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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Content Marketing

31.8%のクリック率アップを実現するSNS投稿タイトルの作り方

Last updated on 2023年4月16日 By 石崎力也(編集者)

今回のレクチャーでは、あなたのコンテンツマーケティングの効果を最大化する方法についてお話しします。SNSを使ったマーケティングで最高の結果を得るための鍵は、「データ」と「画像や言葉選びの技術」を融合させることです。このレクチャーでは、コンテンツマーケティングの効果を最大化するためのテスト方法を3つお伝えしていきます。

https://youtu.be/8Za2EhWGB9U

アートやデザイン、文章などの好みは、しばしば主観的なものです。しかし、データはそうではありません。データは極めて客観的なものと言えます。これらの相反する2つを最適に組み合わせることで、最高の結果を得られるようになるのです。

コンテンツマーケティングの効果を最大化するための3つのテスト

「どんな投稿が最もトラフィックやエンゲージメントを高めるのか」ということは、当然ですが、あなたがどんなメディアを運営しているのか、そしてどんな層が視聴者なのかによって異なります。

そんな中で、自社にとって最適なコンテンツマーケティングを理解するための1番の近道は、実際に投稿内容や投稿時間に変化をつけてテストを実施し、その効果を測定・分析することです。ここでは、「データ」と「画像や言葉選びの技術」の両方をチェックできる3つのテストについて紹介します。

テスト#1:投稿時刻と頻度のテスト

1つ目は、投稿時間と投稿頻度に関するテストです。何曜日の何時に投稿すればトラフィックが増えるのか、週に何回投稿するのが効果的なのかは、販売するサービスや製品、ターゲット層によって異なります。

Marketing strategy test day and time

また、同じメディアであっても、コンテンツの内容やメッセージの種類によって、1週間のうちで反響が大きい時間帯が異なることもあるでしょう。あなたにとって最も効果的なタイミングを見つけるためには、投稿時間や頻度を変えてテストして、分析することが必要です。

ちなみに別のレクチャーでは、一般的にSNSやブログ投稿の効果が高まる時間帯の研究について解説しています。「何曜日の何時に投稿すべきか、検討もつかない」という人は、そちらもぜひ参考にしてみてください。

テスト#2:メッセージタイプのテスト

2つ目は、メッセージタイプについてのテストです。どのようなメッセージが視聴者を惹きつけるのかをテストするのです。ここで重要なのは、「自分が発信する全てのメッセージはCTA(Call To Acrtion)である」と考えることです。

Marketing strategy test message type

SNSのフィードに流れてきたあなたのブログの記事をクリックして読んでくれた人に対して、あなたをフォローすることで得られる価値を売り込んでください。あるいは、その人が抱えている問題に対するより良い解決策を提案したり、その人が信じている常識に疑問を持たせることもできます。また、あなたが発信する情報を見逃すことで、何か素晴らしいものを見逃しているような気分にさせる方法もあります。

ここで、一般的な投稿よりも31.8%ほど多くクリックされる投稿の作り方を紹介します。一般的な投稿との違いは、どんなメッセージを載せるかにあります。要するに、言葉には力があるのです。読者に感情的な反応を呼び起こすような文章を意図的に作成することが大切なのです。これを正しく行うことが、エンゲージメントとトラフィックを促進する鍵となります。

具体的に、トラフィックやエンゲージメントの増加に効果の高いメッセージングとしては、次の種類のものが挙げられます。

  • 質問: 「はい・いいえ」または「AかBか」で回答するクローズエンドの質問は、より多くのクリックを促します。一方で、回答を自由に記述してもらうオープンエンドの質問では、より多くのエンゲージメントを得られることがわかっています。
  • メリット: リンクをクリックすることで、何が得られるかをメッセージで示唆してください。
  • FOMO(フォーモ): これは”the fear of missing out (=見逃すことへの恐怖)”と呼ばれる現象です。FOMOはその頭文字です。この切り口は、特に視聴者の行動に期限を与える場合に有効です。例えば、「知らないと損する」や「流行に乗り遅れる」みたいなものです。
  • 統計データ:テーマに関する信じられないような統計データを提示します。正確な数字に基づく驚くようなデータは、興味をかき立てるのに有効な手段です。
  • 常識を覆す: あるトピックについて反対の意見がある場合は、それを発表してください。それがきっかけで、常識を変えるような議論を巻き起こすことができるかもしれません。ただし、これは攻撃的であれという意味ではありません。現状に疑問を持つことを恐れてはいけないということです。

SNSに投稿するメッセージを作成する際は、ここで挙げたいずれかを意識してみてください。何の戦略もなく投稿していた時に比べ、トラフィック・エンゲージメントが上昇することに気がつくはずです。

テスト#3:投稿画像と文章のテスト

3つ目は、投稿画像と文章についてのテストです。SNS投稿における画像の色やデザインは、リンクのクリック率に大きな影響を与えます。もちろん、メッセージの種類やトピックによって、相性の良い画像の種類は異なります。

Marketing strategy test iamge and text

メッセージと画像のさまざまな組み合わせを試してみて、最も効果的なものを見つけてください。また、コンテンツカレンダーを作成している場合は、どの投稿に合わせて、どんな画像を、誰が作成するのかということも記入してください。

コンテンツカレンダーがテストで果たす役割

上でも軽く触れましたが、これらの3つのテストを行うためには、いつ、誰が、どんなコンテンツを作成・投稿するのかを記入した「コンテンツカレンダー」が便利です。コンテンツカレンダーには、CoScheduleなどの専用ツールを使うこともできますし、Google Sheetsや印刷した紙を利用することもできます。

しかし、効率的・効果的にテストを実施したいのであれば、やはり専用ツールを使うことをおすすめします。コストをかけずに利用できる無料のカレンダーは確かに魅力的です。しかし、それらには限界があります。例えば、無料のコンテンツカレンダーを利用しても、コンテンツの予約投稿を自動化することはできません。

また、SNS投稿用の画像や動画を保存することも難しいでしょう。そのため、PinterestやInstagramなどビジュアル重視のプラットフォームの管理はしにくいです。Twitterやブログ記事など、多くの画像を必要としないメディアであっても、メッセージを個別にコピー&ペーストする必要があるなど、煩雑な作業が必要になります。

Marketing ideas coschedule usecase

しかし、CoScheduleのような専用ツールを利用すれば、コンテンツカレンダーをWordPressブログや各種SNSに直接連携することができます。SNSとコンテンツマーケティングのスケジューリングと、その実行のためにチームでやるべきタスクを簡単に共有できるのです。ブログの投稿のスケジュールも、ドラッグ&ドロップで手軽に行えます。さらに投稿に対するコメントや批評、フィードバックを残すことも可能です。

もちろん、事前に指定した時間への自動投稿や、画像や動画の保存なども容易に行えます。テスト結果も確認できるため、傾向把握や分析がしやすくなり、マーケティング全体の生産性を大きく上げてくれるでしょう。

もちろん、専用ツールの利用は必須ではありません。しかし、効率的・効果的にテストを実施し、早く成果を上げたい場合には、やはり専用ツールの活用をおすすめします。

まとめ:テストを実施して最適な投稿の継続を実現する

ここまで、コンテンツマーケティング戦略を最適化するための3つのテストについて紹介してきました。「投稿時刻および頻度」「メッセージの内容」「画像と文章の組み合わせ」についてテストを行い、最適なものを見つけてください。

これらのテストを効率的に行うためには、コンテンツカレンダーの利用は必須です。コンテンツカレンダーにはGoogle Sheetsや紙のスケジュール帳も利用できますが、より効率的にテストを実施・検証するためにはCoScheduleなどの専門ツールの利用を強くおすすめします。今回は以上です。また次回、お会いしましょう。

【紙 vs デジタル】テンプレートを使って今すぐコンテンツカレンダーを作る方法

Last updated on 2023年4月16日 By 石崎力也(編集者)

今回のレクチャーでは、コンテンツカレンダーの作り方について紹介します。このレクチャーでは、CoScheduleなどの専用ツールを使わない場合にGoogle Sheetsを使ってカレンダーを代替する方法をお伝えします。

CoScheduleは、コンテンツマーケティングにおけるスケジュール管理を一元化できる、とても素晴らしいツールです。しかし、予算に限りがありツールを使うことが出来ず、自分でカレンダーを作成する必要があるケースもあるでしょう。それは、専用ツールを使うほど効率的・効果的ではないかもしれません。しかし、何もしないよりははるかに良いです。具体的な方法について見てみましょう。

方法#1:スプレッドシートでカレンダーを作成する方法

1つ目の方法は、クラウドベースの無料のスプレッドシートを使用することです。クラウドで提供されるサービスを使うことで、チームメンバー間で簡単にスケジュールを編集・共有できます。代表的なプロダクトとしては、Google Sheetsが挙げられます。

この方法は、おそらくコンテンツカレンダーを作成する際の最も一般的な方法です。テンプレートをそのまま使っても良いですし、オリジナルのカレンダーを作成することもできます。Google Sheetsを使ったカレンダーの作成手順について、詳しく見てみましょう。

ステップ1:新規のGoogle Sheetsファイルを作成する

まずは、Google Driveにアクセスして新しいスプレッドシートを作成しましょう。

Marketing strategy googlesheets calendar1

テンプレートからデザインを選んでも良いですが、今回はまっさらなシートからコンテンツカレンダーを作る方法をお伝えしていきます。

ステップ2:横の行に曜日、縦列に運用するチャンネルを記入する

スプレッドシートでは横が行、縦を列と呼びます。横方向の行に曜日を記入してください。日曜始まりにしても良いですし、月曜始まりにしてもよいです。好きなように曜日を並べてください。

Marketing strategy googlesheets calendar2

また曜日の行の一番左には、その月の何週目なのか分かるように週の番号を書いておきましょう。5月の3週目なら、「Week3」といった具合です。

Marketing strategy googlesheets calendar2b

曜日の下には、タスク名と所要時間が書ける欄をそれぞれ用意しておきましょう。また縦方向となる列には、コンテンツを配信するチャンネルを書き出してください。1つのチャンネルに対して複数のタスクが書けるように、1チャンネルに3行分くらいを割り当てると良いでしょう。

Marketing strategy googlesheets calendar3

Week2以降も同じように繰り返しで作っていってください。1ヶ月は実際には5週くらいにまたがります。なのでWeek5まで用意しておけば、あらゆる日付のパターンに対応できるはずです。

ステップ3:見やすいようにチャンネルを色分けする

ここまででかなり良い感じのシートになっていますが、間違え防止の観点からさらに視認性や一覧性に工夫をしましょう。コンテンツチャンネルごとに色分けをしてください。

Marketing strategy googlesheets calendar4

Twitterなら水色、YouTubeなら赤、というようにプラットフォームのテーマカラーに合わせても良いです。もし迷うようであれば、Google Sheetsに用意されているパレットの色を端から順番に適用しても良いでしょう。

ステップ4:完成したシートを複製して12ヶ月分のタブを用意する

1ヶ月分のシートが完成したら、それを複製して12ヶ月分のタブを用意しましょう。年間カレンダーとして運用することでさらに計画がしやすくなります。

Marketing strategy googlesheets calendar5

シートを12ヶ月分作るには、単純にシートタブの上で右クリックをして「コピーを作成」を選びます。これで12ヶ月分のシートを用意してください。

さて、まっさらなGoogle Sheetsからコンテンツカレンダーを作る作業はこれで完了です。どんな欄を作れば良いのかさえ分かってしまえば、とても簡単ですね。10分もあれば完成すると思います。

Marketing strategy googlesheets calendar template

またGoogle Sheetsでは、テンプレートのカレンダーも用意されています。これを利用する場合は、各セルにブログ記事、ポッドキャスト、電子書籍、動画など、それぞれのコンテンツ更新の予定を書き込みましょう。スケジュールを守るためには、公開予定日に加えて、作成締切日も合わせて記入することが大切です。

方法#2:紙のカレンダーを使う方法

2つ目は、紙のカレンダーを使う方法です。CoScheduleやGoogle Sheetsなどのデジタルカレンダーは、いつでもどこでもメンバーで共有できたり、予定の編集も手軽にできたりと、非常に便利です。しかし、それは紙ベースのカレンダーが劣るということを意味するわけではありません。

手書きで何かを書き出すというのは、とても良いことです。実際、手書きメモは記憶力を向上させるという研究結果もあります。紙のスケジュールを利用することで、より予定が頭にインプットされやすくなるでしょう。紙のカレンダーの使い方について、詳しく見ていきます。

ステップ1:紙のテンプレートをプリントアウトする

まずは、Web上でスケジュール帳のテンプレートを見つけましょう。気に入ったものを見つけたら、それをプリントアウトします。

Marketing strategy printable calendar

Google上で「カレンダー 印刷」や英語で「printable calendar」と検索すると色々な候補が出てくるはずです。気に入ったデザインのものを選んでください。選ぶ際には各日付の中の書き込みスペースが広く取られているものを選ぶと使いやすいです。

ステップ2:スケジュールを書き出す

カレンダーを印刷できたら、あとはそこに各チャンネルの更新予定を書き込んでいくだけです。全ての予定を紙に書き出すのは、面倒なことに感じられるかもしれません。しかし、いつ、どのチャンネルを更新するのかを記憶するには便利な方法です。多色のマーカーを使えば、各チャンネルをひと目で明確に区別することもできます。

このカレンダーを印刷していく方法は、チームの中に手書きでスケジュールを作成することを強く希望している人がいる場合に有効です。しかし、特別なこだわりがないのであれば、やはりCoScheduleやGoogle Sheetsなどのデジタルソリューションを選択する方が良いかもしれません。

カレンダーにタスクをスッキリと書き込む方法

カレンダーを作成できたら、次はその中身を埋めていきましょう。具体的に、いつ、誰が、どんなトピックでコンテンツを作成・公開するのかを記入していくのです。

Marketing strategy googlesheets calendar declutter1

タスクを入力していく際にそのままだと、文字数を容易にオーバーしてしまい、次の日の分のセルまで使ってしまいます。よりスッキリさせるため、少し調節しておきましょう。

Marketing strategy googlesheets calendar declutter2

セルの折り返しオプションとして「切り詰める」を選択することで、セルの範囲内に文字を収めることができます。この方が見栄えが良いですね。セルをクリックすれば、全ての文章を見ることができます。これはカレンダーをきれいに見せるためのオススメの方法です。

このようにして見やすさを考えながら、カレンダー内にタスクと担当者、所要時間を埋めていきましょう。少なくとも、向こう2週間分の予定は埋めてみるようにしてください。

カレンダーに画像や動画などの資料を追加しよう

カレンダーに記入する予定は、テキストやリンクに限りません。「この画像を使う」「この動画を参考にする」などの予定も追加しておくと、よりスムーズにコンテンツを作成できるでしょう。

しかし、Google Sheetsのセルに画像を追加するのは、実はかなり難しいです。そのため、Google Sheetsを使っている場合は、クラウドサービスに使用したい画像を保存しておきましょう。そして、Google Sheetsのセルには、画像へのリンクを貼り付けるのです。自分で作った動画やYouTube上の映像をスケジュールに追加したい場合も、同じようにリンクを貼り付けることができます。

コンテンツカレンダーを充実させるための4つのヒント

ここまでの作業を実際に行ってみると、全てのスケジュールを予定で埋めるのは、意外と難しいことだと気づくでしょう。しかし、次のポイントを意識することで、比較的簡単にスケジュールを完成させることができるはずです。

ヒント#1:メッセージを再利用する

1つ目のポイントは、メッセージの再利用です。

Marketing strategy repeat contents

つまり、1度投稿した内容と似たメッセージを、間隔を開けて別の日の異なる時間に投稿するのです。もちろん、あるチャンネルで投稿した内容を、別のチャンネルで投稿するのも有効です。

そういえば勝間和代さんもYouTubeで毎日違うテーマで投稿しています。ご自身いわく同じテーマであっても期間を空けて、何度も繰り返し使っているようです。見るタイミングによってメッセージが伝わる人が変わるため、同じような投稿であっても意味があるのです。

ただし、あまりに同じメッセージを何度も繰り返し投稿するのは避けましょう。読者に「また同じ内容だ」と感じられてしまうと、それ以降の投稿に目を通してもらえなくなるリスクがあります。これはカレンダーを埋めるのに有効な方法ですが、やり過ぎないように回数や頻度にも注意してください。

ヒント#2:コンテンツをキュレーションする

2つ目のポイントは、コンテンツをキュレーションすることです。つまり、今まで投稿したコンテンツを、 カテゴリごとにまとめて編集して再投稿するのです。

Marketing strategy curate contents

もちろん、キュレーションの対象はあなたが作成したコンテンツのみに限りません。あなたの製品・サービスに関する他社サイトや他社ブログを、特定のテーマに沿ってまとめることもできます。このようなキュレーションを作成する際には、各コンテンツへのリンクも忘れずに追加しましょう。

テーマはあらかじめ選んでおくこともできますし、その日のトレンドになっているものを選ぶこともできます。どんなキュレーションを作るのか、大まかな案をカレンダーに書き込んでおきましょう。

ヒント#3:1つの記事やリンクを宣伝するメッセージを複数作成する

3つ目のポイントは、特に多くの読者に読んでもらいたいと思える、素晴らしいブログ記事やWebページを宣伝するメッセージを複数作ることです。

特定の1つのページに誘導するメッセージを、さまざまな視点から各チャンネルに投稿するのです。魅力的なメッセージが載せられた投稿が増えれば増えるほど、見込み客がそのページにアクセスしてくれる可能性は高まります。

ヒント#4:すべての記事にリンクが必要なわけではないと認識する

4つ目は、すべての記事にリンクが必要なわけではないと認識することです。ここまで、キュレーションやおすすめ記事へのリンク挿入が大切だとお話ししてきましたが、必ずしも全ての記事にリンクを入れなければならない訳ではありません。

Marketing strategy facebook imagevideo amy porterfield

これは、特にFacebookにおいて大事になってきます。魅力的な画像や動画を投稿できれば、それだけでシェアやエンゲージメントを獲得できることがあります。たとえそれが、直接的にあなたのサイトへのトラフィックを誘導しないとしてもです。

まとめ:コンテンツカレンダーを作成してコンテンツの更新を継続する

ここまで、専用ツールを使わない場合のコンテンツカレンダーの作成方法について紹介してきました。その方法は、大きく「クラウドベースのスプレッドシートを使う方法」と「紙に記入する方法」の2つがあります。どちらにもメリットがあるため、チームメンバーが好むタイプを選択しましょう。

実際に予定を書き込んでいくと、定期的にコンテンツを生み出すことがいかに難しいかがわかるはずです。しかし、今回紹介したポイントを押さえることで、スケジュールが埋まり、より効率的かつ一貫性のあるコンテンツ作成を実現できるでしょう。今回は以上です。また次回、お会いしましょう。

【納期に遅れない】2種類の数値を使って作業時間を上手に見積もるプロジェクト管理方法

Last updated on 2023年6月30日 By 石崎力也(編集者)

今回は、マーケティングに関するプロジェクト管理を扱います。管理シートを用いてマーケティングプロジェクトの所要時間を見積る方法をご紹介します。この方法を学ぶことで、納期に遅延するリスクを最小限に抑えられます。

https://youtu.be/Kaczw1_9yqU

何かの作業をするとき、おおよその作業時間の予測を立てると思います。でももしその予測が外れるのであれば、それは予測を立てる方法に問題が潜んでいるからです。各タスクを担うメンバーのスケジュールや技量を踏まえ、現実的な予測を立てなければなりません。管理シートを活用することで、全体を俯瞰的に把握し、プロジェクトを安全に進められるようになります。

納期に遅れる原因:作業時間の不足

納期を過ぎてしまう大きな原因の1つは作業時間の不足です。作業時間の不足とは、具体的には次の状態をいいます。

  • 作業の合計時間がチーム全体のリソースを超過している
  • 各メンバーの作業時間が持ち時間を超過している

チーム全体として、時間が足りない。そしてそれがチームメンバー個人においても起きている。というのが一番の原因だといえます。裏を返せば、納期に遅れないためにはチームや各メンバーの持ち時間を超過しないよう、作業時間を管理する必要があるということです。

シートを使って2種類の時間をチェックする

納期に遅れた過去の失敗例を振り返ってみてください。所要時間の予測と実績の間に、大きな乖離があったのではないでしょうか。そして、予測が不正確だったということは、予測を立てる方法に問題があったということです。正確な予測をするには、その方法を見直さなければなりません。

そこで、今回のレクチャーでは「マーケティング作業時間管理シート」をご用意しました。この管理シートに情報を記入していくことで、タスクの所要時間を正確に見積れるようになります。

Project management time management sheet

このシートの特徴は2つあります。

Project management time management sheet teamtotal

1つは、チーム全体の作業時間を見積もることができることです。つまりプロジェクト1つあたりの合計作業時間をチェックできます。

Project management time management sheet individualtotal

もう1つは担当する各メンバーごとの作業時間の合計も把握できることです。チーム全体としての作業時間が問題なくても、メンバー個人の作業時間が偏っていて持ち時間をオーバーしてたのでは、プロジェクトはうまくいきません。この時間管理シートを使って、この両者の時間が適切かどうか?をチェックしていきましょう。

管理シートを使って合計の作業時間を確認する

所要時間を適切に予測するには、各職務メンバーに確認するのがもっとも確実です。マーケティング作業時間管理シートに各タスクとその所要時間の予測値を記載し、問題がないか判断してもらいましょう。具体的には、次の6つステップでシートに記入・確認していきます。

ステップ#1:プロジェクトの種類ごとにタブを作成する

シートはプロジェクトの種類単位で管理します。つまり1プロジェクトにつき1シートです。たとえば、ブログ記事1つ、メールマーケティング1本やSNSキャンペーン、eBookの作成などが単位となります。単位ごとにタブ部分で新しいシート作成し、情報が混在しないようにしましょう。

ステップ#2:作業をブレイクダウンする

1つのプロジェクトは複数のタスクから構築されます。細かいタスク単位にブレイクダウンすることで、どのタスクを誰がどのくらいの時間をかけて遂行するのかが分かりやすくなります。細分化されていないタスクは、見積もりが甘くなりがちです。これはタスクリストを作った人であれば、誰もが無意識のうちに感じているはずです。

Project management time management sheet teamtotal

たとえば、ブログ記事の作成であれば「競合メディアの調査」「見出しの作成」「執筆」「SEO対策」「グラフィックの用意」などのタスクに細分化されるでしょう。この細分化のときに、実際に担当するメンバーにヒアリングを行ってください。実際の作業を知る彼らにヒアリングすることで、タスクを細かく区切ることができるようになります。

ステップ#3:担当する職種を決める

ステップ2で書き出した各タスクに、担当する職種を割り当てます。たとえば、ブログ記事のプロジェクトにおいて「競合メディアの調査」「執筆」などの段階はライターが担うことになるでしょう。また、SEO対策であればブログマネージャー、「グラフィックデザインの用意」はデザイナーが担当します。

ステップ#4:タスクの説明を記入する

「見出しの作成」や「SEO対策」などとタスク名を書いただけでは、各タスクの内容を把握できません。これでは所要時間の予測も困難でしょう。そこで、次はシートの説明欄に具体的な作業内容を記入していきます。特に「どうなったら完了なのか?」ということが明確にするよう気をつけてください。

Project management time management sheet task description

たとえば、「競合メディアの調査」であれば「トップ10の投稿を読み比べ、自社とのギャップを分析する」などとすれば分かりやすいでしょう。同様に、「執筆」なら「2,500~3,000文字」のように、できる限り定量化するのがおすすめです。定量化できない場合も、具体的な作業内容や考えるべき点、踏むべき手続きなどを含めて書けば、所要時間を見積りやすくなります。

ステップ#5:所要時間の予測値を記入する

ここまで整理した情報を踏まえて各タスクにおける所要時間の予測値を記入します。各タスクの予測値を書けば、それを合計することで、各職種やプロジェクト全体の所要時間が導かれるでしょう。

シートが一通り埋まったら、それを各職種の担当者とシェアし、予測値が現実的なものであるかを確認してもらいます。担当者のスケジュールや技量によっては、予測値の変更を要求されるかもしれません。要求の内容と、プロジェクト全体にかけられる時間を考慮して再度全体を調節し、予測の精度を高めていきましょう。

ステップ#6:プロジェクト終了後に実測時間と比較する

プロジェクト終了後に予測した所要時間と実際に掛かった時間を比較しましょう。この作業は本当に億劫な作業ですが、これを行っておくと次回からの所要時間の見積もりがさらに正確になっていきます。

Project management toggl time tracker

これを実現するにはプロジェクトの最中、チームの各メンバーに実際の作業時間を記録しておいてもらってください。今はパソコン上で動作するToggl(トグル)などの仕事時間を計測するツールがたくさんあります。こういったものを使って計測してもらうと、定着しやすいはずです。

そして、プロジェクト終了後に実際の作業時間をシートに書き込んでもらいましょう。先程の予測のシートを複製して、実測という名前をつけておくと良いです。実測値を入力したらチーム全体の所要時間と、担当メンバーごとの時間配分を確認してください。また予測段階からどの程度の差があったのか?ということも確認し、次回の予測に活かしてください。

バッファタイムを計算して急な依頼に備える

ここまでは、マーケティングプロジェクトのみに着眼し、その所要時間を予測する方法を解説してきました。ところが、現実にはメンバーたちがマーケティングプロジェクトのみに時間や労力を割り当てられるわけではありません。社外や社内の別部門から急に作業を依頼され、思わぬ遅延が発生する可能性があります。

急な依頼に備えるためには、自分たちにどの程度の余裕が残されているのかを常に把握しておくことが大切です。正確に把握していれば、非現実的な依頼を受け、メンバーたちの健康やメインプロジェクトの進捗が犠牲になるのを防げます。

そこで突発的なタスクに対応できるバッファタイムを計算しておきましょう。すでにマーケティング作業時間管理シートによって、個人個人の作業の所要時間が判明しています。あとはその所要時間からメンバーの空き時間を算出してください。マーケティングプロジェクトのメンバーが、1週間に他の作業へ割ける余白の時間を算出・共有します。

まとめ:管理シートを活用して所要時間を正確に見積る

納期に間に合うかどうかは、プロジェクトの成否を大幅に左右します。そのため、できる限り精度の高い予測をし、現実的な計画を立てることが大切です。ところが、立てた予測は往々にして外れ、予実の間に大きな乖離が発生してしまいます。

そこで有効なのが、プロジェクトをタスク単位にブレイクダウンし、シートにまとめて整理する方法です。各タスクや各職種に要する時間を予測し、それを担当者に確認してもらうことで、無理のない計画を立てられます。

また、急な依頼に備えてバッファタイムを計算しておくことも重要です。常に余裕を確保しておくことで、より安全にプロジェクトを遂行できます。今回のご紹介はここまでです。また次回、お会いしましょう。

マーケティング作業時間管理シート

複製してお使いください。(Googleへのログインが必要です)

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iTVDqL2Rtrg9UpkBtmFxIsoETnD-9pl3d7lN_Ps-i_I/copy

ブログ・マーケティングをやるならコンテンツカレンダーを今すぐ導入すべき理由と7つのコツ

Last updated on 2023年4月16日 By 石崎力也(編集者)

今回のレクチャーでは、コンテンツカレンダーを導入する際のコツについてお話しします。コンテンツカレンダーとは、名前の通り、今後作成し公開する予定のコンテンツを記入したスケジュール帳のようなものです。このレクチャーを受けると、コンテンツカレンダーを導入するための準備と、その運用に関するコツがすべて分かります。

「コンテンツカレンダーを導入してください」と言っても、何から手を付けて良いか分からない場合が多いはずです。分からないので、結局導入が先送りになるというケースもあることでしょう。コンテンツカレンダーを新たに導入する場合、ちょっとした事前準備が必要です。また、導入後にそれを円滑に運用するためには、いくつかのコツがあります。早速、詳しく見てみましょう。

コンテンツカレンダーを導入する前の事前準備

コンテンツカレンダーは、コンテンツマーケティングを効果的に実施する上で欠かせないものです。カレンダーを利用することで、定期的なコンテンツ投稿を実現できたり、メンバー間のコミュニケーションを円滑にすることができます。

コンテンツカレンダーを作成する媒体はなんでも構いません。紙やExcel、Google Sheets、またはCoScheduleなどの専用ツールなど、使いやすいものを選んでください。ちなみに、コンテンツカレンダーは「エディトリアルカレンダー」と呼ばれることもあります。

エディトリアルカレンダーというのは、Edit(エディット)という言葉が入っていることからも分かるように、元々は雑誌などで特集記事を管理する年間カレンダーを意味していました。それがコンテンツマーケティングの業界に取り入れられたというわけです。

準備項目#1:コンテンツカレンダーについてメンバーの理解を促す

新たにコンテンツカレンダーを導入する場合、最初にチームメンバーにその目的を共有してください。きちんとしたコンテンツマーケティングを行う場合には、異なる役割を担うチームメンバーの協力が不可欠です。

Marketing strategy contents calendar pros

戦略的なコンテンツマーケティングの実施は、トラフィックの増加をもたらします。そして、コンテンツカレンダーを導入することで、いつ、誰が、何のコンテンツを作るのかがひと目で把握できるようになります。公開日のスケジュールとタスク管理を1つの場所で行うことができるようになります。

彼らの仕事がより効率的で分かりやすくなることを説明してください。これにより業務が効率化し、定期的なコンテンツ投下の実現に繋がるのです。まずは、こういったコンテンツカレンダーの導入目的をチームメンバーによく理解してもらいましょう。

準備項目#2:オーディエンスを明確にする

次のステップは、オーディエンスを明確にすることです。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、これは非常に重要です。トラフィックを増やすためには、一貫性のあるコンテンツを作成し続けることが大切です。

そのためには、誰に向けたコンテンツなのかをはっきりさせておく必要があります。手始めに、想定されるオーディエンスのプロフィールを作ってみましょう。その後は、そのプロフィールを持った人が興味を持ちそうなコンテンツを一貫して作成するのです。オーディエンスが明確になったら、その人物像をチーム全体で共有することも忘れないでください。

準備項目#3:チームメンバーの役割を整理する

次は、コンテンツマーケティングにおけるチームメンバーの役割を整理しましょう。あなたのチームにはどんな能力・技術を持つ人がいるのか、そしてそれぞれがコンテンツ作成にどのように貢献できるのかを改めて整理してください。単純なことに聞こえるかもしれませんが、重要なステップです。

中には、1人でコンテンツマーケティングを行うという人もいるでしょう。その場合は、完了すべきタスクと、それを行う順序を書き出しましょう。

準備項目#4:コンテンツの形式を決定する

メンバーの役割を整理できたら、続いてどんな形式でコンテンツを投稿するのかを決めていきます。

Marketing stratege blog type

「マーケティングのためのコンテンツ」と一口で言っても、その形態はさまざまです。例えばWordPressでブログを投稿すると決めたとしてもそれは長文なのか短文なのか、動画・音声・画像を挿入するのかなど、種類が存在します。

同時にブログで取り上げたいトピックや、全体的なテーマも明確にしてください。さらに、各SNSプラットフォームごとに対応したコンテンツも考えられると良いですね。

準備項目#5:投稿頻度を決定する

続いては、コンテンツの投稿頻度を決めましょう。最適な頻度は、メディアやオーディエンスによって異なります。自分のチームにとってのベストな頻度を見極めるためには、まずはテストしてみてください。最初は週に2回から始め、そこから徐々に増やしてみるのです。

そして、トラフィックやコンバージョンの成果をチェックしてみましょう。「週2回の投稿がベストだった」という人もいれば、「増やせば増やすほどトラフィックが伸びた」という人もいます。人によってテーマが異なるため、オーディエンス層により違いが出てきます。テストすることで最適な頻度が見えてくるはずです。

準備項目#6:コンテンツ会議をスケジュールする

最後に、コンテンツマーケティングに関するミーティングの開催日を事前に設定しましょう。月に1回、2週に1回など、開催頻度も併せて決めてください。

この会議では、今後のコンテンツの内容を計画するほか、それまでのトラフィックやコンバージョンをチェックします。そして、どのようなコンテンツが高い成果を生むのかを分析するのです。この作業を継続することで、より質の高いコンテンツを制作できるようになります。

コンテンツカレンダーを円滑に運用するための7つのコツ

さて、コンテンツカレンダーの導入準備が完了したら、いよいよ実際に運用していきます。コンテンツカレンダーは素晴らしい仕組みですが、手放しで運用してうまくいくわけではありません。

あなたが初めて仕事のタスクリストを作ったときのことを思い出してください。最初はすごく意気込んで、タスクをたくさん書き出したと思うんです。でも1ヶ月、2ヶ月と過ぎるといつまでも終わってないタスクがどんどん積み上がっていくのに気づいたはずです。

Marketing strategy tasklist

「Rikiyaishizaki.comのこの記事を確認する」みたいに何の目的で追加して、何が完了の定義なのかが分からないタスクばかりになっていたはずです。タスクリストも定期的にレビューしないとどんどん腐っていくように、コンテンツカレンダーにも運用のコツというものがあります。

何事もそうですが、いくら完璧に準備をしても、それを実際に始めると、予期せぬことが起こることもあります。コンテンツカレンダーについても同じです。入念な準備をしても、円滑に運用するためにはちょっとしたコツが必要になります。ここからは、コンテンツカレンダーを円滑に運用するための7つのコツを紹介します。

管理のコツ#1:常に翌週までの予定を見渡しておく

1つ目のポイントは、常に翌週までの予定を把握しておくことです。これをきちんと行わなければ、カレンダーを使う意味がありません。どんなコンテンツを、いつ、誰が作成するのかを、少なくとも翌週の分までは明らかにしておきましょう。

管理のコツ#2:メンバーへのタスク割当状況を把握する

2つ目は、それぞれのメンバーが実行するタスクを、全員が常に把握できるようにすることです。これには、CoScheduleのようなコンテンツ管理の専用ツールを使うと便利です。

CoScheduleのようなツールを導入すれば、各メンバーにタスクを割り当てることができるだけでなく、全員が全員のタスクを常に把握できるようになります。これにより、これまで以上にチーム内コミュニケーションを円滑にしてくれます。

管理のコツ#3:チーム内のコミュニケーションに気を配る

3つ目は、チーム内でメンバーが意見を言いやすい雰囲気を作ることです。新しいコンテンツ案や改善策の提案など、コンテンツをより良くするためのディスカッションは、チームのルーティーンの一部であるべきです。気軽にディスカッションを行える環境を整えておきましょう。

管理のコツ#4:画像などのアセットの担当者を確認する

4つ目は、コンテンツに利用する画像を作成する担当者を決めることです。グラフィックは、優れたコンテンツマーケティングのための重要な要素です。

Marketing strategy image assets

画像といってもブログのアイキャッチ画像、記事内に挿入する画像、またはSNSでシェアするためのバナーなど色々な種類があります。誰がそれを担当するのかを、事前に確認しておきましょう。単に「画像制作」とひと括りにせずに、このような細かいタスクの割り当てを行っておくとその後の作業がスムーズに流れます。

管理のコツ#5:コンテンツのレビューを実施する

5つ目は、投稿したコンテンツのレビューを行うことです。僕たちの場合、チーム内のメンバーで、お互いが作成したコンテンツを評価し合うシステムを採用しています。同じ仕事をする人からフィードバックを得ることは、コンテンツを改善する低コストな方法なのです。

Marketing strategy content review

コンテンツカレンダーには、このようなレビューのステップの予定も書き込みましょう。コンテンツマーケティングに関するすべての仕事がこのカレンダー上で完結するようになっているのが好ましいです。

管理のコツ#6:必要に応じてタスクをリスケジュールする

6つ目は、柔軟にタスクをリスケジュールすることです。例えば、それまでの投稿頻度や内容を分析した結果、従来の計画を変更する必要が出てくることもあるでしょう。その場合には、元の計画に固執せず、タスクを変更しましょう。

紙ベースのコンテンツカレンダーを使う場合、リスケジュールの可能性を考えると、色付きの付箋を使うことをおすすめします。付箋を使えば、簡単にタスクを追加・削除・移動できますね。CoScheduleを使う場合は、ドラッグ&ドロップのみで計画変更を行えます。

管理のコツ#7:コンテンツ公開だけでなくその宣伝も行う

7つ目は、SNSやメールマガジンを活用して、コンテンツ更新の宣伝を行うことです。これは見逃されがちですが、非常に重要なステップです。コンテンツを出すだけで終わらせずに、しっかりと読者の目に触れさせるところまで持っていきましょう。

Marketing strategy mailchimp rss to email

僕たちも新しく出したコンテンツを毎週ニュースレターとして、リストに流しています。MailChimpを使えば、ブログのRSSと連携して自動で新着記事をメルマガとして送ることができます。すごく便利なので、オススメです。

あなたのコンテンツをオンラインで共有する最良の方法と言えるでしょう。CoScheduleを使えば、ブログ投稿だけでなく、メールの送信、SNSの投稿を同じ管理画面でスケジュールすることができます。

まとめ:コンテンツカレンダーを活用してマーケティング効果を高める

ここまで、コンテンツカレンダーの活用ポイントについて解説してきました。僕らはコンテンツカレンダーを時間をかけて作成し着実に実行する人は、成功する可能性がはるかに高く、長期的に必要なトラフィックを構築することができることを経験から知っています。

コンテンツカレンダーそのものは、新しいアイデアではないかもしれません。しかし、コンテンツカレンダーを知っていながらも使わずに損している人は大勢います。だからあなたがコンテンツカレンダーを活用すれば、それは大きなアドバンテージとなるはずです。優れた計画とコンテンツ制作に専念している人は、常に優位に立てるのです。今回は以上です。またすぐに、お会いしましょう。

【プロジェクトマネジメント】マーケティングサービス・カタログで外注先リストを作るための3つのステップ

Last updated on 2023年6月30日 By 石崎力也(編集者)

今回はマーケティングに関するプロジェクトマネジメントについてお話します。仕事の依頼先リストであるマーケティングサービス・カタログの必要性と、その作り方を解説します。このレクチャーを受ければ、マーケティングプロジェクトにおいて、外部サービスを効率的に利用できるようになります。

https://youtu.be/w8dPwZoStdQ

仕事で何かを作りたいとき、どんな人や企業に依頼すればよいのか分からず困ったことはありませんか。そのようなとき、マーケティングサービス・カタログがあればすぐに依頼先を見つけられます。迷っている時間を排除し、その分を生産的な活動に費やせるのです。

マーケティングサービス・カタログとは依頼先のリストのこと

マーケティング施策を実施するには、たくさんのサービスの力を借りなければなりません。たとえば、パンフレットを作る場合には、画像編集者やコピーライター、印刷会社などの協力が必要でしょう。こうした外部のサービスを利用することで、あなたは自分自身が持つスキル以上の成果物を作れます。

かくいう僕たちも、かつては僕1人やメンバー2、3人だけで仕事を回していました。そこに外注というものを取り入れた瞬間、一気にビジネスがゲームチェンジしました。具体的に言うと、成果物の質が上がって僕らの仕事の時間が減りました。

最初に依頼したのは、動画レクチャーの文字起こしでした。この仕事は時間が掛かる割には、自分たち以外でも出来る仕事だったと思います。それでも外注化する前は「この専門用語が聞き取れなかったらどうしよう?」となかなか外部の人に任せることが出来ませんでした。

Project management outsourcing

もし「これは他の人には無理だろう」という仕事があっても、少し頑張って外注してみてください。僕たちも文字起こしから始まり、記事ライティング、デザイン、eBook作成、動画編集、アニメーション制作、顧客からのメール対応、コールセンターなど様々な仕事を外注することに成功しています。

新しい種類の仕事を外注するたびに「これはさすがに無理だよね」というやりとりを、何度もチームの中で話していたのを覚えています。ですが外注のクラウドワーカーさんは、その分野に特化した人材です。彼らに仕事を依頼し、成果物にフィードバックを与えていくことで、自分たちよりも早くそしてクオリティの高い成果物を作ってもらうことが出来ました。

あなたの依頼した成果物はあなたがいなければ完成しなかったものです。裏を返せば、あなたが依頼できる先が増えれば、マーケティングプロジェクトにおいてあなたの果たせる役割が増えることに繋がります。依頼先を少ししか持ってなければ、あなたのできることは限られます。反対に、たくさんの依頼先を持っていれば、それだけあなたが果たせる役割は多くなるのです。

したがって、プロジェクトメンバー間で互いに「何ができるか」を知るには、依頼可能なサービスや外注先を列挙して共有するのが有効といえます。そこで用意したいのが、マーケティングサービス・カタログです。これは依頼先のサービス名や依頼内容、連絡先などをリスト化したもので、プロジェクトにおいてあなたが果たせる役割を明確化できます。チームが大きい場合は、チームメンバーを役割ごとに分類してリストに加えておくのも良いでしょう。

マーケティングサービス・カタログに記載すべき3つの内容

依頼先をカタログという形でリストのように整理しておき、いざ必要になった時にそのリストから選んですぐに依頼できるようにしておきます。自分自身のためだけでなく、チームメンバーが依頼したい場合にもこのカタログを参照してもらえるように整備しておきましょう。

このカタログには、企業で提供しているサービスなどの他にクラウドソーシングサイトのワーカーさんの情報も載せましょう。クラウドソーシングサイトの場合は、上手に探せば企業よりも安価でレベルの高いフリーランスを見つけることが可能です。基本的に次の3点を記載します。

カタログ記載内容#1:サービス内容

サービスの具体的な内容です。「ブログ記事執筆」や「パンフレット印刷」「プロダクトデモ動画制作」などと書きます。読んだ人が、サービスの内容を直感的に理解できるよう簡潔に記述しましょう。

カタログ記載内容#2:所要時間の目安

それぞれのサービスにかかる所要時間です。「アニメーション30秒につき制作に32時間」など、依頼の際に所要時間の見通しを立てられるよう記載しましょう。

カタログ記載内容#3:連絡先

依頼時に連絡すべき相手を記載します。最低限の情報として、担当者名とメールアドレスなどの連絡先がわかればよいでしょう。

Project management crowdworks profile

クラウドソーシングサイトを使っている場合は、クラウドワーカーのプロフィールURLや、Chatworkなどの連絡先を追加しておきましょう。

マーケティングサービス・カタログの作り方

続いて、マーケティングサービス・カタログの作り方を3つのステップに分けて紹介します。

ステップ#1:必要なサービスの種類をリストアップする

まずは自社に必要なサービスの種類を洗い出すことから始めましょう。何が必要かは、自社がどのような種類のコンテンツを作るのかによって異なります。たとえば、動画コンテンツを作るのであれば撮影や動画編集に関するサービスが必要です。

Project management past projects

すぐに思い浮かばないようであれば、過去のプロジェクトを振り返りましょう。同じようなプロジェクトを繰り返しているのなら、同じ種類のサービスも繰り返し利用することになるかもしれません。また、自社のステークホルダーに相談するのも1つの方法です。

ステップ#2:実際にサービスを利用する

必要となるサービスの種類をリストアップしたら、次はそれぞれの種類について具体的にサービスを利用してみましょう。そして、良質なサービスや定期的に受注してくれそうなサービスを選定し、リスト化します。そして実際に仕事を依頼して様子を見ましょう。ここは時間がかかるプロセスです。

クラウドソーシングサイトの場合には、基本的に3つの依頼方法があります。案件を文章にまとめて一般募集する公募形式では、案件の情報を見て応募してくれたワーカーさんに依頼をしていきます。案件を掲載しておくだけで、ワーカーさんが集まってくれるので他の仕事をしながら、依頼先を探すことができます。ただし、応募者のスキルレベルにバラツキがあるので選別する必要が出てきます。

検索機能から良さそうなワーカーさんを見つけ、個別に依頼を送っていく方法もあります。スカウト形式と呼ばれるこの方法では、自分の狙ったワーカーさんに依頼の打診ができます。この方法では公募で待っているだけでなく自分から積極的にアプローチすることが出来ます。また質の高そうなワーカーさんを狙って依頼することも可能です。

3つ目の方法はコンペ形式というものです。これはキャッチフレーズ案やデザイン案など具体的な案を募集する際に、すごく便利です。例えば、Kindle書籍の表紙の画像だったり、ブランドのロゴ、キャッチフレーズを作りたいときに便利です。

Project management crowdworks competition

ワーカーさんからは仕事の応募ではなく、具体的な成果物がいきなり提出されてきます。その中から、自分のイメージに合致するものを選ぶことができます。公募形式と似ていますが、ワーカーさんを選ぶ際にいきなり成果物を見ながら決めることが出来ます。画像などのシンプルで比較しやすい成果物の場合には、この方法がオススメです。

Project management customer center

クラウドワークスでは間に合わない仕事は、外注サービスを提供している企業にお願いしましょう。コールセンター業務なんかは、その典型例です。スタッフが常駐する必要があるので、個人のクラウドワーカーに依頼するよりも、1社で何社分も請け負っているコールセンター専門企業に依頼する方が安価になります。また緊急の文字起こしをすぐに頼みたい場合など、急いでいる場合は企業のサービスが便利なこともあります。

実際にこれらのワーカーさんや企業のサービスを利用してみたところ、あまり満足できる結果にならないケースもあるでしょう。その場合は、気を取り直して別のサービスを試してみてください。

ステップ#3:良かった依頼先をシートにまとめる

最後に、良質なサービスをシートに分かりやすくまとめ、マーケティングサービス・カタログとします。形式に決まりはありませんが、内容と所要時間、連絡先を完結に記載するのが理想的です。デザインという仕事であっても、それがロゴであればここ、Kindle書籍の表紙ならばここ、というように仕事の種類によって依頼先に迷わないように書くことも大事です。

こういう情報って僕が「まとめてください」と言っても結構面倒で後回しになったりすると思います。そこで、マーケティングサービス・カタログのテンプレートをご用意しました。初めから書き込まれている例を自社のケースに当てはめて書き換えるだけで、分かりやすいカタログが完成します。

まとめ:サービスをリスト化していつでもアクセス可能に

マーケティングプロジェクトには多くの人や企業の協力が必要です。きちんと整理しておかなければ、どの作業をどのサービスに依頼すべきなのか分からなくなります。仮に自分の頭では分かっていても、プロジェクトメンバー間で共有するのは困難でしょう。

そこで有効なのがマーケティングサービス・カタログです。良質なサービスや所要時間、連絡先をリスト化することで、社内でサービスが必要になった際、すぐにアクセス可能になります。

情報を適切に管理・共有できるかどうかによって、プロジェクトの生産性は大幅に左右されます。ひいてはプロジェクトの成否さえ左右するかもしれません。今回のご紹介はここまでです。また次回、お会いしましょう。

マーケティングサービス・カタログのテンプレート

複製してお使いください。(Googleへのログインが必要です)

https://docs.google.com/document/d/1LTQlO0VSSG2xnYbn88RtA9aOLjdtNcR9VqZoOu7T3v4/copy

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