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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Udemy

ベストセラーになるオンラインコースの構成と作り方

Last updated on 2019年2月4日 By 石崎 力也

どうもこんにちは、石崎力也です。

今日は「ベストセラーになるオンラインコースの構成と作り方」をお伝えしていきます。

このレクチャーであなたが学べることは次の4つです。

  1. ベストセラーのオンラインコースを作るためには?
  2. なぜブランク資料と4つの要素が必要なのか?
  3. 石崎力也の事例
  4. ブランク資料の作り方

このレクチャーを受講するために必要な条件は、

  • Keynote
  • PowerPoint

です。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。

  • UdemyやSkillShareの講師
  • オンラインコースの先生
  • デジタルコンテンツの販売者

それでは早速ノウハウをみていきましょう。

1. ベストセラーとは何か?

スクリーンショット 2019 02 04 15 38 46

ベストセラーとは、売れているコースのことです。うちのベストセラーコースは、1ヶ月で$894を1コースだけで売り上げます。およそ、10万円くらいです。

2. ベストセラーの2条件

  1. ブランク資料を作る
  2. 売れるコースの4要素

僕は、「ブランク資料を作る」と「売れるコースの4要素」の2条件を満たすべきだと思います。今まで、この4要素を満たしたコースをたくさん作成してきました。中には売れないものもありましたが、一定数のコースが結構売れるようになりました。

もちろん、ベストセラーコースになる条件はいろいろあります。明らかに需給バランスが崩壊しているところにコースを突っ込んだりすると、爆発的に売れることもありますし、他の要素もあります。でも、講師として必ずできる「ブランク資料を作る」と「売れるコースの4要素」の2つの条件は満たすように作成していきましょう。

3. ブランク資料とは何か?その事例

04

ブランク資料というのは、タイトルと見出しだけが書かれた空っぽ(blank)の資料のことです。アウトラインを作るための資料だと思ってください。上の画像を見てみてください。タイトルと話す内容が軽く書かれていますよね。これが、ブランク資料です。

4. ベストセラーを構成する4つの要素

  1. What
  2. Why
  3. What if
  4. How

僕は、この順番にコースを作成しています。これらは、1つのレクチャーでお伝えするのではなく、必ずレクチャーを分けるようにしてください。

要素#01:What

まず、1つ目の「What」というのは、「XXとは何か?」というものです。例えば、コピーライティングとは何か?みたいな感じです。必ず、コースの最初に、この「What」を含めてください。

要素#02:Why

2つ目は、「Why」です。「XXする理由」です。例えば、なぜコピーライティングが重要なのか?みたいに。

要素#03:What if

3つ目は、「What if」です。「XXした結果」です。例えば、コピーライティングで成果を出した竹山さんの事例、みたいに何かしらのケーススタディーを提示します。お客さんの事例があるのであれば、お客さんのものを出してください。もし無い場合は、自分の事例でもOKです。

要素#04:How

最後に、「How」です。ここが一番重要な部分です。「XXのやり方」です。例えば、コピーライティングのやり方とかですね。

ほとんどの方は、いきなり「How」の部分から始めてしまうのですが、ちゃんと「What」、「Why」、「What if」、「How」の順番でコースを構成するようにしましょう。

5. ブランク資料を作るメリット

では次に、ブランク資料を作る理由を確認していきましょう。

古い資料作成

  1. 情報収集
  2. 全体を決める
  3. 作成する

古い資料作成だと、上記のように、情報を集めてから全体を決め、そして資料を作成する、という順番になります。情報は集めれば集めるほど良いと勘違いしている方が多すぎるので、その前提でやっていくと、いつまで経っても情報が集められません。だから、時間がかかってしまうわけです。

ブランク資料

  1. ブランク資料を作る
  2. 情報収集
  3. 作成する

一方、ブランク資料は、まず最初にゴールを決めます。そして、ブランク資料を作成していきます。この段階で、アウトラインが決まっているので、あとはそのブランクにどんな情報が当てはまっていくのかがわかります。なので、資料を作成するのが早くなるんですね。

  • 全体を決めた時点でフィードバックをもらえる
  • 無駄な作り直しを防げる
  • ゴールが見えているためスライド同士の繋がりが良くなる
  • 受講生のベネフィットが優先される

ということで、ブランク資料のメリットをまとめると、上の4つ挙げることができます。1つ目は、全体を決めた時点でフィードバックをもらえる。お客さん(受講生)にこんなコースを作成しようと思っている、ということで、プリローンチができるようになります。

2つ目は、無駄な作り直しを防げる。これは、そのままですね。

3つ目は、ゴールが見えているのためスライド同士の繋がりが良くなる。これは、最初に情報を集めて、それらを詰め込むと結局何が言いたいの、となるのを防ぐことができるということです。

最後4つ目は、受講生のベネフィットが優先される。ブランク資料を作成する前に、ゴールを決めます。そのゴールは、受講生の学びたいこと、つまり、ベネフィットです。結局、受講生のベネフィットありきでコースを作成していくので、受講生の満足度が上がります。

6. 4つの要素を含めると学習意欲が高まる

今回お伝えしている4つの要素というのは、僕が発明したものではありません。ずっと前から、デジタル商品を販売している人たちが作り上げてきたフォーマットです。どれか1つを話しても意味がなく、4つ揃って生徒の学習意欲を高めることができます。また、何か1つのコンセプトがあって、これを4つの観点(4つの要素)から伝えると、必要不可欠な情報を網羅できるようになります。

7. 石崎力也の事例

次に僕の事例をご紹介していきたいんですけど、その前に、一般論をお伝えしていきます。

遅い資料作成

情報収集に時間がかかり過ぎてしまったり、ゴールがないので、漫然と多くの情報を集めてしまうといったデメリットがあります。さらには、顧客の欲しくない情報まで集めてしまうということもあります。

早い資料作成

プロダクトアウトの発想で素早く商品をローンチすることができますし、市場からフィードバックをもらうことができます。Udemyであれば、無料で公開して、反応が良ければレクチャーを追加して有料化しても良いですね。Udemyを使わなくても、リストに対して、レクチャーのタイトル出しだけをやって、こういった商品があったら買いたいですか?と聞くわけです。そして、買いたいという人がいれば、コースを作っていけば良いですし、いらないと言われれば、作らなければ良いです。

石崎力也の事例

  1. コースの売れ行きが良くなった
  2. コースタイトルとコンテンツが一致
  3. 早くコースをローンチできるようになった
  4. 高い評価を得られるようになった
  5. 三年近く売れ続けるコースができた
僕がブランク資料を作るようになって、上記の5つのメリットがありました。なので、あなたも実際にブランク資料を作っていってください。

8. コースタイトルを決める

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それでは、実際にブランク資料を作成していきましょう。 まずは、コースタイトルですね。上のスクショのように、タイトルとその下に名前を記載しておくだけでOKです。

9. What・Why・What if・Howの資料を作る

12

そして、4つの要素の資料を作成していきます。ここでは、4要素のタイトルだけ作っておきましょう。タイトルは、今の段階では、「What」、「Why」、「What if」、「How」のままで大丈夫です。 サブタイトルは、空欄もしくはデフォルトの文章ままにしておきます。

10. 4つの要素の細部を埋めていく

13

次に、4つの要素のサブタイトルを埋めていきます。ちなみに、ここで作成している資料は「会員制サービスの作り方」なんですけど、月額会員ビジネスに絞った方が良いかな、という案が浮かんできました。このように、ブランク資料だと、資料作成の段階で修正も容易にできるというのもメリットだと思っています。

11. レクチャータイトルと見出しを埋める

14

最後に、上のスクショのように、話す内容のアウトラインだけを埋めていきます。ここで、詳細を記載しないようにしましょう。これを「What」、「Why」、「What if」、「How」の4つの要素で行なっていきます。

2. Udemyのコースが売れるかどうか事前に調べる方法

Last updated on 2019年2月11日 By 石崎 力也

レクチャー1 マーケットインとプロダクトアウト

あなたはUdemyで大きな売上をつくることができるコースはどんなコースだと思いますか?このレクチャーでは、あなたがUdemyで売れるコースを作るための土台となる考え方と、Udemyコースのジャンル選定の方法について解説しています。

あなたは何の専門家になりますか?

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Udemyのコースを作成する前にまず一番はじめにしなくてはならないのは、あなたがどのような専門分野のコースを作っていくかを決めることです。何屋さんなるかを決める、ということですね。

いろんなジャンルのコースを供給する講師になってはいけません。何でも屋さんになってはいけないということです。釣りに関するコースや、カメラに関するコースなど一貫性のないコースを作り続けていてもあなたが何の専門家なのか受講生に伝わりづらくなるので、大きな結果を出すのが難しくなります。

だから、釣りなら釣りの専門家、カメラならカメラの専門家として、同じようなコースを作っていったほうが、早く結果が出やすくなります。だから、まず一番最初にあんたが何の専門家になるのかをしっかりと決めてください。

マーケットインとプロダクトアウトの考え方

あなたが、自分の専門分野を決める前に知っていおてほしいのは、マーケットインとプロダクトアウトという考え方です。

簡単に説明すると、マーケットインというのは、市場の状況を見て商品をリリースするという考え方。プロダクトアウトというのは、市場に出したい商品を売れるだろうと考えて市場に出す考え方です。

もっと砕けていうと、マーケットインはお客さんの欲しいものを調べてから、その欲しいものを商品化して販売する手法。プロダクトアウトは自分が作りたいものを作って商品化して販売する手法です。お客さんありきか、自分主体かというと、わかりやすいと思います。

1

ちなみにアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズはプロダクトアウトで商品を作っていたと言われています。あの当時「理想的な携帯電話は何か?」と市場に問うたとしても、誰もiPhoneが欲しいとは答えなかったはずです。スティーブ・ジョブズはこうも言っています。

多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ

さて話を戻しましょう。ちょっと質問です。あなたは、マーケットインとプロダクトアウト、どちらの商品が売れやすいと思いますか?…

おそらくほとんどの人が「そりゃあマーケットインでしょ…」と思ったはずです。それはそうですよね、お客さんが欲しいものを作って売るわけですからマーケットインのほうが売れやすいと思うのが普通です。となると、Udemyもマーケットインで作ったほうがいい良い、となるのが普通だと思います。

でも、実はUdemyの場合は、プロダクトアウト的な考え方のほうが大事になります。

なぜプロダクトアウトが大事なのか?

「えっ?プロダクトアウト?…」と思ったはずです。「自分が作りたいコースを作っていいの?お客さん主体じゃなくいいの?」。きっとこんなふうに思ったのではないでしょうか?

Start It Up  2

実は、Udemyでどのようなコースを作っていくかを決めるときに、まずは、自分主体で考えることがいちばん大事なんです。どんなコースを作りたいか?どんな専門知識をみんなに教えたいか?これが一番大事です。

なぜなら、あなたがやりたいことが一番パッションを持って取り組めるからです。ビジネスを選択する上で自分が一番やりたいことを選択するというのが最も成功しやすい方法になります。理由は簡単で、たとえ結果が出なくても楽しんでやり続けることができるからです。Udemyでコースを作っていく上で、この「やり続ける」ということ以上に大事なことはありません。

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多くの人が結果を出せないのは、早い段階で諦めてしまうからです。諦めたらその時点で終わりです。スラムダンクの安西先生は本当にいい名言を残しました。「諦めたらそこで試合終了ですよ…」ですよね。

でも、逆に言えば、諦めなければ、いつか成功できる可能性は大きくなります。バスケットと違って、ビジネスに制限時間はありませんから、成功するまで続けることができれば、あなたは必ずいつか成功できるんです。当たり前のようですが多くの人ができていない、結果を出すための重要な考え方なのでUdemyの専門分野を選ぶ前にまず、このことを強烈に頭にインプットしておいてください。

とはいえマーケットインも大事

じゃあ、どんなジャンルでも自分がやりたいことだったらなんでもいいのか?という話になるんですけど、それはそれで違います。やっぱりお客さんのこともちゃんと考えないと全く売れないコースを量産することになります。

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ちょっと極端な話ですけれども、例えばあなたが、爪切りを集めるのが好きだからといって、爪切りのコースを作ったとして、果たしてそれは売れるでしょうか?おそらく売れないでしょう。なぜなら、それはあなたの特殊な趣味であって、他の人が爪切りに興味がなければ売れないからです。

よくあるプロダクトアウトだけを考えて失敗するケースは、こういう例です。「自分が好きだから他の人も興味があるはず」という考え方です。これでは、ビジネスは成り立ちません、自分に興味があることはとても大事なことですが、それだけでは売れるコースは作れないのです。

プロダクトアウトとマーケットインを融合させる

ではどうすればいいのか?それは、あなたが興味のあることと、お客さんが興味のあることを融合させられないか考えるということです。もう一回大事なんで言いますね。考えるんです。

2

例えばさっきの爪切りの例でいうと、こんな感じです。「爪切りを転売して毎月10万円副業で稼ぐ方法」。どうでしょうか?あなたは爪切りの専門分野を活かしつつ、お客さんが望んでいる、副業で稼ぐ方法を融合させました。お客さんは、単純に副業で10万円稼げればいいと思っています。でも、あなたは自分の得意な爪切りを転売して稼ぐ方法を教えられます。

まあ、この例はとても極端な例ですが、なんとなく僕が言いたいことはわかってもらえたと思います。こうやって、自分がやりたいことをうまくお客さんが望んでいる結果に融合させることができれば、あなた独自のコースを作っていくことができるし、あなたも楽しんでビジネスを進めていくことができるんです。この2つは車の両輪のようなもので、どちらがかけてもダメなんです。

ニッチスコアカード

とはいえ、初心者がそう簡単にジャンルを決められるものではありません。そこで僕たちは正しいジャンルを選択する驚くほどシンプルな方法を考案しました。ニッチスコアカードについて石崎さんにレクチャーしてもらいます。

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こんにちは、石崎です。

正直にいうと、いまでもこのノウハウを出し惜しみしようとしている自分に気づいています。果たして無料で紹介してもいいのだろうかと。

僕たちはこのノウハウを「ニッチスコアカード」と読んでいます。

まず最初にやらなきゃいけないのは、情熱をリストアップすることです。

情熱とはあなたが楽しんでやれることです。あなたが趣味のように感じられるもの。誰も見ていないところでこっそりと楽しみたいこと。あなたがこんなことでお金を得られたら嬉しいなと思うことです。

はい、ゲームみたいな完全に娯楽のジャンルでもいいです。

実際、ビデオゲームはYouTubeではとんでもないほどの大金が動いているジャンルです。

世界一のYouTuberもゲーム実況をやっているPewDiePie(ピューティーパイ)です。年収14億円と言われています。

まずは、10分から15分かけて、あなたが没頭できることを全てリストアップしてください。数は多ければ多いほうがいいです。理想は、20ほど。

仮にあなたが「好きなことなんて何もない」と思っていても、僕は信じません。なぜなら、必ず1つや2つはあなたをエキサイトさせる何かが存在するからです。だから書き出してみてください。

いま、あなたの手元にはリストがあります。成功するオンラインビジネスを作るためのベストなジャンルを探すために、そのリストは必要になります。この3ステップフォーミュラで使うのでいつでも見れるようにしておいてください。

さて、質問です。リラックスしてください。

あなた自身に聞いてほしい3つの質問があります。

質問その1:5段階評価で答えてください。そのトピックの市場規模はどれほどでしょうか?推測で構いません。

評価1は、例えば、それを好きな人に出会ったことがないような小さなトピックです。

評価5は、例えば、数百万人の人が熱狂しているような大きなトピックです。

例えば、ゲーム、テニス、フィットネス。これらは文句のつけようなしに5段階評価の5でしょう。あまりにも典型的な人々の興味関心だからです。つまりそれだけ市場規模が大きいと言えます。

質問その2:5段階評価で答えてください。そのトピックに興味のある人はどれほど真剣でしょうか?

例えば、うまい棒を好きな人はたくさんいるけど、それは情熱とは違いますね。それほど真剣ではないということ。

一方、ゴルフであればみんな真剣です。仮にドライバーの値段が高くても、それが飛距離を伸ばしてくれるなら、財布と相談しながら購入しようと考える人はたくさんいます。またゴルフのスコアを伸ばしたいと考えている人もたくさんいますし、彼らはゴルフに真剣です。

一般的に言って、真剣の度合いが高いトピックの場合、あなたの作るコンテンツはよく見られる傾向にあります。あなたがゴルフのノウハウ動画を作れば、多くの人が食い入るように見てくれるでしょう。

質問その3:5段階評価で答えてください。あなたはそのトピックのコンテンツを作る時どのくらい楽しめそうですか?

評価1は、例えば、歯医者の待合室で歯を削る音を聞くようなイメージです。わかってます。歯医者との予約を楽しみにしている人なんてほとんどいませんよね。

評価5は、例えば、誕生日と宝くじの当選と誰かに恋に落ちるのが同じ日に起こるくらいの楽しみなことです。

この3つの質問をリストアップした1つ1つに当てはめてみてください。そして合計した数字を横に並べてみてください。それぞれの合計値は3から15の間に収まるはずです。

忘れないでください。このフレームワークを使う前に、最低でも10以上のリストアップされた情熱のアイディアが必要です。

次に合計値の高い3つのトピックを確認してください。それ以外のアイディアにはXをつけてください。その3つがファイナリストです。

それら3つのファイナリストは合計値がそれぞれ10以上でなければいけません。

もし10を下回るのであれば、もう一度最初からやり直してください。

それらファイナリストのうち1つが、あなたの参入するジャンル、つまりニッチになります。

ここで一旦、冷静になって慎重に考える必要があります。ニッチを選ぶということは、あなたがこれから長い間付き合うビジネスの分野を選択するということです。

深呼吸して、目を瞑って、直感を働かせて、ファイナリストの中から1つを選択しましょう。

一つを選べましたか?じゃあお祝いをしましょう。

アクションリスト:ニッチスコアカード

いかがでしたか?このニッチスコアカードを使えば、簡単に売れるジャンルが見つかりますね。

あなたの専門分野を決めましょう

ここまでの内容をまとめると、まずは自分にパッションがあることを明確にする。そして、それをお客さんが望んでいる結果に融合させる工夫をする。この2つを意識して、自分の専門分野を決めてください。

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ちなみに僕(山田)はコンテンツマーケティングを専門にしており、コンテンツマーケティングに関するオンラインコースだけをUdemyに供給しています。ビジネスパートナーの石崎さんはマーケティングオートメーションの専門家で、根本さんはデジタルマーケティングの専門家です。それぞれマーケティングオートメーションに関するコース、デジタルマーケティングに関するコースだけを供給しています。Udemyでその道のエキスパートであると受講生に認知してもらうために、あえて専門分野を固定しているわけです。

そして、その専門分野を決めたら、あなたはすでにプロフェッショナルです。たとえ、まだUdemyのコースを作っていなくても決めた時点でプロフェッショナルなんです。誰も素人や初心者から何かを学びたいとは思いません。だから、まだUdemyのコースを作っていなくてもマインドはプロフェッショナルでいてください。それが一番最初に専門分野を決めたらやるべきことです。

レクチャー2 あなたの専門分野のマーケット需要をリサーチする

ある程度あなたの専門分野のジャンル選定ができたら、市場規模と、需要と供給のバランスをUdemy内で調べてみましょう。あなたが選択した専門分野のライバルコースを調べて、成功しやすいかどうかを事前にリサーチしておくことで自信を持ってコース作成をしていくことができます。

Udemyは細かくカテゴリ分けされている

Udemyは大きなカテゴリーと小さなカテゴリーにわけてコースをリサーチすることができます。

現在の大きなカテゴリーは、

  • 開発
  • ビジネススキル
  • ITとソフトウェア
  • 仕事の生産性
  • パーソナルライフ&ファミリー
  • デザイン
  • マーケティング
  • 趣味・実用・ホビー
  • 写真
  • ヘルス&フェットネス
  • 音楽
  • 教育・教養

です。

更に、ここから小さなカテゴリに分かれていて、例えばデザインの中カテゴリは、こんな感じです。

  • 全てのデザイン
  • ウェブデザイン
  • グラフィックデザイン
  • デザインツール
  • UX(ユーザーエクスペリエンス)
  • ゲームデザイン
  • 3D&アニメーション
  • ファッション
  • 建築デザイン
  • インテリアデザイン
  • その他

このように、更にデザインの中でも小さなカテゴリに分けてコースを検索することができます。

そして、さらにもう一段掘り下げてリサーチすることができて、大、中、小と3種類の大きさでカテゴリがわかれているので目的のコースを探しやすくなっています。

大カテゴリから市場規模をリサーチする

まず、市場規模をリサーチするときに一番シンプルな調べ方は、どのカテゴリーにどのぐらいのコースが配信されているかどうか調べることです。人気のあるカテゴリーには当然多くの人がコースを出そうとします。これは、どんなビジネスでもそうで、大きな市場になればなるほど、ライバルも増えるという必然的な流れになります。

Udemyは2015年に日本にオープンしていますから、それなりの時間が経っています。人気のカテゴリーは売上が立ちやすいので多くのライバルが参入してきます。まずは、あなたがどのジャンルの市場に参入するかどうか決める前にどのカテゴリーに人気があり、どのカテゴリの規模が大きいのかを調べてみてください。

調べ方は簡単です。「デザイン」カテゴリを例に解説します。まず、カテゴリーから大カテゴリーの「デザイン」を選択します。すると、「デザイン」だけのコースが世界中のUdemyコース全部を検索結果に出してくれます。合計6621コースあることがわかります。ここでのポイントは、世界中でデザインに関するコースがどのぐらい出されているのかをチェックしておくことです。

その後に、「フィルター」という機能を利用して、「日本語」にチェックを入れてください。すると、日本語の「デザイン」に関するコースが表示されます。「デザイン」は、現在168コースあることがわかります。ここで、一つおさえておきたいポイントは、世界中で出されているコースと、日本語で出されているコースの差がどのぐらいあるかチェックしておくことです。これを調べておくと、世界中では大きなカテゴリーの市場なのに、日本語のコースが足りないからチャンスがあるという判断ができるからです。

これと、同様に「趣味・実用・ホビー」の大カテゴリーも同じように検索してみましょう。世界中では、2839コース出されています。そして、「フィルター」から「日本語」にチェックを入れます。すると、78コースが出てきました。

では、最後に「音楽」の大カテゴリーを見てみましょう。世界中では2609件コースが出されています。でも、日本語で出されているコースはたった22コースしかありません。

こうやって見ると、「趣味・実用・ホビー」と「音楽」は世界中のコース数はそれほど違わないのに、日本で作られているコースには大きな差があることがわかります。

まずは、こうやって、どのぐらい世界中で市場があるのか?日本での市場があるのか?をざっくりと調べてみてください。これを、中カテゴリー、小カテゴリーと狭めてリサーチすることで、自分が参入しようとしている市場の規模をリサーチすることができます。

もし、世界中でたくさんのコースが出されているのに日本語のコースがほとんどないようなカテゴリーを見つけることができれば、それは大きなチャンスだということです。世界中でたくさんコースが出されているわけですから需要があるのはわかっているんです。それなのに、日本語として供給がないのであれば、あきらかにあなたのコースは売れやすいコースになるということなんです。

Udemyで市場規模を調べる方法

日本のコースの供給率が3%以上であれば、十分な量のコースが供給されていると考えられます。供給率が1〜3%ならチャンスあり。ライバルよりもいいコースを供給することでUdemyで売れるコースを作れるかもしれません。供給率が1%なら大チャンスです。今コースを供給すると先行者利益が得られます。

アクションリスト:市場規模の調査

レクチャー3 インサイト機能を使ってさらにコースのジャンルをリサーチする

Udemyには、講師向けの需要と供給リサーチに使えるインサイト機能というものがあります。この機能を使うことで、さらに人気のあるジャンルのコースを調べたり、そのジャンルのコースがどのぐらい供給されているかを調べることができます。カテゴリーでコースの供給量をリサーチした後に、さらにインサイト機能を使ってその制度を高めることができます。

インサイトツールで需要と供給のバランスを調べる

Udemyには講師に提供しているインサイトツールというものがあります。このツールを使えばさらにコースの需要を調べることができます。もし、あなたがこれからコースを作ったとして、なかなかコースが売れないのであれば、その原因の90%はジャンル選定のミスによるものです。どんなに良いコースを作っても、そこに市場がなければ売れようがありません。

インターネットのビジネスやUdemyビジネスの基本は大きな市場の一部をニッチ化して取っていくことです。あまりに誰も興味が無いようなニッチを攻めすぎると全くと言っていいほど売れません。

ですので、ジャンル選定を間違えないように、インサイトツールを使ってさらに需要を調べて、日本での供給が少ないところを見つけて、そのカテゴリーを取りにいく戦略を立てられるようにしたいですね。

インサイトツールの使い方は、「講師ダッシュボード」に移動して「マーケットプレイスのインサイト」をクリックしてください。

すると、「興味のあるトピック」を検索する検索ボックスと「有望なトピック」という今人気があるコーストピックがいくつか表示されています。ただ、この機能は英語入力しないとうまく活用できないので、例えばあなたが写真関連のコースを作成したいのであれば、「写真」ではなく「photo」で検索してみてください。

そうすれば、photo関連のコースのニーズとコースの数が一覧で表示されます。その一覧の中から、photo関連のトピックを選択して受講生のニーズを調べることができます。

例えば、Photographyを選択してみました。すると、受講生のニーズとコースの数がどちらも「高」になっているのがわかると思います。ちなみに中央値は、平均値と異なります。100のコースがあれば50番目のコースの値が中央値になります。このスクショで考えると、半分のコースは$37しか稼げておらず、残りの半分のコースは$37以上稼げているということになります。あなたが写真関連のコースを作り、そのクオリティが普通程度であれば$37くらいは毎月稼げるという、おおよその目安になります。

Udemyで売れているコースは200万円の売上

月次収益の最高値は文字通り、最も売れているコースの月次売上です。フォトグラフィの分野で、最も売れているコースは月々200万円以上も売上があるんですね。夢がある話です。

さて、ここでもし、受講生のニーズが「高」なのにコースの数が「低」なのであれば、チャンスが大きいコースということになります。需要と供給のバランスが崩れている好機のマーケットと言えそうです。

英語圏で成功しているコースをチェックしてコースを出す

実は、日本語でこれからコースを開設しようと思っている人はラッキーなんです。すでに、英語圏で成功しているコースをチェックしてコースを出せばうまく行く確率がかなり高いからです。アメリカ人でも日本人でもイギリス人でも文化の違いは合っても、グローバル化されている今の時代はそれほど大きく欲しいものに違いはありません。

みんなiPhoneはほしいですし、トヨタの車はほしいんです。それと同じように、英語圏で成功しているコースは日本人も受講したいと思っているんです。だから、もし英語圏でうまくいっているコースがあって日本語コースがないのであればそのジャンルのコースを作れば、かなりの高確率でベストセラーになるということなんです。

Start It Up  1

大事なのは、大きな市場の一部を取りに行くこと。そして、需要と供給のバランスが崩れているところを取りに行くこと。大きくこの2つを意識してジャンル選定をしてください。

アクションリスト:ブルーオーシャンの調査

レクチャー4:受講生が学習しやすいコースアウトラインの作り方

このレクチャーでは、受講生が最後まであなたのコースを受講してもらうためのコースアウトラインの作り方を解説しています。購入してもらった後に、アクティブにあなたのコースを受講してもらいレビューをもらうことで、より売れやすいコースに育てることができます。受講生の快適なコース受講体験は、売れるコースを作る上でとても重要な部分です。

年代に左右されないコースアウトラインを作成する

市場選定をしてあなたのやりたいことを軸にコーストピックの決め方がわかりましたね。では、ここから実際にコースを作っていくための最初のステップである、コースアウトラインの作り方を解説していきます。コースアウトラインは、コースの構成のことです。書籍の目次のようなものだとお考えください。

ここでまず、最初にお伝えしておきたいのが、コースアウトラインを作る際にその時期の旬なトピックを織り交ぜたコースにするのか、年代に関係なく息の長いコースにするのかという選択です。トレンドにのるかどうか、と言い換えてもいいでしょう。

Udemyで売れ続けるコースを作る方法

僕は、Udemyのコースは年代に関係ない息の長いコースを作ることをおすすめします。なぜなら、Udemyで本当に大きな売上を出すコースは1年ほどたったあとだからです。Udemyには、レビュー機能というものがあります。本当に価値ある良いコースは、時間が立てば立つほどレビューがどんどん集まってきます。そうなるとそのコースの平均レビューが★4.5という高い評価を受けているだけで、どんどん購入されていくんです。

例えばこちら2018年の11月の売上データです。赤枠で囲ったコース「オウンドメディア構築プログラム」が一番売れているのがわかると思います。このコースは、レビュー平均が4.5のベストセラーコースです。

最初は、それほど売れていませんでしたが、日に日にレビューが増えていき、1年ほどたって売上の軸になるコースに成長しました。

現在受講生が639人でレビューが85件もあります。★5つレビューが50%もあります。

このように高いレビューがつくコースになるとUdemy側が積極的にコースを販売してくれるようになり、さらに高レビューがつくというプラスのスパイラルに突入していきます。

こちらは無料のWordPressに関するコースですが、これも約1年前に作成したコースです。時間が経っても廃れることのないようにコースづくりをしたことで、未だに安定して毎月コースを受講してもらい、高いレビューをもらうことができています。

このように、1年先を見越してコースを作っていれば、レビューのレバレッジがどんどんとかかって、急激にコースが売れるようになっていきます。

でも、もし、これが、「Photoshopの使い方2018」とかのコースになっていたらどうでしょうか?2019年には全く売れないコースになってしまいます。だから、コースのアウトラインを作る上で大事なのは、なるべく年代に左右されないようにコースアウトラインを作って、時間が経っても廃れないようなノウハウを中心にコースを作っていくことです。

受講生のゴールを明確にする

Ss

まず、アウトラインを考える上で受講生のゴールは何なのか?について考えてください。例えば、「Photoshopの使い方講座」を作るのであれば、Photoshopの基本的な操作を覚えてもらうことがゴールなのか、Photoshopを使ってデザイナーとして就職活動できるようになるまでがゴールなのかによってコースアウトラインは変わってきますよね。

まず、そのコースを受講することで、受講生はどのようなスキルを身につけられるのか、を考えておきましょう。このような受講生が得られる価値をベネフィットと言います。ベネフィットを明確にして受講生がスムーズにゴールにたどり着けるように丁寧に動線を引いてあげてください。

最短で、適切にゴールに到達してもらうためには、伝える順番というのがとても大事になります。どんなにいい内容でも、伝える順番がアベコベだと、理解できるものも理解できなくなります。

だから、まずは受講生のゴールを明確にしておいてください。そして適切な順番でノウハウをレクチャーしましょう。

アウトラインの基本構成

アウトラインは一つひとつセクションに分けて構成します。セクションごとにゴールを設定しそのセクションが終わるごとに自分のスキルが向上しているように感じてもらいましょう。書籍のたとえで考えると、セクションは章立てだと思ってください。1つの章は大きすぎても小さすぎてもダメです。全体のバランスを考えながらセクションを出してください。

例えば、「Photoshopの使い方講座」だったら、最初のセクションで基本操作を学んでもらい、次のセクションで、選択範囲の作り方を学んでもらう。このように一つひとつをしっかりと身につけてもらうようにセクションごとにゴールを区切っていきます。

なぜ、このようにセクションを区切っていくかと言うと、一番の目的は、受講生に小さな成功を達成してもらいたいからです。講師の目的は、最後まで自分が作ったコースを受講してもらって、受講生がそのコースを受けて何かしらの行動につなげてもらうことです。

その過程の中で、小さな成功、小さな階段を複数用意しておくことで、受講生は、達成感を味わい、モチベーションも上がっていくのです。

受講生は、毎日忙しい中の空き時間を作って受講しているわけです。少ない塊のセクションを作って、毎回達成感を味わってもらうことは、とても重要なことです。

そして、次のようにセクションを構成することで、さらに受講生の理解は深まります。

Udemy Deadline Funnel

  • セクション1、Photoshopの基本操作
    • レクチャー1:このセクションで学ぶこと
    • レクチャー2:コース内容
    • レクチャー3:コース内容
    • レクチャー4:コース内容

このように、セクションの最初に学ぶことと身に付けることができるスキルを伝えるレクチャーを作っておくとより理解が深まります。

Udemyが推奨しているセクションの中に入れるレクチャー数は、最大8レクチャーとされています。これは、あくまでも推奨なので、必ず8個以内にしなくてはならないということではありません。

ただ、1セクションがあまりに長すぎると、学ぶ方も疲れてしまうし、達成感を味わいにくくなるので、1セクションの中に大量のレクチャーを入れないように工夫しましょう。

もし、1セクションが大きくなりすぎて、2つのセクションに分けられるようであれば、分けて作ったほうが、受講生としては、学習しやすくなります。

アウトラインを作るためのブレストの方法

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僕がアウトラインを作る時にいつも工夫しているブレストのやり方があります。それは、僕自身が受講生になって、実際にそのコースを受けてみることを想像しながら考えるということです。

そして、実際に自分がそのスキルを実践する時のことを想像して、アウトラインを構成します。まず先に、セクションを洗い出します。大雑把に全体像だけ作ってみます。その後に、そのセクションごとに、レクチャーを埋めていきます。

その時のポイントは、まずはあまり深く考えず完璧を目指さず洗い出すということです。ざっくりでいいんです。なぜなら、実際に撮影し始めると足りないところやもう少しこうしたほうがいいな、というところがどんどん出てきて、最終的にちゃんとしたアウトラインになるからです。

まず、最初に大事なのは、ざっくりとした全体像です。これが、地図のようになり、細かいところは、自ずと調整されていきます。

セクション1(=イントロダクション)のアウトラインの作り方

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セクション1は、イントロダクションに使いましょう。イントロは、初めて受講生があなたのコースを受けて、これからどういうコースだろうか?と期待に胸を膨らませて見る重要な部分です。ここで、受講生が見ているのは、その講師が信頼に足るかどうかということです。

話し方、声のトーン、動画の撮影方法、どのような経歴、どのようなスキルを学べるか、などなど多くのことを感じながらイントロを見ます。もし、イントロで、「なんか微妙かも」と思われてしまったら、そのコースは最後まで受講してもらえません。イントロは、とても重要な部分なので、特に注意が必要な部分です。

イントロで僕がこれだけは入れているという最低限の項目をお伝えします。

  • このコースで何を学ぶことができるのか?(What)
  • なぜこのコースを学ぶ必要があるのか?(Why)

この2点は、必ず入れるようにしています。人は、「What」と「Why」を知ると、「How to」を学びたくなります。受講生がコースを最後まで受ける理由を最初に伝えてあげることで、コースを学ぶ動機が明確になります。

そして、更に追加で、可能であれば以下の項目も入れましょう。

  • このコースを学ぶベネフィット(得られる価値)
  • 自分の簡単な経歴と権威性

ベネフィットというのは、受講生がコースを受講してどのように変化するかという部分です。これを最初に伝えておくことで、さらに最後まで受講する動機が強くなります。

そして、もし自分がその分野で何か実績があるのであれば、そこに関してさらっとでいいので、公開しましょう。あまり自慢みたいになってもよくありませんが、講師が信頼に足る人かどうかを伝えておくことは重要です。

例えば、本を出している、何かしらの資格を持っている、なんでもいいので、自分がその分野でやってきた実績を載せてください。

もし、自分にはあまり誇れるような実績がないと思っている方でも大丈夫です。例えば、5年間その分野に携わってきた、というのも立派な実績です。いま現時点で自分の中でその分野に対してやってきたことを簡単に紹介してみてください。

日本人は、特に権威性に弱いです。どんなことでもいいので、自分に少しでも権威性を出せるようなものを考えてイントロ部分で紹介してみてください。

残りのアウトラインはHow toを一つずつ丁寧に入れPDF資料も作ってあげる

イントロ部分で、「What」と「Why」を伝えたら、残りの部分は、全部「How to」を伝えましょう。

Udemyの売れるコースのアウトライン

基本的には、動画コンテンツで構成していきますが、時には、PDFなどの資料を渡して、ワークブックやチェックリストを間に挿入することで受講生の満足度は高くなります。ちなみに受講生の感じる価値をマーケティング用語で知覚価値と言います。Udemyでは、ワークブックやチェックリストなどのダウンロード可能なテキストコンテンツを用意することで、コース全体の知覚価値が上がると言われています。

ワークブックは、そのとおりに行動することで、受講生が一つの結果を得られるように、ステップを細かく設定して、ゴールまで誘導してあげるためのPDFです。ビデオ講義で伝えきれなかったことや、テキストの方が伝えやすいノウハウなどをワークブックに含めてあげるといいですね。

チェックリストは、やるべきことをこちらからチェックリストとして渡してあげて、それにチェックを入れていくと、最終的なゴールに到達させやすくするPDFです。

他には、リソースリストのように、あなたが使っている機材やソフトウェアなどを一覧にしてあげると喜ばれることもあります。

PDF資料を渡すメリットは、あとから気軽に復習しやすいということです。動画コンテンツは、どうしてもある程度まとまった時間を確保して学習する必要がありますが、PDFファイルなら、ちょっとした空き時間で気軽に復習することができます。

こういう構成要素もアウトラインの中に入れてあげることで、受講生に喜ばれる質の高いコースを作ることができるようになります。

レクチャー5:コースアウトラインのケーススタディ

このレクチャーでは、実際に僕が作っているコースの一つをケーススタディとして見ながら確認していきたいと思います。この事例を見ながら、あなたがコースを作る時にどのような構成で作ったらいいのかイメージしてください。

実際のコースの事例

それでは、実際に僕が作っているコースの一つをケーススタディとして見ながら確認していきたいと思います。

このコースは、「TwitterとLinkedInで誰でもフォロワーを2000人以上に増やす方法」というコンセプトのコースを作った時のアウトラインの構成です。

  • セッション1,はじめに(WhatとWhy)
    • レクチャー1:Twitterとは?
    • レクチャー2:LinkedInとは?
    • レクチャー3:なぜ複数のSNSを活用するのが効果的なのか?
    • レクチャー4:レビューをいただけると嬉しいです
  • セッション2,Twitterでフォロワーを2000人以上にする方法(How to)
    • レクチャー5:このセクションで学べること(学ぶことと身に付けることができるスキルを伝えるレクチャー)
    • レクチャー6:Twitterのフォローリミットについて理解する
    • レクチャー7:フォロワーを2000にする方法
    • レクチャー8:フォロワーを2000にする具体的な手順
    • レクチャー9:プロフィール画像の設定(顔出し可能、不可能)
    • レクチャー10スマホで僕がフォロワーを2000人に増やしたケーススタディ
  • セクション3,おすすめTwitter関連ツール(How to)
    • レクチャー11:このセクションで学べること(学ぶことと身に付けることができるスキルを伝えるレクチャー)
    • レクチャー12:アンフォローツール
    • レクチャー13:自動Botツール
    • レクチャー14:黒歴史クリーナー
    • レクチャー15:Twitterアナリティクス
    • レクチャー16:一番オススメSocialdog
  • セッション4,LinkedInでフォロワーを2000人以上にする方法(How to)
    • レクチャー17:このセクションで学べること(学ぶことと身に付けることができるスキルを伝えるレクチャー)
    • レクチャー18:LinkedInの画面構成
    • レクチャー19:LinkedInのプロフィール設定
    • レクチャー20:こうやってLinkedInでフォロワーを2000人に増やしてください
  • ボーナスレクチャー

この構成を見ながらポイントに絞って解説していきたいと思います。

「はじめに」で「WhatとWhy」を伝える

まずいちばん最初のセクションでこのコースは何なのか?(What)そして、このコースをなぜ受講する必要があるのか?(Why)を伝えます。

このケーススタディの場合は、自己紹介を入れていませんが、なるべく簡単でいいので、自己紹介を入れて、自分がこのコースを教えるのにふさわしい人だということを受講生に伝えてください。

そして、もう一つ、レビューをもらうように促してください。ただ、「レビューをください」というだけでは、あまり効果的ではないので、次のように伝えてください。そうすることで、高いレビューが付きやすくなります。

「今後のコース改善に役立てたいのでできればレビューをいただけないでしょうか?できれば、★5ついただけると嬉しいのですが、★5ついただけないようであれば、その理由を教えていただけると、よりコース改善に役立てることができますので、よろしくおねがいします。」

このように、「はじめに」の部分でレビューのお願いをしておくことで、レビューが付きやすくなります。コースを受講してもらって、一番ダメなのは、無反応です。いいレビューも、悪いレビューもつかないコースは、そもそも見てもらえていない可能性があります。

ですので、このようにコース改善のためにレビューをもらうように促す動画を作ってみてください。

How toをステップバイステップで

「はじめに」で、WhatとWhyを伝えたら、後は具体的なHow toをコースの中で教えていきます。

このとき、なるべく細かくセクションを区切ってください。そして、最初のレクチャーで「このセクションで学べること」というセクションごとの要約を作ってあげるとより効果的です。

受講生は、忙しい合間で時間を作り、あなたのコースを受講してくれています。だから、セクションごとに小さな学びのステップを作ってあげることで、達成感を味わってもらうことができます。

セクションごとに、小さな目標設定をしてあげて、セクションが終わるごとに自分のスキルアップが実感できるように構成してください。

セクションの最適なレクチャー数は、3〜8レクチャーです。もちろん、多少の前後は構わないのですが、あまりに多くなりすぎると、受講生のモチベーションが維持できなくなってしまいます。

最適なレクチャー数を心がけてセクションを構成してみてください。

セクション内の構成

3〜8レクチャーが最適という話をしましたが、どのような、構成にするのがいいのか、もう少し掘り下げて解説します。

もし、あなたが、PC画面などでツールの操作方法を教えるコースを作っているのであれば、そのまま、PC画面で操作方法を具体的に操作して使い方を教えてあげるコースを作るだけでOKです。

でも、例えばあなたが、「フォロワーを2000人にする方法」というような、概念的な話を教えていくコースを作っているのであれば、次の構成でレクチャーを作ってください。

Udemyで受講生の満足度と理解度を高めるレクチャーの構成方法

概念的な話+事例や例え話

必ず、このセットで教えるように心がけてください。

人は、事例や例え話をされることで、概念的な話や抽象的な話を具体的にイメージすることができます。あるいは理論と実践と言い換えてもいいかもしれません。理論的な内容を話した後は、必ず実践的な内容を話すようにしましょう。

僕のレクチャー7とレクチャー8を見てください。

  • レクチャー7:フォロワーを2000にする方法
  • レクチャー8:フォロワーを2000にする具体的な手順

「フォロワーを2000にする方法」(概念的な話 / 理論)「フォロワーを2000にする具体的な手順」(事例 / 実践)とセットで話しているのがわかると思います。

最初に、概念的な話をして、その後に、具体的な手順を話しています。このコースは事例としてやり方を解説しているんです。

もし、事例がない場合は、例え話でも大丈夫です。このようにして、より具体的にすることで、あなたが教えたいことが受講生にわかりやすく伝わるようになります。

この部分を意識して、コースのアウトラインを構成してください。

ボーナスレクチャーの使い方

Udemyは、コース内で自分のブログサイトやホームページを紹介することを禁止しています。リンクを張って誘導したり、コースの中で自分の外部のサービスを紹介することを禁止しているんです。

でも、例外的にボーナスレクチャー内でだけ、Udemyの別コースにリンクを出したり、外部サービスに誘導することを許可しています。UdemyのトップクリエイターのフィルさんはボーナスレクチャーでUdemyの別コースを宣伝していますし、ジョイントベンチャーパートナーの石崎さんはTeachableやThinkificにリンクを飛ばしています。

ボーナスレクチャーで自分のサービスを紹介したり、ブログへ誘導したり、アフィリエイトサイトに飛ばすことも可能です。

もし、あなたがUdemyの受講生をブログなどに誘導したい場合は、ボーナスレクチャーで行うようにしてください。

もし、この規約を守らないとアカウント削除される可能性もあります。最初は注意だけだと思いますが、悪質な場合は本当にアカウント削除もありえます。

Udemyのルールをしっかりと守った上で、コースの作成をするようにしていきましょう。

アクションリスト:コースアウトラインの作り方

レクチャー6:スクリプトを作成するかしないか

アウトラインの構成が終わったら、今度はスクリプト(台本)を用意するかどうか決めていきます。

スクリプトを用意するメリットと用意しないメリットがそれぞれあります。人によって良し悪しがあるので、自分にあったやり方を選択してください。

スクリプトを用意するメリット・デメリット

スクリプトを用意するメリットは大きく次の4つがあります。

  1. スクリプトを作ることで論理的でわかりやすい動画コンテンツを作ることができる。
  2. スクリプトを読みながらコース作成できるので噛んだりつっかえたりせずにスムーズに動画コンテンツを作ることができる。
  3. そのため、受講生が最短で最適なコンテンツを学習できる。
  4. 話すのが苦手な人でもスクリプトを読むだけでコースができるのでトーク力を気にしなくても済む

このように、スクリプトを作るとたくさんのメリットがあります。ただ、メリットが大きいぶんデメリットもあります。

デメリットは大きく次の3つがあります。

  1. スクリプトを作成するのでものすごく時間がかかる。
  2. よほど慣れていないとどうしても機械的な口調になってしまいいかにも文章を読んでいる雰囲気になってしまう。
  3. そのため、ニュースなどを聞いている感じになりパーソナリティは出づらくファン化しづらい。

このように、デメリットも結構あります。

ただ、スクリプトを作るか作らないかの一番のポイントは、フリートークができるかどうかです。

台本を見なくても、ある程度テーマに沿って即興で話すことができるのであれば、スクリプトを作らなくても、受講生に満足してもらえるようなコースを作ることができます。

僕の場合は、スクリプトを作ったパターンとスクリプトを作らないパターンの両方を試しました。僕は、スクリプトがないほうが、スムーズにフリートークで話しやすかったので、今はスクリプトを作らずに動画コンテンツを作成しています。

そのため、僕のパーソナリティが思いっきり出て、「話し方が好き」「声がいい」とか言っていただくこともあります。でも、逆に「要は、の連発で聞きづらい」とか、「同じことを何度も言っていて冗長」のようなネガティブなレビューもつきます。

なので、これは、あなたの状況によって完全に違ってくると思います。あなたがもし、フリートークが苦手で、スクリプトを作らないと話せないのであれば、スクリプトを作って動画コンテンツを作ってください。

プロの俳優さんたちは、ドラマ撮影で必ずスクリプトを覚えて、それをもとに演技をしています。クオリティの高い動画コンテンツを作るのであれば、やはりスクリプトを作るほうがいいかもしれません。

最終的にはどっちが続くかで判断する

スクリプトを作る、作らないの判断をする時に、どちらがコース作成を作り続けられるかという視点で考えてみてください。

Udemyで成果を出すために一番重要な事は、「良いコースを作ること」以上に、「コースを作り続けること」だと思っています。良いコースというのは、何度も何度もコースを作っていく上で、ブラッシュアップされていき、結果的に到達するものです。

一番最初から、良いコースを作ろうと思っても、なかなかいいコースを作ることはできません。なので、スクリプトを作ったほうが続きやすいのか?作らないほうが続きやすいのか?という視点で、判断してもらうのがいいと思います。

「継続は力なり」「成功するまでやり続ける」。これが、結果を出す上で一番重要なことだと思っているので、あなたがモチベーションを維持しやすい方を選択してください。

5. ブランドを強めUdemyでもっと大きく稼ぐ方法

Last updated on 2019年4月2日 By 石崎 力也

1. Udemyの売り上げを伸ばすポイント

Udemyで大きく稼ぐ方法

  • 生徒を増やす
  • コースを増やす
  • 顧客単価を上げる

売り上げを伸ばすポイントは、この3つです。「生徒を増やす」と「コースを増やす」は、シンプルなので、省きます。「顧客単価を上げる」は、お客さん一人あたりが払ってくれる金額を増やすという意味です。顧客単価を上げるには、次の4つの戦略があります。

  1. 関連コースを作成する
  2. 上級コースを作成する
  3. プライベートコースを作成する
  4. 独自のプラットフォームでコースを作成する

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1-1. 関連コースを作成する

80:20の法則という言葉は聞いたことがあるでしょう。これは、売り上げの80%は20%の社員から生まれているということが知られています。しかし、この法則はUdemyの売り上げにも言えることです。実際に、これまでの売り上げの80%は20%のコースから上がっています。

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全部のコースから同じくらいの売り上げが上がっているわけではありません。売れ行きが良いコースと微妙なコースが出てきます。また、80%の売り上げは、20%のお客さんから生まれているというのもあります。なので、それを意識した戦略を4つ挙げておきました。

まず、1つ目は、「関連コースを作成する」という戦略です。これは、すでに売れ行きが良いコースに関連するコースを作成するということです。そうすれば、売れ行きの良いコースを買ってくれたお客さんは、一定の割合で関連コースを購入してくれるようになります。例えば、 WordPressの使い方に関するコースを販売しているなら、ブログのやり方を解説したコースを販売するみたいな感じです。

1-2. 上級コースを作成する

2つ目は、売れ行きの良いコースの上級版を作成するという戦略です。これは関連コースを作成するのと似ていますが、こっちは縦展開です。売れているコースよりも難しかったり、よりテクニカルな内容を扱います。例えば、WordPressの使い方に関するコースが売れているのであれば、WordPressのプラグイン、MarsEditでWordPressを更新する方法、WordPressのテーマをカスタマイズする方法などを上級コースにする、といった具合です。

1-3. プライベートコースを作成する

3つ目は、プライベートコースを作成するという戦略です。Udemyのほとんどのコースは一般公開されていて、Udemyは割引をして宣伝してくれます。なので、一般公開したコースの料金を上げても売り上げはほとんど変わりません。つまり2万4000円の値付けをしようが、3000円の値付けをしようが、プロモーションがかかればどちらのコースも1200円や1800円で販売されるということです。

それでは値段を上げる意味があまりありませんので、プライベートコースを作成します。

プライベートコースは、一般公開されないコースになります。Udemyの検索バーで検索をかけてもヒットしません。なので、24,000円に設定したコースでも1,200円とかで安く売られることはなくなり、常に自分で決めた値段で、コースを販売することができるようになります。また、割引は通常コースと同じようにできます。

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プライベートコースにする方法は以下の手順です。

  • コースの管理画面から歯車マークをクリック
  • プライベート設定を「プライベート(招待のみ)」か「プライベート(パスワード保護)」に変更
  • 「プライベート(パスワード保護)」の場合は、パスワードを設定

「プライベート(招待のみ)」の場合は、受講生にリンクを配布し、申請をしてもらって、それを承認するという作業が必要になってきます。一方、「プライベート(パスワード保護)」の方は、受講生にコースのURLとパスワードをお伝えすれば、受講できるようになります。なので、個人的には「プライベート(パスワード保護)」の方がラクで良いと思います。

例えば、すでに一般公開しているコースのボーナスレクチャーにプライベートコースのリンクを埋め込んだり、宣伝目的のお知らせでプライベートコースを販売したりします。

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現在僕は、Udemyに関してこれら3つの戦略を導入しています。「関連コースを作る」「上級コースを作る」「プライベートコースを作る」の3つです。小手先のテクニックでもなく、アルゴリズムのバグを狙った裏技でもなく、ただシンプルに3つの戦略を地道にやり続けました。この資料を作っている時点で、まだ今月は十日しか経っていませんが、それでもすでに収益は$3000を超えています。今月は残り二十日あるので、おおよそ$3000の2倍から3倍ほどの収入になるのではないかと見込んでいます。毎月のおおよその収益が見込めるのも、Udemyのいいところですね。

ちなみに、プライベートコースの場合でも、値付けの上限は24,000円になります。なので、それ以上の値段で販売したい場合は、次の戦略を導入しましょう。

1-4. 独自のプラットフォームでコースを作成する

Udemyでプライベートコースを作成する以外にも、高額商品を販売する方法があります。それは、Udemy以外で独自の商品を販売するという戦略です。この場合は、プラットフォームの構築やプロモーションも全部自分でやる必要がありますが、値付けが自由なので、24,000円以上の商品を販売することができるようになります。

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いろんなやり方がありますが、Teachableなどのプラットフォームを契約することをお勧めします。Udemyのようにコースを作成することができますし、管理も非常に簡単です。コースを作成したら、URLをお客さんに配布するだけです。Teachable側で、決済も自動で行ってくれますし、売り上げも月一で自動的にPayPalに振り込んでくれます。

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これは僕と石崎さんがジョイントベンチャーで作ったmorefree.meというサイトです。ホームページはSquarespaceで作り、オンラインスクールはTeachableで運用しています。Udemyのボーナスレクチャーとブログを使って集客をしています。これはエバーグリーンローンチで回している仕組みなので、いったんセールスファネルを作ってしまえば、それ以降、ほぼやることはありません。このmorefree.meでは、5万円の商品と3万円の商品を販売しています。2万4000円以上の商品を販売して顧客単価をアップしたかったので、自分たちでスクールの管理をすることに決めました。

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ローンチしてから今日に至るまで、この1サイトだけで月々の不労所得がおおよそ20万円から30万円ほどあるので、悪くない数字だと考えています。もちろんこの20万円から30万円という数字には、僕たちがUdemyで得ているコース売上は含まれていません。

アクションリスト:Udemyの売上をさらに伸ばす方法

2. 収益性の高いウェブサイトを作成する

ブランド力を高めるためには、ウェブサイトを作成するのもお勧めです。Udemyにはいろんな規約があり、制限があります。例えば、コースの宣伝はボーナスレクチャーでしかやってはいけないとか、宣伝目的のお知らせは月に2回しか送信できないとか。

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しかし、自分のサイトを作成することで自由にコースを宣伝することができます。月に何度でもセールスができるようにもなります。自由にビジネスすることができるようになるんですね。

2-1. 使用するCMS

CMSはコンテンツ・マネジメント・システムのことで、ウェブサイトの構築や運用を簡易化するソフトウェアのことです。

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サイトを作成するにあたって、どんなCMSを使えば良いか迷うかもしれませんが、一番のオススメはWordPressです。無料ブログもたくさんありますが、規約の変更によって利用できなくなってしまう可能性があったり、商用利用できないサイトが多いです。しかも、自動的にサイトに広告が貼られてしまったりするのでオススメできません。一方、WordPressはそういった規約は一切ないので、自分の好きなようにサイトを作成することができます。

HTMLやCSSといったコードを知らなくても、プラグインを追加すれば対応できる場合も結構ありますので、初心者の方でも十分使っていけます。テンプレートも無料のものが用意されていますし、もっとデザインがカッコ良いテーマを使いたいのであれば、有料で販売しているサイトもありますので、探してみてください。

もし綺麗なデザインのサイトを作りたいのであれば、Squarespaceを使うのも一つのアイディアです。ただしSquarespaceは、WordPressほど有名ではないので、日本語のソースがほとんどありません。英語のドキュメントをどんどん読める方は、Squarespaceを使ってみるといいと思います。

2-2. 参考にするサイトを見つける

また、サイトを運営する上で、参考にするサイトを2つ3つ、ブックマークしておくことをオススメします。このサイトのデザインを真似したいなとか、このサイトの記事の書き方を真似したいなとかって思うサイトを見つけ、研究し、あなたのサイトに反映させていきましょう。海外で活躍している別のUdemy講師のサイトを見つけてみたり、Googleなどであなたのジャンルで有名な方のサイトを見つけてみましょう。

2-3. 記事を書く

サイトを立ち上げたら、まず初めに、次の3つの記事を書いていきましょう。

Aboutページ

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Aboutページというのは、自己紹介ページのことです。あなたの専門分野に関することやこれまでの経歴などを書いていきましょう。Udemyで教えているトピックに強く関連する自己紹介だと、より良いです。

リソースページ

リソースページというのは、あなたが使っているツールやサービスを一覧にしたページのことです。例えば、動画撮影で使用しているカメラの種類や動画編集ツールなどを一覧にします。特に受講生の数が増えてくると「どのウェブサービスを使っていますか?」とか「どんなカメラレンズを使っていますか?」といった質問をよく受けるようになります。なので、リソースページを用意しておくとURLを渡すだけで質問に答えられるようになります。

コース紹介ページ

このページでは、Udemyで公開しているコースや独自で展開しているコースなどを一覧にしたページです。リソースページのコース版だと思ってください。

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これら3つの記事は、WordPressで書いていく場合は、固定ページで作成していくことをお勧めします。そしてこれらのページが作成し終わったら、ブログを書いていきます。

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最初は、ブログ記事のアイデアが湧きにくいと思います。そんな場合は、よく受ける質問を記事にしていきましょう。例えば「Udemyでコースを作成するのにどんなツールを使っていますか?」という質問がよく来るのであれば、ツールの紹介(使い方も含む)をしたりですね。あとは、「どんな手順でコースを作成していますか?」という質問を受けるのであれば、あなたが普段コースを作成している手順を、ステップバイステップで書いたりしてみてください。

2-4. ブログは量よりも質

ただ、記事を作成する際に1つ注意していただきたいことがあります。それは、記事を大量に書けば良いというものではないということです。300字程度しか書いていなくて、しかも内容が薄い記事を100記事とか書いても全く意味がありません。むしろ逆効果です。この人はこんな情報しかくれないんだ、と思われてブランド価値が下がってしまいます。なので、お客さんの悩みを解決してあげられるような、質の高い記事を継続的に書き続けていきましょう。

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ブログとウェビナーだけで月々1000万円以上を稼ぐMariah Cozさんはこのように言っています。

I know I would rather read one AMAZING blog post once a week, than three mediocre blog posts every week. – Mariah Coz

訳:週に3回公開される普通の記事よりも、週に1回公開される素晴らしい記事を読みたい 僕は石崎さんの仕事も手伝っているので、内部の情報を知っているんですけど、石崎さんは毎週水曜日に1回ブログを更新するだけで、毎日40から50の見込み客リストを獲得しています。石崎さんの仕事ぶりを見ていると、毎日ブログを更新する必要はない、ということがわかります。

以前クライアントからこんな質問を受けたことがあります。「書くのが好きで、すでにアメブロに500記事を投稿しているのですが、WordPressに移行したほうがいいですか?」と。

彼女のアメブロを確認したところ、参加したセミナーや旅行先で食べたランチなど、日常を書き綴った600字程度の記事が大量に投稿されていました。趣味でやるなら別にいいんですけど、ビジネスでブログの更新をするのであれば、こういった質の低い記事を投稿するのはただの時間の無駄なので、今すぐやめたほうが良いということをお伝えしました。

厳しいアドバイスと思われるかもしれませんが、ビジネスは成果が出なきゃ意味がないので、正直にお伝えしました。ぶっちゃけた話、世の中にある99%のブログは、仮に彼らが「ビジネスのために真剣に取り組んでいた」としても、全くビジネスになっていないものばかりです。

覚えておいてください。ブログは量よりも質です。

3. Eメールマーケティング

オンラインビジネスをする上で、Eメールマーケティングも欠かせません。リストを獲得して、そのリストに対してセールスをしていきます。近年、TwitterやFacebook、instagramなどのSNSが増えてきているのに、メールを使うの?と思ったかもしれません。確かに、SNSだけでもセールスをして、商品が売れるかもしれません。でも、SNSはいわば、他人の土地を借りているようなものです。いつ運営会社が潰れるかわかりません。もし潰れてしまったら、ビジネスが成り立たなくなります。

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一方で、リストを集めておくことで、もしEメールプロバイダーが潰れても、リストは残ります。なので、別のEメールプロバイダーに乗り換えて、ビジネスを再開することができるようになります。こういった理由から、Eメールマーケティングは重要なんですね。

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また、メールはブログよりも読まれる傾向にあります。ブログは初見の方もたくさんいますが、メールの場合はそうではありません。大抵の場合、あなたのブログを読んで、気に入ってくれた方、興味を持ってくれた方がEメールアドレスを登録してくれるわけなので、多かれ少なかれあなたに興味がある方が集まっています。なので、ブログよりも読まれやすいんですね。つまり、ブログでセールスするよりも、メールでセールスする方がより商品を購入してくれやすくなる、ということになります。

3-1. Eメールマーケティングのやり方

Eメールマーケティングを始める前に、一つ頭に入れていただきたいことがあります。それは、お客さんは簡単にはEメールアドレスを登録してくれないということです。やっぱり、Eメールアドレスは個人情報なので、単純に「Eメールアドレスを登録してください!」という文言だけならお客さんは、あなたがよっぽど有名なブロガーでない限り、Eメールアドレスを登録してくれません。なので、Eメールアドレスを登録しても良いかな、と思わせるようなプレゼントを用意する必要があります。

そのプレゼントというのは、eBookやワークブック、チェックシート、ビデオコンテンツ、音声コンテンツなどです。魅力的なプレゼントを用意すれば、お客さんは、そのプレゼントと引き換えにEメールアドレスを登録してくれるようになります。ちなみに、この無料プレゼントは、海外では「リードマグネット」と呼ばれています。

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morefreeのウェビナーマスタークラスでは、ウェビナーのチェックリストというリードマグネットを配布しています。このスクリーンショットを見ていただくとわかりますが、コンバージョン率が25%あります。これは、結構良い数字ではないでしょうか?

3-2. Eメールプロバイダーを契約する

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Eメールプロバイダーを契約する際も注意点があります。それは日本のサービスは利用しない、ということです。メールの到達率が悪いということが言われていますし、マーケティングオートメーション(自動化)といって、いろんなツールを連携させることができません。なので、海外のものを使うことをお勧めします。海外の中でも、僕がお勧めするEメールプロバイダーは、ConvertKitです。以前は、MailChimpも使っていました。でも、ConvertKitの方が使い方が簡単で、初心者でも1週間くらいあれば、基本的な操作はできるようになると思います。

3-3. ステップメールを作成する

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Eメールプロバイダーを契約したら、ステップメールを作成していきます。ステップメールは、リストに対して送っていきます。僕が実際に作成したステップメールは以下の10通から構成されています。

1通目:ウェルカムメール

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最初のメールはウェルカムメールです。ここでは、簡単な自己紹介はもちろん、これから送っていくメールコンテンツがユニークであることを伝えます。このユニークさを伝える方法は、いろいろあると思います。中でも、「よくある一般的なやり方は間違いである理由」や「これから扱う内容が正しい理由」を伝えると、比較的簡単にユニークであることが伝わります。

例えば、morefreeのビジネスでは「収益性の高いブログを作る方法」というメールコースがあります。ここでは、自分で商品を作り販売する方法を伝えています。ブログで稼ぐ方法としては、Googleアドセンスやアフィリエイトが有名です。でも、これらの一般的な稼ぎ方は正しくないことを、理由を含めて伝えています。同時に、自分で商品を作り販売する、ということがいかに正しい稼ぎ方なのかを伝えます。こうすることで、ユニークさを出すことができます。

また、ウェルカムメールの最後では、これから送っていく教育コンテンツの目次をリストアップしておきましょう。

2~9通目:教育コンテンツ

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2通目から9通目は、教育コンテンツを送信しています。ここでは、商品の売り込みはせずに、純粋に価値ある情報を伝えます。「収益性の高いブログを作る方法」では、以下の内容をお伝えしています。

  • レッスン1:収益性の高いブログの要素
  • レッスン2:あなたの参入ジャンルを決定する方法
  • レッスン3:リストに始まりリストに終わる
  • レッスン4:脱ゴミ記事!ピラーページの作り方
  • レッスン5:見込み客が欲しくなる商品を作る方法
  • レッスン6:働く時間を半分にして2倍お金を稼ごう
  • レッスン7:小さなリストで収益を生む秘訣
  • レッスン8:彫刻家になり情け容赦なくタスクをこなす

これらのコンテンツは、一から作成する必要はありません。すでにあるブログ記事や動画コンテンツ、音声コンテンツなどを再利用してもOKです。

10通目:まとめ&プロモーション

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ステップメールの最後は、まとめとプロモーションです。今まで送ってきた教育コンテンツを簡単にまとめます。そのあとに、販売したいコースや商品を宣伝していきます。プロモーションの文章では、販売するコースで学べることはもちろん、お客さんが得られるベネフィットを伝えます。

ベネフィットというのは、お客さんがプロモーションする商品を購入することで、どんなことができるようになるか、どう変化することができるかということです。このベネフィットは、複数記載していきましょう。

また、このプロモーションでは、必ず締め切りを設けます。締め切りを設けないと、「1ヶ月後でも、半年後でもまた買えるからいいか」と思われて、購入が後回しにされます。そして、結局購入してくれない、というのもあるでしょう。なので、必ず締め切りを設けます。

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あとは、クーポンを発行するのも効果的です。この場合、必ず、売り切れるような数に設定しておきましょう。10人のリストしかいないのに、10枚も発行してしまっては売り切れない可能性が高いです。そうではなく、10人しかリストがいないのであれば、2枚とかに数を限定します。このように、締め切りとクーポンの発行数を限定することによって、コースの希少性が高まるので、よりお客さんは購入したい、と思ってくれます。仮に発行したクーポンが売り切れ、一定数の人たちがクーポンを使えなかったとしても、彼らは次回のセールスで「急いで買わなきゃ」と思ってくれるはずです。

4. YouTubeでコースを販売する

売上を伸ばす4つ目の戦略としては、YouTubeがあります。人によっては、Udemyでいろんなジャンルのコースを作成しているかもしれません。例えば、英語関連のコースとかマーケティング関連のコースとか。その場合はチャンネルを分け、必ず1つのチャンネルから、同じような悩みを抱えたお客さんを集められるようにしましょう。

また、定期的に動画を投稿するというのも大切です。ブログやUdemyでも言えますが、更新しないとあなたの存在が忘れ去られてしまいます。なので、定期的にコンテンツを配信し続けましょう。

4-1. YouTubeにアップする動画のアイデア

それで、YouTubeで動画を投稿してプロモーションしていくということなんですけど、最初はどんな動画を投稿すれば良いかわからないかもしれません。でも、ご安心ください。次の3つのアイデアから好きなものを選んで投稿していきましょう。もちろん全部でもOKです。

アイディア#01:Udemyの無料コースのコンテンツを全てアップロードする

まず1つ目は、Udemyの無料コースのコンテンツを全てアップロードするというものです。無料コースは、YouTubeにも同時に投稿してOKなので、Udemyで無料で公開しているコースがあれば全部のレクチャーを投稿しましょう。

アイディア#02:Udemyの有料コースのコンテンツを20%ほどアップロードする

無料コースなら、全部の動画をYouTubeにアップしてもOKです。ただし、有料コースに関しては、全部投稿してはいけません。当たり前といえば、当たり前ですが。Udemy側は正確な量は提示していませんが、20%ほどアップロードしてもOKだと僕たちは考えています。有料コースの一部をYouTubeにアップロードしてもいいということは、Udemyのスタッフにも確認をとりました。

アイディア#03:よく聞かれる質問を動画にして投稿する

3つ目のアイデアは、ブログと同じように、お客さんから頻繁に質問されることを動画にして、それをYouTubeに投稿するというものです。この場合、ブログにも同じ内容の記事を投稿しましょう。

4-2. YouTubeの概要欄の使い方

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また、YouTubeの概要欄には、自由に動画の詳細などを記入することができます。なので、概要欄も有効活用しましょう。いろんな使い方ができます。例えば、コースのリンクを埋め込んでコースを販売したり。もしくは、概要欄でコースを販売するのではなく、リストを獲得するためのランディングページにお客さんを飛ばしてもOKです。

5. ウェビナーを運営しコースを販売する

オンラインで商品を販売する方法は、セールスレターやステップメールが有名ですが、現在はウェビナーが最も効果的な手法です。エバーグリーンウェビナーを含め、僕たちはこれまでにいくつものウェビナー開催してきました。その中でも、ウェビナーの成約率は驚異的です。ウェビナー参加者の半分以上が商品を購入してくれることもあります。

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石崎さんも「ウェビナーの成約率は50%を超える」と言い切っています。これまで、セールスレターで成約率が1%出れば上出来!というような世界で生きてきた人には驚きの数字だと思います。

他にも、以下のようなメリットがあります。

  • リストを短時間で爆発的に増やすことができる
  • ライブチャットやQ&A形式を導入した場合、お客さんと直接やりとりできる
  • YouTubeにアップしたり、商品として販売することもできる

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セールスレターやステップメールで商品を販売する場合、比較的、教育に時間がかかります。ステップメールの場合、1週間にわたって教育をして、それからセールスをするというようなプロセスを経ます。以前、販売していた商品なんかは、30通ほどのステップメールを組んでいました。しかし、ウェビナーの場合は、1,2時間程度でお客さんを教育することができます。

そもそも、ウェビナーは動画配信なので、テキストベースのセールス手法には不足している、視覚情報が豊富です。しかも、顔出ししてウェビナーを行えば、よりお客さんと信頼関係を築くことができます。さらに、チャットを導入することで、お客さんと直接やり取りができるので、ウェビナーが終わるころには、「この人からもっと学びたい!」と思わせることができるようになります。なので、ウェビナーは、コンバージョンが高い優れたセールス手法なんです。

5-1. プラットフォームを選択する

ウェビナーを運営できるツールやサービスとしては、ClickFunnelsやEverWebinar、WebinarJamなどの有料のものもありますが、YouTubeなら無料で運営できます。ただ、YouTubeの場合は、WordPressやSquarespaceにウェビナーのためのページをDIYで作成する必要があります。

5-2. ライブ形式か録画形式か選択する

次に、ライブでウェビナーを運営するのか録画した動画をウェビナーとして利用するか決めましょう。もちろん、ライブでやったほうがよりコンバージョンは高くなります。YouTubeを使ってライブウェビナーを運営する場合は、YouTube Live機能を使えばOKです。

録画形式のウェビナーにする場合は、一旦、YouTubeなどに動画をアップロードしておきます。アップロードする場合は、一般公開にしてしまうと、ネットが閲覧できる人全員が視聴できるようになってしまいます。なので、限定公開にしておきましょう。そして、リンクを取得し、WordPressなどのサイトにリンクを埋め込みます。あとは、記事のリンクをお客さんにシェアする、という流れです。

ちなみにビジネスパートナーの石崎さんは、ClickFunnelsを使ってオートウェビナーを運用しています。月々3万円近くのランニングコストがかかっていますが、それ以上のリターンを得ているそうです。ウェビナーはライブが良いという人もいれば、石崎さんのようにもっぱら録画形式だけを使う人もいるようです。あなたのライフスタイルやワークスタイルに合わせた手法を選択してください。

5-3. ウェビナーのトピックを決める

ウェビナーの形式を決めたら、次はウェビナーのトピックを決めましょう。トピックは、かなり絞り込みます。ウェビナーは、約1,2時間なので、その中で何かしらの目標が達成できるような内容にします。例えば、「WordPressの使い方」という漫然としたトピックではなく、「WordPressでリソースページを作成する方法」のように、ウェビナーで何が学べるのかが一瞬でわかるようなトピックを選びます。

5-4. ウェビナーで話す内容

ウェビナーで話す内容は以下の通りです。

ウェビナーで話す内容とその順番

話す順番#01:ウェビナーのイントロダクションと自己紹介

まずはウェビナーで扱う内容の説明や簡単なあなたの自己紹介をします。ブログの運営に関するウェビナーをするのであれば、これまでのブログ運営の経歴を話します。例えば、「ブログを始めて1年くらいは全くといって良いほどトラフィックが集まらなかったけど、ある戦略を導入したら、100万PVを達成しました。」みたいな感じです。

話す順番#02:チャットでお客さんと会話する

ここでは、お客さんのエンゲージメントを高めるために、チャットでやり取りします。そうすることによって、ウェビナーを最後まで見てもらいやすくなります。

話す順番#03:コンテンツ

そしたら、本題に入ります。ここでは、セールスのことは考えずに、純粋に価値を提供しましょう。

話す順番#04:まとめ

ここでは、本題のところで話した内容をまとめます。さらに、本題で伝えた内容は、理論ではなく、あなたが実際にやってきて培ったノウハウだということを伝えます。

話す順番#05:売り込み

次に、売り込みです。ウェビナーで伝えたノウハウは、売り込みたい商品の一部であることや商品は網羅的であることなどを伝えます。

話す順番#06:Q&A

最後に、Q&Aです。ライブウェビナーの場合は、お客さんから質問を募集して、その質問に答えていきます。録画形式の場合は、あらかじめ、よく聞かれる質問を何個か用意しておいて、それに答えていきます。

アクションリスト:ウェビナーで話す内容

6. EAの効果的な使い方

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Udemyでは、Educational AnnouncemenとPromotional Announcementという2種類のお知らせを送ることができます。前者は、教育目的のお知らせで月に4回まで送ることができます。後者は、宣伝目的のお知らせで、月に2回まで送ることができます。

EAは、お客さんとの関係性を構築するために使います。月に4回送信することで、お客さんに自分のことを知ってもらい、信頼関係を構築します。そうすることで、他のコースを購入してもらいやすくなります。

6-1. EAの事例

僕の場合は、EAでは、ブログ記事を紹介しています。他にも、コースにレクチャーを追加したり、変更を加えた場合は、その連絡しても良いですね。とにかく、お客さんとの関係性を深めるために、頻繁に連絡をすることがEAを使う上でポイントになってきます。僕が受講している講師の方の事例を、次にご紹介します。

Chrisさんの事例

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Chrisさんは、Udemyで最も有名な講師の1人です。彼は、MBA関連のコースを中心に展開しています。つい先日届いたEAでは、YouTubeの動画をいくつか紹介されていました。受講生の悩みやよく受ける質問を動画にしてYouTubeにアップして、それをEAでシェアしても良いですね。

Philさんの事例

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PhilさんもUdemyで最も有名な講師の1人です。彼は、ビデオ編集やコース作成のコースなどを展開しています。この前届いたEAでは、コースを作成するのに必要なガジェットやツールの紹介をしているブログ記事をシェアしていました。つまり、リソースページです。ただ、ガジェットやツールを並べただけのリソースページではなくて、どういった方にどんなツールがオススメなのか、詳しく書いたページを紹介するようにしましょう。

Robさんの事例

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Robさんは、ウェブ開発が専門の有名な講師です。彼のEAでは、SurveyMonkeyというサービスを利用して、アンケートを取っていました。アンケートは、次のコースのアイディアを得るのに最適です。SurveyMonkeyの他にも、Googleフォームを使ったり、コースのQ&Aにアイディアや悩みを投稿してもらうというのも良いかもしれません。

Educational Announcement(教育目的のお知らせ)の事例集

7. PAの効果的な使い方(PAでコースを宣伝する)

オンラインコース  いつでも どこでも  Udemy

EAでは、Udemyの他のコースを宣伝することはできませんが、PAでは所有しているUdemyのコースを宣伝することができます。

7-1. PAのプロモーション方法

PAでコースを宣伝する場合は、クーポンを発行します。講師によっては、1300円とか、1400円のクーポンを配布している場合もあります。でも、シンプルに最安値の1200円でOKです。

他には、3種類のクーポンを発行するというプロモーションの方法もあります。例えば、¥1200×3枚、¥1500×5枚、¥1800×10枚みたいな感じです。いろんなやり方がありますので、それらを試してみてください。

Promotional Announcement(宣伝目的のお知らせ)の事例集

7-2. PAのポイント

PAを送るポイントは、次の2つあります。

ポイント#01:締め切りを設ける

1つ目は、締め切りを設けるということです。締め切りを設けないと、「1ヶ月後でも、半年後でもまた買えるからいいか」と思われ、購入が後回しにされます。そして、割引になっていることさえも忘れ去られて、結局購入してくれなかったというのもあります。なので、必ず期間を限定する必要があります。

ポイント#02:数量を限定する

2つ目は、数量を限定するということです。期間を設け、さらに数量も限定することで、お客さんに今すぐ購入する必要があるということが伝わります。こうすることで、今すぐ購入するインセンティブを与えることができるので、購入が後回しにされることは少なくなります。

また、数量を限定するということは、PAを送った時だけではなくて、次のPAの時も有効になってきます。なぜかというと、数量を限定することで、コースを購入したかったのに購入できなかった、というお客さんが出てくるからです。そうなると、次は早めに購入しようというインセンティブが働いて、購入してくれるようになります。

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上のスクショは、2018年の12月のものです。Udemyの力ではなく、自分でプロモーションした売り上げです。「DEC1200」がこの月に送ったPAのクーポンコードになります。$240なので、日本円で¥26,000円ほどの収益が上がりました。

アクションリスト:Promotional Announcementでコースを宣伝する方法

Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法

Last updated on 2018年12月3日 By 石崎 力也

Udemyのコース収入だけで8桁の収入を超えるのは簡単ではありません。僕がこれまで記録した最高の売上が$6700ですから、70万円ほどです。

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もちろんプログラミングなど、Udemyと相性のいいトピックを選べば70万円以上を稼ぐことは可能かもしれませんが、それでも年間1000万円以上を稼ぐことは容易ではありません。

しかしあなたが、自社商品を販売するという判断をすれば、それほど苦労することなく8桁の収入を突破することができます。

今手元に昨日の自社商品販売のデータがあるのでそれをシェアさせていただきます。1日で48万円の収入でした。

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別に誰かに信頼してもらうために僕は働いているわけではないんですけど、もし信用できないのであれば、今一緒にカフェで作業をしている根本さん(左)と山田さん(右)に聞いてみてください。石崎力也は本当に1日に48万円を稼いでいるのかどうかを。

ちなみにこの48万円は、何かプロモーションを打ったわけではなく、完全にエバーグリーンで回しているビジネスモデルから得た収益です。僕がライブで何かをプロモーションをやれば、もっともっと大きな金額を稼ぐことができます(・・・っていう話をうちの母親に話したら「えー!じゃあそのお金でシステムキッチン買ってよ」と反応されました。)

さておき。

もしUdemyで8桁の収入を突破したければ、次のステップを踏んでください。僕、そして写真の中にいた根本さんや山田さんが、やっている方法&やってきた方法です。

  1. フロントエンド商品を作成する
  2. バックエンド商品を作成する
  3. オプトインページを作成する
  4. ステップメールを作成する
  5. 購入者メルマガを作成する
  6. オプトインページをボーナスレクチャーに設置する

STEP 1: フロントエンド商品を作成する

Udemyで毎月$2000の収入が入るようになったら、次は自社商品を販売しましょう。自社商品はフロントエンド商品とバックエンド商品の2つを用意します。

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いきなり自社商品を買ってくれる人は少ないので、ステップメールを用意してお客さんを教育します。教育したのち、フロントエンド商品を販売します。

まずは次のフローを覚えておいてください。

  1. Udemyで$2000を安定的に稼ぐ
  2. ボーナスレクチャーにオプトインページを用意する
  3. ステップメールを流す
  4. フロントエンド商品を販売する

さて早速フロントエンド商品を作りましょう。

イレジスティブルオファーを作る

フロントエンド商品は、イレジスティブル(断れない)である必要があります。オファーを強くするということです。次の2つのオファーを比べてください。どちらが魅力的でしょうか?

1

  • りんご1個100円
  • りんご1個200円

人は安い方のオファーを「強い」と判断する傾向にあります。では次は?

2

  • りんご1個100円
  • りんご2個100円

人は多い方のオファーを「強い」と判断する傾向にあります。では次は?

3

  • りんご2個100円
  • 今だけりんご2個で100円

人は限定性のあるオファーを「強い」と判断する傾向にあります。では次は?

4

  • 今だけりんご2個で100円
  • りんご2個で100円。今だけペティナイフ付き。

人は特定のあるオファーを「強い」と判断する傾向にあります。では次は?

5

  • りんご2個で100円。今だけペティナイフ付き。
  • りんご2個で100円。今だけペティナイフ付き。味に満足されなければ全額返金いたします。ペティナイフは返す必要はありません。

人は返金保証のあるオファーを「強い」と判断する傾向になります。

こんな風に同じ商品を売っているだけでも工夫次第でオファーを強くできることを覚えておいてください。オファーがある強度を超えるとイレジスティブルになります。

オファーを強くする方法

僕たちは「ステップ 0:あなたのスキルを動画コンテンツにして販売する方法」というフロントエンド商品を販売しています。この商品は「安い」と「特典」と「返金保証」の3つを使ってオファーを強くしています。

フロントエンド商品がどういうものかを理解したければ、実際にこの「ステップ 0:あなたのスキルを動画コンテンツにして販売する方法(4900円)」を購入して視聴してみてください。このフロントエンド商品はワークブックと動画コンテンツから構成されています。

ACTION

  • あなたのフロントエンド商品はなんですか?
  • フロントエンド商品をいくらで販売しますか?
  • フロントエンド商品のコンテンツタイプはなんですか?(例:スクリーンキャスト動画とワークブック)
  • あなたはどのようにしてフロントエンド商品のオファーを強くしますか?

ステップ 2:バックエンド商品を作成する

Ss 3

フロントエンド商品が集客商品であるのに対しバックエンド商品は利益商品です。バックエンド商品を高額にすることで、販売者は大きな利益を得ることができます。

高額商品を販売することはそれほど難しいことではありません。少なくとも1万円の商品を売るのと100万円の商品を売るのに、100倍の難易度の差はありません。高額な商品を販売した人にしかわからないことですが、高額商品って売れるんです。売ってみないとわからないことなんですけど。買ってくれる人が必ずいるんです。

videocreation.cloud の場合、バックエンド商品に「ステップ 2:Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法(5万7900円)」を設定しました。フロントエンド商品が4900円であるのに対して、バックエンド商品はその10倍の値段です。

バックエンド商品はフロントエンド商品よりも高額ですから、商品のボリュームは大きい方がいいです。

さらにバックエンド商品は、ステップバイステップ形式にして、お客さんが何か具体的な成果物を得られるようなコンセプトにすると売れやすい傾向にあります。

例えば、videocreation.cloudのフロントエンド商品は「ステップ 1:あなたのスキルを動画コンテンツにして販売する方法(4900円)」ですが、この商品はあくまでも動画コンテンツを作ってそれを販売する方法を教えているだけです。一方、バックエンド商品の「ステップ 2:Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法(5万7900円)」は、ステップバイステップ形式の講座になっており、かつUdemyや8桁の収入という具体的なプラットフォームや具体的な成果物がタイトルに含まれています。

もちろん商品のボリュームはバックエンド商品の方が大きいです。

商品の作り方は、基本的にはフロントエンド商品と同じです。ステップ 2:Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法(5万7900円)のコンテンツタイプは多岐にわたっており、一眼レフで撮影した対談ビデオ、スクリーンキャスト動画、ワークフロー、チェックリストなどです。

商品を購入した人は「わお!こんなに濃いノウハウを、こんなにたくさんのコンテンツをもらえて嬉しい!」と思ってもらえるような量と質を意識して作りこみました。

ACTION

  • あなたのバックエンド商品はなんですか?
  • バックエンド商品をいくらで販売しますか?
  • バックエンド商品のコンテンツタイプはなんですか?(例:スクリーンキャスト動画とワークブック)
  • 合計で何ステップの商品ですか?
  • それぞれのステップを書き出してください。
  • バックエンド商品の具体的な成果物はなんですか?

ステップ 3:オプトインページを作成する

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オプトイン(opt in)。お客さんが選択的にメルマガに参加するという意味です。僕たちがどこか名簿業者からメールアドレスを買ってきたりはせず、お客さんがお客さんの意志でメルマガを読むことを事前に承認する、という意味です。

リードジェネレーションとか、ランディングページとか、スクイズページとかいろんな呼ばれ方がありますけど、どれも同じ意味です。

お客さんが「お!」と思えるようなアイキャッチな画像やヘッドラインを用意して、お客さんにメールアドレスを入力してもらいます。

リードマグネットという無料プレゼントをオファーすることで、オプトイン率を高めることができます。

あなたがインターネットビジネスの上級者であれば、オプトインしてもらった後に、いきなり高額商品を販売することも可能です。videocreation.cloudのモデルでは、Udemyのボーナスレクチャーに「ステップ 2:Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法(5万7900円)」の販売案内を設置しています。

これが僕たちのオプトインページです。一眼レフカメラと高価なレンズを使って、良い写真を撮りました。山奥のロッジを三日間借りて、セールスページやオプトインページに使う写真をパシャパシャと撮影しました。

オプトインページは、セールスファネルの入口なので、この部分がしょぼいと「あ、この人たちは実力がないんだな」と判断されて、メールアドレスすら落としてくれません。

いちげんさんのお客さんでも「おぉ」と唸ってしまうようなオプトインページを作るのがコツです。

ちなみに僕たちはSquarespaceというサイトを使ってオプトインページを管理しています。

ACTION

  • オプトインページにどんな工夫をしてお客さんのアテンションを惹きつけますか?(例:カメラマンを雇って写真を撮影する)
  • オプトインページはどのウェブサービスで作りますか?(例:Squarespace)
  • ステップ 4:ステップメールを作成する

ステップ 4:ステップメールを作成する

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大抵の場合、お客さんはクールです。このクールな冷たいお客さんをあっためるのがステップメールの役割です。信頼していない状態から信頼している状態に変える、と言い換えても良いかもしれません。いきなり商品を「はい、買ってください」とオファーしても購入してもらえませんが、ステップメールを通してなんらかの価値を提供し、信頼を獲得できたのであれば、その後に「はい、購入してください」とオファーしたとしても買ってくれる人はいるはずです。

何通のメールを用意すれば良いでしょうか?1万円程度の商品であれば、7通もあれば十分です。1万円以上の商品を販売するのであれば、9通、14通と数を増やしていった方がいいでしょう。ただし長すぎるのはダメです。なぜなら、お客さんの集中力が持たないからです。

あまりにも何通もメールを送り、お客さんが十分にあったまっていれば、きっとお客さん「早く売ってくれよ!」と思うでしょう。人には売って欲しいタイミングというものがあるのです。

またステップメールを書きすぎると、回収までの期間が長くなるため、あなたがシンドくなるという可能性もあります。1週間後に10万円をもらうのと、1ヶ月後に10万円をもらうのであれば、やっぱり1週間後にもらった方が嬉しいはずです。売上の回収は早くする、これはビジネスの基本です。

さて、ステップメールには何を書けばいいでしょうか?

これはもう、僕たちの具体的なステップメールを確認していただくしかありません。

僕たちが何を意識してメールを書いているかは伝えることができます。

僕たちは「価値の提供」を意識して文章を書いています。

何か具体的な効果をお客さんに与えるようにしています。

この記事だって、やはり「価値の提供」を意識して書いています。

あなたが「なるほど」と思ってくれることが1つでもあれば嬉しいなと考えています。

そうやって価値を提供し続けることで、お客さんは僕たちのことを信頼してくれるようになります。

僕たちはステップメールを、ConvertKitで運用しています。MailChimpに比べて値段が若干安いです。

「ステップ 2:Udemyで8桁の収入を稼ぐ方法(5万7900円)」の商品を販売するために、僕たちは5通のステップメールを用意しており、第1通目からセールスをして第5通目で販売終了の告知をしています。

ACTION

  • 何通のメールを書きますか?
  • 販売期間は何日にしますか?
  • どのメルマガ配信会社を利用しますか?(例:ConvertKit)

ステップ 5:購入者メルマガを作成する

ステップメールと購入者メルマガの違いは、売る商品です。ステップメールはフロントエンド商品を販売するためのメルマガ。購入者メルマガはバックエンド商品を販売するためのメルマガです。読み手は大きく違います。何が違うかわかりますか?

  • ステップメールの読者:まだお金を払っていない見込み客
  • 購入者メルマガの読者:もうすでにお金を払った購入者

そう、違いはお金を払ったかお金を払っていないかの違い。ここがポイントです。

購入者メルマガの場合は、お客さんはすでにあなたのことを知っているから、わざわざ自己紹介は必要ありません。また、ステップメールで行ったような教育も不要です。なぜならすでに教育が済んだ人たちが購入者メルマガの中にいるからです。

じゃあ購入者メルマガでは何をすればいいか?

やはりここでも「価値の提供」です。

ただし「価値」の次元が異なります。

購入者メルマガでは、もっと具体的な価値を提供してください。切り口を絞り込んでください。絞り込めば絞り込むほどお客さんのニーズが顕在化してきます。絞り込めば絞り込むほど、お客さんが脱落していきます。ある人は「こんな情報は知りたくない」と思うでしょう。一方、最後まで読み続けてくれた人たちは、高い確率で商品を購入してくれます。

次の3つを比較してみてください。

  • ダイエット
  • 軍隊式ダイエット
  • 2ヶ月で痩せられる!軍隊式ダイエット

当然ですが、一番最後の「2ヶ月で痩せられる!軍隊式ダイエット」という切り口が最も具体的です。こういったメルマガを最後まで読んでくれた人は、きっと2ヶ月で健康的に体重を絞りたい人だろうし、バナナダイエットのような怪しい手法ではなく、しっかりと努力を伴った方法で痩せたいと考えているはずです。

 

そんな彼らに「○リーズブートキャンプ」を販売することはそれほど難しいことではありませんね。

では、どうやって購入者メルマガを配信するのか?

ステップメールで使ったメルマガ配信会社をそのまま使ってください。ConvertKitにはタグをつける機能がありますから、商品を購入してくれた人に[購入者]というタグをつけましょう。MailChimpはタグもグループ機能も両方ありますのでどちらか片方を使って[購入者]と[見込み客]を分けてください。

で[購入者]というタグがついた人に、購入者メルマガを自動で配信するRuleを設定します。これもConvertKitやMailChimpで簡単に設定できます。

フロントエンド商品の購入直後に次の商品を販売すると嫌がられますから、ある程度の視聴が終わった後に購入者メルマガを配信するようにしましょう。それもやはりConvertKitやMailChimpで設定することができます。

フロントエンド商品の販売と同様にバックエンド商品も締め切りを設けると成約率が高まります。

僕たちは締め切りツールにDeadline Funnel を使っています。

ACTION

  • 何通のメールを配信しますか?
  • 購入者にどんな具体的な価値をしますか?
  • どの締め切りツールを使いますか?
  • 販売期間は何日にしますか?

ステップ 6:オプトインページをボーナスレクチャーに設置する

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さて、セールスファネルが完成しました。あとはお客さんをファネルの中に取り入れるだけです。その入り口がオプトインページです。

じゃあどこにオプトインページを設置するか?はい、Udemyのボーナスレクチャーです。

Udemyはボーナスレクチャーの利用を認めています。ここでは自分が書いた本の紹介や、自社商品の販売、コンサルティングサービスの販売を認めています(僕は、アメリカのUdemyスタッフに直接連絡して確認しています)。

オプトインページにはだらだらと長い文章を書く必要はありません。

シンプルにオプトインページにジャンプしてもらってください。

クリックしてもらうことが重要です。

あなたのオプトインページに誘導するURLを設置したら、すべて完成。

あとはセールスファネルの細かい部分の修正を繰り返してください。

僕はそうやって8桁の収入を稼ぎましたし、僕のクライアントも同じようにしてその売上目標を達成しています。

ACTION

  • オプトインページのURLをUdemyのボーナスレクチャーに設置する

セクション9:Udemy講師になりコースを公開する

Last updated on 2018年3月20日 By 石崎 力也

ステップ41:Udemyの講師ダッシュボードについて

この時点であなたはレクチャーを持っています。いよいよUdemyにそれを公開する時です。今から、Udemyでコースを公開する方法をお伝えします。どうやるか、何に気をつけるべきか、しっかりと学んでくださいね。

Udemyでサインアップする

まずUdemyでアカウントを作りましょう。アカウントを作ったら、ログインします。

https://www.udemy.com/home/teaching/

こちらのURLに直接アクセスしてもいいし、次の2つの方法でコースを作成してもいいです。

 

 

 

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コースタイトルを決める

「メキシコ料理の作り方」や「特選12レシピ!美味しいメキシコ料理」でもなんでもいいです。魅力的なタイトルをつけてください。タイトルを決めたら、すぐにポップアップメニューが出てきます。Udemyのアンケートですね。これに答えても答えなくてもどっちでもいいです。

コースインフォメーションを埋める

タイトル、サブタイトルを埋めます。タイトルはすでに記入した通りです。サブタイトルは、タイトルをさらに説明的にしたものです。ここに埋め込んだキーワードは、検索可能なものである必要があります。ちなみにタイトルもサブタイトルも、金銭的な約束をしてはいけません。

  • 100万円稼げる、料理動画の作り方

これはダメです。Udemyと長く付き合っていくためにも、彼らのポリシーはしっかりと確認しておいてください。最後にカテゴリーを決定します。適切なものを選びましょう。料理の場合であれば、Lifestyle > Food で選択できます。

コースサマリー(コースの説明)を埋める

サブタイトルをさらに説明的にしたものです。コピーライティングの技術を駆使して、見込み客を顧客に変える文章を作りましょう。コースサマリーは、成約率にダイレクトに影響します。

嘘をつかない

当たり前のことですが、タイトルもサブタイトルもコースサマリーも嘘をついてはいけません。ここで大きな約束をしてしまうと、あとでそれを履行できなかった場合、受講生からクレームを受けることになります。

サムネイル

サムネイルは、自分で作ってもいいし、Udemyの専属デザイナーに頼んでもいいです。専属デザイナーに頼む場合、イラストと写真を選べます。料理のコースであれば、写真を選ぶのが無難です。

価格を決定する

最初は無料でリリースした方がいいです。特に1つ目のコースは、無料で様子見をしましょう。受講生の数が少ない講師、受講生の数が少ないコースは、なかなか購入されません。無料であれば、受講生を集めることができます。無料コースでリリースして、100人ほど集まったら有料コースに切り替えるといいですね。

ステップ42:コピーライティング

コピーライティングとは何か?説得するための文章のことです。特に、読み手に行動を促す時に使われる技術です。そのほとんどは、商品の購入を促すために使われます。僕らの目指すところも「見込み客に商品を購入してもらう」です。魅力的なタイトルをつけてクリックしてもらっても、コースを購入してもらえなかったら意味がありません。

1. ペルソナを作る

セールス文章を書く時、まず最初にしなければいけないのはペルソナを作ることです。ペルソナとは、ターゲットのことです。あなたの商品を購入してくれるであろう理想的な顧客のことです。ペルソナを明確にすることで、ペルソナが反応する文章を書くことができます。

売れないコースのセールスページには共通の特徴があります。それは「自分の言葉で書いている」です。これはUdemyに限ったことではありません。ビジネス全般において、失敗しているものは、すべて自分の言葉で書いています。覚えておいてください。コピーライティングの基本は「相手の言葉で書く」です。考えたらすぐにわかることです。

あなたはコピーライターです。テレビCMの台本を作る仕事を広告主から頼まれました。2つの商品を売ります。

  1. 5歳の子供に売るピアノのおもちゃ
  2. 37歳の主婦に売る洗濯用洗剤

あなたは自分の言葉で台本を作りますか?作りませんよね?5歳の子供がわかるような文章でおもちゃを魅力的に伝えます。37歳の主婦が欲しくなるような文章で洗剤を魅力的に伝えます。当たり前のことですよね。なぜか自分のビジネスとなると、盲目的になり、当たり前のことを忘れてしまいます。

ちなみに、どうやったら5歳の子供の言葉遣いが理解できるでしょうか?簡単です。5歳の子供を見つけて、彼らと話してください。37歳の主婦が使う言葉も、本当に存在する37歳の主婦から学べばいいのです。その具体的な誰かがまさにペルソナです。

高い成約率を叩き出すセールスライターはいつも、こういったリサーチを欠かしません。とはいえ、リサーチにかける時間がない場合は、想像上の人物を頭の中でこしらえるしかありません。想像上のペルソナのデモグラフィック情報をリストアップしてみてください。

  • どこに住んでいる?
  • 年収は?
  • 性別は?
  • 何に興味がある?
  • 学歴は?
  • 職業は?

複数のペルソナを作る必要はありません。具体的な誰か一人を造りあげてください。繰り返しますが、実際にいる人物がベストです。僕の場合は、すでに顧客がいるので、彼らのうちから理想的な一人をピックアップして、その一人だけに届くメッセージを書いています。

2. ペルソナの悩みをあぶり出す

商品販売の基本は問題の解決です。Googleがあそこまで大きくなったのは、人々の検索行動の基本は問題の解決であり、検索エンジンはそれを無料で行っているからです。キーボードを叩けば、大抵の問題が解決します。キーボードを叩いても解決されない問題を僕たちのコースが解決するんです。

さておき。人は問題を解決するためにお金を払います。幼稚園を利用するママは、お金を払ってでも「働く時間を確保したい」という悩みを解決したいわけです。あなたがただ「メキシコ料理のレシピ」をお客さんに渡すだけではありません。彼らはなんらかの不満や悩みを抱えています。

  • Amazonにはメキシコ料理のレシピ本がたくさんあるけど、文字ばっかりでわかりにくい
  • 日本にいながらメキシコ料理の食材を手に入れる方法がわからない
  • メキシコレストランで食べた美味しいトルティーヤを自分の家でも作ってみたい

などなど。

3. あなたのコースがどう悩みを解決するか?

さあ、もうお分かりでしょう。あなたのコースはこういった悩みを解決するものでなければいけません。そしてセールスページを書くとき、あなたのコースがそれらの悩みを解決します!ということを具体的に宣言する必要があります。どのやって見込み客の悩みを解決しますか?セールスページに具体的にその手順を示してあげましょう。

あなたのライバルコースは、誰の何を解決しようとしていますか?もしかして、彼らのセールスページは「自分の言葉」で書かれており、「問題を解決していない」ですか?じゃあ、あなたのコースは間違いなく、ライバルコースを駆逐するでしょう。

ステップ43:魅力的なコースタイトルを作る

次の3つの要素のうち、いくつかを含むと成約率が高まります。全部含めてもOKです。

説明的

  • WordPressの使い方、よりも
  • 月間30万PVを集めるWordPressの使い方、の方が説明的です

*ただし、巨大コースを作る場合は WordPressの使い方でもいいです。説明的であればあるほど、供給できるコンテンツの内容が限定されてしまいますので。

相違点

  • WordPressの使い方、よりも
  • 石崎式!WordPressの使い方、の方が相違点がありそうです

他にもこんなタイトルが考えられます

  • パソコン音痴でもできる!WordPressの使い方
  • 女子大学生が教える!WordPressの使い方

あなたのコースがライバルコースと具体的にどう違うのかをタイトルで示しましょう。

痛みへの言及

  • WordPressの使い方、よりも
  • 底辺ブロガーから脱出するためのWordPressの使い方、の方が痛みへの言及が強いです。

あなたのブログが成功していない場合、底辺ブロガーという言葉は、かなり響くはずです。僕もブログが成功していない時は、こういった言い回しが痛く胸に刺さりました。実際、世の中の99%のブロガーは底辺ブロガーですし、今までもこれからもずっと底辺ブロガーのままです。

サブタイトルはどうすればいい?

サブタイトルはタイトルをより説明的にしたものです。冗長にするというよりかは、検索可能な(サーチャブルな)キーワードを使って、見込み客がさらに反応する文章を追加するというイメージです。

成功しているコースタイトルを参考にする

うまくいっているコースタイトルを真似するのも一つです。僕が好きなコースタイトルの例をあげてみます。

  • TV Documentary Professional Productions. Start to finish.(プロが使うTVドキュメンタリーの編集技法をゼロから教えます)
  • User Experience(UX):The Ultimate Guide to Usability(ユーザーエクスペリエンス:ユーザービリティの完全ガイド)
  • How to Create A Udemy Course in 5 Days or Less(5日以内にUdemyコースを公開する方法)

ステップ44:コースカテゴリーの選び方

料理のレシピを教えるコースなら Lifestyle > Food 以外に適切なカテゴリーはないでしょう。でも「スモールビジネスのオーナー必見!Google Analyticsとビッグデータ」のジャンルはなんだと思います?マーケティング?在宅ビジネス?サイエンス?それともビジネス?次の2つの点で考えましょう。

  1. 需要
  2. 供給

なんども登場する需給バランスの概念。ここでも再登場です。これ、別の言葉で言い換えるとこうなります。

  1. アクセスの多いカテゴリー
  2. 競合の少ないカテゴリー

もちろんコースがそのカテゴリーにしっかりとフィットする必要はあります。その中で、アクセス数は多そうだけど、競合が少ないカテゴリーを探してみてください。例えば、料理カテゴリーには、当たり前ですがたくさんの料理ノウハウのコースがアップロードされています。もしあなたがこんなコースを作ったらどうなる?

  • 長時間作業の多いプログラマーのための簡単電子レンジレシピ

このコースを「プログラミング」カテゴリーに投入すると面白いと思いませんか?

ステップ45:成約率を上げるコース説明の書き方

いうまでもなく、コースタイトル、プロモーションビデオ、コース説明の良し悪しが成約率に影響します。この3点をみて、受講生が買うか買わないかを判断します。買われるコースはこの3点がいいし、買われないコースはこの3点が悪いです。さて、そのうちの1つコース説明です。僕が常に気をつけていることを紹介します。

長すぎない

たまに長ーい、コース説明を見て失笑することがあります。よく考えてください。たかだか1200円で買えるコースです。そんな長い文章を購入決断をする人はいません。1200円で買えるものを考えてください。僕、カクテル作るの好きなんです。Noilly Pratのスイートベルモットをよく買います。これだいたい1200円くらいです。おうちでイオンを使って、買うんですけど、商品ページはかなり短いです。写真と一言説明だけ。その一言説明ですら、僕は読まずに買います。ちなみに、僕はUdemyのコース説明は読みません。たかだか1200円くらいの支出です。読むために費やす時間の方がよっぽど価値が大きいです。Udemyはリスクリバーサルも用意していますし。

1行目に全力を尽くす

小説家の力量は1行目に現れるといいます。佐藤優さんも、超速読をするときは本の真ん中を数分読むそうです。書き手も編集者も、出だしと終わりは力を入れるけど、途中でだれてくるそうです。本の真ん中を読めば、本の出来がよくわかるとのこと。1行目がダメなら、2行目もダメに決まっています。逆に1行目を読ませることに成功すれば、2行目を読ますことができます。

シュガーマンのコピーライティングの本にはこう書いてあります。

1行目の目的は、2行目を読ませること。2行目の目的は、3行目を読ませること。人は読めば読むほど自分を説得してしまう。

この引用にコピーライティングの原理原則が全て集約されています。

専門用語を定期的に使う

あえて難しい言葉を使います。たまに。それはあなたが専門家であることを強調します。ただし、全てのセンテンスを難しくする必要はありません。たまに難しい言葉を使うだけで十分です。例えば、MailChimpの使い方に関するコースを作ったのであれば「Specific link in campaign clicked をトリガーとしたオートメーションの使い方を詳しく説明します」といった文章をさらりと挿入するわけです。

ベネフィット

学習目標のところで、ベネフィットを書く欄があります。コース説明でもさらに書いてみましょう。ベネフィットは、お客さんの将来です。ほとんどのコースは、商品のスペックについて言及しています。

  • 東大教授が監修しました
  • 新しくユニークなコースです
  • 12時間の講義です

お客さんはそんなのどうでもいいんです。お客さんが知りたいのは、そのコースを購入したらお客さんの未来がどうなるか?の一点だけです。だからスペックを次のように書き換える必要があります。

  • 東大教授が監修しました→ 東大教授が監修した証明済みの法則なので、あなたも真似をすれば同等の成果を出せます
  • 新しくユニークなコースです→ このノウハウは新しくしかもユニークです。だからあなたのビジネスに適用すれば他と差別化できます
  • 12時間の講義です→ ステップバイステップのコースなので、あなたは指示通りに作業を進めるだけ。すぐに結果を出せます

ステップ46:サムネイルについて

Udemyの公式発表によると、サムネイルの良し悪しで成約率が変わるそうです。サムネイルについてあなたが知っておかなきゃいけないのはこれだけ。

https://support.udemy.com/hc/en-us/articles/229232347-Course-Image-Quality-Standards

少しだけ詳しく解説しますね。

いつでも変更可能

YouTubeのサムネイル同様、いつでも変更できます。サムネイルを変えて成約率を計測できます。

文字入れちゃダメ

かつてはサムネイルに文字の挿入はOKでした。YouTubeにはサムネイルに文字を入れてクリックさせる文化がありますけど、Udemyはそれを禁止しました。文字の挿入が禁止になってからは、講師の顔面どアップで注意を引く手法が横行しました(今でもそういうコースがたくさんあります)。

公序良俗に反するものはダメ

以前、タバコを吸っているおっさんのサムネイルを挿入したら「タバコはダメです」と怒られました。

写真のスペック

  • 16:9
  • jpeg,png

誰に頼む?

Udemyにはサムネイルを作ってくれる専属デザイナーがいます。僕らはサムネイルの作成を外注したことはありません。ストックフォトで購入した写真を挿入するか、専属デザイナーに無料で作ったものだけで$6720を達成しました。中にはFiverrを使って、サムネイルの作成を外注する人もいるようです。

2018 03 20 13 23 54

ステップ47:プライシングについて

個人的には、高い値付けをして、プロモーション時に大幅ディスカウントしてもらうことでお得感を出すのが一番いいやり方なのかなと思います。ただプロモーションのやり方も様々で、一律プロモーションをするときもあれば、%ベースで割引することもあります。仮に10000円の値付けをしたとしましょう。一方、20000円の値付けされたコースも想定してみます。

一律プロモーション

同じ値段で販売されます。

  • 10000円→今だけ1000円!(90%OFF)
  • 20000円→今だけ1000円!(95%OFF)

%ベースのプロモーション

値付けによって価格が変わります。

  • 10000円→今だけ2000円!(80%OFF)
  • 20000円→今だけ4000円!(80%OFF)

僕の勝手な憶測ですけど、%ベースの売上はいずれなくなるんじゃないかなと思います。なぜなら、%ベースでディスカウントとされた4000円のコースが、後日、一律プロモーションで1000円になっていたらなんか不公平だと思いませんか?受講生もそれをよくわかっていて、みんなほぼ最安値でコースを買っています。それは講師ダッシュボードの収益リポートを見ればすぐにわかることです。だいたいみんな1200円〜1800円のレンジで購入しています。ということで、僕は%ベースのプロモーションを無視して、一律プロモーションで販売された時の売上を最大化するために、常にMAXの値付けをしています。そうすればディスカウント率が大きくなって、お得感が出ます。

ステップ48:プロモーションビデオについて

アメリカ留学中に初めてUdemyを発見しました。今とは全く異なるユーザーインターフェースで、使い勝手も今ほどいいものではありませんでした。当時、プロモーションビデオはページ下部に挿入されていました。2016年以降は、プロモーションビデオが最上部にくるようになりました。

言うまでもなくUdemyはA/Bスプリットでページ毎のコンバージョンを計測しています。これはビッグデータを操るIT企業なら、どこでもやっていることです。以前、Amazonが顧客に応じて異なる値付けをして問題になったことがあります。Aさんがルンバ880のページを開くと9万8000円なのに、Bさんがルンバ880のページを開くと9万7800円になっている。値段を変えると売上がどう変わるか、成約率を計測しているんですね。AmazonはAさんに対して200円の返金をすることで、問題の解決を図ったようです。

でね、セールスレターのトップビュー、つまり一番大事なところにビデオがきているわけです。僕の大好きなコピーライティングの世界では、ヘッドラインと呼ばれる部分です。ヘッドラインを変えれば売上が7倍も違うとだれかが言えばあなたは信じますか?

信じるも信じないも自由ですが、これは真実です。ヘッドラインの文章を少し変えるだけで、売れ行きがガラリと変わります。じゃああなたがプロモーションビデオを変えると、コンバージョンが変わる。これはまぎれもない事実です。Udemyのトップクリエイター、Phil Ebinerさんのプロモビデオを確認しましょう。あのレベルが、Udemy内での最上位です。彼をベンチマークして、プロモーションビデオを作ると、きっと一目置かれる存在になるはずです。彼のプロモーションビデオは次のフォーマットに従って作られています。

Phil EbinerさんのUdemyコース >> 

1. 120秒前後

ほとんどのビデオが2分ほどです。長すぎず、短すぎず。

2. 顔出し

僕みたいなレイジーな人間は、えー顔出しかよと思うわけです。それはプライバシーの問題というより、子供を寝かしつけ、服を着替えて(出先ではユニクロしか持っていない)、光量のある場所を探し、一眼レフにSDカードをさし、スクリプトを作成し、撮影し、編集し、アップロードするという、この一連の作業がしんどくて仕方ないわけです。とはいえ、Udemyの講師になってお金を稼ぐ方法を教える立場だから、自分もちゃんとやらなきゃいけない。ということでいやいやながらも作ります。政治家の岩本さんにわざわざ金沢までお越しいただいて、一緒にコースを作ったとき、プロモビデオも急ぎで作りました。うちの後ろに流れる犀川で撮影したものです。

3. セールスピッチ

「言わないは存在しない」と同じ。これセールスの原則です。あなたが「購入してください」と言わない限り、お客さんは購入しません。あなたが「今すぐ購入してください」と言わない限り、お客さんは今すぐ購入してくれません。人ってそういうもんです。だからプロモーションビデオの中で、必ずピッチを挿入するんです。買ってね!って言うわけです。

ステップ49:プロモーションビデオのスクリプトの作り方

1. 自己紹介

ようこそ「自宅で簡単に作れるメキシコ料理」へ。このコースでは、あなたが自宅にいながら簡単に作れるメキシコ料理を紹介します。メキシコからはるばる離れている日本の離島でこのコースを作りました。もしあなたが僕よりメキシコに近い国に住んでいるのなら、もっと簡単にメキシコ料理が作れるはずです。僕の名前は石崎力也です。趣味で毎日、料理しています。YouTubeでレシピ動画をみたり、Amazonでレシピ本を買って作ってみたり。時にはクックパッドを参考にしてみたり。僕は毎年、テーマを決めて生きています。今年のテーマは料理なので、いつも以上に料理をしています。

2. ベネフィット

とにかくたくさんのメキシコ料理を作りました。正直、美味しいものも美味しくないものもありました。メキシコ料理は、日本人に馴染みのないスパイスを使います。例えば、コリアンダーやチポトレなど。僕の味覚とあなたの味覚が全く同じだとは言いません。だからあくまでもここで紹介するのは、アジア人である僕が美味しいと思ったメキシコ料理であることに注意してください。食材は、基本的に近くのスーパーや、お家でイオンを利用しました。手に入りにくい食材はAmazonを利用しました。同じコーンフラーでも、仕上がりの見た目や味が全く異なりました。こういった様々な失敗を経て、少なくない出費を経験して、このコースが出来上がりました。このコースは、あなたが最小のコストで最も美味しいメキシコ料理に出会えるガイドになるはずです。

3. 具体的に学べること

このコースでは次のことをカバーしています。

  • コーンフラーでも味が異なる
  • 正しいコーンフラーの選び方
  • メキシコ料理にブレンダーが必要な理由
  • オススメのブレンダー
  • トルティーヤの保存方法

4. コースの対象

このコースは、メキシコに住んでいなくても作れる料理を紹介しています。あなたがメキシコに住んでいたり、簡単にメキシコの食材にアクセスできる場合は、別のコースを受講した方がいいかもしれません。スーパーで売っていないような食材は、Amazonなどの通販を利用するため割高になります。そのため、このコースは決して安上がりの料理を教えるわけではないことに注意してください。かつて食べたあの美味しいメキシコ料理を、もう一度自分の手で作ってみたい、というメキシコ料理への強い興味のある方が対象となります。

5. 感謝の言葉

この「自宅で簡単に作れるメキシコ料理」に興味を持っていただきありがとうございます。もし自宅でメキシコ料理を作りたい場合は、今すぐコースを受講してみてください。まだ決めかねている場合はプレビューを見てください。そしてこのコースを気に入ったら購入してください。それではコースの中で待っています!

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