に、100円を入れて200円が出てくるもの、という表現を使いますが、これはジャスティンの言葉からインスピレーションを得たものです。

Facebook広告に投入した予算の何倍もの利益を得るためにはどうすればいいのでしょうか。あなたのセールスファネルに100円のFacebook広告費を突っ込んだら、200円が出てくるでしょうか?出てこないのであれば、それはなぜですか?100円を入れて200円が出てくるようなビジネスモデルを作るのは不可能と思い込んでいるからではないでしょうか?

繰り返します。100円を入れて200円が出てくる仕組みを考えてください。Justin Kan(ジャスティンカン)はこう言います。

100円を10,000円に増やす考え方からはじめ、一定の規律ある行動を生み出すことができれば、将来的にビジネス規模は拡大し、より多くの投資家を集められるようになるでしょう。近年では投資家コミュニティも高齢化しているため、多くの投資家が利益獲得への道筋をしっかりと示してほしいと考えているのです

この点については、すべてのスタートアップ創業者がビジネスをスケールするために考えなければならない問題です。$5 Challengeと同様に、すべてのスタートアップは一律のルールを課せられることになります。それは時間とお金です。一定の基準に達するために絶え間ないプレッシャーを感じることになるでしょう。しかし、時間とお金というリソースは限られており、しかもリソースが潤沢にあるわけではありません。成功するスタートアップを作るためには、賢いショートカットを考え出さなければなりません。会社のグロースをハックする方法を考える必要があります。

このグロースハックという1点においてRedditは非常に優れた企業でした。現在このサービスには、2億5,000万人以上のユーザーがいます。しかし2005年にローンチした際には、例えるならばゴーストタウンのような状態でした。ユーザーベースを構築するために、Alexis Ohanian(アレクシス・オハニアン)とSteve Huffman(スティーブホフマン)の2人はサイト上のコンテンツをもっと増やさなければならないと感じました。しかし、彼らにはスタッフもお金もありません。そこで彼らは、自分たちでやらなければならないと考えたのです。

2人は偽アカウントを大量に作りました。その後、彼らは偽アカウントを使い、Redditを高品質かつ大量のコンテンツで満たし、成功を掴み取りました。新しいユーザーがサイトに来ても、本物の投稿と偽アカウントからの投稿の区別ができないほどでした。それにコンテンツの質が高いので、新規ユーザーにとっても居心地が良い環境になったのです。わずか数ヶ月の間にユーザーベースは十分に拡大し、偽アカウントから投稿する必要がなくなりました。Alexis Ohanian(アレクシス・オハニアン)とSteve Huffman(スティーブホフマン)は文字通り、Redditをゼロの状態から立ち上げて成功しました。彼らが成功できたのはハッカーマインドがあったからです。

プロダクトにグロースハックを埋め込んだジャスティンカンの事例

次にJustin Kan(ジャスティンカン)が駆け出しの頃におこなった2つの事例を紹介しましょう。1つ目は90年代後半によくおこなわれていた手法のように、膨大な数の学生に向けてメールを送信したことです。サイバーエージェントの藤田社長も本の中で「学生のメールアドレスは連番でできてるから推測が可能で、就職活動中の学生に一斉メールを送った」と書いていましたね。あれ、別に藤田社長が考えたことではなく、シリコンバレーではよく使われていた手法でした。Justin Kan(ジャスティンカン)もキャンパスに向けてメールを送りましたが、あまり良い顔をされなかったので、必ずしもこの方法をおすすめするわけではないと、インタビューで答えていました。しかし、この事例から学べることがあります。それは創造性を発揮することが重要だということです。

最近はFacebook AdsやGoogle Adsなどを簡単に購入して広告を出すという人が多いです。しかし、既成概念に則って、このようなことにお金を出す必要が本当にあるのでしょうか。ビジネスにもよりますが、創造性を発揮することであなたができることはたくさんあるはずです。Justin Kan(ジャスティンカン)の作ったTwitchを見てみてください。このサイトは毎月1億人以上のユニークビジターを集めています。しかし、Twitchは巨額のマーケティング予算や高価な広告キャンペーンをおこなっているわけではないのです。実際、Justin Kan(ジャスティンカン)はあまり積極的にマーケティングをしてきませんでした。

Twitchのコア機能を巨大なグロースハックとして機能させたのです。このサイトは、ゲームプレイ映像をブロードキャストしてお金を稼ぐためのソーシャルプラットフォームをゲーマーに対して提供しています。そして、ゲーマーは彼らのファンやフォロワーをTwitchに連れてきてくれます。Justin Kan(ジャスティンカン)はこのことについて、Twitchのグロース初期段階で気付きました。そこで彼は、ブロードキャストを見る視聴者に対してマーケティングをおこなうのではなく、放送者、つまりゲーマーたちにマーケティングをおこなうことに全力を注ぎました。

Twitchでゲームプレイを放送するプレイヤーたちは、Justin Kan(ジャスティンカン)の会社のためにマーケティングと新規ユーザー獲得をおこなってくれています。これがマーケティングの本質だと言えるでしょう。そして、この事例はあなたがマーケティングをする上でも参考にすべきものです。あなたがいつまでも集客をしている場合ではないのです。あなたがブログを書いて、あなたがメルマガを書いて、あなたが自分で動画を撮影しそれを編集しYouTubeにアップロードしている場合ではないということです。集客を外注することを考えてください。そんなこと無理だと思いますか?その無理と思う発想が、群衆心理に犯されたハードメンタリティそのものです。

ビジネスモデルの基礎となるバイラルループを利用したからこそ、今日、Twichは1億人以上のユーザーを獲得するに至ったのです。

Dropboxが1年で1000万人のユーザーを獲得したグロースハックのカラクリ

もしあなたの商品が本質的に大規模なグロースとして機能しない場合でも、あなたのビジネスを倍々ゲームでスケールする方法は必ずあります。Dropboxを例に取りましょう。このサービスはオンラインストレージなので、Twitchとは異なり巨大なソーシャル機能はありません。Dropboxでは、アカウントにサインアップし、個人のドキュメントや写真、ビデオを保存する機能が提供されています。

しかしDropboxチームは、ユーザーを100万人以上増やすためには何らかのソーシャル機能を持たせなければならないということに気づいていました。そこで彼らは、既存ユーザーが新しくサインアップするたびに、1GBの追加ストレージを無料で提供するというアイディアを考え出しました。1GBの追加ストレージを提供すること自体はDropboxにとって大きなコストではありませんでした。しかし、アカウント間に共有機能を持たせることによって、数ヶ月後に100万人が登録するという事態が発生したのです。そして1年後には1,000万人のユーザー数を突破しました。

DropboxとTwitchの事例を知ることによって、なぜハッカーメンタリティが必要なのか理解できたはずです。

ここで少し、僕のハッカーメンタリティを活用した事例についてお話しさせてください。先ほど僕は「集客なんてしている場合ではない」と言いました。実際に僕たちは、集客のためのコンテンツを2015年の2月から一切作っていません。それでも今日に至るまで、見込み客の獲得や顧客の獲得に困ったことはありません。むしろ、コンサルティングの申し込みをこちらから断らなきゃいけないくらい、お客さんが殺到しています。僕は何をしたか?Udemyを活用しました。Udemyはオンラインコースのマーケットプレイスです。多くの講師はここでお金を稼ごうとしています。でも僕たちは、Udemyを集客メディアとして捉えていました。

考えてみてください。多くの人はリストを取るのに苦労していますね。どうやったらメルマガ読者を得られるだろうかと日々頭を悩ましています。そしてメルマガの購読者に、いくつかのビデオを見せて、4本目のビデオで商品を販売しようと企んでいます。フォームに登録してもらい、ビデオを見てもらう。これってUdemyのやっていることと同じだと思いませんか?しかもUdemyでは4本どころではなく、10本でも20本でも動画を見てもらえます。なぜなら彼らはお金を払って、僕のビデオを見ているからです。

この事実に気づいた時、僕は最初、あまりの奇想天外な出来事のあまり何が起こっているかよくわかりませんでした。多くのネット起業家は、Facebook広告をうち、号外広告をうち、Google広告をうち、お金を払ってリストを集めようとしている。そしてメルマガの読者にビデオを見てくれないかとお願いをする。Udemyの受講生は、お金を払って僕のビデオを進んでみている。そういったお金を払ってくれるコースの受講生が毎月毎月3000人ほど新規で入ってくる。Udemyから毎月4000ドル近くのコース収入をもらいつつ、かつUdemyがたくさんの新規客を集めて僕のオンラインコースを販売してくれる。

  • 「Udemyからコース収入を得よう」と考えるのがハードメンタリティ
  • 「Udemyに集客を外注させよう」と考えるのがハッカーメンタリティ

この違いに気付けるかどうかで、あなたのデジタルマーケターとしての生きやすさはガラリと変わります。この違いに気づいた時、僕は彦根市にいました。毎日6時ぐらいになると、妻と近くのウェルシアに食材を買いに行き、夕日の沈む琵琶湖を見るのがルーチンでした。琵琶湖は湖なのにどうして波があるんだろうと、考えている時に、ふとこの違いに気づいたのです。それから2ヶ月後に僕たちは沖縄の宜野湾市にいました。デジタルマーケターとして、非常に居心地のいい働き方を実現した僕たちは、朝6時に起きて海浜公園をジョギングし、朝ごはんを食べた後に、ラグナガーデンホテルの隣にあるテニスコートで一日中ラリーをしていました。そんな生活を1ヶ月ほど続けた頃に、先ほど紹介した妻の「ニューヨークでクリスマスを迎えたい」の発言が出るわけです。その1ヶ月後に、僕たちはクリスマスイルミネーションに彩られたダイカーハイツの家々を観光していました。たった1つのアイディアがここまで人生を変えるのです。

たぶん、僕ほどのポテンシャルの人間であれば、日常の99%はハードメンタリティで生きています。バナナダイエットが良いと聞けば次の日にバナナを買いに行くし、父親が言う「長男だから金沢を出るな」という言葉を長らく信じ込んでいたし、かくいう僕自身が「月収30万円ほどあれば生きていけるんじゃないか」と考えていたのです。だけど、たまに1%のハッカーメンタリティが発動することもあるのです。それはあなたにも起こっていることです。あとはその1%の割合を2%、3%と増やしつつ、そこで降りてきた着想をすぐに行動に移すことです。僕は2015年の2月に、全てのリソースをUdemy1つに投下しました。僕の人生にハイライトシーンがあるなら、確実に、あの琵琶湖に沈みゆく夕陽を眺めつつハッカーメンタリティが発動されたあの日がファインプレーとして映し出されることでしょう。あのシーンは僕の頭の中で何度もリプレイされています。

しょぼい競合他社をリサーチしても意味がない理由

スタートアップを始める際、あなたのビジネスのユーザーはいったい誰なのかを理解することがとても重要です。なぜならユーザーベースを構築する際には、対象ユーザーに興味を持ってもらい、ビジネスをスケールしなければならないからです。だから、あなたの見込み客はどこにいるのかをはっきりとさせ、ターゲットを絞りましょう。

実際、適切なマーケティングをおこなうことによってスタートアップが成長し始めるという事例を数多くみてきました。マーケティングをおこなうターゲットは企業によって異なります。インフルエンサーやYouTuberのような存在かもしれませんし、そうではないかもしれません。しかし、ターゲットがあなたのプロダクトについて話すことによって、効果的なマーケティングがおこなわれるのです。だから、基本的に重要なことは、あなたのビジネスのユーザーがどこにいるのかを理解して、彼らをしっかりとターゲットにするということです。

ソーシャルメディアを使って、競合他社が同じ市場でどんなことをしているのかを観察しましょう。別のスタートアップや大手企業がおこなっていることからインスピレーションを得ることができるかもしれません。現代ではいたるところに情報が転がっています。アジアでは何が起こっているのか、インドでは何が起こっているのか、南米では何が起こっているのか。さまざまな情報が公開されており、その情報をもとに、あなたのスタートアップに導入することができます。

競合他社と言っても、わざわざしょぼい企業を見る必要はありません。しょぼい競合ばかりをみていると、自分たちのスタートアップの基準がしょぼい競合に下がってしまいます。それはまるで、日本人同士がアメブロを開設し、こぞってマニュアル作業の多い忙しくダサいビジネスモデルを作り上げるのと同じです。しょぼい人同士で感染し合っている、あるいは影響を与え合っている場合ではないのです。特に僕が参入するデジタルマーケティングの業界では、日本はとんでもなく世界標準にビハインドしています。

渋谷のカフェでベストを着ている日焼けのお兄ちゃんといえば、ほぼほぼネットワークビジネスの末端ディストリビューターですが、情報商材を販売する人もなぜかベストを来たがります。V字ネックのストライプシャツを着て、その上に安っぽい黒色のベストを着ている。面白いことに、彼らは一様に腕組みをして写真を撮りたがります。あまりにもありふれた光景なので、既視感たっぷりなのですが、彼らは日本人の怪しい人同士で影響し合っているので、自分から進んで怪しい人間に成り下がっているのに気づきません。それで「ウェブマーケター」を自称するのですから、人々が彼らをみて興ざめするのも仕方ありません。

なぜもっと英語圏のビジネスモデルを見ようとしないのでしょうか?英語圏のビジネスを見れば、社長やマーケターを名乗る本人が毎日のようにブログを書きインスタグラムを更新するのを「ビジネス」と呼ぶのがいかに恥ずかしいことか理解できるはずです。請求書の発行も社長の自分がやる。セミナーの企画から会場を押さえるのも自分がやる。入金確認も自分でやるし、貧乏な客に捕まり「分割決済でお願いします」と言われ月賦払いを了承する。ユーザーアカウントの作成も社長の自分がやり、オンラインコースの権限付与も自分でやる。WordPressの更新も社長の自分がやり、デザインも社長の自分がやる。

こんな滑稽で忙しく非効率で時給の低い「社長業」がまさに日本のネットビジネスを席巻しています。毎日ブログを書いたら生活費が稼げるというインフルエンサーのビデオに感化されて、ブログを毎日のように書いているようでは、発想がそもそもコンビニバイトのシフトを増やすのと同じで、いつまで経ってもビジネスはスケールしません。

まとめ:新しいことを学び続け常にテストする

もっと創造的になりましょう。ビジネスオーナーである限り、リサーチを継続しなければなりません。これはスタートアップであろうと、大企業であろうと同じです。世界で今何が起きているのかを、経営者は知る責任があります。あなたが側から見ていてわかる通り、僕たちはマーケティングにほとんど時間と費用をかけていません。だからベンチャーキャピタルに支援をしてもらっているスタートアップと比べると成長は遅いかもしれません。しかし、僕たちの会社は明らかに成功しているし、僕自身も満足しています。

「システム会社に400万円払って日本版のUbersuggestを作れば良いじゃないか」「そんなアイディア、狂ってる!」「そもそもUbersuggestはすでに日本語でも使えるじゃないか」こんなやりとりを何度してきたことでしょうか。僕たちはまだまだ学び続けようとしています。Neil Patel、ClickFunnels、Deadline Funnel、Kajabi、HubSpotなど、あらゆるブランドについて考えてきました。「Neil Patelは本当に儲かっているのか、それとも嘘をついているのか」「絶対に儲かっているはずがない」こんなやり取りが頻繁に起こっています。僕たちは常に新しいことを学び、テストし続けているのです。

常に新しいことを学び、テストし続ける才覚は、生まれつきのものではありません。これはいつからでも始められるとても簡単な技術なのです。とはいえ、一晩でこのマインドを身に付けることは難しいでしょう。時間をかけて、ゆっくりと習得していくのです。あなた自身が直面しているすべての問題についてさまざまなアプローチを考え、まずは標準的な解決策を考えましょう。そして次に「自分が勝手に作り出したルールはないだろうか」「近道はないだろうか」「最終目標を達成するための、より簡単で効率的な方法はないだろうか」「自分の周りにあるツールや機会を利用するための最善の方法はないだろうか」と自問し続けてください。

ハッカーマインドを取り入れるかどうかで、スタートアップを成功させられるか失敗に終わるかが決まると言っても良いでしょう。最後に世界中のどんなことにも当てはまる言葉をお教えしましょう。

「あなたの中に存在する唯一の制限は、あなたが自分に課したルールだけです。」

【ダイレクト出版と同じ仕組みを導入したい?】アルティメット・アップセル商品の作り方【3つの質問】

Last updated on 2024年11月20日 By 石崎 力也

今日はアップセルについてレクチャーします。どんなアップセル商品を作ればいいかわからない人は次の3つの質問によって着想を得てください。

  1. 論理的に考えて次のステップは何か?
  2. より早く結果を出すためにどうすればいいか?
  3. 見込み客が持っている別の問題は何か?

ダイレクト出版がやっているように商品の購入直後にワンクリックで追加購入できるアップセルオファーを導入するには、ClickFunnelsを使いましょう。オンラインコースの管理にTeachableを使っている場合は、Teachableでもワンクリックのアップセルオファーを出せます。ClickFunnelsはアップセルオファーを2つ以上出せるのに対し、Teachableは1つしかオファーできません。決済周りに強いのはやはりClickFunnelsと言えるでしょう。

もしあなたが2万円の商品を販売する場合、それぞれの取引から得ることができる最大の金額は2万円のままだと考えるかもしれません。しかし、もしあなたがその取引で得られる収益を2万5,000円、3万円、さらには4万円にまで上げられるとすればどうでしょうか。

アップセルとは?

これは非現実的に聞こえるかもしれませんが、アップセルによって実現することができます。アップセルとは、収益を最大化するためにアドオンやアップグレード、またはほかのアイテムをセールスファネルに追加する手法のことです。

ダイレクト出版で商品を購入したことのある人であれば、アップセルは絶対に1回は経験したはずです。ワンタイムのアップセルオファーはダイレクト出版がよく使う手法だからです。例えば、あなたもきっと購読しているであろう月間ビジネス選書。僕は結局読まずに横積みになった本が3冊を超えた時点で、辞めちゃいました。ダイレクト出版からはこんなオファーが来ていました。メールを検索したら出てきました。

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この初月無料で購読をした後に必ず年間購読30,000円のプランがアップセールでオファーされます。たかだか本を購入するのに30,000円なんて誰が払うんだよとあなたは思うかもしれません。別にあなたが払わなくてもいいのです。ダイレクト出版にはたくさんのメルマガ読者がいますから初月無料に申し込んだ人の20%でも年間購読を申し込めばダイレクト出版は利益を出すことができるでしょう。それがダイレクト出版の狙いなのです。

ダイレクト出版のイケイケなマーケティングには賛否両論あるでしょう。僕が大学生の頃からダイレクト出版はアップセルオファーと高額商品のオファーを基軸としたビジネスモデルを構築していました。もう10年以上もまえの話です。誰もが「彼らと同じ仕組みを導入したい」と思っていたのは間違いありません。そういう意味ではデジタルマーケティングを10年以上も前から導入していた、超クールな企業と言えます。彼らのプロモーションを見ていると、「ああ、このくらいちゃんとやれば、そりゃ儲かるよな」というのが側から見ていてよくわかります。でもその実装方法がわからなかった。

今はデジタルマーケティングのプラットフォームが僕らみたいな末端のマーケターにも安価で使えるようになりました。それが先ほど紹介したClickFunnelsやTeachableです。僕たちはこれら2つのプラットフォームに加え、Deadline Funnel、Zapier、MailChimp、SUMOを使ってビジネスモデルを構築しています。ようやく最近になって、神田昌典さんがTeachableを導入して「オンライン講座の時代がきた」と言ってくれているので、日本にもこれらウェブサービスが認知されはじめた段階です。そう考えると、日本のデジタルマーケティングはまだまだ世界標準からかなりビハインドしていると言えましょう。

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これは最近、僕が購入したマイケルハイアットのPlatform Universityというサブスク商品です。月額$47のサービスに申し込むと、すぐに年額のオファーに切り替わります。Upgrade to Yearlyの文字列が見えますか?月額$47を申し込んだ時点では、$47だけを払うつもりだった。だけど年額オファーが魅力的だった。だから追加で$423を支払った。シンプルに僕の顧客単価は約10倍になりました。あなたが販売者だとしたら、$47をもらうのと$423をもらうの、どちらが嬉しいですか?いうまでもありません。$423をもらいたいですよね?こんなふうに、より高い商品を購入直後にオファーするのがアップセルと考えてください。

「アップセル」と検索してみると「アップセルとは?」とか「アップセルとクロスセルの違い」などが関連に表示されますが、別にテストに出るわけじゃないんだからそんなキーワードで検索しても意味はないでしょう。あなたは「ダイレクト出版のようなアップセルオファーを実装する仕組み」とか「アップセル商品の着想を得る方法」とか「アップセル オファー 作り方」などの、もっと実用的なキーワードで検索をしてください。そうすれば、あなたが今見ているこのレクチャーにまたたどり着きますから。

アップセルの具体例

たとえば「とても美味しいビーガンブレックファースト・ランチ・ディナーのレシピ」というコンテンツを1万円で購入したとしましょう。購入するとすぐに、ビーガン向けのデザートを作るコンテンツが5,000円で追加できるという趣旨のページが表示されました。

インストラクターはビーガンに関する知識が非常に豊富で、そんなインストラクターから新たなスキルを学べることは、あなたにとって待ちきれないことです。そこでビーガン用デザートのコンテンツ販売ページにアクセスし、すぐにカートに追加しました。

これはどういうことでしょうか。最初は1万円しか使わない予定だったのに、すでに1万5,000円も使ってしまっています。アップセルのメリットは、ワンクリックでアップセルを導入することができるということです。

つまり、見込み客はボタンを1回クリックするだけですぐにアップセルを購入することができるのです。クレジットカード情報を再度入力する必要はありません。購入時に起こりうる摩擦が最低限なのです。

Clickfunnelsupsell

こちらのアップセルオファーを導入したければかつては面倒なスクリプトをFTPでサーバーにアップロードして処理しなければなりませんでしたが、今はプラットフォームがもともとのデフォルトの機能として兼ね備えています。例えばClickFunnels はこのワンタイムアップセルオファーがとても得意です。またコース管理プラットフォームのTeachable でも1-Clickアップセル機能がデフォルトで搭載されています。

僕たちもこの1-Clickのアップセロファンを使ってたくさんの売り上げを計上しています。例えば僕たちがオートウェビナーで販売しているコンプリートバンドルという商品の後には100,000円台のアップセル商品が3つ続きます。

ClickFunnels™  Marketing Funnels Made Easy

左側のアイコンを見てください。上矢印、下矢印が複数続いているのが見えますか?上矢印はアップセルです。下矢印がダウンセルです。ClickFunnelsはアップセルオファーもダウンセルオファーも複数出せるので、たった数分のうちに一人の顧客にたくさんの金額をチャージすることができます。もちろんこのオファーはお金のあるお客さんにだけ表示されるようになっています。お金を持っていない人にアップセルオファーを見せてしまうと、購入後に「間違ってクリックしました、返金してください」とか面倒なメールが来るので、慎重になる必要があります。フロントエンド商品で100円オファーをしているダイレクト出版はその点、カスタマーサポートが大変だとと思うのです。100円で人を集めたら、そりゃたくさん人は集まるだろうけど、その中には一定数のヤバイ人もいるだろうから、そんなやばい人たちに捕まったらサポートは疲弊するだろうなとはたから見ていて思うのです。

まあ人のことはどうだっていいや。

まずオプトインした直後に5700円の商品がオファーされますこれは15分間限定の時間制限のある取引です。この取引に応じた人には早速コンプリートバンドルのライフタイムアクセスを99,700円でオファーします。こちら99,700円の商品を購入した人に今度はOnline School Building 1.0 を89,800円でオファーします。この89,800円のオファーに応じなかった人にも応じた人にもさらに上位の180,000円の商品を販売します。不思議なことですがオプトインした直後8分以内に5700円の商品と99,700円の商品と89,800円の商品と180,000円の商品を買う人が結構たくさんいるのです。

あなたが想像している以上にそして僕が想像していた以上に。

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このレクチャーを作っている間にも、コンプリートバンドルが1つ売れていきました。25分前のデータです。それから2分後にOnline School Building OTOが売れています。OTOはClickFunnels の造語で、One Time Offerの略語です。このコンプリートバンドルを購入した人は、Online School Building の存在は知らなかったはずです。でも2分で購入する決断をした。さらにそこから2分で、いしこん(プラチナ)という18万円の商品を買っている。僕は、販売している商品やセールスファネルの中身を公には出していないので、何がいくらでどの順番でオファーされるかは、購入した人でないとわからないのです。にもかかわらず、うちにこれられるAランクの人たちは、10分以内に10万円や20万円の商品の購入をワンクリックで決断してしまいます。なぜこんなことが起こるかと言えば、彼らはAランクのお金持ちだからです。本の著者であったり、東京で活躍するセミナー講師であったり、成功しているフリーランサーであったり、YouTubeで20万人以上の登録者を持つインフルエンサーであったり。そして僕がターゲティングしているのはそのAランクだけだからです。

考えてみてください。ダイレクト出版と同じ仕組みを導入したいと考える人は、素人ではありません。アップセル商品を作りたいと考える人は、素人ではありません。あなたがここまでこのレクチャーを理解し視聴しているということは、きっとあなたもAランクのプレーヤーなのではないでしょうか?あなたの年収は3000万円を超えていますか?そうであれば、僕がアップセルでオファーする10万円の商品も20万円の商品も、それがあなたの問題を解決する限り、安いと感じられるはずです。

実際、アップセルは異なる2つのコースを提供し、異なるタイミングで販売をしているだけです。だから、このレッスンでアップセルについての説明を聞いたとき「2つのコースを販売するのと何が違うの?」と思うかもしれません。

しかし、この言葉を思い出してください。「人間が物を購入するとき、論理的ではなく、感情的に購入している」と。すでに何かしらを購入した後であれば、追加で購入させることはたやすいのです。購入した物に対して、彼らはさらに多くのものを望みます。僕はすでに個人的なマーケティングの経験として、その事実を身をもって理解しています。もしかするとあなたにもピンと来るところがあるかもしれませんね。大事なことなので繰り返します。

1個目の商品を購入すると決意した人に2個目の商品を販売するのは簡単

2年前に僕は新しいテレビを購入しました。購入したのは60インチのパナソニックビエラです。まじかる☆タルるートくんを書いた江川達也さんが、60インチのテレビとドルビー音源でエロ動画を見たら、リアリティが凄かったと説明するのに、なぜか納得してしまい僕も60インチのテレビが欲しくなったのです。

4日間、ヨドバシカメラのオンラインストアで徹底的にリサーチをし、最終的に購入するテレビを決めたのです。そのとき僕はとても興奮しました。例えるなら、濃いコーヒーを3杯一気に飲んだときのような、覚醒感がありました。話は少しそれますが、かつて留学中に、友人のニマイアスモラザーノ(通称ネミス)という名前のエルサルバドル人が本物の覚醒感が欲しかったらレッドブルにポカリスエットを混ぜたらいいよと教えてくれました。あれやばいです。ほんとに背中から翼が生えたかと思いました。ネブラスカ州立大学の広大なキャンパスを、端から端まで大声出して走り回りたいような気分でした。

そうそうテレビをヤマダ電機で購入したと言う話。

ネットで高額な家電をリサーチをするときはいつもそうなんですけど、もはやテレビのスペックは問題ではなく、このテレビ自体を手に入れたいという気持ちが先行しました。ルンバを買う時も、ダイソン買う時も、iPadやMacBook Proを買う時も、コーヒーエスプレッソマシンのBrevilleを買う時も、とにかくネットでいろいろ調べているうちに欲しくなって仕方がなくなる。

僕は子供が寝静まった後、60インチのビデオで妻とプレステの7 days to dieというゲームをやるのが非常に楽しみでした。その光景を何度も頭に焼き付けて、いざヨドバシカメラのネットショップで購入。

その後でした。テレビを購入した後の決済確認ページが、ほかのプロダクトを僕におすすめしたのです。僕の寝室をまるで映画館のように変えてしまう素晴らしいスピーカーや、Google Chromecastのアクセサリなど。僕は彼に説得される必要もなく、すぐにほかのアクセサリをテレビとセットで購入してしまったのです。

僕はほしかったテレビだけじゃなくて、スピーカーやGoogle Chromecastのアクセサリなどもあわせてゲットできるということに最高の興奮を覚えました。生活の質を高めてくれるなら、どんなアクセサリでも買ってやろうという気持ちでした。しかし、正直なところ、最初の予算よりも5万円ほど多く使ってしまっていました。

でも、そのときの僕はまったくこの出費が気になりませんでした。予定していなかったテレビアクセサリを購入したことに一切の後悔がなかったのです。購入するまでに至るプロセスの中に、テレビ以外のアイテムすらも完全に溶け込んでいたように感じます。

コンテンツのアップセルは、まさに僕がテレビを購入したときと同じ体験を、見込み客に味わわせることになります。彼らは自分たちの生活にすばらしい変化がもたらされることに興奮するでしょう。だからこそ、あなたからコンテンツを購入することを楽しみにしているのです。

優れたアップセルをセールスファネルに追加することで、そこまで多くの作業をせずとも収益を20%ほど増やすことができます。コンプリートバンドルにアップセルが追加されたことで、顧客の三分の一から得られる収益が約600%増加したのです。この点について詳しく説明しましょう。

今はすでに廃止したセールスファネルです。今のセールスファネルはここで紹介するよりもはるかに優れています。だから過去の話。過去のセールスファネル。とりあえず過去の話を聞いてください。

コンプリートバンドルはかつて月額5,400円のサブスクリプションで販売していました。このオンラインコースを購入した直後、新規顧客に対しては「インスタントトラフィック」という1万9,700円のアップセルを提供しました。インスタントトラフィックはすぐにアクセスを集める方法と言う意味です。これはコンプリートバンドルのアップグレードを目的としたパッケージで、僕はこの中でメイントピックについてのより深い話をしました。

僕たちは「コンプリートバンドルに関心があるのなら、このパッケージも気に入ってもらえる可能性が高い」といったようなメッセージでオファーを出しました。そして、「インスタントトラフィック」がどのようにして、彼らの人生にさらなる価値をもたらすことができるかをはっきりと記したのです。

このアップセルは先ほども話した通り1万9,700円という値段設定をしましたが、コンプリートバンドルを購入した顧客のうち30%が購入しました。つまり30%の顧客は、当初5,400円しか使わない予定だったのに、最終的に2万5,100円も費やしてしまったということになります。たった1回のアップセルでここまで大きな収益を得ることができるのです。

僕たちがここで作り出す必要があったのは2つです。

  • 1つはアップセルのための商品で、
  • もう1つはアップセルのセールスビデオです。

これらをセールスファネルに導入して自動的に売り出すことができます。とても簡単ですし、もしかするとすでに頭の中でアップセルをどのように追加するか考え始めている人もいるかもしれませんね。僕たちはいつもアップセルを売るのにVSL(ビデオセールスレター)を使っています。SamCartを運営しているBrian Moranも、アップセルをVSLで販売しています。VSLは、スライド形式の5分の動画です。超簡単に作れます。セールスレターを書くのは大変だけど、5分程度のビデオセールスレターは簡単に作れます。アップセルを導入するのは難しいと思っているあなた。実は簡単に実装できるんですよ。注意すべきは実装方法ではなく、売れるアップセル商品を開発することなのです。

今回のモジュールの中でビジネスを数千万円規模から数億円規模にグロースさせるといった話をしましたが、アップセルはこれを実現するための手法です。ただ、1つ問題があります。どうやってアップセルのためのすばらしいアイディアを思いつくか、ということです。

アップセル商品の着想を得る3つの質問

そこでアップセルのためのブレインストーミングの方法を3つご紹介しましょう。このブレインストーミングを僕たちはThe Ultimate Upsellと呼んでおり、アップセルを考えるためにとても有効です。

#1. 論理的に考えて次のステップは何か?

1つ目の質問は「プロセスの中で、次の論理的なステップはなんですか?」というものです。学習の進歩と捉えてもいいですね。1つ目のステップが大学への進学方法だとすると、アップセルである次のステップは奨学金の取得方法だと考えることができそうです。

ほかにも、ウェイトリフティングのコンテンツを販売しているのであれば、次は栄養とダイエットに関するコンテンツをアップセルとして販売してもいいでしょう。デジタル一眼レフカメラの使い方を学ぶコースであれば、Photoshopの基本的な機能について教えるコースを作ってもいいですね。

これがどのように機能するか考えてみましょう。アップセルのステップを用意することによって、アップセルが受講者が次に進むべき1段上のステージのように感じられるようになります。

#2. より早く結果を出すためにどうすればいいか?

2つ目の質問は「1つ目の商品よりもさらに多くの結果を得るために、アップセルではどんな手助けをすることができますか?」というものです。たとえば健康法に関するオンラインコースを販売しているとすれば、具体的な食事プランのラインナップをアップセルとして提案できるでしょう。

ほかにも、不安を克服するためのコンテンツを販売しているのであれば、たとえば、人前で話すことへの恐怖を克服する方法や、気まずい思いをしたり、緊張したりせずにパーティを楽しむ方法などをカバーできるアップセルを提供できるでしょう。ロゴデザインのコースを販売しているのなら、受講者が簡単に使うことができるテンプレートや素材集などを用意してあげることでアップセルになるでしょう。

テンプレートを渡して、あなたの成功を加速させましょう、という切り口は僕たちがよく使う手法です。

#3. 見込み客が持っている別の問題は何か?

3つ目の質問は「見込み客が持っているほかの問題点の中で解決できるものはありますか?」というものです。これはオーディエンス・イマージョン・リサーチや質問・調査・販売の3ステップアプローチに関わる話です。

見込み客のためにあなたが解決できる問題とはどんなものでしょうか。たとえば、あなたのダイエットコンテンツを購入した人の中には、着付けについて学びたい人がいるかもしれません。ミニマリズム講座を購入した人の中には、瞑想を学びたいという人がいる可能性もあります。

まとめ:アップセルの商品アイディアをブレストする

今回のレッスンは、3つの質問を使ってブレインストーミングをおこない、アップセルとして提供できるアイディアを出すことです。しかし、そのアイディアをそのまま書き起こしておくだけでやめてはいけません。必ず研究のフェーズまで考慮に入れておいてください。

次のレッスンでは、ほとんどの人がまったく理解していないことについてお話ししていきます。それは「高額商品と高額サービス」についてです。このトピックは、マーケティングの話題の中で僕がもっとも大好きなものの1つです。

これを学ぶことで、あなたは提供することができる商品やサービスに関して、まったく新しい可能性の世界を開くことができるでしょう。例えるならば、あなたの市場におけるフェラーリを作り出すような秘訣をお教えします。あなたのオファーのうち、1つをとても高価なものとして位置付けることで、大きな利益を得られるようにしていきましょう。

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