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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Systeme.io

2-2 KitからSysteme.ioへ顧客データを移行する完全ガイド:CSVインポートの手順を解説

Last updated on 2026年1月9日 By 石崎 力也

あなたはメールマーケティングツールをKitからSysteme.ioへ乗り換えようとしている個人事業主で、CSVファイルのインポート作業に不安を感じていませんか?特にデータの紐付けやフィールドマッピングといった専門的な用語を見ると、難しそうに感じるかもしれません。ここではKitからエクスポートしたCSVファイルをSysteme.ioにインポートする具体的な手順を紹介します。

メールマーケティングツールの移行作業と聞くと、多くの人が技術的に難しい作業をイメージするはずです。データベースの知識が必要だとか、プログラミングができないとダメだとか、そんな風に考えてしまいがちです。でも実際にはそんなことはありません。Systeme.ioのインポート機能は驚くほどシンプルで、画面の指示に従って進めていけば誰でも完了できます。もちろん初めての作業なので戸惑うこともあるでしょう。でも一度やってみれば、次からは自信を持って作業できるようになります。ここから実際の画面を想定しながら、ステップバイステップで解説していきます。

手順1. 移行の事前準備:CSVファイルのアップロード

KitからダウンロードしたCSVファイルを手元に用意したら、いよいよSysteme.ioへのインポート作業を始めます。Systeme.ioの管理画面にログインして、CRMメニューからContactsの画面を開いてください。画面上部にImportというボタンがあるはずなので、それをクリックします。

最初に表示されるのは区切り文字の選択画面です。CSVファイルというのは、データをコンマで区切って保存するファイル形式です。Kitからエクスポートしたファイルもコンマ区切りになっているので、ここでは「Comma(コンマ)」を選択してください。もし他の選択肢が表示されていても、迷わずコンマを選んで大丈夫です。

区切り文字を設定したら、次はファイルのアップロードです。「Select CSV file containing contacts」というボタンがあるはずなので、それをクリックしてください。ファイル選択のダイアログが開いたら、KitからダウンロードしたCSVファイルを選択します。ファイルを選択すると、Systeme.ioが自動的にアップロード処理を開始します。

アップロードが完了すると、画面に「Upload completed」のようなメッセージが表示されます。これでファイルの取り込み自体は完了です。ここまでは本当にシンプルな作業なので、あっという間に終わるはずです。次のステップでは、タグやキャンペーンの設定を行っていきます。

手順2. タグとキャンペーンの初期設定

ファイルのアップロードが完了すると、タグとキャンペーンの設定画面が表示されます。タグというのは、購読者を分類するためのラベルのようなものです。例えば「無料メルマガ読者」とか「商品購入者」といった具合に、購読者をグループ分けするために使います。

Systeme.ioでは、インポート時に購読者全員に対して特定のタグを付けることができます。でも最初の移行作業では、タグは空っぽの状態でインポートすることをおすすめします。なぜかというと、Kit側で既にタグ情報が含まれているからです。CSVファイルの中にタグのデータが入っているので、わざわざここで新しいタグを付ける必要はありません。

キャンペーンについても同じです。キャンペーンというのは、特定のメールシーケンスや自動送信の設定のことです。インポート時に購読者を特定のキャンペーンに登録することもできますが、最初は何も設定せずに進めて問題ありません。あとから個別に設定した方が、より柔軟に対応できます。

タグもキャンペーンも空欄のまま、次のステップに進んでください。これで余計な設定をせずに、純粋にデータだけを移行することができます。シンプルに進めることが、エラーを避けるコツでもあります。

手順3. データの紐付け(フィールドマッピング)のコツ

次に表示されるのがフィールドマッピングの画面です。これは少し専門的に聞こえるかもしれませんが、要するに「CSVファイルのどの列が、Systeme.ioのどの項目に対応するか」を設定する作業です。Systeme.ioが自動で判定してくれることも多いですが、念のため確認しながら進めましょう。

最初に表示されるのは「First Name」つまり名前の設定です。Kitからエクスポートしたファイルには、購読者の名前が含まれています。Systeme.ioでは名前と名字を別々に管理していますが、Kitのデータは名前と名字が一緒になっていることが多いです。その場合は「First Name」に割り当てておけば大丈夫です。

次に重要なのが「Email」つまりメールアドレスの設定です。これは絶対に間違えないようにしてください。CSVファイルの中でメールアドレスが入っている列を、Systeme.ioのEmailフィールドに紐付けます。メールアドレスが正しく紐付けられていないと、インポート自体が失敗してしまいます。

「Created At」という項目は、コンタクトがいつ登録されたかという日付の情報です。これは「Contact Created」のような列名になっているはずです。もしKitのCSVファイルに登録日の情報が含まれていれば、ここに紐付けてください。含まれていない場合は空欄のままで構いません。

「Status」や「Tags」といった項目も表示されます。特にタグについては、Kitからエクスポートしたデータの中に「Daily Newsletter」とか「Purchased」といった複数のタグ情報が含まれているはずです。この列を「Contact Tags」に紐付けることで、既存のタグ情報もそのまま引き継ぐことができます。タグ情報を保持しておくと、あとでメール配信のセグメント分けをする際に便利です。

それ以外の項目については、特に設定する必要がないものが多いです。必須項目だけしっかり設定すれば、インポートは問題なく進みます。すべての設定が完了したら、次のステップに進みましょう。

手順4. インポートの実行と進捗確認

フィールドマッピングの設定が完了したら、いよいよインポートを実行します。画面の下部に「Import」や「Start Import」といったボタンがあるはずなので、それをクリックしてください。そうするとSysteme.ioがバックグラウンドでデータの取り込み作業を開始します。

画面には「This may take a few minutes」つまり「数分かかる場合があります」といったメッセージが表示されます。購読者の数が多ければ多いほど、処理には時間がかかります。数十人程度なら数秒で完了しますが、数百人、数千人いる場合は数分から十数分かかることもあります。

インポート作業が進行している間は、進捗状況を確認することができます。画面に「1/100」のような表示が出て、全体の何パーセントが完了しているかが分かります。最初の数件が登録されると「Registered」つまり「登録済み」という表示に変わります。例えば100件のコンタクトをインポートする場合、1/100、2/100、3/100という具合に数字が増えていきます。

全ての処理が完了すると、画面に完了メッセージが表示されます。Contactsの一覧画面を確認して、インポートされた購読者が表示されているかチェックしてください。Kitでエクスポートした数と、Systeme.ioにインポートされた数が一致していれば成功です。もし数が合わない場合は、何らかのエラーが発生した可能性があります。

実際にやってみると分かりますが、この一連の作業は驚くほど簡単です。画面の指示に従ってボタンをクリックしていくだけで、技術的な知識がなくても完了できます。最初は不安かもしれませんが、一度経験してしまえば次からは自信を持って作業できるようになります。

万が一エラーが出た場合の対処法

インポート作業は基本的にスムーズに進みますが、まれにエラーが発生することもあります。もしエラーメッセージが表示された場合でも、慌てる必要はありません。Systeme.ioには優秀なカスタマーサポートチームがいて、日本語でも対応してくれます。

エラーが出た場合は、まずエラーメッセージのスクリーンショットを撮ってください。画面全体が写るように撮影しておくと、サポートチームが状況を理解しやすくなります。次にSysteme.ioのカスタマーサポートに問い合わせます。管理画面の右下にチャットのアイコンがあるはずなので、そこから連絡できます。

ただし、チャットサポートは現時点では日本語表記されていません。日本語で問い合わせる際はページ上部の「ヘルプ」からカスタマーサポートページに移動すれば日本語で問い合わせることができます。「CSVインポート中にエラーが出ました」と書いて、撮影したスクリーンショットを添付してください。Systeme.ioのサポートチームは日本語の問い合わせにも丁寧に対応してくれます。実際に多くのユーザーが日本語で質問して、日本語で回答を受け取っています。

僕自身もSysteme.ioを使っていて、何度かサポートに問い合わせたことがあります。その経験から言えるのは、彼らのサポート品質は本当に高いということです。技術的な質問にも的確に答えてくれますし、対応も早いです。だから安心して質問してください。

もし可能であれば、インポート作業の前にCSVファイルのバックアップを取っておくことをおすすめします。万が一失敗しても、もう一度最初からやり直せるようにしておくと安心です。とはいえ、正しい手順で進めていれば、エラーが出ることはほとんどありません。

まとめ:コンタクト移行は驚くほど簡単

ここまでKitからSysteme.ioへのコンタクト移行手順を詳しく解説してきました。最後に要点をまとめました。

  • CSVファイルをアップロードする際は区切り文字を「コンマ」に設定する。
  • タグとキャンペーンは初回インポート時には空欄のままで問題ない。
  • フィールドマッピングでは特にメールアドレスの紐付けを正確に行う。
  • インポート処理には数分かかる場合があるが、進捗状況は画面で確認できる。
  • エラーが出た場合はスクリーンショットを撮って、日本語でカスタマーサポートに問い合わせる。

2-1 KitからSysteme.ioへコンタクト(顧客リスト)を移行する方法

Last updated on 2026年1月9日 By 石崎 力也

あなたはメールマーケティングツールの乗り換えを検討している個人事業主やフリーランスで、Kit(旧ConvertKit)からsysteme.ioへの移行作業に不安を感じていませんか?特に大切な購読者リストを安全に移行できるか心配になるはずです。ここではKitからsysteme.ioへコンタクト情報を移行する具体的な手順を紹介します。

メールマーケティングツールを変更する理由は人それぞれです。コストを抑えたい、より多機能なツールを使いたい、使い勝手を改善したいなど様々でしょう。systeme.ioは日本語対応もされていて、メール配信だけでなくセールスファネルやオンラインコース販売など多彩な機能を持っています。しかも価格も比較的リーズナブルです。ツールの乗り換え自体は良い判断だと思いますが、問題はこれまで積み上げてきた購読者リストをどうやって移すかです。間違った手順で進めると大切なリストを失うリスクもあります。安心してください。正しい手順さえ知っていれば、移行作業は思ったよりも簡単です。ここからKitのデータをエクスポートしてsysteme.ioにインポートする具体的な方法を順番に解説していきます。

Kit(旧ConvertKit)から購読者データをエクスポートする

まず最初にやるべきことは、Kitに保存されている購読者データを外部に取り出す作業です。KitではSubscribers(サブスクライバー)という名称で購読者情報が管理されています。このデータをCSVファイルという形式で出力することで、他のツールでも読み込める状態にすることができます。

Kitの管理画面にログインしたら、画面上部のメニューから「Grow」という項目を探してください。その中に「Subscribers」というメニューがあるはずです。これをクリックすると購読者の一覧画面に移動します。ここに今までメルマガに登録してくれた読者の名前やメールアドレスがズラリと並んでいるはずです。

この購読者リストを見ると、自分がこれまで積み上げてきた資産の大きさを実感できると思います。一人ひとりがあなたのコンテンツに興味を持ち、わざわざメールアドレスを登録してくれた貴重な読者です。これらの情報を失わないように慎重に作業を進めていきましょう。

エクスポート1. サブスクライバー画面を開く

Subscribersの画面を開いたら、購読者のリストが表示されているはずです。画面の見た目はシンプルで、各購読者の名前やメールアドレス、登録日などの情報が一覧表示されています。もし購読者が数百人、数千人いる場合は、すべてを一度に表示することはできません。でも心配いりません。あとの手順で全員分のデータを一括でエクスポートできます。

この画面で確認しておきたいのは、どのくらいの購読者がいるかという数字です。画面のどこかに総購読者数が表示されているはずなので、メモしておくと良いでしょう。あとでsysteme.ioにインポートしたときに、同じ数になっているか確認するための目安になります。

エクスポート2. 全選択してエクスポートを実行

次にリスト全体を選択する作業です。画面上部に全選択用のチェックボックスがあるはずなので、それをクリックしてください。そうすると表示されている購読者全員が選択状態になります。ただし、これだけでは画面に表示されている分しか選択できていません。

全購読者を選択するには、画面上部に「すべての購読者を選択」のようなリンクやボタンが表示されるはずです。それをクリックすることで、画面に表示されていない購読者も含めて全員を選択できます。これで準備が整いました。

次に「Bulk Actions」というメニューを探してください。これは一括操作を行うためのメニューです。ここから「Export」を選択します。そうするとKitがCSVファイルの作成を開始します。購読者の数が多ければ多いほど、この処理には時間がかかります。もし購読者が数人程度なら数秒で終わりますが、数千人いる場合は数分かかることもあります。

エクスポートされたCSVファイルをダウンロードする

エクスポート操作を実行すると、Kitがバックグラウンドでデータをまとめる作業を始めます。この作業が完了すると、あなたがKitアカウントに登録しているメールアドレス宛に通知が届きます。メールの件名は「Your export is ready」のような内容になっているはずです。

メールが届いたら、本文中のリンクをクリックしてください。そうするとCSVファイルのダウンロードが始まります。このファイルにはあなたの購読者全員の情報が含まれています。ファイル名は「subscribers-export」のような名前になっているはずです。ダウンロードしたファイルは分かりやすい場所に保存しておきましょう。

ダウンロードが完了したら、念のためファイルを開いて中身を確認してみることをオススメします。ExcelやGoogleスプレッドシートで開くことができます。メールアドレスや名前などの情報が正しく入っているか、文字化けしていないかをチェックしてください。もし何か問題があれば、もう一度エクスポートからやり直す方が安全です。

このCSVファイルは重要なデータなので、必ずバックアップを取っておくことをオススメします。クラウドストレージに保存するなり、別のフォルダにコピーしておくなりして、万が一に備えてください。これまで積み上げてきた購読者リストは何物にも代えがたい資産です。大切に扱いましょう。

systeme.ioにコンタクトをインポートする準備

KitからデータをエクスポートしたCSVファイルの準備ができたら、次はsysteme.io側でインポートの準備をします。systeme.ioではメールアドレスなどの顧客情報を「Contacts」という名称で管理しています。ここにKitから持ってきたデータを流し込んでいく作業を行います。

systeme.ioの管理画面にログインしてください。画面の構成はKitとは異なりますが、操作自体は直感的で分かりやすいはずです。systeme.ioは日本語にも対応しているので、英語が苦手な人でも安心して使えます。

手順1. コンタクト画面へ移動

systeme.ioの管理画面で、左側のサイドメニューから「CRM」という項目を探してください。CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、顧客管理のことです。このCRMメニューの中に「Contacts」という項目があるはずです。それをクリックしてください。

Contactsの画面に移動すると、現在systeme.ioに登録されているコンタクトの一覧が表示されます。もしsysteme.ioを使い始めたばかりなら、まだ誰も登録されていない状態かもしれません。それで問題ありません。これからKitのデータを一気に流し込んでいきます。

手順2. インポートを開始する

Contactsの画面で「Import」というボタンを探してください。インポートとは外部のデータを取り込むという意味です。このボタンをクリックすると、ファイルのアップロード画面が表示されます。

ここで先ほどKitからダウンロードしたCSVファイルを選択します。ファイル選択のダイアログが開いたら、保存しておいたCSVファイルを探して選択してください。ファイルを選択したらアップロードが始まります。ファイルサイズによっては少し時間がかかることもあります。

アップロードが完了すると、systeme.ioがファイルの中身を確認して、どの列がメールアドレスで、どの列が名前なのかを自動で判断してくれます。もし自動判定がうまくいかない場合は、手動で設定することもできます。systeme.ioの指示に従って設定を進めていけば、インポートは完了します。

インポートが完了したら、Contactsの画面で購読者数を確認してください。Kitでエクスポートした数と同じになっていれば成功です。もし数が合わない場合は、エラーが発生した可能性があるので、もう一度最初からやり直すことをオススメします。

まとめ:正しい手順で安全にデータ移行を完了させよう

ここまでKitからsysteme.ioへコンタクト情報を移行する方法を解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • KitのSubscribers画面から購読者データを全選択してエクスポートする。
  • エクスポートされたCSVファイルはメールで届くので、ダウンロードして保存する。
  • systeme.ioのCRM内のContactsからインポート機能を使ってCSVファイルをアップロードする。
  • インポート完了後は購読者数を確認して、データが正しく移行されたかチェックする。

1-7 Systeme.ioへの移行完全ガイド:失敗しないための4ステップと段階的移行の重要性

Last updated on 2026年1月9日 By 石崎 力也

あなたはオンラインビジネスを運営する起業家やフリーランスとして、ConvertKitやTeachableなどのプラットフォームからSysteme.ioへの移行を検討していませんか?でも実際にどうやって移行すればいいのか、何から手をつければいいのか分からず困っているかもしれません。ここではSysteme.ioへの効率的な移行方法と、失敗を避けるための具体的な手順を紹介します。

オンラインビジネスのプラットフォーム移行は、多くの人にとって大きな決断です。既存のシステムから新しいプラットフォームへ移る際には、顧客データの移行やページの再構築、コースコンテンツの移植など、やるべきことが山積みです。しかも移行中にビジネスが止まってしまうリスクもあります。この記事では、僕自身が経験したTeachableやConvertKitからSysteme.ioへの移行の過程で学んだ効率的な移行方法と、絶対に押さえておくべきポイントを詳しく解説します。Systeme.ioは優れたオールインワンプラットフォームですが、移行を成功させるには正しい手順と戦略が必要です。

Systeme.ioの「無料移行サービス」に対する考え方

Systeme.ioは現時点で無料の移行サービスを提供しています。フリーミグレーションと呼ばれるこのサービスでは、ConvertKitやTeachable、Kajabi、ClickFunnelsなどの他のプラットフォームからの移行を無料でサポートしてくれます。実際に僕もこのサービスを利用して、アゼルバイジャンに住むスタッフの方に移行作業を手伝ってもらいました。全部が全部完璧に移行できたわけではありませんが、それでも大きな助けになったのは事実です。

ただしこのサービスには注意が必要です。なぜならこういったプラットフォーマーが提供する無料移行サービスは、初期に顧客を獲得するフェーズでのみ提供されるケースがほとんどだからです。Systeme.ioは外注スタッフにお金を払ってこのサービスを提供しているわけですから、十分な顧客を獲得できた段階でサービスを終了する可能性が高いと思います。これはビジネスモデルとして当然の流れです。

実際にClickFunnelsやTeachable、Thinkificなども、立ち上げ当初は無料移行サービスを提供していましたが、今ではもう提供していません。プラットフォームが成長して顧客基盤が安定すると、移行サービスを終了するのは自然な流れです。初動の売上を作るため、すなわち初動の顧客を獲得するために無料移行サービスを提供する。これはスタートアップの定番戦略と言えます。

だから移行は無料移行サービスがないことを前提に考えるべきです。もし今この瞬間に無料移行サービスがまだ利用できるなら、それはラッキーです。でも基本的には自分で移行する方法を理解しておくことをおすすめします。もし移行サービスが使えるなら、この記事で説明する手順を参考に、海外のスタッフとやり取りしながら進めればいいでしょう。

移行の全体像を把握しておけば、サポートスタッフとのコミュニケーションもスムーズになるはずです。どこまでを自分でやって、どこから手伝ってもらうのか、その判断ができるようになります。Systeme.ioの無料移行サービスは便利ですが、いつまで提供されるかが分かりません。だからこそ自力で移行できる知識とスキルを身につけておくことが、長期的には最も安全な選択肢になります。

失敗しないための移行手順4ステップ

ここからは僕が実際に行った移行手順を紹介します。次の4つのステップで進めることで、効率的かつ安全に移行を完了させることができます。各ステップには明確な理由があり、この順番を守ることがとても重要です。間違った順番で進めてしまうと、後で大きな手戻りが発生したり、ビジネスに支障が出たりする可能性があります。

ステップ1.コンタクトの移行

ステップ1はコンタクトの移行です。これはメールアドレスなど登録者のデータを移す作業です。ConvertKitから登録者データをCSVファイルでエクスポートして、Systeme.ioにそのままアップロードします。この作業は比較的軽いので、1時間程度で終わらせることができるはずです。データのバックアップを取っておくことも忘れないでください。

ちなみに僕はこのタイミングでタグやセグメントの整理も行いました。ConvertKitを使っていた頃はたくさんのタグを用意していました。しかし、タグが増えすぎると管理が複雑になって、どのタグがどの目的で使われているのか分からなくなってしまいます。だからSysteme.ioに移行する際にシンプル化することにしました。

結局タグは「カスタマー」と「プロスペクト」の2つだけに絞りました。お客さんと見込み客、これだけで十分管理できます。シンプルなシステムの方が、長期的には運用しやすいんです。もちろんあなたのビジネスによっては、もう少し細かくセグメントを分ける必要があるかもしれません。でも移行のタイミングは、データ構造を見直す絶好の機会だと思います。

ステップ2.ページの移行

ステップ2はページの移行です。セールスページ、オプトインページ、ウェビナーページなど、あらゆるランディングページをSysteme.ioで再構築していきます。ここで重要なのは、セクション・行・エレメントという構造を理解することです。ClickFunnelsなどと同様に、こうしたページビルダーは独特のページ構造を持っています。

セクションは大きなブロック、行はその中の横並びの配置、エレメントは具体的なパーツという3層構造になっています。この構造を理解していないと、思い通りのページを作るのに苦労するかもしれません。最初は慣れなくても、一度理解してしまえば直感的に操作できるようになります。既存のページをそのまま再現するのもいいですし、このタイミングでデザインを刷新するのもいいでしょう。

ステップ3.コースコンテンツの移行

ステップ3はコースコンテンツの移行です。正直に言うと、この作業が一番重たいです。動画コンテンツをTeachableから一度ダウンロードして、それをSysteme.ioに再アップロードする必要があります。Teachableの場合はGoogleドライブから動画を直接移行できたり、一括アップロードができたりしました。でもSysteme.ioは1動画ずつアップロードする必要があります。

動画だけではなく、PDFやテキスト資料などの教材マテリアルも全部移行しなければなりません。コースのレクチャー数が多い場合は、かなりの時間がかかります。僕の場合は複数のコースを運営していたので、この作業だけで数日かかりました。地道な作業ですが、お客さんに価値を届けるためには避けて通れません。

ただ、カリキュラム構造の再現は簡単です。Systeme.ioもTeachableと同じく、セクションの下にレクチャーがある2階層構造になっているからです。モジュールとレッスンという言い方をする場合もありますが、基本的な考え方は同じです。時間はかかりますが、作業自体は単純なので根気よく進めていきましょう。音楽でも聴きながら、淡々とアップロードしていくのがコツです。

ステップ4.ファネルの再構築

ステップ4はファネルとしての再構築です。Systeme.ioやClickFunnelsを使ったことのない方は、このセールスファネルをどうやって使えばいいか分からないと思います。ファネルというのは、お客さんが商品を購入するまでの一連の流れを自動化する仕組みのことです。ページ間の連携を設計して、アップセルやダウンセルを追加し、複数の商品をスムーズに購入できるよう設定することで、セールスファネルとして機能させていきます。

セールスファネルがSysteme.ioの最大の強みなので、これを使わなかったら本当にもったいないです。ファネルを活用することで、売上を最大化する仕組みを自動で動かせるようになります。お客さんが最初の商品を買った直後に、関連商品をオファーし、断られたら、より安価な代替商品を提案するというような販売戦略を自動で実行できます。これこそがSysteme.ioに移行する大きな理由の1つと言えるでしょう。

なぜ「段階的な移行」が重要なのか

先ほど紹介した4つのステップには、実は明確な順序があります。一度にすべてを移行しようとするのではなく、段階的に移行することが成功の鍵になります。ここではなぜ段階的な移行が重要なのか、その理由を3つの観点から説明します。これを理解しておくことで、焦らず確実に移行を進められるはずです。

1つ目の理由は、段階的な移行によってリスクを最小化できるためです。すべてを一気に移行しようとすると、何か問題が起きたときに対応が難しくなります。どこで問題が発生したのか特定するのも大変です。複数の要素が絡み合っているので、原因の切り分けに時間がかかってしまいます。でも段階的に進めれば、各ステップで問題を発見して修正することができます。

1つずつ確実にクリアしていく方が、結果的に早く安全に移行できます。急がば回れという言葉がありますが、まさにその通りです。移行作業では予期せぬトラブルが必ず起こります。データの形式が合わなかったり、設定が思い通りに動かなかったり。そういった問題に1つずつ対処していくことで、最終的には安定したシステムが完成します。

2つ目の理由は優先順位が明確になることです。顧客との接点を最優先にすることで、移行中もビジネスを継続できます。具体的には、コンタクトの移行を最初に行うことで、Systeme.ioからメールを送れる状態を作ります。これによって既存の顧客や見込み客とのコミュニケーションを維持できます。メール配信は多くのオンラインビジネスにとって生命線です。

移行作業をしている間も、ビジネスは止められません。お客さんに情報を届けたり、質問に答えたり、新しいオファーを案内したりする必要があります。だからこそメール配信機能を最初に使える状態にしておくことが重要なんです。ビジネスの生命線を最優先で確保する、これが段階的移行の大きなメリットです。既存のお客さんとの関係性を守りながら、新しいシステムに移行できるわけです。

セールスファネルの再構築を最後に持ってくる3つ目の理由は、すべての要素が揃ってからファネルを構築することで最大の効果を発揮できるからです。そもそも、空っぽの状態ではファネルを作れません。ファネルはページやコース、決済システムなど、様々な要素を繋ぎ合わせて機能します。パーツが揃っていない状態で設計しようとしても、うまくいきません。

実際に決済を受け始めると、お客さんに商品を届ける必要があります。だからファネルを作ってから商品であるコースを移行するのではなく、全部移行しておいてから最後にファネルを構築する方が理にかなっています。ファネルは各パーツを繋げる役割を果たすものです。料理で例えるなら、材料を全部揃えてから最後に盛り付けをするようなものです。

段階的な移行は、一見遠回りに見えるかもしれません。でも実際には最も効率的で安全な方法です。各ステップを確実にクリアしながら進めることで、移行後のトラブルも最小限に抑えられます。焦らず、着実に、1つずつ完成させていく。それが成功する移行の秘訣です。僕自身の経験からも、この順番で進めることを強くおすすめします。

まとめ:段階的な移行で確実にSysteme.ioへ引っ越そう

ここまでSysteme.ioへの効率的な移行方法について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • Systeme.ioの無料移行サービスは便利だが、いつ終了するか分からないため自力で移行できる知識を身につけておくべきである。
  • 移行は「コンタクト」「ページ」「コースコンテンツ」「ファネル」の4ステップで進めることで、効率的かつ安全に完了できる。
  • 段階的な移行によってリスクを最小化し、各ステップで問題を発見・修正しながら進めることができる。
  • ビジネスの継続性を保つために顧客との接点を最優先し、すべての要素が揃ってからファネルを構築することが重要である。

1-6 【実例公開】現役稼働中のセールスファネルから学ぶ|Systeme.ioで売上アップする構造設計

Last updated on 2026年1月9日 By 石崎 力也

あなたはセールスファネルの構成要素を理解したけれど、実際にどのように組み立てれば良いか具体的にイメージできずに悩んでいませんか?理論は分かったけれど実践に落とし込めないと感じているかもしれません。ここでは実際にSysteme.ioで運用している現役のファネル構造を見ながら、売上を最大化するファネルの作り方を解説します。

前回の記事で基本的な構成要素をお伝えしました。オプトインページ、セールスページ、ウェビナーページ、注文フォーム、アップセルページ、注文完了ページなどです。でも、これらをどの順番で組み合わせるかによって、ファネルの性質は大きく変わります。実際のファネルを見ながら理解を深めていきましょう。

セールスページから始まるファネル:広告で現役稼働中

最初に紹介するのは、セールスページから始まるファネル構造です。

こちらは現在も広告運用で実践しているモデルで、オプトインページを挟まず、広告をクリックしたユーザーを直接セールスページに誘導します。

セールスページで商品内容に興味を持った方は、「このコースを購入したい」と書かれたボタンから、そのまま注文ページへ進みます。

注文ページでは、オーダーバンプ(追加オファー)が選択できるようになっており、お客様がメイン商品と一緒に追加商品も購入できる仕組みです。注文が完了すると、次に自動でアップセルページへと遷移します。この一連の流れがセールスページから始まるファネルです。

この構成のポイントは、とてもシンプルで分かりやすいこと。オプトインを挟まないことで、広告経由ですぐに購買意欲の高いユーザーを購入まで導けます。リスト獲得にはつながりませんが、その分即座に売上げを作り出せるのが強みです。新規顧客を素早く獲得したい時や、スピード感のある売上を目指したい場合に特に有効なファネルとなります。

注文フォームから始まるファネル:既存顧客向け

続いてご紹介するのは、注文フォームから始まるファネルです。

このタイプは、はじめから注文フォームを入口にするパターンとなります。どのようなケースで有効かというと、例えばステップメールなどで十分に商品内容やメリットを説明済みの場合、セールスページやウェビナーを挟まずに、直接注文ページに誘導しても問題ありません。既に信頼関係が構築されている既存顧客や、あなたのリスト内のお客様へ新商品を案内する際などに最適です。

このケースでは何度も商品の概要や詳細を伝えているため、改めてセールスレターや動画説明は不要です。メール等で商品のポイントだけを簡潔に案内し、興味を持った方をシンプルに注文フォームへ誘導しましょう。

注文が入ると、その後はアップセルのページが連続して表示されます。たとえば最初のアップセルではVSL(ビデオセールスレター)による追加オファーを提示するなど、非常にシンプルながらも効果的な構成となります。

この注文フォームスタート型ファネルは、既にあなたをよく知っており信頼しているお客様に新しい商品やサービスを案内したいときに、最短距離で購入へ導くことができる点が大きな強みです。詳細な説明は不要、商品の魅力を端的に伝え、購入したい人だけが注文フォームへ進める導線で、高い成約率を実現できます。

ウェビナーファネル:時間制限で緊急性を演出

次はウェビナーファネルについて解説します。

ウェビナーの場合、最初に「ウェビナー登録ページ(レジストレーション)」が必須となります。なぜウェビナー登録ページが必要なのかというと、ウェビナーでは、期間限定やリアルタイム感といった緊急性を演出することで成約率が上がるためです。仮にリプレイだったとしても「今しか見られない」と思わせる仕組みが大切です。

ウェビナーの視聴時間を管理する方法はいくつかありますが、Cookie(クッキー)を利用して制御する方法だと、ブラウザや端末が変われば制限が解除されてしまいます。そこで、最も効果的なのは、ウェビナー登録(オプトイン)を起点にカウントダウンタイマーを稼働させる方法です。まず、ユーザーにウェビナー登録ページで登録してもらい、そこから2時間(7200秒)だけウェビナーページを閲覧できる設定にします。この制限によって、登録から2時間以内に視聴・決断を促すことができ、その間にアクションを起こしてもらう確率が格段に高まります。

ウェビナー登録後は、「待機ページ」を設けて「ご登録ありがとうございます」と案内したり、簡単なオファーや10秒間のカウントダウンを表示することも可能です。その後、カウントダウンが終了したら自動的にウェビナーがスタートします。

ウェビナー本編が始まり、案内したい商品やサービスに興味を持っていただけたら、ウェビナー内のボタンやリンクから注文フォームへとお客様を誘導します。注文フォームから先は他のファネル同様、必要に応じてアップセルページを設置することができます。ウェビナーファネルは特に高単価商品・サービスの販促に効果抜群な構成となっています。

注文完了ページは必ず最後に配置する

ファネルの締めくくりとして必ず設置すべきなのが「注文完了ページ」です。

ここでは「ご購入ありがとうございました」とともに、お客様が購入した商品名や金額が自動的に一覧表示されます。どのようなファネル構成でも、この注文完了ページで最終的な取引内容を明確に伝えることが大切です。

なぜなら、アップセルが複数存在する場合、最後に何を購入したのか・合計金額はいくらなのかをお客様自ら確認できる場が必要だからです。Systeme.ioの場合、注文完了ページには購入商品や合計金額の情報が自動集計されて表示されます。アップセルをいくつ追加購入してもすべてが反映されるため、手間なく正確に注文内容を伝えられる点が大きなメリットです。この自動化の仕組みが、運営者・利用者双方にとって非常に便利です。

ファネルの入口は何でもいい、重要なのは注文フォーム以降

ファネル構築は深く考えすぎずシンプルに捉えましょう。ファネルの入口は注文ページ、オプトインページ、セールスページ、あるいはウェビナー登録ページなど、どれから始めても問題ありません。大切なのは入口からお客様をしっかり教育・案内し、最終的に注文ページへ導くことです。注文が完了したら、その後アップセルのオファーを提示し、最後に注文完了(サンキューページ)へ誘導します。

つまり、どこから始めるかはそこまで重要ではなく、最も重視すべきなのは注文フォーム以降の流れです。アップセルを複数用意することで顧客単価を最大化し、注文完了ページで締めくくる。これが売上アップにつながるセールスファネルの基本的な形です。繰り返しになりますが、セールスファネルの中心はアップセルの設置にあります。注文フォームまでの導線は多様で構いませんが、注文フォームで決済情報を取得し、続けて複数のアップセルを案内する仕組みを作ることが、売上最大化のポイントとなります。

実際のファネルから学ぶ実践的なポイント

ここまで実際のファネル構造を見てきましたが、理論だけでなく現実に稼働している事例を追うことで、より具体的にイメージできたのではないでしょうか。ファネルには「セールスページスタート型」「注文フォームスタート型」「ウェビナースタート型」など様々なパターンがあり、それぞれのターゲットや目的に応じて最適な使い分けが必要です。

たとえば新規顧客にはセールスページを、既存顧客には注文フォームを、単価の高い商品ならウェビナーを入り口にすることで高い成果が目指せます。どの型を選択する場合でも、必ず注文フォーム以降の設計が重要になります。アップセルを複数用意し、顧客単価を高め、最後は注文完了ページで取引を締めくくる。この仕組みを意識すれば、どんなファネルでも安定して売上アップが見込めます。

まとめ:Systeme.ioのファネル構造を理解して実践する

ここまでSysteme.ioの実際のファネル構造を解説しました。最後に要点を3つにまとめました。

  • ファネルの入口はオプトイン、セールスページ、ウェビナー登録、注文フォームのどれでも良いが、状況に応じて使い分けることが重要である。
  • セールスファネルで最も重要なのは注文フォーム以降の構造であり、複数のアップセルを設置することで1顧客あたりの売上を最大化できる。
  • どんなファネル構造でも最後は必ず注文完了ページで締めくくり、購入した商品と合計金額を明確に表示する必要がある。

1-5 【Systeme.ioの強み】売上を最大化するセールスファネルの基本構成要素を徹底解説

Last updated on 2026年1月9日 By 石崎 力也

あなたはオンラインコースを販売していて、セールスファネルを構築したいと思っているけれど、どのページが必要なのか明確に理解できていませんか?概念的な話ではなく、今すぐ売上を上げるための実践的な構成要素を知りたいと思っているはずです。ここではセールスファネルの基本的な構成要素を、売上に直結する視点から解説します。

セールスファネルの本質はアップセルだとお伝えしました。ですが、アップセルだけがあれば良いわけではありません。アップセルの前後にも重要なページがあります。これらの構成要素を正しく理解することで、売上を最大化するファネルを構築できるようになります。

セールスファネルの起点は注文フォーム

セールスファネルの本質はアップセルにあります。しかし、アップセルだけをいきなり設置することはできません。なぜなら、アップセルは、ワンクリックで追加購入ができる仕組みですが、そのためには事前にお客様のクレジットカード情報や住所などの決済情報を取得する必要があるからです。つまり、まず始めに必ず「注文フォーム」が必要となります。

注文フォームがファネルの起点となり、ここでお客様に必要な情報を入力してもらうことで、初めてアップセルページへの遷移が可能になります。注文フォームなしでは、アップセルのワンクリック決済が成立しません。決済情報がすでに登録されているからこそ、アップセルページで追加商品を提案し、YESボタンを押すだけで購入が完了します。

これこそがアップセルの大きな強みであり、事前に注文フォームが不可欠な理由です。また、多くの場合、注文フォームの前には「セールスページ」または「ウェビナーページ」が置かれます。これらのページで商品の魅力や価値を伝え、興味を持ったお客様に注文フォームへ進んでもらう構成です。この一連の流れを作るために、次の章で必要な各ページについてさらに詳しく解説していきます。

オプトインページ、セールスページ、ウェビナーページの役割

多くの場合、最初から注文フォームに誘導することはありません。一般的には、まずオプトインページで見込み客の連絡先(主にメールアドレス)を取得し、その後、ステップメールなどで商品やサービスの価値を伝えたり、教育したりします。そして、十分に興味を高めた上で、セールスページもしくはウェビナーページに案内する流れになります。オプトインページを設置してリストを集めるパターン、または直接セールスページから始めてオプトインを取らないパターンのいずれかが基本的です。

ただ、いきなりウェビナー本編のページから始めることはありません。なぜなら、ウェビナーページの前には必ずウェビナー登録やレジストレーションを行うページがあり、ここで登録してもらう必要があるためです。実質的にこのページもオプトインページと同じ役割を担っています。

つまり、ウェビナー登録ページやオプトインページでまず連絡先を獲得し、その後で教育・案内を行い、セールスページやウェビナーページに進んでもらい、「この商品が欲しい」と思った人が注文フォームにアクセスするというのが典型的な流れです。

オプトインページの目的はリード(見込み客リスト)を獲得することにあり、メールアドレスを入手できればステップメールでの継続的なフォローや商品提案が可能になります。セールスページやウェビナーページの役割は、なぜその商品が必要なのか、どのような悩みや課題を解決できるのかなど、商品の価値をしっかり伝えることにあります。

アップセルページは複数用意するのが基本

注文フォームでお客様の決済情報を取得した後は、通常アップセルページが続きます。ダウンセルページを設置することも可能ですが、基本的にはアップセルページのみを用意すれば十分です。その理由は、ダウンセルページは直前のオファーでNOと答えた場合のみ表示される特殊なページであるのに対し、アップセルページは前のオファーでYESと答えても、NOと答えても必ず次に進むように設定できるためです。つまり、アップセルページを連続して設置すれば、お客様の購入意欲に関わらずすべてのオファーを見てもらうことができるのです。

例えば、最初のアップセルの後に2つ目、3つ目のアップセルを用意する場合、前のアップセルの購入有無に関わらず自動的に次のアップセルを提示できます。しかしダウンセルページの場合は、直前のアップセルでNOと答えた場合のみ表示されるため、すべてのお客様に見てもらうことができません。そういった理由からも、特に見せたい商品が複数ある場合はアップセルページのみでファネルを組み立てるのが効果的です。

複数のアップセルを設置することで、1人あたりの売上を最大化することが可能になります。1つ目のアップセルでは購入しなかったお客様でも、2つ目・3つ目のアップセルで購入する場合もありますし、もちろん連続してすべて購入してもらえるケースもあります。

注文完了ページは必須、オファーウォールとして活用

アップセルページで終わらせるのではなく、必ず「注文完了ページ」を用意しましょう。なぜなら、購入者は自分が何をいくつ購入したのか、合計金額はいくらなのかを知る必要がありますし、ファネルに明確な「終わり」を感じられることで安心感を得られるからです。注文完了ページは、それら全てを分かりやすく伝える役割を果たします。

実際、ClickFunnelsのラッセル・ブランソンはこの注文完了ページを「オファーウォール」と呼び、最後にもオファーを提示することを推奨しています。例えば、次回使える割引クーポン、関連商品の案内、コミュニティへの招待など、注文完了ページでも新たな提案を盛り込むことができます。取引完了の案内とともに顧客へのさらなる価値提供につなげることで、売上最大化につながる発想です。

ページ間の連携と自動化がSysteme.ioの強み

セールスファネルで最も大切なのは、ページ同士が自動で連携し、流れがスムーズに進むことです。Systeme.ioを利用すると、各ステップは設定した順番通りに自動で遷移します。たとえば、1つのファネルステップが終わったあと、手動で特定のページに飛ばすといった複雑な設定は不要で、設計した順番に従って自動で次のステップへ移動します。この仕組みによって、手作業による設定ミスや手間が大幅に減ります。

たとえば、お客様が注文フォームで決済を完了すると、次は自動でアップセルページへと案内されます。アップセルでYESと答えてもNOと答えても、次のアップセルページ、そして最終的には注文完了ページへとスムーズに進んでいきます。

すべてが自動化されているため、運営側がその都度対応する必要がありません。一度ファネルを構築すれば、あとは自動的にお客様が理想的な流れでページを進めてくれます。これがSysteme.ioによるセールスファネルの最大の強みと言えます。手動では絶対に追いつかないスピードと規模で売上の拡大が期待できます。

移行の本質はセールスファネルとしてビジネスを再構築すること

Systeme.ioへの移行の本質について考えてみましょう。Teachable、Kit、Leadpagesなど、これまで利用していた他のプラットフォームからSysteme.ioに移る場合、最大の特徴は「セールスファネル」という考え方そのものをビジネスの軸に据えられることです。従来のプラットフォームはこのセールスファネルの概念が弱いため、ただコストダウンできるだけではなく、売上最大化の仕組みを根本から設計し直す絶好のタイミングとなります。

Systeme.ioの導入は、単なるツールの切り替えではありません。自分のビジネス全体を見渡して、どのような導線や仕組みが売上に直結するのかを再検討し、セールスファネルとして戦略的に再構築できるチャンスです。たとえば、これまでできなかった複数のアップセルの設置や、ファネル全体の見える化、自動化による効率化なども実現可能です。

この移行をきっかけに、しっかりとしたセールスファネルを構築してみてください。具体的には、オプトインページやセールスページで見込み客の興味を獲得し、その後、注文フォームで決済情報を取得する。さらに複数のアップセルを組み込むことで一人あたりの顧客単価を引き上げ、最後は注文完了ページで安心して取引を終える。この流れを意識して設計し、着実に実装することが売上アップにつながります。

まとめ:セールスファネルの構成要素を理解して売上を最大化する

ここまでセールスファネルの基本的な構成要素を解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • セールスファネルの起点は注文フォームであり、その後に複数のアップセルページを配置することで1顧客あたりの売上を最大化できる。
  • ダウンセルよりもアップセルを複数用意する方が効果的であり、注文完了ページも必須の構成要素である。
  • Systeme.ioへの移行は単なるツールの切り替えではなく、セールスファネルとしてビジネス全体を再構築する絶好の機会である。
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