• Skip to primary navigation
  • Skip to main content

石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

  • いしこん 3.0
  • 無料ウェビナー
  • もう1本読む?
    • 【初心者でもわかる】失敗しないセールスファネル完全攻略ガイド:リード獲得から高額商品販売まで、売上を最大化する自動化戦略
    • 個人事業主のためのAIツール活用術|ChatGPTから始めるビジネスの自動化・効率化マスターガイド
    • ネット広告代理店を個人で開業!Facebook広告運用のスキルを身につけて成功する方法|ツールの設定、数値分析、営業、業務効率化まで
    • 【保存版】コンテンツマーケティングのネタ切れを防ぐ!ネタの見つけ方と戦略のコツ
    • 上級者をペルソナに設定し優良顧客だけを集める方法
    • Eメールマーケティングの基礎知識|開封率と成約率の向上、セグメンテーションまで
    • 30代フリーランスが家族と一緒にオランダに移住した体験を話します
    • Webマーケティングのやり方マスター講座|ブランディング戦略、SNS発信、スケジュール管理を解説
    • ネットビジネスの始め方【これでオランダ移住を実現しました】
    • オンラインコース(講座)ビジネスの作り方・やり方
    • 会員制サイトの作り方とサブスクリプションの導入方法
    • 動画広告の作り方マスター講座|種類、活用方法から効果測定のコツまで
    • 短くて成約率の高いVideo Sales Letter(VSL)の作り方
    • エバーグリーンローンチとは?ツールの使い方を詳しく解説!
    • 個人でKindle電子書籍を出版して利益を得る方法
    • Teachable(ティーチャブル)の使い方・操作方法
    • ClickFunnels(クリックファネル)の使い方・操作方法
  • コース一覧
  • お客様の声
  • 石崎力也とは?
  • リソース
  • スクール
  • Show Search
Hide Search
現在の場所:ホーム / アーカイブMembership

Membership

会員制サイトを構築し成功に導く10の戦略【コミュニティーの維持】

Last updated on 2021年11月17日 By 石崎 力也

今回のレクチャーでは、会員制ビジネスで顧客を維持するための戦略をお話します。リテンション戦略ですね。会員を維持するための小さなことを着実に行い、定着率を向上させましょう。その戦略は実にたくさんあります。ただひとつ覚えておいて欲しいのは、これからお話しする戦略のすべてを実行する必要はないことです。僕はたくさんの選択肢を提示しますが、あなたはその中から最も良いと感じるものだけを選んで、できるだけ早く行動に移してください。

前にも話しましたが、人は会員制サイトにコンテンツを求めてやって来ます。コンテンツを求めて来るのですが、コミュニティのために留まります。では、コミュニティを良いものにするためには、何ができるでしょうか。ここでは具体的な20の戦略のうち、10を説明していきます。

#1:明確なルールとガイドラインを作る

最初の1つは、明確なルールとガイドラインを持つことです。非常に簡単なことに聞こえますね。しかし、これはとても有効です。ルールとガイドラインがあることで、会員制サイト内に自然と警察が誕生します。 つまり、コミュニティ内における法律を決めておけば、メンバーはお互いに自制心を持つようになるのです。もちろん、それは常に完璧に働くわけではありませんが、サイト内にルールを守らない人が現れた時に生じる問題を減らせます。

10k road map

これはニールパテルの10K Profit Roadmapという商品に含まれるFacebookコミュニティのグループルールです。リンクを貼らないで、採用活動しないで、他のメンバーに失礼の内容に、リードを獲得する目的の投稿はしないで、とあります。

One Funnel Away

これはラッセルブランソンの販売する One Funnel Away という商品に含まれるFacebookコミュニティのグループルールです。宣伝するな、スパムするな、アフィリエイトもだめ。ビデオの投稿はだめ。ポジティブでいましょう。ラッセルとジュリーとステファンに直接的にメッセージを送らないでください、とあります。

石崎力也 チャットワーク ルール

これは僕たちが運営するコミュニティです。One Funnel Awayのガイドラインと同じく、石崎や小川さんに直接メッセージしないようお願いしています。また質問は1つずつお願いしています。一気に10個の質問きたら回答する気持ちが萎えるからです。アフィリエイト活動しないで、とかプロモーション活動しないで、と書いていませんが、今のところ積極的にそういったことをやろうとする人は出てきません。できたらガイドラインに追加するまでです。

あんまりルールの多いコミュニティだと、投稿数が減ることを危惧しています。まるは緩くスタートして、コミュニティの空気を感じながら、少しずつガイドラインを追加するアプローチもありです。経験値を積まないとガイドラインに何を書くべきかもわからないでしょうから。

ワークブックの中ではFacebookグループや会員制サイトで実際に使われているガイドラインの例をいくつか紹介しています。あなたがすべきことは、メンバーに何をしてほしいかを考えることです。何が適切か、何が適切でないのか。それを明確にしてください。その上で、メンバーがサイトに溶け込むためのルールとガイドラインを決定し、それを明示し、いつでも確認できるようにしてください。

#2:オリジナルのセレモニーと言葉を作る

2つ目は、会員制サイト独自のセレモニーや言葉を作ることです。ご存知の通り、僕たちもオリジナルのセレモニーや言葉をいくつか持っています。以前、Stu McLarenが行ったTRIBE Liveでの出来事は良い例になります。Stu McLarenはステージに立っているとき、ある観客が青いTシャツを着ているのに気付きました。よく見ると、そこにはStu McLarenの顔が印刷されています。プレゼンの途中で、彼はこう言いました。「そのTシャツはどうなっているんだ?」するとTシャツを着ていた1人が立ち上がります。それに続いて、Stu McLarenの顔のTシャツを着た他の15人が立ち上がりました。実はこれは、TRIBE内で使われるオリジナルの言葉を合図として行動することが計画されていたのです。サイトオリジナルの言葉やセレモニーを作ると、結束感が生まれます。

僕が皆さんにお勧めしたいのは、会員制サイトのアイデンティティの一部となるようなセレモニーや言葉を考えることです。あなたがそれを使えば使うほど、メンバーもその言葉を使うようになり、絆が深まります。

とはいえ、やりすぎると洗脳コミュニティになります。以前、Quoraで、こんな投稿を見ました。

幸福洗脳

胡散臭さと無縁な真っ当な人であれば自分の運営するオンラインサロンやセレクトショップに以下のようなお題目を掲げたりはしません。

・・・この写真の下に、幸福洗脳のTシャツを着た集合写真があります。僕はこの幸福洗脳という言葉のジャッジはしません。ただ世の中にはコミュニティやオンラインサロンが宗教化しているのを嫌う人もいることを一応頭に留めておきたいところです。あまりにもコミュニティのグルが教祖っぽくなりすぎて、かつコミュニティの方向性も成果を出すことではなくただそこに属していることに価値を見出されるようになると、外からはカルト集団のように思われるそうです。

#3:オリジナルアイテムを作る

3つ目は、会員制サイトのオリジナルアイテムを作ることです。アイテムにはいろいろな例がありますが、一番わかりやすいのはTシャツです。

ついさっきTシャツはカルトっぽいといったじゃないかとあなたは思うでしょう。そんなことはありません。みてください、この写真。

ClickFunnels t shirt

ClickFunnelsからもらったTシャツを、タイで来ています。息子を抱えながら。余談ですが、このTシャツすごい肌触りがいいです。ClickFunnelsから届いたら是非、あなたも注文してください。

別に僕はClickFunnelsの回し者でもありません。一応、アフィリエイト収入は得ているけど、タイ人にClickFunnelsを紹介しようと思ってこのTシャツを着ているわけではありません。僕みたいな単細胞な人間はそういった複雑な思考はできないのです。

じゃあなんで着ているか。正直いうと、ユニクロ以外のTシャツは持っていない、が本音ですが、建前をいうなら、ClickFunnelsを使って成果を出しているからとでもいっておきましょう。僕がShopifyで成果も出していないのに、ShopifyのTシャツを着るのは意味が分かりませんが、少なくとも僕はClickFunnelsを使ってたくさんのオンラインコースを販売しています。

それにしても足が短いですね。アメリカのXLサイズを頼んだので、僕には大きすぎたようです。本物はもうちょっとだけ足が長いはずです。ほんのちょっとだけね。

これについては、ClickFunnelsの創設者ラッセル・ブランソンが素晴らしい仕事をしています。 彼はコミュニティのためにオリジナルTシャツを作るのが大好きです。彼はソフトウェア会社を経営していて、会社でもこの戦術を使っています。 彼は、「僕はConfusion Softの一員ではありません」と書いたTシャツを作り、社員に配っています。彼の会社の社員は、それを着ることを誇りに思っています。「私はラッセルの仲間だ」と感じられ、それがアイデンティティになるのです。

Stu McLarenはTRIBE Liveでも似たようなことをしました。オリジナルTシャツを参加者全員に配ったのです。アイテムは、Tシャツでなくとも、ステッカー、マグカップなど、会員制サイトの一員であることを感じてもらえるものであれば、何でもいいです。

ひとつ例をお話ししましょう。僕はセールスファネルの構築にClickFunnelsを使っています。そこでは、オリジナルアイテムとしてClickFunnelsのロゴの入ったTシャツを送ってくれて、僕はそれを着てクアラルンプールの街を家族と歩いていました。あるときカフェでパソコンを触っていると、見知らぬ人から声をかけられました。僕のTシャツにあるClickFunnelsのロゴに気付いて 「あなたもClickFunnelsを使ってデジタルコンテンツを売っているの?」と。 そこから会話が弾んで、彼女とは初対面でしたが、すぐに打ち解けられました。

このように、オリジナルアイテムは、コミュニティメンバーを識別してくれる役割を果たし、メンバー同士のつながりを生んでくれるのです。

#4:ウェルカムグループを作る

4つ目は、ウェルカムグループを作ることです。ウェルカムグループとは、名前の通り、新規メンバーを歓迎する役割を果たす人たちです。

まずはサイトのメンバーにこう伝えてください。「これから新しい人たちがたくさんこのサイトに入ってくるんだ。彼らが孤立してしまうのは避けたい。新しいメンバーを歓迎するために、僕たちの文化やルールを教えることを手伝ってくれないか?そうすれば、僕たちが作り上げてきた文化を守り続けることができる」。こう言うことで、新しいメンバーを歓迎するために協力してくれるボランティアが出てくるはずです。

初めてあなたのサイトに参加したメンバーが最も心配するのは、自分は間違った判断をしていないか、入会して本当に良かったのかということです。ウェルカムグループ行うのは、彼らに歓迎の気持ちを伝え、次にすべきことを教え、困っていれば助けることです。そうすることで、新しいメンバーは「自分は本当に歓迎されている」「参加したことは間違った判断はでなかった」と安心します。

また、新規メンバーが自己紹介をした際は、ウェルカムグループにその自己紹介についてすぐにコメントをしてもらいます。新規メンバーがせっかく自己紹介をしたのに、なんのリアクションももらえないのは最悪です。しかし、自己紹介をしたすぐ後に、いろんな人から「やあ、ようこそ」「会えてよかった」と声をかけてもらえたらどうでしょう。最高の気分になりますよね。「ああ、ここに仲間がいるんだ」と思えます。

ウェルカムグループは、新規メンバーを確実に歓迎して安心させるために重要な役割を果たすのです。

#5:仲介役の人を作る

5つ目は、仲介役の人を作ることです。仲介役とは、メンバーとメンバーをつなぐ役割を果たす人のことです。仲介人がいることで、コミュニティ内であらゆる種類のつながりを見つけることが簡単になります。僕が新規メンバーによくする質問のひとつは「この会員制サイトから何を得たいと思っているのか」「今すぐにでも解決したいと思っている問題や課題は何か」といったことです。こう問いかけることで、メンバー同士で様々な問題や課題を共有できます。しかし、会員制サイトのメンバーの全員が、全員の得意分野を知っているわけではありません。

佐々木さんがある問題を抱えていて、和田さんがその分野の専門家であり、解決方法を知っているかもしれません。でも佐々木さんと和田さんが知り合いでなければ意味がありません。そこで、佐々木さんは仲介役に連絡を取ります。「この質問に答えてくれる人はいる?」 仲介役の紹介により、佐々木さんは和田さんと出会えます。

このように、人々をつなぐ手助けをしてくれる仲介役の人が1人でもいれば、コミュニティ内のつながりを増やせるのです。

ちなみにこの仲介役の仕組みを自動で運用しているのが iHeab や Amazon です。

プロバイオティック

先日もこんなメールがiHerbから届きました。この質問に答えてくれる?という内容です。僕は内科の先生から処方されたものを決められたスケジュールで飲んでいるだけなので、答えられるほどの知識は持ち合わせていませんが、サプリメントに詳しい方で、かつ面倒見のいい方はこういった質問に必ず答えてくれます。実際に、この質問に対してたくさんの回答がついていました。

全く余談ですが、僕はサプリメントについての知識は全くありませんが、サプリメントを飲みデトックスをすることで、日常生活のパフォーマンスが上がりました。

#6:ポイントとスコアボードの設置

6つ目は、ポイントとスコアボードの導入です。数年前にStu McLarenはある会員制サイトを作り、その際にポイントシステムを導入しました。 例えば会員制サイトへのログインなど、Stuが望むことをしたメンバーにポイントを与えるのです。同じように、コメントをしてくれた人、ミーティングに参加してくれた人にもポイントを与えます。これを始めてすぐに、メンバーはポイントを集め始めました。そして、メンバーの定着率も急上昇しました。

ここで重要なのは、Stu McLarenがしたのは、メンバーにポイントを与えることだけだったということです。実はその時点では、ポイントを何に使うかははっきりと告知していなかったのです。僕たちは最終的には、ポイントを通貨として利用して、商品を購入したり、交換したりできるようにする計画をしていましたが、それを伝えてはいませんでした。つまり彼らが知っていたのは、ログインやコメントをすればポイントが与えられるということだけです。しかしそれでも、彼らはポイントを貯めて、そのシステムを気に入ってくれたのです。

その後Stuは、スコアボードの導入も始めました。スコアボードとは、メンバーが獲得したポイントをランキング形式で掲載するものです。初めの頃は、総合的なポイントを記載するスコアボードを1つだけ用意していました。しかし時間が経つにつれて、総合スコアボードに載っている人たちは固定されてきました。彼らは大量のポイントを持っていて、新しいメンバーが総合スコアボードを見ると、「僕にはそんなにポイントを稼ぐことはできない」と思って、諦めてしまいました。これでは逆効果です。そこで僕たちは、2つのタイプのボードを用意しました。総合的なスコアボードと、毎月リセットされる月別のスコアボードです。そうすることで、新しいメンバーが参加したときに、誰もが平等な立場でスタートできるようになり、今では誰もが平等にチャンスを得られるようになりました。

ポイントとスコアボードは、メンバーのモチベーションを維持するために大切な要素です。

とはいえポイント制度を実装できるプラットフォームは限られています。例えば、僕たちが使っている Teachable や Thinkific にはそのような機能はありません。それらを無理矢理実装すると、あとで面倒なことになりそうです。

これは非常に重要な考え方になりますが、いますぐできる範囲で実行する、ことが非常に重要です。他人のビジネスモデルを見て、ああ、僕も実装してみたいと思うのはいいことです。ただプラットフォームが異なっている場合、それらを簡単に実装できるかは分かりません。なぜかわかりませんが、日本には、こういった他人のビジネスの実装状況を部分的にパクってくるが故に、使い勝手の悪いサイトなってしまったものがたくさんあります。

繰り返します。いますぐできる範囲で実行することが重要です。例えばログインごとにポイントを与えられなくても、各モジュールを終了した人には10ポイントを与えるなどのルールを設けて、7つのモジュールを終えて合計70ポイントを貯めた人には景品を配るなどするのも、素晴らしい代替案だと思いませんか?

工夫次第でこれらポイント制度やスコアボードのアイディアを、会員制ビジネスにも導入することは可能です。

#7:バッジを用意する

7番目はバッジです。これはわかりやすいですよね。上で話した通り、人はポイントを集めるのが大好きです。そして、獲得したポイントに応じて、バッジを付与するのです。バッジは非常にわかりやすい会員制サイト内のステータスの象徴です。そして、より上位のバッジを持つことで、コミュニティ内での知名度を高めることもできます。

僕もYouTubeのメンバーシップというYouTubeチャンネルの中の月額メンバーに、メンバー在籍期間に応じて1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月の記念バッジをプレゼントしています。

これは空手の帯にも通ずるどころがあると思います。最初は白帯から始まり、黄色、緑、茶色、黒と色を変えていく。帯の色は、努力量の蓄積や、その人の大会での成績などが反映されていますから、誇らしい気持ちになるのは間違いありません。

ちなみに僕が属している糸東流は、白帯が10級で、そこから昇級があり、9、8、7と数字が小さくなっていきます。1級の次は初段で、黒帯です。黒帯になったらそれ以上の目標はないのかと言われれば、そうではなく、二段、三段、四段と今度は昇段があります。段の数に応じて、黒帯には金色の線が入ります。さらに指導員や師範代の資格があり、大会での入賞があり、目標は尽きることがありません。

#8:殿堂を作る

8番目は、殿堂を作ることです。あなたの会員制サイトのメンバーにも、スーパースターになりそうな人がいるかもしれません。 そういう人たちの功績を称えるために、殿堂を作ってください。

数週間前、Stu McLarenはジグ・ジグラーの本社にいました。彼がオフィスに入って一番印象に残ったのは、「感謝の壁」と呼ばれるものでした。そこには、ジグ・ジグラーの人生に大きな影響を与えた人々の写真が並んでいたのです。あなたの会員制サイトにも同じようなものがあったらどうでしょう。サイトのメンバーの中のスーパースターを表彰する殿堂です。「自分も表彰されたい」という思いがモチベーションになり、メンバーの定着率を高められます。メンバーに対して、努力するきっかけを与えることができるのです。

今、僕が最も表彰したい人物は、医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」の本を書いた宮澤さんです。もう長らく宮澤さんと一緒にビジネスをさせていただいております。誇らしいことに、宮澤さんはTeachableを使って初めて1 million dollars を稼いだ日本人プレーヤーです。宮澤さんが、Teachableから1億円達成のトロフィーを贈られた時、僕たちに電話をかけてくれました。「あれ、とうの昔に石崎さんのところが達成していたと思っていました」と。

悲しいかな、僕たちはClickFunnels で決済を受けているので、仮にTeachable でオンラインコースを提供していても、Teachable の売上には一切計上されないのです。今、いくつかのキャンペーンでは、Teachableで決済を受け始めたので、スーパースターの宮澤さんに続き、日本人で2番目のトロフィー受賞者となり、Teachable に殿堂入りできるよう頑張っているところです。

#9:コンテストを開催する

9番目は、月をまたぐコンテストを開催することです。以前のレクチャーで、コンテンツをオーバーラップさせることの大切さについて話しました。

モジュール1の最後にモジュール2の予告をし、モジュール2ではモジュール1の復習からスタートします。それだけではなく、モジュール1とモジュール2の関連性を強めて、お互いが補強し合うようなコンテンツになるのが理想です。

コンテストもそれと同じように開催するのです。つまり、1ヶ月でコンテストを実施して、次の月に当選者を発表します。このように、ひとつのコンテストを月をまたいで開催することで「結果を知りたい」と思ってもらい、会員の定着率向上につなげられます。

#10:アンケートを実施する

10番目はアンケートの実施です。アンケートを行うことで、あなたがメンバーの話を聞いていることを示せます。また、アンケート結果についてメンバーと話し合う機会を設けられます。アンケートを実施する際もコンテストと同様に、1ヶ月間でアンケートを実施し、次の月にその結果を共有しましょう。そうすることで、アンケート結果を知りたいと思っているメンバーに、サイトに居続けてもらうことができます。

まとめ:自分に合う戦略を実行してみる

ここまで、コミュニティを維持するための10の戦略を話しました。最初に言った通り、これらの全てを同時に実施する必要はありません。この中から、自分にとって使いやすそうなものを選択して適用してみてください。

また次のレクチャーでお会いしましょう。

会員制ビジネスにゲーミフィケーションを導入する4つの手順

Last updated on 2021年9月15日 By 石崎 力也

今回のレクチャーでは、どのようにゲーミフィケーションを会員制サイトへ適用させられるかについて考えていきましょう。実はゲーミフィケーションと会員制サイトというのは、とても相性がいいんですよ。

だから適用させるのはとても簡単ですし、実践した時のリターンもかなり大きいです。おそらく会員制サイトでは、物理的に会員へ配るウェルカムパッケージのようなものよりも、何かを達成した時の修了証のようなものの方が良いでしょう。そのほうが、会員にとって重要な意味を持つようになりますから。

あなたの会員制サイトにゲーミフィケーションを導入する4つの手順

まずはサクセスパスを見て、どこにゲーミフィケーションを適用できるか見てみましょう。サクセスパスとは、会員が今の姿となりたい姿をつなげて、目標を達成するまでのハードルを可視化したロードマップのことですね。

サクセスパス

つまりサクセスパスには、超えるべきハードルに合わせて何段階ものステージがあるんです。そして各ステージに、タスクが書かれたボードを用意していきます。すべてのステージにボードを用意することで、より広い視点でサクセスパス全体を見ることができるようになりますよ。

これが会員制サイトにとって非常に有効である理由を、もう少し詳しくお話ししましょう。すべてのステージにボードを用意してみると、まず会員制サイト全体の枠組みを作成することが可能となります。

全体的なフレームが出来上がれば、1ヶ月ごとのような短期間の視点から、1年スパンでのプロセスを捉えることができるようになります。月額サブスクリプションという観点からすると、どうしても1ヶ月ごとのくくりで見てしまいがちですよね。しかし会員制サイトで何か大きなことを達成しようとするのであれば、1年間くらいの視点でパスを捉える方がいいでしょう。

ではこれらを踏まえた上で、ゲーミフィケーションをあなたの会員制サイトに導入する手順を4つご紹介します。

手順#1:パートナー制度やコミュニティに深く関われる仕組みを導入する

会員制サイトだけではなく、オンラインコースにゲーミフィケーションを導入する方法もあります。しかし両者とも、基本的に本質は変わりません。会員制サイトやオンラインコースでも同様に、パートナー制度やコミュニティに関わることができるような工夫をすることがおすすめですよ。

パートナー制度は、会員同士をパートナーとしてともに助け合う仕組みを作ることですね。一人でワークをこなすよりも、相方がいるだけで進捗状況は大きく変わります。各オンラインコースごとにFacebookグループや、チャットワークなどでコミュニティを開いておき、自由にパートナーを探せるようある程度オープンにしておく。

最初は、縦の繋がりを求めてオンラインコースを購入する人がほとんどです。つまり「先生」と「生徒」の関係です。ある程度、作業量が進んでくると、生徒はこんな風に考えます。「先生から秘密のノウハウを教えてもらうことで成功できると思っていたけど、秘密のノウハウなんて存在しない。それより今取り組んでいるビジネスをローンチすることの方がはるかに重要だ」と。

僕はOnline School Building 2.0 のコミュニティをチャットワークで開いています。もしかしたらこのオンラインコースの中に秘密のノウハウがいくつかは含まれているのかもしれません。でもそんなの1つか2つ程度です。僕や小川さんに対して「認識のずれ」を確認するのはいいでしょう。それでも、迷うことなどそれほど多くはありません。あなたが会員制サイトを作り、サブスクリプション収入を得たければやるべきことはたった3つです。

  1. サクセスパスを作る
  2. サクセスパスに従ってコンテンツを作る
  3. Teachableにコンテンツをアップロードし、Subscriptionのペイメントプランを選択する

この3つのプロセスです。難しくないですね。

じゃあ集客はどうするのか?という話ですが、ここにも特別な秘密はありません。他の人たちがやっていることと同じことをするしかありません。あなたのライバルはマーケットのアテンションを集めるためにどんなことをしていますか?石崎はブログを更新し、YouTubeに動画をアップロードし、たまにUdemyのコースを出し、足りないトラフィックを広告で補っています。これ以外にできることありますか?

そうです、ビジネスについて考えるよりも、ビジネスを前に進めることの方がはるかに重要なのです。縦の繋がりに価値を見出すのは「ビジネスについて考えること」。先生から秘密のノウハウを教えてもらおうという姿勢です。なんの意味もない行為です。いくらビジネスについて考えたってお金は生まれません。お金を生み出すには、具体的な成果物を一つ一つ完成させ、ビジネスを前に進めるしかないのです。

会員制サイトならではのゲーミフィケーションもありますね。例えば、月ごとの定例集会のようなもの。毎月何かしらのコンテンツを提供しているのであれば、それに従って交流を図ることが可能です。これもやはりビジネスを前に進める施策です。

また、新たな参加者を紹介するような時間があってもいいですね。定例集会を行うのであれば、ゲーミフィケーションをいろいろな場面で導入することができるでしょう。大切なのは進捗が遅れている人に、適切な援助ができるようにすることです。

手順#2:ライブセッションにも受講者が積極的に関われるよう工夫をする

ライブセッションについても考えてみましょう。ウェブ上で行うセミナー形式のウェビナーであれ、Q&Aセッションであれ、Facebook Liveであれ、どういったものでも構いません。あなたが会員制サイトの中で行っているオンライン・セッションを中心にして、ゲーミフィケーションの要素を取り入れていってください。

例えばオンライン・セッションによく参加してくれる方へ特別な賞を受賞したり、自分が良いと思う行動をする会員を紹介したり。あなたがいいと思ったことを、皆の前で共有するんです。そうすると会員はよりあなたの期待に応えようとし、オンライン・セッションの参加者もどんどん増えていきます。

チャットワークを運用しているとわかることですが、100人の会員がいればアクティブにチャットに参加するのは半分ほどです。特に2〜3人は頻繁にチャットに参加してくれます。彼らは、一方的に質問ばかりする人ではなく、チャットワークを盛り上げようとしてくれる人たちです。こういう盛り上げ役のような人が数人いるだけで運営がかなり楽になります。

僕はそういう人たちを見つけると表彰したくなります。何か役に立つものをプレゼントしたい気持ちになります。きっと一番役立つプレゼントはお金なんだろうけど、お金を渡すのはあまりにも生々しいので、もう少し間接的に、例えば、彼らの商品をコミュニティで紹介したり、ブログで取り上げたりすることで、

しかし何をするにしても、常に2つ先の行動を見据えておいてほしいところです。

  1. 自分の会員制サイトで行っているイベントやアクティビティを見直し、より多くの方に会員制サイトを活用してもらうにはどうしたらいいのか。
  2. またゲーミフィケーションをどうすれば導入できるのか、常に先手を考えながら行動しましょう。

そういった工夫をこらしていくことで、会員を増やしていけるでしょう。

手順#3:サクセスパスを進むごとに会員を祝福して成長へのリターンを実感してもらう

今、ちょうど話が出たので、会員制サイトの規模を大きくするための方法についても言及しておきますね。サクセスパスが確立され、ゴールまでの超えるべきハードルが出来上がったら、会員たちはその道順を追って成長していくことでしょう。実はその成長するタイミングこそが、会員を増やす絶好のチャンスなんです。

具体的には、既存の会員がサクセスパスを進むごとに、何かしらの手段を使って祝ってあげましょう。会員の成長を見逃さないためにも、1ステージをクリアするごとにChatworkグループに投稿するよう会員へ伝えておくことがおすすめです。

そして1度Chatworkグループに達成報告が投稿されたら、祝福のコメントを書くのはもちろんのこと、必ずその投稿のスクリーンショットを撮影しておいてください。そうすれば後日行うであろうマーケティング活動で、絶対に活用することができます。

そのスクリーンショットを見た見込み客たちは「この会員制サイトに入会すれば、こんなに成長できるんだ」と思えますし、どんな宣伝文句よりも実例の方が説得力があるのです。もしできるのであれば、Chatworkグループへの達成報告は、ぜひビデオでしてもらいましょう。そちらの方がコメントよりもマーケティング効果が大きいです。

レビュー

これはOnline School Building 2.0 のセールスレターです。このレターにはたくさんの、チャットワークに寄せられた達成報告のスクショがたくさん掲載されています。「これだけ盛り上がっているんだ!」と思ってもらうことが重要です。受講生の達成報告は社会的証明のパワーが強いです。

手順#4:達成報告をビデオで報告してもらうテクニックを活用する

そして実は、ビデオを撮影してもらうテクニックがあります。問題なくビデオを撮影できる方なら問題ありませんが、中にはビデオの撮影というだけで抵抗感を示す場合があるのです。そういう方には、タスクとして設定してしまう方法が有効でしょう。

サクセスパスに従って作成するボードについては、最初の方でお話ししました。このボードの中で「達成したコメントをビデオで撮影して、Chatworkグループに共有する」というタスクを設定しておくということです。そうすれば進捗のある会員のコメントは、確実にビデオで残すことができるはずです。

僕たちもたった今、改訂中のコンプリートバンドル2.0というサブスク商品には、リカルドのコースから着想を得て、「達成したコメントをビデオで撮影して、Chatworkグループに共有する」のタスクを追加する予定です。

リカルド・テイシェイラはサクセスパスやボードを活用して、会員たちに達成報告してもらうことが大好きです。もちろんマーケティングに使えるということもあるのですが、何よりも会員の喜びの顔が見れるというのがいいですよね。僕もこれまで何度もリカルドのコミュニティに、自分の自撮り動画や写真を、達成報告とともに投稿しました。投稿するたびにたくさんのお祝いがあるので、2回目以降の投稿がどんどん気持ち良くなっていったのを覚えています。

会員制サイトを立ち上げた初期のころだと、なかなかこういったビデオは集まりにくいです。しかし時間が経過するごとにどんどん増えていきますので、しっかりと管理しておきましょう。そうすれば、いざという時に活用することができます。

まずはゲーミフィケーションを導入してみて実際にフィードバックを得られることが大切

リカルド・テイシェイラはこれまで、オンラインコースにゲーミフィケーションを導入することをメインでやってきました。そのためまだ会員制サイトへの導入については、いろいろな新規アイディアが集まっているように思います。

そこであなたにお願いしたいのは、あなたの会員制サイトの中でゲーミフィケーションを導入するという実験を行ってほしいということです。そうすれば初めはうまくいかないかもしれませんが、何度も繰り返すたびに少しずつ歯車が合って効果を発揮し始めるでしょう。

リカルド・テイシェイラも、ゲーミフィケーションをオンラインコースに導入したばかりの頃は失敗も多くありました。何度も繰り返し実験し、多くを学ぶ中で成功する方法を感覚的に学んできたんです。今でも新しく学ぶことがたくさんありますよ。

リカルド・テイシェイラのコミュニティでは、ゲーミフィケーションに関するフィードバックを提供してくれる風土があります。だからオンラインコースを始めるたびに、今まで気づかなかった視点に気づかされるんですよ。だから、まずはゲーミフィケーションを導入してみて、あなたのコミュニティからフィードバックを受けてみることはとてもおすすめです。

ここにいくつか僕がコンプリートバンドル2.0に導入を検討しているゲーミフィケーションの実験を紹介します。

  • 達成したコメントをビデオで撮影して、Chatworkグループに共有する
  • パートナー制度を設けてお互いの進捗を報告する
  • ステージを達成するごとにデジタル表彰状を届ける
  • ウェルカムパッケージの中にTシャツやマグカップを含める

色々アイディアが湧いてきます。全て同時にはできないかもしれませんが、1つずつ追加して長く続けてもらえるよう、リテンション戦略も継続的に実行していく予定です。

まとめ:ゲーミフィケーションによってコンテンツの消費は加速され会員は価値を多く受け取れるようになる

さて、ここまでの話をまとめていきましょう。つまるところゲーミフィケーションは、会員の愛着心とコンテンツの達成度を確実に高め、会員との良質な関係を向上させてくれる優れたテクニックです。

なぜならゲーミフィケーションという仕組みによってコンテンツの消費を促すことで、会員たちはより多くの価値を受け取ることができるからです。そして価値を受け取れば受け取るほど、会員制サイトへの滞在期間は長くなるのです。

ゲーミフィケーションを思いつくのは簡単です。ただし常に世界を見回し、ゲーム化できる要素を探す必要があります。空手で白帯から黒帯になる時、その選手は最高の達成感を覚えるでしょう。今でも覚えています。高校生の時、10人組手をして黒帯をもらった時のこと。小学5年生から初めて、6年かけて黒帯を取りました。不思議なことに黒帯を取ると大会でも入賞する回数が増えました。自分は黒帯になったんだという自負が、自分を強くしたのだと思います。

ボーイスカウトに入っている少年たちは、自分のバッジを常に意識しています。そういった世界にあふれるゲーミフィケーションの可能性を探し続け、あなたの会員制サイトやオンラインコースに適用させるのです。

よくよく考えると僕たちのビジネスや経営者として人生もゲーミフィケーションみたいなものです。最初はスキルゼロからスタートし、毎日のように勉強し、ちょっとずつ仲間が集まり、途中裏切りや離別を経験し、途中でスーパースターのようなパートナーがジョインし、事業売上が少しずつ増えていき、ある時マーケットを捉えて一気に売上が爆上げする。住む場所も、地方から、都市、世界へと変えていく。生活水準も少しずつ上がり、最初は松屋で牛丼ばかり食べていたけど、大盛りを頼めるようになり、コンビニで値段を見ずに買い物ができるようになり、欲しかったエスプレッソマシーンを買えるようになる。

ガールフレンドがお嫁さんとなり、子供がひとり、ふたり、さんにん、と生まれ、長男が幼稚園に行き、小学校に行き、長女が幼稚園に行く。次女はまだゆりかごの中ですやすやと寝ている。

僕たちは日常に張りをもたらすために、毎週金曜日に好きなものを食べていい日を設けています。息子が ugly Friday と命名したので、僕らもそう呼んでいます。木曜日の夜に近くのスーパーに行って、普段は食べれないチョコレートやロリポップキャンディーを購入します。まるでお供物をするかのように、そのお菓子を暖炉の下に置いて、金曜日を迎えます。息子がキックボクシングジムのトレーニングから帰ってきて、夕食をおえ、シャワーを浴びて、Netflixで映画を見ながら、カウチでそれら ugly な食べ物を口に放り込みます。「今週もよくやったよ、朝早く起きて、学校でたくさん勉強して、週3で習い事をしている君たちは本当に偉い」と子供達を讃えます。

実は、ugly Fridayを一番楽しみにしているのは僕なんです。普段は、グルテンフリー、カフェインフリー、カゼインフリーの生活をしているので、ugly Friday の日だけは、昨夜半額で買ったクロワッサンをオーブンで温め直し、ツナマヨを中に挟んで食べます。これは妻と貧乏旅行をしているときに、北米のダンキンドーナツでいつも食べていた一番安いメニューです。

ダンキンドーナツ

ツナクロワッサンを食べコーヒーを飲むたびに、ブルックリンのダンキンドーナツを思い出します。12月でした。ニューヨークの冬は本当に寒かったです。ユニクロのヒートテックを着てても寒かったです。Airbnbで借りているお家から、歩いて7分の距離にあるダンキンドーナツのイートインを利用して、文字通り毎日ツナクロワッサンとコーヒーのセットを食べていました。プエルトリコ系アメリカ人のお兄ちゃんと毎日顔を合わすものだから、最初は「お前らまた来たのかよ」みたいな顔をしていたのに、最後に日には「お前ら本当にいっちまうのか、寂しいよ」と言いながらハグをしたほどです。

こう言った素晴らしい記憶は僕の人生のマイルストーンです。そういったマイルストーン、あるいはアクションアイテムの積み重ねが僕の人生であり、それら積み重ねの上に今の僕があります。

スマナサーラ長老が1997年にこんなタイトルの本を出版しました。

「人生はゲームです」

なんて説明不足な本のタイトルでしょう。笑

まるでゲームの世界のように、経験値をため、レベルアップし、仲間を作り、困難に直面し、それを打破し、また次の街へと繰り出すような人生を送りたいものです。

さて…最も重要なのは、ゲーミフィケーションを実際にあなたが実践してみることです。思いついただけでは、何も起きませんよね。そのアイディアが成功するかどうかはやってみなければ分からないものですから。だからまずは、あなたのできる範囲で試行錯誤してみてください。

僕がここまでお話ししてきたことをすぐには理解できないかもしれません。でもまずは僕が言ったことを信じて、試してみてほしいのです。そして今すぐ自分のオンラインコース、または会員制サイトに導入してみれば、僕の言っていることが伝わりますよ。

質問があればコメント欄で教えてくださいね。それではまたお会いしましょう。

会員制ビジネスにゲーミフィケーションを活用する方法【リテンション戦略】

Last updated on 2021年9月15日 By 石崎 力也

今回は、オンラインコースでゲーミフィケーションを活用する方法をお話ししていきたいと思います。ゲーミフィケーションとは、あなたのオンラインコースや会員制サイトをより魅力的にし、離脱を防いで最後までやり抜く環境を生み出すコンセプトのことですね。

具体的には、ゲームボードと呼ばれるものを使用していきます。このゲームボードによって、オンラインコース全体のユーザー体験に関するクオリティがかなり上がることは間違いありません。

ゲームボードを活用して実際に進めていく6つの要素

ゲームボードには、具体的なタスクが書かれています。そしてそのタスクに沿って、受講者は具体的なアクションをしていきます。いわゆるホームワークのようなものだとイメージしてもらって差し支えありませんね。

そういえば日本の小学校は夏休みにたくさんの宿題を出しますよね。

ボートレース

僕も、せっかく三国競艇場や金沢競馬場に行くつもりが、夏休みの宿題が足枷になって、行けなかったことが多々ありました。当時、公営ギャンブルにハマっていました。祖父に連れられて、競艇場や競馬場に入り浸っていました。もちろん子供なので舟券、馬券は買えません。祖父と一緒に予想して、祖父にアドバイスをするような変な子供でした。

何度も予想を的中させるので、周りのおじいちゃんからは「先生」と呼ばれていました。あの時、一生分の運とかツキを使い果たした気がします。

ああ、話を戻しましょう。夏休みの宿題はあまりにも多いので、学校側が表を作ります。やることをまとめた宿題チェックリストは、それはそれは1枚のA4用紙に収まらないくらいたくさんでした。漢字ドリルやれ、工作やれ、本を読んで感想文書け・・・はぁ。ため息をつくと同時に、チャックリストが埋まっていくことに快感を覚えてもいました。当時9歳。単純な頭の僕は、夏休みの最初の2日でチェックリストを全て埋めれば残りは遊べると考えました。

それを実行に移しました。本当に最初の2日で夏休みの宿題を全て終えました。チェックリストのパワーです。

穴があると埋めたくなるというシンプルな人間の脳。

ゲームボードを活用して、チェックリストを作れば受講生の進捗は確実に伸びていきます。それはつまり会員制サイトのリテンションに直接的に貢献します。

サクセスパス

例えばゲームボード上に空欄のあるワークシートがあり、その中身をタスクの内容に沿って埋めてもらうといったことです。うまく活用すれば、ゲーミフィケーションとして機能させることも、十分に可能ですね。では具体的にゲームボードを活用した5つの要素を見ていきましょう。

要素#1:受講者同士のサポートを生み出すフレンド・レスキュー

ゲーミフィケーションをオンラインコースに適用すると、受講者同士のサポート関係を作ることができます。ゲーミフィケーションを生み出したリカルド・テイシェイラは、これを「フレンド・レスキュー」と呼んでいます。友達の救済。

オンラインコースにはさまざまな受講者が集まっており、それぞれにモチベーションも違えば、ライフスタイルも異なりますよね。だからこちらからどれだけ強いプレッシャーをかけても、どれだけモジュールの達成をお願いしても、先に進めなくなる受講者というのは一定数いるものです。

でもそういった受講者をそのままにしておくと、いずれ離脱してしまう可能性がありますよね。そこで受講者同士にパートナー関係を結ばせ、互いにサポートさせることができます。そして困ったときには、パートナーへ頼ることができるようにします。これがフレンド・レスキューの機能ですね。

一人でワークを進めるよりも、相方がいるだけでサボることはなかなかできなくなります。そしてサボらずに一生懸命やれば、次第にオンラインコースへのモチベーションが高まってくるはずです。

僕たちのいる業界ではJVが盛んです。ある人はマーケターに回り、ある人はコンテンツメーカーに回る。それを仲介するプロモーターがいる。こんな感じで、役割分担があります。まるでカクレクマノミが性転換するように、集団にメスがいなくなるとオスがメスに変わるように、その時々のプレーヤーのパワーバランスに応じてマーケターとコンテンツメーカーとプロモーターは役割を変えていきます。

かくいう僕も、相手方のリストが小さい時にはマーケターに回りますし、自分がしゃべりたい時はコンテンツメーカーになるし、あるときはお客さん同士を繋ぐプロモーターにもなります。いずれも経験しているし、今も数社とJVしています。一社は金融系YouTuberの井上遥介さん、もう一社は株式会社インフルエンスムーブメントの吉野さん。それぞれのJVで僕の役割は異なります。いずれにせよ、相手を待たせてはいけないし、相手の期待に答えようとするので、自分一人でやるよりかは真剣になります。

お金が絡むので、シンプルに友達のように救済関係になれるかどうかは別として、プロジェクトが前に進むのは間違いありません。一人だとやらない人でも、二人や三人でやると完遂できる人はたくさんいます。

会員制サイトのコミュニティで、受講生同士が組んでビジネスをすることを推奨するといいかもしれません。

要素#2:本質は進捗が遅れている人へ確実な援助を提供すること

要素としては1番と重複する部分もありますが、フレンド・レスキューにこだわる必要はありません。パートナー関係を作らなくても、こういった工夫はできます。なぜならフレンド・レスキューの本質は、進捗が遅れている人を見つけ、手を差し伸べ、援助を確実に提供できるようにするということですから。

できるだけ全ての受講者をカバーできるようにと考えたとき、受講者同士のサポート機能というのはとても便利だと思うんです。

ある程度、コミュニティの規模が大きくなると、受講者同士が助け合うようになります。

チャットワーク

僕がチャットワークで運営しているグループも、アクティブな参加者が100人を超えたあたりから、助け合いのコメントが発生しました。

これはまた別のJVパートナーの竹岡さんから聞いた話ですが、竹岡さんのコミュニティはFacebookグループで運営されているそうです。そしてそのFacebook グループが超アクティブだそうです。竹岡さんは何をしたか?コミュニティの中から、リーダー的な人を見つけて、その人に率先して報告してもらうようお願いをしたそうです。そうすると、少なくともその一人だけは毎日Facebook グループに投稿してくれるようになります。

実際は、その一人の毎日投稿される内容を見てコミュニティ全体が啓発されるようです。よしあの人にように僕も投稿しようと思うわけです。他の人が投稿すれば、別の人も投稿する。投稿される数が多ければ多いほど、コミュニティは活発になっていきます。その中で、縦の繋がりは薄れ、受講者同士の横の繋がりが生まれます。

僕はリカルド・テイシェイラの、フレンド・レスキューというシステムが大好きです。受講者同士の関係は確実に深まりますし、運営側の目の届かないところで困っているかもしれない誰かを助けることができるんですから。関係が深まればオンラインコースの離脱率は大きく下がりますし、あなたのサイトのクオリティを上げるゲーミフィケーションとしてもかなり充実するでしょう。

またリカルド・テイシェイラの場合は、こちらからパートナーを斡旋するようなことはしません。提供するSNSグループに行ってもらい、受講者自身で自分のパートナーを探してもらうんです。コメント欄に書き込んだり、投稿してもらったり。何が何でも自分のパートナーを探しましょう、ということですね。

要素#3:強い関係性によって受講者はコミュニティに留まり続ける

彼はこのパートナー制度を作って、面白い事実に気づきました。受講者というのは、基本的にコンテンツを求めてオンラインコースを購入しますよね。しかし多くの人は、コンテンツを理由にオンラインコースに留まり続けるわけではないんです。実は受講者の多くが、パートナーやその他の人間関係を理由に、1つのコミュニティに留まり続けます。これは僕がこれまで得てきた経験や実感とも、非常によく合致するものですね。

これは我が身を振り返ってみても同じです。2019年と2020年、僕は苗場に住んでいました。妻と交代交代で幼稚園に行く前の小さな子供たちを見つつ、毎日スキーとスノボをしていました。僕はスキーとスノボの両方のスクールに入っていました。

湯沢

スクールに入会した時のモチベーションはこうです。スラロムやりたい!スノボ上手になりたい!です。シンプルですね。

12月、1月、2月とスクールのセッションを重ねるにつれて、僕は自分の心に生じた気持ちをファミールヴィラ苗場の大浴場で発見しました。

スキースクールには行きたくないけど、スノボのスクールには行きたい、と。結局、コロナでスキーかぐらスキー場と苗場スキー場が閉鎖するギリギリまでどちらのスクールにも通い詰めたのですが、気持ちよく継続できたのはスノボスクールの方でした。

理由は単純です。僕がコミュニティに馴染めたかどうかです。

スキースクールのコミュニティにはどこか閉鎖的で、かつ大人の部では僕が最年少でした。週末東京から4時間かけて車を飛ばしてやってくるサラリーマンが多かったです。

一方スノボスクールのコミュニティはオープンで、かつ年齢の近い人が多かった。僕と同じように湯沢のリゾマンから通う人もいました。仕事に対する価値観も似ていて、かぐらの長いゴンドラの中でも話は弾みます。

スキースクールもスノボスクールも、入った時のモチベーションは両方ともうまくなりたい!でした。でもそれらスクールを来年も継続するかどうかの決め手はコミュニティの良し悪しです。

コミュニティに馴染めなかったらそこに居続けることがストレスになります。ちなみに今、僕はオランダのサーフィンスクールのメンバーですが、みんなオープンマインドですごい居心地がいいです。

居心地がいいと自然と体がそこに向かって行きますので、練習量や作業量も増えます。つまり結果を出すスピードが早くなります。これがコミュニティに本質だと僕は思います。

こういった理由から、リカルドは強い関係性のコミュニティを築くための工夫をたくさん用意しています。関係性が強くなることで、たくさんの受講者がオンラインコースやコミュニティに留まってくれるようになりますから。

強い関係性のコミュニティを築くための工夫としては、グループ内に独自のグループを作ることをオススメしています。例えば大学で勉強会や、サークルなどの小さなグループに参加していたことを思い出してみてください。大学というのが最も大きなくくりになり、さらにその中に小集団がいくつも形成され、独自の文化や関係性を作り出していましたよね。

それと同じです。オンラインコース全体のSNSグループの中に、同じ町に住んでいる人同士のグループを作ってもらうことができます。彼らは実際にどこかの場所で会うことができますし、その中でさらなる関係強化を期待することも可能ですよ。リカルド・テイシェイラのFacebook Groupでも、一緒に集まった時の写真などがよく上がっていました。とても盛り上がっているのが見ていて分かりますよ。

要素#4:受講者を居心地のいいコンフォート・ゾーンから抜け出させ挑戦してもらうこと

ただ人によっては、Facebook GroupやChatworkのようなSNSグループという仕組みが苦手な場合もあります。そうするとなかなか参加できないという場合もあるかもしれません。実際にリカルド・テイシェイラのコミュニティ内にも、そういった人が一定数いました。しかしそういう苦手意識を乗り越えるのにも、ゲームボードがかなり役立ったんです。

例えばゲームボードの最初のタスクに、自己紹介の項目が設定されています。それは自分のプロフィールを紹介するビデオを作るというものなのですが、やはり多くの人が自己紹介ビデオを作るということに抵抗感を示します。

しかしオンラインコースで重要なのは、受講者をコンフォート・ゾーンから抜け出させることです。コンフォート・ゾーンは、自分が安心していられる落ち着いた空間のことですね。この領域に居続ける限り、不安と戦うことはできません。挑戦や成長、停滞した状態を抜け出すためにはコンフォート・ゾーンからの脱出が必要です。

そして自己紹介ビデオをグループ内に投稿してもらうことで、まずはコミュニティに参加することの抵抗感をなくしていきます。ここで苦手意識が克服できれば、その後のタスクも抵抗なくこなしていけるでしょう。コンテンツに関するレビューを作成するなどですね。ほかにもさまざまなアクティビティをクリアさせることができるでしょう。

僕は今の自分があるのは全てビデオのパワーだと思っています。でもいきなりビデオが大事だとブログで伝えてもなかなか理解してもらえないので、コミュニティの中や教材の中で少しずつ受講者にビデオの重要性を説いています。もちろん自分が率先して、良いビデオを継続的に作り続けることも必要です。

僕は可能な限り、プロに近いクオリティでビデオを作りたいと考えています。いざ、ビデオが大事だと伝えると、iPhoneカメラで撮影すればいいんでしょ、とかドンキホーテにある1万円の中国製ビデオカメラで撮影すればいいんでしょと思われるのですが、それは違います。できればレンズの取り付けが可能な、一眼レフカメラかミラーレスカメラを購入して欲しいです。YouTubeにはたくさんの撮影テクニックに関するものや編集テクニックに関するチュートリアル動画がアップロードされています。

コミュニティのメンバーにはそれらをよく見て、ビデオスキルを身につけていただきたいと考えています。ただビデオ撮影は勇気のいる作業です。僕も、はじめてカメラに向かってしゃべった動画がいまだに残っているのですが、正直、見ていられません、恥ずかしくて。でもその最初の一歩があったからこそ、今も継続してビデオを軸にビジネスを展開できるようになりました。

僕は今後もコミュニティでは、ビデオを使ったマーケティングが重要であることを繰り返し伝えていきたいと思います。最近は、勇気のある人が僕たちと同じような撮影機材と編集方法でYouTubeに動画をアップロードするようになりました。彼らのビデオをYouTubeで見つけると僕はすごい嬉しい気分になるし、きっと成果に繋がるだろうと考えています。

いくつか紹介しますね。

元国税ライターの小林さん。

54からのサバイバル戦略の竹岡さん。

コンテンツビジネスの山田さん。

365日売れ続けるオンラインの専門家の杉山さん。

そういえば、杉山さん。この前、ミーティングした時、500万円のコンサルティングが売れたと言っていました。YouTubeにアップロードした動画の一つから問い合わせがあり、成約につながったそうです。ブログを1本書いてもコンサルは売れませんが、良い動画を1つ作ればコンサルは売れるんですね。素敵な報告ありがとうございました。

会員制サイトにしてもオンラインコースにしても、その中で得られる受講者の体験クオリティは非常に重要です。つまりユーザー・エクスペリエンスの全てに、ゲーミフィケーションを適用することが大事になります。平坦にタスクをこなさせていくよりも、ゲーミフィケーションされたタスクの方がはるかに高い結果を出す傾向にあるからです。

要素#5:レビュー文をさらに細かい単位で書いてもらう

他にもゲーミフィケーションを適用する事例をお話ししましょう。おそらく多くの人がオンラインコースや会員制サイト自体のレビューや推薦文を、受講者や会員に書いてもらうということを実践しているかと思います。

ただリカルドの場合はそれだけにとどまらず、各モジュールに対するレビューを作成してもらっています。モジュールだけではなく、全てのコンテンツに対してこういったレビュー文のようなものを作ってもらうことができるでしょう。

リカルドのオンラインコースの場合だと、各モジュールの最後から1つ前のステップで早速タスクを用意しています。それはモジュールに対するコメントを、Facebook Groupへビデオ形式で投稿するというタスクですね。そのモジュールを通して感じたこと、考えたこと、成長したことなど、どんなことでも構いません。

1人の受講者が、最後のモジュールまで到達した時をイメージしてみてください。ここまで作成してきた全てのコメントビデオをつなげることによって、すばらしいレビュービデオになりますよね。しかもそれを見込み客や多くの方にシェアするだけでも、そこからクリックして会員になってくれる確率はかなり上がりますよ。

ビデオ・テスティモニアルは強力なマーケティングの一部になります。そりゃ、東京都匿名Aさん(40代)が書いてくれたレビューより、東京都在住山田どうそんさんが書いてくれたレビューの方が信憑性はあるし、それより山田どうそんさんと石垣島で遊んだ時に「今チャンスや!レビュービデオ撮らせてください!お願いします!」と頼み込んで作ったビデオの方がはるかにインパクトは強いです。

石崎力也のコンサルティング、その名もいしこん。ふざけた名前です。このページで最もインパクトのある部分は、なんと言ってもビデオ・テスティモニアルです。成果を出したクライアントさんと一緒に旅行に出かけて、その出先でお願いしてビデオを撮らせていただきます。旅行先では仕事をしないので、やることといえばカメラ回すこととドローンを飛ばすことと、バーベキューすることくらいです。旅行はビデオ・テスティモニアルを作るのに持ってこいのチャンスです。

石崎に旅行に誘われたら、ビデオ・テスティモニアルが待っていますので気をつけてください。しっかりと化粧してから来てくださいね。

閑話休題。

コミュニティに成果を報告する文化を作りましょう。それはテキストでもいいし、ビデオでもいい。ビデオの方がいいけど、カメラに慣れていない人はテキストでもいいです。成果の大小は問いません。モジュールを1つ終了したというのも大きな成果です。なぜならほとんどの人が途中でオンラインコースから脱落するのですから。全てのモジュールを終え、ビジネスをローンチできたのであれば、超大きな成果です。シャンパンタワーやりましょう。

もしそのローンチしたビジネスから収益が生まれたのであれば、それはもう天国です。お祝いするために高円寺にある純情商店街を貸し切ってパレードしたいくらいですが、チャットワークコミュニティでおめでとうございます!とメッセージを送ることでその気持ちをしずめます。でも僕は本当にそれくらいお祝いしてもいいことだと思っているし、知っている人がビジネスで成果を出した時ほど嬉しいことはありません。本当です。そんな日は大抵、ご飯がよく進みます。3杯くらい食べます。

要素#6:ビフォー・アフターのビデオでコンテンツの効果をわかりやすく見せる

この件については、リカルドの友人であるスーザン・ガレットを思い出します。彼女はドッグ・トレーナーのためのコミュニティを運営しているのですが、自分のオンラインコースの会員に対して飼い主と犬が一緒に映ったビデオを撮影するようにしています。これが本当に面白いんです。

スーザンガレット

1人の受講者が最初の方で投稿したビデオでは、しつけが一切されていない犬がただただ暴れ回っているんです。犬はあちらこちらを走り回り、飼い主は混乱状態。どうにもならないといった声が、飼い主の口から漏れ出しています。

しかし最後の方のビデオは、そんなビデオとは全くもって真逆です。犬は飼い主の言うことをしっかりと聞き、もう暴れ回ることも狂ったように鳴くこともありません。すごいですよね?スーザンのオンラインコースを受講しただけで、こんなにも効果が出ているんです。

こういったビフォー・アフターのビデオというのは、コンテンツの効果を一目で分かりやすくし、プロモーションとしても最高のコンテンツになります。また会員にとっても、最初と最後の対比が明らかとなりますよね。つまりビデオを定期的に投稿するというタスクは、最高のゲーミフィケーションとなるわけです。

全ての動画を撮り終え、それらを組み合わせた時、1つのドキュメンタリーが完成します。その動画は後ほどいろいろな場面で活用することができるため、こちら側としても都合がいいでしょう。

ゲーミフィケーションでウェビナーを開催する2つのメリット

そういえばリカルドは、受講者へのお祝いとしてウェブを利用したセミナー、ウェビナーを定期的に開催しています。大きく分けて2つのメリットがあり、リカルドも実際に効果を体感したためウェビナーの開催をゲーミフィケーションとして確立しました。どうやってこれが確立されたかについても話しておきましょう。

メリット#1:ウェビナーを開催すると受講者との一体感や特別感が生まれる

もともとリカルドたちは初めての参加者向けに、「キックオフ・ウェビナー」というものを開催していました。そこで彼らは参加者へ今後すべてのやるべきことを提供し、指示があるまで開けられない封筒を開封する儀式も行っていました。

これから数週間で一体どういったことをすればいいのか、彼らにどんな展開が待っているのかなどについて、詳しく説明するような機会です。こういったキックオフ・ウェビナーの内容が少しずつ変化し、現在のような形になったんですね。

またウェビナーでは、一定の達成度に応じた授賞式も行っています。リカルドが必ずやっているのは、「遅れてもいいから絶対に参加して。あなたに賞をあげたいんだ」と伝えておくことです。これを伝えておくだけでも、ウェビナーへの参加数はかなり増えますから。

受賞される人には、何かしらのプレゼントも用意していました。小さいものでは、チェックリストのような役立つツール。その他にビジネスに役立つグッズや、マグカップのようなものでもいいですね。自分でオリジナルグッズを作っているのであれば、それを景品にしてもいいでしょう。けっこう喜んでもらえますよ。

ちなみにオリジナルグッズは、あなた独自のブランドや考え方を広めたり、会員制サイトの人数を増やしたりするのに役立つのでかなりおすすめです。

メリット#2:コースの進捗以外にも着目して多くの受講者をサポートできる

また具体的に何かを達成した人じゃなくても、受賞させることができます。例えばオンライングループによく参加してくれる人に賞を授与することで、コミュニティへの参加を推奨することができます。

もしオンラインコースの進捗が遅い人であったとしても、コミュニティへの関わりは評価したいものですよね。だってしっかりと関わってくれるということは、コミュニティをサポートしてくれているのと同じことだからです。だからリカルドは、そういった貢献も評価したかったんです。

「オンラインコースだから、コースの進捗しか評価してはいけない」というルールはありません。オンラインコースにもコミュニティがあるのですから、その中で良い行いをしてくれている人がいたら見逃さずに評価してあげることが大事です。そうすればその人を見本にして、他の会員もオンラインコースやコミュニティにとって良い行いをしてくれるようになりますよ。

スーザン・ガレットはこれを「善行の強化(Reinforce goodbehavior)」と呼んでいました。もちろん「善行」の基準は、あなた目線で構いません。あなたが望む行動に受賞することで、受講者は「なにをしたら受賞できるのか」を考えて行動してくれるようになるでしょう。

他にも最後のモジュールまで終えた受講者に、賞を与えることができます。フルマラソンの完走賞のようなものですね。オンラインコースにとってこの賞はとても意味のあるものです。ウェビナーなどで大いに祝ってあげましょう。

まとめ:ゲーミフィケーションされたオンラインコースは一体感を強めてくれる

さあ、ここまでお話ししてきたゲーミフィケーションの活用方法についておさらいをしましょう。まずは6つの要素がありましたね。具体的には受講者同士のつながりを強め、コミュニティに留まってもらうものです。そして挑戦してもらい、プロモーションに使えるレビュー文を書いてもらいます。

ゲーミフィケーションとウェビナーを絡める際の、2つのメリットもありましたよね。具体的にどういう実践をすれば、受講者にとって魅力的なオンラインコースになるのかが2つのメリットからわかるはずです。

そしてここまででゲーミフィケーションで使える各コンポーネントについて、かなり理解を深めることができましたね。オンラインコースだけではなく、応用次第でそれらをどう活用できるのか。考えただけでもワクワクします。不明点や質問があれば、下記のコメント欄でお知らせしてくださいね。ではまたお会いしましょう。

会員制サイトを成功させる【ゲーミフィケーションのやり方】

Last updated on 2021年9月15日 By 石崎 力也

今回は、一体ゲーミフィケーションとは何なのかということについて、具体的にお話をしていきましょう。このゲーミフィケーションを取り入れることによって、あなたの会員制サイトや会員制ビジネスに一体どのようなことが起こるのか。そしてどんなメリットがあるのか?という話です。

シンプルに言えば、ゲーミフィケーションとはゲームの要素をゲーム以外の例えば社員研修やモチベーション管理などに導入することです。僕も今、オランダ語を勉強するためにiPhoneアプリのDuoligo を使っていますが、ゲーミフィケーションがそこらじゅうに散りばめられています。

ゲーミフィケーションの事例:Duolingo

僕の記憶を辿りながら、Duolingoがどんなゲーミフィケーションを適用しているか確認しましょう。

オランダ トラム

ちなみに僕は家の中ではDuolingoは開きません。サーフィンやスノボ、あるいはギターレッスンにいく途中のバスやトラムの中でのみDuolingoを開きます。だから学習時間は1日多くて20分ほどでしょうか。

もし家で学習するなら、Duolingoではなく、テキストブックを開いて従来の学校っぽいスタイルで学習することを好みます。実際に妻は、1時間€20払ってラングエージセンターで、チューターについてもらって学校スタイルで勉強しています。Duolingoもやっているので、学習時間は僕の5倍ほどです。やっぱり妻の方が圧倒的に言葉を覚えるのが早いです。妻に「なんでそんな楽しそうにオランダ語勉強できるん?」って聞いたら、「今年中に市民化テストの6科目に合格したいから」との返答。

市民化テストは、移民が5年以内にパスしなきゃいけないテストですが、僕たちのビザのステータスでは更新の要件になっていません。とはいえ、妻はそれにパスしたいと意気込んでいます。なるほど、自分で目標を設定できる人は、頭の中でゲーミフィケーションをやっているんだなと感心しました。

彼女は彼女なりに、子育ての間に学習する時間を見つけて、ゲーム感覚でオランダ語を勉強しているようです。

その妻と先ほど、Duolingoの面白いところを話し合ってみました。

ロードマップがある

Duolingoにはロードマップがあります。レッスンを終えると、1つのユニットをクリアしたことになり、どんどん下に進めます。まるでポケモンのように、次々と新しい街に出かけるような感じです。

経験値が貯まる

XP(Experience Point)という単位の経験値、あるいは学習ポイントが貯まります。こういったポイントは他にも貯まっていきます。ジェムです。ジェムはHPによると、Duolingoの中でしか使えない仮想通貨だそうです。この通貨でDuolingoのショップ内で買い物ができます。

僕は過去ジェムを使って、Steakという連続達成記録をフリーズするアイテムを購入しました。200ジェムを消費したはずです。なんと今日まで87日連続オランダ語を勉強しているそうです。英語ですらこんなに連続で学習したことありません。さすがゲーミフィケーション。

ソーシャル機能がある

友達をフォローしたり、フォローされたりする機能があります。僕の友達は妻一人です。それでも「6000XP達成のお祝いがきました」とメッセージが表示されると嬉しくなります。もしあなたがDuolingoをやっているなら、Ricky541736 で僕をフォローしてください。一緒に新しい言語を勉強しましょう。

ランキングがある

ブロンズ、シルバー、ゴールド、サファイア、ルビー、エメラルド、アメジスト、パール、黒曜石、そしてダイヤモンドです。僕はもうダイヤモンドリーグまで来てしまいました。あとはここから落っこちないように、継続的に学習を続けるのみです。リーグの上位10名が次のリーグへと昇格、リーグの下位10名が前回へのリーグへと降格します。サボっているとランキングが下がってくるので、頑張ってポジションを維持するために学習しようとします。

・・・こんなでしょうか。僕がパッと思いついたDuolingoのゲーミフィケーションは。さあここからは要素を1つ1つ分解して、僕たちの会員制サイトにどのように適用していくか一緒に考えていきましょう。

ゲーミフィケーションはどのように体感していくのか?具体的な4つのポイント

前回紹介した、リカルド・テイシェイラのノウハウであるゲーミフィケーションは、実際に彼が運営しているビジネスに導入されました。

UntitledImage

では具体的にリカルドのオンラインコースを受講すると、どのような仕組みでゲーミフィケーションが体感できるのか。順を追って説明していきましょう。

ポイント#1:受講した段階でウェルカムパッケージを受け取れる

リカルド・テイシェイラのオンラインコースを受講したユーザーは、ウェルカムパッケージというプレゼントを実際に郵送で受け取ることができます。まずはこれが、ゲーミフィケーションの1つですね。なぜなら彼らは受講した段階で何かしらのプレゼント、それも物理的な郵送物を受け取るなどということは知りませんから。

つまりオンラインコースに申し込んだらウェルカムパッケージが届くというのは、ある種のサプライズイベントとなるのです。まるでクリスマスプレゼントみたいですよね。このウェルカムパッケージの中に、一体何が入っているか知りたくないですか?例えばこのパッケージを開くと、まずオリジナルブランドのTシャツが目に入ります。

このように受講した段階でサプライズのようなパッケージを受け取ると、まるで受講者が歓迎されているような印象を強く持てるでしょう。さらにパッケージの中身を見ていくと、ほかにも多くの仕組みが見られます。

これはClickFunnels のラッセルブランソンも同様の取り組みをしています。彼らの商品を購入すると、たくさんのウェルカムパッケージを受け取ります。僕がまだ日本にいた時ですら、アメリカから国際便で届いたので、彼らは世界中にClickFunnels のステッカーやらTシャツやら本を届けていることがわかります。

ポイント#2:オンラインコースをやり切るという誓約を交わす

オリジナルブランドのTシャツ以外にも、購入したオンラインコースを最後までやり切ることを誓う誓約書が入っています。この誓約書を通してリカルド・テイシェイラと受講者は、文字通り「オンラインコースを最後までやり切る」という約束を交わすことになります。

誓約書を見てもらえればわかるのですが、「私はオンラインコースを最後までやり切ることを約束します」といったような文言が見られます。そして、そこに自分の名前を書き、彼と正式に約束をするということです。

歓迎するだけではなく、しっかり締めるところは締める。しかも一度同意の上で約束をしてしまうと、受講者もそう簡単に投げ出さなくなる効果があります。

ポイント#3:許可がなければ開けられない封筒が7つある

その他にも、ウェルカムパッケージには封筒が7枚入っています。リカルド・テイシェイラのオンラインコースは8つのモジュールに分かれているのですが、あえて7枚です。この封筒にはそれぞれシールが貼られ、密閉されています。

「トップシークレット」と書かれたシールが、封筒の口に貼られているんです。そして受講者は彼からの承認が降りるまで、封筒を開けてはいけません。もちろん、別に危険だからということではありませんよ。

あるタイミングが来るまで、これらの封筒を開けてほしくないんです。「リカルドから封筒の開封が許可されて初めて開ける」という儀式が、ゲーミフィケーションにとってかなり重要なんです。

これはTribeを販売している Stu McLarenも同じ取り組みをしています。Tribeという30万円のオンラインコースを買うと、カナダからパッケージが届きます。そこにいくつかの封筒が入っていて、Stu McLarenの合図に従って、ステッカーを剥がすようになっています。

IMG 4531

ちなみにTribeの場合は、中に入っているのは、サクセスパスの詳細でした。

ポイント#4:ゴールへ向かうためのアクティビティが示されている

その他にもペンが入ってます。先ほど、8つのモジュールに対して7つの封筒が入っていると話しましたよね?早速1つ目の封筒を開けると、中からボードが出てきます。そしてそのボードには、いくつかのステップやモジュールを完成させるために必要なアクションやアクティビティが書かれています。アクティビティは具体的にどう行動すべきか記したものですね。

これはサクセスパスという考え方に、よく似ているんですよね。サクセスパスはゴールがあって、そこに向かうためのスモールステップが具体的なアクティビティとして書かれています。すでにサクセスパスを知っている方ならば、この工程はよくイメージが持てるはずです。

そしてこのボードに書かれたアクションは、リカルド・テイシェイラのオンラインコースにとってのサクセスパスのようなものです。つまり各モジュールを達成させるため、具体的にどう行動していくかが描かれているものだと思ってくださいね。

どんなアクティビティが書かれているかについてですが、全てはモジュールごとのゴールに従って用意されています。モジュールを通して受講者にどんな成果を上げてもらいたいのか、ということですね。

ゲーミフィケーションにおけるアクティビティとは?3つのプロセスを解説

オンラインコースを受講するユーザーというのは、基本的に自分の行動や感情を変えたいと思っています。だからアクティビティを決める際には、彼らの頭の中に入って彼らの潜在的なニーズを探る必要があるんです。

そして彼らの叶えたい内容を分析し終えたら、それらをモジュールごとのアクティビティに変えていきます。オンラインコースを通して、受講者はそれをやり遂げるという流れですね。ではもう少し具体的に、3つのプロセスを解説していきましょう。

プロセス#1:受講者を適切な環境へ案内する「オンボーディング・プロセス」

まず具体的なアクティビティの例を挙げてみましょう。例えば1つ目のモジュールで受講者にやってほしいことと言えば…YouTubeチャンネルを登録してもらったり、コミュニティのChatworkグループに加入してもらったり。

start here

僕たちの場合であれば、いきなり学習をスタートする前に「はじめにお読みください」というセクションを用意しています。そこでどのように学習を進めればよいかを伝えています。長らくオンラインコース・ビジネスをやっているとわかることですが、受講生は全く同じ場所でつまづき、全く同じ質問をしてきます。これは受講生のミスではなく、設計者である僕たちのミスです。そういったミスを拾い上げて、最初のセクションで問題を潰してしまいましょう。

まずは受講者を適切な環境に案内してあげることが重要です。もしくは会員制サイトがあるのであれば、そちらに入会してもらうということもできそうですね。ゼロの状態の受講者をどのように正しい環境へと適合させていくかが、最初のモジュールの鍵となるでしょう。

このようなフェーズ段階を「オンボーディング・プロセス」と呼んでいます。あなたのオンラインコースや会員制サイトで、このプロセスを考えてみてください。具体的には、あなたの見込み客に最初にやってほしいことは何なのか。つまりどのようなステップを踏めばいいのか、ということです。最初にアウトラインを提示してあげることで、その後のプロセスも全てスムーズに進めることができるでしょう。

プロセス#2:ビデオやチェックシートを使いオンボーディング・プロセスを進める

次にビデオを観ながら、オンボーディング・プロセスを進めていくことになります。オンラインコースで受講者に教える内容に関連したビデオを、ここで見せましょう。その中で、最初のモジュールで学ぶことができる価値について紹介します。

また受講者が、このモジュールで得られる結果についても解説していくと良いでしょう。具体的にモジュールを通し、どんな成長を遂げているのかをイメージさせてくださいね。後は最初のモジュールで、受講者に現状を書き込んでもらうというものアリですね。まあ、ここまで話したのは単なる例ですので、その通りにしなくても大丈夫ですよ。

diagram

アクティビティに関して、チェックシートやダイアグラムのようなものを用意しておくといいかもしれません。1つずつチェックを入れるごとに達成感を味わうことができますから。自分の立ち位置を理解し、どこまで終わったか、どこに進んでいくかを理解するだけで、大きな進歩を感じられます。

ただこれはまさに、サクセスパスと同じコンセプトですね。こういった工夫はとても大事になるんですよ。人というのは、自分が進歩していると感じられないと先に進むモチベーションを失ってしまいますからね。

それにチェックシートというのも、ゲーミフィケーションの1つです。例えば重要なアクティビティは文字をピンク色にしたり、普通のアクティビティは黒にしたり…。こういった工夫をすることによって、アクティビティの達成にちょっとしたゲーム性を付け加えることができますよ。

プロセス#3:達成報告とウェビナーの開催によってグループ全体を盛り上げる

そしてモジュールの最後に重要なアクティビティが、2つから3つ待っています。まずは所属しているSNSグループへの達成報告ですね。僕たちの場合であれば、チャットワークを採用していますが、海外の多くはFacebookグループを採用しています。あなたの好みに合わせて選んでください。

ペルソナの設定

全ての項目を埋め終えたボードやチェックリストをコミュニティに投稿することで、モジュールをクリアしたことを報告することができます。Online School Building 2.0 では、ペルソナの設定を終えたらコミュニティに投稿するようお願いしています。これはとても刺激的な体験です。なぜなら、受講生自身が外に出すペルソナを作るわけですから、設定の甘いものや、漠然としたものはのせられません。

もちろんボードだけの写真じゃなくて、受講者と一緒に撮影した写真も素敵ですね。ボードを持ちながらスマートフォンで自撮りできるので、報告自体は非常に簡単ですね。

さらにモジュールをクリアした受講生には、コンシェルジェから連絡が行くことになっています。そして受講者に許可が取れたら、Webで開催できるセミナー…つまりウェビナーを開催しましょう。

まあ一番重要なのは、完成したボードとともに写真を撮ってコミュニティグループに投稿してもらうことです。こういった投稿が盛んに行われれば、コミュニティとしてもオンラインコースとしても大いに盛り上がることでしょう。

さらに進捗を加速させるためにできる3つの工夫

さて、1つ目のモジュールをクリアした受講者はどうするか、ですね。当然1つ目をクリアしたら、2つ目のモジュールに進むことになるでしょう。モジュール2へ入るにあたり、やはりここでも2番目の封筒を開けるという儀式が行われることになります。この儀式をイメージすると、どんどん楽しみになってくるのがわかりますよね。

ちなみに2つ目の封筒を開けるにあたり、1番最高なタイミングは何だと思いますか?それは、1つ目のモジュールを終えたときに行われるウェビナーです。受講者がウェビナーに出てきたときに、リアルタイムでモジュール2の封筒を開封してもらう…これこそまさにゲーミフィケーションでしょう。

期待感も上がりますし、開ける側も観る側もワクワクしますよね。これは受講者のためでもあるのですが、ウェビナー自体のためでもあります。こういった開封の儀といった要素があることで、期待感からウェビナーの視聴者が増えるんです。

そしてゲーミフィケーションでは、もう少し工夫を凝らすことでより視聴者が魅力を感じるようにします。その工夫を3つ紹介しましょう。

工夫#1:進捗が遅い人に進行速度を早めてもらう

先ほど開封の儀といった形で、ウェビナー上で封筒を開封するとお伝えしましたよね。ただ受講者の中には、「まだモジュール1をクリアしていないから封筒開封の儀式を見たくない」という人もいるかもしれません。

こういった受講者には、モジュールを進めるスピードを上げてもらうための工夫が必要です。例えばモジュール達成者に対して、いくつかの賞を与えてあげるとか。そうすることで、まだクリアしていない人も「早くクリアしなければ」と思ってもらえるはずです。

ちなみにリカルド・テイシェイラの場合、ウェビナーは隔週で行っていました。ウェビナーの流れとしては、まずオープニングセレモニーから始まります。その後、授賞式や開封の儀式と進んでいきます。その他にもせっかく受講者に集まってもらっているので、質問会などを開いてもいいでしょう。

リカルド・テイシェイラは空手の世界チャンピオンだと以前説明しました。僕も長らく空手をやっていました。小学5年生から始めて高校1年生の時に黒帯を取りました。糸東流の場合、最初は白帯から始まり、黄色、オレンジ、緑、茶色、黒と昇給・昇段していきます。なんかゲーミフィケーションそっくりですね。

空手は大会も頻繁に開催されます。ほぼ毎週のように型の大会やら組手の大会があったと記憶しています。稽古の最初で、誰々が何々の高いで3位入賞しました、とお祝いをします。師範から表彰されて、オスと返すのが恒例でした。これもやっぱりゲーミフィケーションそっくりですね。

ちなみに茶色帯から黒帯に昇格するとき、僕の属していた流派では10人組手があります。昇級試験は年に3度ありますが、昇段試験は年に1度の、夏休み合宿だけです。うだるような暑さの中で、10人連続の組手をするのはなかなかの体験です。最後の一人になると、もう手も足も上がりませんでした。最後のアクションが最もきつい、これもゲーミフィケーションそっくりですね。

工夫#2:ウェビナーにて授賞式を開催する

さて先ほど紹介した空手の受賞イベント。僕は昇級するたびに帯の色が変わってすごい嬉しかったです。黒帯もらった時も、もう高校生でしたが、まだまだ嬉しかったです。

ウェビナーにて授賞式を開催する、という話をすると「賞なんて与えても喜ばれますか?」という質問が来ます。僕も初めは同じような疑問を持っていました。はじめに「授賞式をしたらどうだろうか」という話が出たのは、とビジネスパートナーと舞浜のホテルで中華を食べていたときでした。僕ら2人は「そんなことしてもモチベーションを上げられるかな?」と考えていたんです。

だって、僕らのオンラインコースには医者や弁護士、先生、サッカートレーナーなど、プロフェッショナルがたくさんいましたから。そんな彼ら相手に授賞式を行っても、子供だましのように思われないか、と。でも、実際にやってみて分かったのは、彼らも人間だということです。授賞された人たちはどんな社会的地位であっても、みんな喜んでくれていました。

そのため授賞式は、ぜひとも積極的に行うべきです。ウェビナーにて開催すれば、多くの方が見てくれている。そんな中で受賞というのは、多くの方に認められたと実感できる場でもあります。

工夫#3:最後の封筒にちょっとした遊び心と楽しめる工夫を

とにかくこういった流れを作るために必要なのが、ウェルカムパッケージです。箱の中には、封筒やペン、Tシャツや誓約書が入っているとお話ししましたよね。ではなぜモジュールが8つなのに封筒が7枚しか入っていないのはどういうことかというと、最後の封筒だけはデジタル・フォーマットになっているからです。

ちなみにこのデジタル封筒は、それまでの7枚の封筒から得られるヒントをパズルのように組み立てなければ見つけることができません。これもゲーミフィケーションの一種ですね。そしてパズルが完成して初めて、1つのURLが浮かび上がってくるんです。そのURLにアクセスすると、最後のデジタル封筒がダウンロードできるという仕掛けです。

ただモジュールをこなしていけば順当にもらえるのではなく、最後に少しだけちょっとしたハードルを用意するんです。元々封筒の枚数が合わないな?と思う受講者は、少しの不安を持ちながらコースを進めていくでしょう。ゴールがハッキリ見えていない状態ということですね。

直前でゴールが見えると、人は手を緩めてしまう傾向にあります。でも少しのストレスが、ゴールまでの失速を回避させられます。この工夫により、最後まで楽しみながらやり抜ける工夫につながるんです。

まとめ:ゲーミフィケーションはウェルカムパッケージによって道筋が明確になる

さあ、今回のレクチャーをまとめましょう。リカルド・テイシェイラは、ゲーミフィケーションを適用するためにウェルカムパッケージを用意しました。その中には各種のアイテムが入っており、モジュールを進めるごとに完成するパズルのような仕掛けやオリジナルグッズなどが封入されています。

オンラインコースはデジタルフォーマットなので、こういった物理的なグッズを用意しておくことで最後までやり遂げさせる確率をあげることができます。

さて今回はここまでですが、なにか不明な点や質問はありますか?わからないことがあれば、いつでも下記のコメント欄にメッセージを残してくださいね。それではまたお会いしましょう。

会員制サイトの継続率をあげるゲーミフィケーション【導入すべき3つの背景】

Last updated on 2021年9月8日 By 石崎 力也

今回紹介するのは、リカルド・テイシェイラのノウハウであるゲーミフィケーションです。彼はこのコンセプトを自分のビジネス全体に導入することによって、いくつかの成功を経験してきました。

ゲーミフィケーションのテクニックや戦略などを応用すれば、あなたのビジネスも今以上の結果を出せるだろうと僕は確信しています。今回のレクチャーは、そんなゲーミフィケーションのコンセプトを正確に分析し、あなたに色々なアイディアをご提供することが目的です。

リカルドがゲームフィケーションを取り入れた3つの背景

UntitledImage

多くの人はリカルドという呼び方で彼のことを認識してくれているのではないか、と思います。彼の苗字はちょっと読みづらいですからね。そんなリカルド・テイシェイラが今、熱心に取り組んでいるのは「ゲーミフィケーション」です。

kiai

ちなみにリカルド・テイシェイラはポルトガル出身で、空手の世界チャンピオンでもあります。僕も小学5年生から大学生になるまでずっと空手をしていました。彼のホームページを見た際に、KIAI(気合い)の文字がそこら中に散りばめられていて、妙な親近感を持ちました。KIAI DIGITAL FRAMEWORK は流石に笑ってしまいましたが。

まあ、今日のレクチャーで空手を披露することはないので、安心してくださいね。ただゲーミフィケーションについて説明をする前に、彼がどうしてゲームフィケーションというコンセプトに取り組むようになったのか。3つの背景に沿って簡単に紹介させてください。

  • 背景#1:ゲームフィケーションは会員がコンテンツを進めない現状を脱するために考案された
  • 背景#2:ゲーミフィケーションの導入は3つの変化をもたらしてくれた
  • 背景#3:リカルドは成長の見込みがある市場をさらに伸ばしたかった

さて早速1つずつ背景を確認していきましょう。

背景#1:ゲームフィケーションは会員がコンテンツを進めない現状を脱するために考案された

なぜ、リカルド・テイシェイラがこのゲーミフィケーションというコンセプトを作ったのかについて話しましょう。ある日リカルドは、多くの人が最後までコンテンツを消費しきっていないという現実に気づいたのです。自分をさらなる高みに行かせるため、自ら望んでコンテンツを購入したにも関わらず、ですよ。

あなたがUdemyやTeachable を使い、オンラインコースを販売しているなら、受講生がコンテンツを消費していないことはご理解いただいているはずです。

Udemy engagement

これは先日Udemyで販売したばかりのコースです。過去30日間で合計24664分も僕の喋っていることを聞いてくれている人がいると思うと驚きます。今から2万4000分も話してくださいと言われれば絶望しますが、オンラインコースならそれを実現できます。

でもこの数字、実は物足りないんです。

Udemy engagement 2

これは各レクチャーの進捗です。右側の視聴進度を見てください。モジュール1のレクチャー1は48%しか視聴されていません。つまりせっかくオンラインコースを購入したのに、ほぼ半分の人が最初のレクチャーを見ていないのです。

あなたが苦労して作ったコンテンツが半分しか消費されていないことを考えるとショックではありませんか?

例えば、あなたが会員制サイトを運営しているとしましょう。そのサイトに続々と新規メンバーが参加してきました。しかし彼らのうちの一部は、あなたが用意した会員用コンテンツを一向に進めようとしない。思わず「あーよくあるなぁ」と思いませんでしたか?

ドキッとした方も、悩んでいる方も安心してください。そういう悩みを抱えている会員制サイトのオーナーは多いです、あなたは1人ではありません。

反対にもしあなたが「そんなことないよ」と思ってるのなら、危機感を持ったほうが良いでしょう。今すぐ統計をチェックして、本当に会員全員がコンテンツを最後まで終わらせているか確実にチェックするべきです。

会員制サイトで一定数のユーザーがコンテンツを進めないのは、実は統計で考えてもふつうのことなのです。逆にすべての会員が最後までやりきれるコンテンツを作っているのなら、画期的すぎますからね。

背景#2:ゲーミフィケーションの導入は3つの変化をもたらしてくれた

少し現実的な話をしましょう。購入後に何もしない人というのは、確実に一定数存在します。それはあなたがどれだけオーナーとして、コンテンツの消費やエンゲージメントに注力していても、です。

実はかくいう僕、石崎力也自身が、購入したけど視聴していないオンラインコースをたくさん持っています。最近も AdReachOutのYouTube広告に関する商品を、フロントエンド商品$47、オーダーバンプ$27、アップセル$297で購入しましたが、まだ1つも見ていません。もっというなら、買ってけど開封すらしていないカメラやレンズやドローンもあるし、購入したけど読んでいない本、つまり積読(つんどく)状態になっている本がたくさんあります。

購入したけど消費されない状況は、実は普通なんです。

これは会員制サイトに限らず、オンラインセミナー形式のウェビナーなどでも同様の自体が発生します。出席はしっかりするけど講師の話を聞いて満足し、その後になんのアクションも起こさない人なんてたくさんいるんです。

ではそんなアクションを起こさない人がいる状態で、ゲーミフィケーションを導入するとどうなるかお教えしましょう。第1の変化は、単純に見込み客が増えるということです。第2の変化は、オンラインコースを購入するユーザー割合が30%以上増加します。3割以上も増えるというのは、かなり大幅な上昇ですよね。

そして第3の変化として、購入後にオンラインコースを最後までやり切ったユーザー数が15%も増えました。現在、リカルド・テイシェイラのオンラインコースの達成者率は40〜45%程度です。

これがゲーミフィケーションの導入によってもたらされる効果です。もちろん、このコンセプトを導入する以前からコンシェルジェのような存在がおり、ユーザーにコースを進めるように促していました。しかしゲーミフィケーションは、まさに試合の流れを一変させてしまうようなゲームチェンジャーのように結果を激変させたのです。

あなたの商品を消費してもらえるようになると、どんなことが起こるでしょうか?いろんな利点が思いつきます。

  • まず、顧客満足度が上がります。料理をすべて食べた人と、半分しか食べなかった人のどちらの満足度が高いかは言うまでもありません
  • 顧客満足度が上がると行動してくれる人が増えるため受講生の中から成果を出す人が増えます
  • 成果を出す人が増えるとあなたの商品の価値が上がります
  • また顧客満足度が上がると次の商品を購入してくれる可能性が高まります

売っておしまいではなく、売った後、どれほどのコンテンツが消費されるかを僕たちはよくよく確認しておく必要があるし、それがたくさん消費されるように工夫をせねばなりません。

背景#3:リカルドは成長の見込みがある市場をさらに伸ばしたかった

リカルド・テイシェイラは2つのビジネスを運営しています。1つ目のビジネスを簡単に説明すると、「弁護士をエリートにするサポート」です。彼の中でのエリート弁護士の定義は、ソフトウェアやコンサルティング、トレーニングなどを駆使して弁護士としての仕事をより充実させることができる人たちのことです。

もう1つのビジネスは「周囲に良好な人間関係を築き、人生に勢いをつけるサポート」です。正直なところ、弁護士のサポートをするという仕事は時間を持て余していました。だからその余った時間を活用して、今ノリにノっているマーケットにゲーミフィケーションを導入する方法を人々に教えることにしたんです。

ゲーミフィケーションというのは、分かりやすくいうと自己啓発のようなものですが、巷に転がっている使い捨てのテクニックやノウハウではありません。もっと効果的に会員の力を発揮できる、高性能かつ確実にあなたのコンテンツを変えることができるコンセプトです。

ClickFunnels の創業者ラッセルブランソンは、リカルド・テイシェイラのノウハウを使い、たくさんのゲーミフィケーションをビジネスに取り入れました。もしあなたがラッセルブランソンの商品を購入したことがあれば、あなたも彼のゲーミフィケーションを経験したはずです。

ClickFunnels t shirt

例えばClickFunnelsに登録すると、Tシャツが届きます。僕はこのTシャツを着て、タイに旅行に行きました。きっと僕がセールスファネルを作っている人だと気づいたタイ人は皆無でしょう。やあ、君もClickFunnels を使っているの?僕もだよ!マンペイライ!とかタイマッサージを受けているとき別の客から声をかけられる世の中になるといいですね。

彼らのOne Funnel Away という商品を購入したとしましょう。Fedexの国際便でたくさんのものが届きます。売っているのはデジタル商品なのに、それを印刷したものやら、オーディオにまとめたものをMP3プレーヤーに突っ込んでものやらを配送してきます。それら物理的な商品は、デジタル商品と上手にリンクしているんです。デジタル商品を進めれば進めるほど、手元にあるワークブックの空白が埋まっていきます。さすが、ラッセル。これがゲーミフィケーションです。

気づいたら彼らの商品をいつの間にか全部視聴していました。

まとめ:ゲーミフィケーションの導入であなたのコンテンツはさらに高みへと登る

さて気になるのは、どうやってリカルド・テイシェイラがゲーミフィケーションをオンラインコースに導入させたか、というところですよね。また会員制サイトのオーナーであるあなたは、どうやってこのコンセプトを会員制サイトに活用できるか考えているはずです。心配しなくても、ゲームフィケーションについて理解を深めればすぐに答えが出ますよ。

ゲーミフィケーションは効果的なため、導入事例にはいろいろなケーススタディがありました。多くの場面で得た事例を活用できれば、あなたも多方面からのアイディアを獲得できるでしょう。

ちなみにリカルド・テイシェイラがゲーミフィケーションを導入したプラットフォームは、会員制サイトやウェビナー、Facebook Groupなど。これら全てに対し、コンテンツへの反応を示すエンゲージメント率がゲーミフィケーションの導入により増加したんです。また、会員制サイトのリテンションなども増えました。リテンションとは、一定期間中にユーザーが再度訪れてくれた割合ですね。

さて、今回はここまでです。ゲーミフィケーションの効果や背景について知れば、導入にはメリットが多いことに気付けるはずです。ここまでの内容で不明点や質問があれば、下記のコメント欄でお知らせください。それではまたお会いしましょう。

  • « 移動 前のページ
  • ページ 1
  • Interim pages omitted …
  • ページ 10
  • ページ 11
  • ページ 12
  • ページ 13
  • ページ 14
  • Interim pages omitted …
  • ページ 23
  • 移動 次のページ »

AIで毎月安定収入を生み出す方法。通常9,700円が今だけ300円(9,400円引き)→ 今すぐ購入

石崎力也のコンサルティング「いしこん」

Copyright © 2026 · Rikiya "Sales Funnel" Ishizaki